JP2006120273A - 記憶装置及び信号発生装置、並びに半導体装置 - Google Patents

記憶装置及び信号発生装置、並びに半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 記憶素子の誤書き込み等を低減することができる記憶装置、信号発生器並びに半導体装置を提供する。
【解決手段】 第1の閾値信号以上の電流が印加されることによって抵抗値が高い状態から低い状態に変化し、第2の閾値信号以上の電流が印加されることによって抵抗値が低い状態から高い状態に変化する特性を有するメモリ素子がマトリクス状に配置された記憶装置であって、メモリ素子の書き込み開始時、書き込み終了時、消去開始時及び消去終了時に段階的に変化する電流を印加する。
【選択図】 図1

Description

本発明は記憶装置及び信号発生装置、並びに半導体装置に関する。詳しくは、電気抵抗の状態により情報を記憶し保持する記憶素子を用いたメモリセルによって構成された記憶装置及びこうした記憶装置に電気信号を印加する信号発生装置、並びにこうした記憶装置及び信号発生装置を有する半導体装置に係るものである。
従来、コンピュータなどでの情報機器ではランダム・アクセス・メモリ(RAM)として、動作が高速で、高密度なダイナミックRAM(DRAM)が広く使われている。しかし、DRAMは電源を切ると情報が消えてしまう揮発性メモリであるため、情報が消えない不揮発性メモリが望まれている。不揮発性メモリとして、磁性体の磁化で情報を記録する磁気ランダム・アクセス・メモリ(以下、MRMと称する。)が注目され、開発が進められている(例えば、非特許文献1参照。)。
図7は、現在開発が進められているMRAMの一般的な構造の模式図であり、ここでは、磁性体の磁化方向で情報を記憶する記憶素子のトンネル絶縁膜を介した一方の電極が接続されている配線をワード線、そのワード線に直交して配置されている線をビット線と称する。また、記憶素子を抵抗値が高い状態から低い状態へ変化させる動作を書き込みと定義し、記憶素子を抵抗値が低い状態から高い状態へ変化させる動作を消去と定義と定義する。
図7に示した構成では、行方向に沿って配列されたワード線103と、列方向に沿って配列されたビット線101を備え、強磁性トンネル効果により磁化状態で抵抗が変化する記憶素子105は、ビット線とワード線が直交する位置の近傍に配置してあり、その記憶素子の一方の電極はワード線に接続され、記憶素子の他方の電極はn型MOSトランジスタ106のドレインに接続されている。また、n型MOSトランジスタのソース線はビット線に接続されている。
ここで、ビット線に電流を流すとビット線を流れる電流により発生する磁界(以下、ビット線磁界と言う。)が得られ、ワード線に電流を流すとワード線を流れる電流により発生する磁界(以下、ワード線磁界と言う。)が得られる。また、ビット線とワード線に同時に電流を流すと、ビット線とワード線の交点でビット線磁界とワード線磁界が合成されて強まり、合成磁界104が発生する。
そして、ビット線磁界及びワード線磁界の強さが記憶素子の書き込み閾値を超えない様に設定すると共に、合成磁界の強さが記憶素子の書き込み閾値を超える様に設定することによって、合成磁界が発生した領域の近傍の記憶素子、即ち、電流を流したビット線と電流を流したワード線が直交する位置の近傍に配置された記憶素子のみの書き込みを行うことができる。
同様に、ビット線磁界及びワード線磁界の強さが記憶素子の消去閾値を超えない様に設定すると共に、合成磁界の強さが記憶素子の消去閾値を超える様に設定することによって、合成磁界が発生した領域の近傍の記憶素子、即ち、電流を流したビット線と電流を流したワード線が直交する位置の近傍に配置された記憶素子のみの消去を行なうことができる。
ところで、ビット線磁界の強さを決めるのはビット線を流れる電流であり、ワード線磁界の強さを決めるのはワード線を流れる電流である。また、これらの結果として、合成磁界の強さを決めるのはビット線を流れる電流及びワード線を流れる電流である。従って、ビット線を流れる電流及びワード線を流れる電流を制御することによって、合成磁界が発生した領域の近傍の記憶素子のみの書き込みや消去を実現することができる。
日経エレクトロニクス 日経BP社、2001年2月12日 第789号
しかしながら、ビット線及びワード線を流れる電流量及びビット線及びワード線に電流を流す時間についての制御を行なったとしても、意図しない記憶素子への書き込みや消去(以下、「誤書き込み等」と言う。)が発生していた。
これに対して、本発明者らは様々な検討を行って、以下の知見を得た。
(1)誤書き込み等の理由の1つとして、書き込みや消去の開始時、即ち、記憶素子への電気信号の印加が開始される際の電気信号の変化量が制御できていないことが挙げられる。
