JP2006119335A - 端末装置の表示部駆動方法及び駆動システム - Google Patents

端末装置の表示部駆動方法及び駆動システム Download PDF

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芳紀 中島
Shigeki Kondo
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Abstract

【課題】使用による有機EL素子の劣化を抑制し、補正をすることなく、より長時間の使用が可能な有機ELディスプレイを提供することを目的とし、特に有機EL素子の劣化の大きい高温での使用による劣化を抑制すること。
【解決手段】有機EL素子をマトリクス状に配置した表示部を持つ端末装置の表示部駆動方法において、前記表示部の温度を検出し、前記表示部の温度によって表示データの変換をする。ここで、表示データの変換とは、表示時間を変化させることであり、表示時間の変化とは、スタンバイ状態に入るまでの時間を変化させること又は表示データを間引くことにより変化させること、或は1フレームの中の点灯Dutyを変化させることである。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機EL素子をマトリクス状に配置した表示部を持つ端末装置の表示部駆動方法及び駆動システムに関する。
近年、薄型の表示装置が携帯電話やデジタルカメラ等の携帯可能な端末装置の小型の表示部として一般に使用されている。薄型の表示装置の一例としては、液晶ディスプレイが挙げられる。一方、ここ数年、前記液晶ディスプレイの問題点である視野角特性、消費電力等を解決することができるとされている有機EL素子を用いた有機ELディスプレイが次世代のディスプレイとして注目され、実用化され始めている。
しかし、有機EL素子は、自発光素子であり、長時間の使用によって表示輝度が低下してしまうという問題点がある。更に、前記表示輝度の低下は温度によって大きく左右され、高温での使用における低下が大きいことが知られている。
上記輝度低下を防止する方法として、特許文献1では、動作している累積時間及び表示部の温度に基づいて、表示部の輝度を制御し、表示輝度を一定に保つ方法が開示されている。更に、特許文献2においては、有機EL素子の経時変化を検出し、輝度や色味補正を実施する技術が開示されている。
特開2002−372949号公報 特開2002−278514号公報
しかし、何れの技術も使用によって輝度劣化が発生した有機EL素子の輝度を一定に保つための技術であり、輝度を一定にするために消費電力の上昇等のデメリットが懸念される。
そこで、本発明は、使用による有機EL素子の劣化を抑制し、補正をすることなく、より長時間の使用が可能な有機ELディスプレイを提供することを目的とし、特に有機EL素子の劣化の大きい高温での使用による劣化を抑制することを目的としてる。
本発明は、上記目的を達成するために以下のように構成されている。
(1)有機EL素子をマトリクス状に配置した表示部を持つ端末装置の表示部駆動方法において、前記表示部の温度を検出し、前記表示部の温度によって表示データの変換をする。
(2)(1)の表示データの変換とは、表示時間を変化させる。
(3)(2)の表示時間の変化とは、スタンバイ状態に入るまでの時間を変化させる。
(4)(2)の表示時間の変化とは、表示データを間引くことにより変化させる。
(5)(2)の表示時間の変化とは、1フレームの中の点灯Dutyを変化させる。
(6)有機EL素子をマトリクス状に配置した表示部を持つ端末装置の表示部駆動システムにおいて、前記表示部の温度を検知する温度検知部と、温度検知部からデータを受け取り表示部の温度を検出する温度検出部と前記表示部の温度に基づいて表示データを変換する表示データ変換部とを有する駆動システム。
(7)(6)の表示データ変換部とは、表示時間変換部である。
(8)(7)の表示時間変換部とは、スタンバイ状態に入るまでの時間調整部である。
(9)(7)の表示時間変換部とは、表示データを間引く間引き部である。
(10)87)の表示時間変換部とは、点灯Dutyの変換部である。
(11)(6)の温度検知部は、TFTから成る。
本発明によれば、使用による有機EL素子の劣化による輝度低下を抑制することができ、より長時間、表示品位を保つことができる。
以下、本発明の具体的実施の形態を示し、本発明を更に詳細に説明する。
<実施の形態1>
図1に本実施の形態で使用した端末装置の表示部周辺のブロック図を示す。101は有機EL素子をマトリクス状に配置した有機ELディスプレイ、102は表示部の温度を検知する検知部、103は温度検知部からの温度を検出する温度検出部、104はメモリ105に蓄積されたデータを読み出し、温度検出部103の表示部温度に基いて表示部に表示させる制御部である。ここで、温度検知部103は、通常温度検出用として使用されるサーミスタや抵抗センサが考えられ、温度を検知できれば良く、特に限定はない。
次に、図1と図2を用いて本実施の形態の制御方法を説明する。
端末装置の電源がON(S200)されると表示部101に映像が表示される。制御部104が温度検出部103から温度データを取得し、表示部の温度が60℃以上か判定する(S201)。表示部が60℃以上だった場合、制御部は、表示部が高温状態であると判断し、高温駆動処理(S202)を実行する。次に、前回の温度取得から1分以上経過(S204)したら、再度表示部の温度を取得する。又、表示部が60℃以上でなかった場合、駆動処理をリセット(S203)し、表示部の駆動を通常駆動に戻す。
