JP2006119776A - 解析作業支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
設計変更等の形状変更に追従して、解析用シェルモデルを自動作成する。
【解決手段】
解析作業支援装置100は、物品の形状を近似したソリッドモデルに対して数値解析用の解析用シェルモデルを作成する。この解析作業支援装置は、形状変更前の雛型ソリッドモデルデータ102と雛型ソリッドモデルに対応する雛型シェルモデルデータ103とを有する。雛型ソリッドモデルと対応する雛型シェルモデルとの幾何的な関係の特徴を、幾何的関係特徴認識部105が抽出する。シェルモデル作成部109が、形状変更後の設計ソリッドモデルデータ106に幾何的関係特徴を適用して、形状変更後の解析用シェルモデルデータ108を作成する。
【選択図】図1
設計変更等の形状変更に追従して、解析用シェルモデルを自動作成する。
【解決手段】
解析作業支援装置100は、物品の形状を近似したソリッドモデルに対して数値解析用の解析用シェルモデルを作成する。この解析作業支援装置は、形状変更前の雛型ソリッドモデルデータ102と雛型ソリッドモデルに対応する雛型シェルモデルデータ103とを有する。雛型ソリッドモデルと対応する雛型シェルモデルとの幾何的な関係の特徴を、幾何的関係特徴認識部105が抽出する。シェルモデル作成部109が、形状変更後の設計ソリッドモデルデータ106に幾何的関係特徴を適用して、形状変更後の解析用シェルモデルデータ108を作成する。
【選択図】図1
Description
本発明はCAEシステムに係り、特にシェルモデル解析を利用する解析作業支援装置に関する。
薄板構造のソリッドモデルから解析用シェルモデルを作成する方法の例が、特許文献1および特許文献2に記載されている。特許文献1に記載の形状簡略化方法では、数値解析の対象となる形状モデルに対し、薄板状の形状部分を指示する。指示された形状に接続する面分の中から、平行な幾何的関係特徴を有する面を抽出する。抽出された面に平行でかつ距離がも短い面をペアとして特定する。特定した面のペアについて、中立面を作成する。これにより、形状を簡略化している。
特許文献2に記載の中立面モデルの生成方法では、数値解析の対象となる形状モデルに対して、2層構造の中空のメッシュモデルを生成する。このメッシュモデルの節点を、形状に基づいて設定された移動ベクトルに基づいて、対面の要素との接触を判定しながら移動させる。これにより、メッシュモデルの節点を中立面上に集めて、中立面モデルを生成している。なお、これらの文献における中立面という用語は、薄板形状の中立位置にある面のことを指す。これは、本願の解析用シェルモデルに対応する。
上記従来の中立面作成方法においては、設計変更などにより形状が変化した場合であっても、同じ操作を繰り返して、ソリッドモデルから解析用シェルモデルを作成する必要がある。したがって、設計業務においては、製品形状検討のために何度も同様の解析用シェルモデル作成の操作を繰り返すので作業工程が長くなる。また、上記いずれの文献に記載の方法を用いても、自動的に作成された解析用シェルモデルが必ずしもそのままでは解析に用いることができない場合には、変更作業を繰り返す必要があり、多大な工程を要する。
設計者または解析者が、設計ソリッドモデルとは別に解析用シェルモデルを作成すると、形状変更の度に解析用シェルモデル作成作業を繰り返す必要が生じる。作成した解析用シェルモデルの形状や板厚寸法の属性を変更して、形状最適化設計やパラメータサーベイをすると、最終的な解析用シェルモデルの形状や板厚寸法の属性に基づいて、新たにソリッドモデルを作成する必要がある。
本発明は上記従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、その目的は、設計変更等の形状変更に追従して解析用シェルモデルを自動作成することにある。本発明の他の目的は、解析用シェルモデルの形状や板厚寸法の属性に基づいて、設計用ソリッドモデルを作成することにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、物品の形状を近似したソリッドモデルに対して数値解析用の解析用シェルモデルを作成する解析作業支援装置において、形状変更前のソリッドモデルとこのソリッドモデルに対応する解析用シェルモデルを入力する手段と、形状変更前のソリッドモデルと対応する解析用シェルモデルとの幾何的な関係の特徴を抽出し幾何的関係特徴として登録する手段と、形状変更後のソリッドモデルを入力する手段と、幾何的関係特徴を形状変更後のソリッドモデルに適用して形状変更後のシェルモデルを作成する手段とを有するものである。
そしてこの特徴において、シェルモデルを構成する面とソリッドモデルを構成する面の幾何的な関係の特徴が複数あるときは、この複数の幾何的な関係の特徴から幾何的関係特徴として登録する特徴を表示および選択可能にする手段を有するのがよく、解析用シェルモデルに付与されている板厚寸法属性を取得し、解析用シェルモデルを構成する各面を法線方向に板厚寸法値で押出したソリッドモデルを作成する手段を有するものであってもよい。
また、形状変更後のシェルモデルを構成する構成面から、形状変更後のソリッドモデルを構成する構成面を更新作成するときに段差が生じたら、段差を検出して段差がなくなるようにソリッドモデルの構成面を変更する手段を有するものでもよく、段差を検出して段差部にフィレットを挿入し段差を滑らかにする手段を有するものでもよい。
上記目的を達成する本発明の他の特徴は、雛型となるソリッドモデルのデータである雛型ソリッドモデルデータと、雛型となるソリッドモデルから作成された雛型となるシェルモデルのデータである雛型シェルモデルデータと、雛型ソリッドモデルと雛型シェルモデル間との間で抽出された幾何的関係のデータである幾何的関係特徴データと、雛型ソリッドモデルを修正した設計モデルのデータである設計ソリッドモデルデータと、この設計ソリッドモデルデータに幾何的関係特徴データを適用して得られるものであって、雛型シェルモデルを修正した解析用シェルモデルのデータである解析用シェルモデルデータと、前記雛型ソリッドモデルデータと雛型シェルモデルデータとの幾何的関係特徴を抽出する幾何的関係特徴認識部と、この抽出された幾何的関係特徴を前記設計ソリッドモデルデータに適用し解析用シェルモデルを作成するシェルモデル作成部と、作成された解析用シェルモデルから更新する設計ソリッドモデルを作成する設計ソリッドモデル作成部とを有することにある。
そしてこの特徴において、幾何的関係特徴データは、雛型シェルモデルと雛型ソリッドモデルとの相対位置関係と雛型シェルモデルに付与する板厚分布と雛型シェルモデルを構成する複数の構成面間の接続関係とを有することが好ましく、幾何的関係特徴データは、雛型シェルモデルを構成する複数の構成面の少なくとも1つの面では複数個あり、設計ソリッドモデルデータに適用する幾何的関係特徴データを指定する設計ソリッドモデル指定部を有するものでもよい。また、解析用シェルモデルが設計ソリッドモデルを構成する部材の内部に位置するようにシェルモデル作成部が作成することが好ましい。
