JP2006116107A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 二つの特別図柄表示装置(演出図柄表示装置)を設けるにあたり、遊技者の興味が分散したり、一方に偏ることを回避する。
【解決手段】 第一及び第二の特別図柄表示装置16、17と、第一及び第二の演出図柄表示装置18、19を設けると共に、第一及び第二の演出図柄表示装置18、19による演出を連動させる。
例えば、一方の演出図柄表示装置18(19)が大当り演出中のとき、他方の演出図柄表示装置19(18)にも大当り演出を行わせる。
また、一方の演出図柄表示装置18(19)がリーチ演出中のとき、他方の演出図柄表示装置19(18)にもリーチ演出を行わせる。
また、一方の演出図柄表示装置18(19)に係る予告演出を、他方の演出図柄表示装置19(18)に行わせる。
【選択図】 図3
【解決手段】 第一及び第二の特別図柄表示装置16、17と、第一及び第二の演出図柄表示装置18、19を設けると共に、第一及び第二の演出図柄表示装置18、19による演出を連動させる。
例えば、一方の演出図柄表示装置18(19)が大当り演出中のとき、他方の演出図柄表示装置19(18)にも大当り演出を行わせる。
また、一方の演出図柄表示装置18(19)がリーチ演出中のとき、他方の演出図柄表示装置19(18)にもリーチ演出を行わせる。
また、一方の演出図柄表示装置18(19)に係る予告演出を、他方の演出図柄表示装置19(18)に行わせる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、始動口に対する遊技球の入賞に応じて、特別図柄に係る抽選処理を行い、特別図柄に係る抽選に当選したとき、遊技者に有利な状態を出現させるパチンコ遊技機などの弾球遊技機に関する。
始動口に対する遊技球の入賞に応じて、特別図柄に係る抽選処理を行い、特別図柄に係る抽選に当選したとき、遊技者に有利な状態を出現させる弾球遊技機が普及している。この種の弾球遊技機は、液晶パネルなどで構成される特別図柄表示装置と、特別図柄に係る抽選処理を行う主基板(主制御基板)と、該主基板からの演出コマンドに応じて、特別図柄表示装置を制御する周辺基板(図柄表示制御基板)とを備えており、通常、特別図柄表示装置では、特別図柄を変動表示するだけでなく、様々な演出図柄を用いて、リーチ予告演出、リーチ演出、大当り演出などが行われている。尚、本明細書では、大当りの期待が高い状態を「リーチ」という。
近年、二つの特別図柄表示装置を設け、各特別図柄表示装置で異なる特別図柄表示を行う弾球遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような弾球遊技機によれば、特別図柄に係る抽選機会が増えるだけでなく、二つの特別図柄表示装置で趣向の異なる演出を行うことにより、弾球遊技機の遊技性を高めることが可能になる。
特開2003−260248号公報
ところで、特許文献1のように、二つの特別図柄表示装置を設けると、各特別図柄表示装置の図柄表示によって、演出効果が相乗的に高められると思われるが、実際には、各特別図柄表示装置が無秩序に図柄変動表示を繰り返するため、遊技者の興味が分散したり、或いは、一方に興味が偏ってしまい、却って演出効果が低下する可能性がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、始動口に対する遊技球の入賞に応じて、特別図柄に係る抽選処理を行う主基板と、該主基板からの演出コマンドに応じて、演出処理を行う周辺基板とを備え、特別図柄に係る抽選に当選したとき、遊技者に有利な状態を出現させる弾球遊技機において、前記主基板には、第一の始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄に係る抽選処理を行う第一の特別図柄抽選手段と、第一の特別図柄表示装置に第一の特別図柄を表示させる第一の特別図柄表示制御手段と、第一の特別図柄に係る演出コマンドを前記周辺基板に送信する第一の演出コマンド送信手段と、第二の始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄に係る抽選処理を行う第二の特別図柄抽選手段と、第二の特別図柄表示装置に第二の特別図柄を表示させる第二の特別図柄表示制御手段と、第二の特別図柄に係る演出コマンドを前記周辺基板に送信する第二の演出コマンド送信手段とが設けられ、前記周辺基板には、前記主基板から受信した演出コマンドに応じて、第一の演出図柄表示装置に第一の特別図柄に係る演出図柄を表示させる第一の演出図柄表示制御手段と、前記主基板から受信した演出コマンドに応じて、第二の演出図柄表示装置に第二の特別図柄に係る演出図柄を表示させる第二の演出図柄表示制御手段とが設けられ、更に、前記主基板及び/又は前記周辺基板には、一方の演出図柄表示装置による演出と、他方の演出図柄表示装置による演出を連動させる連動演出制御手段が設けられることを特徴とする。このように構成すれば、二つの演出図柄表示装置による演出を連動させることができるので、遊技者の興味が分散したり、一方に偏ることを回避できるだけでなく、演出効果を相乗的に高めることが可能になる。しかも、特別図柄表示装置と演出図柄表示装置を別々に備えるため、特別図柄表示装置に対する規則上の制限を満足しつつ、演出図柄表示装置において自由度の高い演出表示を行うことができる。