具体例として、MRAMの場合を例に挙げると、書き込みや消去の開始時、即ち、電流が流れ始める時の電流の変化量が制御できていないために、瞬間的に流れる電流によりオーバーシュート電流が生じ、このオーバーシュート電流が生じることによって瞬間的に過大な磁界が発生する。そして、この過大な磁界が発生することに起因して、ビット線磁界及びワード線磁界の強さが記憶素子の書き込み閾値や消去閾値を超えてしまい、誤書き込み等が生じてしまう。更に、書き込み開始時や消去開始時に瞬間的に発生する過大な磁界によって合成磁界が乱れ、乱れた合成磁界によって記憶素子に書き込みや消去が行なわれることとなり、このことも誤書き込み等を生じる原因である。
(2)誤書き込み等の他の理由として、書き込みや消去の終了時、即ち、記憶素子への電気信号の印加が終了する際の電気信号の変化量が制御できていないことが挙げられる。
具体例として、MRAMの場合を例に挙げると、書き込みや消去の終了時、即ち、電流が流れ終わる時の電流量が制御できていないために合成磁界が乱れ、乱れた合成磁界によって記憶素子に書き込みや消去が行なわれることとなり、このことが誤書き込み等を生じる原因である。
本発明は以上の点に鑑みて創案されたものであって、記憶素子の誤書き込み等を低減することができる記憶装置、信号発生装置並びに半導体装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る記憶装置は、第1の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が高い状態から低い状態に変化し、前記第1の閾値信号とは極性が異なる第2の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が低い状態から高い状態に変化する特性を有する記憶素子がマトリクス状に配置された記憶装置であって、前記記憶素子への電気信号の印加開始時または印加終了時の少なくとも一方で、段階的に変化する電気信号が印加される様に構成されている。
ここで、記憶素子への電気信号の印加開始時に、段階的に変化する電気信号が印加されることによって、瞬間的に過大な電気信号が記憶素子に印加され難くなると共に、電気信号が乱れた状態下での書き込みや消去を抑制することができ、誤書き込み等を低減することができる。
また、記憶素子への電気信号の印加終了時に、段階的に変化する電気信号が印加されることによって、電気信号が乱れた状態下での書き込みや消去を抑制することができ、誤書き込み等を低減することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る信号発生装置は、第1の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が高い状態から低い状態に変化し、前記第1の閾値信号とは極性が異なる第2の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が低い状態から高い状態に変化する特性を有する記憶素子に電気信号を印加する信号発生装置であって、電気信号の印加開始時または印加終了時の少なくとも一方で、段階的に変化する電気信号を印加する。
ここで、電気信号の印加開始時に段階的に変化する電気信号を印加することによって、瞬間的に過大な電気信号が記憶素子に印加され難くなると共に、電気信号が乱れた状態下での書き込みや消去を抑制することができ、誤書き込み等を低減することができる。
また、電気信号の印加終了時に段階的に変化する電気信号を印加することによって、電気信号が乱れた状態下での書き込みや消去を抑制することができ、誤書き込み等を低減することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、第1の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が高い状態から低い状態に変化し、前記第1の閾値信号とは極性が異なる第2の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が低い状態から高い状態に変化する特性を有する記憶素子がマトリクス状に配置された記憶装置と、前記記憶素子に電気信号を印加する信号発生装置とを備える半導体装置であって、前記信号発生装置は、電気信号の印加開始時または印加終了時の少なくとも一方で、段階的に変化する電気信号を印加する。
ここで、信号発生装置が電気信号の印加開始時に段階的に変化する電気信号を印加することによって、瞬間的に過大な電気信号が記憶素子に印加され難くなると共に、電気信号が乱れた状態下での書き込みや消去を抑制することができ、誤書き込み等を低減することができる。
また、信号発生装置が電気信号の印加終了時に段階的に変化する電気信号を印加することによって、電気信号が乱れた状態下での書き込みや消去を抑制することができ、誤書き込み等を低減することができる。
本発明を適用した記憶装置及び信号発生装置、並びに半導体装置では、記憶素子の書き込み時や消去時における誤書き込み等を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明を適用した信号発生装置の一例であり、書き込み線に印加する書き込みパルスを発生するドライバ(以下、書き込みドライバと称する。)1を説明するための模式的な回路図である。
