JP2006115992A - 装身具の中留構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 挿通枠のバンド挿通開口部から、バンド部材の端部が不用意に抜け落ちることがなく、確実に装身具を装着固定することができるとともに、複雑な構成でなく、部品点数も少なく、組立作業の工程数も少なく、煩雑な組立作業が不要であり、製造コストを低減することのでき、しかも、寸法も小さく小型化が可能な装身具の中留構造を提供する。
【解決手段】 挿通枠に他方のバンド部材の端部を挿通して、挿通枠を、中板部材、下板部材に対して折り畳んだ状態で、挿通枠の調整ピンが、バンド部材の長さ調整穴を介して、プッシュボタンケース本体に形成された回転防止手段に係合するとともに、下板部材に形成された係止ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された係止部材に係合することによって、一方のバンド部材の端部と、他方のバンド部材の端部とを相互に連結するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、身体に巻回されて装着される装身具の構造に関し、特に、腕時計、ブレスレッド等の手首に巻回される装身具、ネックレス等の首に巻回される装身具、または、ズボンのベルト等の腰に巻回される装身具に適し、その長さを微調整することができる装身具の中留構造に関する。
従来、装身具としての時計バンド構造の中留構造におけるバンド長さを調整する機構としては、例えば、特許文献1(実用新案登録第3015770号公報)に開示されるように、図14に示したような中留構造が用いられている。
この中留構造100は、装身具(図示せず)の一方のバンド部材102の端部104に連結されるとともに、他方のバンド部材106の端部108に連結されるように構成されている。
すなわち、一方のバンド部材102の端部104に、連結ピン110を介して、下板部材112の一端部114が回動可能に連結されている。そして、下板部材112の他端部116に、ヒンジ118を介して、中板部材120の一端部122が、折り畳み可能に連結されている。また、中板部材124の他端部126に、ヒンジ128を介して、挿通枠130が折り畳み可能に連結されている。
また、下板部材112には、係止爪132が突設されているとともに、中板部材120には、この係止爪132に係合する係合穴134が形成されている。さらに、挿通枠130には、バンド部材106に一定間隔離間して形成された調整穴136に係合して、バンドの長さを調整するための調整ピン138が突設されている。
このように構成される従来の中留構造100では、装着に際しては、図15に示したように、挿通枠130のバンド挿通開口部140に、バンド部材106の端部108を挿通してバンド部材の長さを調整して、図15の二点鎖線の位置から実線の位置まで、矢印Aで示したように、挿通枠130をヒンジ128を介して回動することによって、折り畳むようになっている。
これによって、挿通枠130の調整ピン138が、バンド部材106の調整穴136に係合して、バンド部材106を係止することができるようになっている。
そして、この状態で、図15の矢印Bで示したように、中板部材120を、ヒンジ118を介して、下板部材112の方向に回動して折り畳むことによって、下板部材112の係止爪132を、中板部材120の係合穴134に係合することによって、図16に示したような装着状態となるようになっている。
しかしながら、このような中留構造100では、装着状態において、振動、衝撃などによって、図16の矢印Cで示したように、挿通枠130の調整ピン138が、バンド部材106の調整穴136から抜け外れて、挿通枠130がヒンジ128を介して外側方向に回動することがある。その結果、挿通枠130のバンド挿通開口部140から、バンド部材106の端部108が抜け落ちてしまい、腕時計が手首から外れてしまうおそれがある。
このため、従来より、例えば、特許文献2(特開平9−201212号公報)に開示さ
れるように、図17に示したような中留構造が用いられている。
この中留構造200は、図17に示したように、いわゆる観音開き構造の中留構造であって、下板部材202の一端部204に、ヒンジ206を介して、一方の中板部材208の一端部210が折り畳み可能に連結されている。一方、この中板部材208の他端部212に、連結ピン216を介して、一方のバンド部材214が回動可能に連結されている。
また、下板部材202の他端部218に、ヒンジ220を介して、他方の中板部材222の一端部224が、折り畳み可能に連結されている。そして、図17および図18に示したように、この中板部材222の他端部226に、ヒンジ228を介して、プッシュボタンケース本体230が回動可能に連結されている。
また、プッシュボタンケース本体230には、その中央部に係止穴232が形成されているとともに、プッシュボタンケース本体230内に装着され、短手方向に突出するプッシュボタン234を操作することによって、係止穴232内の係止片(図示せず)の径が変化して、下板部材202の中央部に突設された係止ピン231が係止穴232内に係脱可能なように構成されている。