本発明によれば、雛型シェルモデルにおいて幾何的関係特徴を抽出したので、基本形状から修正したソリッドモデルであっても、容易に解析用シェルモデルを作成できる。また、解析用シェルモデルの形状や板厚寸法の属性に基づいて、設計用ソリッドモデルを作成できる。
以下、本発明に係る解析作業装置の一実施例を、図面を用いて説明する。図1は、シェルモデル解析を実行する解析作業装置のシステム構成図である。解析作業装置100は、システム使用者がデータを入力したり、解析結果等を表示したりするキーボード、ポインティングデバイスおよびディスプレイ等を含む入出力装置101を有する。形状変更前のソリッドモデルは、雛型ソリッドモデルデータ102としてデータベースに記憶される。雛型ソリッドモデルデータ102に対応する形状変更前の解析用シェルモデルは、雛型シェルモデルデータ103としてデータベースに記憶される。その際、雛型モデル指定部114が雛型シェルモデルデータ103への記憶を指定する。
幾何的関係特徴認識部105は、雛型ソリッドモデル102と雛型シェルモデル103の幾何的な関係の特徴を認識し、幾何的関係特徴データ104としてデータベースに登録する。解析用シェルモデルを作成するために、その元となる形状変更後のソリッドモデルを、設計ソリッドモデルデータ106としてデータベースに記憶する。設計ソリッドモデル指定部107は、記憶された幾何的関係特徴データ104の中から、設計ソリッドモデルデータ106に使用してシェルモデルを作成するのに必要なデータを指定する。シェルモデル作成部109は、指定された幾何的関係特徴データ104と設計ソリッドモデルデータ106とを用いて、形状変更後のシェルモデルを作成し、解析用シェルモデルデータ108としてデータベースに登録する。
この解析用シェルモデルデータの作成過程において、幾何的関係特徴データ104に、雛型シェルモデルを構成する面と雛型ソリッドモデルを構成する面についての幾何的な関係の特徴が複数含まれるときは、幾何的関係特徴表示指定部110が幾何的な関係の特徴を表示する。それとともに、複数の幾何的関係特徴の中から登録する特徴を選択し、幾何的関係特徴データ104としてデータベースに登録する。
解析用シェルモデルデータ108が得られたので、これをソリッドモデルを作成する元となる解析用シェルモデルとして解析用シェルモデル指定部111が指定する。解析用シェルモデルデータ108には板厚寸法の属性が付与されており、この属性を用いて設計ソリッドモデル作成部113が設計ソリッドモデル106を作成し、データベースに登録する。設計ソリッドモデル106の作成においては、取得した板厚寸法を用いる。具体的には、解析用シェルモデルデータ108を構成する各面を法線方向に板厚寸法だけ押出して設計ソリッドモデル106を作成する。
上記は、本発明に係る解析作業装置100の概要であるが、以下に装置各部の詳細と解析作業の詳細を説明する。図2に、雛型モデル指定部114がソリッドモデルを作成する際の、入出力装置101の画面の一例を示す。装置使用者は入出力装置101を用いて、操作画面上の雛型ソリッドモデルデータフィールド201に、雛型ソリッドモデルデータ102のファイル名称を入力する。また、雛型シェルモデルデータフィールド202に、雛型シェルモデルデータ103のファイル名称入力する。
実行ボタン203を押せば、画面に示されたものが登録され、キャンセルボタン204を押せば、その登録が取り消される。本実施例では、実行ボタン203を押すと、雛型ソリッドモデルデータフィールド201及び雛型シェルモデルデータフィールド202に入力されたファイル名称のファイルが、それぞれ雛型ソリッドモデルデータ102と雛型シェルモデルデータ103として登録される。その後、幾何的関係特徴認識部105が、雛型シェルモデルを構成する面と雛型ソリッドモデルを構成する面について、幾何的な関係の特徴を抽出する。キャンセルボタン204を押すと、雛型ソリッドモデルデータ102と雛型シェルモデルデータ103の指定が解除される。
次に、幾何的関係特徴表示指定部110は、雛型ソリッドモデルデータ102を構成する各面と雛型シェルモデルデータ103の各面との幾何的な関係から幾何的関係特徴データ104を抽出する。得られた幾何的関係特徴データ104には、幾何的関係特徴の種類とパラメータの2つのデータが含まれている。例えば、下記の7点の幾何的関係特徴に着目する。幾何的関係特徴はこれ以外にも選択可能であり、その目的に応じて適宜変更し得る。雛型ソリッドモデルの構成面をBFn(n=1〜雛型ソリッドモデルの構成面の数)、雛型シェルモデルの構成面をSFm(m=1〜雛型シェルモデルの構成面の数)とする。幾何的関係特徴の種類とそのパラメータは、以下のとおりである。
(1)雛型シェルモデルのk番目の構成面から雛型ソリッドモデルのi番目の構成面までの面間距離が一定である。すなわち、|SFk−はBFi|=D=一定。パラメータは面間距離D。
(2)雛型シェルモデルのk番目の構成面から雛型ソリッドモデルのi番目の構成面までの面間距離は、面間距離の予め定めた分布Dd上にある。すなわち、|SFk−BFi|∈Dd。パラメータは、面間距離の分布Dd。
(3)雛型シェルモデルのk番目の構成面は、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFjの間にある。すなわち、BFi<SFk<BFjまたはBFi>SFk>BFj。パラメータはなし。
(4)雛型シェルモデルのk番目の構成面は、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間を定倍R:1で内分する位置にある。パラメータは、面間距離の比率R。
(5)雛型シェルモデルのk番目の構成面は、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間をRd:1で内分するところにある。パラメータは、面間距離の比率Rd。
(6)雛型シェルモデルの隣り合う2つの構成面SFk、SFlは隣接している。パラメータはなし 。
(7)雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkの板厚寸法属性は、Tである。パラメータは、板厚寸法属性T。
(1)雛型シェルモデルのk番目の構成面から雛型ソリッドモデルのi番目の構成面までの面間距離が一定である。すなわち、|SFk−はBFi|=D=一定。パラメータは面間距離D。
(2)雛型シェルモデルのk番目の構成面から雛型ソリッドモデルのi番目の構成面までの面間距離は、面間距離の予め定めた分布Dd上にある。すなわち、|SFk−BFi|∈Dd。パラメータは、面間距離の分布Dd。
(3)雛型シェルモデルのk番目の構成面は、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFjの間にある。すなわち、BFi<SFk<BFjまたはBFi>SFk>BFj。パラメータはなし。
