JP2006113690A - 機器操作装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】ショートカットを登録した機能に関して、その機能を実行させるための操作を忘れ難くすること。
【解決手段】円盤型操作部材14の操作面14aにおけるスクラッチ操作パターンと各機能とを対応付けて記憶する。また、スクラッチ操作が行われるときには、操作方向、操作速度、操作量、操作位置などを基準としてスクラッチ操作を識別し、対応する音を発生させる。このため、ユーザは、スクラッチ操作のリズムや円盤型操作部材14に対する触覚、さらにはそのスクラッチ操作に対応した音を活用して、スクラッチ操作パターンおよび各機能との対応付けを記憶することができる。
【選択図】 図5
【解決手段】円盤型操作部材14の操作面14aにおけるスクラッチ操作パターンと各機能とを対応付けて記憶する。また、スクラッチ操作が行われるときには、操作方向、操作速度、操作量、操作位置などを基準としてスクラッチ操作を識別し、対応する音を発生させる。このため、ユーザは、スクラッチ操作のリズムや円盤型操作部材14に対する触覚、さらにはそのスクラッチ操作に対応した音を活用して、スクラッチ操作パターンおよび各機能との対応付けを記憶することができる。
【選択図】 図5
Description
本発明は、例えば車載ナビゲーション装置のような車載機器に用いて好適な機器操作装置に関するものである。
車載ナビゲーション装置は、近年、機能の増加に伴なって、各種機能を実行させるための操作が複雑化している。そのため、従来のナビゲーション装置の中には、操作頻度の高い機能のショートカットスイッチを予め設定したり、ユーザが任意の機能をショートカットスイッチに割当可能に構成されたものがある。
例えば、車載ナビゲーション装置が操作手段としてタッチパネルを備える場合、設定もしくはユーザによって割り当てられたショートカットスイッチは、地図表示画面上に重ねて表示される。
上述したタッチパネルを備えるナビゲーション装置において、ショートカットスイッチを常時表示しておくと、画面表示が煩雑になってしまう。そのため、通常は、ショートカットスイッチの呼び出しスイッチのみを表示するとともに、その呼び出しスイッチが操作されると、ショートカットスイッチを表示するものがある。しかしながら、単に呼び出しスイッチのみが表示されても、いずれの機能のショートカットスイッチが設定・登録されているのか分かりにくいという問題がある。
なお、車載ナビゲーション装置の中には、操作手段としてリモコンを備えるものがあり、そのリモコンの操作ボタンに任意の機能を割り当てることも考えられる。しかし、操作ボタンに任意の機能を割り当てた場合も、いずれの機能をいずれの操作ボタンに割り当てたかに関する情報が乏しいため、上述の場合と同様に、操作ボタンに割り当てた機能が分かりにくいとの問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ショートカットを登録した機能に関して、その機能を実行させるための操作を忘れ難くすることが可能な機器操作装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の機器操作装置は、
複数の方向への操作が可能な操作部材と、
操作部材に対する操作パターンに対応づけて、所定の機器において実行すべき機能を記憶する記憶手段と、
操作部材が操作されたとき、記憶手段に記憶されたいずれの操作パターンに該当するかを判定する判定手段と、
判定手段によって判定された該当操作パターンに対応する機能を実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
複数の方向への操作が可能な操作部材と、
操作部材に対する操作パターンに対応づけて、所定の機器において実行すべき機能を記憶する記憶手段と、
操作部材が操作されたとき、記憶手段に記憶されたいずれの操作パターンに該当するかを判定する判定手段と、
判定手段によって判定された該当操作パターンに対応する機能を実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の機器操作装置によれば、所定の機器において各機能を実行させる際、ユーザは、複数方向への操作が可能な操作部材を、各機能に対応した操作パターンで操作する。このように、各機能と操作部材に対する操作パターンを対応付けることにより、操作パターンおよび各機能との対応付けを記憶するために、ユーザは、操作のリズムや操作部材に対する触覚を活用することが可能となる。従って、ユーザは、操作パターン及び各機能との対応付けを覚えやすく、かつ忘れにくくなる。
