JP2013016114A - タッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置 - Google Patents

タッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の操作が同時に行われた場合に、タッチ位置が誤って検出されることを防止できるタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置を提供する。
【解決手段】タッチ位置の変動量が所定値以下であるか否かを判定し(ステップ130参照)、所定値以下でなければ操作者が複数箇所を同時にタッチしている可能性があると想定して、そのタッチ操作が受け付けられないようにする。これにより、複数の操作が同時に行われた場合に、タッチ位置が誤って検出されることを防止することが可能となる。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばナビゲーション装置の表示画面などに使用されるタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置に関するものである。
従来よりタッチパネルディスプレイでは、抵抗式のタッチパネルを用いることでタッチ位置の検出が行われていたが、近年、操作者の操作感を高めるために、抵抗式のタッチパネルよりもタッチパネル上のタッチ状況を高精度に検出できるようにする技術の開発が行われている。その一つの方法として、筐体表面に情報を表示する表示部と、表示部上にタッチ面を構成する透明のタッチパネルとを備え、タッチパネルの四隅に歪みゲージからなる荷重センサを設置し、操作者がタッチパネルを触ったときに加えられる荷重を荷重センサで検出することで、操作者によるタッチ位置の検出を行うタッチパネルディスプレイが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−174006号公報
しかしながら、上記のような荷重センサで検出される荷重に基づいてタッチ位置の検出を行う形態では、複数の操作、例えば2本の指で別操作を行ったような場合に、複数の操作を別々に検出することができないという問題がある。
図8(a)は、タッチパネルJ1の表示画面に割付けられたタッチスイッチ(タッチSW)を複数箇所同時に押下した場合の様子を示した表示画面の正面図、図8(b)は、その場合に荷重センサで認識される操作状況(操作軌跡)を示したイメージ図である。荷重センサを用いたタッチパネルディスプレイでは、四隅に配置した荷重センサによって複数の操作による合成歪みに対応する荷重を検出することになる。このため、図8(a)に示すようにタッチSWの複数箇所が同時に操作された場合には、その合成歪み検出量による1つの操作として認識してしまって複数の操作を別々に検出できず、図8(b)に示すように、意図しない操作状況(操作軌跡)として検出される。したがって、タッチ位置が誤って検出されてしまう。
本発明は上記点に鑑みて、複数の操作が同時に行われた場合に、タッチ位置が誤って検出されることを防止できるタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、タッチ位置検出手段(20)にて、複数の荷重センサ(S1〜S4)の出力に基づいて、操作者がタッチパネル(4)を押下した位置であるタッチ位置を検出し、実行手段(20、115、155)にて、ディスプレイ部(2)の画面上に表示された情報のうち、タッチ位置検出手段(20)にて検出されたタッチ位置と対応する処理を実行するタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置において、タッチ位置検出手段(20)での検出結果に基づいて、タッチ位置の単位時間当たりの移動量として表される変動量が所定値以下であるか否かを判定し、タッチ位置の変動量が所定値以下ではないと判定されたときに、タッチパネル(4)へのタッチ操作を受け付けず、タッチ位置と対応する処理を実行しないようにする変動量判定手段(20、130)を備えていることを特徴としている。
このように、タッチ位置の変動量が所定値以下であるか否かを判定し、所定値以下でなければ操作者が複数箇所を同時にタッチしている可能性があると想定して、そのタッチ操作が受け付けられないようにしている。このため、タッチ位置が誤って検出されることを防止することが可能となる。
請求項2に記載の発明では、タッチ位置検出手段(20)での検出結果に基づき、押下された場所が所定範囲内で、かつ、所定時間継続して押下されたか否かを判定し、押下された場所が所定範囲内ではない、もしくは、所定時間継続して押下されていないと判定されたときに、タッチパネル(4)へのタッチ操作を受け付けず、タッチ位置と対応する処理を実行しないようにする押下継続判定手段(20、110)を有していることを特徴としている。
