JP2006113280A - 光モジュール - Google Patents

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康弘 鈴木
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Abstract

【課題】 製造歩留まりが高く、接続損失が小さく、コストが安い光モジュールを提供する。
【解決手段】第1と第2の光部品1,2を互いの接続端面13,14側を対向させて配置し、第1の光部品1の接続端面13側に形成した位置合わせ用の球体状凸部5を、第2の光部品2の接続端面14側に形成した嵌合凹部6に嵌合する。嵌合凹部6は球体状凸部5が当接する底部7と、該底部7に連接して球体状凸部5の嵌合を受け入れる側周壁部8とを設けて形成し、側周壁部8の突出先端から底部7までの深さを球体状凸部5の半径よりも深く形成し、側周壁部8の径は球体状凸部5の直径と略一致させる。第1の光部品1と第2の光部品2との調心位置で、球体状凸部5の表面を嵌合凹部6に1つ以上の固定部位9でYAG溶接固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば光通信等に適用され、光部品同士をその光軸を合わせて接続して成る光モジュールに関するものである。
光通信等に、光ファイバや光導波路等の光通路を配列した光伝送用の光部品や、レーザダイオード等の発光用の光部品、フォトダイオード等の受光用の光部品等、様々な光部品が広く用いられており、これらの光部品を光接続して成る光モジュールも用いられている。
図3には、第1と第2の光部品1,2を固定して成る光モジュールの一例が示されている。第1の光部品1には光ファイバ3が挿通固定され、第2の光部品2には光ファイバ4が挿通固定されている。第1と第2の光部品1,2は、互いの接続端面13,14側を対向させて配置されている。第1の光部品1の接続端面13は球面状の凸面に形成されており、この球面状の凸面に対応する凹面を有して、第2の光部品2の接続端面14側が形成され、これら凸面と凹面とが当接している。
第1の光部品1と第2の光部品2は、光ファイバ3の光軸と光ファイバ4の光軸とを調心した状態で接続され、YAG溶接固定されている。これら両光ファイバ3,4の調心は、例えば図3の鎖線に示すように、光ファイバ3の入射側にレーザダイオード15を接続してレーザ光を入射し、この光を光ファイバ4に入射して、光ファイバ4に接続した受光装置16により受光しながら行われるものである。
つまり、レーザダイオード15から発信される光を光ファイバ3に入射し、以下に示す各方向において、第1と第2の光部品1,2の相対位置を変えながら、受光装置16により受光される光の強度を測定し、この受光強度が最大となるピーク位置を第1の光部品1と第2の光部品2との調心位置とする。
まず、光軸Z方向と、このZ方向に直交するX方向とY方向について、第1と第2の光部品1,2の相対位置を変えながら、受光装置16により受光される受光強度を測定し、その受光強度が最大となる位置を決定し、その後、光軸Z方向を中心とした傾き角度Xθ方向とYθ方向(図示せず)について、第1と第2の光部品1,2の相対位置を変えながら同様の操作を行い、調心位置を決定する。
そして、例えば図3の矢印Bに示すような、第2の光部品2の先端側の、比較的肉厚の薄い部分を狙い、バランスを考慮して、図4に示すように、光軸Z(図4に示すC)を中心として、角度αがそれぞれ120°となる3方向から同時に、YAGレーザ光18を照射し、第1の固定部材3と第2の固定部材4とを固定部位9でYAG溶接固定している。つまり、XY平面上において、固定部位9と点Cとを結ぶ線が互いに120°の角度で交わるように、YAGレーザ光18の照射位置を決定し、第1と第2の光部品1,2を固定している。
なお、上記光モジュールについて、本出願人は、現地点において、先行技術文献を認知していない。
ところで、上記YAG溶接において、YAGレーザ光18の照射位置や出力はバランスよく設定されるものの、YAGレーザ光18の照射位置が僅かにずれてしまったり、3つのYAGレーザ光18をそれぞれ出力するYAGレーザは、その出力が互いに微妙に異なっていたりするものである。
