JP2006109329A - デジタルネットワークを用いたデータ再生システムおよびデータ再生方法、レジューム再生制御装置 - Google Patents

デジタルネットワークを用いたデータ再生システムおよびデータ再生方法、レジューム再生制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザ毎(出力装置毎)のレジューム再生機能を適切に実現することが可能な「デジタルネットワークを用いたデータ再生システムおよびデータ再生方法、レジューム再生制御装置」を提供する。
【解決手段】 複数の出力装置6,7で同じAVソースの視聴が指示されたときに、コントローラ17が、メモリ19に出力装置毎に記憶されている視聴停止位置情報の中から何れか一の視聴停止位置情報を選択し、選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生開始を制御することにより、複数の出力装置6,7で同じAVソースの視聴を再開することが指示され、それぞれの前回視聴停止位置が全く異なっているときでも、コントローラ17が適切に調停を行ってレジューム再生をすることができるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルネットワークを用いたデータ再生システムおよびデータ再生方法、レジューム再生制御装置に関し、特に、1以上のAV(Audio Visual)ソース機器と複数の出力装置とをデジタルネットワークで接続して、当該複数の出力装置で任意の音声/映像ソース(AVソース)の視聴を行うことができるように成されたシステムに用いて好適なものである。
従来、1以上のAVソース機器と複数の出力装置(モニタやヘッドホンなど)とをデジタルネットワークで接続し、当該複数の出力装置で任意のAVソースの視聴を行うことができるように成されたデータ再生システムが提供されている。その代表例として、複数のモニタと複数のヘッドホンとを車両の後部座席に設置し、テレビやDVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)等のAVソースを再生して後部座席の搭乗者が楽しめるようにしたリアエンタテイメントシステムがある。
この種のデータ再生システムでは、それぞれのモニタにリモコン信号受信用の赤外線受光部が搭載されており、ユーザがそれぞれのモニタに向けてリモコンを操作することによって、個々のユーザ毎に所望のAVソースを選択して視聴することができるようになっている。このとき、複数のユーザがそれぞれの出力装置で互いに異なるAVソースを視聴することも可能であるし、同じAVソースを視聴することも可能である。
一方、CDやDVD等のディスクメディアからAVソースを再生する際に、再生を停止したときのディスク上の停止位置を記憶しておき、次回の再生の際はその停止位置より再生を開始するという、いわゆるレジューム機能を備えた再生装置が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−62931号公報
上述のリアエンタテイメントシステムに代表されるようなデジタルネットワークを用いたデータ再生システムでは、個々のユーザ毎に再生を停止する位置が異なり得るため、再生停止位置をユーザ毎に記憶する必要がある。上記特許文献1には、再生停止位置をユーザ毎に記憶し、ユーザ名とパスワードとを入力して再生することにより、1つのディスクを複数のユーザが再生する場合にも各ユーザの再生停止位置から再生を開始できるようにすることが開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示されているのはビデオカメラであり、モニタは1つしか備えられていない。したがって、複数のユーザが同じディスクを複数のモニタで同時に視聴するということはあり得ない。これに対して、複数の出力装置を備えたリアエンタテイメントシステム等では、複数のユーザが同じディスクを複数の出力装置で視聴し、それぞれが任意の位置で視聴を停止した後、それぞれが任意のタイミングで同じディスクの視聴を再開するということがあり得る。上述の特許文献1は、このような複雑な環境下でレジューム再生をどのようにして行うかについては全く教示していない。
本発明は、このような実情に鑑みて成されたものであり、1以上のAVソース機器と複数の出力装置とをデジタルネットワークを介して接続して成るデータ再生システムにおいて、ユーザ毎(出力装置毎)のレジューム再生機能を適切に実現できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、複数の出力装置で同じAVソースの視聴を再開することが指示されたときに、どの出力装置の視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するかの調停を行い、同じAVソースの視聴を再開することが指示された複数の出力装置に対応する複数の視聴停止位置情報の中から何れか一の視聴停止位置情報を選択し、選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するようにしている。