ここで示す書き込みドライバは、第1のオペアンプ2、第2のオペアンプ3、第1の抵抗体4、第2の抵抗体5、第3の抵抗体6、第4の抵抗体7、第1のトランスファーゲート8、第2のトランスファーゲート9、第3のトランスファーゲート10、第4のトランスファーゲート11、第5のトランスファーゲート12、第6のトランスファーゲート13、第7のトランスファーゲート14、第1のp型MOSトランジスタ15、第2のp型MOSトランジスタ16、第1のn型MOSトランジスタ17及び第2のn型MOSトランジスタ18から構成されている。
第1のオペアンプは、第2のp型MOSトランジスタを介して電源電位Vddと接続されている図1中符合Hで示す点(以下、H点と称する。)の電位を設定するためのものであり、第1のオペアンプによって、第1のオペアンプへの入力信号highと同じ電圧をH点に印加することができる。
また、第2のオペアンプは、第1のn型MOSトランジスタを介してグランド電位(接地電位)と接続されている図1中符合Lで示す点(以下、L点と称する。)の電位を設定するためのものであり、第2のオペアンプによって、第2のオペアンプへの入力信号lowと同じ電圧をL点に印加することができる。
また、H点とL点との間には、第1〜第4の抵抗体が直列に接続されており、H点は第2のトランスファーゲートを介して出力部25に接続され、第1の抵抗体と第2の抵抗体の間の地点(図1中符合aで示す地点、以下、a点と称する。)は第3のトランスファーゲートを介して出力部に接続され、第2の抵抗体と第3の抵抗体の間の地点(図1中符合bで示す地点、以下、b点と称する。)は第4のトランスファーゲートを介して出力部に接続され、第3の抵抗体と第4の抵抗体の間の地点(図1中符合cで示す地点、以下、c点と称する。)は第5のトランスファーゲートを介して出力部に接続され、L点は第6のトランスファーゲートを介して出力部に接続されている。更に、出力部は、第1のトランスファーゲート及び第1のp型MOSトランジスタを介して電源電位Vddに接続されると共に、第7のトランスファーゲート及び第2のn型MOSトランジスタを介してグランド電位に接続されている。
ここで、第1のp型MOSトランジスタは書き込みパルス発生時に電源電位が必要になった場合に使用すべく設けられており、第2のn型MOSトランジスタは書き込みパルス発生時にグランド電位が必要となった場合に使用すべく設けられている。なお、第1〜第7のトランスファーゲートは、出力部からの出力電圧を択一的に選択するために排他的にオンになる様に構成されている。
上記の様に構成された書き込みドライバでは、第1のオペアンプに信号highを入力し、第2のオペアンプに信号lowを入力し、第2のトランスファーゲートに図2中符合t2で示すタイミングで選択パルスを印加し(以下、第2のトランスファーゲートに印加するパルスをt2選択パルスと称する。)、第3のトランスファーゲートに図2中符合t3で示すタイミングで選択パルスを印加し(以下、第3のトランスファーゲートに印加するパルスをt3選択パルスと称する。)、第4のトランスファーゲートに図2中符合t4で示すタイミングで選択パルスを印加し(以下、第4のトランスファーゲートに印加するパルスをt4選択パルスと称する。)、第5のトランスファーゲートに図2中符合t5で示すタイミングで選択パルスを印加し(以下、第5のトランスファーゲートに印加するパルスをt5選択パルスと称する。)、第6のトランスファーゲートに図2中符合t6で示すタイミングで選択パルスを印加すると(以下、第6のトランスファーゲートに印加するパルスをt6選択パルスと称する。)、出力部からの出力電圧は図2中符合Xで示す様な変化を示す。
即ち、第1のオペアンプに信号highを入力し、第2のオペアンプに信号lowを入力し、先ずt2選択パルスを立ち上げ、t2選択パルスの立ち下げと同時にt3選択パルスを立ち上げ、t3選択パルスの立ち下げと同時にt4選択パルスを立ち上げ、t4選択パルスの立ち下げと同時にt5選択パルスを立ち上げ、t5選択パルスの立ち下げと同時にt6選択パルスを立ち上げることによって、出力部からの出力電圧を段階的に低くすることができる。
また、t6選択パルスの立ち下げと同時にt5選択パルスを立ち上げ、t5選択パルスの立ち下げと同時にt4選択パルスを立ち上げ、t4選択パルスの立ち下げと同時にt3選択パルスを立ち上げ、t3選択パルスの立ち下げと同時にt2選択パルスを立ち上げ、その後にt2選択パルスを立ち下げることによって、出力部からの出力電圧を段階的に高くすることができる。
なお、各トランスファーゲートは、ハイレベル(以下、Hレベルと称する。)の選択パルスが印加された場合にオンの状態となり、ローレベル(以下、Lレベルと称する。)の選択パルスが印加された場合にオフの状態となる。
以下、図2中符合t2〜t6で示す様なタイミングで各選択パルスが印加されることによって、出力部からの出力電圧が図2中符合Xで示す様な変化を示す点について説明する。