(4)雛型シェルモデルのk番目の構成面は、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間を定倍R:1で内分する位置にある。パラメータは、面間距離の比率R。
(5)雛型シェルモデルのk番目の構成面は、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間をRd:1で内分するところにある。パラメータは、面間距離の比率Rd。
(6)雛型シェルモデルの隣り合う2つの構成面SFk、SFlは隣接している。パラメータはなし 。
(7)雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkの板厚寸法属性は、Tである。パラメータは、板厚寸法属性T。
上記において、k,lは雛型シェルモデルを構成する全構成面の数までの任意の整数であり、i、jは雛型ソリッドモデルを構成する全構成面数までの任意の整数である。以下に、上記7つの特徴の具体的な抽出手順を説明する。
(A)雛型シェルモデルを構成する面SFkと雛型ソリッドモデルを構成する面BFiの面間距離を演算し、上記(1)〜(7)項の条件に合致する幾何的関係特徴を検索する。
(B)雛型シェルモデルを構成する面SFkと、雛型ソリッドモデルを構成する隣り合う2面BFi、BFjの面間距離とを演算し、上記(3)〜(5)項の条件に合致する幾何的関係特徴を検索する。
(C)雛型シェルモデルを構成する隣り合う2面SFk、SFlが、隣接関係にある場合は、上記(6)項の幾何的関係特徴を幾何的関係特徴データ104に登録する。
(D)雛型シェルモデルを構成する面SFkに設定されている板厚寸法属性を、この面SFkに関連する雛型ソリッドモデルの面BFiまたは雛型ソリッドモデルを構成する2つの面(BFi、BFj)の面間距離との関係から登録する。
(B)雛型シェルモデルを構成する面SFkと、雛型ソリッドモデルを構成する隣り合う2面BFi、BFjの面間距離とを演算し、上記(3)〜(5)項の条件に合致する幾何的関係特徴を検索する。
(C)雛型シェルモデルを構成する隣り合う2面SFk、SFlが、隣接関係にある場合は、上記(6)項の幾何的関係特徴を幾何的関係特徴データ104に登録する。
(D)雛型シェルモデルを構成する面SFkに設定されている板厚寸法属性を、この面SFkに関連する雛型ソリッドモデルの面BFiまたは雛型ソリッドモデルを構成する2つの面(BFi、BFj)の面間距離との関係から登録する。
図3に幾何的関係特徴表示指定部110が、幾何的関係特徴を指定する際における入出力装置101の画面の一例を示す。幾何的関係特徴データ104から、雛型シェルモデルを構成する面と雛型ソリッドモデルを構成する面について、幾何的な関係の特徴を複数含む部分を抽出する。抽出した部分について、雛型シェルモデルを構成する面を雛型シェルモデル構成面表示フィールド301に、雛型ソリッドモデルを構成する面を雛型ソリッドモデル構成面表示フィールド302に、雛型シェルモデルを構成する面と雛型ソリッドモデルを構成する面の幾何的関係特徴の種類を幾何的関係特徴種類表示フィールド303に表示する。
幾何的関係特徴表示エリア307には、雛型シェルモデルを構成する面、および雛型ソリッドモデルを構成する面、雛型シェルモデルを構成する面と雛型ソリッドモデルを構成する面との幾何的関係特徴の種類とパラメータを表示する。図3では、ステー311を有するL字状部材312が斜視図で示されている。装置使用者は次表示ボタン304または前表示ボタン305を押して、幾何的関係特徴データ104として登録する幾何的関係特徴を選択する。選択が終了したら、決定ボタン306を押す。決定ボタン306が押されると、幾何的関係特徴表示指定部110は選択された幾何的関係特徴を幾何的関係特徴データ104としてデータベースに登録する。ここで、自動設定ボタン308を押すと、下記の優先順位に従って、最も優先順位の高い幾何的関係特徴が登録される。ここに示した優先順位は一例であり、優先順位は任意に変更できる。
優先順位1:上記幾何的関係特徴に示した(3)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間にある。
優先順位2:上記幾何的関係特徴に示した(4)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFjをR:1(Rは定数)で内分する位置にある。
優先順位3:上記幾何的関係特徴に示した(5)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間の距離をRd:1で内分する位置にある。
優先順位4:上記幾何的関係特徴に示した(1)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiから面間距離Dが一定のところにある。
優先順位5:上記幾何的関係特徴に示した(2)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkと雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiとの距離は、面間距離の予め定めた分布Dd内にある。
優先順位2:上記幾何的関係特徴に示した(4)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFjをR:1(Rは定数)で内分する位置にある。
優先順位3:上記幾何的関係特徴に示した(5)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間の距離をRd:1で内分する位置にある。
優先順位4:上記幾何的関係特徴に示した(1)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiから面間距離Dが一定のところにある。
優先順位5:上記幾何的関係特徴に示した(2)項。すなわち、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkと雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiとの距離は、面間距離の予め定めた分布Dd内にある。
図4に、設計ソリッドモデル指定部107が、設計ソリッドモデルデータ106に幾何的関係特徴データ104を適用するときの入出力装置101の画面の一例を示す。装置使用者は、入出力装置101を用いて、操作画面上の設計ソリッドモデルデータフィールド401に設計ソリッドモデルデータ106のファイル名称を、適用幾何的関係特徴データフィールド402に適用する幾何的関係特徴データ104のファイル名称を入力する。
実行ボタン203を押すと、設計ソリッドモデルデータフィールド401と適用幾何的関係特徴データフィールド402に示されたファイル名称のファイルが、設計ソリッドモデルデータ106および幾何的関係特徴データ104として登録される。そして、シェルモデル作成部109の演算が実行される。キャンセルボタン204を押すと、表示されたフィルの登録が取り消される。