さらに、図18に示したように、プッシュボタンケース本体230の上面には、他方のバンド部材236に一定間隔離間して形成された調整穴238に係合する調整ピン233が突設されている。また、プッシュボタンケース本体230の側部には、図19に示したように、係止ピン装着穴238内に、バネ部材240を介して、外方に突出するように付勢された出没可能な係止ピン242を備え、係止ピン242が抜け落ちないように、係止パイプ部材243が装着されている。
また、プッシュボタンケース本体230の中板部材222側には、ヒンジ244を介して、挿通枠246が回動可能に装着されている。そして、挿通枠246には、その側部に、係止用穴248が形成されており、この係止用穴248に、プッシュボタンケース本体230の側部の係止ピン242が係合することができるように構成されている。
このように構成される従来の中留構造200では、装着に際しては、図17に示したように、挿通枠246のバンド挿通開口部250に、バンド部材236の端部231を挿通してバンド部材の長さを調整して、図18の矢印Dで示したように、挿通枠246をヒンジ244を介して、プッシュボタンケース本体230の方向に回動することによって、折り畳むようになっている。
これによって、図19に示したように、プッシュボタンケース本体230の調整ピン233が、バンド部材236の調整穴238に係合して、バンド部材236を係止することができるようになっている。また、挿通枠246の側部に形成された係止用穴248に、プッシュボタンケース本体230の側部の係止ピン242が係合するようになっている。
そして、この状態で、図17の矢印Eで示したように、中板部材208を、ヒンジ206を介して、下板部材202の方向に回動して折り畳むことによって、下板部材202に形成した係止爪252を、中板部材222の連結ピン216に係合させ、中板部材222を下板部材202に固定するようになっている。
一方、図17の矢印Fで示したように、中板部材222を、ヒンジ220を介して、下板部材202の方向に回動して折り畳むことによって、下板部材202の中央部に突設された係止ピン231が、プッシュボタンケース本体230の係止穴232内の係止片に係合して、装着状態となるようになっている。
従って、このような装着状態では、挿通枠246の側部に形成された係止用穴248に、プッシュボタンケース本体230の側部の係止ピン242が係合するので、装着状態において、振動、衝撃などによって、挿通枠246とプッシュボタンケース本体230との係合状態が、係止ピン242をバネ部材240に抗して押圧しない限り、解除されることがないようになっている。これによって、挿通枠246のバンド挿通開口部250から、バンド部材236の端部231が不用意に抜け落ちることがなく、腕時計が手首から外れてしまうことがないようになっている。
実用新案登録第3015770号公報 特開平9−201212号公報
しかしながら、この特許文献2(特開平9−201212号公報)に開示されるような従来の中留構造200では、プッシュボタンケース本体230の側部に係止ピン装着穴238を形成し、この係止ピン装着穴238内に、バネ部材240を介して、外方に突出するように付勢された出没可能な係止ピン242、係止パイプ部材243を装着しなければならず、複雑な構成であり、部品点数を多くなり、組立作業の工程数も増加して、煩雑な組立作業が必要であり、その結果、製造コストが高くなってしまう。
また、このようにプッシュボタンケース本体230の側部に、係止ピン装着穴238、バネ部材240、係止ピン242、係止パイプ部材243を設けなければならないために、プッシュボタンケース本体230の寸法が大きくなってしまい、中留構造も大型化してしまうことになる。
本発明は、このような現状を考慮して、挿通枠のバンド挿通開口部から、バンド部材の端部が不用意に抜け落ちることがなく、確実に装身具を装着固定することができるとともに、複雑な構成でなく、部品点数も少なく、組立作業の工程数も少なく、煩雑な組立作業が不要であり、製造コストを低減することのでき、しかも、寸法も小さく小型化が可能な装身具の中留構造を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題および目的を達成するために発明なされたものであって、本発明の装身具の中留構造は、
装身具の一方のバンド部材の端部に連結されるとともに、装身具の他方のバンド部材の端部に連結される装身具の中留構造であって、
前記一方のバンド部材の端部に連結された下板部材と、
前記下板部材の他方の端部に折り畳み可能に連結された中板部材と、
前記中板部材の他方の端部に折り畳み可能に連結され、他方のバンド部材の端部を挿通可能な挿通枠と、
前記中板部材の他方の端部に、折り畳み可能に連結されるとともに、中板部材と挿通枠の間に位置するように配置されたプッシュボタンケース本体と、
前記挿通枠に形成されるとともに、他方のバンド部材の端部に形成された長さ調整穴に係合して、装身具のバンド部材の長さを調整する調整ピンと、