このように、検出されたタッチ位置が所定の時間継続して所定範囲内に含まれた状態になっているか否かを判定し、その条件を満たしていると判定されるまでは操作を受け付けないようにしている。したがって、複数箇所同時に押下されたような場合には、その操作が受け止められないようにでき、その操作に対応する処理を実行しないようにすることができる。
例えば、請求項3に記載したように、ディスプレイ部(2)で表示された画面上に、所定の処理を実行させることを示すタッチスイッチが割付けされているか否かを判定するタッチスイッチ判定手段(20、100)と、タッチ位置検出手段(20)での検出結果に基づき、タッチスイッチが押下されていることを検知したか否かを判定するタッチスイッチ押下判定手段(20、105)とを備え、押下継続判定手段(20、110)は、タッチスイッチ判定手段(20、100)にてタッチスイッチが割付けされていると判定され、かつ、タッチスイッチ押下判定手段(20、105)によって、タッチスイッチが押下されていると判定されたときに、押下された場所がタッチスイッチの範囲内で、かつ、所定時間継続して押下されたか否かの判定を行うようにすることもできる。
請求項4に記載の発明では、変動量判定手段(20、130)にてタッチ位置の変動量が所定値以下ではないと判定されると、ディスプレイ部(2)の画面上にタッチ位置を表示するタッチ位置表示手段(20、140)を有していることを特徴としている。
このように、タッチ位置の変動量が所定値以下ではなかった場合に、タッチ位置を表示するようにしている。これにより、複数の箇所を同時に操作していることで、正確なタッチ位置が認識されていないということを操作者に視覚的に示すことが可能となる。これにより、操作者に正しい操作を促すことが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかるタッチパネルディスプレイの斜視図である。 図1に示すタッチパネルディスプレイの分解図である。 タッチパネルディスプレイを含めたナビゲーション装置の構成ブロックを示す図である。 タッチSW制御処理の詳細を示したフローチャートである。 操作者がタッチSW範囲内を継続して押下している様子を示した画面の正面図である。 画面上でのタッチ位置の移動軌跡例を示した図である。 タッチ位置の表示としてタッチ位置認識ポインタ30を表示装置1の表示画面上に表示したときの様子を示した図である。 (a)は、タッチパネルJ1の表示画面に割付けられたタッチSWを複数箇所同時に押下した場合の様子を示した表示画面の正面図、(b)は、その場合に荷重センサで認識される操作状況(操作軌跡)を示したイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図に基づいて説明する。図1は、本実施形態にかかるタッチパネルディスプレイ(以下、表示装置という)1の斜視図であり、図2は、図1に示す表示装置1の分解図である。また、図3は、表示装置1を含めたナビゲーション装置10の構成ブロックを示す図である。以下、これらの図を参照して、表示装置1およびそれを含むナビゲーション装置10の詳細について説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態にかかるタッチパネルディスプレイは、EL(エレクトロルミネッセンス)表示部2、台座3、タッチパネル4および制御基板5を有した構成とされている。
EL表示部2は、情報表示を行うためのディスプレイ部を構成するものであり、制御基板5に電気的に接続されており、制御基板5から送られる映像信号に基づいて地図情報等の情報表示を行う。
台座3は、EL表示部2を挟んで少なくとも四箇所、本実施形態の場合には四隅において、タッチパネル4を支持するものである。台座3による各支持部には、それぞれ荷重センサS1〜S4が備えられている。この荷重センサS1〜S4の検出信号、具体的には出力電圧は、制御基板5を通じてナビゲーション装置に備えられる制御回路20(図3参照)に入力されるようになっている。
タッチパネル4は、例えば長方形とされており、例えば透明部材で構成されることでEL表示部2が透過して視認できる構成とされている。このため、操作者はタッチパネル4を通してEL表示部2で表示された情報を視認し、タッチパネル4のうちEL表示部2で表示された操作対象となるタッチSWのスイッチ表示と対応する場所を押圧できる。