即ち、t2選択パルスがHレベルの際にはH点の電位レベルが出力部に伝えられ、t3選択パルスがHレベルの際にはa点の電位レベルが出力部に伝えられ、t4選択パルスがHレベルの際にはb点の電位レベルが出力部に伝えられ、t5選択パルスがHレベルの際にはc点の電位レベルが出力部に伝えられ、t6選択パルスがHレベルの際にはL点の電位レベルが出力部に伝えられる。
従って、t2選択パルス、t3選択パルス、t4選択パルス、t5選択パルス及びt6選択パルスを順次排他的にオンの状態とした場合には、H点の電位レベル、a点の電位レベル、b点の電位レベル、c点の電位レベル、L点の電位レベルが順次出力部に伝えられることとなり、出力部からの出力電圧が段階的に低くなる。また、t6選択パルス、t5選択パルス、t4選択パルス、t3選択パルス及びt2選択パルスを順次排他的にオンの状態とした場合には、L点の電位レベル、c点の電位レベル、b点の電位レベル、a点の電位レベル、H点の電位レベルが順次出力部に伝えられることとなり、出力部からの出力電圧が段階的に高くなる。
なお、入力信号highの電位が入力信号lowの電位よりも高いために、H点の電位>a点の電位>b点の電位>c点の電位>L点の電位である。
図3は、図1に示す書き込みドライバを用いたMRAMの一例を説明するための模式図であり、ここで示すMRAMでの適用例では、ビット線書き込みドライバ30及びワード線書き込みドライバ31を配置し、ビット線書き込みドライバによってビット線に電圧を印加し、ワード線書き込みドライバによってワード線に電圧を印加する様に構成されている。なお、ここで示すビット線書き込みドライバ及びワード線書き込みドライバは図1に示す書き込みドライバと同様の構成であり、図3中符号Btはビット線書き込みドライバに印加する選択パルスを示しており、図3中符号Wtはワード線書き込みドライバに印加する選択パルスを示している。
ビット線書き込みドライバの出力部は、第9のトランスファーゲート32を介して第6のp型MOSトランジスタ33のゲートと接続されており、第6のp型MOSトランジスタの一方の端子は電源電位Vddに接続され、他方の端子はビット線書き込みドライバによって書き込みを行うビット線34の一端と接続されている。また、ビット線の他端は第4のn型MOSトランジスタ35の一端と接続されており、第4のn型MOSトランジスタの他端はグランド電位に接続されている。
なお、ビット線書き込みドライバから出力電圧の出力時には、第9のトランスファーゲートをオンの状態とし、ビット線書き込みドライバからの出力電圧を第6のp型MOSトランジスタのゲートに伝える様に構成されている。また、ビット線書き込みドライバから出力電圧の非出力時には、第5のp型MOSトランジスタ36によって第6のp型MOSトランジスタのゲートに電源電位Vddを伝える様に構成されている。
同様に、ワード線書き込みドライバの出力部は、第10のトランスファーゲート37を介して第8のp型MOSトランジスタ38のゲートと接続されており、第8のp型MOSトランジスタの一端は電源電位Vddに接続され、他端はワード線書き込みドライバによって書き込みを行うワード線39と接続されている。また、ワード線の他端は第5のn型MOSトランジスタ40の一端と接続されており、第5のn型MOSトランジスタの他端はグランド電位に接続されている。
なお、ワード線書き込みドライバからの出力電圧の出力時には、第10のトランスファーゲートをオンの状態とし、ワード線書き込みドライバからの出力電圧を第8のp型MOSトランジスタのゲートに伝える様に構成されている。また、ワード線書き込みドライバからの出力電圧の非出力時には、第7のn型MOSトランジスタ41によって第8のp型MOSトランジスタのゲートに電源電位Vddを伝える様に構成されている。
上記したビット線書き込みドライバでは、入力信号high及びlowを印加し、図4中符号Bt2、Bt3、Bt4、Bt5及びBt6で示すタイミングでt2選択パルス、t3選択パルス、t4選択パルス、t5選択パルス及びt6選択パルスを印加すると共に、第9のトランスファーゲートに図4中符号Bt9で示すタイミングで選択パルスを印加することによって、ビット線には図4中符合Yで示す様な書き込み電圧が印加される。なお、Bt2、Bt3、Bt4、Bt5及びBt6で示すタイミングは図2で示すt2〜t6で示すタイミングと同じである。
即ち、図4中符合Bt2〜Bt6で示す様なタイミングで各選択パルスが印加されることによって、出力部からの出力電圧は図2中符合Xで示す様な変化を示すのであるが、ビット線書き込みドライバの出力部は第6のp型MOSトランジスタのゲートと接続されているために、出力電圧が高い場合には、第6のp型MOSトランジスタの一端が接続された電源電位からビット線に印加される電圧が低くなり、出力電圧が低い場合には、第6のp型MOSトランジスタの一端が接続された電源電位からビット線に印加される電圧が高くなる。
