JP2006112461A - 電磁弁制御装置、その電磁弁制御装置が設けられたガスエンジン装置、及び、そのガスエンジン装置が設けられたガスエンジン発電システム - Google Patents

電磁弁制御装置、その電磁弁制御装置が設けられたガスエンジン装置、及び、そのガスエンジン装置が設けられたガスエンジン発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】 流体用電磁弁に与えられる開弁作動保持力を適宜設定し直しながら流体用電磁弁の誤閉止を防止して消費電気エネルギの削減を達成可能な電磁弁制御装置を提供する。
【解決手段】 電磁弁制御装置が、原動機1の運転状態を判定可能な運転状態判定手段と、流体用電磁弁3が閉弁状態にあるか否かを検出可能な開弁状態検出手段とが設けられ、制御手段18が、運転状態判定手段による判定結果に基づいて原動機1の運転状態に対応して予測される原動機1から流体用電磁弁3に伝えられる振動が大きくなるにつれて、開弁作動保持力が大きくなるように流体用電磁弁3への供給電力を大きくさせる保持力調節制御を行い、且つ、運転状態判定手段により判定される運転状態に対応する供給電力を流体用電磁弁3へ供給しているときに、開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、その運転状態に対応する供給電力を増加側に補正する保持力増大制御を行う。
【選択図】 図7

Description

本発明は、原動機に併設される流体用電磁弁を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を前記流体用電磁弁への供給電力を調節して制御する制御手段が設けられている電磁弁制御装置に関し、更に、その電磁弁制御装置が設けられたガスエンジン装置、及び、そのガスエンジン装置が設けられたガスエンジン発電システムに関する。
ガスエンジンやポンプなどの原動機に併設される流体用電磁弁を開弁状態と閉弁状態とで制御する電磁弁制御装置が提案されており、その機構としては、コイルに電流を流したときに発生する磁力を用いて弁を開弁状態と閉弁状態とを切り替えるように作動させるものである。このような流体用電磁弁は、開弁状態を確実に保持することが要求されているため、開弁状態で保持されているコイルには大きな電流が流されている。また、流体用電磁弁を閉弁状態から開弁させるために要する力、及び、その開弁状態を保持するために要する力を開弁作動保持力と呼ぶと、流体用電磁弁を流体の抵抗に打ち勝って閉弁状態から開弁させるときに必要な開弁作動保持力の大きさと、流体用電磁弁を開弁状態のまま保持するときに必要な開弁作動保持力の大きさとは異なっているため、流体用電磁弁を閉弁状態から開弁させるときにはコイルに大電流を流して開弁作動保持力を大きくし、流体用電磁弁を開弁状態のまま保持するときにはコイルに小電流を流して開弁作動保持力を小さくすることが行われ、これによって、流体用電磁弁を開弁状態のまま保持するときの消費電気エネルギを小さく出来るという効果が得られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−290980号公報
従来の電磁弁制御装置では、流体用電磁弁を閉弁状態から開弁させるときには流体の抵抗を考慮して大電流を流して得られる大きな開弁作動保持力を流体用電磁弁に作用させ、開弁された後でその開弁状態を保持するときには流体の抵抗を考慮する必要がないので小電流を流して得られる比較的小さな開弁作動保持力を流体用電磁弁に作用させるという制御を行うことで、電磁弁の消費電力の低減を図っている。しかし、原動機が稼動することによって発生する振動、又は、他の要因によって発生する振動が、その原動機に併設されている流体用電磁弁に伝えられたときには、その振動によって開弁状態にある流体用電磁弁が誤閉止してしまう可能性もある。そのため、原動機の始動状態(始動開始から、無負荷且つ一定回転になるまでの状態)には大きい振動が発生し、安定運転状態には比較的小さな振動しか発生しないというように、この原動機の運転状態に対応して予測される原動機から流体用電磁弁に伝えられる振動の大きさに応じて開弁作動保持力を制御する必要性が生じてくる。特に、流体用電磁弁への供給電力による消費電気エネルギを更に削減しようとすると、流体用電磁弁に作用している開弁作動保持力も小さくなるため、原動機の運転状態や振動状態に対して適切に対応した開弁作動保持力を設定することが必要である。
また、原動機の運転状態や振動状態に対して適切に対応した開弁作動保持力を設定したとしても、予期せぬ振動によって流体用電磁弁が誤閉止してしまう可能性もあるので、流体用電磁弁が誤閉止したときに開弁作動保持力を設定し直す制御を行うことも必要である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、流体用電磁弁に与えられる開弁作動保持力を適宜設定し直しながら流体用電磁弁の誤閉止を防止して消費電気エネルギの削減を達成可能な電磁弁制御装置を提供し、その電磁弁制御装置が設けられたガスエンジン装置、及び、そのガスエンジン装置が設けられたガスエンジン発電システムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る電磁弁制御装置の第1特徴構成は、原動機に併設される流体用電磁弁を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を前記流体用電磁弁への供給電力を調節して制御する制御手段が設けられている電磁弁制御装置であって、前記原動機の運転状態を判定可能な運転状態判定手段と、前記流体用電磁弁が閉弁状態にあるか否かを直接的又は間接的に検出可能な開弁状態検出手段とが設けられ、前記制御手段が、前記運転状態判定手段による判定結果に基づいて、前記原動機の運転状態に対応して予測される前記原動機から前記流体用電磁弁に伝えられる振動が大きくなるにつれて、前記開弁作動保持力が大きくなるように前記流体用電磁弁への供給電力を大きくさせる保持力調節制御を行い、且つ、前記運転状態判定手段により判定される運転状態に対応する供給電力を前記流体用電磁弁へ供給しているときに、前記開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、その運転状態に対応する供給電力を増加側に補正する保持力増大制御を行うように構成されている点にある。
上記第1特徴構成によれば、制御手段が上記保持力調節制御において、運転状態判定手段によって判定される原動機の運転状態に応じて、つまり、その運転状態から予測される原動機から流体用電磁弁に伝えられる振動の大きさに応じて、流体用電磁弁をその振動によって誤閉止しない開弁状態で保持するために、原動機から流体用電磁弁に伝えられる振動が大きくなるにつれて、開弁作動保持力が大きくなるように流体用電磁弁への供給電力を大きくさせるような制御を行うようになる。すなわち、制御手段は、流体用電磁弁への供給電力が小さくても良いときには小さくし、流体用電磁弁への供給電力が大きくなければならないときには大きくするような制御を行っているので、発生する振動によって流体用電磁弁が誤閉止してしまうといった問題や、流体用電磁弁において電気エネルギが無駄に消費されてしまうといった問題を回避することが可能となる。
