JP5834100B2 - 挟み具 - Google Patents

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本発明は、毛抜き具や骨抜き具等の細線状のものを挟んで引き抜くために使用する挟み具に関するものである。
毛抜き具や骨抜き具等の挟み具は、図2(ロ)に示す通り基端部をU状に屈曲して開閉自在とした操作板部01の先端を対向側に湾曲させて対向端面を挟持面部02とした構成と、図5(ロ)に示す通り基端部を重ね合わせて溶接して開閉自在とした操作板部04の開口先端に対向側に突出する対向面を形成して挟持面部05とした構成とが知られている。
挟持面部は、平面(特許文献1)、咬合段差面(特許文献2)或いは凹凸面(特許文献3)に形成しているもので、前記操作板部の開閉操作で挟持対象物(体毛、魚の骨等)を挟持部で強圧保持して、引き抜きを行うものである。
特に前記挟持面部02,05の先端縁03,06が鋭角に形成されていると、前記先端個所で肌を傷付ける恐れがあるので、前記先端縁を丸み帯びた曲線状に形成することが提案されている(特許文献1,2,3)。
登録実用新案3027591号公報。 特開2007−82923号公報。 登録実用新案3059591号公報。
挟み具の挟持面部は、一般的に平面であり体毛の脂分、骨に付着した脂肪分等によって挟持対象物が滑って引き抜きがスムーズに行われない恐れがあり、その対応として前記特許文献2では咬合段差面が提案され、特許文献3では凹凸面が提案されている。
しかし前記挟持面部は、製造上の加工性の点で必ずしも簡単であるとは言い難い。また挟み具を使用している際に、挟持対象物を挟んだ状態で器具を挟持状態から傾けて挟持対象物が挟持面部先端の角に当接すると、挟持対象物(毛や魚の骨)が切断してしまい、引き抜くという目的が達成できないが、前記特許文献1,2,3においては、挟持面部先端縁を丸く形成して、前記の課題には対応できるが、挟持面の課題は解決されていない。
そこで本発明は、加工容易な挟持面による挟持の確実性並びに、使用時の挟持対象物の非切断を実現する新規な挟持面を備えた挟み具を提案したものである。
本発明に係る挟み具は、基端部をU状に屈曲して開閉自在とした操作板部の先端部分を、先端面が対向するように湾曲させ、対向端面を挟持面部とした挟み具、或いは基端部を重ね合わせて開閉自在とした操作板部の先端側部分を、先端対向面が当接可能に湾曲させ、前記先端対向面を挟持面部とした挟み具において、前記挟持面部を膨出湾曲面に形成すると共に、操作板部を閉口して前記挟持面部を当接した際に、当接位置が先端側から1mm程度の近接箇所で、且つ先端開口幅が0.1mm程度となるように当接位置から先端側を僅かに開口する形状に形成してなることを特徴とするものである。
而して従前器具と同様に挟持対象物を器具先端の挟持面部で挟んで、当該対象物を引き抜くもので、当該対象物は挟持面部の当接挟持箇所(先基方向を横断する線状帯)でのみ挟持するので、当該箇所に操作板部の閉口方向の力が集中し強い挟持力で保持されるので、引き抜きに際して、当該対象物が滑って外れる可能性を激減させたものである。更に当接位置(挟持個所)より先端側が僅かに開口しているので、引き抜き操作中に器具が傾いても、先端の角で当該対象物が切断されることがない。
また請求項2記載の発明は、特に挟持面部の開口先端縁をR状に形成してなるもので、体毛の毛抜きを行う場合に、その先端で肌を傷付けることが無い。
本発明の構成は上記のとおりで、挟持面部を挟持時に先端が開口する膨出湾曲面に形成するという簡易な構造であるため、従来器具のように挟持面部となる操作板部の先端を正確に突き合せることなく、斜め状態で対向させても、膨出湾曲面を容易に形成でき製造上の利点を有すると共に、引き抜き対象物の挟持の確実性を高め、且つ使用時の挟持対象物の切断の恐れを無くしたものである。
本発明の第一実施形態の全体斜視図。 同先部の正面図で(イ)が本発明、(ロ)は従来例を示す。 同使用状態(挟持時状態)の拡大図。 同第二実施形態の全体斜視図。 同先部の正面図で(イ)が本発明、(ロ)は従来例を示す。 同使用状態(挟持時状態)の拡大図。
