JP2006113170A - 電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置に精度よく装着させることのできる電子写真画像形成装置を提供する。
【解決手段】 プロセスカートリッジをプリンタAの装置本体に装着した際に、プロセスカートリッジに設けられた位置決め軸と当接して、プロセスカートリッジの位置決めをおこなう本体基準位置12と、プロセスカートリッジを装置本体に装着した際に、位置決め軸と当接して、位置決め軸を本体基準位置12に押圧するクランプレバー6と、クランプレバー6から突出した突出部であって、プロセスカートリッジが装置本体に正しい姿勢でない状態で装着する場合に、位置決め軸と当接して、プロセスカートリッジが装置本体に装着される装着方向において、プロセスカートリッジが移動するのを阻止する突起部7と、を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 プロセスカートリッジをプリンタAの装置本体に装着した際に、プロセスカートリッジに設けられた位置決め軸と当接して、プロセスカートリッジの位置決めをおこなう本体基準位置12と、プロセスカートリッジを装置本体に装着した際に、位置決め軸と当接して、位置決め軸を本体基準位置12に押圧するクランプレバー6と、クランプレバー6から突出した突出部であって、プロセスカートリッジが装置本体に正しい姿勢でない状態で装着する場合に、位置決め軸と当接して、プロセスカートリッジが装置本体に装着される装着方向において、プロセスカートリッジが移動するのを阻止する突起部7と、を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置に関するものである。ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成するものであり、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LEDプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真ファクシミリ装置、及び、電子写真ワードプロセッサー等が含まれる。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
特許文献1に記載されているように、プロセスカートリッジBをレーザービームプリンタAに装着すると、プロセスカートリッジBの位置決め軸18はガイド部材21のガイド溝21aを通り、案内される。そして、位置決め軸18がレーザービームプリンタAの本体基準位置21bに装着されると、押圧バネ52Aが位置決め軸18を本体基準位置21bに押え付け、結果としてトナーカートリッジBはレーザービームプリンタAに対して浮き上がらないように固定され、レーザービームプリンタAは動作可能となる。
特開平11−174940号公報
しかしながら、従来のレーザービームプリンタAでは、プロセスカートリッジBを装着する際に、プロセスカートリッジBが幅方向にずれてななめになっていて装着されても、位置決め軸18がレーザービームプリンタAの本体基準位置2bに装着されてしまう場合がある。この場合、プロセスカートリッジBとレーザービームプリンタAとの位置精度が十分でないので、画像に影響がでる場合があった。
本発明は上記従来技術に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置に精度よく装着させることのできる電子写真画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、
プロセスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置の装置本体に装着した際に、前記プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ位置決め部と当接して、前記プロセスカートリッジの位置決めをおこなう本体位置決め部と、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着した際に、前記カートリッジ位置決め部と当接して、前記カートリッジ位置決め部を前記本体位置決め部に押圧する押圧部材と、
前記押圧部材から突出した突出部であって、前記プロセスカートリッジが前記装置本体
に正しい姿勢でない状態で装着する場合に、前記カートリッジ位置決め部と当接して、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着される装着方向において、前記プロセスカートリッジが移動するのを阻止する突出部と、
を有することを特徴とする。
プロセスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置の装置本体に装着した際に、前記プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ位置決め部と当接して、前記プロセスカートリッジの位置決めをおこなう本体位置決め部と、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着した際に、前記カートリッジ位置決め部と当接して、前記カートリッジ位置決め部を前記本体位置決め部に押圧する押圧部材と、
前記押圧部材から突出した突出部であって、前記プロセスカートリッジが前記装置本体
に正しい姿勢でない状態で装着する場合に、前記カートリッジ位置決め部と当接して、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着される装着方向において、前記プロセスカートリッジが移動するのを阻止する突出部と、
を有することを特徴とする。
本発明によると、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置に精度よく装着させることができる。
以下に図面を参照して、この発明の最良な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1の実施の形態)
図1〜図11は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置であるレーザービームプリンタAとカートリッジであるプロセスカートリッジB(以下、カートリッジBという。)を説明する断面図および斜視図である。
図1〜図11は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置であるレーザービームプリンタAとカートリッジであるプロセスカートリッジB(以下、カートリッジBという。)を説明する断面図および斜視図である。
図1〜図11において、1は左側板、2は右側板、3は本体フレーム、4はガイド部材としての上ガイドレール、5はガイド部材としての下ガイドレール、6は樹脂成形部品であり押圧部材としてのクランプレバー、7は突出部としての突起部、8はカートリッジBを装着するための開口以外を覆う外装カバー、9は開口を閉鎖する閉鎖位置と開口を開放する開放位置との間を移動可能な開閉部材としての外装ドア、10は樹脂成形部品でありカートリッジ位置決め部としての位置決め軸、11は回転止め軸、12は本体位置決め部としての本体基準位置、13はクランプバネである。
ここで、レーザービームプリンタA(以下、プリンタAという。)は外周に曲げ加工を施して剛性をアップさせた薄板金製の装置壁である左側板1と右側板2で樹脂成型部品である本体フレーム3を挟み込んで枠体を構成している。左側板1と右側板2は板厚1.2mm以下の薄板金で構成されている。
外装カバー8と外装ドア9は共に外装として設けられ、着脱可能なカートリッジBを装着する場合は図2に示すように外装ドア9を本体前方向に回動して開口を開放する。
左側板1には摺動によって摩耗し難い樹脂製の上ガイドレール4と下ガイドレール5が取り付けられ、下ガイドレール5の一番奥には凹部で形成した本体基準位置12が設けられる。
同じく摺動によって摩耗し難い樹脂製のクランプレバー6は上ガイドレール4と左側板1に軸部を回動可能に軸支されて取り付けられる。クランプレバー6の一端にはクランプバネ13が取り付けられ、クランプレバー6が本体基準位置12に対して常に押圧する方向に付勢している。
また、本発明において最も特徴的な部分である突起部7はクランプレバー6の本体内側側面に設けられる。すなわち、突起部7は、クランプレバー6の表面からカートリッジBを配置する空間方向に突出している。
次に、図3に示すように、カートリッジBは、電子写真感光体ドラムD(以下感光体ド
ラムDという)と、これに作用する少なくとも1つのプロセス手段(不図示)を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば感光体ドラムDを帯電させるための帯電手段(不図示)、感光体ドラムDに形成された静電潜像を現像するための現像手段(不図示)、感光体ドラムD表面をクリーニングするためのクリーニング手段(不図示)等がある。
ラムDという)と、これに作用する少なくとも1つのプロセス手段(不図示)を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば感光体ドラムDを帯電させるための帯電手段(不図示)、感光体ドラムDに形成された静電潜像を現像するための現像手段(不図示)、感光体ドラムD表面をクリーニングするためのクリーニング手段(不図示)等がある。
