JP2009041701A - かしめ構造及び逆止弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】逆止弁において銅管1と弁座部材2のかしめ構造を改良し、二酸化炭素などの超高圧冷媒を用いる冷凍サイクルでも裏漏れ、弁座部材のガタツキ等を防止する。
【解決手段】銅管1内に、弁座部材2、弁体3及びホルダ部材を配設する。ホルダ部材の脚部42で弁体3をガイドして冷媒の逆方向の流れ時に弁座部材2に着座させる。弁座部材2の外周に断面形状が四角形状となる角溝2aを形成する。銅管1の外周からロールかしめにより、断面形状が四角形状となるかしめ溝1aを形成してかしめる。かしめ溝1aの幅W1を角溝2aの幅W2以上の寸法とし、かしめ溝1aの深さD1を角溝2aの深さD2以上とし、角溝2a内に銅管1のかしめ部1Aを充分埋めて空間をほとんど無くす。さらに、弁座部材の弁体と反対側の端面を受ける大かしめ部を銅管に形成する。また、角溝、かしめ溝の対を複数対設ける。角溝の周囲に複数の細溝を設けてかしめる。
【選択図】図2

Description

本発明は、円筒状の金属管内に、該金属管の内周に嵌合する金属別部材をかしめ固定するかしめ構造、及び、該かしめ構造により銅管内に弁座部材を固定するようにした逆止弁に関する。
従来、例えば特開2006−200554号公報(特許文献1)、特開2007−40654号公報(特許文献2)に開示されているように、冷凍サイクルにおいて、サイクルの回路を構成する要素として逆止弁が多用されている。
図8(A) は従来の逆止弁の一例を示す図であり、この逆止弁は、銅管5、弁座部材6、弁体7及びホルダ部材8を備えており、銅管5内に弁座部材6とホルダ部材8が固定され、このホルダ部材8内に弁体7が配設されている。冷凍サイクルの冷媒の流れは、順方向では、導入口51側から流入する冷媒が弁座部材6の開口部61を通り、弁体7は冷媒の圧力で弁座部材6から離座(離間)し、冷媒は弁体7及びホルダ部材8の側部を経由して導出口52から流出する。冷媒の逆方向の流れに対しては、導出口52ら流入する冷媒の圧力により弁体7が弁座部材6に着座して開口部61を封止し、冷媒が逆方向に流れないような構造となっている。
また、図8(B) の拡大図に示すように、銅管5内に弁座部材6を固定する構造は、弁座部材6の外周の全周に形成した角溝6aに合わせて、銅管5の外周からロールかしめするかしめ構造となっている。これにより、銅管5の部材の一部が角溝6a内に膨出した構造となり、弁座部材6の固定と冷媒の裏漏れ防止をかねている。
特開2006−200554号公報 特開2007−40654号公報
従来の逆止弁におけるかしめ構造にあっては、逆流する冷媒の流体圧力が高圧となる場合、弁閉方向への弁座部材6が受ける荷重が大きくなることで、かしめ部が受ける荷重も大きくなり、弁座部材6の固定位置がズレて、ガタツキが生じたり、裏漏れが発生することがある。
この原因は、例えば図8(C) に示すように、弁座部材6の角溝6aの断面形状が四角形状であるのに対して、銅管5のかしめ溝5aと、かしめにより角溝6a内に膨出しているかしめ部5Aの形状が断面半円形状(R形状)であるためである。すなわち、角溝6a内に銅管5の部材(銅肉)が埋まりきっておらず、角溝6a中に空間Sが存在することによる。このため、図8(D) に示すように、弁座部材6に大きな荷重が加わると、角溝6aの内側面とかしめ部5Aとの間に隙間Tが生じ、弁座部材6の固定位置のズレ、ガタツキ、裏漏れが発生する。