本実施の形態では、端末装置におけるユーザー操作が一定時間実施されなかった場合に、制御部が表示部の輝度を低下させたり、表示部の表示をOFFにしたりする(以下、スタンバイ状態と言う)表示部制御において、検出温度に基づいてスタンバイ状態に移行する時間を変更する。ここでは、60℃以上の高温駆動処理は1分としている。又、通常駆動(60℃以下のデフォルト)では、3分とした。これによって、高温状態での表示部に表示されている時間が少なくすることができ、有機EL素子の劣化を抑制することができる。
又、本実施の形態では、60℃を超えているか否かでスタンバイ状態への移行時間を変えたが、温度を2段階以上の複数段階持ち、温度レンジに応じて細かくスタンバイ状態への移行時間を設定することが好ましい。
<実施の形態2>
本実施の形態が、前記実施の形態1と異なる点は高温駆動処理の方法である。
図3と図4を用いて説明する。
メモリデータ(302)は、メモリ105から制御に読み出されるデータ、間引きデータ(301)は、不図示のメモリから表示部の温度に基づいて読み出されるデータである。これらのメモリデータと間引きデータの乗算により、表示データ303が生成され表示部101に表示される。図4の(1)のAは、メモリから読み出された或る行の10画素分のデータである。データは、8bitの256階調であり、IからIIIの領域がレベル255IV〜Vがレベル0、VI〜Xがレベル255である。401に60℃以下の通常駆動時の画素の表示状態を示している。レベル255の位置の画素は、白、レベル0の位置の画素は黒となっている。
更に、間引きデータをBに示している。ここでは、50%の間引きとしている。間引きデータは、Iの位置が1、IIの位置が0、以降1と0が交互に出力されるパターンとなっている。CにAとBを乗算した表示データ303を示す。Iの領域のレベル255はそのまま表示されるが、IIの位置の255のデータはレベル0となっている。60℃以上の高温駆動処理時の表示状態402を見ると通常駆動時の401に比べて間引かれているのが分かる。更に、本実施の形態において表示部の表示は、60msec毎にメモリ105のデータから読み出されて更新されている。次の画素データの表示更新の際には、(2)のように間引きデータのパターンEを(1)の間引きデータパターンBの反転データとしている。それによって、所定位置の画素に着目した際に、点灯時間が通常表示の50%となるように制御している。
又、本実施の形態では、60℃を超えているか否かで間引きを変えたが、温度レンジを2段階以上の複数段階持ち、温度レンジに応じて細かく間引きを設定することが好ましい。
本実施の形態の制御によって、表示部が高温時に所定画素の点灯時間が短くなり、有機EL素子の劣化を抑制することができる。
<実施の形態3>
本実施の形態が実施の形態1と異なる点は、高温駆動処理の方法である。
図5を用いて説明する。
本実施の形態の表示部は、1フレーム60msecで駆動している。図5において500の範囲が1フレームに相当する。Aは、表示部温度が60℃通常駆動時のある画素の輝度の変化の状態を示している。データを更新するためにブランク501(約60μsec)が存在するが1フレームの間同じ輝度で発光している。それに対してBは、60℃以上の恒温駆動時であるが、発光している期間が通常駆動に比べて短くなっている。従って、Aの時に比べてBの方が表示時間が短く輝度が低くなっているのが分かる。
又、本実施の形態では、60℃を超えているか否かで発光期間を変えたが、温度レンジを2段階以上の複数段階持ち、温度レンジに応じて細かく発光期間を設定することが好ましい。
本実施の形態の制御によって、表示部が高温時に所定画素の点灯時間が短くなり、有機EL素子の劣化を抑制することができる。
<実施の形態4>
本実施の形態において、温度検知部としてTFTを利用している。
図6及び図7を用いて説明する。
図6は、一般的なTFTの温度特性を示す図である。TFT600のドレイン602とソース603、ゲート601とソース603に一定電圧を印加した際のドレイン−ソース電流特性を示したものである。温度が上昇するに従い、TFTのON抵抗の上昇により電流値が低下する。
図7は、図6に流れる電流を検出する温度検出部103の詳細を示したものである。TFT700のドレイン−ソースに流れる電流を所定の抵抗値を持つ抵抗701に流し、オペアンプ702により出力される電圧をA/D変換器703を介して、制御部104に接続される。
TFTを用いるメリットとして、TFTを用いたアクティブマトリクスにより駆動する表示部を持つ場合、同じ回路作製プロセスにて温度検知部を設けることができる点が挙げられる。
本発明の全実施の形態で使用されるシステムのブロック図である。 本発明の全実施の形態で使用される駆動処理のフロー図である。 本発明の実施の形態2で使用される高温駆動処理のブロック図である。 本発明の実施の形態2の高温駆動処理時の表示データの説明図である。 本発明の実施の形態3の高温駆動処理時の表示データの説明図である。 本発明の実施の形態4で使用される温度検知部の図である。 本発明の実施の形態4で使用される温度検出部の図である。
符号の説明
101 有機ELディスプレイ
102 検知部
103 温度検知部
104 制御部
105 メモリ