そのため、上記YAG溶接時に、第1の光部品1の接続端面13が第2の光部品2の球面状の凹面に沿って横滑りし、例えば図4の鎖線に示すように、第1の光部品1と第2の光部品2との相対位置がずれてしまい、第1と第2の光部品1,2を正確に調心された位置に固定することが困難である。
そこで、従来は、YAG溶接時に第1の光部品1と第2の光部品4との相対位置がずれてしまった分、そのずれを修正するために、再度YAG溶接を繰り返さなくてはならず、そのため、光モジュールの製造時間が長くなり、コストアップを招くといった問題があった。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、第1と第2の光部品同士の光軸合わせを良好に行え、その状態で的確に固定でき、短時間で製造可能な安価な光モジュールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成をもって課題を解決するための手段としている。すなわち、第1の発明は互いの接続端面側を対向させて配置された第1と第2の光部品を有し、前記第1の光部品の接続端面側には前記第2の光部品との位置合わせ用の球体状凸部が形成され、該球体状凸部は前記第2の光部品の接続端面側に形成された嵌合凹部に嵌合されており、該嵌合凹部は前記球体状凸部が当接する底部と、該底部に連接して前記球体状凸部の嵌合を受け入れる側周壁部とを有し、該側周壁部の突出先端から前記底部までの深さが前記球体状凸部の半径よりも深く形成され、前記側周壁部の径は前記球体状凸部の直径と略一致しており、前記第1の光部品と第2の光部品との調心位置で前記球体状凸部の表面が前記嵌合凹部に1つ以上の固定部位でYAG溶接固定されている構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、上記第1の発明の構成に加え、前記球体状凸部には第1の光部品の接続端面と反対側の部分に、嵌合凹部との非接触部分であって前記第1の光部品と第2の光部品との光軸に対する傾き角度を調整するために不要な部分の少なくとも一部の表面側を切り欠いた切り欠き部が形成されている構成をもって課題を解決する手段としている。
さらに、第3の発明は、上記第1または第2の発明の構成に加え、前記第1と第2の光部品の少なくとも一方は光ファイバを配列した光ファイバ配列部材とした構成をもって課題を解決する手段としている。
本発明によれば、第1と第2の光部品が互いの接続端面側を対向させて配置され、第1の光部品の接続端面側に形成された球体状凸部が、第2の光部品の接続端面側に形成された嵌合凹部に嵌合されており、該嵌合凹部は、球体状凸部が当接する底部と、該底部に連接して前記球体状凸部の嵌合を受け入れる側周壁部とを有して、前記側周壁部の突出先端から前記底部までの深さが前記球体状凸部の半径よりも深く形成されているので、球体状凸部を嵌合凹部に正確に挿入することができ、この挿入により、第1と第2の光部品の光軸方向の相対位置を決定することができる。
また、本発明によれば、上記嵌合凹部の側周壁の径と球体状凸部の直径とが略一致しているので、第1と第2の光部品の光軸に直交する方向に動くことがなく、この光軸に直交する方向における第1の光部品と第2の光部品の相対位置をずれ無く決定できる。
そして、前記球体状凸部を前記嵌合凹部内で回動させることにより、第1の光部品と第2の光部品との光軸に対する傾き角度を調整でき、また、この調整後に第1と第2の光部品の光軸に直交する方向からYAGレーザ光を照射してYAG溶接を行えば、嵌合凹部の側周壁部の効果により、YAG溶接時に第1の光部品と第2の光部品との相対位置が光軸と直交する方向にずれることが無いので、前記第1の光部品と第2の光部品との調心位置で前記球体状凸部の表面を前記嵌合凹部にYAG溶接固定して、第1と第2の光部品を調心位置で固定できる。したがって、接続損失が少ない光モジュールを、歩留まりよく、迅速に製造できる。