本発明の他の態様では、選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置までAVソースが再生されたときに、選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置において同じAVソースが視聴されていなかった場合に、選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで再生されたことを報知したり、選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置に同じAVソースを出力するように制御したりするようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、複数の出力装置で異なるAVソースの視聴を再開することが指示されたときは、記憶媒体に出力装置毎に記憶されている視聴停止位置情報に基づいて、それぞれのAVソースの前回停止位置から再生を開始することができる。一方、複数の出力装置で同じAVソースの視聴を再開することが指示されたときは、どの出力装置の視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するかの調停が行われ、何れか一の視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生が開始される。これにより、同じAVソースの視聴を再開することが指示された複数の出力装置における前回視聴停止位置がそれぞれ異なっている場合でも、何れかを選択して適切にレジューム再生することができる。
上記のように何れか一の出力装置に対応する視聴停止位置情報を選択してAVソースの再生を開始すると、他の出力装置では、本来の前回視聴停止位置とは異なる位置からAVソースの再生が開始されることになる。その再生部分が前回既に視聴した部分であれば、当該他の出力装置を使用しているユーザは、他のAVソースの視聴に切り替えるかもしれない。このような場合でも、本発明の他の特徴によれば、当該他の出力装置にとって本来の前回視聴停止位置までAVソースの再生が行われると、その旨が報知され、または、それまで視聴していた他のAVソースから自動的に切り替えられて他の出力装置に出力されることになる。これにより、同じAVソースの視聴を再開することが指示された複数の出力装置における前回視聴停止位置がそれぞれ異なっている場合でも、どの出力装置のユーザも自分に合った前回視聴停止位置から視聴を再開することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるデジタルネットワークを用いたデータ再生システムの要部構成例を示す図である。ここでは、データ再生システムの一例として、車載用のリアエンタテイメントシステムを示している。
図1において、1はCDを再生する第1のCDプレーヤ、2はCDを再生する第2のCDプレーヤ、3はDVDを再生する第1のDVDプレーヤ、4はDVDを再生する第2のDVDプレーヤである。これらのCDプレーヤ1,2およびDVDプレーヤ3,4は、本発明のソース機器に相当する。
なお、多くのリアエンタテイメントシステムは、CDプレーヤやDVDプレーヤの他に、AM/FM放送を受信して再生するラジオチューナ、テレビ放送を受信して再生するテレビチューナなどを備えている。しかし、本実施形態はディスクメディアのレジューム再生機能に関するものであるので、ディスクメディアに関係のないAVソース機器は図示を省略している。
5は車両の前部座席付近に設けられる左右のフロントスピーカ、6は後部座席左側(左側前部座席の裏側)に設けられるLリア・ディスプレイ、7は後部座席右側(右側前部座席の裏側)に設けられるRリア・ディスプレイである。これらのフロントスピーカ5、Lリア・ディスプレイ6およびRリア・ディスプレイ7は、本発明の出力装置に相当する。
Lリア・ディスプレイ6は、音声を出力するスピーカ6a、映像を表示するモニタ部6b、リモコン8から各種の操作コードを赤外線により受信する赤外線受光部6c、イヤホンやヘッドホンを装着可能なイヤホンジャック6dを備えている。Rリア・ディスプレイ7も同様に、音声を出力するスピーカ7a、映像を表示するモニタ部7b、リモコン8から各種の操作コードを赤外線により受信する赤外線受光部7c、イヤホンやヘッドホンを装着可能なイヤホンジャック7dを備えている。
10は本発明のレジューム再生制御装置に相当するセンターユニットであり、CDプレーヤ1,2やDVDプレーヤ3,4などのAVソース機器とデジタルネットワークを介して接続されており、これらのAVソース機器から音声ソース信号および映像ソース信号を入力する。また、センターユニット10は、フロントスピーカ5、Lリア・ディスプレイ6、Rリア・ディスプレイ7などの出力装置とデジタルネットワークを介して接続されており、各種AVソースの中から選択して処理した音声信号および映像信号を出力装置に出力する。
センターユニット10の内部構成において、11はフロントスピーカ用セレクタであり、音声ソースセレクタ11aを備えている。この音声ソースセレクタ11aは、第1のCD,第2のCD,第1のDVD,第2のDVDの各種音声ソース信号を入力し、後述するコントローラ17の制御に従って何れかの音声ソース信号を選択して出力する。
12はLリア・ディスプレイ用セレクタであり、音声ソースセレクタ12aおよび映像ソースセレクタ12bを備えている。音声ソースセレクタ12aは、第1のCD,第2のCD,第1のDVD,第2のDVDの各種音声ソース信号を入力し、コントローラ17の制御に従って何れかの音声ソース信号を選択して出力する。映像ソースセレクタ12bは、第1のDVD,第2のDVDの各種映像ソース信号を入力し、コントローラ17の制御に従って何れかの映像ソース信号を選択して出力する。ここで選択する音声ソース信号と映像ソース信号は同種類のもの(1つのAVソース機器から再生されたもの)である。
