JP2006119631A - 光拡散板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の光拡散板(1)は、互いに平行に延在する複数の中空部(5)が、内部に形成されてなることを特徴とする。例えば中空部(5)の断面形状は、三角形、円形である。光拡散板(1)の断面積のうち、前記中空部(5)の断面積の総和(S5)の占める割合が、5%〜75%である。間隔(ts)を空けて互いに平行に配置された一対の平板(2)間に、両平板(2)を連結し、互いに平行に延在する複数のリブ材(4)が配置され、これら複数のリブ材(4)は、平板(2)に対して30°〜75°の角度(θ)をなし、平板(2)と接する線(4a)の近傍において、隣接するリブ材(4)と接する構造で、前記平板(2)およびリブ材(4)により断面形状が三角形の中空部(5)が形成されてなる。例えばフラットパネルディスプレイ装置(6)の直下型バックライト(8)を構成する。
【選択図】 図1
Description
互いに平行に延在する複数の中空部(5)が内部に形成されてなることを特徴とする光拡散板(1)を提供するものである。図1、図2および図3に本発明の光拡散板(1)の一例の断面図を模式的に示す。
メタクリル酸メチル系重合体は、単量体単位としてメタクリル酸メチル単位を含む重合体
であり、メタクリル酸メチル単位の含有量は50質量%以上、好ましくは80質量%以上
であり、100質量%であってもよい。メタクリル酸メチル単位が100質量%の重合体
は、メタクリル酸メチルを単独で重合させて得られるメタクリル酸メチル単独重合体であ
る。
重合体であってもよい。
メタクリル酸メチルと共重合し得る単量体として、メタクリル酸メチル以外のメタクリル
酸エステル類も挙げられ、メタクリル酸エステル類として具体的には、例えばメタクリル
酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニル、
メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−ヒドロキシ
エチルなどが挙げられる。また、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロキシエチルなどのアクリル酸エステル類、メ
タクリル酸、アクリル酸などの不飽和酸類、クロロスチレン、ブロモスチレンなどのハロ
ゲン化スチレン類、ビニルトルエン、α−メチルスチレンなどのアルキルスチレン類など
の置換スチレン類、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、無水マレイン酸、フェニル
マレイミド、シクロヘキシルマレイミドなども挙げられる。これらの単量体は、それぞれ
単独で用いられてもよいし、2種以上を組み合わせて用いられてもよい。
体であって、スチレン系単官能単量体の単独重合体であってもよいし、スチレン系単官能
単量体およびこれと共重合可能な単官能単量体の共重合体であってもよい。
などのハロゲン化スチレン類、ビニルトルエン、α−メチルスチレンなどのアルキルスチ
レンなどの置換スチレンなどのような、スチレン骨格を有し、ラジカル重合可能な二重結
合を分子内に1個有する化合物である。
を分子内に1個有し、この二重結合でスチレン系単官能単量体と共重合可能な化合物であ
って、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸2−
エチルヘキシル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルなどのメタクリル酸エステル類、ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、ア
クリル酸フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2
−ヒドロキシエチルなどのアクリル酸エステル類、アクリロニトリルなどが挙げられ、メ
タクリル酸メチルなどのメタクリル酸エステル類が好ましく用いられ、それぞれ単独で、
または2種以上を組み合わせて用いられる。
合法、溶融エステル交換法で反応させて得られたものの他、カーボネートプレポリマーを
固相エステル交換法により重合させたもの、または環状カーボネート化合物の開環重合法
により重合させて得られるものである。
ル、4,4'−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス
{(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル)フェニル}メタン、1,1−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン
、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(通称ビスフェノールA)、2,2
−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒ
ドロキシ−3,5−ジメチル)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−
3,5−ジブロモ)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(3−イソプロピル−4−ヒド
ロキシ)フェニル}プロパン、2,2−ビス{(4−ヒドロキシ−3−フェニル)フェニ