また、前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置が大当り演出中のとき、他方の演出図柄表示装置にも大当り演出を行わせることを特徴とする。このように構成すれば、遊技者に対して大当りを確実に報知できるだけでなく、大当り時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。
また、前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置がリーチ演出中のとき、他方の演出図柄表示装置にもリーチ演出を行わせることを特徴とする。このように構成すれば、遊技者に対してリーチを確実に報知できるだけでなく、リーチ時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。
また、前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置に係る予告演出を、他方の演出図柄表示装置に行わせることを特徴とする。このように構成すれば、遊技者に対して予告演出を確実に報知できるだけでなく、予告演出時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。尚、予告演出としては、リーチ予告演出、大当り予告演出、停止図柄予告演出などが含まれる。
また、一方の演出図柄表示装置に係る演出を、他方の演出図柄表示装置で行うとき、他方の演出図柄表示装置が表示している演出図柄を縮小及び/又は移動させることを特徴とする。このように構成すれば、他方の演出図柄表示装置において連動演出用の画面スペースを広く確保し、連動演出表示の視認性を向上させることができる。
また、前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置が大当り演出中のとき、他方の演出図柄表示装置にも大当り演出を行わせることを特徴とする。このように構成すれば、遊技者に対して大当りを確実に報知できるだけでなく、大当り時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。
また、前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置がリーチ演出中のとき、他方の演出図柄表示装置にもリーチ演出を行わせることを特徴とする。このように構成すれば、遊技者に対してリーチを確実に報知できるだけでなく、リーチ時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。
また、前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置に係る予告演出を、他方の演出図柄表示装置に行わせることを特徴とする。このように構成すれば、遊技者に対して予告演出を確実に報知できるだけでなく、予告演出時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。尚、予告演出としては、リーチ予告演出、大当り予告演出、停止図柄予告演出などが含まれる。
また、一方の演出図柄表示装置に係る演出を、他方の演出図柄表示装置で行うとき、他方の演出図柄表示装置が表示している演出図柄を縮小及び/又は移動させることを特徴とする。このように構成すれば、他方の演出図柄表示装置において連動演出用の画面スペースを広く確保し、連動演出表示の視認性を向上させることができる。
以上のように構成された本発明によれば、二つの演出図柄表示装置による演出を連動させることによって、遊技者の興味が分散したり、一方に偏ることを回避できるだけでなく、演出効果を相乗的に高めることが可能になる。しかも、特別図柄表示装置と演出図柄表示装置を別々に備えるため、特別図柄表示装置に対する規則上の制限を満たしつつ、演出図柄表示装置において自由度の高い演出表示を行うことができる。