図4の画面で実行ボタン203が押されたので、シェルモデル作成部109の演算が実行される。シェルモデル作成部109では、幾何的関係特徴データ104を設計ソリッドモデルデータ106に適用して形状変更後のシェルモデルを作成しする。作成された形状変更後のシェルモデルは、解析用シェルモデルデータ108として登録される。詳細を、以下に示す。
(E)設計ソリッドモデルデータ106を構成する各面について、幾何的関係特徴データ104が含まれるか否かを判断する。幾何的関係特徴データ104が含まれていたら、含まれている幾何的関係特徴に従って、解析用シェルデータ108を構成する面を作成する。取り上げる幾何的関係特徴が、上記した幾何的関係特徴(1)〜(5)の場合には、次の手順を用いて作成する。
(1A)幾何的関係特徴が(1)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkと雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiとの面間距離Dが一定である。雛型ソリッドもモデルのi番目の構成面BFiから面間距離Dだけ離れた位置に雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(2A)幾何的関係特徴が(2)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiから面間距離の分布Ddだけ離れたところにある。雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiから面間距離の分布Ddだけ離れた位置に雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(3A)幾何的関係特徴が(3)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間にある。雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間に、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(4A)幾何的関係特徴が(4)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFjを比率R:1で内分する位置にある。雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間を比率R:1で内分する位置に、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(5A)幾何的関係特徴が(5)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間を比率Rd:1で内分するところにある。雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間をRd:1で内分する位置に、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(1A)幾何的関係特徴が(1)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkと雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiとの面間距離Dが一定である。雛型ソリッドもモデルのi番目の構成面BFiから面間距離Dだけ離れた位置に雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(2A)幾何的関係特徴が(2)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiから面間距離の分布Ddだけ離れたところにある。雛型ソリッドモデルのi番目の構成面BFiから面間距離の分布Ddだけ離れた位置に雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(3A)幾何的関係特徴が(3)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間にある。雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間に、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(4A)幾何的関係特徴が(4)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFjを比率R:1で内分する位置にある。雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間を比率R:1で内分する位置に、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(5A)幾何的関係特徴が(5)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkは、雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間を比率Rd:1で内分するところにある。雛型ソリッドモデルの隣り合う2つの構成面BFi、BFj間をRd:1で内分する位置に、雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkを作成する。
(F)解析用シェルデータ108を構成する各面について、幾何的関係特徴データ104が含まれるか否かを判断する。幾何的関係特徴データ104が含まれているときは、含まれた幾何的関係特徴に従って、解析用シェルデータ108を構成する面を変更するか、属性を設定する。幾何的関係特徴認識部105の幾何的関係特徴が、(6)および(7)のときは、次の手順で処理する。
(6A)幾何的関係特徴が(6)の場合:雛型シェルモデルの隣り合う2つの構成面SFk、SFlが、隣接している。雛型シェルモデルの隣り合う2つの構成面SFk、SFlを交線でトリミングし、この交線で雛型シェルモデルの隣り合う2つの構成面SFk、SFlを結合する。
(7A)幾何的関係特徴が(7)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkの板厚寸法属性がTである。雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkの板厚寸法属性に、Tを設定する。
(6A)幾何的関係特徴が(6)の場合:雛型シェルモデルの隣り合う2つの構成面SFk、SFlが、隣接している。雛型シェルモデルの隣り合う2つの構成面SFk、SFlを交線でトリミングし、この交線で雛型シェルモデルの隣り合う2つの構成面SFk、SFlを結合する。