前記特許文献2のものでは、二酸化炭素の冷媒を用いた冷凍サイクルにおいて、圧縮機吸入側となる導出口を下にして、弁体を重力により弁開方向に移動しやすくし、冷媒の逆流に対しては弁体が上昇して弁閉となるように構成している。この場合、弁閉状態では二酸化炭素の超高圧が加わるが、特にこのように超高圧の冷媒に対しては、前記従来の逆止弁では前記の問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、円筒状の金属管内に金属別部材を堅牢に固定できるようなかしめ構造を提供するとともに、該かしめ構造により超高圧冷凍サイクルに用いても、冷媒の裏漏れや弁座部材のガタツキも無く、安定した弁座部材の固定状態となる逆止弁を提供することを課題とする。
請求項1のかしめ構造は、円筒状の金属管内に、該金属管の内周に嵌合する金属別部材をかしめ固定するかしめ構造において、前記金属別部材の前記金属管の内周に対向する外周面の全周に、該金属管の中心軸を含む面での断面形状が四角形状となる角溝が形成され、前記金属管の前記金属別部材の前記角溝の位置に、前記中心軸を含む面での断面形状が四角形状となるかしめ溝がロールかしめにより形成され、前記かしめ溝の前記中心軸方向の幅が前記角溝の該中心軸方向の幅以上とされるとともに、該かしめ溝の深さが前記角溝の深さ以上とされていることを特徴とする。
請求項1のかしめ構造においては、金属管のかしめ溝が金属別部材の角溝と同様に断面形状が四角形状で、かしめ溝の幅が角溝の幅以上で、さらに、かしめ溝の深さが角溝の深さ以上となっている。したがって、金属別部材の角溝内に金属管の部材が充分に埋まりきり、角溝中に空間がほとんど無く、金属管の中心軸に沿った方向の荷重に対して金属別部材が金属管に堅牢に固定される。
請求項2の逆止弁は、請求項1に記載のかしめ構造を有するとともに前記金属管内に弁体を備えた逆止弁であって、前記金属管が銅管であり、前記金属別部材が、前記中心軸方向に開口を有するとともに前記弁体が着座及離座する弁座部材であり、前記弁座部材の前記角溝と、前記銅管の前記かしめ溝を有する前記かしめ構造により、該弁座部材が該銅管内に固定されていることを特徴とする。
請求項2の逆止弁においては、請求項1のかしめ構造により、弁座部材の角溝内に銅管の部材が充分に埋まり、角溝中に空間がほとんど無く、弁座部材が銅管に堅牢に固定される。したがって、冷媒等の流体の超高圧により弁体及び弁座部材に加わる荷重が大きくても、冷媒の裏漏れや弁座部材のガタツキも無く、安定した弁座部材の固定状態となる。
請求項3の逆止弁は、請求項2に記載の逆止弁であって、前記銅管に、前記弁座部材の前記弁体と反対側の端面を受けるように該銅管の内側に膨出させた大かしめ部を形成したことを特徴とする。
請求項3の逆止弁においては、弁座部材の弁対と反対側の端面が、銅管の大かしめ部により受けられるので、弁体及び弁座部材に加わる荷重に対して、請求項2の効果に加えて、弁座部材がさらに堅牢に固定される。
請求項4の逆止弁は、請求項2に記載の逆止弁であって、前記弁座部材の角溝と前記銅管のかしめ溝との対を複数対備えていることを特徴とする。
請求項4の逆止弁においては、複数対の角溝とかしめ溝により、弁座部材がさらに堅牢に固定される。
請求項5の逆止弁は、請求項2に記載の逆止弁であって、前記弁座部材の前記角溝以外の外周面に該角溝と並行な複数の細溝が形成され、前記銅管の該細溝に対応する部分もかしめ固定されていることを特徴とする。
請求項5の逆止弁においては、銅管のかしめにより複数の細溝内にも銅管の部材が埋め込まれ、弁座部材がさらに堅牢に固定される。
請求項1のかしめ構造によれば、金属管をかしめた金属別部材の角溝内に空間がほとんど無く、金属管の中心軸に沿った方向の荷重に対して金属別部材を金属管内に堅牢に固定することができる。
請求項2の逆止弁によれば、請求項1のかしめ構造により、銅管をかしめた弁座部材の角溝内に空間がほとんど無くなり、銅管の中心軸に沿った方向の荷重に対して弁座部材を銅管内に堅牢に固定することができ、冷媒等の流体の超高圧が弁体及び弁座部材に及ぼしても、冷媒の裏漏れや弁座部材のガタツキも無く、安定した弁座部材の固定状態となる。