請求項2に記載のように、操作部材は、回転方向への操作が可能なものであることが好ましい。回転方向への操作が可能であると、反転操作などを含めた操作を行いやすくなる。
請求項3に記載のように、操作部材は、当該操作部材におけるユーザによる接触位置を検出する検出手段を有し、ユーザによってスクラッチ操作されるものであっても良い。すなわち、操作部材は可動部を持たず、その操作面におけるユーザの接触位置を検出するものであっても良い。ユーザが、操作部材の操作面を擦るもしくは撫でるようにスクラッチ操作することで、回転方向を含む複数の方向への操作を行うことができる。
請求項4に記載のように、操作部材におけるスクラッチ操作の操作方向、操作速度、操作量、操作位置の少なくとも1つを基準として、操作部材に対するスクラッチ操作を識別して、その識別操作に対応する音を発生する音発生手段を備えることが好ましい。これにより、ユーザは、触覚のみでなく聴覚も活用して、各機能に対応する操作パターンを記憶できる。従って、操作パターンおよび各機能との対応付けを、より忘れにくくなる。
請求項5に記載したように、操作部材は、回転方向に可動な回転体を有し、当該回転体が、ユーザによって回転操作されるものであっても良い。この場合であっても、ユーザは、少なくとも回転方向への操作を行うことができる。
操作部材が回転方法に可動な回転体を有する場合には、請求項6に記載したように、その回転体に対する回転操作の操作方向、操作速度、操作量の少なくとも1つを基準として、回転体に対する回転操作を識別して、その識別操作に対応する音を発生する音発生手段を備えることが好ましい。これにより、請求項4の場合と同様に、ユーザは、触覚のみでなく聴覚も活用して、各機能に対応する操作パターンを記憶できるようになる。
請求項7に記載したように、記憶手段は、操作部材がユーザによって実際に操作された際の、識別操作の組み合せからなる操作パターンを記憶することが好ましい。このように、ユーザが実際に操作部材を操作することによって、その操作パターンを記憶手段に記憶することで、各ユーザにとって、操作しやすく、かつ忘れ難い操作パターンを各機能を実行させるための操作パターンとして用いることができる。
この場合、請求項8に記載したように、音発生手段は、記憶手段への操作パターンの記憶のために、操作部材をユーザが操作したとき、その操作パターンを構成する各識別操作に対応した音を発生させることが好ましい。これにより、ユーザは、記憶手段に記憶させた操作パターンを触覚及び聴覚を用いて確認し、かつ記憶に留めることが可能になる。
請求項9に記載したように、記憶手段に記憶された操作パターンと、それに対応付けられた機能を表示する表示制御手段を備え、この表示制御手段は、操作パターンを、その操作パターンを構成する各識別操作に対応した音のパターンによって表示することが好ましい。操作パターンと、それに対応付けられた機能を表示することにより、操作パターンや対応付けを確認することができる。その際、操作パターンの各識別操作と音とが一義的に対応しているため、操作パターンは音のパターンによって表示すると、ユーザに分かり易くなる。
以下、本発明の機器操作装置を車載ナビゲーション装置に適用した実施形態に関して、図面に基づいて説明する。但し、本発明による機器操作装置は、車載ナビゲーション装置に限らず、他の機器の操作装置として適用することも可能である。
図1は、本実施形態に係わる車載ナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態の車載ナビゲーション装置100は、位置検出器1、地図データ入力器6、操作スイッチ群7、外部メモリ9、表示装置10、音声出力装置11、リモコンセンサ12、円盤型操作部材14及びこれらと接続する制御回路8によって構成される。
制御回路8は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。ROMには、車載ナビゲーション装置100が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が所定の演算処理を実行する。
位置検出器1は、いずれも周知の地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、走行距離を算出するための車速(距離)センサ4、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、各センサの精度によっては位置検出器1を上述した内の一部で構成してもよい。