13はRリア・ディスプレイ用セレクタであり、音声ソースセレクタ13aおよび映像ソースセレクタ13bを備えている。音声ソースセレクタ13aは、第1のCD,第2のCD,第1のDVD,第2のDVDの各種音声ソース信号を入力し、コントローラ17の制御に従って何れかの音声ソース信号を選択して出力する。映像ソースセレクタ13bは、第1のDVD,第2のDVDの各種映像ソース信号を入力し、コントローラ17の制御に従って何れかの映像ソース信号を選択して出力する。ここで選択する音声ソース信号と映像ソース信号は同種類のもの(1つのAVソース機器から再生されたもの)である。
14はフロントスピーカ用信号処理部であり、コントローラ17の制御に従って、音声ソースセレクタ11aにより選択された音声ソース信号に対して所定の信号処理を行う。この信号処理部14により処理された音声ソース信号は、フロントスピーカ5より出力される。
15はLリア・ディスプレイ用信号処理部であり、コントローラ17の制御に従って、音声ソースセレクタ12aにより選択された音声ソース信号に対して所定の信号処理を行うとともに、映像ソースセレクタ12bにより選択された映像ソース信号に対して所定の信号処理を行う。この信号処理部15により処理された音声ソース信号はLリア・ディスプレイ6のスピーカ6aまたはイヤホンジャック6dより出力され、映像ソース信号はLリア・ディスプレイ6のモニタ部6bに出力される。
16はRリア・ディスプレイ用信号処理部であり、コントローラ17の制御に従って、音声ソースセレクタ13aにより選択された音声ソース信号に対して所定の信号処理を行うとともに、映像ソースセレクタ13bにより選択された映像ソース信号に対して所定の信号処理を行う。この信号処理部16により処理された音声ソース信号はRリア・ディスプレイ7のスピーカ7aまたはイヤホンジャック7dより出力され、映像ソース信号はRリア・ディスプレイ7のモニタ部7bに出力される。
18は操作部であり、センターユニット10に関する各種操作を行うための操作キーを備えている。例えば、電源のオン/オフ操作を行うための電源キー、入力ソース信号の選択操作を行うためのソース選択キーなどを備えている。前部座席に座っている搭乗者がAVソースの選択を行うときは、この操作部18を使用する。上述したリモコン8も、入力ソース信号の選択操作を行うためのソース選択キーなどを備えている。後部座席に座っている搭乗者がAVソースの選択を行うときは、このリモコン8を使用する。
コントローラ17は、各AVソース機器1〜4におけるAVソースの再生処理および再生されたAVソースの各出力装置5〜7への出力処理を含むシステム全体の制御を行うものであり、本発明の制御手段に相当する。具体的には、コントローラ17は、各AVソース機器1〜4の中から操作部18およびリモコン8のソース選択キーの操作によって選択されたAVソース機器を動作させるように制御する。
また、コントローラ17は、選択された各AVソース機器から出力されるAVソース信号を選択するように、フロントスピーカ用セレクタ11、Lリア・ディスプレイ用セレクタ12、Rリア・ディスプレイ用セレクタ13を制御する。このとき、各セレクタ11〜13においてそれぞれ独立して任意のAVソース信号を選択することが可能である。複数のセレクタで互いに異なるAVソース信号を選択することも可能であるし、同じAVソース信号を選択することも可能である。また、コントローラ17は、各信号処理部14〜16の動作を制御する。
さらに、コントローラ17は、各AVソース機器1〜4のレジューム再生機能に関する制御も実行する。具体的には、コントローラ17は、それぞれの出力装置5〜7でAVソースの視聴を停止したときの停止位置情報を、複数の出力装置5〜7毎にメモリ19に記録する。この視聴停止位置情報は、コントローラ17がリモコン8や操作部18から停止指示の信号を受けたときに、コントローラ17が各AVソース機器1〜4から取得することが可能である。このようにコントローラ17は、本発明の記録手段も構成する。そして、次回の視聴開始時に、コントローラ17は、メモリ19に記憶されている視聴停止位置情報に基づいて、それぞれの出力装置5〜7に対応した前回の視聴停止位置よりAVソースの再生を開始するように制御する。
メモリ19は、出力装置5〜7毎に視聴停止位置情報を記憶して管理するためのレジュームテーブル19aを有している。図2は、このレジュームテーブル19aの構成例を示す図である。図2に示すように、レジュームテーブル19aは、フロントスピーカ5、Lリア・ディスプレイ6、Rリア・ディスプレイ7の出力装置毎に、ディスクIDと、ディスクメディアのタイトル情報と、前回視聴を停止したときにおける再生位置に相当する時間情報およびアドレス情報とから成る視聴停止位置情報を記憶している。なお、ディスクIDは、各ディスクメディアに固有のIDであり、ディスクメディアのリードイン領域に記憶された管理情報に含まれている。タイトル情報も、この管理情報に含まれている。
図2に示すレジュームテーブル19aの例では、フロントスピーカ5に対してディスクID=#Aのディスクメディア(例えば、第1のCDプレーヤ1に挿入されたCD#A)が選択され、そのAVソースの視聴を開始してから10分が経過したときに視聴を停止したことが示されている。また、Lリア・ディスプレイ6とRリア・ディスプレイ7に対して同じディスクID=#Bのディスクメディア(例えば、第1のDVDプレーヤ3に挿入されたDVD#B)が選択され、そのAVソースの視聴を開始してから18分が経過したときにRリア・ディスプレイ7で視聴を停止し、25分が経過したときにLリア・ディスプレイ6で視聴を停止したことが示されている。