前記下板部材に形成された係止ピンと、プッシュボタンケース本体に形成され、係止ピンに着脱自在に係止可能な係止部材とから構成される係止機構と、
前記プッシュボタンケース本体に形成されるとともに、前記挿通枠の調整ピンと着脱自在に係合する係合部とから構成される回転防止手段とを備え、
前記挿通枠に他方のバンド部材の端部を挿通して、挿通枠を、中板部材、下板部材に対して折り畳んだ状態で、前記挿通枠の調整ピンが、バンド部材の長さ調整穴を介して、プ
ッシュボタンケース本体に形成された回転防止手段に係合するとともに、
前記下板部材に形成された係止ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された係止部材に係合することによって、一方のバンド部材の端部と、他方のバンド部材の端部とを相互に連結するように構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、挿通枠に他方のバンド部材の端部を挿通して、挿通枠を、中板部材、下板部材に対して折り畳んだ状態で、挿通枠の調整ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された回転防止手段に係合する。
そして、下板部材に形成された係止ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された係止部材に係合することによって、一方のバンド部材の端部と、他方のバンド部材の端部とを相互に連結することができる。
従って、挿通枠の調整ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された回転防止手段に係合するので、挿通枠のバンド挿通開口部から、バンド部材の端部が不用意に抜け落ちることがなく、確実に装身具を装着固定することができる。
しかも、複雑な構成でなく、部品点数も少なく、組立作業の工程数も少なく、煩雑な組立作業が不要であり、製造コストを低減することのでき、しかも、寸法も小さく小型化が可能である。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記回転防止手段の係合部が、プッシュボタンケース本体に形成された係合凹部から構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、挿通枠の調整ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された係合凹部に確実に係合することができ、挿通枠のバンド挿通開口部から、バンド部材の端部が不用意に抜け落ちることがなく、確実に装身具を装着固定することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記回転防止手段の係合部が、プッシュボタンケース本体の側端部に形成された係合スリット溝部から構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、プッシュボタンケース本体の側端部に係合スリット溝部を形成するだけで良いので、加工が容易であり、煩雑な作業が不要で、製造コストを低減することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記回転防止手段の係合部が、プッシュボタンケース本体の側端部に形成された係合窪み部から構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、プッシュボタンケース本体の側端部に係合窪み部を形成するだけで良いので、加工が容易であり、煩雑な作業が不要で、製造コストを低減することができる。
しかも、プッシュボタンケース本体の側端部に係合窪み部が形成されているだけであるので、装身具の中留構造として外観も良好であるとともに、プッシュボタンケース本体の側端部の両端に凹凸が存在しないので、装着感も良好である。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記回転防止手段の係合部には、挿通枠の調整ピンを案内する案内斜面が形成されていることを特徴とする。
このよう構成することによって、挿通枠の調整ピンが、回転防止手段の係合部に形成された案内斜面に案内されて、円滑に回転防止手段の係合部と係合する位置に移動することができ、確実に係止することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記挿通枠の調整ピンが、その頭部が略球状に形成されていることを特徴とする。
このように挿通枠の調整ピンの頭部が略球状に形成されているので、挿通枠の調整ピンの頭部が円滑に回転防止手段の係合部と係合するとともに、挿通枠の調整ピンの頭部が磨耗損傷するのを防止することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記挿通枠の調整ピンの頭部の断面形状と、回転防止手段の係合部の断面形状とが、略合致するように形成されていることを特徴とする。