地図データ入力器6は、位置検出精度を向上するためのいわゆるマップマッチング用データ、地図描画データ、経路探索用データ等の地図データを入力するための装置である。これらのデータベースは、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の再生専用の記憶媒体に記憶されることが一般的であるが、メモリカードやハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体に記憶されてもよい。
操作スイッチ群7は、例えば、表示装置10と一体になったタッチスイッチもしくは表示装置10の周囲に設けられたメカニカルなスイッチ等が用いられ、表示装置10の画面に表示される地図のスクロール操作や、所望の地図や施設を検索等するための、文字や数字の入力、キー選択等の各種の入力操作に使用される。
外部メモリ9は、例えば、メモリカードやHDD等の大容量の読み書き可能な記憶媒体が用いられ、テキストデータ、画像データ、音声データ等の各種データの保存などのために用いられる。
表示装置10は、例えば液晶ディスプレイによって構成され、表示装置10の画面には、制御回路8の処理により、位置検出器1から入力された車両の現在位置に対応する自車位置マークと、地図データ入力器6より入力された地図データによって生成される車両周辺の地図を表示することができる。さらに、表示装置10には、車載ナビゲーション装置100の各種の設定を行ったり、実行すべき機能を選択するためのメニュー画面や、後述するように、所望の機能のショートカットを登録するための登録画面等も表示される。
音声出力装置11は、スピーカやオーディオアンプ等から構成され、例えば、目的地が設定され、その目的地に到達する案内経路が算出されている場合には、その案内経路に関する音声案内等に用いられる。さらに、本実施形態においては、後述する円盤型操作部材14がスクラッチ操作されたとき、その操作に応じた音が、音声出力装置11から出力される。音声出力装置11から出力される音声や音は、外部メモリ9に記憶されているデータを利用して、あるいは制御回路8による合成によって作成される。
また、本実施形態の車両用ナビゲーション装置は、リモートコントロール端末(以下、リモコンと称する)13からの操作信号を無線にて受信するリモコンセンサ12を有している。このリモコン13によっても、所望の施設を検索するための条件を入力したり、検索した施設を目的地として設定したりする各種の操作を行なうことができる。なお、目的地が設定された場合には、制御回路8が、車両の現在位置(或いは、ユーザが指定した出発地)から目的地までの最適な経路を自動的に探索して案内経路を算出し、その案内経路に従って経路案内処理を行う。
円盤型操作部材14は、図2に示すように、全体の形状が円盤状であり、その表面に平坦な操作面14aが設けられたものである。この円盤型操作部材14は、操作面14aにおけるユーザの接触位置を検出するタッチパネルセンサを備えている。このタッチパネルセンサとしては、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式、赤外線遮光方式、静電容量方式、電磁誘導方式など、各種方式のものが知られているが、本実施形態では、いずれの方式のタッチパネルセンサを用いることができる。
例えば、抵抗膜方式のタッチパネルセンサは、それぞれ電極が格子状に設けられたガラス基板と可撓性フィルムとをスペーサを介して対向配置したものである。ユーザが可撓性フィルムにタッチすると、その位置に対応した電極を介して電気が流れる。その際に、格子状電極の抵抗による分圧比を測定することにより、ユーザのタッチ位置が検出できる。
ユーザは、図2に示すように、円盤型操作部材14の操作面14aをスクラッチ操作(擦る、撫でる)することで、ショートカットが登録されている機能の実行を指示することができる。
以下、本実施形態の特徴である、円盤型操作部材14を用いたショートカットの登録処理、及び円盤型操作部材14におけるスクラッチ操作によるショートカットが登録されている機能の実行処理について詳しく説明する。
図4は、ショートカットの登録処理を示すフローチャートである。なお、ショートカットの登録は、既に登録されているショートカットの一覧表示画面において、新規登録が指示された場合になされる。そのため、まずステップS100において、操作スイッチ群7やリモコン13を用いて、ショートカットの一覧表示画面が呼び出されたか否かを判定する。そして、一覧表示画面の呼び出しが行われたと判定された場合、ステップS110において、既に登録されているショートカットの一覧表示画面を表示する。