つまり、最も高電位であるH点の電位が出力部に伝えられるt2選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が最も低くなり、2番目に高電位であるa点の電位が出力部に伝えられるt3選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が2番目に低くなり、3番目に高電位であるb点の電位が出力部に伝えられるt4選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が3番目に低くなり、4番目に高電位であるc点の電位が出力部に伝えられるt5選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が4番目に低くなり、最も低電位であるL点の電位が出力部に伝えられるt6選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が最も高くなるために、図4中符号Bt2〜Bt6及びBt9で示すタイミングで選択パルスを印加することによって、ビット線には図4中符合Yで示す様な書き込み電圧が印加され、書き込み開始時にビット線に段階的に増加する電流を供給することができると共に、書き込み終了時にビット線に段階的に減少する電流を供給することができる。
なお、書き込みドライバに印加する入力信号high及びlowによって、書き込みドライバからの出力電圧の最大値及び最小値が決定され、この出力電圧の最大値及び最小値によってビット線に流れる電流の最大値及び最小値が決定される。従って、書き込みドライバに印加する入力信号high及びlowを調整することによって、ビット線に流れる電流の最大値及び最小値を調整することができる。
上記したワード線書き込みドライバでは、入力信号high及びlowを印加し、図4中符号Wt2、Wt3、Wt4、Wt5及びWt6で示すタイミングでt2選択パルス、t3選択パルス、t4選択パルス、t5選択パルス及びt6選択パルスを印加すると共に、第10のトランスファーゲートに図4中符号Wt10で示すタイミングで選択パルスを印加することによって、ワード線には図4中符合Yで示す様な書き込み電位が印加される。なお、Wt2、Wt3、Wt4、Wt5及びWt6で示すタイミングは図2で示すt2〜t6で示すタイミングと同じである。
即ち、図4中符合Wt2〜Wt6で示す様なタイミングで各選択パルスが印加されることによって、出力部からの出力電圧は図2中符合Xで示す様な変化を示すのであるが、ワード線書き込みドライバの出力部は第8のp型MOSトランジスタのゲートと接続されているために、出力電圧が高い場合には、第8のp型MOSトランジスタの一端が接続された電源電位からワード線に印加される電圧が低くなり、出力電圧が低い場合には、第8のp型MOSトランジスタの一端が接続された電源電位からワード線に印加される電圧が高くなる。
つまり、最も高電位であるH点の電位が出力部に伝えられるt2選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が最も低くなり、2番目に高電位であるa点の電位が出力部に伝えられるt3選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が2番目に低くなり、3番目に高電位であるb点の電位が出力部に伝えられるt4選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が3番目に低くなり、4番目に高電位であるc点の電位が出力部に伝えられるt5選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が4番目に低くなり、最も低電位であるL点の電位が出力部に伝えられるt6選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が最も高くなるために、図4中符号Wt2〜Wt6及びWt10で示すタイミングで選択パルスを印加することによって、ワード線には図4中符合Yで示す様な書き込み電位が印加され、書き込み開始時にワード線に段階的に増加する電流を供給することができると共に、書き込み終了時にワード線に段階的に減少する電流を供給することができる。
なお、図3に示すMRAMの一例では、ビット線とワード線との書き込み電流を別々に設定することができる。
図5は、図1に示す書き込みドライバを用いたMRAMの他の一例を説明するための模式図であり、ここで示すMRAMの適用例では、ビット線書き込みドライバ42を配置し、ビット線書き込みドライバによってビット線に電圧を印加する様に構成されている。なお、ここで示すビット線書き込みドライバは図1に示す書き込みドライバと同様の構成であり、図5中符号Btはビット線書き込みドライバに印加する選択パルスを示している。
ビット線書き込みドライバの出力部は、第11のトランスファーゲート43を介して第10のp型MOSトランジスタ44のゲートと接続されており、第10のp型MOSトランジスタの一端は電源電位Vddに接続され、他端はビット線書き込みドライバによって書き込みを行うビット線の一端と接続されている。更に、ビット線の一端は第6のn型MOSトランジスタ45を介してグランド電位に接続されている。