制御基板5は、EL表示部2を駆動してEL表示部2での情報表示を制御するものである。EL表示部2での表示内容については、ナビゲーション装置に備えられる制御回路20(図3参照)から伝えられる。なお、図示していないが、表示装置1にはスピーカなどの音声出力器も備えられており、制御回路20からの音声信号の入力に応じてスピーカに音声を出力できるようにもなっている。
また、図3に示すように、ナビゲーション装置10は、上記した表示装置1に加えて、位置検出器11、内部メモリ制御装置16、操作スイッチ群17、外部メモリ制御装置18、リモコンセンサ19およびこれらに接続された制御回路20を備えている。
位置検出器11は、いずれも周知の地磁気センサ12、ジャイロスコープ13、車速センサ14、および衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機15を有している。これらのセンサ等12〜15は、各々の性質に基づいた現在位置を特定するための情報を制御回路20に出力する。
内部メモリ制御装置16は、HDD(ハードディスクドライブ)等の不揮発性記憶媒体を備え、制御回路20からの制御命令等に基づいて、この不揮発性記憶媒体に対してデータの読み出しを行うと共に、可能であればデータの書き込みの制御を行う。この不揮発性記憶媒体が記憶している情報としては、上記した位置検出の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ、地図データおよび目印データを含む各種データ、ナビゲーション装置10の動作のためのプログラム等がある。
操作スイッチ群17は、表示装置1におけるタッチパネル4のタッチ面の周囲に設けられた複数のメカニカルスイッチから成り、操作者によるメカニカルスイッチの押下(例えば押しボタンの押下)に基づいた信号を制御回路20に出力する。操作スイッチ群17に含まれるメカニカルスイッチとしては、例えばメニュースイッチ、現在位置スイッチ等が挙げられる。
外部メモリ制御装置18は、DVD−ROM、メモリスティック、メモリカード等の取り外し可能な図示しない外部記憶媒体に対して、データの読み出しを行うと共に、可能であればデータの書き込みの制御を行う。上記外部記憶媒体が記憶している情報としては、マップマッチング用データ、地図データおよび目印データ等に対する追加データ等がある。
リモコンセンサ19は、操作者の操作に基づいて赤外線等による無線信号を送信するリモコン21から受信した信号を制御回路20に出力する。このリモコンセンサ19で信号を受信することにより、操作者がリモコン21を操作して表示装置1による情報表示の内容の設定などが行えるようになっている。
制御回路20は、通常のコンピュータとして構成されており、内部にはCPU、ROM、RAM、フラッシュメモリ、I/Oおよびこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。制御回路20は、ROM、内部メモリ制御装置16、外部記憶媒体から読み出したナビゲーション装置10の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはROM、RAM、フラッシュメモリから情報を読み出し、RAM、フラッシュメモリに対して情報の書き込みを行い、I/Oを介して位置検出器11、操作スイッチ群17、外部メモリ制御装置18、表示装置1、リモコンセンサ19等と信号の授受を行う。
この制御回路20のCPUは、ナビゲーション装置10が起動するとき、ROMからブートプログラム、オペレーティングシステム(以下OSと記す)等を読み出して実行し、このOSに基づいたハードウェア制御およびプロセス管理を行う。OS上で動作するプロセスとしては、メニュープログラム、目的地設定プログラム、経路検索プログラム、経路案内プログラム、およびその他のプログラムがある。
そして、制御回路20のCPUは、読み出した地図データ等に基づいて地図表示や経路案内等を行うべく、表示装置1に対して映像信号を出力し、表示装置1では映像信号に基づいて制御基板5がEL表示部2を駆動し、映像信号が示す映像を情報表示として表示する。また、制御回路20のCPUは、タッチ位置検出プログラムを読み出して実行しており、サンプリング周期毎に荷重センサS1〜S4の検出信号を入力し、タッチ位置を検出している。そして、制御回路20のCPUは、タッチ位置が表示装置1の情報表示として表示されたスイッチ表示のいずれかと一致しているか否かを判定し、スイッチ表示がタッチされていたのであれば、そのスイッチ表示の内容を実行する。
なお、制御回路20のCPUは、これらプログラムの実行において、現在位置を特定する必要があれば、位置検出器11が有するセンサ等12〜15から出力される現在位置を特定するための信号に基づいて、現在位置を算出する。その際、各種センサ12〜15からの出力は、それぞれ性質が異なる誤差を持っているため、制御回路20のCPUにおける現在位置の特定は、複数のセンサを相補的に使用するようになっている。