なお、本実施形態においては、ショートカットは、DJがレコード盤を擦って音を鳴らす動作に類似したスクラッチ操作を組み合せた操作パターンとして登録され、その登録されたスクラッチ操作パターンが再現された場合、対応付けられた機能を実行する。従って、以下、ショートカットをDJショートカットと呼ぶことにする。
図5(a)に、DJショートカットの一覧表示画面の一例を示す。このDJショートカットの一覧表示画面では、円盤型操作部材14をスクラッチ操作したときに発生する音のパターンと、それに対応づけられた機能が表示される。
つまり、円盤型操作部材14に対してスクラッチ操作が行われた場合、制御回路8は、音出力装置11から、そのタッチした位置、スクラッチ操作の方向及び速度、スクラッチ操作量、操作位置などによって出力する音を変化させる。従って、ユーザは、音のパターンが表示されることによって、それに対応するスクラッチ操作パターンを認識することができる。
スクラッチ操作パターンによって、出力する音を変化させる一例を図3を用いて説明する。図3において、スクラッチ操作パターンAは、円盤型操作部材14の操作面14aの右半分を上下の回転方向にスクラッチするものである。ここで、操作面14aの右半分においてスクラッチ操作が行われたときに低音の「ドゥ」という音を出力し、停止したときに「ヒ」との音を出力する場合、上下のスクラッチ操作量が大きいため、スクラッチ操作パターンAによって「ドゥーヒドゥーヒ」との音が出力されることになる。
また、スクラッチ操作パターンBは。操作面14aの下半分を左右の回転方向にスクラッチするものである。従って、操作面14aの下半分において左右の回転方向にスクラッチ操作が行われたとき「キュ」という音を出力する場合、左右の回転方向のスクラッチ操作量が大きいため、スクラッチ操作パターンBによって「キューキュー」との音が出力されることになる。
さらに、スクラッチ操作パターンCは、操作面14aの右半分において上下の回転方向にリズミカルに反転させながらスクラッチするものである。このように、スクラッチ操作の操作量が僅かで反転した場合には、停止時の「ヒ」との音を強調することで「ドゥヒヒドゥヒ」との音が出力されることになる。
以上は単なる一例であって、スクラッチ操作における操作方向、操作速度、操作量、操作位置(領域)などを基準とすれば、スクラッチ操作を識別することが可能であり、その識別したスクラッチ操作毎に発生する音を変化させれば、種々の音のパターン、すなわち、スクラッチ操作パターンを実現できる。
そして、上述したように、それぞれのスクラッチ操作パターンに対応した音を出力することで、ユーザは、触覚のみでなく聴覚も活用して、各機能に対応する操作パターンを記憶できる。従って、操作パターンおよび各機能との対応付けを、より忘れにくくすることができる。
DJショートカットの一覧表示画面が表示されているとき、新規登録が指示されたか否かを、ステップS120で判定する。このとき、新規登録が指示されたと判定されると、ステップS130に進む。一方、新規登録以外の、「削除」や「戻る」などが指示された場合には、本ショートカット登録処理を終了し、図示しないDJショートカットの削除を行うためのルーチンや、元の画面の表示ルーチンを実行する。
ステップS130では、DJショートカットの新規登録を行うための画面を表示する。この新規登録画面の一例を、図5(b)に示す。この新規登録画面では、円盤型操作部材14を用いて、ユーザが行ったスクラッチ操作の組み合せをスクラッチ操作パターンとして登録するために、スタートスイッチが表示され、ユーザによって円盤型操作部材14のスクラッチ操作の開始を指示可能となっている。
そして、ステップS140において、ユーザによってスクラッチ操作の開始が指示されたと判定されると、ステップS150に進む。ステップS150では、図5(c)に示すように、円盤型操作部材14に対して、ユーザが行ったスクラッチ操作を入力するとともに、そのスクラッチ操作を識別して、対応する音を音出力装置11から出力させる。
このスクラッチ操作の入力は、スクラッチ操作の開始を指示してから所定時間の間、受け付けられる。つまり、ステップS160にて、スクラッチ操作の開始指示がなされてから所定時間が経過したか否かが判定され、未経過であれば、スクラッチ操作の入力受付を継続する。このようにして、所定時間の間、ユーザのスクラッチ操作の入力が行なわれると、上述した操作方向、操作速度、操作量、操作位置等を基準として識別される各スクラッチ操作の組み合せがスクラッチ操作パターンとなる。