また、ビット線書き込みドライバの出力部は、第12のトランスファーゲート46を介して第12のp型MOSトランジスタ47のゲートとも接続されており、第12のp型MOSトランジスタの一端は電源電位Vddに接続され、他端はビット線の他端と接続されている。更に、ビット線の他端は第7のn型MOSトランジスタ48を介してグランド電位に接続されている。
なお、ビット線書き込みドライバからの出力電圧の出力時には、第11のトランスファーゲートまたは第12のトランスファーゲートを排他的にオンの状態とし、ビット線書き込みドライバからの出力電圧を第10のp型MOSトランジスタまたは第12のp型MOSトランジスタに伝える様に構成されている。また、第11のトランスファーゲートをオンの状態とした時には、第11のp型MOSトランジスタ49によって第12のp型MOSトランジスタのゲートに電源電位Vddを伝える様に構成され、第12のトランスファーゲートをオンの状態とした時には、第9のp型MOSトランジスタ50によって第10のp型MOSトランジスタのゲートに電源電位Vddを伝える様に構成されている。
上記したビット線書き込みドライバでは、入力信号high及びlowを印加し、図4中符合Bt2、Bt3、Bt4、Bt5及びBt6で示すタイミングでt2選択パルス、t3選択パルス、t4選択パルス、t5選択パルス及びt6選択パルスを印加すると共に、第11のトランスファーゲートに図4中符合Bt11で示すタイミングで選択パルスを印加することによって、ビット線には図4中符合Yで示す様な書き込み電位が印加される。
即ち、図4中符合Bt2〜Bt6で示す様なタイミングで各選択パルスが印加されることによって、出力部からの出力電圧は図2中符合Xで示す様な変化を示すのであるが、ビット線書き込みドライバの出力部は第10のp型MOSトランジスタのゲートと接続されているために、出力電圧が高い場合には、第10のp型MOSトランジスタの一端が接続された電源電位からビット線に印加される電圧が低くなり、出力電圧が低い場合には、第10のp型MOSトランジスタの一端が接続された電源電位からビット線に印加される電圧が高くなる。
つまり、最も高電位であるH点の電位が出力部に伝えられるt2選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が最も低くなり、2番目に高電位であるa点の電位が出力部に伝えられるt3選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が2番目に低くなり、3番目に高電位であるb点の電位が出力部に伝えられるt4選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が3番目に低くなり、4番目に高電位であるc点の電位が出力部に伝えられるt5選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が4番目に低くなり、最も低電位であるL点の電位が出力部に伝えられるt6選択パルスがHレベルの時がビット線の電位が最も高くなるために、図4中符号Bt2〜Bt6及びBt11で示すタイミングで選択パルスを印加することによって、ビット線には図4中符合Yで示す様な書き込み電圧が印加され、書き込み終了時にビット線に段階的に減少する電流を供給することができる。
なお、図4中符合Bt11で示すタイミングの選択パルスを第12のトランスファーゲートに印加した場合には、ビット線に流れる電流の向きが逆向きになる。
図6は、図1に示す書き込みドライバを用いたMRAMの更に他の一例を説明するための模式図であり、ここで示すMRAMの適用例では、ワード線書き込みドライバ51を配置し、ワード線書き込みドライバによってワード線に電圧を印加する様に構成されている。なお、ここで示すワード線書き込みドライバは図1に示す書き込みドライバと同様の構成であり、図6中符合Wtはワード線書き込みドライバに印加する選択パルスを示している。
ワード線書き込みドライバの出力部は、第13のトランスファーゲート52を介して第14のp型MOSトランジスタ53のゲートと接続されており、第14のp型MOSトランジスタの一端は電源電位Vddに接続され、他端はワード線書き込みドライバによって書き込みを行なうワード線の一端と接続されている。更に、ワード線の一端は第8のn型MOSトランジスタ54を介してグランド電位に接続されている。
また、ワード線書き込みドライバの出力部は、第14のトランスファーゲート55を介して第16のp型MOSトランジスタ56のゲートとも接続されており、第16のp型MOSトランジスタの一端は電源電位Vddに接続され、他端はワード線の他端と接続されている。更に、ワード線の他端は第9のn型MOSトランジスタ57を介してグランド電位に接続されている。