次に、上記のように構成された表示装置1を備えるナビゲーション装置10の作動について説明する。なお、ナビゲーション装置10による基本的な地図表示や道路案内に関する作動については従来と同様であるため、ここではタッチ位置検出の作動について説明する。
ナビゲーション装置10では、アクセサリスイッチもしくはイグニッションスイッチがオンされると、制御回路20が所定のサンプリング周期毎(例えば25ms)に表示装置1の各荷重センサS1〜S4の出力電圧を入力し、この出力電圧に基づいて操作者がタッチパネル4をタッチしたときのタッチ位置を検出するタッチ位置検出処理を実行する。
例えば、荷重センサS1〜S4は、ホイートストンブリッジ状に組んだ歪みゲージの中間電圧もしくはそれを差動増幅した電圧を出力電圧として発生させており、この出力電圧に基づいてタッチ位置の検出を行っている。具体的には、タッチパネル4の所定位置を操作者がタッチした場合に各荷重センサS1〜S4の出力に応じて発生させられた出力電圧が、α[V]、β[V]、γ[V]、δ[V]であったとする。この場合において、一般に荷重センサS1〜S4に加えられる荷重をF1[N]〜F4[N]とすると、F1とα、F2とβ、F3とγ、F4とδの関係はそれぞれ1次関数で表される。ただし、数式中のa1〜a4、b1〜b4は温度によって変化する係数である。
(数1) α = a1×F1+b1
(数2) β = a2×F2+b2
(数3) γ = a3×F3+b3
(数4) δ = a4×F4+b4
さらに、例えば図1中におけるタッチパネル4の左下の荷重センサS2の配置場所をXY座標の原点(0,0)とし、荷重センサS1、S3、S4それぞれの配置場所のX座標、Y座標を(0,1)、(1,0)(1,1)と想定した場合に、タッチ位置のXY座標は、数式5のように表される。ただし、数式5中におけるFは、数式6のように、各荷重F1〜F4の総和を意味している。
(数5) ((F3+F4)/F,(F1+F4)/F)
(数6) F=F1+F2+F3+F4
そして、数式1〜4をそれぞれF1,F2,F3,F4について解いた式を数式5に代入することによって、タッチ位置のXY座標がα,β,γ,δ,a1〜a4,b1〜b4を用いて表される。
以上のことより、ある温度での数式1〜4の一次関数が分っていれば、数式5、6により、タッチ位置を検出することが可能となる。このように、各荷重センサS1〜S4の出力電圧に基づいて、タッチ位置検出処理を実行することができる。
また、ナビゲーション装置10では、上記のようなタッチ位置検出処理でのタッチ位置の検出結果に基づいて、タッチSW制御を実行している。図4は、タッチSW制御処理の詳細を示したフローチャートである。この図に示されるタッチSW制御処理は、タッチ位置の検出とは別の処理として、アクセサリスイッチもしくはイグニッションスイッチがオンされているときに所定の制御周期毎に実行される。
まず、ステップ100では、表示装置1の画面上に所定の処理を実行させることを示すタッチSWが割付されているか否かを判定する。すなわち、制御回路20のCPUが読み出した地図データ等に基づいて地図表示や経路案内等を行うべく、制御基板5に対して映像信号を出力し、EL表示部2にて地図表示や経路案内等の情報表示を行う。このときの情報表示を行っている表示装置1の画面上に操作者が操作可能なタッチSWが割付けされている場合には、本ステップで肯定判定され、割付けされていなければ否定判定されることになる。
そして、ステップ100で肯定判定されるとステップ105に進み、操作者が割付けされたタッチSW上を押下したことを検知したか否かを判定する。操作者が割付けされたタッチSW上を押下したか否かについては、上記のようにして検出されたタッチ位置がタッチSWの場所と一致しているか否かを判定することにより行っている。ここで肯定判定されればステップ110に進み、操作者が割付されたタッチSW範囲内を所定の時間(例えば200ms)継続して押下していることを検知したか否かを判定し、肯定判定されるまではステップ100に戻って上記各処理を繰り返し、肯定判定されるとステップ115に進んでタッチSWに割付けられた処理を実行する。操作者が割付されたタッチSW範囲内を所定の時間(例えば200ms)継続して押下しているか否かについては、例えば、検出されたタッチ位置が所定の時間継続して、最初に検出したタッチ位置から所定範囲内(例えば半径1/3インチ以内)に含まれているか否かにより判定している。
ここで、操作者が割付けされたタッチSW範囲内を所定の時間(例えば200ms)継続して押下していることを検知したか否かを判定している。このような処理を行う理由について、図5を参照して説明する。
