JP2006120064A - 灯火制御方法及び灯火制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誘導路中心灯などの多数の灯火を個別に点灯・消灯させることにより効率的な運行が可能となり、低視程運行下における安全性も向上する灯火制御方法及び灯火制御装置を提供すること。
【解決手段】 予め設定された飛行場面座標情報15に基き飛行場を走行する航空機の座標を認識し、灯火の設置位置を表す灯火座標情報19及び灯火毎に設けられ対応する灯火を点灯/消灯させる端末制御器のアドレス情報20と、前記認識された航空機の飛行場面座標と予め設定された航空機の前方点灯範囲及び後方消灯範囲とから、灯火点灯・消灯範囲演算手段18により、航空機前方の点灯対象の灯火と航空機後方の消灯対象灯火後方の灯火を特定し、これら灯火に対応する端末機器24のアドレスを求めて点灯・消灯制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、飛行場における航空機の地上走行を支援するために、飛行場の航空機地上送行路上に走行方向に沿って多数配設された灯火を点灯/消灯制御する灯火制御方法及び灯火制御装置に関する。
従来の飛行場における航空機の地上走行は、管制官が地上走行する航空機に対して無線で走行ルートの指示、停止指示を行い、この指示を受けて、パイロットにより航空機の地上走行が行われている。また、パイロットに走行指示経路を提供するために、飛行場には誘導路中心線灯が設けられており、その灯火の点灯/消灯制御に関する提案もなされている(例えば、特許文献1参照)。
通常、この種の誘導路中心線灯は、飛行場全域で一括して点灯または消灯制御されている。すなわち、灯火制御システムは、灯火に電源を供給する定電流調整装置もしくは定電流変圧器に対して制御をおこなっているのみであり、誘導路中心線灯に対して灯火個別の制御までは行っていない。
また、夜間や霧発生時などの視界不良時における低視程運行を行う飛行場では、停止線灯システムが設置され、停止線灯と誘導路中心線灯とを、各誘導路単位のグループで制御している。しかし、この場合も、区分されたエリア内の灯火を一括で制御しており、航空機の位置を認識した灯火の個別制御ではない。
特開2003−30800号公報
このように誘導路中心灯など、多数設置される灯火は、飛行場全体やエリア単位で一括して点灯/消灯制御されるため、効率化の面で改善の余地があった。
本発明の目的は、誘導路中心灯などの多数の灯火を個別に点灯/消灯させることにより効率的な運行が可能となり、低視程運行下における安全性も向上する灯火制御方法及び灯火制御装置を提供することにある。
本発明の灯火制御方法は、飛行場の航空機地上送行路上に走行方向に沿って多数配設された灯火を点灯/消灯制御する灯火制御方法であって、飛行場内の航空機位置を検出し、この検出された航空機位置前方の予め設定された範囲内の灯火を航空機の走行に伴って順次点灯させると共に、前記航空機位置後方の予め設定された範囲内の灯火を航空機の走行に伴って順次消灯させることを特徴とする。
また、本発明方法では、同一走行路上の前後に同一方向に走行する2台の航空機が位置し、前位置の航空機の後方消灯範囲と、後位置の航空機の前方点灯範囲とが重なった場合、前位置の航空機の後方消灯範囲の灯火を消灯させ、後位置の航空機の前方点灯範囲を制限する。
また、本発明方法では、航空機の前方点灯範囲は、当該航空機の前端位置を基準として設定した距離であり、航空機の後方消灯範囲は、当該航空機の後端位置を基準として設定した距離であり、航空機の機種によって変化する値である。
また、本発明方法では、航空機の前方点灯範囲及び後方消灯範囲は、走行路に設置された灯火の灯数又は灯火間の距離に応じて設定する。
本発明の灯火制御装置は、飛行場の航空機地上送行路上に走行方向に沿って多数配設された灯火を点灯/消灯制御する灯火制御装置であって、予め設定された飛行場面座標情報に基き飛行場を走行する航空機の座標を認識する航空機座標認識手段と、前記各灯火の設置位置を表す灯火座標情報及び灯火毎に設けられ対応する灯火を点灯/消灯させる端末制御器のアドレス情報を保持する情報保持手段と、前記認識された航空機の飛行場面座標と予め設定された航空機の前方点灯範囲及び後方消灯範囲とから、前記灯火座標情報を用いて、航空機前方の点灯対象の灯火と航空機後方の消灯対象灯火後方の灯火を特定し、これら灯火に対応する端末機器のアドレスを、端末機器アドレス情報を用いて求める灯火点灯・消灯範囲演算手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明装置では、灯火の設置位置を表す灯火座標情報及び灯火毎に設けられ対応する灯火を点灯/消灯させる端末制御器のアドレス情報とを関連付けて設定した設定ファイルを用いてもよい。