次に、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はパチンコ遊技機(弾球遊技機)であって、該パチンコ遊技機1は、パチンコ島に固定される外枠2に対して、開閉自在に取り付けられている。パチンコ遊技機1の側方隣接位置には、台間玉貸し機3が並設され、この台間玉貸し機3に、現金又はプリペイドカードを投入することにより、台間玉貸し機3又はパチンコ遊技機1から遊技球が貸し出され、パチンコ遊技が可能になる。
パチンコ遊技機1の正面は、遊技球が発射される遊技盤4と、その前方を覆う開閉自在なガラス枠5と、遊技球を溜める上皿6と、上皿6の余剰球を溜める下皿7と、遊技球の発射操作を行う発射ハンドル8と、遊技球の貸出操作を行う貸出操作部9と、効果音を出力するスピーカ10とを備えており、また、パチンコ遊技機1の背面は、払出用の遊技球を溜める遊技球タンク11と、遊技球タンク11内の遊技球を上皿6に払い出す賞球払出装置12と、遊技球を発射する発射モータ13と、後述する各種の制御基板とを備えている。
図3に示すように、遊技盤4には、第一及び第二の始動口14、15と、第一及び第二の特別図柄表示装置16、17と、第一及び第二の演出図柄表示装置18、19と、大入賞口20を開閉させる特別電動役物21とが配置されている。第一の始動口14に遊技球が入賞すると、後述する第一の特別図柄に係る抽選処理が行われ、第二の始動口15に遊技球が入賞すると、後述する第二の特別図柄に係る抽選処理が行われる。第一又は第二の特別図柄に係る抽選に当選すると、特別電動役物21が連続的に開閉動作(例えば、15ラウンド)され、遊技者が多くの遊技球を獲得できる。
第一及び第二の特別図柄表示装置16、17は、演出図柄表示装置18、19に比べて簡易な表示デバイス、例えば7セグメントLEDや8セグメントLEDを用いて構成されている。第一の特別図柄表示装置16は、第一の始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させる。また、第二の特別図柄表示装置17は、第二の始動口15に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させる。第一及び第二の特別図柄表示装置16、17が停止表示する特別図柄は、特別図柄抽選の当り/外れを示すものであれば特に制限はない。例えば、特別図柄表示装置16、17が1桁表示の7セグメントLEDで構成される場合は、外れのとき「−」、ノーマル当りのとき「1」、「2」、「4」、「6」、「8」、「9」、確変当りのとき「3」、「5」、「7」を表示する。
第一及び第二の演出図柄表示装置18、19は、特別図柄表示装置16、17に比べて表現力の高い表示デバイス、例えば液晶パネルを用いて構成されている。第一の演出図柄表示装置18は、第一の始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄に係る演出図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させる。また、第二の演出図柄表示装置19は、第二の始動口15に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄に係る演出図柄を変動表示し、これを所定時間後に停止させる。第一及び第二の演出図柄表示装置18、19が表示する演出図柄は、特別図柄抽選の当り/外れを示すものであれば特に制限はない。例えば、3つの図柄を変動表示し、当りのときは同じ図柄で停止させる。また、第一及び第二の演出図柄表示装置18、19においては、図柄表示だけでなく、リーチ予告演出、リーチ演出、大当り演出など、様々な演出表示を行うことができる。
次に、パチンコ遊技機1の基板構成について、図4及び図5を参照して説明する。図4に示すように、パチンコ遊技機1は、少なくとも主基板22と、該主基板22からの演出コマンドに応じて、演出処理を行う周辺基板23とを備えている。本実施形態の主基板22は、主制御基板24、払出制御基板25、発射モータ制御基板26及び特別図柄表示制御基板27を含み、周辺基板23は、演出図柄表示制御基板28、音声制御基板29及びランプ制御基板30を含んでいる。
払出制御基板25には、玉切れスイッチ31、払出センサ32、払出モータ33などが接続されており、主制御基板24からの払出信号に応じて、遊技球の払い出しを行うほか、台間玉貸し機3からの貸出信号に応じて、遊技球の払い出しを行う。また、発射モータ制御基板26には、発射スイッチ(ハンドル角センサ)34、タッチセンサ35、発射モータ13などが接続されており、発射スイッチ34及びタッチセンサ35がONのとき、発射モータ13を駆動させる。また、特別図柄表示制御基板27には、第一及び第二の特別図柄表示装置16、17が接続されており、主制御基板24からの表示信号に応じて、第一及び第二の特別図柄表示装置16、17に特別図柄を表示させる。