図5は、操作者がタッチSW範囲内を継続して押下している様子を示した表示装置1の画面の正面図である。この図に示すように、操作者がタッチパネル4を押下した場合、荷重センサS1〜S4の出力電圧に基づいて検出されたタッチ位置がサンプリング周期毎に一定位置を示すとは限らない。このため、検出されたタッチ位置が所定の時間継続して、最初に検出したタッチ位置から所定範囲内に含まれている場合に、押下有効と判定するようにしている。このようにすれば、図8(a)に示したようにタッチSWが複数箇所同時に押下された場合には、意図しない操作状況になり、タッチ位置が所定の時間継続して所定範囲内に含まれない状態になるため、押下が有効と判定されないようにできる。したがって、タッチSWが複数箇所同時に押下されたような場合には、その操作が受け止められないようにでき、その操作に基づいてタッチSWに割付された処理を実行しないようにすることができる。
また、ステップ105において否定判定された場合にはステップ120に進み、操作者が割付されたタッチSW以外を押下したことを検知したか否かを判定する。ここで否定判定されれば現段階では操作者による操作が為されていない状況であるため、再びステップ100に戻る。そして、肯定判定されればステップ130に進む。なお、ステップ120が肯定判定される例としては、たとえばユーザが画面上に割り付けられたタッチSW以外の領域をタッチした場合が考えられる。また、例えば、タッチSWとそれ以外の領域を同時にタッチした場合も考えられる。
一方、ステップ100において否定判定された場合にはステップ125に進み、情報表示を行っている表示装置1の画面上を操作者がタッチしたことを検知したか否かを判定する。この判定は、上記したタッチ位置検出処理でのタッチ位置の検出結果に基づいて行われる。ここで肯定判定されればステップ130に進み、否定判定された場合には現段階では操作者による操作が為されていない状況であるため、再びステップ100に戻る。
ステップ130では、タッチ位置の変動量を演算し、このタッチ位置の変動量が所定値以下であるか否か、例えば変動量が4inch/s以下であるか否かを判定する。ここで、タッチ位置の変動量の演算手法について説明する。図6は、表示装置1の画面上でのタッチ位置の移動軌跡例を示した図である。
変動量は単位時間当たりのタッチ位置の移動量として表される。そして、例えば、サンプリング周期を25msとし、単位時間を100msとした場合に、図6に示されるように、荷重センサS1〜S4の出力電圧に基づいて検出されたタッチ位置がサンプリング周期毎にa→b→c→d→eの順に移動した場合には、次式のようにサンプリング周期毎の個々の移動量の和として表されることになる。なお、個々の移動量は、移動ベクトルの絶対値として表される。
Figure 2013016114
基本的に、操作者が一箇所のみを継続的にタッチしている場合には、この変動量はあまり大きくならないが、操作者が複数箇所を同時にタッチしている場合には、この変動量が大きくなる。このため、ステップ130では、変動量が所定値以下、例えば4inch/s以下であるか否かを判定することで、操作者が一箇所のみを継続的にタッチしているか、それとも複数箇所を同時にタッチしているかを判別している。
そして、ステップ130で否定判定されれば、操作者が複数箇所を同時にタッチしている可能性があると想定して、その操作を受け付けることなくステップ135に進み、タッチ位置を表示中であるか否かを判定する。タッチ位置の表示とは、表示装置1の表示画面上に現在タッチ位置として認識されている場所にその表示を行うことを意味している。図7は、タッチ位置の表示としてタッチ位置認識ポインタ30を表示装置1の表示画面上に表示したときの様子を示している。この図に示されるように、タッチSWとは異なる場所(例えば図中X)がタッチ位置として認識されると、表示装置1の表示画面上の現在タッチ位置として認識されている場所にタッチ位置認識ポインタ30が表示される。このため、操作者は自身が行っている操作がどのように認識されているか、つまり画面上のどの場所がタッチ位置として認識されているかを把握することができる。
ここで否定判定されれば、ステップ140に進んでタッチ位置の表示を開始すると共に、タッチ有効回数をリセットする。タッチ有効回数とは、タッチ位置の表示を開始してから、表示装置1の画面上をタッチしたことが検知された回数を意味している。したがって、本ステップでタッチ位置の表示が開始されると、それと同時にタッチ有効回数が0から計測開始されることになる。
なお、上記ではタッチ有効回数をタッチの回数でカウントアップする例にて説明しているが、これに限らず、タッチ位置の表示が開始されてから、タッチが継続した時間をカウントし、所定時間経過ごとにタッチ有効回数をカウントアップするようにしてもよい。