また、本発明装置では、灯火点灯・消灯範囲演算手段は、同一走行路上の前後に同一方向に走行する2台の航空機が位置し、前位置の航空機の後方消灯範囲と、後位置の航空機の前方点灯範囲とが重なった場合、前位置の航空機の後方消灯範囲の灯火を消灯させ、後位置の航空機の前方点灯範囲を制限する。
さらに、本発明装置では、灯火点灯・消灯範囲演算手段は、航空機の機種によって決まる航空機の前端位置及び後端位置を基準として前方点灯範囲及び後方消灯範囲を求める。
本発明によれば、飛行場に設置された多数の灯火を個別に点灯/消灯制御し、走行中の航空機の前方所定範囲の灯火を点灯させると共に、走行中の航空機の後方所定範囲の灯火を消灯させることにより、効率的な運行が可能となり、低視程運行下における安全性も向上する。
以下、本発明の灯火制御方法及び灯火制御装置の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は灯火制御装置の全体構成を示している。この灯火制御装置は、飛行場内を地上走行する航空機に対し、その走行路上に多数配置された灯火(例えば、誘導路中心灯等)を個別に制御する。すなわち、航空機の走行に伴って、その航空機前方の予め設定された範囲内の灯火を順次点灯させると共に、同航空機後方の予め設定された範囲内の灯火を順次消灯させる。
このような機能を実現するために、灯火制御装置は、図1で示すように、航空機の位置情報、航空機機種情報を入力する飛行場監視システム10、航空機位置に対して灯火の点灯/消灯範囲を設定する点灯消灯設定入力装置12、航空機位置と設定情報から灯火を1灯毎に制御する灯火個別制御システム11、信号伝送装置23、端末制御器24から構成される。
ここで、端末制御器24は、多数の灯火25毎にそれぞれ設けられ、対応する灯火25を点灯/消灯させる。すなわち、後述する機能により灯火個別制御システム11から出力される点灯/消灯制御信号は、信号伝送装置23により、対応する端末制御器24に送られ、対応する灯火25を点灯/消灯させる。
飛行場監視システム10は、飛行場内に位置する航空機の位置を検出する、例えば、図示しないレーダ装置による位置検出装置を有し、このレーダ装置により検出された位置情報と、位置検出された航空機の機種情報とが入力される。
灯火消灯設定入力装置12は、航空機の走行に伴って、前方灯火を順次点灯させる範囲(距離または、灯数)を予め設定する手段12a及び、同航空機の後方灯火を順次消灯させる範囲(距離または、灯数)を設定する手段12bを有する。
灯火個別制御システム11は、飛行場監視システム10から入力される情報及び灯火消灯設定入力装置12により設定された情報に基き、走行路上に多数配置された灯火を個別に点灯/消灯させるもので、以下詳細に説明する。
13は航空機座標・航空機機種受信手段で、飛行場監視システム10から、飛行場の例えば誘導路を走行する航空機の位置座標並びに航空機機種情報を入力する。14はデータベース抽出部で、データベースに予め記憶されている飛行場面座標情報15及び航空機情報16を読み出す。そして、受信した航空機機種を認識し、航空機情報16から、認識した航空機に該当する航空機の大きさなどの諸条件を抽出する。17は航空機座標認識部で、受信した航空機座標を認識し、前記飛行場面座標情報15がもつ飛行場面の座標情報に対して、認識した航空機位置座標の整合を図る。すなわち、飛行場面座標情報15に基き飛行場を走行する航空機の座標を認識する。
19は、各灯火25の設置位置を表す灯火座標情報、20は、灯火25毎に設けられた端末制御器のアドレス情報で、情報保持手段に保持されている。
18は灯火点灯・消灯範囲演算手段で、航空機座標認識部17で認識された航空機の飛行場面座標と、点灯消灯設定入力装置12で予め設定された航空機の前方点灯範囲及び後方消灯範囲とから、灯火座標情報19を用いて、航空機前方の点灯対象の灯火25と航空機後方の消灯対象の灯火25を特定し、これら灯火25に対応する端末機器24のアドレスを、端末機器アドレス情報20を用いて求める。