Claims (11)

  1. 有機EL素子をマトリクス状に配置した表示部を持つ端末装置の表示部駆動方法において、
    前記表示部の温度を検出し、前記表示部の温度によって表示データの変換をすることを特徴とする端末装置の表示部駆動方法。
  2. 前記表示データの変換とは、表示時間を変化させることを特徴とする請求項1記載の端末装置の表示部駆動方法。
  3. 前記表示時間の変化とは、スタンバイ状態に入るまでの時間の変化であることを特徴とする請求項2記載の端末装置の表示部駆動方法。
  4. 前記表示時間の変化とは、表示データを間引くことにより変化させることを特徴とする請求項2記載の端末装置の表示部駆動方法。
  5. 前記表示時間の変化とは、1フレームの中の点灯Dutyを変化させることを特徴とする請求項2記載の端末装置の表示部駆動方法。
  6. 有機EL素子をマトリクス状に配置した表示部を持つ端末装置の表示部駆動システムにおいて、
    前記表示部の温度を検知する温度検知部と、温度検知部からデータを受け取り表示部の温度を検出する温度検出部と、前記表示部の温度に基づいて表示データを変換する表示データ変換部とを有することを特徴とする端末装置の表示部駆動システム。
  7. 前記表示データ変換部とは、表示時間変換部であることを特徴とする請求項6記載の端末装置の表示部駆動システム。
  8. 前記表示時間変換部とは、スタンバイ状態に入るまでの時間調整部であることを特徴とする請求項7記載の端末装置の表示部駆動システム。
  9. 前記表示時間変換部とは、表示データを間引く間引き部であることを特徴とする請求項7記載の端末装置の表示部駆動システム。
  10. 前記表示時間変換部とは、点灯Dutyの変換部であることを特徴とする請求項7記載の端末装置の表示部駆動システム。
  11. 前記温度検知部は、TFTから成ることを特徴とする請求項6記載の端末装置の表示部駆動システム。
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