なお、1つのAVソースが1つの出力装置のみで選択されている場合、AVソースの視聴停止は、対応するAVソース機器の再生停止を意味する。図2の例によれば、CD#AのAVソースはフロントスピーカ5に対してのみ出力されているので、フロントスピーカ5でCD#Aの視聴を停止するということは、第1のCDプレーヤ1の再生動作を停止することを意味する。コントローラ17は、操作部18の再生停止ボタンが押されたときに、その停止の指示されたAVソースが他の出力装置にも出力されていないかどうかを判定し、出力されていなければ、対応するAVソース機器の再生動作を停止するように制御する。
一方、1つのAVソースが複数の出力装置で選択されている場合、AVソースの視聴停止は、対応するAVソース機器の再生停止を直ちに意味するものではない。すなわち、図2の例によれば、DVD#BのAVソースはLリア・ディスプレイ6とRリア・ディスプレイ7との両方に対して出力されている。したがって、リモコン8の再生停止ボタンを操作することによって最初にRリア・ディスプレイ7でDVD#Bの視聴停止が指示されても、第1のDVDプレーヤ3の再生動作は停止せず、DVD#Bの再生自体は継続する必要がある。この場合にコントローラ17は、Rリア・ディスプレイ用セレクタ13を制御することにより、DVD#Bの再生信号をRリア・ディスプレイ7には出力しないようにする。
その後、リモコン8の再生停止ボタンを操作することによってLリア・ディスプレイ6でもDVD#Bの視聴停止が指示されたときは、コントローラ17は、第1のDVDプレーヤ3の再生動作を停止するように制御する。すなわち、コントローラ17は、リモコン8の再生停止ボタンが押されたときに、その停止の指示されたAVソースが他の出力装置にも出力されていないかどうかを判定し、出力されていれば、Lリア・ディスプレイ用セレクタ12またはRリア・ディスプレイ用セレクタ13を制御してAVソース信号の出力を停止する。また、停止の指示されたAVソースが他の出力装置に出力されていなければ、対応するAVソース機器の再生動作を停止するように制御する。
このように、図2の例によれば、Lリア・ディスプレイ6とRリア・ディスプレイ7との両方で同じDVD#Bが視聴され、それぞれ異なるタイミングで視聴が停止されている。その後、Lリア・ディスプレイ6とRリア・ディスプレイ7との両方で、同じDVD#Bを再び視聴することが可能である。この場合に、コントローラ17は、図2のように記憶されている視聴停止位置情報に基づいて、レジューム再生の制御を実行する。このように複数の出力装置で同じAVソースの視聴を再開することが指示されたときに、コントローラ17は、どの出力装置の視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するかの調停を行う。
例えば、複数の出力装置で同じAVソースの視聴を再開することがほぼ同時に指示された場合は、コントローラ17は、それら複数の出力装置に対応する複数の視聴停止位置情報のうち、最初からの経過時間が最も短い視聴停止位置情報を選択し、選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するようにAVソース機器を制御する。図2の例では、Rリア・ディスプレイ7の方がLリア・ディスプレイ6よりも最初からの経過時間が短いところで視聴を停止しているので、Rリア・ディスプレイ7の視聴停止位置情報に基づいてDVD#Bの再生を開始するように第1のDVDプレーヤ3を制御する。
ただし、これだけでは、Lリア・ディスプレイ6のユーザに対しては不親切な結果となってしまう。Lリア・ディスプレイ6のユーザにとって、Rリア・ディスプレイ7の視聴停止位置情報に基づいて再生される部分は既に視聴した部分であるから、他のAVソースに切り替えて視聴を開始するかもしれない。ただ、それはあくまでも時間つぶしの視聴であって、自分が前回視聴を停止した場所まで再生が進んできたら、そこからDVD#Bを視聴したいと考えているかもしれない。
そこで、コントローラ17は、レジューム再生の際に選択されなかったLリア・ディスプレイ6の視聴停止位置情報に基づく位置までDVD#Bが再生されたかどうかを監視する。そして、その位置まで再生が進んできたときに、Lリア・ディスプレイ6においてDVD#Bが視聴されているか否かをチェックする。これは、Lリア・ディスプレイ用セレクタ12においてDVD#Bのソース信号が選択されているかどうかによって判定することができる。
ここで、Lリア・ディスプレイ6にてRリア・ディスプレイ7と同じDVD#Bが視聴されていなかった場合には、Lリア・ディスプレイ6の視聴停止位置情報に基づく位置までDVD#Bが再生されたことを報知する。例えば、Lリア・ディスプレイ6のモニタ部6bに文字情報でメッセージを出力したり、スピーカ6aやイヤホンジャック6dから音声情報でメッセージを出力したりすることが可能である。この場合、コントローラ17は、本発明の報知手段を構成する。
また、コントローラ17は、レジューム再生の際に選択されなかったLリア・ディスプレイ6の視聴停止位置情報に基づく位置までRリア・ディスプレイ7と同じDVD#Bが再生されたときに、Lリア・ディスプレイ6において同じDVD#Bが視聴されていなかった場合に、Lリア・ディスプレイ用セレクタ12を制御して、DVD#Bのソース信号をLリア・ディスプレイ6に出力するように自動的に切り替えるようにしても良い。
さらに、複数の出力装置で同じAVソースの視聴を再開することが時簡差を持って指示された場合は、コントローラ17は、それら複数の出力装置に対応する複数の視聴停止位置情報のうち、最初に指示された出力装置に対応する視聴停止位置情報を選択し、選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するようにAVソース機器を制御する。例えば、Lリア・ディスプレイ6の方が最初に視聴開始を指示したのであれば、Lリア・ディスプレイ6の視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始し、Rリア・ディスプレイ7の方が最初に視聴開始を指示したのであれば、Rリア・ディスプレイ7の視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するようにAVソース機器を制御する。