このように挿通枠の調整ピンの頭部の断面形状と、回転防止手段の係合部の断面形状とが、略合致するように形成されているので、係止状態でガタツキがなく、装着感が良好であるとともに、調整ピンの頭部、回転防止手段の係合部が磨耗損傷するのを防止することができる。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記挿通枠の調整ピンが、回転防止手段の係合部に対して、傾斜した角度で係合するように形成されていることを特徴とする。
このよう構成することによって、挿通枠の調整ピンが、回転防止手段の係合部に対して、傾斜した角度で係合するので、装着の際に、バンド部材が、下板部材と中板部材の曲がった形状に沿って、手首などの形状に曲がった形状になったとしても、挿通枠の調整ピンが、バンド部材に形成した長さ調整穴を貫通して、確実に回転防止手段の係合部に係合することができ、より確実に装着固定することが可能である。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記挿通枠が、中板部材と下板部材の装着状態の断面形状に合致する断面形状を有するように構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、装着時に手首などに沿った形状となるので、装着感、外観とも良好である。
また、本発明の装身具の中留構造は、前記一方のバンド部材の端部と下板部材との間に、折り畳み可能に連結された別の中板部材を備え、これにより、前記下板部材の両端部に連結された双方の中板部材が、両開き可能に構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、いわゆる観音開き構造の中留構造であっても、挿通枠の調整ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された回転防止手段に係合するので、挿通枠のバンド挿通開口部から、バンド部材の端部が不用意に抜け落ちることがなく、確実に装身具を装着固定することができる。
しかも、複雑な構成でなく、部品点数も少なく、組立作業の工程数も少なく、煩雑な組立作業が不要であり、製造コストを低減することのでき、しかも、寸法も小さく小型化が可能である。
本発明によれば、挿通枠の調整ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された回転防止手段に係合するので、挿通枠のバンド挿通開口部から、バンド部材の端部が不用意に抜け落ちることがなく、確実に装身具を装着固定することができる。
しかも、複雑な構成でなく、部品点数も少なく、組立作業の工程数も少なく、煩雑な組立作業が不要であり、製造コストを低減することのでき、しかも、寸法も小さく小型化が可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態(実施例)について説明する。
本発明の装身具の中留構造を、時計バンド構造の中留構造に適用した実施例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。
図1は、本発明の装身具の中留構造の第1の実施例の斜視図、図2は、図1の中留構造の分解斜視図、図3は、図1の中留構造のプッシュボタンケース本体の分解状態の斜視図、図4は、図1の中留構造の部分拡大斜視図である。
図1および図2に示したように、本発明の装身具の中留構造1(以下、単に「中留構造1」と言う)は、装身具である時計バンド構造において、腕時計(図示せず)の一方のバンド取付部(図示せず)に連結された一方のバンド部材2の端部に連結されるとともに、腕時計の他方のバンド取付部(図示せず)に連結された他方のバンド部材4の端部に連結されるものである。
そして、中留構造1は、図2に示したように、一方のバンド部材2の端部に形成した連結用孔6、下板部材8の端部の両側部に形成した連結フランジ8a、8aに、連結ピン10を装着することによって、一方のバンド部材2の端部に、下板部材8が回動可能に連結されている。この下板部材8の他方の端部に、ヒンジ12を介して、中板部材14が折り畳み可能に連結されている。
なお、下板部材8の他方の端部には、図1および図2に示したように、中板部材14の細幅の端部14aが、折り畳んだ際に嵌合される嵌合用開口部8bが形成されており、これにより、図7に示したように、装着固定状態で、下板部材8と中板部材14とが略合致した状態で、手首の曲率に略合致した形状となり、装着感、外観とも良好になるようになっている。
なお、中板部材14には、下板部材8の係止ピン3が挿通するための係止ピン用開口部14cが形成されている。
そして、図1および図2に示したように、中板部材14の他方の端部には、連結片16が形成されており、この連結片16の連結用孔16a、挿通枠18の側板18a、18aに形成された装着用孔20、20に、連結ピン22を挿着することにより、挿通枠18が、折り畳み可能に連結されている。