主制御基板24には、入賞口(図示せず)に対する遊技球の入賞を検出する入賞口スイッチSW1、第一の始動口14に対する遊技球の入賞を検出する第一始動口スイッチSW2、第二の始動口15に対する遊技球の入賞を検出する第二始動口スイッチSW3、ゲート(図示せず)における遊技球の通過を検出するゲートスイッチSW4、大入賞口20に対する遊技球の入賞を検出する大入賞口スイッチSW5、大入賞口20のVゾーン(特定の領域)における遊技球の通過を検出する特定領域スイッチSW6などのセンサ類と、特別電動役物21を開閉動作させるソレノイドSOLなどのアクチュエータ類と、作動保留記憶装置36などの表示デバイス類とが接続されている。そして、主制御基板24は、上記各スイッチSW1〜SW6の検出信号に応じて、特別図柄抽選処理、特別図柄表示処理、演出コマンド送信処理などを行う。
演出図柄表示制御基板28には、第一及び第二の演出図柄表示装置18、19が接続されており、主制御基板24からの演出コマンドに応じて、演出図柄表示装置18、19に演出図柄を表示させる。また、音声制御基板29には、スピーカ10が接続されており、主制御基板24(又は演出図柄表示制御基板28)からの演出コマンドに応じて、所定の演出音声をスピーカ10から出音させる。また、ランプ制御基板30には、発光表示ランプLが接続されており、主制御基板24(又は演出図柄表示制御基板28)からの演出コマンドに応じて、発光表示ランプLを点灯動作させる。
図5は、主基板22及び周辺基板23の機能的な構成を示している。この図に示すように、主基板22は、ハードウエア及びソフトウエアにより実現される機能的な構成として、第一の特別図柄抽選手段22aと、第一の特別図柄表示制御手段22bと、第一の演出コマンド送信手段22cと、第二の特別図柄抽選手段22dと、第二の特別図柄表示制御手段22eと、第二の演出コマンド送信手段22fとを備え、周辺基板23は、第一の演出図柄表示制御手段23aと、第二の演出図柄表示制御手段23bと、連動演出制御手段23cとを備えている。
第一の特別図柄抽選手段22aは、第一の始動口14に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄に係る抽選処理を行うように構成され、第一の特別図柄表示制御手段22bは、第一の特別図柄表示装置16に第一の特別図柄を表示させるように構成され、第一の演出コマンド送信手段22cは、第一の特別図柄に係る第一の演出コマンドを周辺基板23に送信するように構成される。
また、第二の特別図柄抽選手段22dは、第二の始動口15に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄に係る抽選処理を行うように構成され、第二の特別図柄表示制御手段22eは、第二の特別図柄表示装置17に第二の特別図柄を表示させるように構成され、第二の演出コマンド送信手段22fは、第二の特別図柄に係る第二の演出コマンドを周辺基板23に送信するように構成される。
また、第一の演出図柄表示制御手段23aは、主基板22から受信した第一の演出コマンドに応じて、第一の演出図柄表示装置18に第一の特別図柄に係る演出図柄を表示させるように構成され、第二の演出図柄表示制御手段23bは、主基板22から受信した第二の演出コマンドに応じて、第二の演出図柄表示装置19に第二の特別図柄に係る演出図柄を表示させ、連動演出制御手段23cは、一方の演出図柄表示装置18(19)による演出と、他方の演出図柄表示装置19(18)による演出を連動させるように構成される。尚、連動演出制御手段23cは、周辺基板23に設けることなく、主基板22に設けてもよい。
連動演出制御手段23cが行う連動演出としては、一方の演出図柄表示装置18(19)が大当り演出中のとき、他方の演出図柄表示装置19(18)にも大当り演出(画面の暗化、背景の変更、特定キャラクタの表示など)を行わせる大当り連動演出や、一方の演出図柄表示装置18(19)がリーチ演出中(画面の暗化、背景の変更、特定キャラクタの表示など)のとき、他方の演出図柄表示装置19(18)にもリーチ演出を行わせるリーチ連動演出が含まれる。また、連動演出制御手段23cは、一方の演出図柄表示装置18(19)に係る予告演出を、他方の演出図柄表示装置19(18)に行わせることができ(特定キャラクタの表示など)、予告演出としては、リーチ予告演出、大当り予告演出、停止図柄予告演出などが含まれる。以下、連動演出制御手段23cによる連動演出の具体例を図6〜図13に沿って説明する。
[連動演出1]
