JP2006110288A - 海老用鋏 - Google Patents

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JP2006110288A
JP2006110288A JP2004328218A JP2004328218A JP2006110288A JP 2006110288 A JP2006110288 A JP 2006110288A JP 2004328218 A JP2004328218 A JP 2004328218A JP 2004328218 A JP2004328218 A JP 2004328218A JP 2006110288 A JP2006110288 A JP 2006110288A
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Tadashi Ikeda
忠志 池田
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Abstract

【課題】海老の背側の殻を切ると同時に背ワタ部より背側の肉を切り開き、背ワタを露出させて海老の殻剥きと背ワタの除去を容易に行える海老用鋏を提供することを課題とする。
【解決手段】一対の刃体と柄部の連続体を交差軸着して構成されるか又は一対の刃体とU字型及びV字型等の形状の柄部と連続構成される鋏において、いずれか一方の刃体2の先端が先方に向かい針状に成形され且つ刃処理が施されていない尖突部3を有し、刃体2の先方に向かっての刃処理部4は尖突部3の基部までであり、該鋏を最も閉じた状態において刃処理部4が対刃体5と重なると同時に尖突部3は対刃体5と重なることが無く、尖突部3と対刃体5との間に異物を挟み捉え得る間隙6を有することを特徴とする海老用鋏1である。
【選択図】図1