すなわち、航空機座標認識部17で認識された航空機の現在の飛行場面座標情報に基き、点灯消灯設定入力装置12で予め設定された前方点灯範囲及び後方消灯範囲の情報を用い、航空機の前方灯火の点灯範囲及び後方灯火の消灯範囲を演算する。そして、この演算によって求められた点灯範囲及び消灯範囲内に位置する灯火を、灯火の種類や設置位置座標などの情報をもつ灯火座標情報19を用いて特定する。各灯火25には個別に端末制御器24が接続され、それらのアドレスは端末機器アドレス情報20に設定されているので、この特定された灯火25に対応する端末制御器24のアドレスを、端末機器アドレス情報20を用いて求める。
ここで、灯火点灯・消灯範囲演算手段18には、データベース抽出部14から航空機の機種に関する情報が入力されており該当する機種の全長から、前端位置及び後端位置が求められるので、これら前端位置及び後端位置を基準として、前方灯火の点灯範囲及び後方灯火の消灯範囲を演算することができる。このようにすると、航空機の機種により全長が異なっても、予め設定された範囲に基づく前方灯火の点灯範囲及び後方灯火の消灯範囲を正しく演算することができる。
また、灯火点灯・消灯範囲演算手段18により、特定された灯火25に対応する端末制御器24のアドレスを求める場合、灯火25の設置位置を表す灯火座標情報及び灯火毎に設けられた端末制御器のアドレス情報とを関連付けて設定した設定ファイル31を用いてもよい。すなわち、この端末制御器設定ファイル31は、飛行場灯火の位置座標と、端末制御器アドレスを整合し、飛行場面の何処の座標に、何番の端末制御器24が存在しているかを設定したものである。したがって、誘導路中心線灯や停止線灯1灯毎の座標情報を持つ灯火座標情報19から、実際に灯火25を点灯・消灯する端末制御器24個々のアドレスが飛行場面のどの座標に点在しているのかを認識するができる。
この端末制御器設定ファイル31を用いれば、将来の灯火変更、誘導形状変更などが発生した場合でも、設定ファイル31のみを見直すだけで、灯火制御のアルゴリズムを変更する必要が無く、制御変更を行うことを可能としている。
21は端末制御器点灯・消灯制御設定出力手段で、灯火点灯・消灯範囲演算手段18で求められた情報を受け、何処の端末制御器24をどのように制御するか、その設定情報を出力する。22は端末制御器制御部で、信号伝送装置23を介して該当する端末制御器24へ実際の制御出力信号を出力する。
26は端末制御器常時監視手段で、信号伝送装置23から返信される端末制御器24の制御結果を常時監視する。27は端末制御器状態認識手段で、端末制御器機制御手段22から出力された制御指令と、端末制御器常時監視手段26から入力する端末制御器制御結果を整合し、制御出力通りに制御が行われているかを確認する。
28はフェールセーフ制御部で、端末制御器24を常時監視した結果、異常を検出した場合に、航空機の安全確保、飛行場運用に支障をきたすことがないように、例えば、全灯火25に対し点灯指令を与えるなど、灯火25を制御判断する。29は表示機能出力手段で、端末制御器24の情報を表示出力する。30は灯火状態表示出力手段で、端末制御器24のアドレスから飛行場の何処の灯火25であるか整合を図り、この灯火25の状態を外部の表示装置32に表示させる。
上記構成において、飛行場監視システム10から、当該飛行場に存在する航空機の位置情報と機種情報が灯火個別制御システム11に入力される。灯火個別制御システム11に対しては、予め点灯消灯設定入力装置12により、航空機の前方の点灯範囲と、航空機の後方の消灯範囲とを設定しておく。この点灯範囲、消灯範囲の設定は、灯火数又は、距離により設定できる。また、この設定は、任意に変更するが可能である。
灯火個別制御システム11は、飛行場監視システム10から入力した航空機機種情報をもとに、データベース抽出手段14では、航空機機種により決定する航空機の縦間隔、幅間隔等を航空機情報16より抽出する。この情報は、灯火点灯・消灯範囲演算部18で航空機の前方、後方位置の灯火を点灯・消灯制御する為の情報として使用される。
また、同時に入力した航空機座標から、飛行場の何処の部分を走行しているのかを認識するために、飛行場面座標情報15の座標情報を抽出する。
灯火点灯・消灯範囲演算手段18では、航空機座標認識手段17から入力される情報と、端末制御器設定ファイル21の情報などから航空機の位置を算出し、前方灯火の点灯、後方灯火の消灯範囲を特定する演算を行う。