(7A)幾何的関係特徴が(7)の場合:雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkの板厚寸法属性がTである。雛型シェルモデルのk番目の構成面SFkの板厚寸法属性に、Tを設定する。
図5に、解析用シェルモデル指定部111が使用するシェルモデルデータを指定する際の、入出力装置101の画面の一例を示す。装置使用者は入出力装置101を用いて、操作画面上の解析用シェルモデルデータフィールド501に、解析用シェルモデルデータ108のファイル名称を入力する。実行ボタン202を押すと、解析用シェルモデルデータフィールド501に示されたファイル名称のファイルが、解析用シェルモデルデータ108として登録される。そして、設計ソリッドモデル作成部113の演算が実行される。キャンセルボタン403を押すと、解析用シェルモデルデータ108への登録が取り消される。
解析用シェルモデルデータ108が登録されたので、設計ソリッドモデル作成部113は、設計ソリッドモデルの作成を開始する。設計ソリッドモデル作成部113は、解析用シェルモデルデータ108に付与されている板厚寸法属性を取得する。解析用シェルモデルデータ108の各構成面を、法線方向に板厚寸法だけ押し出したソリッドモデルを作成する。この押し出したソリッドモデルを、設計ソリッドモデル106に登録する。例えば、以下に示す4種類の板厚寸法属性が設定されている。
(11)1個の構成面について、1個の板厚寸法属性が設定されている。
(12)1個の構成面について、法線方向の正方向および逆方向に、それぞれ板厚寸法属性が設定されている。すなわち、2個の板厚寸法属性が設定されている。
(13)1個の構成面について、板厚寸法属性が一様でなく、分布的に複数設定されている。
(14)1個の構成面について、板厚寸法属性が法線方向の正方向と逆方向の2つの方向に、一様ではなく分布的に設定されている。
(11)1個の構成面について、1個の板厚寸法属性が設定されている。
(12)1個の構成面について、法線方向の正方向および逆方向に、それぞれ板厚寸法属性が設定されている。すなわち、2個の板厚寸法属性が設定されている。
(13)1個の構成面について、板厚寸法属性が一様でなく、分布的に複数設定されている。
(14)1個の構成面について、板厚寸法属性が法線方向の正方向と逆方向の2つの方向に、一様ではなく分布的に設定されている。
上記(11)〜(14)の板厚寸法属性が付与された設計モデルを、各場合ごとに以下に詳述する。なお、以下の手順において、隣接するシェルモデル構成面から押出して作成したソリッドモデル構成面に段差が生じたら、段差を検出し段差がなくなるようにソリッドモデルの構成面を変更するか、段差部にフィレットを挿入し段差を滑らかにする。本実施例では、段差がなくなるようにソリッドモデルの構成面を変更する。
(11A)1個の構成面に対して、1個の板厚寸法属性が設定されているときは、各構成面に設定されている板厚寸法属性の半分の値だけ、各構成面を法線方向の正方向と逆方向に押出して、ソリッドモデルを作成する(図6(a)の説明図601参照)。
(12A)1個の構成面に対して、法線方向の正方向および逆方向に板厚寸法属性が設定されているときは、各構成面に設定された板厚寸法を用いて、各構成面を法線方向の正方向には正方向に設定された板厚寸法値だけ、逆方向には逆方向に設定された板厚寸法値だけ、緩やかな変化で押出してソリッドモデルを作成する(図6(b)の説明図602参照)。
(13A)1個の構成面に対して、板厚寸法属性が一様ではなく分布的に複数設定されているときは、各構成面に設定されている板厚寸法属性の分布値の半分の値だけ、各構成面を法線方向の正方向と逆方向に押出してソリッドモデルを作成する(図6(c)の説明図603参照)。
(14A)1個の構成面に対して、板厚寸法属性が一様ではなく分布的に法線方向の正方向および逆方向に設定されているときは、各構成面に設定された正逆両方向の板厚寸法属性の分布値だけ、法線方向の正方向および逆方向に緩やかな変化で押出してソリッドモデルを作成する(図6(d)の説明図604参照)。
(12A)1個の構成面に対して、法線方向の正方向および逆方向に板厚寸法属性が設定されているときは、各構成面に設定された板厚寸法を用いて、各構成面を法線方向の正方向には正方向に設定された板厚寸法値だけ、逆方向には逆方向に設定された板厚寸法値だけ、緩やかな変化で押出してソリッドモデルを作成する(図6(b)の説明図602参照)。
(13A)1個の構成面に対して、板厚寸法属性が一様ではなく分布的に複数設定されているときは、各構成面に設定されている板厚寸法属性の分布値の半分の値だけ、各構成面を法線方向の正方向と逆方向に押出してソリッドモデルを作成する(図6(c)の説明図603参照)。
(14A)1個の構成面に対して、板厚寸法属性が一様ではなく分布的に法線方向の正方向および逆方向に設定されているときは、各構成面に設定された正逆両方向の板厚寸法属性の分布値だけ、法線方向の正方向および逆方向に緩やかな変化で押出してソリッドモデルを作成する(図6(d)の説明図604参照)。
上記した場合分けを用いて解析用シェルモデルの形状や板厚寸法属性を変更し、形状最適化設計やパラメータサーベイを行う。その結果、最終的な解析用シェルモデルの形状や板厚寸法属性に基づいたソリッドモデルを、新たに作成することができる。
図7から図11を用いて、具体的な構造物のソリッドモデルを作成する手順を詳述する。図7(a)に、形状変更前の雛型ソリッドモデル701を、図7(b)、(c)に、既にデータファイルとして存在する雛型シェルモデル702を示す。図8(a)に、形状変更後の設計ソリッドモデル801を、図8(b)、(c)に、解析用シェルモデル802を示す。
装置使用者は、入出力装置101の図2で示した操作画面において、雛型ソリッドモデル701のファイル名称を雛型ソリッドモデルデータフィールド201に、雛型シェルモデル702のファイル名称を雛型シェルモデルデータフィールド202に入力し、実行ボタン203を押す。幾何的関係特徴認識部105は、雛型ソリッドモデル701と雛型シェルモデル702の幾何的関係の特徴を認識し、幾何的関係特徴データ104としてデータベースに登録する。幾何的関係特徴データ104の具体的内容は、以下のとおりである。
(31)雛型シェルモデル702の面SF1と雛型ソリッドモデル701の面BF1との距離は、2mmで一定である。
(32)雛型シェルモデル702の面SF1と雛型ソリッドモデル701の面BF6との距離は、8mmで一定である。
(33)雛型シェルモデル702の面SF1は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF6の間にあり、この2つの面BF1、BF6との距離の比は、一定比率4:1である。
(34)雛型シェルモデル702の面SF2は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF2、BF3から等距離だけ離れている。