請求項3の逆止弁によれば、請求項2にの効果に加えて、弁座部材をさらに堅牢に固定することができる。
請求項4の逆止弁によれば、複数対の角溝とかしめ溝により、弁座部材をさらに堅牢に固定することができる。
請求項5の逆止弁によれば、角溝とかしめ溝の効果に加えて、複数の細溝により、弁座部材をさらに堅牢に固定することができる。
次に、本発明のかしめ構造及び逆止弁の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の逆止弁の全体を示す縦断面図である。この逆止弁は、「金属管」としての銅管1と、「金属別部材」としての弁座部材2、弁体3及びホルダ部材4を備えている。銅管1は円筒状の形状で、その両端は順方向の冷媒が流入する導入口11とその冷媒が流出する導出口12となっている。弁座部材2は真ちゅう材で形成されており、銅管1の中心軸Lと並行な方向に開口21を有している。また、弁座部材2の外周には係止溝22が形成されている。
弁体3は金属板で形成されており、弁座部材2に対して導出口12側に配設されている。ホルダ部材4は、台部41から4つの脚部42を並行に延設した五徳状の形状をしており、この4つの脚部42の内側に弁体3が配設されている。また、台部41の内側には、脚部42の間に4つのストッパ部43が折曲形成されており、弁体3は、弁座部材2とストッパ部43との間で移動可能となっている。ホルダ部材4は、脚部42の先端の爪を弁座部材2の係止溝22に係止させることにより、弁座部材2、弁体3及びホルダ部材4が組み付けられる。そして、この弁座部材2、弁体3及びホルダ部材4のアッセンブリが銅管1内に挿入され、後述のように、弁座部材2と銅管1とのかしめ構造により、弁座部材2が銅管1内に固定されている。
図2は第1実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図である。図2(A) に示すように、弁座部材2の外周面2Aは銅管1の内周に対向しており、この外周面2Aの全周(銅管1の中心軸L廻りの全周)に、銅管1の中心軸Lを含む面での断面形状が四角形状となる角溝2aが形成されている。また、銅管1の弁座部材2の角溝2aの位置に、中心軸Lを含む面での断面形状が四角形状となるかしめ溝1aがロールかしめにより形成さている。図2(B) に示すように、かしめ溝1aの中心軸L方向の幅W1は、角溝2aの中心軸L方向の幅W2以上の寸法とされ、さらに、かしめ溝1aの中心軸Lに向かう半径方向の深さD1が角溝2aの半径方向深さD2より大きくなっている。なお、実施形態の逆止弁は、弁閉状態で二酸化炭素の超高圧(例えば10MPa)が加わる冷凍サイクルに用いられる。
ロールかしめは、銅管1内に弁座部材2(弁体3及びホルダ部材4)を挿入し、銅管1を並行なローラ上に載置し、ローラとともに銅管1を回転させながら、角溝2aに対応する位置で銅管1の上から回転板を押し当てることにより、この銅管1にかしめ溝1aを形成するものである。
図3は本発明におけるロールかしめの作用を従来技術におけるロールかしめの作用と比較して説明する図である。従来のロールかしめでは、図3(B) のような回転板20を用いる。この回転板20の周縁部は、銅管5の中心軸を含む面での断面形状が半円形状(R形状)である。このため、かしめの加工の特に最初の段階では回転板20の先端が銅管5に対して角溝6aの幅方向中心(一点)を加圧するため、図の破線の楕円で示した部分が角溝6aの外側に逃げる傾向にある。このため、角溝6a内に銅管5の部材が埋まりきらないという問題がある。