この演算に当っては、図3で示すように、航空機の前方灯火点灯範囲は、航空機先端42を、また、後方灯火消灯範囲は航空機後端43を基準として演算する。この航空機先端42と航空機後端43は、航空機情報16がもつ機種情報と、飛行場監視システム10から入力する位置情報から演算し自動で算出する。
また、同じ走行路上に複数航空機が存在する場合には、航空機相互間の位置関係を把握し、航空機の安全な地上走行を支援するよう灯火の制御を行う。図2では2機の航空機35,36の相互間距離が、点灯消灯設定入力装置12で設定された前方灯火点灯距離と同じ場合の制御方法を説明している。
図2のように、2機の航空機35,36の間隔が前方灯火点灯範囲と同じ場合、先行機35の後方消灯範囲を優先とし、後続機36の前方灯火点灯範囲は、点灯消灯設定入力装置12で設定された距離から先行機35の後方消灯範囲を引いた距離を後続機36の先方点灯範囲34として設定する。航空機間隔が更に短くなる場合には、先行機の後方消灯範囲を最優先に考え、後続機36が先行機35に衝突することが無いよう、灯火の制御を行う。
すなわち、灯火点灯・消灯範囲演算手段18は、同一走行路上を同一方向に走行する2台の航空機35,36が前後に位置し、前位置の航空機35の後方消灯範囲と、後位置の航空機36の前方点灯範囲とが重なった場合、前位置の航空機35の後方消灯範囲の灯火を優先して消灯させ、後位置の航空機36の前方点灯範囲を制限する。
このように制御することにより、後続機36が先行機35に衝突することを有効に防止でき、安全性が向上する。
また、図3において、誘導路中心線灯41と航空機の大きさによっては、航空機真下に誘導路中心線灯41が存在する場合が発生する。この場合、後続機の安全性を考慮し、航空機真下の誘導路中心線灯41は強制的に消灯制御を行う。
上記の灯火制御内容は、端末制御器点灯・消灯制御設定出力手段21を介して、端末制御器制御部22に渡され、端末制御器制御手段22から信号伝送装置23を介して、該当する端末制御器24に対して最新制御情報を出力する。
端末制御器24の制御状態は、常に状態監視を行っている端末制御器常時監視手段26にてより回収され、制御出力に対する制御結果の整合性確認を行う。制御指令に対し、回収した制御状態が合致しない場合や、常時監視を行っている端末制御器24の故障情報が検出された場合は、即座にこの情報がフェールセーフ制御部28に渡され、航空機の地上走行が安全に行われるよう、誘導路中心線灯及び停止線灯に対してフェールセーフ制御を行う。
回収された端末制御器24の制御結果は、端末制御器状態認識手段27に返信される。端末制御器状態認識手段27では、入手した制御結果を表示機能出力手段29に送信し、灯火状態表示出力手段30を介して、端末制御器24の最新情報、すなわち、灯火の最新点灯・消灯状態を、外部表示装置32へ情報提供する。
このように、多数設置された灯火25を個別制御することにより、誘導路を走行する航空機の前方灯火の点灯範囲を任意に設定することも可能となる。例えば、地上航空機が過密な場合には、航空機前方の灯火点灯範囲を短くして、航空機の地上走行速度を抑制し、地上走行の安全性向上を図る。逆に地上航空機が少ない場合には、航空機前方の灯火点灯範囲を長くすることで、航空機の地上走行速度を上げ、地上走行の効率化を図ることができる。この設定は、点灯消灯設定入力装置12によって任意に設定することが可能であり、オペレータの実務経験、煩雑度合いによってオペレータに併せた設定を行うことが可能である。
また、複数の航空機が同一誘導路に存在する場合には、2機の航空機相互間の距離から灯火の点灯方法を自動的に算出し、前方航空機の後方安全距離を必ず確保することにより、航空機の衝突防止に貢献することができる。
本実施の形態では、飛行場面を走行する航空機の位置情報と航空機情報を入力し、この情報を元に地上走行する航空機機種と、あらかじめ設定された航空機前方誘導路中心線灯の点灯距離又は灯数、航空機後方の誘導路中心線灯消灯距離又は灯数から、航空機機種にあった灯火点灯、消灯制御を行い。航空機の地上走行の効率化、航空機地上走行を支援することが可能となる。
また、飛行場の誘導路上では複数の航空機が存在するが、航空機相互間の位置関係と、航空機間の灯火数、距離、設定された灯火点灯、消灯範囲から、適切な灯火制御を行い、航空機の地上走行に対する安全性を確保することが可能となる。
このための構成として、地上走行する航空機の位置情報・航空機情報から必要な情報を抽出する為のデータベースを持つ。このデータベースには、航空機機種情報16、飛行場灯火座標情報19、飛行場面座標情報15等を有する。また、航空機前方の灯火点灯、航空機後方の灯火消灯を行うための点灯消灯設定入力装置12を有し、灯火点灯と消灯範囲を、距離と、灯数から設定することを可能とする。