更に、制御手段が上記保持力増大制御において、流体用電磁弁に開弁作動保持力を与えて開弁状態を保持しようとしているときに流体用電磁弁の誤閉止が発生したときには、その時点での開弁作動保持力を増加側に補正するような制御を行うようになる。その結果、次に同じ運転状態において流体用電磁弁に対して開弁作動保持力を与えるときには、上記保持力増大制御を行う前に与えていた開弁作動保持力よりも大きな開弁作動保持力を与えるような上記保持力調節制御が行われるので、同じ誤閉止が発生しないようにすることが可能となる。
上記目的を達成するための本発明に係る電磁弁制御装置の第2特徴構成は、原動機に併設される流体用電磁弁を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を前記流体用電磁弁への供給電力を調節して制御する制御手段が設けられている電磁弁制御装置であって、前記原動機から前記流体用電磁弁に伝えられる振動の大きさを直接的又は間接的に測定可能な振動状態判定手段と、前記流体用電磁弁が閉弁状態にあるか否かを直接的又は間接的に検出可能な開弁状態検出手段とが設けられ、前記制御手段が、前記振動状態判定手段によって測定される前記原動機から前記流体用電磁弁に伝えられる振動が大きくなるにつれて、前記開弁作動保持力が大きくなるように前記流体用電磁弁への供給電力を大きくさせる保持力調節制御を行い、且つ、前記振動状態判定手段により測定される振動の大きさに対応する供給電力を前記流体用電磁弁へ供給しているときに、前記開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、その振動の大きさに対応する供給電力を増加側に補正する保持力増大制御を行うように構成されている点にある。
上記第2特徴構成によれば、制御手段が上記保持力調節制御において、振動状態判定手段によって判定される原動機から流体用電磁弁に伝えられる振動の大きさに応じて、流体用電磁弁をその振動によって誤閉止しない開弁状態で保持するために、原動機から流体用電磁弁に伝えられる振動が大きくなるにつれて、開弁作動保持力が大きくなるように流体用電磁弁への供給電力を大きくさせるような制御を行うようになる。すなわち、制御手段は、流体用電磁弁への供給電力が小さくても良いときには小さくし、流体用電磁弁への供給電力が大きくなければならないときには大きくするような制御を行っているので、発生する振動によって流体用電磁弁が誤閉止してしまうといった問題や、流体用電磁弁において電気エネルギが無駄に消費されてしまうといった問題を回避することが可能となる。
更に、制御手段が上記保持力増大制御において、流体用電磁弁に開弁作動保持力を与えて開弁状態を保持しようとしているときに流体用電磁弁の誤閉止が発生したときには、その時点での開弁作動保持力を増加側に補正するような制御を行うようになる。その結果、次に同じ振動状態において流体用電磁弁に対して開弁作動保持力を与えるときには、上記保持力増大制御を行う前に与えていた開弁作動保持力よりも大きな開弁作動保持力を与えるような上記保持力調節制御が行われるので、同じ誤閉止が発生しないようにすることが可能となる。
本発明に係る電磁弁制御装置の第3特徴構成は、上記第1又は第2特徴構成に加えて、前記制御手段が、前記流体用電磁弁が設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているとき、前記流体用電磁弁への供給電力を小さくさせる保持力減少制御を行うように構成されている点にある。
上記第3特徴構成によれば、制御手段が上記保持力減少制御において、流体用電磁弁が設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているとき、流体用電磁弁への供給電力を小さくさせるように制御している。その結果、流体用電磁弁に開弁作動保持力を作用させるときに消費される電気エネルギを削減することが可能となる。特に、本来は生じないような振動によって偶然流体用電磁弁が誤閉止したことによって上記保持力増大制御が実行された場合には、この保持力減少制御によって適切な大きさの開弁作動保持力へと復帰させることが可能となる。
本発明に係る電磁弁制御装置の第4特徴構成は、上記第3特徴構成に加えて、前記制御手段が、前記保持力減少制御を行った後において前記開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、前記流体用電磁弁への供給電力を増大側に補正する前記保持力増大制御を行う形態で、前記保持力減少制御と前記保持力増大制御とを繰り返すように構成され、且つ、その繰り返し回数が設定回数になると、前記保持力減少制御を実行しないように構成されている点にある。
上記第4特徴構成によれば、制御手段が、保持力減少制御を行った後において開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、流体用電磁弁への供給電力を増大側に補正する保持力増大制御を行う形態で、保持力減少制御と保持力増大制御とを繰り返すように構成され、且つ、その繰り返し回数が設定回数になると、保持力減少制御を実行しないような制御を行うことで、特定の開弁作動保持力が与えられている流体用電磁弁に発生した誤閉止が、偶然では無く、高い確度で起こり得るものであると判定することができるので、その開弁作動保持力を上回る開弁作動保持力が与えられていることを確保するために、保持力減少制御が行われないようにして、流体用電磁弁の誤閉止が発生しないようにすることが可能となる。
本発明に係る電磁弁制御装置の第5特徴構成は、上記第1から第4のいずれかの特徴構成に加えて、前記制御手段が、前記開弁作動保持力の大きさに応じて段階的に複数個設定された供給電力値から前記流体用電磁弁への供給電力を選択するように構成されている点にある。
上記第5特徴構成によれば、制御手段が、原動機から流体用電磁弁に伝わる振動の大きさに応じて要求される開弁作動保持力の大きさに応じて段階的に複数個設定された供給電力値から、流体用電磁弁への供給電力を選択する制御を行うことで、原動機の様々な運転状態において発生する振動の大きさ、つまり、様々な振動状態に対して的確に対応した流体用電磁弁への開弁作動保持力の大きさの制御が可能となる。
上記目的を達成するための本発明に係るガスエンジン装置の第6特徴構成は、上記第1〜第5のいずれかの特徴構成に記載の電磁弁制御装置が、燃料ガス用電磁弁を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を前記燃料ガス用電磁弁への供給電力を調節して制御するように設けられている点にある。
上記第6特徴構成によれば、電磁弁制御装置が、ガスエンジン装置の燃料ガス用電磁弁を開弁状態で保持するための開弁作動保持力をその燃料ガス用電磁弁への供給電力を調節して制御することで、振動による燃料ガス用電磁弁の誤閉止が防止できるので、ガスエンジン装置が燃料ガス用電磁弁の誤閉止による誤停止を起こさないようにすることができる。