ただし、後から指示された方の視聴停止位置情報が、最初に指示された方の視聴停止位置情報よりも最初からの経過時間が短い場合は、後から指示したユーザは途中の部分を視聴することができなくなってしまう。例えば、図2の例で、Lリア・ディスプレイ6の方がRリア・ディスプレイ7よりも先に視聴開始を指示したとすると、Lリア・ディスプレイ6の視聴停止位置情報に基づいて、最初からの経過時間が25分のところからDVD#Bの再生が開始されることになる。したがって、その後にRリア・ディスプレイ7で視聴開始を指示すると、既に再生されているところからしか視聴することができず、最初からの経過時間が18分のところからRリア・ディスプレイ7で視聴開始指示を出したところまでの部分は視聴できなくなってしまう。
そこで、コントローラ17は、後から指示された方の視聴停止位置情報が、最初に指示された方の視聴停止位置情報よりも最初からの経過時間が短い場合は、後から視聴開始が指示された時点で、最初からの経過時間が短い方の視聴停止位置情報に相当する位置まで遡って再生するようにAVソース機器を制御するようにしても良い。先の例で言うと、Rリア・ディスプレイ7の視聴停止位置情報に基づいて、最初からの経過時間が18分のところまで遡って再生を開始する。このとき、Lリア・ディスプレイ6のモニタ部6bやスピーカ6a、イヤホンジャック6dに対して、遡って再生する旨のメッセージを出力しても良い。
このようにしてRリア・ディスプレイ7の視聴停止位置情報に対応する位置まで遡って再生を開始した後は、複数の出力装置で同じAVソースの視聴を再開することがほぼ同時に指示された場合と同様に動作すれば良い。
次に、上記のように構成した本実施形態のリアエンタテイメントシステムによるレジューム再生時の動作について説明する。図3は、本実施形態によるレジューム再生時の動作例を示すフローチャートである。図3において、まずコントローラ17は、リモコン8または操作部18の操作によってAVソースの視聴を開始することが指示されたか否かを判定する(ステップS1)。指示がない場合はステップS1の処理を繰り返す。
何れかの出力装置でAVソースの視聴を開始することが指示されたと判断したとき、コントローラ17は、それとほぼ同じタイミングで他の出力装置でもAVソースの視聴を開始することが指示されたか否かを判定する(ステップS2)。ここで、複数の出力装置でAVソースの視聴を開始することがほぼ同時に指示されたと判断したとき、コントローラ17は、それが同じAVソースか否かを更に判定する(ステップS3)。
複数の出力装置で視聴開始の指示されたAVソースが互いに同じものでなければ、コントローラ17は、それぞれについてメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されている視聴停止位置情報を選択し(ステップS4)、選択した視聴停止位置情報に基づいて各AVソースのレジューム再生を実行する(ステップS5)。そして、再生した各AVソース信号をそれぞれの出力装置に出力し、ステップS1の処理に戻る。
なお、出力装置に対応する視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていない場合は、そのディスクメディアの最初から再生を開始する。また、視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていても、その視聴停止位置情報に含まれるディスクIDと異なるIDのディスクメディアがAVソース機器に挿填されている場合にも、そのディスクメディアの最初から再生を開始する。
一方、複数の出力装置で視聴開始の指示されたソースが互いに同じものであれば、コントローラ17は、それら複数の出力装置に対応する複数の視聴停止位置情報のうち、最初からの経過時間が最も短い視聴停止位置情報を選択し(ステップS6)、選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースのレジューム再生を実行する(ステップS7)。そして、再生した1つのAVソース信号をそれぞれの出力装置に出力する。
なお、ここでも、出力装置に対応する視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていない場合は、そのディスクメディアの最初から再生を開始する。また、視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていても、その視聴停止位置情報に含まれるディスクIDと異なるIDのディスクメディアがAVソース機器に挿填されている場合にも、そのディスクメディアの最初から再生を開始する。
レジューム再生を実行した後、コントローラ17は、レジューム再生の際に選択しなかった視聴停止位置情報に基づく位置までAVソースが再生されたかどうかを判定する(ステップS8)。そして、その位置まで再生が進んできたと判断したときは、当該選択しなかった視聴停止位置情報に対応する他の出力装置において同じAVソースが視聴されているか否かを更に判定する(ステップS9)。