つまり、本発明によれば、従来例と異なり、第1の光部品の球体状凸部を第2の光部品の嵌合凹部に嵌合するだけで、光軸方向と、この光軸に直交する方向とを調心することができ、かつ、光軸に対する傾き角度の調整を容易にでき、さらに、この調整後のYAG溶接時に第1の光部品と第2の光部品との相対位置が光軸と直交する方向にずれることが無いので、そのずれを修正するために、再度YAG溶接を繰り返すことは必要無く、短時間で歩留まりよく光モジュールの製造ができ、光モジュールのコストダウンを図ることができる。
また、本発明において、球体状凸部には第1の光部品の接続端面と反対側の部分に、嵌合凹部との非接触部分であって前記第1の光部品と第2の光部品との光軸に対する傾き角度を調整するために不要な部分の少なくとも一部の表面側を切り欠いた切り欠き部が形成されている構成によれば、切り欠き部の形成分だけ、第1の光部品の小型化と軽量化を図ることができる。
さらに、本発明において、第1と第2の光部品の少なくとも一方は光ファイバを配列した光ファイバ配列部材とした構成によれば、光ファイバ配列部材を接続して成る、光通信用として広く適用可能な光モジュールを、上記のように、製造歩留まりが高く、低コストの光モジュールとすることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、本実施形態例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略又は簡略化する。
図1には、本発明に係る光モジュールの第1実施形態例が模式的に示されている。なお、図1(a)は、その斜視図であり、図1(b)は、断面図である。
これらの図に示すように、本実施形態例の光モジュールは、互いの接続端面13,14側を対向させて配置された第1と第2の光部品1,2を有している。第1と第2の光部品1,2は、それぞれ、光ファイバ3,4を配列した光ファイバ配列部材であり、SUS等の金属製の固定部材21,22に形成した光ファイバ挿通孔11,12に、対応する光ファイバ3,4を挿通固定して形成されている。
第1の光部品1の接続端面13側には第2の光部品2との位置合わせ用の球体状凸部5が形成されており、この球体状凸部5は第2の光部品2の接続端面14側に形成された嵌合凹部6に嵌合されている。
該嵌合凹部6は、前記球体状凸部5が当接する底部7と、該底部7に連接して前記球体状凸部5の嵌合を受け入れる側周壁部8とを有している。底部7は、球体状凸部5の球面状の表面に対応する曲率を持つ曲面状に形成されており、側周壁部8の形成領域は、YAGレーザ光18が貫通することによって側周壁部8と球体状凸部5とがYAG溶接固定できる厚みの壁厚を有する筒形状と成している。
また、側周壁部8の突出先端から底部7までの深さは、球体状凸部5の半径よりも深く形成されている。なお、ここで言う、側周壁部8の突出先端から底部7までの深さとは、側周壁部8の突出先端から、図1(b)のSに示す、底部7の最深部(球体状凹部5の先端位置に対応する部位)までの深さである。
前記側周壁部8の径(内径であり、図のA)は前記球体状凸部5の直径と略一致している(球体状凸部5の表面と側周壁部8の内周面との隙間が嵌め合い交差分だけ(例えば2〜10μm程度)となるように形成されている)。
第1の光部品1と第2の光部品2との調心位置で球体状凸部5の表面が嵌合凹部6に1つ以上の固定部位9でYAG溶接固定されており、この固定により、第1の光部品1と第2の光部品2とが調心位置で固定されている。固定位置9は、側周壁部8の底部7の最深部Sから球体状凸部5の半径Rの深さの位置に形成されている。
なお、上記固定部位9は、図1(a)には2つ、図1(b)には1つのみ示されているが、図4の従来例で説明したように、XY平面上で第1と第2の光部品1,2の光軸Zを示す点Cと固定部位9とを結んだ線とが互いに120°の角度で交わるように、YAG溶接を行い、3箇所に固定部位9を形成している。なお、固定部位9の数や位置は、適宜設定されるものである。
本実施形態例は以上のように構成されており、第1の光部品1と第2の光部品2との調心は、従来例と同様に、例えば図1(b)の破線に示すように、光ファイバ3の入射側にレーザダイオード15を接続してレーザ光を入射し、この光を光ファイバ4に入射し、受光装置16により受光しながら行われるが、本実施形態例では、第1と第2の光部品1,2のZ方向とX方向とY方向の相対位置は、第1の光部品1の球体状凸部5を第2の光部品2の嵌合凹部6に嵌合することにより決定される。