ル}プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−3−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3
,3−ジメチルブタン、2,4−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルブタン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−4−メチルペンタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン
、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−イソプロピルシクロヘキサン、1,1
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、9,9−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)フルオレン、9,9−ビス{(4−ヒドロキシ−3−メ
チル)フェニル}フルオレン、α,α'−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−o−ジイソ
プロピルベンゼン、α,α'−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベ
ンゼン、α,α'−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−p−ジイソプロピルベンゼン、1
,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−5,7−ジメチルアダマンタン、4,4'−ジ
ヒドロキシジフェニルスルホン、4,4'−ジヒドロキシジフェニルスルホキシド、4,
4'−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4'−ジヒドロキシジフェニルケトン、
4,4'−ジヒドロキシジフェニルエーテルおよび4,4'−ジヒドロキシジフェニルエ
ステルなどが挙げられ、これらは単独または2種以上を混合して使用できる。
プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−3−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3
−ジメチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、1
,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンおよび
α,α'−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンからなる群よ
り選ばれた少なくとも1種のビスフェノールより得られる単独重合体または共重合体が好
ましく、特に、ビスフェノールAの単独重合体および1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサンとビスフェノールA、2,2−ビス{(
4−ヒドロキシ−3−メチル)フェニル}プロパンおよびはα,α'−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)−m−ジイソプロピルベンゼンから選択される少なくとも1種の二価フェ
ノールとの共重合体が好ましく使用される。
メートなどが使用され、具体的にはホスゲン、ジフェニルカーボネートまたは二価フェノ
ールのジハロホルメートなどが挙げられる。
ビニル脂環式炭化水素系重合体などが挙げられる。
び/または側鎖のいずれに有していてもよい。光透過性の観点から、主鎖に脂環式構造を
含有するものが好ましい。
環の環状オレフィン系重合体、環状共役ジエン系重合体、ビニル脂環式炭化水素系重合体
、及びこれらの水素添加物などが挙げられる。これらの中でも、光透過性の観点から、ノ
ルボルネン系重合体水素添加物、ビニル脂環式炭化水素系重合体又はその水素化物などが
好ましく、ノルボルネン系重合体水素添加物がより好ましい。
、水酸化アルミニウム粒子、シリカ粒子、硝子粒子、タルク粒子、マイカ粒子、ホワイト
カーボン粒子、酸化マグネシウム粒子、酸化亜鉛粒子などが挙げられ、脂肪酸などの表面
処理剤によりで表面処理されていてもよい。
シロキサン系樹脂粒子などの架橋樹脂粒子、高い分子量を示す高分子量スチレン系樹脂粒
子、高分子量アクリル系樹脂粒子などの高分子量樹脂粒子などが挙げられる。なお、架橋
樹脂粒子とは、アセトン中に溶解させた時のゲル分率が10%以上である樹脂粒子であり
、高分子量樹脂粒子とは、重量平均分子量(Mw)が50万〜500万の樹脂粒子である
。
(1)スチレン系単量体を重合して得られる高分子量の樹脂粒子、またはスチレン系単量
体単位を50重量%以上含み、ラジカル重合可能な二重結合を分子内に1個有する単量体
を重合して得られる高分子量の樹脂粒子、
単量体を重合して得られる架橋樹脂粒子、またはスチレン系単量体単位を50重量%以上
含み、ラジカル重合可能な二重結合を分子内に1個有する単量体とラジカル重合可能な二
重結合を分子内に少なくとも2個有する単量体を重合して得られる架橋樹脂粒子などが挙
げられる。
導体としては、クロロスチレン、ブロムスチレンのようなハロゲン化スチレン、ビニルト
ルエン、α−メチルスチレンのようなアルキル置換スチレンが挙げられるが、これらに限
定されるものではない。これらスチレン系単量体はそれぞれ単独で、または2種以上を組