これに対して、本発明のロールかしめでは、図3(A) のような回転板10を用いる。この回転板10の周縁部は、銅管1の中心軸を含む面での含む面での断面形状が四角形状である。このため、かしめの加工の最初から最後まで、回転板10の先端の両側縁と角溝2aの両側縁とで挟まれる図の破線の長方形の部分で、銅管1に最も圧力が加わる。したがって、銅管1の角溝2aに対向する部分が外側に逃げることなく、角溝2a内に銅管1の充分な銅肉が圧入される。この作用は回転板10の幅(すなわちかしめ溝1aの幅)と角溝2aの幅が同じであっても略同様である。
すなわち、前掲の図2のように、かしめ溝1aの幅W1を角溝2aの幅W2よりも大きな寸法とし、かしめ溝1aの深さD1を角溝2aの深さD2より大きくした「かしめ構造」により、弁座部材2の角溝2a内に銅管1のかしめ部1Aの部材が充分に埋まりきり、角溝2a中に空間がほとんど無くなって、銅管1の中心軸Lに沿った方向の荷重に対して弁座部材2が銅管1に堅牢に固定される。なお、図2(B) に破線で示す部分にせん断荷重が作用するが、このせん断応力は銅のせん断強さに対して小さく、強度的に余裕がある。
次に、他の実施形態について説明する。以下の各実施形態は第1実施形態と同様な逆止弁の銅管1と弁座部材2のかしめ構造を示すものであり、各実施形態において適宜図示を省略する弁体及びホルダ部材は第1実施形態と同様である。また、各実施例で対応する部位には同符号を付記する。
図4は第2実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図であり、この第2実施形態のかしめ構造では、弁座部材2の外周面2Aに角溝2aが形成され、銅管1にかしめ溝1aが形成され、この角溝2aとかしめ溝1aの構造及び作用効果は第1実施形態と同様である。弁座部材2の弁体3と反対側にはテーパ状の端面23が形成されている。また、銅管1の上記端面23に対応する位置には該銅管1の中心軸L回りの全周に、中心軸Lを含む断面の断面形状が大きな半円形状となる大かしめ部12が、ロールかしめにより形成されている。そして、この大かしめ部12は弁座部材2の端面23を受けるようになっている。これにより、弁座部座2は、弁座部材2に対して中心軸L方向に加わる荷重に対して、角溝2aとかしめ溝1aの作用に加えて、さらに堅牢に固定される。
図5は第3実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図であり、この第3実施形態では、銅管1のかしめ溝1aの幅W1は、弁座部材2の外周面2Aの角溝2aの幅W2以上の寸法であり、また、かしめ溝1aの半径方向深さD1は角溝2aの半径方向深さ2D以上となっているが、さらに、角溝2aとかしめ溝1aの幅W2,W1が、中心軸方向に幅広く形成されている。これにより、角溝2aとかしめ溝1aとの中心軸L方向の幅W2,W1がかしめ溝1aの深さD1に比して広くなっているので、弁座部材2の角溝2a内に埋まり込んだ銅管1の部材の、中心軸Lに沿った方向の荷重に対するせん断断面積が大きくなり、弁座部材2がさらに堅牢に固定される。
図6は第4実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図であり、この第4実施形態では、弁座部材2の外周面2Aに2条の角溝2a,2aが形成され、銅管1には該角溝2a,2aに対応する位置に、2条のかしめ溝1a,1aが形成されている。なお、一対の角溝2aとかしめ溝1aの寸法は、第1実施形態と同様であるが、この第4実施形態では、角溝2aとかしめ溝1aを2対備えているので、弁座部材2は、第1実施形態よりもさらに堅牢に固定される。
図7は第5実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図であり、この第5実施形態では、弁座部材2には、角溝2a以外の外周面に該角溝2aと並行な複数の細溝2cが形成されている。また、銅管1は、弁座部材2の角溝2aに対応する部分にかしめ溝1aが形成されているが、このかしめ溝1aの部分を含み、前記細溝2cに対応する部分もかしめ固定され、かしめ凹部1cが形成されている。これにより、銅管1のかしめ凹部1cにより複数の細溝2c内にも銅管1の部材が埋め込まれ、弁座部材2がさらに堅牢に固定される。