スクラッチ操作の開始指示から所定時間が経過すると、ステップS170の処理に進む。ステップS170では、スクラッチ操作パターンの確認画面が表示される。この確認画面の一例を図5(d)に示す。ユーザは、新規にスクラッチ操作パターンを登録するために、円盤型操作部材14をある操作パターンでスクラッチ操作したとき、その操作パターンに対応する音パターンをすでに聴いている。そのため、図5(d)に示すように、確認画面では、その音で良いかどうかの確認をユーザに求めるのである。
ユーザが許諾する場合には、確認画面において、「OK」を指示する。一方、新規に登録するスクラッチ操作パターンに対応する音パターンを再度聴きたい場合には、「再生」を指示する。また、スクラッチ操作をやり直したい場合には、「やり直し」を指示する。
ユーザによって「再生」が指示された場合には、ステップS190に進んで、入力されたスクラッチ操作パターンに対応する音パターンの再生処理を実行し、ステップS180の処理に戻る。また、「やり直し」が指示された場合には、ステップS130に進んで、DJショートカットの新規登録を行うための画面を表示する。
ユーザによって「OK」が指示された場合には、ステップS200に進んで、新規に登録するスクラッチ操作パターンに対応付ける機能を選択させ、保存する。図5(e)に機能選択画面の一例を示す。図5(e)に示す例では、予め、使用頻度の高い機能がリストアップされ、その各機能が画面に表示されている。ユーザは、その表示機能の中の所望の機能を選択することによって、スクラッチ操作パターンに対応付ける機能を選択する。なお、スクラッチ操作パターンに対応付ける機能として、使用頻度の高い機能に限らず、車載ナビゲーション装置の任意の機能を選択できるようにしても良い。例えば、ツリー構造やページ送りを採用することにより、多数の機能を選択対象とすることができる。
次に、円盤型操作部材14におけるスクラッチ操作によるショートカットが登録されている機能の実行処理について説明する。図6は、ショートカットが登録されている機能の実行処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS300において、円盤型操作部材14の操作面14aにユーザがタッチしたか否かを判定する。このとき、タッチ操作が行われていないと判定されると、ター知操作が行なわれるまで、処理を待機する。一方、タッチ操作が行われたと判定されると、ステップS310に進む。ステップS310では、円盤型操作部材14に対して、ユーザが行ったスクラッチ操作を入力するとともに、そのスクラッチ操作を識別して、対応する音を音出力装置11から出力させる。このようにスクラッチ操作時に、対応した音を鳴らすことで、操作の達成感を演出するとともに、自らのスクラッチ操作が受け入れられたか否かを確認することができる。
続くステップS320では、入力されたスクラッチ操作の組み合せからなる入力スクラッチ操作パターンと、記憶されている記憶スクラッチ操作パターンとを対比し、最も一致度の高い記憶スクラッチ操作パターンを抽出する。この入力スクラッチ操作パターンと記憶スクラッチ操作パターンとの対比においては、例えば操作方向、操作速度、操作量、操作位置に関して、最も誤差の小さい記憶スクラッチ操作パターンを入力スクラッチ操作パターンに一致するものとみなす。ただし、その誤差が所定の許容範囲を越えている場合には、一致する記憶スクラッチ操作ポターンは存在しないとみなす。
ステップS330では、入力スクラッチ操作パターンに一致するとみなされた記憶スクラッチ操作パターンが抽出されたか否かを判定する。一致判定された場合には、ステップS340に進んで、一致するものとして抽出された記憶スクラッチ操作パターンに対応付けられた機能の実行処理を実施する。一方、不一致判定された場合には、ステップS250において、一致するスクラッチ操作パターンが登録されておらず、再度、スクラッチ操作を行なうことを促す表示を行う。
上述したように、本実施形態によれば、スクラッチ操作パターンと各機能とを対応付けているので、ユーザは、スクラッチ操作のリズムや円盤型操作部材14に対する触覚、さらにはそのスクラッチ操作に対応した音を活用して、スクラッチ操作パターンおよび各機能との対応付けを記憶することができる。従って、ユーザは、スクラッチ操作パターン及び各機能との対応付けを覚えやすく、かつ忘れにくくなる。
なお、本発明は、上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