み合わせて用いられる。
成分以外であれば特に制限はないが、例えばメタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニル、メタクリル
酸ベンジル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチルなど
のメタクリル酸エステル類、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸2−
エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロキシエチルなどのアクリル酸エステル類、アクリ
ロニトリルなどが挙げられる。中でもメタクリル酸メチルなどのアルキルメタアクリレー
ト類が好ましい。これらの単量体はそれぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて用い
られる。
と共重合可能で共役ジエンを除くものである。具体的には、例えば1,4−ブタンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレートのようなア
ルキルジオールジ(メタ)アクリレート類、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレートのようなアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート類;
ジビニルベンゼン、ジアリルフタレートのような芳香族多官能化合物、トリメチロールプ
ロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートの
ような多価アルコールの(メタ)アクリレート類などが挙げられる。これらの単量体はそ
れぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて用いられる。なお、「(メタ)アクリレー
ト」とは、「メタクリレート」および「アクリレート」を示す。
(1)アクリル系単量体を重合して得られる高分子量の樹脂粒子、またはアクリル系単量
体単位を50重量%以上含み、ラジカル重合可能な二重結合を分子内に1個有する単量体
を重合して得られる高分子量の樹脂粒子、
単量体を重合して得られる架橋樹脂粒子、またはアクリル系単量体単位を50重量%以上
含み、ラジカル重合可能な二重結合を分子内に1個有する単量体とラジカル重合可能な二
重結合を分子内に少なくとも2個有する単量体を重合して得られる架橋樹脂粒子などが挙
げられる。
ル酸ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸ベンジ
ル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸
フェニル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、メタクリル酸、アクリル酸などが挙げられる。これらのアクリル系単量体は
、それぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて用いられる。
量体以外であれば特に制限はないが、例えばスチレンおよびその誘導体が挙げられる。ス
チレン誘導体としては、例えばクロロスチレン、ブロムスチレンのようなハロゲン化スチ
レン、ビニルトルエン、α−メチルスチレンのようなアルキル置換スチレンなどが挙げら
れる。中でもスチレンが好ましい。かかる単量体は、それぞれ単独で、または2種以上を
組み合わせて用いられる。
量体と共重合可能で共役ジエンを除くものであり、先に述べた単量体の中から選べばよい
。
乳化重合法、分散重合法などの通常の重合方法により重合して製造できる。
のであり、常温で固体状のものを指す。シロキサン系の重合体は主にクロロシランの加水
分解と縮合によって製造される。例えばジメチルジクロロシラン、ジフェニルジクロロシ
ラン、フェニルメチルジクロロシラン、メチルトリクロロシラン、フェニルトリクロロシ
ランに代表されるクロロシラン類を加水分解と縮合する事により、(架橋)シロキサン系
重合体を得ることができる。さらに、これらの(架橋)シロキサン系重合体を過酸化ベン
ゾイル、過酸化−2、4−ジクロルベンゾイル、過酸化−p−クロルベンゾイル、過酸化
ジキュミル、過酸化ジ−t−ブチル、2、5−ジメチル−2、5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサンのごとき過酸化物により架橋させたり、ポリシロキサン化合物の末端にシ
ラノール基を導入し、アルコキシシラン類と縮合架橋させたりする事によっても製造する
ことができる。中でも、珪素原子1個あたりに有機基が2〜3個結合した架橋シロキサン
系重合体が好ましい。
、特許文献1〔特開昭59−68333号公報〕に記載のように、特定の線状オルガノシ
ロキサンブロックを含有する硬化性重合体もしくは硬化性重合体組成物を噴霧状態で硬化
させて球状粒子を得る方法や、特許文献2〔特開昭60−13813号公報〕に記載され
るように、特定のアルキルトリアルコキシシランまたはその部分加水分解縮合物を、アン
モニアまたはアミン類の水溶液中で、加水分解・縮合させて球状粒子とする方法等が利用
できる。
、通常は1.53〜1.61程度である。一般的にフェニル基を有する単量体が多い程、
またハロゲン化された単量体が多く含まれる程、屈折率が上がる傾向がある。この中から
樹脂の屈折率との差が適切なものを選択する。
、通常は1.46〜1.55程度である。一般に、フェニル基を有する単量体が多い程、