また、図3に示すように、カートリッジBにおいては、左側面にプリンタAとの位置決めとなる位置決め軸10と回転止め軸11がある。また、右側面にも同様の回転止め軸があり、位置決め軸10の対向側にも同様の同軸で駆動伝達軸(不図示)となっているものがあり、プリンタAと連結することによって位置決めと駆動伝達が成される。そして、本実施の形態においては、位置決め軸10の軸線と、感光体ドラムDとの軸線は一致している。
上記構成において、プリンタAにカートリッジBを装着するまでの動作と作用について説明する。
(正常装着時)
プリンタAにカートリッジBを装着する場合、プリンタAに対してカートリッジBを真っ直ぐに装着する。図4、図5、図6はこの真っ直ぐに装着したときの装着状態を本体内側から見た断面図である。尚、図4、図5、図6では、カートリッジBは位置決め軸10と回転止め軸11のみを記載している。
プリンタAにカートリッジBを装着する場合、プリンタAに対してカートリッジBを真っ直ぐに装着する。図4、図5、図6はこの真っ直ぐに装着したときの装着状態を本体内側から見た断面図である。尚、図4、図5、図6では、カートリッジBは位置決め軸10と回転止め軸11のみを記載している。
カートリッジBをプリンタAに装着すると、図4に示すように、位置決め軸10は上ガイドレール4と下ガイドレール5の間を通り、回転止め軸11は上ガイドレール4の上面に案内される。そして、位置決め軸10がクランプレバー6に当接すると、クランプバネ13からの押圧負荷がカートリッジBに挿入抵抗感として伝達する。カートリッジBをそのまま押し込むと図5で示す位置から図6の本体基準位置12に位置決め軸10が落ち込む。このとき、カートリッジBにはクランプバネ13からの押圧負荷抵抗と本体基準位置12への落ち込み感覚が適度なクリック感として伝達し、プリンタAにカートリッジBが正常に装着されたことをユーザーに認識させる。そして、カートリッジBは、感光体ドラムDの軸線と交差する方向において、プリンタAに位置決めされることになる。
また、図7はカートリッジBをプリンタAに装着したときの位置関係を説明する上視断面図である。正常装着時にはクランプレバー6の突起部7は作用しないが、装着後あるいは離脱時にカートリッジBを傾けた姿勢で移動させても幅方向には突起部7があるため、位置決め軸10がクランプレバー6の側面に乗り上げるようなことはない。突起部7は、クランプレバー6から幅方向(装着方向とは交差する方向)に突出している。突起部7の幅方向(交差する方向)の先端7aは、ガイド部材5の端部5aよりも内側にある。すなわち、ガイド部材5の幅方向において、端部5aからはみ出していない。この構成によって、正常装着時に突起部7が、カートリッジBと干渉することはない。
(装着不良時)
次に図8に示すようにプリンタAに対してカートリッジBを正しい姿勢でない状態である前後方向に傾けた姿勢で装着した場合(装着不良)の説明をする。本実施の形態において、傾けた姿勢で装着した状態とは、本体基準位置12の基準軸線12aに対して位置決め軸10の中心軸線10aが傾いた状態である。
次に図8に示すようにプリンタAに対してカートリッジBを正しい姿勢でない状態である前後方向に傾けた姿勢で装着した場合(装着不良)の説明をする。本実施の形態において、傾けた姿勢で装着した状態とは、本体基準位置12の基準軸線12aに対して位置決め軸10の中心軸線10aが傾いた状態である。
カートリッジBを前後方向に傾けた状態でプリンタAに装着すると、カートリッジBの位置決め軸10および回転止め軸11の端面が左右側板1、2と当接し、このままカートリッジBを押し込むと左右側板1、2は押し広げられて弾性変形する。
図9、図10は装着不良の状態をプリンタAの上側から見た上視断面図である。カートリッジBの右側が手前側に寄るように傾けてプリンタAに装着すると、左側板1が弾性変形によって外側に開くため左側板1に取り付けられている上ガイドレール4、クランプレバー6も一緒に外側に開く。一方、位置決め軸10は本体内側に入り込んでくるため、図9に示すようにクランプレバー6と位置決め軸10が幅方向に離れ、結果として図10に示すように位置決め軸10端面がクランプレバー6の側面に乗り上げてしまう。図11はこの図10のときの状態を説明する断面図である。
この位置決め軸10端面がクランプレバー6の側面に乗り上げたとき、位置決め軸10は突起部7に当接してこれ以上奥には押し込めなくなる。即ち、装着方向において、カートリッジBの移動を、突起部7が規制することになる。
結果として、位置決め軸10は本体基準位置12に装着されないため、カートリッジBは装着不良状態となる。そして、外装ドア9を閉じようとすると、カートリッジBと干渉して外装ドア9は閉じることが出来なくなる。そのため、プリンタAは動作せず、ユーザーはカートリッジBの装着不良を認識するため、カートリッジBの再装着を促す。