図6及び図7に示す例では、まず、大当りの発生を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19で大当りが発生したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18で大当りが発生した場合は、第二の演出図柄表示装置19の表示画面が暗くなるように所定の描画処理(暗化処理)を行い、第二の演出図柄表示装置19で大当りが発生した場合は、第一の演出図柄表示装置18の表示画面が暗くなるように所定の描画処理を行う。
図6及び図7に示す例では、まず、大当りの発生を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19で大当りが発生したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18で大当りが発生した場合は、第二の演出図柄表示装置19の表示画面が暗くなるように所定の描画処理(暗化処理)を行い、第二の演出図柄表示装置19で大当りが発生した場合は、第一の演出図柄表示装置18の表示画面が暗くなるように所定の描画処理を行う。
また、大当り発生後は、大当りの終了を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19で大当りが終了したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18で大当りが終了した場合は、第二の演出図柄表示装置19の表示画面が通常の明るさに復帰するように所定の描画処理を行い、第二の演出図柄表示装置19で大当りが終了した場合は、第一の演出図柄表示装置18の表示画面が通常の明るさに復帰するように所定の描画処理を行う。
[連動演出2]
図8及び図9に示す例でも、まず、大当りの発生を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19で大当りが発生したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18で大当りが発生した場合は、第一の演出図柄表示装置18と連動して一体的な大当り演出を行うように第二の演出図柄表示装置19の描画処理を行い、第二の演出図柄表示装置19で大当りが発生した場合は、第二の演出図柄表示装置19と連動して一体的な大当り演出を行うように第一の演出図柄表示装置19の描画処理を行う。ちなみに、図9に示す例では、大当り演出用の文字列「ラウンド1」を第一及び第二の演出図柄表示装置18、19で分割表示している。尚、大当り終了後の画面復帰処理は、連動演出1とほぼ同一であるため、説明を省略する。
図8及び図9に示す例でも、まず、大当りの発生を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19で大当りが発生したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18で大当りが発生した場合は、第一の演出図柄表示装置18と連動して一体的な大当り演出を行うように第二の演出図柄表示装置19の描画処理を行い、第二の演出図柄表示装置19で大当りが発生した場合は、第二の演出図柄表示装置19と連動して一体的な大当り演出を行うように第一の演出図柄表示装置19の描画処理を行う。ちなみに、図9に示す例では、大当り演出用の文字列「ラウンド1」を第一及び第二の演出図柄表示装置18、19で分割表示している。尚、大当り終了後の画面復帰処理は、連動演出1とほぼ同一であるため、説明を省略する。
[連動演出3]
図10及び図11に示す例では、まず、リーチの発生を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19でリーチが発生したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18でリーチが発生した場合は、第二の演出図柄表示装置19もリーチ演出を行うように所定の描画処理を行い、第二の演出図柄表示装置19でリーチが発生した場合は、第一の演出図柄表示装置18もリーチ演出を行うように所定の描画処理を行う。ちなみに、図11に示す例では、一方の演出図柄表示装置18(19)でリーチが発生した場合、リーチ演出用の文字列「リーチ!」を他方の演出図柄表示装置19(18)に表示させる。また、本実施形態では、リーチ演出用の文字列を他方の演出図柄表示装置19(18)に表示するとき、他方の演出図柄表示装置19(18)が表示している演出図柄を縮小し、画面の隅部に移動させる。これにより、連動演出用の画面スペースを広く確保し、連動演出表示の視認性を向上させることができる。尚、リーチ終了後の画面復帰処理は、連動演出1、2とほぼ同一であるため、説明を省略する。