つまり、本実施形態例では、第2の光部品2の接続端面側に形成された嵌合凹部6は、第1の光部品1の球体状凸部5が当接する底部7と、該底部7に連接して前記球体状凸部5の嵌合を受け入れる側周壁部8とを有するので、球体状凸部5の表面を嵌合凹部6の底部7に当接させることにより、第1の光部品1と第2の光部品2のZ方向の相対位置が決定され、かつ、球体状凸部5の表面を嵌合凹部6の側周壁部8に当接させて、側周壁部8で球体状凸部5を囲むことにより、第1の光部品1と第2の光部品2のX方向とY方向の相対位置が決定される。
したがって、Z方向とX方向とY方向の調心のための操作を行わなくても、これらの方向の調心を行うことができる。
そして、球体状凸部5を嵌合凹部6内で回動させることにより、第1の光部品1と第2の光部品2との光軸に対する傾き角度Xθ、Yθを調整でき、この調整後に第1と第2の光部品1,2の光軸に直交するX、Y方向からYAGレーザ光18を照射してYAG溶接を行えば、側周壁部8の効果により、YAG溶接時に第1と第2の光部品1,2がX方向やY方向にずれることも無く、第1の光部品1と第2の光部品2との調心位置で、球体状凸部5の表面が嵌合凹部6に固定部位9でYAG溶接固定でき、光モジュールを歩留まりよく、迅速に製造できる。
つまり、本実施形態例によれば、従来例と異なり、第1の光部品1の球体状凸部5を第2の光部品2の嵌合凹部6に嵌合するだけで、光軸Z方向と、この光軸Zに直交するX、Y方向とを調心することができ、かつ、光軸Zに対する傾き角度Xθ、Yθの調整を容易にでき、さらに、この調整後のYAG溶接時に第1の光部品1と第2の光部品2との相対位置が光軸Zと直交するX、Y方向にずれることが無いので、そのずれを修正するために、再度YAG溶接を繰り返すことは必要無く、短時間で歩留まりよく光モジュールの製造ができ、光モジュールのコストダウンを図ることができる。
なお、本発明者は、第2の光部品2に形成した嵌合凹部6の側周壁部8の突出先端から底部7までの深さを決定するに当たり、試しに、嵌合凹部6の底部7の最深部Sから球体状凸部5の半径Rの深さを第1の光部品1の球体状凸部5の半径と等しく形成し、第1と第2の光部品1,2の光軸に直交するX、Y方向からYAGレーザ光18を照射してYAG溶接を行ってみた。その結果、この場合は、YAG溶接時に、第2の光部品2に対する第1の光部品1の相対位置がずれることが分かった。
その理由は、YAG溶接時には、YAGレーザ光18によって、その溶接点の金属が一部溶けて、その後固まるという現象が生じるので、金属の一部が溶ける時に、球体状凸部5が嵌合凹部6の底部7から僅かに浮き上がり、嵌合凹部6の側周壁部8の突出先端に向けて真横から(X、Y方向から)照射されるYAGレーザ光18からのX、Y方向の力によって、球体状凸部5が嵌合凹部6の突出先端部に乗り上げてしまうことによる。
したがって、YAGレーザ光18によって、その溶接点の金属が一部溶けても、その影響によって、球体状凸部5が嵌合凹部6の突出先端部に乗り上げるといった現象を防げられるように、最低でもその分だけ側周壁部8の突出先端から底部7までの深さを球体状凸部5の半径よりも深く形成する必要があり、本実施形態例では、側周壁部8の突出先端から底部7までの深さを嵌合凹部6の突出先端部への球体状凸部5の乗り上げを抑制できる十分な深さに形成し、側周壁部8の先端側を筒形状とした。
したがって、本実施形態例は、上記のように、光軸Zに対する傾き角度Xθ、Yθの調整後のYAG溶接時に第1の光部品1と第2の光部品2との相対位置が光軸Zと直交するX、Y方向にずれることが無く、短時間で歩留まりよく光モジュールの製造ができ、光モジュールのコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態例では、第1と第2の光部品1,2は、それぞれ光ファイバ3,4を配列した光ファイバ配列部材としているので、これらの光ファイバ配列部材を光接続することにより、光通信用として広く適用可能な光モジュールを、上記のように、歩留まりが高く、低コストの光モジュールとすることができる。