一方、ステップ130で肯定判定されれば、操作者が一箇所のみを継続的にタッチしているような状況であると想定されるため、タッチ位置の表示を開始(あるいは既に開始していればそれを継続)すると共に、ステップ145に進み、タッチ有効回数のカウントアップを行う。そして、ステップ150に進み、タッチ有効回数が所定回数、例えば5回以上継続したか否かを判定する。タッチ有効回数が所定回数に達すると、操作者がそのタッチ位置と対応する処理の実行を要求していると考えられる。このため、ステップ150で肯定判定されれば、ステップ155に進んでタッチ位置に対応した処理を実行する。例えば、地図表示の画面上において、タッチSW以外の場所がタッチ位置となっている場合には、そのタッチ位置が表示される画面中心となるように地図を表示するなどの処理を実行する。その後、ステップ160に進んでタッチ位置表示を終了する。これはステップ120でユーザがタッチSW以外の領域をタッチして肯定判定となった場合や、ステップ125が公邸判定となった場合の動作である。一方、ステップ155では、タッチSWに対応する動作を行うこともある。これはステップ120でユーザがタッチSWとそれ以外の領域を同時にタッチして肯定判定となった場合の動作である。この具体例としてはユーザがタッチSWをタッチしようと試みるが、車両の振動などによりうまくいかず、タッチSW以外の領域もタッチしてしまうといったケースが想定される。(当然この場合は、ユーザは一箇所を継続的にタッチしようとするため、タッチ位置の変動量を判断するステップ130は肯定判定となる可能性が高い。一方、複数個所を意図的に同時にタッチするような動作の場合、ステップ120は肯定判定となるが、ステップ130では否定判定となる可能性が高い。)また、ステップ150で否定判定されれば、再びステップ100に戻ってタッチ位置表示を継続する。
以上説明したように、本実施形態の表示装置1を備えるナビゲーション装置10では、タッチ位置の変動量が所定値以下であるか否かを判定し(ステップ130参照)、所定値以下でなければ操作者が複数箇所を同時にタッチしている可能性があると想定して、そのタッチ操作が受け付けられないようにしている。このため、複数の操作が同時に行われた場合に、タッチ位置が誤って検出されることを防止することが可能となる。
また、タッチ位置の変動量が所定値以下ではなかった場合に、タッチ位置認識ポインタ30を表示すること等によってタッチ位置を表示するようにしている。これにより、複数の箇所を同時に操作していることで、正確なタッチ位置が認識されていないということを操作者に視覚的に示すことが可能となる。これにより、操作者に正しい操作を促すことが可能となる。
さらに、検出されたタッチ位置が所定の時間継続して所定範囲内に含まれた状態になっているか否かを判定し(ステップ110参照)、その条件を満たしていると判定されるまでは操作を受け付けず、タッチSWに割付された処理が実行されないようにしている。したがって、タッチSWが複数箇所同時に押下されたような場合には、その操作が受け止められないようにでき、その操作に基づいてタッチSWに割付された処理を実行しないようにすることができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、タッチ位置の変動量の演算の一例として単位時間を100ms、サンプリング周期を25msとした場合を挙げたが、単位時間およびサンプリング周期共に任意の時間に変更できる。
また、ステップ110では、検出されたタッチ位置が所定の時間(例えば200ms)継続して、最初に検出したタッチ位置から所定範囲内に含まれている場合に押下有効と判定しているが、他の条件としても構わない。例えば、所定のサンプリング回数継続して所定範囲内に含まれている場合に押下有効としても良い。所定の時間とサンプリング回数は基本的には同じことを意味しており、例えば200msはサンプリング周期を25msとするとサンプリング回数8回分に相当する。また、所定範囲を例えば最初のタッチ位置から半径1/3インチ以内としたが、タッチSWの表示範囲自体を所定範囲としても良い。さらに、画面上にタッチSWが割付されていてそのタッチSWが押下されている場合にのみタッチ位置が所定の時間継続して所定の範囲内に含まれるか否かの判定を行うようにしたが、このような前提条件を設定することなく、単にその判定が行われるようにしても良い。
また、上記実施形態では、タッチ位置の表示を開始してから、タッチ有効回数が5回以上となるまでタッチ位置の表示を継続するようにしたが、タッチ位置の表示形態を変更しても良い。例えば、画面上のタッチSWが割付けされていない場所をタッチされたと認識した場合に、それが認識された以降、所定時間(例えば10秒間)タッチ位置の表示を継続し、所定時間経過後にタッチ位置の表示を終了するようにしても良い。また、タッチ位置の表示については、タッチ位置を認識したときから所定期間(例えば、1秒程度)継続して行うようにして、その間に別のタッチ操作が行われたときには、前回のタッチ位置の表示を消去し、新たなタッチ位置の表示を再び所定期間行うという形態としても良い。