これらのデータベース情報、灯火の点灯消灯範囲設定機能と、入力する航空機位置情報から、どの航空機が飛行場の何処の誘導路を走行しているか認識し、この航空機の前方・後方の灯火を点灯・消灯制御することで航空機の地上走行に対する安全性、運行効率の向上を実現する。
さらには、複数の航空機が誘導路上に存在する場合には、航空機相互間の位置情報と、航空機間に存在する灯火数、距離から航空機相互間の安全を考慮し、適切な灯火の点灯と消灯を行うことができる。
本発明による灯火制御装置の一実施の形態を説明するブロック図である。 同上一実施の形態における地上走行する複数の航空機と灯火の点灯消灯状態との関係を説明する図である。 同上一実施の形態における地上走行する航空機と灯火の点灯消灯状態との関係を説明する図である。
符号の説明
11 灯火個別制御システム
12 点灯消灯設定入力装置
15 飛行場面座標情報
16 航空機情報
17 航空機座標認識手段
18 灯火点灯・消灯範囲演算手段
19 灯火座標情報
20 端末制御器アドレス情報
24 端末制御器
25 灯火
31 端末制御器設定ファイル

Claims (8)

  1. 飛行場の航空機地上送行路上に走行方向に沿って多数配設された灯火を点灯/消灯制御する灯火制御方法であって、
    飛行場内の航空機位置を検出し、この検出された航空機位置前方の予め設定された範囲内の灯火を航空機の走行に伴って順次点灯させると共に、
    前記航空機位置後方の予め設定された範囲内の灯火を航空機の走行に伴って順次消灯させる
    ことを特徴とする灯火制御方法。
  2. 同一走行路上の前後に同一方向に走行する2台の航空機が位置し、前位置の航空機の後方消灯範囲と、後位置の航空機の前方点灯範囲とが重なった場合、前位置の航空機の後方消灯範囲の灯火を消灯させ、後位置の航空機の前方点灯範囲を制限することを特徴とする請求項1に記載の灯火制御方法。
  3. 航空機の前方点灯範囲は、当該航空機の前端位置を基準として設定した距離であり、航空機の後方消灯範囲は、当該航空機の後端位置を基準として設定した距離であり、航空機の機種によって変化する値であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の灯火制御方法。
  4. 航空機の前方点灯範囲及び後方消灯範囲は、走行路に設置された灯火の灯数又は灯火間の距離に応じて設定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の灯火制御方法。
  5. 飛行場の航空機地上送行路上に走行方向に沿って多数配設された灯火を点灯/消灯制御する灯火制御装置であって、
    予め設定された飛行場面座標情報に基き飛行場を走行する航空機の座標を認識する航空機座標認識手段と、
    前記各灯火の設置位置を表す灯火座標情報及び灯火毎に設けられ対応する灯火を点灯/消灯させる端末制御器のアドレス情報を保持する情報保持手段と、
    前記認識された航空機の飛行場面座標と予め設定された航空機の前方点灯範囲及び後方消灯範囲とから、前記灯火座標情報を用いて、航空機前方の点灯対象の灯火と航空機後方の消灯対象灯火後方の灯火を特定し、これら灯火に対応する端末機器のアドレスを、端末機器アドレス情報を用いて求める灯火点灯・消灯範囲演算手段と、
    を備えたことを特徴とする灯火制御装置。
  6. 灯火の設置位置を表す灯火座標情報及び灯火毎に設けられ対応する灯火を点灯/消灯させる端末制御器のアドレス情報とを関連付けて設定した設定ファイルを用いることを特徴とする請求項5に記載の灯火制御装置。
  7. 灯火点灯・消灯範囲演算手段は、同一走行路上の前後に同一方向に走行する2台の航空機が位置し、前位置の航空機の後方消灯範囲と、後位置の航空機の前方点灯範囲とが重なった場合、前位置の航空機の後方消灯範囲の灯火を消灯させ、後位置の航空機の前方点灯範囲を制限することを特徴とする請求項5に記載の灯火制御装置。
  8. 灯火点灯・消灯範囲演算手段は、航空機の機種によって決まる航空機の前端位置及び後端位置を基準として前方点灯範囲及び後方消灯範囲を求めることを特徴とする請求項5又は請求項7に記載の灯火制御装置。
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