また、図1および図2に示したように、中板部材14の他方の端部に形成された連結片16の連結用孔16a、プッシュボタンケース本体24の端部の両端に形成された回動片24a、24aに形成された連結用孔24b、24bに、連結ピン22を挿着することにより、プッシュボタンケース本体24が、中板部材14と挿通枠18の間に位置し、中板部材14の他方の端部に、折り畳み可能に連結されている。
すなわち、中板部材14の他方の端部に、連結ピン22を介して、プッシュボタンケース本体24と、中板部材14とが、一体的に、折り畳み可能に連結されている。
なお、プッシュボタンケース本体24の端部の両端に形成された回動片24a、24aの間の開口部24cの形状、寸法は、中板部材14の他方の端部に形成された連結片16と略合致した形状となっており、これにより、図7に示したように、装着固定状態で、プッシュボタンケース本体24と、中板部材14と、挿通枠18とが、略合致した形状となり、装着感、外観とも良好になるようになっている。
また、図1および図2に示したように、挿通枠18には、他方のバンド部材4の端部を挿通可能なバンド挿通開口部26が形成されている。そして、挿通枠18には、その端部の枠部材28の内側に、調整ピン30が突設されている。
この調整ピン30は、図1、図6に示したように、バンド部材4の端部に一定間隔離間して形成された長さ調整穴4aに係合することによって、装身具のバンド部材の長さを調整するためのものである。
一方、図3および図4に示したように、プッシュボタンケース本体24には、プッシュボタン用開口部32が形成されており、このプッシュボタン用開口部32内に、プッシュボタン34a、34bが装着されている。
すなわち、図3および図8に示したように、プッシュボタン34aは、プッシュボタン本体36aと、このプッシュボタン本体36aの他端に形成された係止用開口部38aと、プッシュボタン本体36aの側方側に形成されたバネ部材収容切欠部40a、42aと、プッシュボタン本体36aに形成された抜け止め防止用穴44aとを備えている。
また、図3および図8に示したように、プッシュボタン34bは、同様に、プッシュボタン本体36bと、このプッシュボタン本体36bの他端に形成された係止用開口部38bと、プッシュボタン本体36bの側方側に形成されたバネ部材収容切欠部40b、42bと、プッシュボタン本体36bに形成された抜け止め防止用穴44bとを備えている。
そして、図8に示したように、プッシュボタン34aのバネ部材収容切欠部40aと、プッシュボタン34bのバネ部材収容切欠部42bとの間に、圧縮状態のバネ部材46を介装し、プッシュボタン34bのバネ部材収容切欠部40bと、プッシュボタン34aのバネ部材収容切欠部42aとの間に、圧縮状態のバネ部材46を介装する。
そして、プッシュボタンケース本体24に形成した抜け止め防止用ネジ孔48、48、プッシュボタン34a、34bの抜け止め防止用穴44a、44bに、抜け止め防止用ネジ50、50を装着する。これによって、プッシュボタンケース本体24のプッシュボタン用開口部32内に、プッシュボタン34a、34bが、バネ部材46によって相互に離間する方向に付勢された状態で装着されている。
従って、図3および図8に示したように、プッシュボタン34aの係止用開口部38aに形成された係止用テーパ面52aと、プッシュボタン34bの係止用開口部38bに形成された係止用テーパ面52bとの間が、接近する方向にバネ部材46によって付勢されている。
そして、この状態で、これらの係止用テーパ面52a、52bが、プッシュボタンケース本体24の中央部に上下に形成された係止ピン用開口部11、13に位置するようになっている。
なお、これらの係止用テーパ面52a、52bは、装着固定時に、下板部材8の上面に突設するように形成された係止ピン3の略半球状の頭部3aが着脱しやすいように、両面に向って広がるテーパ傾斜面となるように形成されている。
従って、これらの係止部材である係止用テーパ面52a、52bと、下板部材8の係止ピン3とで係止機構を構成している。
また、図3および図4に示したように、プッシュボタンケース本体24の側端部には、挿通枠18の枠部材28に形成された調整ピン30と着脱自在に係合する回転防止手段54が設けられている。
この回転防止手段54は、図3および図4に示したように、係合凹部形状の係合部56を備えており、この係合部56は、略半割り円筒形状のスリット溝58から構成されてい
る。そして、挿通枠18の調整ピン30の略半球状の頭部30aが、このスリット溝58に嵌合することによって、挿通枠18をプッシュボタンケース本体24に、着脱自在に係止することができるようになっている。
なお、この場合、スリット溝58の底面58aの断面形状と、調整ピン30の略半球状の頭部30aの断面形状が合致するように、すなわち、スリット溝58の底面58aの断面の曲率と、調整ピン30の頭部30aの断面の曲率とが、略合致するように形成されている。
これにより、挿通枠18をプッシュボタンケース本体24に係止した際に、確実に係止できるとともにガタツキが発生するのを防止することができるようになっている。
