JP2006112296A - 密閉型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】接続管を接続管挿入孔に圧入する際に、接続管よって圧縮要素が変形することによるロックを引き起こさないために行っていた、拡径などの工数がかかるという課題の解決を実現する。
【解決手段】接続管107と接続管挿入孔109との勘合代を0から−10ミクロンとし、かつ、接続管と接続管挿入孔とのシール長さをシール長さ/接続管径≧0.5以上とした密閉型圧縮機を提供することにより、性能の低下なしに、接続管107を挿入しても、接続管107による圧縮要素104の変形がなく、ロックを引き起こさず、拡径などの工数を削減でき、安価で信頼性の高い圧縮機が提供できる。
【選択図】図1
【解決手段】接続管107と接続管挿入孔109との勘合代を0から−10ミクロンとし、かつ、接続管と接続管挿入孔とのシール長さをシール長さ/接続管径≧0.5以上とした密閉型圧縮機を提供することにより、性能の低下なしに、接続管107を挿入しても、接続管107による圧縮要素104の変形がなく、ロックを引き起こさず、拡径などの工数を削減でき、安価で信頼性の高い圧縮機が提供できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、冷凍機、空調機などに使用される密閉型圧縮機の接続管の改良に関するものである。
従来の密閉型圧縮機としては、接続管107の筒壁を内側から径方向外側に押圧して拡径することで、接続管挿入孔109の周壁面に圧接しているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図2は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機を示すものである。
図2において、密閉容器103内部に圧縮要素104を収納し、その圧縮要素104に通じる冷媒が流通する接続管挿入孔109を設け、この接続管挿入孔109に、筒状の接続管107の一端部が接続されていると共に、その接続管107の他端部に吸接管101が接続された圧縮機において、接続管107が吸入管101とのロー付けを容易にするため銅によって形成されていると共に、その接続管107の一端部が、その接続管107の筒壁を内側から径方向外側に押圧して拡径することによって接続管挿入孔109の周壁面に圧接していた。
特開平11−201041号公報
しかしながら、従来の構成では、接続管107を接続管挿入孔109に圧入する際に、接続管によって圧縮要素が変形し、ロックを引き起こす場合があるため、圧入せずに接続管107の筒壁を内側から径方向外側に押圧して拡径することによって、接続管挿入孔109の周壁面に圧接していたため、工数がかかるという問題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものあり、接続管107と接続管挿入孔109との勘合代を0〜−10ミクロンとし、かつ、接続管と接続管挿入孔とのシール長さをシール長さ/接続管径≧0.5以上とすることで、接続管が圧縮要素に及ぼす力をなくし、接続管107を接続管挿入孔109に挿入しても変形がなくなり、ロックを引き起こさず、拡径などの工数を削減することを目的としたものである。
また、シール長さ/接続管径≧0.5以上とすることで、性能への影響はほとんどない。
前記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、密閉容器内部に圧縮要素を収納し、前記圧縮要素に冷媒が流通する接続管挿入孔を設け、この接続管挿入孔に一端を挿入し、他端を前記密閉容器外部でロー付け密封する接続管と接続管挿入孔との勘合代を0から−10ミクロンとし、かつ、接続管と接続管挿入孔とのシール長さをシール長さ/接続管径≧0.5以上とした密閉型圧縮機を提供する。
本構成によって、接続管と接続管挿入孔との勘合代を0〜−10ミクロンとし、かつ、接続管と接続管挿入孔とのシール長さをシール長さ/接続管径≧0.5以上とすることで、性能の低下することなく、接続管が圧縮要素に及ぼす力をなくし、接続管挿入孔に挿入する際に、圧縮要素の変形がなく、ロックを引き起こさず、拡径などの工数を削減できる。
以上のように、本発明の密閉型圧縮機によれば、密閉容器内部に圧縮要素を収納し、前記圧縮要素に冷媒が流通する接続管挿入孔を設け、この接続管挿入孔に一端を挿入し、他端を前記密閉容器外部でロー付け密封する接続管と接続管挿入孔との勘合代を0から−10ミクロンとし、かつ、接続管と接続管挿入孔とのシール長さをシール長さ/接続管径≧0.5以上とした密閉型圧縮機を提供することにより、性能の低下することなく、接続管が圧縮要素に及ぼす力をなくし、接続管挿入孔に挿入する際に、圧縮要素の変形がなく、ロックを引き起こさず、拡径などの工数を削減でき、安価で信頼性の高い圧縮機が提供できる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の要部断面図である。図1において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の要部断面図である。図1において、図2と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図1において、密閉容器内部に圧縮要素を収納し、前記圧縮要素に冷媒が流通する接続管挿入孔を設け、この接続管挿入孔に一端を挿入し、他端を前記密閉容器外部でロー付け密封する接続管と接続管挿入孔との勘合代を0から−10ミクロンとし、かつ、接続管と接続管挿入孔とのシール長さをシール長さ/接続管径≧0.5以上とした密閉型圧縮機を提供するものである。
かかる構成によれば、性能の低下することなく、接続管が圧縮要素に及ぼす力をなくし、接続管挿入孔に挿入する際に、圧縮要素の変形がなく、ロックを引き起こさず、拡径などの工数を削減できる。
以上のように本発明にかかる密閉型圧縮機は、性能を低下させることなく、接続管が圧縮要素に及ぼす力をなくし、接続管挿入孔に挿入する際に、圧縮要素の変形がなく、ロックを引き起こさず、拡径などの工数を削減でき、安価で信頼性の高い圧縮機が提供できるので、空調装置や冷蔵庫等の冷凍機器などの用途に適用できる。
101 吸入管
103 密閉容器
104 圧縮要素
107 接続管
109 接続管挿入孔
112 挿入部
103 密閉容器
104 圧縮要素
107 接続管
109 接続管挿入孔
112 挿入部
Claims (1)
- 密閉容器内部に圧縮要素を収納し、前記圧縮要素に冷媒が流通する接続管挿入孔を設け、この接続管挿入孔に一端を挿入し、他端を前記密閉容器外部でロー付け密封する接続管と接続管挿入孔との勘合代を0から−10ミクロンとし、かつ、接続管と接続管挿入孔とのシール長さをシール長さ/接続管径≧0.5以上とした密閉型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004299881A JP2006112296A (ja) | 2004-10-14 | 2004-10-14 | 密閉型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004299881A JP2006112296A (ja) | 2004-10-14 | 2004-10-14 | 密閉型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006112296A true JP2006112296A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36381027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004299881A Pending JP2006112296A (ja) | 2004-10-14 | 2004-10-14 | 密閉型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006112296A (ja) |
-
2004
- 2004-10-14 JP JP2004299881A patent/JP2006112296A/ja active Pending
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