(35)雛型シェルモデル702の面SF2は、雛型ソリッドモデル701の面BF2から一定距離2mmだけ離れている。
(36)雛型シェルモデル702の面SF2は、雛型ソリッドモデル701の面BF3から一定距離2mmだけ離れている。
(37)雛型シェルモデル702の面SF3は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF4、BF5から等距離だけ離れている。
(38)雛型シェルモデル702の面SF3から雛型ソリッドモデル701の面BF4までの距離は場所により異なり、雛型ソリッドモデル701の右端から左端への順に、1mm、1.5mm、2mmの分布になっている。
(39)雛型シェルモデル702の面SF3から雛型ソリッドモデル701の面BF5までの距離は場所により異なり、雛型ソリッドモデル701の右端から左端への順に、1mm、1.5mm、2mmの分布になっている。
(40)雛型シェルモデル702の2つの面SF1、SF2は、隣接している。
(41)雛型シェルモデル702の2つの面SF1、SF3は、隣接している。
(42)雛型シェルモデル702の2つの面SF2、SF3は、隣接している。
(43)雛型シェルモデル702の面SF1の板厚寸法属性は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF6間の距離および雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF8の間の距離との平均値である。
(44)雛型シェルモデル702の面SF2の板厚寸法は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF2、BF3間の距離に等しい。
(45)雛型シェルモデル702の面SF3の板厚寸法は、この面SF3の頂点と各辺の中央部および面の中央部に設定した点で形成される3×3の点網において、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF4、BF5の対応する位置間の距離に等しい。
(31)雛型シェルモデル702の面SF1と雛型ソリッドモデル701の面BF1との距離は、2mmで一定である。
(32)雛型シェルモデル702の面SF1と雛型ソリッドモデル701の面BF6との距離は、8mmで一定である。
(33)雛型シェルモデル702の面SF1は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF6の間にあり、この2つの面BF1、BF6との距離の比は、一定比率4:1である。
(34)雛型シェルモデル702の面SF2は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF2、BF3から等距離だけ離れている。
(35)雛型シェルモデル702の面SF2は、雛型ソリッドモデル701の面BF2から一定距離2mmだけ離れている。
(36)雛型シェルモデル702の面SF2は、雛型ソリッドモデル701の面BF3から一定距離2mmだけ離れている。
(37)雛型シェルモデル702の面SF3は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF4、BF5から等距離だけ離れている。
(38)雛型シェルモデル702の面SF3から雛型ソリッドモデル701の面BF4までの距離は場所により異なり、雛型ソリッドモデル701の右端から左端への順に、1mm、1.5mm、2mmの分布になっている。
(39)雛型シェルモデル702の面SF3から雛型ソリッドモデル701の面BF5までの距離は場所により異なり、雛型ソリッドモデル701の右端から左端への順に、1mm、1.5mm、2mmの分布になっている。
(40)雛型シェルモデル702の2つの面SF1、SF2は、隣接している。
(41)雛型シェルモデル702の2つの面SF1、SF3は、隣接している。
(42)雛型シェルモデル702の2つの面SF2、SF3は、隣接している。
(43)雛型シェルモデル702の面SF1の板厚寸法属性は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF6間の距離および雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF8の間の距離との平均値である。
(44)雛型シェルモデル702の面SF2の板厚寸法は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF2、BF3間の距離に等しい。
(45)雛型シェルモデル702の面SF3の板厚寸法は、この面SF3の頂点と各辺の中央部および面の中央部に設定した点で形成される3×3の点網において、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF4、BF5の対応する位置間の距離に等しい。
装置使用者は、図3に示した入出力装置101の操作画面309から、幾何的関係特徴データに登録する幾何的関係特徴を選択する。各雛型シェルモデル702の面SF1〜SF3には、複数の選択肢がある。雛型シェルモデル702の面SF1については、(31)〜(33)項が、雛型シェルモデル702の面SF2については、(34)、(35)項が、雛型シェルモデル702の面SF3については、(36)〜(38)項が幾何的関係特徴として登録されている。そこで、この中からいずれかを選択する。本実施例では、面SF1につていは(31)項を、面SF2については(34)項を、面SF3については、(36)項を選択する。
つまり、
(51)雛型シェルモデル702の面SF1と雛型ソリッドモデル701の面BF1との距離は、2mmで一定である。
(52)雛型シェルモデル702の面SF2は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF2、BF3から等距離だけ離れている。
(53)雛型シェルモデル702の面SF3は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF4、BF5から等距離だけ離れている。
(54)雛型シェルモデル702の2つの面SF1、SF2は、隣接している。
(55)雛型シェルモデル702の2つの面SF1、SF3は、隣接している。
(56)雛型シェルモデル702の2つの面SF2、SF3は、隣接している。
(57)雛型シェルモデル702の面SF1の板厚寸法は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF6間の距離および雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF8の間の距離との平均値である。
(58)雛型シェルモデル702の面SF2の板厚寸法は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF2、BF3間の距離に等しい。