上記目的を達成するための本発明に係る系統連系方式のガスエンジン発電システムの第7特徴構成は、上記第6特徴構成に記載のガスエンジン装置が設けられ、前記ガスエンジン装置によって駆動される発電装置が商用電力系統に連系されて設けられる点にある。
上記第7特徴構成によれば、ガスエンジン発電システムから電力供給を受ける電力負荷装置に負荷変動が発生したとしても、その負荷変動は商用電力系統から供給される電力によって吸収されるので、ガスエンジン発電システム自身が発電装置からの発電出力の変動を決定することが可能となる。その結果、ガスエンジン発電システム自身の発電出力の変動タイミングに先立って、つまり、実際に振動が発生する前にガスエンジン装置の運転状態又は振動状態に関する判定を行って、燃料ガス用電磁弁が振動によって誤閉止しないような開弁作動保持力の制御を行うことが可能となる。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明に係る電磁弁制御装置が設けられたガスエンジン発電システムの構成について説明する。
図1に示すのは、系統連系方式のガスエンジン発電システム10の概略図である。このガスエンジン発電システム10は、原動機としてのガスエンジン装置7と、そのガスエンジン装置7によって駆動される発電機G、自家発電電力供給ライン14へ出力する電力を制御する系統連系用インバータI、及び、自家発電電力計測部15を備える発電装置11とで構成されている。そして、ガスエンジン発電システム10で発電された電力(発電出力)は、自家発電電力供給ライン14及び商用電力供給ライン17を介して、電灯などの電気機器を含む電力負荷装置12及び商用電力系統13に供給可能となっている。このとき、発電装置11で発生した余剰電力を商用電力系統13へ逆潮流させることも可能であるのでガスエンジン発電システム10自身が発電装置11からの発電出力の変動を決定することが可能となる。また、ガスエンジン装置7で発生され、ガスエンジン冷却水などの形態で外部に排出される熱を回収する排熱回収装置8が設けられ、この排熱回収装置8によって回収された熱、或いは、回収されて蓄熱された熱が、給湯装置や暖房装置などの熱負荷装置9に供給されるように構成されている。つまり、このガスエンジン発電システム10は、熱と電気とを併せて供給可能な熱電併給装置として運用することが可能となっている。
また、ガスエンジン装置7には、燃料ガスの断続が可能な遮断弁としての燃料ガス用電磁弁3と、ガス流量を調節することが可能な燃料ガス用調節弁4とが燃料供給ライン2に設けられている。そして、このガスエンジン装置7では、上述のようにガス流量が調節された燃料ガスと、空気供給ライン6を介して供給される空気とが混合器5によって適切に混合された状態でガスエンジン本体1に供給されて燃焼されることで、ガスエンジン装置7から排熱回収装置8側へ供給される熱と、発電装置11を駆動可能な動力とが発生している。
図2に示すように、運転制御部18は、発電装置11から所望の発電出力が得られ、及び、排熱回収装置8がガスエンジン装置7から排熱を回収できるように、ガスエンジン装置7、発電装置11、及び、排熱回収装置8の運転制御を行っている。
運転制御部18は、自家発電電力供給ライン14に設けられる自家発電電力計測部15によって発電装置11の発電出力を監視し、商用電力供給ライン17に設けられる商用電力計測部16によって商用電力系統13からの受電電力、或いは、発電装置11から商用電力系統13への逆潮流電力を監視している。また、運転制御部18は、ガスエンジン本体1の運転状態の監視と制御とを行っている。
具体的には、運転制御部18は、ガスエンジン本体1のエンジン回転数を監視可能な回転数計測部19を用いてエンジン回転数の情報を取得し、ガスエンジン本体1の排気ガス処理用触媒に設けられるO2センサ20を用いて暖気運転の状態(運転状態)に関する情報を取得している。本実施形態では、ガスエンジン本体1から高温の排気ガスが排出されることで触媒が活性化されたときにO2センサ20からの出力が立ち上がるタイミングを、暖機運転の完了タイミングであると判定するように構成されている。そして、運転制御部18は、取得した様々な情報及びガスエンジン発電システム10の使用者による指令に基づいて、燃料ガス用電磁弁3、燃料ガス用調節弁4、ガスエンジン本体1のスタータモータ22、及び、同じく点火プラグ23などの作動制御を行っている。
そして、運転制御部18は、上記回転数計測部19によって測定されるエンジン回転数の高低や変動状態などを参照することでガスエンジン本体1の運転状態を判定することが可能であり、上述したようなO2センサ20の出力に基づいてガスエンジン本体1の運転状態を判定することが可能であり、上記自家発電電力計測部15によって測定される発電装置11の発電出力の変動状態などを参照することでガスエンジン本体1の負荷状態(運転状態)を判定することが可能であり、予め指令されている発電電力を参照することでガスエンジン本体1の運転状態を判定することが可能である。つまり、運転制御部18、回転数計測部19、O2センサ20、自家発電電力計測部15などによって本発明の運転状態判定手段が実現される。
更に、運転制御部18は、稼動中のガスエンジン本体1自身よって発生する振動や、ガスエンジン装置7に外部から物体が衝突するなどの理由によって振動が発生することで、燃料ガス電磁弁3が意図せずに閉止してしまい、ガスエンジン装置7がストップしてしまわないようにするために、上述のように原動機としてのガスエンジン本体1に併設される流体用電磁弁としての燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を、その燃料ガス用電磁弁3への供給電力を調節して積極的に制御するための電磁弁制御装置としての役割も担っている。
従って、電磁弁制御装置としての運転制御部18は、上記運転状態判定手段による判定結果に基づいて、ガスエンジン本体1の運転状態に対応して予測されるガスエンジン本体1から燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動が大きくなるにつれて、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力が大きくなるように燃料ガス用電磁弁3への供給電力を大きくするような制御を行っている。
図3の燃料ガス用電磁弁3の断面図及び図4の燃料ガス用電磁弁3のコイル部32の電気回路図に示すように、燃料ガス用電磁弁3は、燃料供給ライン2のガス流路を弁34で断続制御可能に構成されている。具体的には、コイル部32に電力が供給されていないとき、弁34は圧縮バネ33の弾性力によって燃料供給ライン2を遮断するように付勢されて閉弁状態(図3(a))となり、コイル部32に電力が供給されているとき、発生する磁力によって可動鉄心31が固定鉄心30側に引き寄せられることで、可動鉄心31と接続される弁34も固定鉄心30側に引き寄せられ、その結果、燃料供給ライン2における燃料ガスの通流が許容される開弁状態(図3(b))となる。