以上の実施形態は逆止弁におけるかしめ構造を例に説明したが、本願請求項1のかしめ構造は、逆止弁だけにかぎらず、例えば銅管内にストレーナを固定する場合など、金属管内に金属別部材を固定するために適用できることはいうまでもない。
各図におけるかしめ溝1a及び角溝2aの四角形状の角部及び隅部は直角に図示されているが、必ずしも直角である必要はなく、面取り又はR形状であってもよいことはいうまでもない。
なお、参考例として、例えば、従来の角溝及びかしめ溝の構成を複数設ける構成、あるいは、従来の角溝及びかしめ溝に加えて第2実施形態の大かしめ部を設ける構成でも、本発明ほどではないにしても、ある程度の強度は得られる。
本発明の第1実施形態の逆止弁の全体を示す縦断面図である。 本発明の第1実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図である。 本発明におけるロールかしめの作用を従来技術におけるロールかしめの作用と比較して説明する図である。 本発明の第2実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図である。 本発明の第3実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図である。 本発明の第4実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図である。 本発明の第5実施形態の逆止弁におけるかしめ構造を示す図である。 従来の逆止弁のかしめ構造とその問題点を説明する図である。
符号の説明
1 銅管(金属管)
2 弁座部材(金属別部材)
3 弁体
4 ホルダ部材
1a かしめ溝
2a 角溝
2c 細溝
12 大かしめ部
L 中心軸

Claims (5)

  1. 円筒状の金属管内に、該金属管の内周に嵌合する金属別部材をかしめ固定するかしめ構造において、
    前記金属別部材の前記金属管の内周に対向する外周面の全周に、該金属管の中心軸を含む面での断面形状が四角形状となる角溝が形成され、
    前記金属管の前記金属別部材の前記角溝の位置に、前記中心軸を含む面での断面形状が四角形状となるかしめ溝がロールかしめにより形成され、
    前記かしめ溝の前記中心軸方向の幅が前記角溝の該中心軸方向の幅以上とされるとともに、該かしめ溝の深さが前記角溝の深さ以上とされていることを特徴とするかしめ構造。
  2. 請求項1に記載のかしめ構造を有するとともに前記金属管内に弁体を備えた逆止弁であって、
    前記金属管が銅管であり、前記金属別部材が、前記中心軸方向に開口を有するとともに前記弁体が着座及離座する弁座部材であり、前記弁座部材の前記角溝と、前記銅管の前記かしめ溝を有する前記かしめ構造により、該弁座部材が該銅管内に固定されていることを特徴とする逆止弁。
  3. 請求項2に記載の逆止弁であって、
    前記銅管に、前記弁座部材の前記弁体と反対側の端面を受けるように該銅管の内側に膨出させた大かしめ部を形成したことを特徴とする逆止弁。
  4. 請求項2に記載の逆止弁であって、
    前記弁座部材の角溝と前記銅管のかしめ溝との対を複数対備えていることを特徴とする逆止弁。
  5. 請求項2に記載の逆止弁であって、
    前記弁座部材の前記角溝以外の外周面に該角溝と並行な複数の細溝が形成され、前記銅管の該細溝に対応する部分もかしめ固定されていることを特徴とする逆止弁。
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