(59)雛型シェルモデル702の面SF3の板厚寸法は、3×3の点網において、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF4、BF5の対応する位置間の距離に等しい。
(51)雛型シェルモデル702の面SF1と雛型ソリッドモデル701の面BF1との距離は、2mmで一定である。
(52)雛型シェルモデル702の面SF2は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF2、BF3から等距離だけ離れている。
(53)雛型シェルモデル702の面SF3は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF4、BF5から等距離だけ離れている。
(54)雛型シェルモデル702の2つの面SF1、SF2は、隣接している。
(55)雛型シェルモデル702の2つの面SF1、SF3は、隣接している。
(56)雛型シェルモデル702の2つの面SF2、SF3は、隣接している。
(57)雛型シェルモデル702の面SF1の板厚寸法は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF6間の距離および雛型ソリッドモデル701の2つの面BF1、BF8の間の距離との平均値である。
(58)雛型シェルモデル702の面SF2の板厚寸法は、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF2、BF3間の距離に等しい。
(59)雛型シェルモデル702の面SF3の板厚寸法は、3×3の点網において、雛型ソリッドモデル701の2つの面BF4、BF5の対応する位置間の距離に等しい。
装置使用者は、入出力装置101の図4に示した操作画面から、設計ソリッドモデル801の名称を設計ソリッドモデルデータフィールド401に、先に作成した幾何的関係特徴データのファイル名称を適用幾何的関係特徴データフィールド402に指定する。シェルモデル作成部109は、図8に示した解析用シェルモデル802を作成する。解析用シェルモデル802は、幾何的関係特徴データに従って作成されている。
すなわち、解析用シェルモデル802は、以下の(61)項から(69)項に示す特徴を有する。雛型シェルモデル702の構成面に対応する解析シェルモデル802の構成面および雛型ソリッドモデル701に対応する設計ソリッドモデル801には、添え字aを付している。
(61)解析用シェルモデル802の構成面SF1aから設計ソリッドモデル801の構成面BF1aまでは、一定距離2mmである。
(62)解析用シェルモデル802の構成面SF2aは、設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF2a、BF3aまで等距離の位置にある。
(63)解析用シェルモデル802の構成面SF3aは、設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF4a、BF35まで等距離の位置にある。 。
(64)解析用シェルモデル802の2つの構成面SF1a、SF2aは、隣接している。
(65)解析用シェルモデル802の2つの構成面SF1a、SF3aは、隣接している。
(66)解析用シェルモデル802の2つの構成面SF2a、SF3aは、隣接している。
(67)解析用シェルモデル802の構成面SF1aの板厚寸法属性は、設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF1a、BF6a間の距離および設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF1a、BF8a間の距離の平均値である。
(68)解析用シェルモデル802の構成面SF2a'の板厚寸法値は、設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF2a、BF3a間の距離に等しい。
(69)解析用シェルモデル802の構成面SF3aの板厚寸法属性は、この構成面SF3aに設定した3×3の点網における、設計ソリッドモデル801の2つの面BF4a、BF5aに設定した対応位置間の距離に等しい。
(61)解析用シェルモデル802の構成面SF1aから設計ソリッドモデル801の構成面BF1aまでは、一定距離2mmである。
(62)解析用シェルモデル802の構成面SF2aは、設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF2a、BF3aまで等距離の位置にある。
(63)解析用シェルモデル802の構成面SF3aは、設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF4a、BF35まで等距離の位置にある。 。
(64)解析用シェルモデル802の2つの構成面SF1a、SF2aは、隣接している。
(65)解析用シェルモデル802の2つの構成面SF1a、SF3aは、隣接している。
(66)解析用シェルモデル802の2つの構成面SF2a、SF3aは、隣接している。
(67)解析用シェルモデル802の構成面SF1aの板厚寸法属性は、設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF1a、BF6a間の距離および設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF1a、BF8a間の距離の平均値である。
(68)解析用シェルモデル802の構成面SF2a'の板厚寸法値は、設計ソリッドモデル801の2つの構成面BF2a、BF3a間の距離に等しい。
(69)解析用シェルモデル802の構成面SF3aの板厚寸法属性は、この構成面SF3aに設定した3×3の点網における、設計ソリッドモデル801の2つの面BF4a、BF5aに設定した対応位置間の距離に等しい。
図9に、解析用シェルモデル901から設計用ソリッドモデル902を作成する例を示す。解析用シェルモデル901は、5個の面部材911〜915を有し、各面部材911〜915は、図示されたように1個の板厚寸法属性を有する。装置使用者は、入出力装置101の図5に示した操作画面から、解析用シェルモデルデータフィールド501に解析用シェルモデル901のファイル名称を指定する。設計ソリッドモデル作成部113は、設計用ソリッドモデル902を作成する。その際、解析用シェルモデル901の各面部材911〜915に設定された板厚寸法属性の半分の値だけ、各面911〜915の法線方向の正方向と逆方向に各面911〜915をそれぞれ押出して、ソリッドモデル902を作成する。