コイル部32は、電池や発電装置11の発電出力や商用電力を用いて実現可能な電源36の電力をコイル35に供給するような電気回路を備えて構成され、運転制御部18がスイッチSW1、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6の入切を制御することで、電源36からコイル35への電流経路が変化してコイル35を流れる電流量が変化する。その結果、コイル35での消費電力(つまり、燃料ガス用電磁弁への供給電力)が変化し、可動鉄心31及び弁34を固定鉄心30側に引き寄せる力、つまり、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力の大きさが制御されることになる。
具体的には、運転制御部18がSW1を入、SW2、SW3、SW4、SW5、SW6を切に制御すると、電流が電源36とスイッチSW1とコイル35とを流れることになる。
また、運転制御部18がSW2を入、SW1、SW3、SW4、SW5、SW6を切に制御すると、電流が電源36と抵抗R1とスイッチSW2とコイル35とを流れるようになる。
更に、運転制御部18がSW3を入、SW1、SW2、SW4、SW5、SW6を切に制御すると、電流が電源36と抵抗R1、R2とスイッチSW3とコイル35とを流れるようになる。
また更に、運転制御部18がSW4を入、SW1、SW2、SW3、SW5、SW6を切に制御すると、電流が電源36と抵抗R1、R2、R3とスイッチSW4とコイル35とを流れるようになる。
また更に、運転制御部18がSW5を入、SW1、SW2、SW3、SW4、SW6を切に制御すると、電流が電源36と抵抗R1、R2、R3、R4とスイッチSW5とコイル35とを流れるようになる。
また更に、運転制御部18がSW6を入、SW1、SW2、SW3、SW4、SW5を切に制御すると、電流が電源36と抵抗R1、R2、R3、R4とスイッチSW6とコイル35とを流れるようになる。
次に、図5のガスエンジン発電システムの運転例を示すタイミング図、及び、図6のガスエンジン発電システムの保持力調節制御を示すフローチャートを参照して、運転制御部18が行う燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力の制御について説明する。具体的には、図5では、スタータモータ22のON及びOFFのタイミングと、回転数計測部19によって測定されるガスエンジン装置7のエンジン回転数の推移と、自家発電電力計測部15によって計測される発電装置11の発電出力の推移と、燃料ガス用電磁弁3の開弁状態及び閉弁状態の推移並びに燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を燃料ガス用電磁弁3への供給電力で調節して制御するときの制御モードの推移とを示している。
本実施形態では表1に示すように、ガスエンジン本体1の運転状態が始動状態(ステップ104)であるときの制御モードを保持モードB(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が10W)に設定し、ガスエンジン本体1の運転状態が発電装置11の発電開始状態(ステップ116)又は発電出力変更状態(ステップ126)であるときの制御モードを保持モードC(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が5W)に設定し、ガスエンジン本体1が無負荷で一定回転運転をしているアイドリング状態(ステップ112)であるときの制御モードを保持モードD(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が3W)に設定し、ガスエンジン本体1の運転状態が安定運転状態(ステップ122及びステップ132)であるときの制御モードを保持モードE(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が1W)に設定している。
また、後述する保持力補正制御を行うために、保持モードBよりも開弁作動保持力の大きい保持モードA(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が15W)と、保持モードEよりも開弁作動保持力の小さい保持モードF(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が0.7W)とが選択可能に設けられている。しかし、これら保持モードA及び保持モードFは必ずしも設定しなければならない訳ではなく、設定されていないときには開弁作動保持力の上限を保持モードBとし、下限を保持モードEとして保持力調節制御及び保持力補正制御を行えばよい。そのときには、図4に例示した電気回路も変更される。
Figure 2006112461
そして運転制御部18は、ステップ100においてスタータモータ22にON指令を与えてガスエンジン装置7を起動し、ステップ102においてエンジン回転数が200rpm以上になった後、ステップ104において点火プラグ23のON、燃料ガス用電磁弁3の開弁、及び、燃料ガス用調節弁の開度調節を行うことで、適切な量の燃料ガスをガスエンジン本体1に供給しながら、その燃料ガスの燃焼を開始させる。そして、このステップ102において運転制御部18は、ガスエンジン装置7の始動状態において燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動があったとしても、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持できる開弁作動保持力を発生させるべく、燃料ガス用電磁弁3を開弁させるための保持モードBに対応する電力を燃料ガス用電磁弁3に供給する。
ステップ106において運転制御部18は、回転数計測部19による監視結果に基づいてエンジン回転数が1000rpm以上であるか否かの判定を行い、エンジン回転数が1000rpm以上であるときには、ステップ108において運転制御部18は、ガスエンジン本体1自身の燃焼によってエンジンの回転が行われる状態であるとみなして、スタータモータ22にOFF指令を与える。
その後、ステップ110において運転制御部18は、回転数計測部19による監視結果に基づいてガスエンジン本体1がアイドリング状態であるか否かの判定を行い、アイドリング状態であるときには、ステップ112において運転制御部18は、ガスエンジン本体1の運転状態が、始動途中よりも振動が小さくなることで燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動が小さくなったものとして、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を上記保持モードBにおける開弁作動保持力よりも小さくなるように、燃料ガス用電磁弁3への供給電力を上記保持モードDに制御する。