図10及び図11に示す例では、まず、リーチの発生を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19でリーチが発生したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18でリーチが発生した場合は、第二の演出図柄表示装置19もリーチ演出を行うように所定の描画処理を行い、第二の演出図柄表示装置19でリーチが発生した場合は、第一の演出図柄表示装置18もリーチ演出を行うように所定の描画処理を行う。ちなみに、図11に示す例では、一方の演出図柄表示装置18(19)でリーチが発生した場合、リーチ演出用の文字列「リーチ!」を他方の演出図柄表示装置19(18)に表示させる。また、本実施形態では、リーチ演出用の文字列を他方の演出図柄表示装置19(18)に表示するとき、他方の演出図柄表示装置19(18)が表示している演出図柄を縮小し、画面の隅部に移動させる。これにより、連動演出用の画面スペースを広く確保し、連動演出表示の視認性を向上させることができる。尚、リーチ終了後の画面復帰処理は、連動演出1、2とほぼ同一であるため、説明を省略する。
[連動演出4]
図12及び図13に示す例では、まず、リーチ予告の発生を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19でリーチ予告が発生したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18でリーチ予告が発生した場合は、第二の演出図柄表示装置19がリーチ予告演出を行うように所定の描画処理を行い、第二の演出図柄表示装置19でリーチ予告が発生した場合は、第一の演出図柄表示装置18でリーチ予告演出を行うように所定の描画処理を行う。ちなみに、図13に示す例では、一方の演出図柄表示装置18、19でリーチ予告が発生した場合、リーチ予告演出用のキャラクタ(魚群)を他方の演出図柄表示装置18、19に表示させる。尚、リーチ予告終了後の画面復帰処理は、連動演出1〜3とほぼ同一であるため、説明を省略する。
図12及び図13に示す例では、まず、リーチ予告の発生を判断し、この判断結果がYESの場合は、いずれの演出図柄表示装置18、19でリーチ予告が発生したかを判断する。そして、第一の演出図柄表示装置18でリーチ予告が発生した場合は、第二の演出図柄表示装置19がリーチ予告演出を行うように所定の描画処理を行い、第二の演出図柄表示装置19でリーチ予告が発生した場合は、第一の演出図柄表示装置18でリーチ予告演出を行うように所定の描画処理を行う。ちなみに、図13に示す例では、一方の演出図柄表示装置18、19でリーチ予告が発生した場合、リーチ予告演出用のキャラクタ(魚群)を他方の演出図柄表示装置18、19に表示させる。尚、リーチ予告終了後の画面復帰処理は、連動演出1〜3とほぼ同一であるため、説明を省略する。
叙述の如く構成された本実施形態のパチンコ遊技機1によれば、二つの演出図柄表示装置18、19による演出を連動させることができるので、遊技者の興味が分散したり、一方に偏ることを回避できるだけでなく、演出効果を相乗的に高めることが可能になる。しかも、特別図柄表示装置16、17と演出図柄表示装置18、19を別々に備えるため、特別図柄表示装置16、17に対する規則上の制限を満足しつつ、演出図柄表示装置18、19において自由度の高い演出表示を行うことができる。
また、本実施形態では、一方の演出図柄表示装置18(19)が大当り演出中のとき、他方の演出図柄表示装置(19)18にも大当り演出を行わせるので、遊技者に対して大当りを確実に報知できるだけでなく、大当り時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。
また、本実施形態では、一方の演出図柄表示装置18(19)がリーチ演出中のとき、他方の演出図柄表示装置19(18)にもリーチ演出を行わせるので、遊技者に対してリーチを確実に報知できるだけでなく、リーチ時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。
また、本実施形態では、一方の演出図柄表示装置18(19)に係る予告演出を、他方の演出図柄表示装置19(18)に行わせるので、遊技者に対して予告演出を確実に報知できるだけでなく、予告演出時の演出パターンを多様化し、その効果を高めることができる。
また、本実施形態では、一方の演出図柄表示装置18(19)に係る演出を、他方の演出図柄表示装置19(18)で行うとき、他方の演出図柄表示装置19(18)が表示している演出図柄を縮小及び移動させるので、他方の演出図柄表示装置19(18)において連動演出用の画面スペースを広く確保し、連動演出表示の視認性を向上させることができる。
1 パチンコ遊技機
4 遊技盤
14 第一の始動口
15 第二の始動口
16 第一の特別図柄表示装置
17 第二の特別図柄表示装置
18 第一の演出図柄表示装置