なお、ワード線書き込みドライバからの出力電圧の出力時には、第13のトランスファーゲートまたは第14のトランスファーゲートを排他的にオンの状態とし、ワード線書き込みドライバからの出力電圧を第14のp型MOSトランジスタまたは第16のp型MOSトランジスタに伝える様に構成されている。また、第13のトランスファーゲートをオンの状態にした時には、第15のp型MOSトランジスタ58によって第16のp型MOSトランジスタのゲートに電源電位Vddを伝える様に構成され、第14のトランスファーゲートをオンの状態にした時には、第13のp型MOSトランジスタ59によって第14のp型MOSトランジスタのゲートに電源電位Vddを伝える様に構成されている。
上記したワード線書き込みドライバでは、入力信号high及びlowを印加し、図4中符合Wt2、Wt3、Wt4、Wt5及びWt6で示すタイミングでt2選択パルス、t3選択パルス、t4選択パルス、t5選択パルス及びt6選択パルスを印加すると共に、第13のトランスファーゲートに図4中符合Wt13で示すタイミングで選択パルスを印加することによって、ワード線には図4中符合Yで示す様な書き込み電位が印加される。
即ち、図4中符合Wt2〜Wt6で示す様なタイミングで各選択パルスが印加されることによって、出力部からの出力電圧は図2中符合Xで示す様な変化を示すのであるが、ワード線書き込みドライバの出力部は第14のp型MOSトランジスタのゲートと接続されているために、出力電圧が高い場合には、第14のp型MOSトランジスタの一端が接続された電源電位からワード線に印加される電位が低くなり、出力電圧が低い場合には、第14のp型MOSトランジスタの一端が接続された電源電位からワード線に印加される電位が高くなる。
つまり、最も高電位であるH点の電位が出力部に伝えられるt2選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が最も低くなり、2番目に高電位であるa点の電位が出力部に伝えられるt3選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が2番目に低くなり、3番目に高電位であるb点の電位が出力部に伝えられるt4選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が3番目に低くなり、4番目に高電位であるc点の電位が出力部に伝えられるt5選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が4番目に低くなり、最も低電位であるL点の電位が出力部に伝えられるt6選択パルスがHレベルの時がワード線の電位が最も高くなるために、図4中符号Wt2〜Wt6及びWt13で示すタイミングで選択パルスを印加することによって、ワード線には図4中符合Yで示す様な書き込み電圧が印加され、書き込み終了時にワード線に段階的に減少する電流を供給することができる。
なお、図4中符合Wt13で示すタイミングの選択パルスを第14のトランスファーゲートに印加した場合には、ワード線に流れる電流の向きが逆向きになる。
ここで、上記では図1に示す書き込みドライバをMRAMに用いた例を挙げて説明を行ったが、図1に示す書き込みドライバによって書き込みを行なうのは必ずしもMRAMに限定されるものではなく、例えばSpinRAM等の次世代の磁気抵抗変化型記憶素子等であっても良い。
また、本実施例では、DAコンバータを使用して書き込み開始時には段階的に増加し、書き込み終了時には段階的に減少する様な出力電圧を出力部から出力しているが、必ずしもDAコンバータを使用して出力電圧の段階的な増減を行なう必要は無く、トランジスタ、コンデンサ及び抵抗体を組み合わせた回路によって出力電圧の段階的な増減を実現しても構わない。
本発明を適用した書き込みドライバ及びこうしたドライバを使用した記憶装置では、書き込み開始時及び書き込み終了時に意図しない電流(以下、乱電流と称する。)が発生することを抑制でき、誤書き込みの低減を図ることができる。
また、乱電流が発生しない様に書き込み時の電流を制御することが可能となり、「書き込みが発生しない境界の電流で書けない状態を確認し、更にそれから電流を少量増加して書き込みが行なわれることを確認する」といった新たなメモリ素子の評価が可能となる。
なお、本実施例では、書き込みドライバによって書き込み開始時に書き込み線に流れる電流を段階的に増加させ、書き込み終了時に書き込み線に流れる電流を段階的に減少させる場合を例に挙げて説明を行ったが、書き込み時とは逆極性の電圧を書き込みドライバから出力することによって、消去開始時には書き込み線(消去線)に流れる電流を段階的に増加させ、消去終了時には書き込み線(消去線)に流れる電流を段階的に減少させることができ、書き込みの場合と同様に、消去開始時及び消去終了時に乱電流が発生することを抑制することができると共に、「消去が発生しない境界の電流で消せない状態を確認し、更にそれから電流を少量増加して消去が行なわれることを確認する」といった新たなメモリ素子の評価が可能となる。