次に、ステップ114において運転制御部18は、O2センサ20による監視結果に基づいてガスエンジン本体1からの排気ガス温度が充分に高いか否か、つまり、ガスエンジン本体1の暖気が終了しているか否かの判定を行い、暖気が終了しているときには、ステップ116において運転制御部18は、引き続くステップ118において発電装置11の発電運転を開始させるのに先立って、つまり、発電装置11を発電運転させるときにガスエンジン装置7において発生する振動が増大するのに先立って、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を上記保持モードDにおける開弁作動保持力よりも大きくなるように、燃料ガス用電磁弁3への供給電力を上記保持モードCに制御する。
そして、ステップ120において運転制御部18は、自家発電電力計測部15による監視結果に基づいて発電出力が安定したか否かの判定を行い、発電出力が安定しているときには、ステップ122において運転制御部18は、ガスエンジン本体1の運転状態が安定運転状態であり、燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動が小さくなったものとして、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を上記保持モードCにおける開弁作動保持力よりも小さくなるように、燃料ガス用電磁弁3への供給電力を保持モードEに制御する。
他方で、運転制御部18は、ステップ120での判定結果が、発電出力が安定していないことを示すものであったとき、ステップ134に移行して、このガスエンジン発電システム10に対する運転停止の指令があるか否かの判定を行う。そして、運転制御部18は、ガスエンジン発電システム10に対する運転停止の指令がないときには、ステップ120に帰還して、発電出力が安定しているか否かの判定を再度行う。
その後、ステップ124において運転制御部18は、発電装置11の発電出力を変更するか否かの判定を行い、発電出力を変更するときには、ステップ126において燃料ガス用電磁弁3への供給電力を上記保持モードCにおける電力に変更して、開弁作動保持力を大きくし、燃料ガス用電磁弁3が発電出力変動中に生じる振動によって誤閉止しないようにした上で、ステップ128において発電出力の変更を開始する。そして、ステップ130において運転制御部18は、発電出力の変更を完了したか否かの判定を行い、発電出力の変更が完了しているときには、ステップ132において運転制御部18は、燃料ガス用電磁弁3への供給電力を上記保持モードEにおける電力に変更して開弁作動保持力を小さくし、省エネルギ効果を高める。
そして、ステップ134において運転制御部18は、ガスエンジン発電システム10に対する運転停止の指令があるか否かの判定を行い、運転停止の指令があるときには、ステップ136において運転制御部18は、発電装置11の発電運転の停止制御と、ガスエンジン装置7の停止制御とを行う。
以上のように、運転制御部18が、ガスエンジン本体1の運転状態に対応して予測されるガスエンジン装置7から燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動が大きくなるにつれて、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力が大きくなるように燃料ガス用電磁弁3への供給電力を大きくさせるように構成されていることで、燃料ガス用電磁弁3への供給電力を小さくする省エネルギを達成した上で、ガスエンジン装置7の始動状態において振動が大きい状態や、ガスエンジン装置7の安定運転状態において振動が小さい状態において確実に燃料ガス用電磁弁3の開弁状態を保持してガスエンジン装置7の誤停止を防止して、このガスエンジン発電システム10の運転を行うことができるようになる。
但し、燃料ガス用電磁弁3に対して伝わる振動の大きさを完全に予測することは困難であるため、ガスエンジン装置7の運転中に燃料ガス用電磁弁3が振動によって誤閉止してしまう可能性もあるため、誤閉止した場合の対策を講じておくことは有用である。本実施形態では、運転制御部18が、上述したように各運転状態(始動状態、発電開始状態又は発電出力変更状態、アイドリング状態、安定運転状態)に対応した保持モードB〜保持モードEで開弁作動保持力を制御する保持力調節制御を行い、且つ、開弁状態検出手段にて検出される開弁状態に基づいて、各運転状態に対応した保持モードを再設定する保持力補正制御を行っている。この開弁状態検出手段は、燃料ガスがガスエンジン本体1に対して正常に供給されているか否かを判定可能な装置を用いて実現可能であり、例えば、ガスエンジン本体1が稼動しているか否かを知ることのできるエンジン回転数を計測可能な回転数計測部19によって実現することができる。
この保持力補正制御は、ガスエンジン装置7の運転中に、つまり上記保持力調節制御の実行中に並行して行われているものであり、上記運転状態判定手段により判定される運転状態に対応する供給電力を燃料ガス用電磁弁3へ供給しているときに、上記開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、その運転状態に対応する供給電力を増加側に補正する保持力増大制御と、その保持力増大制御を行った後において、燃料ガス用電磁弁3が設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているとき、燃料ガス用電磁弁3への供給電力を小さくさせる保持力減少制御とを含んでいる。
図7の保持力補正制御のフローチャートに示すように、ステップ200において運転制御部18は、回転数計測部19の測定結果に基づいてガスエンジン装置7が運転状態からストップしたか否かの判定を行う。そして、ガスエンジン装置7がストップしたとき、燃料ガス用電磁弁3の開弁作動保持力を増加側に補正する保持力増大制御を行う。例えば、その時点で実行中の保持力調節制御における各運転状態と開弁作動保持力との関係が上述の表1に示したものであり、安定運転状態(保持モードE)に対応した供給電力(1W)が燃料ガス用電磁弁3に供給されていたとき、燃料ガス用電磁弁3の開弁作動保持力を増加側に補正する保持力増大制御を行うことで、各運転状態と開弁作動保持力との関係は表2に示した関係に補正される。この場合、運転制御部18は、安定運転状態における開弁作動保持力のみを保持モードE(1W)から保持モードD(3W)へ補正している。
Figure 2006112461