以上のように、クランプレバー6の側面に突起部7を設けることによって、カートリッジBをプリンタAに装着した状態で傾けたり動かしたりしてもカートリッジBの位置決め軸10がクランプレバー6の側面に乗り上げることはなくなる。また、カートリッジBを傾けた状態でプリンタAに装着してしまった場合には、位置決め軸10が突起部7と当接してカートリッジBが上下ガイドレール4、5の途中で止まるため、カートリッジBは本体基準位置12まで入りきらず、結果として外装ドア9も閉じることが出来なくなるためユーザーにカートリッジBの装着不良を認識させることが出来る。このように、カートリッジBをプリンタAに装着する際の装着不良を防止し、装着不良になりそうな場合にはカートリッジBを完全装着できないようにすることができる。
よって、ユーザーはカートリッジBを正常な状態でしか装着できず、装着不良の状態でプリンタAが動作してしまうことは無いため、ユーザービリティーに優れたプリンタAを提供できる。
なお、左右側板1、2を薄板金等の板厚1.2mm以下の低剛性材質で構成することによって、左右側壁1、2の剛性が低くなり、左右側壁1、2間隔が弾性変形し易い構成になっているが、上述のようにカートリッジBをプリンタAに装着する際に装着不良を防止できているので、低剛性の左右側壁1、2を採用しても、薄板金のたわみや変形によっても側板間距離が開いて、位置決め軸10がクランプレバー6から外れて装着されてしまう問題が無く、結果として板金板厚を薄くしてコストダウンを図り安価なプリンタAを提供することが出来る。
また、クランプレバー6や位置決め軸10を、摺動性に優れ、傷付け難い樹脂材質とすることによって、カートリッジBの装着時の摩耗によるキズや削れ等を防止でき、耐久性に優れたプリンタAを提供することが出来る。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。尚、前記第1の実施の形態と同じ構成部分の説明については、本実施の形態では省略する。また、同一機能を有する部材は同一符号を示す。
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。尚、前記第1の実施の形態と同じ構成部分の説明については、本実施の形態では省略する。また、同一機能を有する部材は同一符号を示す。
図12〜図15は本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置であるプリンタAとカ
ートリッジであるカートリッジBの上視断面図である。図12〜図15において、14接点レバー、15は接点バネ、16は本体電気接点としてのドラム接点、17はドラム接点ケーブルである。
ートリッジであるカートリッジBの上視断面図である。図12〜図15において、14接点レバー、15は接点バネ、16は本体電気接点としてのドラム接点、17はドラム接点ケーブルである。
ここで、接点レバー14は左側板1に回動可能に軸支され、圧縮コイルバネである接点バネ15によって接点レバー14の一端が常時カートリッジBの奥側面と当接する方向に付勢されている。接点レバー14の他端にはドラム接点16が取り付けられ、ドラム接点16と接続されたドラム接点ケーブル17はプリンタAの電装基板(不図示)に接続されている。また、カートリッジBには、位置決め軸10の端面がカートリッジ電気接点としての接点となっている。
上記構成において、プリンタAにカートリッジBを装着するまでの動作と作用について説明する。
(正常装着時)
プリンタAにカートリッジBを装着する場合、プリンタAに対してカートリッジBは真っ直ぐに装着する。
プリンタAにカートリッジBを装着する場合、プリンタAに対してカートリッジBは真っ直ぐに装着する。
図12、図13はこの真っ直ぐに装着するときの装着状態を本体上側から見た断面図である。カートリッジBをプリンタAに装着すると、図12に示すように、位置決め軸10がクランプレバー6に当接し、クランプバネ13からの押圧負荷がカートリッジBに挿入抵抗感として伝達する位置になる。
カートリッジBをそのまま押し込むと図13で示すように、カートリッジBの先端(奥側面)が接点レバー14一端の腕部に当接して接点レバー14は支点を中心に回動する。この回転により、接点レバー14の他端部に取り付けられたドラム接点16がカートリッジBの位置決め軸10の端面と接触する。位置決め軸10の端面はカートリッジBの接点部となっており、位置決め軸10の端面とドラム接点16(本体電気接点)が接触することによって、プリンタAの不図示の電装基板はカートリッジBがプリンタAに正常装着されたことを認識して、プリンタAを動作可能とする。
正常装着時にはクランプレバー6の突起部7は作用しないが、装着後あるいは離脱時にカートリッジBを傾けた姿勢で移動させても幅方向には突起部7があるため、位置決め軸10がクランプレバー6の側面に乗り上げるようなことはない。
(装着不良時)
次に図8に示すようにプリンタAに対してカートリッジBを前後方向に傾けた姿勢で装着した場合の説明をする。
