JP2006111187A - 車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の目的は突出部を切削しないでも台枠の上面に見栄え良く敷物を貼ることができるようにすることにある。
【解決手段】
台枠20は複数の押出し形材21からなり、押出し形材21の突合せ部をMIG溶接、または摩擦攪拌接合により接合する。突合せ部の押出し形材21はその厚さが薄くなっており、付き合わせたとき、突合せ部の周辺は凹部22になっている。突合せ部を溶接したとき、その溶接ビード26はこの凹部から外方に突出しない。また、摩擦攪拌接合したとき、その接合ビード26はこの凹部22から外方に突出しない。溶接、または摩擦攪拌接合後、凹部22にローンテックス23を埋め、さらにその周辺の面板21にローンテックス23を塗り、敷物24を敷く。
【選択図】図4
本発明の目的は突出部を切削しないでも台枠の上面に見栄え良く敷物を貼ることができるようにすることにある。
【解決手段】
台枠20は複数の押出し形材21からなり、押出し形材21の突合せ部をMIG溶接、または摩擦攪拌接合により接合する。突合せ部の押出し形材21はその厚さが薄くなっており、付き合わせたとき、突合せ部の周辺は凹部22になっている。突合せ部を溶接したとき、その溶接ビード26はこの凹部から外方に突出しない。また、摩擦攪拌接合したとき、その接合ビード26はこの凹部22から外方に突出しない。溶接、または摩擦攪拌接合後、凹部22にローンテックス23を埋め、さらにその周辺の面板21にローンテックス23を塗り、敷物24を敷く。
【選択図】図4
Description
本発明は、鉄道車両等の車両の台枠の製作方法、その構成に関する。詳述すると、押出し形材を並べて接合して台枠を造り、この台枠の上面に乗員が載るための敷物を貼っている。この場合に、前記押出し形材を接合する溶接ビードや摩擦攪拌接合の突出部があれば、前記敷物を平に張りにくいので、前記突出部を切削して貼っている。
〔特許文献1〕に示すように、車両の台枠は、アルミニウム合金の押出し形材を並べ、押出し形材を溶接、または摩擦攪拌接合で、接合して台枠としている。
そして、〔特許文献2〕に示すように、この台枠の上面にビニールシート等の敷物を貼って乗員の床面とする。
しかし、押出し形材を接合した溶接ビードや、摩擦攪拌接合の際の接合ビードが突出部として接合部に残るので、押出し形材の上面を切削して平らな面としてから、敷物を貼っている。
この切削は、グラインダで切削しているので、面倒で時間を要する。
尚、摩擦攪拌接合については〔特許文献1〕に示されている。
上記のように、突出部をグライダーで切削しており、それは手動操作であるので、面倒で時間を要している。
本発明の目的は突出部を切削しないでも敷物を貼ることができるようにすることにある。
本発明の目的は、
押出し形材の幅方向の端部を、端部の突合せ部の平面よりも下方に凹ませた個所で突合せ、
この突合せ部を溶接、または摩擦攪拌接合で接合し、該接合のビードを前記凹部内に作り、
次に前記凹部をローンテックスで埋め、
次に、ローンテックスの上に敷物を張ること、
によって、達成でできる。
押出し形材の幅方向の端部を、端部の突合せ部の平面よりも下方に凹ませた個所で突合せ、
この突合せ部を溶接、または摩擦攪拌接合で接合し、該接合のビードを前記凹部内に作り、
次に前記凹部をローンテックスで埋め、
次に、ローンテックスの上に敷物を張ること、
によって、達成でできる。
これによれば、溶接ビードまたは接合ビードは凹部内にでき、この部をローンテックスで埋めているので、敷物を平に容易に貼ることができるものである。
以下本発明を実施例に基づき説明する。
本発明を図1〜図6の一実施例に基づき、説明する。図1において、車両は、台枠20と、その幅方向の端部に溶接した側構え体30,30と、側構え体30,30の上部に溶接した屋根構え体40と、からなる。
台枠20は、車両の長手方向に向けて並べた複数の押出し形材21,21…からなり、各押出し形材21,21…の突合せ部は溶接、または摩擦攪拌接合されている。
押出し形材21,21…は軽合金製(アルミニウム合金製造)である。押出し形材21,21…はダブルスキン構造で、2枚の面板とその両者を接続する接続板とからなる。
押出し形材21,21…の上面の面板21a(21b)は平らであり、その上に接着剤23を介して敷物24を載せ、乗員の床材としている。また、敷物24の上には椅子(図示せず。)などが載せられている。
押出し形材21,21…の突合せ部を説明する。押出し形材21の幅方向の端部は他の個所の面板21a,21bよりも凹んでいる(22)。押出し形材は21は、溶接によって隣接する押出し形材21に溶接する、この端部には隣接する押出し形材21に溶接するための凸部21cがある。凸部21cの頂点は面板21a,21bの面よりも下方にある。
部21c,21cの突合せ部を溶接する。溶接を行うと、溶接ビード26が生じ、一般に、該溶接ビード26の上面は溶接以前の面(凹部22)よりも上方に突出する。しかし、溶接ビード26の上面は面板21aの上面よりも低い。
溶接後、凹部22をローンテックス23を埋め、さらにその上、および面板21aにローンテックス23を塗り、敷物24を載せる。
凹部22の大きさは、例えば、幅:30mm,深さ:3mm程度である。この大きさは、溶接ビード26、接合ビード26の大きさによる。
これによれば、溶接ビードの頂部は面板21aの上面よりも低いので、溶接ビード26を切削する必要がないので、作業を簡単にできるものである。
凹部22はローンテックス23で埋められているので、敷物24の上方から見て、凹凸は無い。
凹部22を埋めるローンテックス27と敷物24を接着する接着剤のロ−ンテックス23が同一であれば、その薬剤の管理を簡単にできる。ローンテックス23である必要な無い。
この実施例は、押出し形材の接合を摩擦攪拌接合によって行う場合である。図5,図6において、摩擦攪拌接合部は、突合せ部25の上面(凹部22の底面)から更に上方に突出している。凹部の大きさは摩擦攪拌工具の大きさ等によって決まるが、前記のとおりでよい。この突出部21c,21cは突合せ部の隙間を充填する原資となる。
突出部21cの高さは1.5mm 程度である。突出部21cは面板21aの面よりも低い。摩擦攪拌接合すると、突合せ部には摩擦攪拌接合ビード26ができる。一般には摩擦攪拌接合ビード26の頂部は面板21の面よりも低い。突出すれば切削する。