さらに、図3および図4に示したように、プッシュボタンケース本体24の側端部には、スリット溝58に連通する半円形状の切欠部60が形成されており、この切欠部60には、挿通枠18の調整ピン30の頭部30aを案内する案内斜面60aが形成されている。
このように構成される本発明の中留構造1について、手首に装着固定する使用方法について、図5〜図8に基づいて、以下に説明する。
先ず、図5に示したように、挿通枠18のバンド挿通開口部26に、バンド部材4の端部を挿通して、一定間隔離間して形成された長さ調整穴4aの任意の長さ調整穴4aが、挿通枠18の調整ピン30の下方に位置するように、バンド部材4の長さを調整する。
そして、図5の矢印Gで示したように、プッシュボタンケース本体24の方向に、連結ピン22を中心に回動するように折り畳むことによって、図6に示したように、挿通枠18の調整ピン30が、バンド部材4の長さ調整穴4aを貫通するように挿通される。
そして、図6に示したように、バンド部材4の長さ調整穴4aを貫通した挿通枠18の調整ピン30の頭部30aが、プッシュボタンケース本体24の側端部のスリット溝58に嵌合することによって、挿通枠18と、バンド部材4と、プッシュボタンケース本体24が一体的に係止される。
この状態で、図6の矢印Hで示したように、挿通枠18を、さらに中板部材14の方向に折り畳むことによって、プッシュボタンケース本体24の下面が、中板部材14に当接する。
そして、さらに挿通枠18を、中板部材14の方向に折り畳むことによって、図6の矢印Iで示したように、中板部材14が、ヒンジ12を介して、下板部材8の方向に折り畳むように回動する。
これにより、図7に示したように、下板部材8の係止ピン3が、中板部材14に形成された係止ピン用開口部14c内を貫通するように挿通される。
そして、係止ピン3の頭部3aが、プッシュボタンケース本体24の中央部に形成された下方の係止ピン用開口部13に挿通されて、係止ピン3の頭部3aによって、バネ部材46に抗して、図8の矢印Jで示したように、プッシュボタン34aの係止用テーパ面5
2aと、プッシュボタン34bの係止用テーパ面52bとの間が広がり、係止ピン3の頭部3aが、プッシュボタンケース本体24の中央部に形成された下方の係止ピン用開口部11にいたる。
これにより、図8の実線で示したように、プッシュボタン34aの係止用テーパ面52aと、プッシュボタン34bの係止用テーパ面52bとの間が、係止ピン3の細径の係止
ピン本体3bに位置して、再びバネ部材46によって付勢されて接近する方向に移動して、係止ピン3が係止される。
これにより、挿通枠18と、バンド部材4と、プッシュボタンケース本体24と、中板部材14と、下板部材8とが一体的に係止され、手首への装着固定が完了する。
従って、挿通枠18の調整ピン30が、プッシュボタンケース本体24に形成された回転防止手段54であるスリット溝58に係合するので、挿通枠18のバンド挿通開口部26から、バンド部材4の端部が不用意に抜け落ちることがなく、確実に装身具を装着固定することができる。
さらに、手首への装着固定を解除するには、図8の実線位置から矢印Kで示した方向に、プッシュボタン34aとプッシュボタン34bとを押すことによって、バネ部材46に抗して、矢印Jで示したように、プッシュボタン34aの係止用テーパ面52aと、プッシュボタン34bの係止用テーパ面52bとの間が広がり、係止ピン3の頭部3aの係止状態が解除される。
これによって、中板部材14と、下板部材8のバネ力によって、図6に示した状態に復帰する。そして、手指で挿通枠18をプッシュボタンケース本体24から離脱する上方へ回動させることによって、図5に示したように、挿通枠18の調整ピン30とプッシュボタンケース本体24のスリット溝58との係合が解除されるとともに、挿通枠18の調整ピン30が、バンド部材4の長さ調整穴4aから抜き出される。
そして、バンド部材4を挿通枠18のバンド挿通開口部26から取り外すことによって、装身具を手首から取り外すことができる。
図9は、本発明の装身具の中留構造の第2の実施例を示す装着固定状態の部分断面図、図10は、図9の部分拡大断面図、図11は、プッシュボタンケース本体の上面概略図、図12は、プッシュボタンケース本体の分解状態の斜視図である。
この実施例の中留構造1は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造1と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造1では、図9に示したように、挿通枠18の一端部18bが、内方に傾斜して、中板部材14と下板部材8の装着状態の断面形状に合致する断面形状を有するように構成されている。そして、挿通枠18の調整ピン30が、回転防止手段54の係合部56に対して、傾斜した角度αで係合するようになっている。
これにより、バンド部材4の端部が、図9に示したように、下板部材8と中板部材14の曲がった形状に沿って、手首などの形状に曲がった形状になったとしても、挿通枠18の調整ピン30が、バンド部材4に形成した長さ調整穴4aを貫通して、確実に回転防止手段54の係合部56に係合することができ、より確実に装着固定することが可能である。しかも、装着時に手首などに沿った形状となるので、装着感、外観とも良好である。