次に図8に示すようにプリンタAに対してカートリッジBを前後方向に傾けた姿勢で装着した場合の説明をする。
カートリッジBを前後方向に傾けた状態でプリンタAに装着すると、カートリッジBの位置決め軸10および回転止め軸11の端面が左右側板1、2と当接し、このままカートリッジBを押し込むと左右側板1、2は押し広げられて弾性変形する。
カートリッジBの右側が手前側に寄るように傾けてプリンタAに装着すると、左側板1が弾性変形によって外側に開くため左側板1に取り付けられている上ガイドレール4、クランプレバー6も一緒に外側に開く。一方、左側板1側の位置決め軸10は本体内側に入り込んでくるため、クランプレバー6と位置決め軸10が離れ、結果として図14に示すように位置決め軸10端面がクランプレバー6の側面に乗り上げてしまう。
この装着不良のとき、位置決め軸10は突起部7に当接してこれ以上奥には押し込めな
くなる。結果として、位置決め軸10は本体基準位置12に装着されないため、カートリッジBは装着不良状態となり、外装ドア9が干渉して閉じることが出来なくなる。そのためプリンタAは動作せず、ユーザーはカートリッジBの装着不良を認識するため、カートリッジBの再装着を促す。
くなる。結果として、位置決め軸10は本体基準位置12に装着されないため、カートリッジBは装着不良状態となり、外装ドア9が干渉して閉じることが出来なくなる。そのためプリンタAは動作せず、ユーザーはカートリッジBの装着不良を認識するため、カートリッジBの再装着を促す。
更に、カートリッジBは接点レバー14に当接する位置まで達しないために接点レバー14は回動せず、ドラム接点16と位置決め軸10の端面は接触しない。このため、プリンタAはカートリッジBが正常に装着されたと認識しないのでプリンタAは動作せず、ユーザーにカートリッジBの装着不良を認識させて、カートリッジBの再装着を促すことができる。
(カートリッジBを正しくない姿勢で強引に押し込んだ時)
次に前述の装着不良の状態である図14の状態から更にユーザーがプリンタAにカートリッジBを強引に押し込んだ場合について説明する。
次に前述の装着不良の状態である図14の状態から更にユーザーがプリンタAにカートリッジBを強引に押し込んだ場合について説明する。
図14の状態では、位置決め軸10は突起部7に当接してこれ以上奥には押し込めない。しかしながら、ユーザーが強引にカートリッジBを押し込んだ場合には、更に左右側板1、2が外側に開いてしまい、図15に示すように位置決め軸10が突起部7に乗り上げてしまう可能性がある。この場合、カートリッジBに押されて接点レバー14が回動し、ドラム接点16は位置決め軸10と接触する方向に回転する。しかしながら、突起部7に乗り上げた場合の位置決め軸10は幅方向にドラム接点16から離れた位置になってしまうために、ドラム接点16と位置決め軸10の端面は接触できない。
結果として、位置決め軸10は本体基準位置12に装着されず、カートリッジBは装着不良の状態のままであるが、外装ドア9はカートリッジBと干渉しないため閉じることが可能となってしまう。
しかしながら、ドラム接点16と位置決め軸10の端面は接触しないため、プリンタAはカートリッジBが正常に装着されたと認識しないのでプリンタAは動作せず、ユーザーにカートリッジBの装着不良を認識させて、カートリッジBの再装着を促すことができる。
以上のように、クランプレバー6の側面に突起部7を設けることによって、カートリッジBをプリンタAに装着した状態で傾けたり動かしたりしてもカートリッジBの位置決め軸10がクランプレバー6の側面に乗り上げることはなくなる。
また、カートリッジBをプリンタAに傾けた状態で装着してしまった場合には、位置決め軸10が突起部7と当接してカートリッジBが上下ガイドレール4、5の途中で止まるため、カートリッジBは本体基準位置12まで入りきらず、結果として外装ドア9も閉じることが出来なくなるためユーザーにカートリッジBの装着不良を認識させることが出来る。
更に、位置決め軸10が突起部7と当接してカートリッジBが上下ガイドレール4、5の途中で止まり、カートリッジBは本体基準位置12まで入りきらない状態から強引に押し込まれた場合、外装ドア9も閉じることが出来てしまうが、ドラム接点16と位置決め軸10の端面が接触できなくなり、プリンタAは正常にカートリッジBが装着されたと認識しないため動作せず、ユーザーにカートリッジBの装着不良を認識させることが出来る。
よって、ユーザーがカートリッジBを正しくない状態で装着しても、プリンタAが動作
してしまうことは無いため、ユーザービリティーに優れたプリンタAを提供することが出来る。
してしまうことは無いため、ユーザービリティーに優れたプリンタAを提供することが出来る。
尚、本実施の形態ではドラム接点16は接点レバー14によってカートリッジBの装着動作と連動して作動しているが、ドラム接点16はプリンタAに固定された状態でも同様の作用効果を発揮出来る。また、本実施の形態では、カートリッジBをプリンタAに精度よく装着させることができる。よって、記録媒体への現像像を精度良く転写することが可能になる。