Description

この発明は、海老の背側の殻及び肉を同時に切り開く海老用鋏に関する。
従来例えばエビフライを作るなど海老を調理する際の下ごしらえとして頭部を除去した生の海老の殻を腹側から腹肢を取り除いて剥き、その後背ワタを包丁で切れ目を入れるか爪楊枝等でほじって除去している。
またこれらの作業を効率よく行うため海老甲殻切断鋏の考案(特許文献1参照)が存在する。この考案は湾曲した細い刃で頭部を除去した海老の背ワタ部を尾まで突き刺して、そのまま対刃で甲殻を挟み切るというものである。
特開平10−071282
しかしながら頭部を除去した海老の殻を手で剥く際、海老の腹肢を除去してから指で腹側を押し割るようにしながら殻を剥き、さらに背ワタを除去するために包丁で切れ目を入れたり爪楊枝等でほじったりすることは手間がかかり、面倒であった。
特許文献1に記載されている考案においては、生の海老が曲がった形状であるとはいえ、湾曲した刃で海老の背ワタ部を尾まで一突きで達することは困難であり、またその際に海老の甲殻を突き抜けてしまうことは無いと考えられるが、当該考案の湾曲した刃は先端まで刃処理されているために海老の肉の中は自由に切りながら動くことが考えられるので海老の背ワタ部を捉えながら尾まで一突きで達することは非常に困難と考えられる。
上記のような面倒な一連の作業を簡素化するため、また海老の背ワタ部を捉えながら尾まで一突きして、そのまま甲殻を切るという困難な作業を要する手段を図らずに、海老の背側の殻を切ると同時に背ワタ部より背側の肉を切り開き、背ワタを露出させて海老の殻剥きと背ワタの除去を容易に行える海老用鋏を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、本発明は一対の刃体と柄部の連続体を交差軸着して構成されるか又は一対の刃体とU字型及びV字型等の形状の柄部と連続構成される鋏において、いずれか一方の刃体2の先端が先方に向かい針状に成形され且つ刃処理が施されていない尖突部3を有し、刃体2の先方に向かっての刃処理部4は尖突部3の基部までであり、該鋏を最も閉じた状態において刃処理部4は対刃体5と重なると同時に尖突部3は対刃体5と重なることが無く尖突部3と対刃体5との間に異物を挟み捉え得る間隙6を有することを特徴とする海老用鋏1である。
この発明によれば、頭部を除去した海老の断面の背ワタ部に本発明である海老用鋏1の尖突部3を突き刺し、刃体2及び対刃体5をもって海老の殻の背側を切り開くと、殻を剥く際に背側から剥くことができるので腹肢を障害とせず容易に行うことができる。
その際、海老用鋏1の刃体2の先方に向かっての刃処理部4が、刃体2先端を先方に向かい針状に成形された尖突部3の基部まで達するため、海老用鋏1の尖突部3が常に海老の背ワタ部を捉えて誘導しながら殻を切り進めることができると同時に背ワタ部より背側の肉を切り開くことができるので、殻を切り終えた際、同時に背ワタを露出させることができるため、海老の殻剥きと背ワタの除去という作業を同時に且つ容易に行える。
上記の作業を行う際、尖突部3は刃処理が施されていない針状であるために海老の肉を切ることができず、尖突部3は海老の肉内にて海老用鋏1が切り進む方向以外の方向へ移動することがないので海老の肉の破損を最小限に抑えて海老の背ワタ部を捉えて誘導することができる。
海老用鋏1を最も閉じた状態において尖突部3と対刃体5との間に異物を挟み捉え得る間隙6が設けられているため、作業途中に海老用鋏1を完全に閉じてしまっても尖突部3と対刃体5との間には引き続き切るべき海老の背側の殻及び肉が確保されているので、海老用鋏1の刃体2と対刃体5の連続的な開閉運動による海老の背側を切り進める作業をを妨げることが無い。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)、(b)及び図2は本発明の一実施形態を示す図であり、一対の刃体と柄部の連続体を交差軸着して構成されるか又は一対の刃体とU字型及びV字型等の形状の柄部と連続構成される鋏において、いずれか一方の刃体2の先端が先方に向かい針状に成形され且つ刃処理が施されていない尖突部3を有する。
上記尖突部3は、例えばテーパーをつけて先端を尖らせるというような広範囲に解釈できる刃体先端部はテーパー角度によって海老の肉を突き通し得ない形状も含まれるので、前記形状を含まない例えば縫い針の先端のごとく一点頂の先端を有する針状もしくはこれに近似する極めて小さな球面状等の一点頂の先端を有する海老の肉を突き通し得る針状に成形されている。
また刃処理が施されていない尖突部3とは、一般の鋏の刃体において物を挟み切るにあたる部分は鋭い角が成形され刃処理部として存在し、その先端部において刃処理が施されていないという要素を有さない先端部は当然のごとく鋭い角が成形されており、海老の肉内にて該先端部先方向及びその相反方向以外の方向へ海老の肉を切って移動することが可能であるため、前記のごとき鋭い角が形成されていない尖突部3であることをいう。すなわち尖突部3は海老の肉内にて尖突部3先方向及びその相反方向以外の方向へ移動できないものである。
刃体2において先方に向かっての刃処理部4は尖突部3の基部までとする。刃処理部4は海老用鋏1を最も閉じた状態において対刃体5と重なるように成形されている。前記尖突部3の基部とは、該尖突部3の先端より向かって刃処理が施されていない部分の後端部をいう。
海老用鋏1を最も閉じた状態において尖突部3は対刃体5と重ならず尖突部3と対刃体5との間に異物を挟み捉え得る間隙6を有するように成形されている。前記異物を挟み捉え得る間隙6とは、海老用鋏1を最も閉じた状態において尖突部3と対刃体5が接触せずとも尖突部3と対刃体5との間に異物が介在する場合これを挟み捉える把持力が発生し得る間隙6であることをいう。
図3(a)、(b)、(c)に示すように本発明の他の実施形態は、刃体2において刃側端縁より段差をもって刃体2の峰側を先方に向かい針状に成形し且つ刃処理が施されていない尖突部3を有するものである。
(a)、(b)は、本発明である海老用鋏1を最も閉じた状態を示す平面図である。 は、図1(a)に示した本発明における刃体2と対刃体5との位置関係を示す部分平面図である。 (a)、(b)、(c)は、海老用鋏1を最も閉じた状態における刃体2と対刃体5との位置関係をもって本発明の他の実施形態を示す部分平面図である。
符号の説明
1 海老用鋏
2 刃体
3 尖突部
4 刃処理部
5 対刃体
6 間隙

Claims (1)

  1. 一対の刃体と柄部の連続体を交差軸着して構成されるか又は一対の刃体とU字型及びV字型等の形状の柄部と連続構成される鋏において、いずれか一方の刃体の先端が先方に向かい針状に成形され且つ刃処理が施されていない尖突部を有し、該刃体の先方に向かっての刃処理部は該尖突部の基部までであり、該鋏を最も閉じた状態において該刃処理部が対刃体と重なると同時に該尖突部は該対刃体と重なることが無く、該尖突部と該対刃体との間に異物を挟み捉え得る間隙を有することを特徴とする海老用鋏。
JP2004328218A 2004-10-14 2004-10-14 海老用鋏 Pending JP2006110288A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107258872A (zh) * 2017-08-08 2017-10-20 苏州市职业大学 一种小龙虾虾线去除工具
CN108402849A (zh) * 2018-05-12 2018-08-17 程琬琇 皮皮虾剥壳装置及其使用方法
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