他方で、運転制御部18は、ステップ200においてガスエンジン装置7がストップしていないとき、つまり、燃料ガス用電磁弁3が開弁状態で保持されているとき、ステップ208に移行して、燃料ガス用電磁弁3が、上記保持力調節制御による燃料ガス用電磁弁3への供給電力の調節が行われていない状態で、つまり、そのときの運転状態に対して同じ保持モードを保った状態で設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているか否かの判定を行う。但し、燃料ガス用電磁弁3が設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているか否かの計測は、上記運転状態毎に累積して行われる。そして、燃料ガス用電磁弁3が、保持力増大制御を行った後から設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているとき、運転制御部18は、先に行った保持力増大制御が燃料ガス用電磁弁3に対して過剰な開弁作動保持力を与えるものであったという判断に基づいて、ステップ210において、燃料ガス用電磁弁3への供給電力を減少させることで、その開弁作動保持力を減少側に補正する保持力減少制御を行う。例えば、上述の保持力増大制御が行われたことで、安定運転状態であってもアイドリング状態と同じ保持モードDに対応した電力(3W)が燃料ガス用電磁弁3に供給されているのだが、運転制御部18は、燃料ガス用電磁弁3が、保持力増大制御を行った後から設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているときには、安定運転状態における開弁作動保持力を保持モードE(1W)へと減少側へ補正することで、各運転状態と開弁作動保持力との関係は表1に示した関係に戻される。
このように、運転制御部18が、ガスエンジン本体1の運転状態に応じて燃料ガス用電磁弁3の開弁作動保持力を調節する保持力調節制御を行いながら、上記保持力増大制御及び保持力減少制御を含む保持力補正制御を行っている。その結果、各運転状態に対応して予測されるガスエンジン本体1から燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動が大きくなるにつれて、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力が大きくなるように燃料ガス用電磁弁3への供給電力を大きくさせるようにしながら、その開弁作動保持力を増加側及び減少側に補正して、各運転状態に対して適切な開弁作動保持力を設定することが可能となる。
また、ステップ204において運転制御部18は、保持力減少制御と保持力増大制御との繰り返し回数が設定回数に達したか否かの判定を行っている。つまり、保持力減少制御と保持力増大制御との繰り返し回数が設定回数に達したということは、特定の開弁作動保持力に設定されたときの燃料ガス用電磁弁3が繰り返し誤閉止していることを意味しており、上記特定の開弁作動保持力がそのときの運転状態において発生する振動の大きさには耐えることができないことを意味している。従って、運転制御部18は、ステップ204において保持力減少制御と保持力増大制御との繰り返し回数が設定回数に達したと判定したとき、ステップ206に移行して、開弁作動保持力の下限を設定する。例えば、安定運転状態で運転中において、表1に示す設定から表2に示す設定へと変化させることで、開弁作動保持力を保持モードE(1W)から保持モードD(3W)へと補正する保持力増大制御と、表2に示す設定から表1に示す設定へと変化させることで、開弁作動保持力を保持モードD(3W)から保持モードE(1W)へと補正する保持力減少制御とが設定回数繰り返されたとき、安定運転状態においては保持モードE(1W)が不適切であるという判定に基づいて、安定運転状態における開弁作動保持力の下限を保持モードDに設定して、以後は、保持力減少制御が実行されないようにする。
本実施形態では安定運転状態での保持力増大制御及び保持力減少制御、並びに、開弁作動保持力の下限値の設定について説明したが、他の運転状態に関しても同様の保持力増大制御及び保持力減少制御、並びに、開弁作動保持力の下限値の設定が個別に行われる。
<第2実施形態>
本実施形態では、上記保持力補正制御の内容は上記第1実施形態と同様であるが、上記保持力調節制御の内容が上記第1実施形態と異なっている。具体的には本実施形態は、ガスエンジン本体1から燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動の大きさを直接的又は間接的に測定可能な振動状態判定手段としての振動センサ21を用い、その振動センサ21によって測定されるガスエンジン本体1から燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動が大きくなるにつれて、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力が大きくなるように燃料ガス用電磁弁3への供給電力を大きくさせるように構成されている点で、ガスエンジン本体1の運転状態に対応して予測されるガスエンジン本体1から燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動が大きくなるにつれて、開弁作動保持力が大きくなるように燃料ガス用電磁弁3への供給電力を大きくさせるように構成されている上記第1実施形態と異なっている。以下に第2実施形態のガスエンジン発電システムについて説明するが、上記第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図8及び表3に示すように、本実施形態では、ガスエンジン本体1の振動を測定可能な振動センサ21によって測定される振動状態を、振動の大きい方から順に振動レベル1、振動レベル2、振動レベル3、振動レベル4として段階的に設定し、その振動の大きさの段階に応じて燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を設定することで、運転制御部18が、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力の大きさに応じて段階的に複数個設定された供給電力値から、燃料ガス用電磁弁3への供給電力を選択するように構成されている。
具体的には、図8に示すように、運転制御部18は、振動センサ21によって振動レベル4の振動が測定されると、燃料ガス用電磁弁3を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を燃料ガス用電磁弁3への供給電力で調節して制御するときの制御モードを保持モードE(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が1W)とし、振動センサ21によって振動レベル3の振動が測定されると、制御モードを保持モードD(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が3W)とし、振動レベル2の振動が測定されると、制御モードを保持モードC(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が5W)とし、振動レベル1の振動が測定されると、制御モードを保持モードB(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が10W)としている。また、保持力補正制御を行うために、保持モードBよりも開弁作動保持力の大きい保持モードA(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が15W)と、保持モードEよりも開弁作動保持力の小さい保持モードF(燃料ガス用電磁弁3への供給電力が0.7W)とが選択可能に設けられている。