なお、各図中に示したステップは、各種処理を実行する手段に対応するものである。具体的には、制御回路20のうちステップ100の処理を実行する部分がタッチスイッチ判定手段、ステップ115の処理を実行する部分がタッチスイッチ押下判定手段、ステップ110の処理を実行する部分が押下継続判定手段、ステップ115、155の処理を実行する部分が実行手段、ステップ130の処理を実行する部分が変動量判定手段、ステップ140の処理を実行する部分がタッチ位置表示手段に相当する。
1 表示装置
2 EL表示部
3 台座
4 タッチパネル
5 制御基板
11 位置検出器
16 内部メモリ制御装置
17 操作スイッチ群
18 外部メモリ制御装置
19 リモコンセンサ
20 制御回路
30 タッチ位置認識ポインタ
S1〜S4 荷重センサ

Claims (4)

  1. 画面上に情報表示を行うディスプレイ部(2)と、
    前記ディスプレイ部(2)の上に配置されたタッチパネル(4)と、
    前記タッチパネル(4)が押下されたときに荷重に応じた出力を発生させる歪みゲージからなる複数の荷重センサ(S1〜S4)と、
    前記複数の荷重センサ(S1〜S4)の出力に基づいて、操作者が前記タッチパネル(4)を押下した位置であるタッチ位置を検出するタッチ位置検出手段(20)と、
    前記ディスプレイ部(2)の画面上に表示された情報のうち、前記タッチ位置検出手段(20)にて検出された前記タッチ位置と対応する処理を実行する実行手段(20、115、155)と、を有するタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置であって、
    前記タッチ位置検出手段(20)での検出結果に基づいて、前記タッチ位置の単位時間当たりの移動量として表される変動量が所定値以下であるか否かを判定し、前記タッチ位置の変動量が前記所定値以下ではないと判定されたときに、前記タッチパネル(4)へのタッチ操作を受け付けず、前記タッチ位置と対応する処理を実行しないようにする変動量判定手段(20、130)を備えていることを特徴とするタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置。
  2. 前記タッチ位置検出手段(20)での検出結果に基づき、押下された場所が所定範囲内で、かつ、所定時間継続して押下されたか否かを判定し、押下された場所が前記所定範囲内ではない、もしくは、前記所定時間継続して押下されていないと判定されたときに、前記タッチパネル(4)へのタッチ操作を受け付けず、前記タッチ位置と対応する処理を実行しないようにする押下継続判定手段(20、110)を有していることを特徴とする請求項1に記載のタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置。
  3. 前記ディスプレイ部(2)で表示された画面上に、所定の処理を実行させることを示すタッチスイッチが割付けされているか否かを判定するタッチスイッチ判定手段(20、100)と、
    前記タッチ位置検出手段(20)での検出結果に基づき、前記タッチスイッチが押下されていることを検知したか否かを判定するタッチスイッチ押下判定手段(20、105)とを有し、
    前記押下継続判定手段(20、110)は、前記タッチスイッチ判定手段(20、100)にて前記タッチスイッチが割付けされていると判定され、かつ、前記タッチスイッチ押下判定手段(20、105)によって、前記タッチスイッチが押下されていると判定されたときに、押下された場所が前記タッチスイッチの範囲内で、かつ、前記所定時間継続して押下されたか否かの判定を行うことを特徴とする請求項2に記載のタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置。
  4. 前記変動量判定手段(20、130)にて前記タッチ位置の変動量が前記所定値以下ではないと判定されると、前記ディスプレイ部(2)の画面上に前記タッチ位置を表示するタッチ位置表示手段(20、140)を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のタッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置。
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