なお、この角度αは、特に限定されるものではなく、下板部材8と中板部材14の曲がった形状に応じて、上記の係止効果を考慮して適宜設定すればよい。上記の装着感、装着固定性を考慮すれば、この角度αは、例えば、1〜40°、好ましくは、5〜20°とするのが望ましい。なお、角度αは、男女の相違などの手首の太さにもより、手首が太くなれば、この角度αを小さくするようにし、逆に、手首が細くなれば、この角度αを大きくするように適宜設定すればよい。
この場合、図9に示したように、挿通枠18の調整ピン30の頭部30a頭部が略球状に形成されている。
このように挿通枠18の調整ピン30の頭部30aが略球状に形成されているので、挿通枠18の調整ピン30の頭部30aが円滑に回転防止手段54の係合部56と係合するとともに、挿通枠18の調整ピン30の頭部30aが磨耗損傷するのを防止することができる。
また、図10〜図12に示したように、回転防止手段54の係合部56が、プッシュボタンケース本体24の側端部中央部に形成された係合窪み部15から構成されている。
このように構成することによって、プッシュボタンケース本体24の側端部に係合窪み部15を形成するだけで良いので、加工が容易であり、煩雑な作業が不要で、製造コストを低減することができる。
しかも、プッシュボタンケース本体24の側端部に係合窪み部15が形成されているだけであるので、装身具の中留構造として外観も良好であるとともに、プッシュボタンケース本体24の側端部の両端に、第1の実施例のスリット溝58のように凹凸が存在しないので、装着感も良好である。
そして、挿通枠18の調整ピン30の頭部30aの断面形状と、回転防止手段54の係合部56である係合窪み部15の断面形状とが、略合致するように形成されている。
このように挿通枠18の調整ピン30の頭部30aの断面形状と、回転防止手段54の係合部56である係合窪み部15の断面形状とが、略合致するように形成されているので、係止状態でガタツキがなく、装着感が良好であるとともに、調整ピン30の頭部30a、回転防止手段54の係合部56である係合窪み部15が磨耗損傷するのを防止することができる。
図13は、本発明の装身具の中留構造の第3の実施例の斜視図である。
この実施例の中留構造1は、基本的には、上記の第1の実施例の中留構造1と基本的には、同様な構成であり、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
この実施例の中留構造1では、図13に示したように、一方のバンド部材2の端部と下板部材8との間に、折り畳み可能に連結された別の中板部材17を備え、これにより、下板部材8の両端部に連結された双方の中板部材14、17が、両開き可能に構成されている。
このように構成することによって、いわゆる観音開き構造の中留構造であっても、挿通枠18の調整ピン30が、プッシュボタンケース本体24に形成された回転防止手段54に係合するので、挿通枠18のバンド挿通開口部26から、バンド部材4の端部が不用意に抜け落ちることがなく、確実に装身具を装着固定することができる。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、上記実施例では、本発明の装身具の中留構造を、時計バンド構造の中留構造に適用した実施例を示したが、ブレスレッド等の手首に巻回される装身具、ネックレス等の首に巻回される装身具、ズボンのベルト等の腰に巻回される装身具、バック、鞄などのベルト部などその他の装身具にも適用できるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
図1は、本発明の装身具の中留構造の第1の実施例の斜視図である。 図2は、図1の中留構造の分解斜視図である。 図3は、図1の中留構造のプッシュボタンケース本体の分解状態の斜視図である。 図4は、図1の中留構造の部分拡大斜視図である。 図5は、図1の中留構造の使用状態を説明する部分拡大断面図である。 図6は、図1の中留構造の使用状態を説明する部分拡大断面図ある。 図7は、図1の中留構造の使用状態を説明する部分拡大断面図である。 図8は、プッシュボタンケース本体の上面概略図である。 図9は、本発明の装身具の中留構造の第2の実施例を示す装着固定状態の部分断面図である。 図10は、図9の部分拡大断面図である。 図11は、プッシュボタンケース本体の上面概略図である。 図12は、プッシュボタンケース本体の分解状態の斜視図である。 図13は、本発明の装身具の中留構造の第3の実施例の斜視図である。 図14は、従来の装身具の中留構造の斜視図である。 図15は、図14の装身具の中留構造の使用状態を説明する部分拡大断面図である。 図16は、図14の装身具の中留構造の使用状態を説明する部分拡大断面図である。 図17は、従来の装身具の中留構造の斜視図である。 図18は、従来の装身具の中留構造の部分拡大斜視図である。 図19は、従来の装身具の中留構造の装着固定状態の部分拡大断面図である。
符号の説明
1 中留構造
2 バンド部材
3 係止ピン