Figure 2006112461
このように構成することで、振動センサ21によって測定されるガスエンジン本体1から燃料ガス用電磁弁3に伝えられる振動が大きくなるにつれて、開弁作動保持力が大きくなるように燃料ガス用電磁弁3への供給電力を大きくして、ガスエンジン本体1から燃料ガス用電磁弁3に振動が伝わったとしても、その振動の大きさに抗して燃料ガス用電磁弁3の開弁状態を保持することが可能となる。
また、上記保持力調節制御と並行して実行されている保持力補正制御の内容は上記第1実施形態と同様であり、振動レベル4であるときに表3に示す設定から保持力増大制御を行うと表4に示す設定になる。この場合、運転制御部18は、振動レベル4における開弁作動保持力のみを保持モードE(1W)から保持モードD(3W)へ補正している。
Figure 2006112461
また上記実施形態と同様に、運転制御部18は、燃料ガス用電磁弁3が、保持力増大制御を行った後から設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているときには、振動レベル4における開弁作動保持力を保持モードE(1W)へと減少側へ補正することで、各振動状態と開弁作動保持力との関係は表3に示した関係に戻される。更に上記実施形態と同様に、運転制御部18は、振動レベル4における保持力減少制御と保持力増大制御との繰り返し回数が設定回数に達したと判定したときには、振動レベル4における開弁作動保持力の下限を設定して、以後は、保持力減少制御が実行されないようにする。
本実施形態では振動レベル4での保持力増大制御及び保持力減少制御、並びに、開弁作動保持力の下限値の設定について説明したが、他の振動状態に関しても同様の保持力増大制御及び保持力減少制御、並びに、開弁作動保持力の下限値の設定が個別に行われる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、図5及び図8に示したように、運転状態及び振動状態を夫々4段階に分けて、各段階に対応した開弁作動保持力を燃料ガス用電磁弁3に与えるように構成しているが、運転状態及び振動状態を他の数の段階に分けてもよい。例えば、運転状態及び振動状態を夫々2段階に分け、振動が大きい状態のときには上記保持モードBに設定し、振動が小さい状態のときには上記保持モードEに設定するような改変が可能である。
図9に示す例では、表1及び表3に示した各運転状態及び各振動状態のうちで、始動状態、発電開始状態、発電出力変更状態、及び、アイドリング状態、並びに、振動レベル1〜3のときには上記保持モードBに設定し、安定運転状態並びに振動レベル4のときには上記保持モードEに設定している。従って、各運転状態及び各振動状態と開弁作動保持力との関係は表5及び表6のようになる。
Figure 2006112461
Figure 2006112461
また、図10に示す例では、始動状態、発電開始状態、及び、発電出力変更状態、並びに、振動レベル1、2のときには上記保持モードBに設定し、アイドリング状態及び安定運転状態、並びに、振動レベル3、4のときには上記保持モードEに設定している。従って、各運転状態及び各振動状態と開弁作動保持力との関係は表7及び表8のようになる。
Figure 2006112461
Figure 2006112461
また、保持モードA、C、D、Fは、必ずしも設定しなければならない訳ではなく、設定されていないときには開弁作動保持力の上限を保持モードBとし、下限を保持モードEとして、保持力調節制御及び保持力補正制御を行えばよい。そのときには、図4に例示した電気回路も変更される。
<2>
上記実施形態では、運転制御部18が、保持力補正制御において、その時点での運転状態(例えば、安定運転状態)及び振動状態(例えば、振動レベル4)に対応する開弁作動保持力のみを増減させるように構成していたが、同時に他の運転状態及び振動状態に対応する開弁作動保持力を全体的に増減させるように構成してもよい。
例えば、運転状態が安定運転状態であるときに実行中の保持力調節制御における各運転状態と開弁作動保持力との関係が上述の表1に示したものであったとき、各運転状態に対応する開弁作動保持力を全体的に増加側に補正する保持力増大制御を行うことで、各運転状態と開弁作動保持力との関係を表9に示した関係に補正するように構成してもよい。また、運転制御部18は、保持力減少制御を行うときにも同様に、各運転状態に対応する開弁作動保持力を全体的に減少側に補正すればよい。
Figure 2006112461
また、振動状態が振動レベル4であるときに実行中の保持力調節制御における各振動状態と開弁作動保持力との関係が上述の表3に示したものであったとき、各振動状態に対応する開弁作動保持力全を全体的に増加側に補正する保持力増大制御を行うことで、各振動状態と開弁作動保持力との関係を表10に示した関係に補正するように構成してもよい。また、運転制御部18は、保持力減少制御を行うときにも同様に、各振動状態に対応する開弁作動保持力を全体的に減少側に補正すればよい。
Figure 2006112461
<3>
上記実施形態では、原動機としてガスエンジンを用い、流体用電磁弁としてそのガスエンジンの燃料ガス用電磁弁を用いた場合について説明したが、空調機器において、原動機として電気モータを用いてコンプレッサを駆動し、流体用電磁弁として冷媒回路用の電磁弁を用いる場合などに本発明を適用してもよい。或いは、ガスエンジン装置によって駆動される発電装置を備えたガスエンジン発電システムについて説明したが、ガスエンジン装置によってコンプレッサを駆動し、流体用電磁弁として冷媒回路用の電磁弁を用いたガスエンジンヒートポンプ空調システムに本発明を適用してもよい。
<4>
上記実施形態では、原動機の運転状態を判定可能な運転状態判定手段として運転制御部18、回転数計測部19、O2センサ20、自家発電電力計測部15を用いることができることを説明したが、運転中のガスエンジン装置7からは様々な情報を得ることが可能であり、本実施形態で説明していないそれらの情報を用いて原動機の運転状態を判定するようにしてもよい。
例えば、上記実施形態では、運転制御部18が、O2センサ20の出力に基づいてガスエンジン本体1の暖機運転が完了したか否かを判定する例について説明したが、ガスエンジン本体1の排気温度を測定する温度センサ又はガスエンジン本体1の冷却水温度を測定する温度センサなどのセンサ類を運転状態判定手段として用い、ガスエンジン本体1の排気温度が所定値を超えたとき、ガスエンジン本体1の冷却水温度が所定値を超えたときに、ガスエンジン本体1の暖機運転が完了したと判定するように改変してもよい。或いは、ガスエンジン本体1の始動後からの経過時間を計測するタイマを運転状態判定手段として用い、運転制御部18が、エンジン始動後から所定時間(例えば、1分間)が経過したと判定したときに、ガスエンジン本体1の暖気運転が完了したと判定するように改変してもよい。
<5>