ここで、他の出力装置において同じAVソースが視聴されていなかった場合(最初は同じAVソースが選択されていたが、ステップS7のレジューム再生後に他のAVソースに切り替えて視聴が行われていた場合)には、コントローラ17は、当該他の出力装置に対応する視聴停止位置情報に基づく位置までAVソースが再生されたことを報知する(ステップS10)。この報知を受けて、他の出力装置を使用しているユーザは、操作部18またはリモコン8を操作して、元のAVソースに切り替えて視聴することが可能である。なお、先にも述べたように、ステップS10で報知を行う代わりに、元のAVソースに自動的に切り替えるようにしても良い。
なお、コントローラ17が報知の処理を行った後は、ステップS1の処理に戻る。また、他の出力装置において同じAVソースが視聴されていた場合には、ステップS10の報知処理は行わずに、ステップS1の処理に戻る。
上記ステップS2において、複数の出力装置でAVソースの視聴を開始することがほぼ同時に指示されていないと判断したとき、コントローラ17は、ステップS1で視聴開始が指示された出力装置に関してメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されている視聴停止位置情報を選択し(ステップS11)、その選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースのレジューム再生を実行する(ステップS12)。そして、再生したAVソース信号を該当する出力装置に出力する。
なお、ここでも、出力装置に対応する視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていない場合は、そのディスクメディアの最初から再生を開始する。また、視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていても、その視聴停止位置情報に含まれるディスクIDと異なるIDのディスクメディアがAVソース機器に挿填されている場合にも、そのディスクメディアの最初から再生を開始する。
レジューム再生を実行した後、コントローラ17は、リモコン8または操作部18の操作によってAVソースの視聴を開始することが指示されたか否かを再び判定する(ステップS13)。指示がない場合はステップS13の処理を繰り返す。一方、何れかの出力装置でAVソースの視聴を開始することが指示されたと判断したとき、コントローラ17は、そのAVソースが、既にレジューム再生中のAVソースと同じものか否かを更に判定する(ステップS14)。
このようにして時間差を持って複数の出力装置で視聴開始の指示されたAVソースが互いに同じものでなければ、コントローラ17は、後から視聴の指示された出力装置に関してメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されている視聴停止位置情報を選択し(ステップS15)、その選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースのレジューム再生を実行する(ステップS16)。そして、再生したAVソース信号を該当する出力装置に出力する。その後は、ステップS1の処理に戻る。
なお、ここでも、出力装置に対応する視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていない場合は、そのディスクメディアの最初から再生を開始する。また、視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていても、その視聴停止位置情報に含まれるディスクIDと異なるIDのディスクメディアがAVソース機器に挿填されている場合にも、そのディスクメディアの最初から再生を開始する。
一方、時間差を持って複数の出力装置で視聴開始の指示されたソースが互いに同じものであれば、コントローラ17は、ステップS13で後から指示された方の視聴停止位置情報が、ステップS1で最初に指示された方の視聴停止位置情報よりも最初からの経過時間が短いかどうかを判定する(ステップS18)。短い場合は、その経過時間が短い方の視聴停止位置情報を改めて選択し(ステップS18)、その選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースのレジューム再生を実行する(ステップS19)。そして、再生したAVソース信号を各出力装置に出力する。その後は、ステップS8の処理に戻る。
なお、ステップS13で後から指示された方の視聴停止位置情報が、ステップS1で最初に指示された方の視聴停止位置情報よりも最初からの経過時間が長い場合は、ステップS18およびステップS19の処理は行わずに、ステップS8の処理に戻る。また、後から視聴の指示された出力装置に対応する視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていない場合や、視聴停止位置情報がメモリ19のレジュームテーブル19aに記憶されていても、その視聴停止位置情報に含まれるディスクIDと異なるIDのディスクメディアがAVソース機器に挿填されている場合にも、ステップS18およびステップS19の処理は行わずに、ステップS8の処理に戻る。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、複数の出力装置で同じAVソースの視聴を再開することが指示されたときに、コントローラ17がどの出力装置の視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するかの調停を行い、同じAVソースの視聴を再開することが指示された複数の出力装置に対応する複数の視聴停止位置情報の中から何れか一の視聴停止位置情報を選択し、選択した視聴停止位置情報に基づいてAVソースの再生を開始するようにしている。これにより、複数の出力装置で同じAVソースの視聴を再開することが指示されたときでも、それぞれの前回視聴停止位置の中から何れかを選択して適切にレジューム再生することができる。