例えば、上述した実施形態においては、ユーザがスクラッチ操作を行う円盤型操作部材14を用いた。しかしながら、操作部材としては、回転体のような可動部を備え、ユーザはその可動部を実際に動かすように操作しても良い。例えば可動部が回転体である場合、ユーザの回転操作は、回転方向、回転速度、回転角度などを基準として識別でき、それに応じた音を発生させることができる。
また、上述した実施形態においては、先にスクラッチ操作パターンの登録を行ない、その後、そのスクラッチ操作パターンに対応付ける機能の選択を行うようにしたが、その順序は逆でも良い。
8 制御回路
9 外部メモリ
10 表示装置
11 音声出力装置
14 円盤型操作部材
14a 操作面
9 外部メモリ
10 表示装置
11 音声出力装置
14 円盤型操作部材
14a 操作面
Claims (9)
- 複数の方向への操作が可能な操作部材と、
前記操作部材に対する操作パターンに対応づけて、所定の機器において実行すべき機能を記憶する記憶手段と、
前記操作部材が操作されたとき、前記記憶手段に記憶されたいずれの操作パターンに該当するかを判定する判定手段と、
前記判定手段によって判定された該当操作パターンに対応する機能を実行する制御手段とを備えることを特徴とする機器操作装置。 - 前記操作部材は、回転方向への操作が可能なものであることを特徴とする請求項1に記載の機器操作装置。
- 前記操作部材は、当該操作部材におけるユーザによる接触位置を検出する検出手段を有し、ユーザによってスクラッチ操作されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の機器操作装置。
- 前記操作部材におけるスクラッチ操作の操作方向、操作速度、操作量、操作位置の少なくとも1つを基準として、前記操作部材に対するスクラッチ操作を識別して、その識別操作に対応する音を発生する音発生手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の機器操作装置。
- 前記操作部材は、回転方向に可動な回転体を有し、当該回転体が、ユーザによって回転操作されることを特徴とする請求項2に記載の機器操作装置。
- 前記操作部材の回転体に対する回転操作の操作方向、操作速度、操作量の少なくとも1つを基準として、前記回転体に対する回転操作を識別して、その識別操作に対応する音を発生する音発生手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の機器操作装置。
- 前記記憶手段は、前記操作部材がユーザによって実際に操作された際の、前記識別操作の組み合せからなる操作パターンを記憶するものであることを特徴とする請求項4または請求項6に記載の機器操作装置。
- 前記音発生手段は、前記記憶手段への操作パターンの記憶のために、前記操作部材をユーザが操作したとき、その操作パターンを構成する各識別操作に対応した音を発生させることを特徴とする請求項7に記載の機器操作装置。
- 前記記憶手段に記憶された操作パターンと、それに対応づけられた機能を表示する表示制御手段を備え、
前記表示制御手段は、前記操作パターンを、その操作パターンを構成する各識別操作に対応した音のパターンによって表示することを特徴とする請求項8に記載の機器操作装置。
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JP2004298167A JP2006113690A (ja) | 2004-10-12 | 2004-10-12 | 機器操作装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008090680A (ja) * | 2006-10-03 | 2008-04-17 | Nec Saitama Ltd | 携帯端末装置及び携帯端末装置の機能起動方法 |
JPWO2013140731A1 (ja) * | 2012-03-19 | 2015-08-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 車載装置 |
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2004
- 2004-10-12 JP JP2004298167A patent/JP2006113690A/ja active Pending
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