3b 係止ピン本体
3a 頭部
4 バンド部材
4a 調整穴
6 連結用孔
8 下板部材
8a 連結フランジ
8b 嵌合用開口部
10 連結ピン
11 係止ピン用開口部
12 ヒンジ
13 係止ピン用開口部
14 中板部材
14a 端部
14c 係止ピン用開口部
15 係合窪み部
16 連結片
16a 連結用孔
17 中板部材
18 挿通枠
18a 側板
18b 一端部
20 装着用孔
22 連結ピン
24 プッシュボタンケース本体
24a 回動片
24b 連結用孔
24c 開口部
26 バンド挿通開口部
28 枠部材
30 調整ピン
30a 頭部
32 プッシュボタン用開口部
34a、34b プッシュボタン
36a、36b プッシュボタン本体
38a、38b 係止用開口部
40a、40b バネ部材収容切欠部
42a、42b バネ部材収容切欠部
44a、44b 抜け止め防止用穴
46 バネ部材
48 抜け止め防止用ネジ孔
50 抜け止め防止用ネジ
52a、52b 係止用テーパ面
54 回転防止手段
56 係合部
58 スリット溝
58a 底面
60 切欠部
60a 案内斜面

Claims (10)

  1. 装身具の一方のバンド部材の端部に連結されるとともに、装身具の他方のバンド部材の端部に連結される装身具の中留構造であって、
    前記一方のバンド部材の端部に連結された下板部材と、
    前記下板部材の他方の端部に折り畳み可能に連結された中板部材と、
    前記中板部材の他方の端部に折り畳み可能に連結され、他方のバンド部材の端部を挿通可能な挿通枠と、
    前記中板部材の他方の端部に、折り畳み可能に連結されるとともに、中板部材と挿通枠の間に位置するように配置されたプッシュボタンケース本体と、
    前記挿通枠に形成されるとともに、他方のバンド部材の端部に形成された長さ調整穴に係合して、装身具のバンド部材の長さを調整する調整ピンと、
    前記下板部材に形成された係止ピンと、プッシュボタンケース本体に形成され、係止ピンに着脱自在に係止可能な係止部材とから構成される係止機構と、
    前記プッシュボタンケース本体に形成されるとともに、前記挿通枠の調整ピンと着脱自在に係合する係合部とから構成される回転防止手段とを備え、
    前記挿通枠に他方のバンド部材の端部を挿通して、挿通枠を、中板部材、下板部材に対して折り畳んだ状態で、前記挿通枠の調整ピンが、バンド部材の長さ調整穴を介して、プッシュボタンケース本体に形成された回転防止手段に係合するとともに、
    前記下板部材に形成された係止ピンが、プッシュボタンケース本体に形成された係止部材に係合することによって、一方のバンド部材の端部と、他方のバンド部材の端部とを相互に連結するように構成されていることを特徴とする装身具の中留構造。
  2. 前記回転防止手段の係合部が、プッシュボタンケース本体に形成された係合凹部から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装身具の中留構造。
  3. 前記回転防止手段の係合部が、プッシュボタンケース本体の側端部に形成された係合スリット溝部から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装身具の中留構造。
  4. 前記回転防止手段の係合部が、プッシュボタンケース本体の側端部に形成された係合窪み部から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装身具の中留構造。
  5. 前記回転防止手段の係合部には、挿通枠の調整ピンを案内する案内斜面が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  6. 前記挿通枠の調整ピンが、その頭部が略球状に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  7. 前記挿通枠の調整ピンの頭部の断面形状と、回転防止手段の係合部の断面形状とが、略合致するように形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  8. 前記挿通枠の調整ピンが、回転防止手段の係合部に対して、傾斜した角度で係合するように形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  9. 前記挿通枠が、中板部材と下板部材の装着状態の断面形状に合致する断面形状を有するように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の装身具の中留構造。
  10. 前記一方のバンド部材の端部と下板部材との間に、折り畳み可能に連結された別の中板部材を備え、これにより、前記下板部材の両端部に連結された双方の中板部材が、両開き可能に構成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の装身具の中留構造。
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