また、本実施形態では、選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで同じAVソースが再生されたときに、選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置において同じAVソースが視聴されていなかった場合には、選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで再生されたことを報知したり、選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置に同じAVソースを出力するように制御したりするようにしている。これにより、同じAVソースの視聴を再開することが指示された複数の出力装置における前回視聴停止位置がそれぞれ異なっている場合でも、どの出力装置のユーザも自分に合った前回視聴停止位置から視聴を再開することができる。
なお、上記実施形態では、ディスクメディアの例としてCDおよびDVDを挙げて示したが、MD(Mini Disc)など他のディスクメディアであっても良い。
また、上記実施形態では、AVソース機器が4つ、出力装置が3つの例について説明したが、この数は単なる例に過ぎない。
また、上記実施形態では、車載用のリアエンタテイメントシステムを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。最近では、複数の家電をデジタルネットワークでつなぐホームネットワークの開発が進められてきている。このホームネットワークでも、1以上のAVソース機器と複数の出力装置とがデジタルネットワークを介して接続され、複数の出力装置で任意のAVソースの視聴を行うことができるものであれば、本発明を適用することが可能である。
また、上記実施形態では、コントローラ17が行う調停の例として、最初からの経過時間が最も短い視聴停止位置情報を優先的に選択する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、複数の出力装置に対してあらかじめ優先順位を設定しておき、優先順位がより高いものに対応する視聴停止位置情報を優先的に選択するようにしても良い。
また、上記実施形態では、視聴停止位置情報が選択されなかった出力装置では他のAVソースに切り替えて視聴することもあり、その後、自分の視聴停止位置情報に基づく位置まで元のAVソースの再生が進んできたときに、元のAVソースに切り替え戻して視聴することが可能であると説明した。この場合、元のAVソースに切り替え戻す際に、それまで視聴していた他のAVソースに関してもメモリ19に視聴停止位置情報を記憶しても良い。このようにすれば、元のAVソースから再び他のAVソースに切り替えて視聴する際にも、レジューム再生を実行することができる。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、1以上のAVソース機器と複数の出力装置とがデジタルネットワークを介して接続され、複数の出力装置で任意のAVソースの視聴を行うことができるように成されたデータ再生システムに有用である。
本実施形態によるデジタルネットワークを用いたデータ再生システムの要部構成例を示す図である。 本実施形態によるレジュームテーブルの構成例を示す図である。 本実施形態によるレジューム再生時の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 第1のCDプレーヤ
2 第2のCDプレーヤ
3 第1のDVDプレーヤ
4 第2のDVDプレーヤ
5 フロントスピーカ
6 Lリア・ディスプレイ
6a Lリア・ディスプレイのスピーカ
6b Lリア・ディスプレイのモニタ部
6c Lリア・ディスプレイの赤外線受光部
6d Lリア・ディスプレイのイヤホンジャック
7 Rリア・ディスプレイ
7a Rリア・ディスプレイのスピーカ
7b Rリア・ディスプレイのモニタ部
7c Rリア・ディスプレイの赤外線受光部
7d Rリア・ディスプレイのイヤホンジャック
8 リモコン
10 センターユニット
11 フロントスピーカ用セレクタ
12 Lリア・ディスプレイ用セレクタ
13 Rリア・ディスプレイ用セレクタ
14 フロントスピーカ用信号処理部
15 Lリア・ディスプレイ用信号処理部
16 Rリア・ディスプレイ用信号処理部
17 コントローラ
18 操作部
19 メモリ
19a レジュームテーブル

Claims (8)

  1. 1以上のソース機器と複数の出力装置とがデジタルネットワークを介して接続され、1つの音声/映像ソースを再生して上記複数の出力装置で同時に視聴可能なように成されたデータ再生システムであって、
    上記音声/映像ソースの視聴を停止したときの停止位置情報を上記複数の出力装置毎に記憶媒体に記録する記録手段と、
    上記1以上のソース機器における音声/映像ソースの再生処理および再生された音声/映像ソースの上記複数の出力装置への出力処理を含むシステム全体の制御を行い、上記記憶媒体に記憶されている出力装置毎の視聴停止位置情報に基づいて、それぞれの出力装置に対応した前回停止位置より上記音声/映像ソースの再生を開始するように制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、複数の出力装置で同じ音声/映像ソースの視聴を再開することが指示されたときに、どの出力装置の視聴停止位置情報に基づいて音声/映像ソースの再生を開始するかの調停を行うことを特徴とするデジタルネットワークを用いたデータ再生システム。