解析用シェルモデルから設計用シェルモデルを作成する他の例を、図10を用いて説明する。解析用シェルモデル1001は、図9に示したものと同一であるが、板厚寸法属性が異なっている。すなわち、解析用シェルモデル1001は、5個の面部材1011〜1015を有しており、各面部材1011〜1015では、法線方向の正方向と逆方向とに、板厚寸法属性が設定されている。そこで、各面部材1011〜1015を、設定された板厚寸法だけ、法線方向の正方向および逆方向に緩やかに厚さを変化させて押出し、ソリッドモデル1002を作成する。
解析用シェルモデルから設計用シェルモデルを作成するさらに他の例を、図11を用いて説明する。解析用シェルモデル1101は、水平面部材1111と垂直面部材1112とを有している。いずれの面部材1111、1112も、面部材111、1112を構成する辺1121〜1127上および面内の数点で、板厚寸法が設定されている。すなわち、解析用シェルモデル1101では、板厚寸法属性が分布的に設定されている。この設定された板厚の半分だけ、解析用シェルモデル1101の面部材1111、1112の対応する部分を、面部材1111、1112の法線方向の正方向と逆方向に押出す。そして設定された点以外の部分では滑らかな曲面を形成するようにして、ソリッドモデルを作成する。
本実施例によれば、幾何的関係特徴データ104さえ作成すれば、形状変更後のソリッドモデル801から解析用シェルモデル802を作成する場合にも、幾何的関係特徴データ104に基づいて解析用シェルモデルデータ108を作成することができる。すなわち、上記(61)〜(69)項に示したような解析用シェルモデル802の幾何的関係特徴を利用して、解析用シェルモデル802を作成できる。
なお上記実施例では、雛型ソリッドモデルの2つの構成面BFi,BFjおよび雛型シェルモデルの2つの構成面SFk,SFlを隣り合うと記載したが、これは物理的に必ずしも隣り合うものを意味するものではなく、各構成面に付した番号が隣り合うものを指している。また添え字k、l、i、j等は、構成面数の範囲内で任意の値である。
上記実施例において、雛型も出る指定部および幾何的関係特徴認識部、幾何的関係特徴表示指定部、設計ソリッドモデル指定部、シェルモデル作成部、設計モデル作成部、解析用モデル指定部は、計算機本体の演算手段であってもよく、プログラムであってもよい。またプログラムは予め計算機に記憶されていてもよいし、フロッピディスク等の媒体に記憶されていてもよい。さらに、各データを格納するデータベースは、計算機本体に付設された記憶手段や、フロッピディスク等の媒体に形成されていてもよい。
100…解析作業装置、101…入出力装置、102…形状モデルデータ、103…形状モデルデータ入力部、104…幾何的関係特徴データ、105…幾何的関係特徴認識部、106…設計ソリッドモデルデータ、107…設計ソリッドモデル指定部、108…解析用シェルモデルデータ、109…シェルモデル作成部、110…幾何的関係特徴表示支持部、111…解析用シェルモデル指定部、113…設計ソリッドモデル作成部、701…雛型ソリッドモデル、702…雛型シェルモデル、801…設計ソリッドモデル、802…解析用シェルモデル、901…解析用シェルモデル、902…設計ソリッドモデル、1001…解析用シェルモデル、1002…設計ソリッドモデル、1101…解析用シェルモデル、1102…設計ソリッドモデル、SF1〜SF3…雛型シェルモデルの(構成)面、BF1〜BF8…雛型ソリッドモデルの(構成)面、SF1a〜SF3a…解析用シェルモデルの(構成)面、BF1a〜BF1a…設計ソリッドモデルの(構成)面。
Claims (9)
- 物品の形状を近似したソリッドモデルに対して数値解析用の解析用シェルモデルを作成する解析作業支援装置において、形状変更前のソリッドモデルとこのソリッドモデルに対応する解析用シェルモデルを入力する手段と、前記形状変更前のソリッドモデルと対応する前記解析用シェルモデルとの幾何的な関係の特徴を抽出し幾何的関係特徴として登録する手段と、形状変更後のソリッドモデルを入力する手段と、幾何的関係特徴を前記形状変更後のソリッドモデルに適用して形状変更後のシェルモデルを作成する手段とを有することを特徴とする解析作業支援装置。
- シェルモデルを構成する面とソリッドモデルを構成する面の幾何的な関係の特徴が複数あるときは、この複数の幾何的な関係の特徴から幾何的関係特徴として登録する特徴を表示および選択可能にする手段を有することを特徴とする請求項1に記載の解析作業支援装置。
- 解析用シェルモデルに付与されている板厚寸法属性を取得し、解析用シェルモデルを構成する各面を法線方向に板厚寸法値で押出したソリッドモデルを作成する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の解析作業支援装置。
- 形状変更後のシェルモデルを構成する構成面から、形状変更後のソリッドモデルを構成する構成面を更新作成するときに段差が生じたら、段差を検出して段差がなくなるようにソリッドモデルの構成面を変更する手段を有することを特徴とする請求項3に記載の解析作業支援装置。
- 形状変更後のシェルモデルを構成する構成面から、形状変更後のソリッドモデルを構成する構成面を更新作成するときに段差が生じたら、段差を検出して段差部にフィレットを挿入し段差を滑らかにする手段を有することを特徴とする請求項3に記載の解析作業支援装置。
- 雛型となるソリッドモデルのデータである雛型ソリッドモデルデータと、雛型となるソリッドモデルから作成された雛型となるシェルモデルのデータである雛型シェルモデルデータと、雛型ソリッドモデルと雛型シェルモデル間との間で抽出された幾何的関係のデータである幾何的関係特徴データと、雛型ソリッドモデルを修正した設計モデルのデータである設計ソリッドモデルデータと、この設計ソリッドモデルデータに幾何的関係特徴データを適用して得られるものであって、雛型シェルモデルを修正した解析用シェルモデルのデータである解析用シェルモデルデータと、前記雛型ソリッドモデルデータと雛型シェルモデルデータとの幾何的関係特徴を抽出する幾何的関係特徴認識部と、この抽出された幾何的関係特徴を前記設計ソリッドモデルデータに適用し解析用シェルモデルを作成するシェルモデル作成部と、作成された解析用シェルモデルから更新する設計ソリッドモデルを作成する設計ソリッドモデル作成部とを有することを特徴とする解析支援装置。
- 前記幾何的関係特徴データは、雛型シェルモデルと雛型ソリッドモデルとの相対位置関係と雛型シェルモデルに付与する板厚分布と雛型シェルモデルを構成する複数の構成面間の接続関係とを有することを特徴とする請求項6に記載の解析支援装置。
- 前記幾何的関係特徴データは、雛型シェルモデルを構成する複数の構成面の少なくとも1つの面では複数個あり、設計ソリッドモデルデータに適用する幾何的関係特徴データを指定する設計ソリッドモデル指定部を有することを特徴とする請求項6に記載の解析支援装置。
- 解析用シェルモデルが設計ソリッドモデルを構成する部材の内部に位置するようにシェルモデル作成部が作成することを特徴とする請求項6に記載の解析支援装置。
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