本発明を適用した書き込みドライバを説明するための模式的な回路図である。 各選択パルスの印加タイミング及び出力部からの出力電圧を示すグラフである。 図1に示す書き込みドライバを用いたMRAMの一例を説明するための模式図である。 各選択パルスの印加タイミング及び印加される書き込み電位を示すグラフである。 図1に示す書き込みドライバを用いたMRAMの他の一例を説明するための模式図である。 図1に示す書き込みドライバを用いたMRAMの更に他の一例を説明するための模式図である。 従来のMRAMを説明するための模式図である。
符号の説明
1 書き込みドライバ
2 第1のオペアンプ
3 第2のオペアンプ
4 第1の抵抗体
5 第2の抵抗体
6 第3の抵抗体
7 第4の抵抗体
8 第1のトランスファーゲート
9 第2のトランスファーゲート
10 第3のトランスファーゲート
11 第4のトランスファーゲート
12 第5のトランスファーゲート
13 第6のトランスファーゲート
14 第7のトランスファーゲート
15 第1のp型MOSトランジスタ
16 第2のp型MOSトランジスタ
17 第1のn型MOSトランジスタ
18 第2のn型MOSトランジスタ
25 出力部
30 ビット線書き込みドライバ
31 ワード線書き込みドライバ
32 第9のトランスファーゲート
33 第6のp型MOSトランジスタ
34 ビット線
35 第4のn型MOSトランジスタ
36 第5のp型MOSトランジスタ
37 第10のトランスファーゲート
38 第8のp型MOSトランジスタ
39 ワード線
40 第5のn型MOSトランジスタ
41 第7のn型MOSトランジスタ
42 ビット線書き込みドライバ
43 第11のトランスファーゲート
44 第10のp型MOSトランジスタ
45 第6のn型MOSトランジスタ
46 第12のトランスファーゲート
47 第12のp型MOSトランジスタ
48 第7のn型MOSトランジスタ
49 第11のp型MOSトランジスタ
50 第9のp型MOSトランジスタ
51 ワード線書き込みドライバ
52 第13のトランスファーゲート
53 第14のp型MOSトランジスタ
54 第8のn型MOSトランジスタ
55 第14のトランスファーゲート
56 第16のp型MOSトランジスタ
57 第9のn型MOSトランジスタ
58 第15のp型MOSトランジスタ
59 第13のp型MOSトランジスタ

Claims (9)

  1. 第1の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が高い状態から低い状態に変化し、前記第1の閾値信号とは極性が異なる第2の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が低い状態から高い状態に変化する特性を有する記憶素子がマトリクス状に配置された記憶装置であって、
    前記記憶素子への電気信号の印加開始時または印加終了時の少なくとも一方で、段階的に変化する電気信号が印加される
    記憶装置。
  2. 前記記憶素子への電気信号の印加開始時及び印加終了時に、段階的に変化する電気信号が印加される
    請求項1に記載の記憶装置。
  3. 前記電気信号は電流である
    請求項1に記載の記憶装置。
  4. 第1の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が高い状態から低い状態に変化し、前記第1の閾値信号とは極性が異なる第2の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が低い状態から高い状態に変化する特性を有する記憶素子に電気信号を印加する信号発生装置であって、
    電気信号の印加開始時または印加終了時の少なくとも一方で、段階的に変化する電気信号を印加する
    信号発生装置。
  5. 電気信号の印加開始時及び印加終了時に、段階的に変化する電気信号を印加する
    請求項4に記載の信号発生装置。
  6. 前記電気信号は電流である
    請求項4に記載の信号発生装置。
  7. 第1の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が高い状態から低い状態に変化し、前記第1の閾値信号とは極性が異なる第2の閾値信号以上の電気信号が印加されることによって抵抗値が低い状態から高い状態に変化する特性を有する記憶素子がマトリクス状に配置された記憶装置と、
    前記記憶素子に電気信号を印加する信号発生装置とを備える半導体装置であって、
    前記信号発生装置は、電気信号の印加開始時または印加終了時の少なくとも一方で、段階的に変化する電気信号を印加する
    半導体装置。
  8. 前記信号発生装置は、電気信号の印加開始時及び印加終了時に、段階的に変化する電気信号を印加する
    請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記電気信号は電流である
    請求項7に記載の半導体装置。
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