なお、本発明は上記各実施形態例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記実施形態例では、第1の光部品1の球体状凸部5は、全球体状の凸部としたが、球体状凸部5は、例えば図2(a)に示すように形成してもよい。つまり、球体状凸部5には、第1の光部品1の接続端面13と反対側の部分に、嵌合凹部6との非接触部分であって、第1の光部品1と第2の光部品2との光軸に対する傾き角度を調整するために不要な部分の少なくとも一部の表面側を切り欠いた切り欠き部17を形成してもよい。
このように、球体状凸部5に切り欠き部17を形成すると、切り欠き部17の形成分だけ、第1の光部品1の小型化と軽量化を図ることができる。
また、上記実施形態例では、第2の光部品2に形成した嵌合凹部6の底部7は、球体状凸部5の球面状の表面に対応する曲率を持つ曲面状に形成したが、嵌合凹部6の底部7は、球体状凸部5の球面状の表面に対応する曲率を有していなくてもよく、例えば図2(b)に示すように、平面状に形成してもよい。
さらに、上記実施形態例では、第1、第2の光部品1,2は金属製の固定部材21,22に光ファイバ3,4を固定して形成したが、第1、第2の光部品1,2の形成材料は特に限定されるものでなく、適宜設定されるものであり、例えばセラミックや樹脂により形成した固定部材21,22に光ファイバ3,4を固定して形成してもよい。
また、第1、第2の光部品1,2を複数の光ファイバを挿通固定して成る光ファイバ配列部材としてもよいし、第1、第2の光部品1,2のうち、少なくとも一方を、光ファイバ配列部材以外の、例えば光導波路部材や、レーザダイオードやフォトダイオード等を備えた光部品としてもよく、光部品の種類は適宜設定されるものである。
本発明に係る光モジュールの第1実施形態例を模式的に示す要部構成図である。 本発明に係る光モジュールの他の実施形態例を模式的に示す説明図である。 従来の光モジュールの一例を示す断面説明図である。 従来の光モジュールの製造時の問題点を示す説明図である。
符号の説明
1 第1の光部品
2 第2の光部品
3 光ファイバ
4 光ファイバ
5 球体状凸部
6 嵌合凹部
7 底部
8 側周壁部
13,14 接続端面
17 切り欠き部

Claims (3)

  1. 互いの接続端面側を対向させて配置された第1と第2の光部品を有し、前記第1の光部品の接続端面側には前記第2の光部品との位置合わせ用の球体状凸部が形成され、該球体状凸部は前記第2の光部品の接続端面側に形成された嵌合凹部に嵌合されており、該嵌合凹部は前記球体状凸部が当接する底部と、該底部に連接して前記球体状凸部の嵌合を受け入れる側周壁部とを有し、該側周壁部の突出先端から前記底部までの深さが前記球体状凸部の半径よりも深く形成され、前記側周壁部の径は前記球体状凸部の直径と略一致しており、前記第1の光部品と第2の光部品との調心位置で前記球体状凸部の表面が前記嵌合凹部に1つ以上の固定部位でYAG溶接固定されていることを特徴とする光モジュール。
  2. 球体状凸部には第1の光部品の接続端面と反対側の部分に、嵌合凹部との非接触部分であって前記第1の光部品と第2の光部品との光軸に対する傾き角度を調整するために不要な部分の少なくとも一部の表面側を切り欠いた切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の光モジュール。
  3. 第1と第2の光部品の少なくとも一方は光ファイバを配列した光ファイバ配列部材としたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の光モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110771068A (zh) * 2017-06-09 2020-02-07 塞巴斯蒂安·马林尤德 在第一元件和第二元件之间的用于机械连接以及用于光传输和/或电传输和/或流体传输的装置

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