  2. 上記制御手段は、同じ音声/映像ソースの視聴を再開することが指示された複数の出力装置に対応する複数の視聴停止位置情報のうち、最初からの経過時間が最も短い視聴停止位置情報を選択し、選択した視聴停止位置情報に基づいて音声/映像ソースの再生を開始することを特徴とする請求項1に記載のデジタルネットワークを用いたデータ再生システム。
  3. 上記制御手段によって選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで上記同じ音声/映像ソースが再生されたときに、上記選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置において上記同じ音声/映像ソースが視聴されていなかった場合に、上記選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで再生されたことを報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のデジタルネットワークを用いたデータ再生システム。
  4. 上記制御手段は、選択しなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで上記同じ音声/映像ソースが再生されたときに、上記選択しなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置において上記同じ音声/映像ソースが視聴されていなかった場合に、上記選択しなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置に上記同じ音声/映像ソースを出力するように制御することを特徴とする請求項2に記載のデジタルネットワークを用いたデータ再生システム。
  5. 1以上のソース機器と複数の出力装置とがデジタルネットワークを介して接続され、1つの音声/映像ソースを再生して上記複数の出力装置で同時に視聴可能なように成されたシステムにおけるデータ再生方法であって、
    制御手段が、複数の出力装置で同じ音声/映像ソースの視聴を再開することが指示されたか否かを判断する第1のステップと、
    上記制御手段が、上記複数の出力装置で同じ音声/映像ソースの視聴を再開することが指示されたと判断したときに、それら複数の出力装置毎に記憶媒体に記憶されている複数の視聴停止位置情報の中から何れか一の視聴停止位置情報を選択し、選択した視聴停止位置情報に基づいて音声/映像ソースの再生を開始する第2のステップとを有することを特徴とするデジタルネットワークを用いたデータ再生方法。
  6. 上記制御手段が、選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで上記同じ音声/映像ソースが再生されたときに、上記選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置において上記同じ音声/映像ソースが視聴されているか否かを判断する第3のステップと、
    上記選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで上記同じ音声/映像ソースが再生されたときに、上記選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置において上記同じ音声/映像ソースが視聴されていなかった場合に、報知手段が、上記選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで再生されたことを報知する第4のステップとを有することを特徴とする請求項5に記載のデジタルネットワークを用いたデータ再生方法。
  7. 上記制御手段が、選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで上記同じ音声/映像ソースが再生されたときに、上記選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置において上記同じ音声/映像ソースが視聴されているか否かを判断する第3のステップと、
    上記選択されなかった視聴停止位置情報に基づく位置まで上記同じ音声/映像ソースが再生されたときに、上記選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置において上記同じ音声/映像ソースが視聴されていなかった場合に、上記制御手段が、上記選択されなかった視聴停止位置情報に対応する出力装置に上記同じ音声/映像ソースを出力するように制御する第4のステップとを有することを特徴とする請求項5に記載のデジタルネットワークを用いたデータ再生方法。
  8. 音声/映像ソースの視聴を停止したときの停止位置情報を複数の出力装置毎に記憶媒体に記録する記録手段と、
    1以上のソース機器における音声/映像ソースの再生処理および再生された音声/映像ソースの上記複数の出力装置への出力処理を含む制御を行い、上記記憶媒体に記憶されている出力装置毎の視聴停止位置情報に基づいて、それぞれの出力装置に対応した前回停止位置より上記音声/映像ソースの再生を開始するように制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、複数の出力装置で同じ音声/映像ソースの視聴を再開することが指示されたときに、どの出力装置の視聴停止位置情報に基づいて音声/映像ソースの再生を開始するかの調停を行うことを特徴とするレジューム再生制御装置。
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