尚、本実施の形態ではプロセスカートリッジを例にして説明したが、プロセスカートリッジで用いる現像剤を収納した、電子写真画像形成装置に着脱可能なトナーカートリッジであっても良い。
1 左側板
2 右側板
3 本体フレーム
4 上ガイドレール
5 下ガイドレール
6 クランプレバー
7 突起部
8 外装カバー
9 外装ドア
10 位置決め軸
11 回転止め軸
12 本体基準位置
13 クランプバネ
14 接点レバー
15 接点バネ
16 ドラム接点
17 ドラム接点ケーブル
A レーザービームプリンタ
B プロセスカートリッジ
2 右側板
3 本体フレーム
4 上ガイドレール
5 下ガイドレール
6 クランプレバー
7 突起部
8 外装カバー
9 外装ドア
10 位置決め軸
11 回転止め軸
12 本体基準位置
13 クランプバネ
14 接点レバー
15 接点バネ
16 ドラム接点
17 ドラム接点ケーブル
A レーザービームプリンタ
B プロセスカートリッジ
Claims (7)
- プロセスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、
前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置の装置本体に装着した際に、前記プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ位置決め部と当接して、前記プロセスカートリッジの位置決めをおこなう本体位置決め部と、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着した際に、前記カートリッジ位置決め部と当接して、前記カートリッジ位置決め部を前記本体位置決め部に押圧する押圧部材と、
前記押圧部材から突出した突出部であって、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に正しい姿勢でない状態で装着する場合に、前記カートリッジ位置決め部と当接して、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着される装着方向において、前記プロセスカートリッジが移動するのを阻止する突出部と、
を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 前記突出部は、前記装着方向と交差する方向に突出していることを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
- 更に、前記電子写真画像形成装置は、
前記カートリッジ位置決め部が前記本体位置決め部に位置決めされると、前記プロセスカートリッジに設けられたカートリッジ接点と電気的に接続する本体電気接点を有することを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。 - 前記押圧部材は、前記装置本体に回転可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子写真画像形成装置。
- 更に、前記電子写真画像形成装置は、
前記プロセスカートリッジを取り外し可能に装着するためのガイド部材を有し、
前記突出部の前記交差する方向の先端は、前記交差する方向における前記ガイド部材の端部よりも内側にあることを特徴とする請求項2に記載の電子写真画像形成装置。 - 前記正しい姿勢でない状態とは、前記本体位置決め部の軸線に対して前記カートリッジ位置決め部の軸線が傾いた状態であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子写真画像形成装置。
- 更に、前記電子写真画像形成装置は、
前記プロセスカートリッジを前記装置本体に装着するための開口と、
前記開口を閉鎖する閉鎖位置と前記開口を開放する開放位置との間を移動可能な開閉部材と、
を有し、
前記カートリッジ位置決め部と前記突出部とが当接した場合は、前記開閉部材は前記開放位置から前記閉鎖位置に移動する際に、前記プロセスカートリッジと当接して、前記閉鎖位置に移動することが出来ないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子写真画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004298619A JP2006113170A (ja) | 2004-10-13 | 2004-10-13 | 電子写真画像形成装置 |
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