またハロゲン化された単量体が多く含まれる程、屈折率が上がる傾向がある。この中から
基材の屈折率との差が適切なものを選択する。
変化するが、通常は1.40〜1.47程度である。一般的に該シロキサン系重合体中に
フェニル基が多く入る程、また珪素原子に直結した有機基が多くなる程、屈折率が上がる
傾向がある。この中から、基材の屈折率との差が適切なもの
を選択する。
グリセライド、ポリエーテルエステルアミドなどの帯電防止剤、ヒンダードフェノールな
どの酸化防止剤、燐酸エステルなどの難燃剤、パルミチン酸、ステアリルアルコールなど
の滑剤、ヒンダードアミンなどの光安定剤、ヒンダードフェノールなどの酸化防止剤、各
種染料、蛍光増白剤、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収
剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤、マロン酸エステル系紫外線吸収剤、蓚酸アニリ
ド系紫外線吸収剤、酢酸エステル紫外線吸収剤の紫外線吸収剤などのの添加剤を含有させ
てもよい。これらの添加剤はそれぞれ単独で、または2種以上を組み合わせて用いられる
。
限定されるものではない。
(1)吸水反り試験:
得られた光拡散板(1)を切出して試験片とし、この試験片を2枚の鋼製平板の間に挟み、
平面状に維持しながら大気中、90℃で5時間保持したのち、24時間放冷して乾燥させ
た。乾燥後の光拡散板(1)の試験片のエッジ部分にシールテープを貼って、このエッチ部分からの水の進入を防止した状態で、室温(約25℃)にて、この試験片の片面だけが純水に浸漬するようにして保持した。24時間後、試験片の4隅の反り上がり量を測定し、その平均値を反り量とした。
MA樹脂:メタクリル酸メチル96質量部とアクリル酸メチル4質量部との共重合体(屈
折率は1.49)
MA樹脂を、押出機〔スクリュー径40mm、一軸式、ベント付、田辺プラスチックス(
株)製〕にて加熱しながら溶融混練して、リップ部分に三角形形状を並べた異型押出ダイ
に送り込み、押し出し、サイジングにより冷却を行い、図1に示すような光拡散板(1)を
得た。
を構成する平板(2)の厚み(t2)はそれぞれ0.3mm程度であり、平板(2)間の間隔(ts)は2.4mm程度であった。複数のリブ材(4)の厚み(t4)は0.3mm程度であった。このリブ材(4)は、それぞれ平板(2)に対して60°の角度(θ)を為していた。この光拡散板(1)の平板(2)およびリブ材(4)の合計断面積(S24)と、内部の中空部分(5)の合計断面積(S5)との比〔S24:S5〕は、1:1であった。この光拡散板(1)の吸水反り試験を行ったところ、反り量は1mmであった。
MA樹脂を押出成形して得られた中実構造で厚み2mmの樹脂板は、比較的重く、また、吸水反り試験を行ったところ、反り量は3.5mmであった。
2:平板 t2:平板の厚み ts:平板間の間隔
4:リブ材 t4:リブ材の厚み
4a:リブ材が平板と接する線
θ:リブ材が平板に対してなす角度
5:空間部分
6:フラットパネルディスプレイ装置 7:画像表示素子
8:照明装置(直下型バックライト) 9:光源
Li:入射光 LO:拡散透過光(出射光)
Claims (7)
- 互いに平行に延在する複数の中空部(5)が、内部に形成されてなることを特徴とする光拡散板(1)。
- 前記中空部(5)の断面形状が、三角形または円形である請求項1に記載の光拡散板(1)。
- 光拡散板(1)の断面積のうち、前記中空部(5)の断面積の総和(S5)の占める割合が、5%〜75%である請求項1または請求項2に記載の光拡散板(1)。
- 間隔(ts)を空けて互いに平行に配置された一対の平板(2)間に、両平板(2)を連結し、互いに平行に延在する複数のリブ材(4)が配置され、
前記複数のリブ材(4)は、前記平板(2)に対して30°〜75°の角度(θ)をなし、
平板(2)と接する線(4a)の近傍において、隣接するリブ材(4)と接する構造であり、
前記平板(2)およびリブ材(4)により断面形状が三角形の中空部(5)が形成されてなる請求項1に記載の光拡散板(1)。 - 平板(2)およびリブ材(4)により囲まれた中空部(5)の合計断面積(S5)と平板(2)およびリブ材(4)の合計断面積(S24)との比(S5:S24)が1:20〜3:1の範囲である請求項4に記載の光拡散板(1)。
- メタクリル酸メチル樹脂、スチレン樹脂、メタクリル酸メチル−スチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、脂環構造含有エチレン性不飽和単量体単位を含有する樹脂またはポリエチレンテレフタレート樹脂により構成されている請求項1〜請求項5のいずれかに記載の光拡散板(1)。
- 画像表示素子(7)と、その背面側に配置された請求項1〜請求項6のいずれかに記載の光拡散板(1)と、該光拡散板(1)の背面側に備えられた光源(8)とを備え、該光源(8)からの光(Li)が、前記光拡散板(1)に入射し、これを透過する間に拡散されて拡散透過光(LO)となって前記画像表示素子(7)に導かれ、これを背面側から照明するように構成されてなるフラットパネルディスプレイ装置(6)。
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- 2005-09-27 JP JP2005279473A patent/JP2006119631A/ja active Pending
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