上記実施形態では、原動機から流体用電磁弁に伝えられる振動の大きさを間接的に測定可能な振動状態判定手段として運転制御部18及びガスエンジン本体1の振動を測定可能な振動センサ21を用いることができることを説明したが、流体用電磁弁に他の振動センサを設け、流体用電磁弁の振動を直接的に測定してもよい。或いは、ガスエンジン発電システム中の何処かの場所に振動センサを設け、その振動センサの測定結果に基づいて流体用電磁弁に伝わる振動を間接的に測定するようにしてもよい。
<6>
上記実施形態では、複数の運転状態に対応して、又は、設定範囲毎の複数の振動レベルに対応して、開弁作動保持力の異なる制御モード(保持モード)を段階的に複数設けた例について説明したが、開弁作動保持力を更に多数の段階に分けてより細かな開弁作動保持力の調節を行ってもよい。例えば、運転状態が安定運転状態であるときであっても、発電出力が1kWのときの安定運転状態、0.8kWのときの安定運転状態、0.6kWのときの安定運転状態などを区別するように設定し、各安定運転状態に対応する開弁作動保持力が燃料ガス用電磁弁3に対して与えられるようにしてもよい。或いは、回転数計測部19によって測定されるエンジン回転数や振動センサ21によって測定される振動の大きさに対応して連続的に開弁作動保持力を調節してもよい。
<7>
上記実施形態では、段階的に異なる開弁作動保持力を発生させるための電気回路として図4に示したような電気回路を例示し、各スイッチの入切を制御することでコイル35に流れる電流が段階的に切り替え可能なように構成した場合について説明したが、コイル35に流れる電流を変化させることができるのであれば他の電気回路を用いてもよい。例えば、可変抵抗を用いることで上記実施形態に示したようなスイッチの切り替えを行わなくてもコイルに流れる電流を変化させ、開弁作動保持力を変化させることが可能である。
<8>
上記実施形態では、図3及び図4などに示したように、弁34及び可動部材31を駆動させるために設けられた1つのコイル35へ流す電流値を、各スイッチの入切を制御することで異ならせ、コイル35での消費電力を変化させることで弁34に対して異なる開弁作動保持力を作用させる場合について説明したが、弁34及び可動部材31に対して抵抗値の異なる(つまり、消費電力の異なる)複数のコイルを設け、使用するコイルを切り替えることで、弁34及び可動部材31に対して異なる開弁作動保持力を作用させるように構成してもよい。
系統連系方式のガスエンジン発電システムの概略図 系統連系方式のガスエンジン発電システムの制御構成を示すブロック図 燃料ガス用電磁弁の縦断面図 燃料ガス用電磁弁の電気回路図 第1実施形態のガスエンジン発電システムの運転例を示すタイミング図 第1実施形態のガスエンジン発電システムにおける保持力調節制御を示すフローチャート 第1実施形態のガスエンジン発電システムにおける保持力補正制御を示すフローチャート 第2実施形態のガスエンジン発電システムの運転例を示すタイミング図 別実施形態のガスエンジン発電システムの運転例を示すタイミング図 別実施形態のガスエンジン発電システムの運転例を示すタイミング図
符号の説明
1 ガスエンジン本体(原動機)
3 燃料ガス用電磁弁(流体用電磁弁)
18 運転制御部(制御手段)

Claims (7)

  1. 原動機に併設される流体用電磁弁を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を前記流体用電磁弁への供給電力を調節して制御する制御手段が設けられている電磁弁制御装置であって、
    前記原動機の運転状態を判定可能な運転状態判定手段と、
    前記流体用電磁弁が閉弁状態にあるか否かを直接的又は間接的に検出可能な開弁状態検出手段とが設けられ、
    前記制御手段が、前記運転状態判定手段による判定結果に基づいて、前記原動機の運転状態に対応して予測される前記原動機から前記流体用電磁弁に伝えられる振動が大きくなるにつれて、前記開弁作動保持力が大きくなるように前記流体用電磁弁への供給電力を大きくさせる保持力調節制御を行い、且つ、前記運転状態判定手段により判定される運転状態に対応する供給電力を前記流体用電磁弁へ供給しているときに、前記開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、その運転状態に対応する供給電力を増加側に補正する保持力増大制御を行うように構成されている電磁弁制御装置。
  2. 原動機に併設される流体用電磁弁を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を前記流体用電磁弁への供給電力を調節して制御する制御手段が設けられている電磁弁制御装置であって、
    前記原動機から前記流体用電磁弁に伝えられる振動の大きさを直接的又は間接的に測定可能な振動状態判定手段と、
    前記流体用電磁弁が閉弁状態にあるか否かを直接的又は間接的に検出可能な開弁状態検出手段とが設けられ、
    前記制御手段が、前記振動状態判定手段によって測定される前記原動機から前記流体用電磁弁に伝えられる振動が大きくなるにつれて、前記開弁作動保持力が大きくなるように前記流体用電磁弁への供給電力を大きくさせる保持力調節制御を行い、且つ、前記振動状態判定手段により測定される振動の大きさに対応する供給電力を前記流体用電磁弁へ供給しているときに、前記開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、その振動の大きさに対応する供給電力を増加側に補正する保持力増大制御を行うように構成されている電磁弁制御装置。
  3. 前記制御手段が、前記流体用電磁弁が設定開弁時間以上の間開弁状態を維持しているとき、前記流体用電磁弁への供給電力を小さくさせる保持力減少制御を行うように構成されている請求項1又は2記載の電磁弁制御装置。
  4. 前記制御手段が、前記保持力減少制御を行った後において前記開弁状態検出手段にて閉弁状態が検出されたときには、前記流体用電磁弁への供給電力を増大側に補正する前記保持力増大制御を行う形態で、前記保持力減少制御と前記保持力増大制御とを繰り返すように構成され、且つ、その繰り返し回数が設定回数になると、前記保持力減少制御を実行しないように構成されている請求項3記載の電磁弁制御装置。
  5. 前記制御手段が、前記開弁作動保持力の大きさに応じて段階的に複数個設定された供給電力値から前記流体用電磁弁への供給電力を選択するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の電磁弁制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電磁弁制御装置が、燃料ガス用電磁弁を開弁状態で保持するための開弁作動保持力を前記燃料ガス用電磁弁への供給電力を調節して制御するように設けられているガスエンジン装置。
  7. 請求項6に記載のガスエンジン装置が設けられ、前記ガスエンジン装置によって駆動される発電装置が商用電力系統に連系されて設けられる系統連系方式のガスエンジン発電システム。
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