19 第二の演出図柄表示装置
22 主基板
23 周辺基板
23c 連動演出制御手段
4 遊技盤
14 第一の始動口
15 第二の始動口
16 第一の特別図柄表示装置
17 第二の特別図柄表示装置
18 第一の演出図柄表示装置
19 第二の演出図柄表示装置
22 主基板
23 周辺基板
23c 連動演出制御手段
Claims (5)
- 始動口に対する遊技球の入賞に応じて、特別図柄に係る抽選処理を行う主基板と、該主基板からの演出コマンドに応じて、演出処理を行う周辺基板とを備え、特別図柄に係る抽選に当選したとき、遊技者に有利な状態を出現させる弾球遊技機において、
前記主基板には、
第一の始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第一の特別図柄に係る抽選処理を行う第一の特別図柄抽選手段と、
第一の特別図柄表示装置に第一の特別図柄を表示させる第一の特別図柄表示制御手段と、
第一の特別図柄に係る演出コマンドを前記周辺基板に送信する第一の演出コマンド送信手段と、
第二の始動口に対する遊技球の入賞に応じて、第二の特別図柄に係る抽選処理を行う第二の特別図柄抽選手段と、
第二の特別図柄表示装置に第二の特別図柄を表示させる第二の特別図柄表示制御手段と、
第二の特別図柄に係る演出コマンドを前記周辺基板に送信する第二の演出コマンド送信手段とが設けられ、
前記周辺基板には、
前記主基板から受信した演出コマンドに応じて、第一の演出図柄表示装置に第一の特別図柄に係る演出図柄を表示させる第一の演出図柄表示制御手段と、
前記主基板から受信した演出コマンドに応じて、第二の演出図柄表示装置に第二の特別図柄に係る演出図柄を表示させる第二の演出図柄表示制御手段とが設けられ、
更に、前記主基板及び/又は前記周辺基板には、
一方の演出図柄表示装置による演出と、他方の演出図柄表示装置による演出を連動させる連動演出制御手段が設けられることを特徴とする弾球遊技機。 - 前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置が大当り演出中のとき、他方の演出図柄表示装置にも大当り演出を行わせることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
- 前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置がリーチ演出中のとき、他方の演出図柄表示装置にもリーチ演出を行わせることを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
- 前記連動演出制御手段は、一方の演出図柄表示装置に係る予告演出を、他方の演出図柄表示装置に行わせることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 一方の演出図柄表示装置に係る演出を、他方の演出図柄表示装置で行うとき、他方の演出図柄表示装置が表示している演出図柄を縮小及び/又は移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004307788A JP2006116107A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004307788A JP2006116107A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006116107A true JP2006116107A (ja) | 2006-05-11 |
Family
ID=36534540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004307788A Pending JP2006116107A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006116107A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015043924A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
-
2004
- 2004-10-22 JP JP2004307788A patent/JP2006116107A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015043924A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
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