上記実施例は台枠と、敷物との関係を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、台枠の下面に溶接する横梁(枕梁)31にも応用できる。図7,図8において、台枠20の下面には台枠の曲げ剛性向上のための横梁が溶接されている。この横梁として、枕梁31もある。枕梁は台枠20に連結するいわゆる中心ピンが溶接されている。枕梁31は、通常の横梁よりも大きな部材(肉厚の形材)で構成され、強固に溶接されている。この種横梁(枕梁)31は、突合せ部の溶接ビードまたは摩擦撹拌接合ビード25を切削して除去して、横梁31を重ね、隅肉溶接している。
しかし、突合せ部を凹部22に設ければ、ビード26が凹部22内に収まるので、容易に製作できる。凹部を突出すれば、突出した部分のみを切削すればよい。33は隅肉溶接を示す。
また、側構体や屋根構体を押出し形材で構成し、これの内面に、押出し形材の長手方向に対して骨部材を溶接する場合にも応用できる。この骨部材が横梁に相当する。
20…台枠、21…押出し形材、21a…面板、22…凹部、23…ローンテックス、24…敷物、26…溶接ビード(摩擦攪拌接合ビード)、31…枕梁。
Claims (8)
- 押出し形材の幅方向の端部を、端部の突合せ部の平面よりも下方に凹ませた個所で突合せ、
この突合せ部を溶接、または摩擦攪拌接合で接合し、該接合のビードを前記凹部内に作り、
次に前記凹部をローンテックスで埋め、
次に、ローンテックスの上に敷物を貼ること、
を特徴とする車両の製作方法。 - 請求項1において、
前記ローンテックスは前記敷物を貼る材質と同剤であること、
を特徴とする車両の製作方法。 - 押出し形材の幅方向の端部を、端部の突合せ部の平面よりも上方に凹ませた個所で突合せ、
この突合せ部を溶接、または摩擦攪拌接合で接合し、該接合のビードを前記凹部内に作り、
次に前記押出し形材を並べた構体に対して直角方向に向けて横梁を配置し、前記押出し形材に該横梁を隅肉溶接すること、
を特徴とする車両の製作方法。 - 車両の台枠は、押出し形材を突合せたものの突合せ部を溶接または摩擦攪拌接合で接合されており、
前記押出し形材の突合せ部は、前記押出し形材の端部の突合せ部の平面よりも下方に凹ませた個所で突合せており、
この突合せ部を溶接、または摩擦攪拌接合で接合し、該接合のビードを前記凹部内に作っており、
前記凹部をローンテックスで埋めており、
このローンテックスの上に敷物を貼っていること、
を特徴とする車両。 - 請求項4において、
前記ローンテックスは前記敷物を貼る材質と同剤であること、
を特徴とする車両。 - 車両の台枠または側構体または屋根構体は、押出し形材を突合せたものの突合せ部を溶接または摩擦攪拌接合で接合されており、
前記押出し形材の突合せ部は、前記押出し形材の端部の突合せ部の平面よりも凹ませた個所で突合せており、
この突合せ部を溶接、または摩擦攪拌接合で接合し、該接合のビードを前記凹部内に作っており、
前記押出し形材の長い手方向に対して直角方向に向いた横梁があり、該横梁は前記構え体の隅肉溶接されていること、
を特徴とする車両。 - 請求項6において、
前記構体は台枠であり、
前記横梁は枕梁であること、
を特徴とする車両。 - 押出し形材の幅方向の端部は押出し形材の平面よりも凹んであり、
前記押出し形材の幅方向の端部は該押出し形材の厚さ方向に突出する突出部を有し、
該突出部の頂点は前記平面よりも低いこと、
を特徴とする押出し形材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004302364A JP2006111187A (ja) | 2004-10-18 | 2004-10-18 | 車両 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004302364A JP2006111187A (ja) | 2004-10-18 | 2004-10-18 | 車両 |
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Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009208651A (ja) * | 2008-03-05 | 2009-09-17 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 鉄道車両用パネル及び鉄道車両の台枠、側構体、妻構体、屋根構体 |
JPWO2015080133A1 (ja) * | 2013-11-29 | 2017-03-16 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 流体継手の製造方法及び流体継手 |
JP2019157975A (ja) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 三菱重工業株式会社 | ダブルスキン構造体及びその製造方法 |
-
2004
- 2004-10-18 JP JP2004302364A patent/JP2006111187A/ja active Pending
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KR101810802B1 (ko) * | 2013-11-29 | 2017-12-19 | 아이신에이더블류 가부시키가이샤 | 유체 커플링의 제조 방법 및 유체 커플링 |
US10077826B2 (en) | 2013-11-29 | 2018-09-18 | Aisin Aw Co. Ltd. | Manufacturing method for fluid coupling and fluid coupling |
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US11235816B2 (en) | 2018-03-12 | 2022-02-01 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Double-skin structure and method of manufacturing thereof |
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