次に本発明の実施形態について説明する。図1乃至図3は主として骨抜き器具として使用される第一実施形態を示したもので、その基本構成は従前の器具と同様で、操作板部1の基端部をU状に屈曲して開閉自在とし、前記操作板部1の先端を対向側に曲げて、端面を対向させて挟持面部2としたものである。
特に本発明は、前記の挟持面部2を膨出湾曲面の形状としたものであって、特に操作板部1の先端面を正確に対向させる必要がなく、所定の膨出湾曲面を形成できれば良いものである。そしてこの膨出湾曲面は、操作板部1を閉口して挟持面部2を当接した際に、挟持個所21となる当接位置の先端側(1mm程度)に僅かに開口22(先端開口幅0.1mm程度)が形成される形状としたものであり、更に開口先端縁23を刃先のように尖らせずに、R状(刃引き様)に形成してなるものである。
而して前記第一実施形態の器具は、従前の骨抜き器具と同様に挟持対象物(魚の骨)Aを器具先端の挟持面部2で挟んで引き抜くもので、当該対象物Aは挟持面部2の挟持箇所(先基方向を横断する線状帯)21でのみ挟持するため、挟持操作を行うために操作板部1を閉口方向に加えた力は、すべて線状帯である挟持個所21に集中することになり、挟持対象物(魚の骨)Aは、強い挟持力で保持されることになる。
従って、本発明は、挟持面を咬合段差面に形成し、或いは凹凸面に形成することなく、膨出湾曲面という加工で、挟持対象物Aの引き抜きに際して、当該対象物Aが滑って外れる可能性を激減させたものである。
また挟持面部2の先端側の開口22が存在しているので、引き抜き操作中に器具が傾いても、当該対象物Aが当該開口22の範囲で移動(角度変更)が可能であり、対象物Aが開口先端縁23を跨いで接することが無いので、対象物Aが切断することがなく、確実な引き抜き操作が可能である。
更に挟持面部2の開口先端縁23をR状に形成しているため、当該先端縁23で傷付ける恐れがない。
図4乃至図6は主として毛抜きとして使用される第二実施形態を示したもので、その基本構成は、操作板部3の基端部を重ね合わせて溶接して開閉自在とし、前記操作板部の開口先端に対向側に突出する対向面を形成して挟持面部4としてなる。
前記挟持面部4は、第一実施形態と同様に膨出湾曲面形状とし、膨出湾曲面は、操作板部3を閉口して挟持面部4を当接した際に、横断線のように当接する挟持個所41が、先端よりに僅かに基方で、且つその先端方向は開口42し、且つ開口先端縁43は微小R状に形成したものである。
而して第二実施形態の器具は、前記第一実施形態と同様で、挟持対象物(体毛やとげ)を器具先部の挟持面部4で挟んで引き抜く際に、挟持面部4の挟持箇所41でのみ挟持されるので、操作板部1に対する操作力が当該挟持個所41に集中し、強い挟持力で保持されることになる。
また挟持面部4の開口先端縁43をR状に形成しているため、毛抜きやとげ抜き時の使用に際して、開口先端縁43で肌を傷付ける恐れがない。
1,3 操作板部
2,4 挟持面部
21,41 挟持個所
22,42 開口
23,43 開口先端縁

Claims (3)

  1. 基端部をU状に屈曲して開閉自在とした操作板部の先端部分を、先端面が対向するように湾曲させ、対向端面を挟持面部とした挟み具において、前記挟持面部を膨出湾曲面に形成すると共に、操作板部を閉口して前記挟持面部を当接した際に、当接位置が先端側から1mm程度の近接箇所で、且つ先端開口幅が0.1mm程度となるように当接位置から先端側を僅かに開口する形状に形成してなることを特徴とする挟み具。
  2. 基端部を重ね合わせて開閉自在とした操作板部の先端側部分を、対向側に突出して対向面を形成し、前記対向面を挟持面部とした挟み具において、挟持面部を膨出湾曲面に形成すると共に、操作板部を閉口して前記挟持面部を当接した際に、当接位置が先端側から1mm程度の近接箇所で、且つ先端開口幅が0.1mm程度となるように当接位置から先端側を僅かに開口する形状に形成してなることを特徴とする挟み具
  3. 挟持面部の開口先端縁をR状に形成してなる請求項1又は2記載の何れかの挟み具。
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