JP2001114027A - 車載用オーディオビジュアル再生装置 - Google Patents

車載用オーディオビジュアル再生装置

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JP2001114027A
JP2001114027A JP29322299A JP29322299A JP2001114027A JP 2001114027 A JP2001114027 A JP 2001114027A JP 29322299 A JP29322299 A JP 29322299A JP 29322299 A JP29322299 A JP 29322299A JP 2001114027 A JP2001114027 A JP 2001114027A
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伸一 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラストモード復帰のためのモード管理動作をリ
アコントロールユニットで行うため、メインコントロー
ルユニットとの間でモード管理の論理矛盾を引き起こす
ことがあった。 【解決手段】リアコントロールユニットはモード管理を
行わず、リアコントロールユニットの初期設定でメイン
コントロールユニットが選択している装置を最初の選択
装置とするように車載用オーディオビジュアル再生装置
を構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用のオーディオ
ビジュアル再生装置に関するもので、CDプレーヤー、
MDプレーヤー、カセットテーププレーヤー、FM/A
Mチューナ等の音声信号を出力する装置や、TVチュー
ナ、DVDプレーヤー等の様に映像・音声信号を出力す
る装置を複数搭載した車載システムで、後席に設けら
れ、後席の人が好みの装置を選択することを可能にする
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両に搭載された前述の様なオー
ディオ・ビジュアル装置は、前席のフロントダッシュボ
ードに設けられた制御ユニット(ヘッドユニット)で再
生する装置が選択されるようになっている。
【0003】また、近年では、後席にもリアコントロー
ルユニットを設け、後席の人が好む、前席のヘッドユニ
ットで選択された装置とは別の装置を独自に選択し、後
席では前席とは別の装置から再生される音声又は映像・
音声を楽しむことができる装置がリアエンターテイメン
トシステムとして紹介されてきている。
【0004】このようなリアエンターテイメントシステ
ムは、リアコントロールユニットの使用を一旦停止した
後(通常はリアコントロールユニットの電源がオフ状態
となる)、再使用(リアコントロールユニットの電源を
オン状態とする)する場合、リアコントロールユニット
が直近の電源切断時に再生していた装置を選択するよう
になっている(例えば、電源が切断される直前までCD
プレーヤーを選択していた場合、引き続く電源オン状態
への変移でリアコントロールユニットは再生ソースとし
て電源切断の直前まで再生していたCDプレーヤーの演
奏曲を再生しようとする)。この動作モードを一般的に
ラストモード復帰動作という。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の様なラストモー
ド復帰動作を行うためには、リアコントロールユニット
内に電源切断前に選択していたソースならびにその詳細
を記憶しておく必要があり、リアコントロールユニット
内部にメモリを持たねばならず、また、記憶したモード
を管理制御するための回路制御機構ならびにソフトウェ
アが必要であり、リアコントロールユニットのコストア
ップの要因となっている。
【0006】また、リアコントロールユニットの電源切
断中にリアコントロールユニットが記憶しているラスト
モードの対象となるソースが取り外されていた場合(例
えば、タイトルAのCDの曲がラストモードとして記憶
されている場合で、CDがタイトルBに変更されていた
場合)リアコントロールユニットが記憶していたラスト
モードをメインコントロールユニットが選択することが
できず、メインコントロールユニットはエラー処理をリ
アコントロールユニットに返答し、このエラー解除動作
を操作者が行う必要がある。
【0007】また、リアコントロールユニットを使用し
て後席の左右で別々の音響・映像源を楽しもうとする場
合、ヘッドホンを接続することで互いの音源の影響を受
けることなく楽しむことができるが、この場合リアコン
トロールユニットの電源オン/オフ操作はリアコントロ
ールユニットのパネルに設けられたボタン操作を必要と
し、操作者にとって煩わしいものであった。
【0008】本発明の目的は、上記の課題に鑑み、複雑
なモード管理動作をリアコントロールユニットで行うこ
となく、かつ、リアコントロールユニットの電源制御動
作を簡潔に行う装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、音声信号あるいは音声・映像信号を出力
する複数の信号発生装置と、前記複数の信号発生装置か
ら再生する信号発生装置を選択するメインコントロール
ユニットと、後席で再生する信号発生装置を選択するリ
アコントロールユニットとを少なくとも備える車載用オ
ーディオビジュアル再生装置において、前記リアコント
ロールユニットの電源をオンしたときに、前記リアコン
トロールユニットが後席で再生する信号発生装置として
前記メインコントロールユニットが選択している信号発
生装置を選択する制御手段を設けている。
【0010】また、本発明では、更に、前記リアコント
ロールユニットの電源のオン/オフを前記リアコントロ
ールユニットに設けられたヘッドホンプラグへのヘッド
ホンの挿脱動作に応じて制御する制御部を設けること
で、リアコントロールユニットのパネルに設けられたボ
タン操作を行うことなく自動的に電源のオン/オフ制御
を行うようにしている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一つの実施例を説
明する。
【0012】図1は、本発明に係る車載用オーディオビ
ジュアル再生装置の一例を示す。1はメインコントロー
ルユニットを表わし、通常車両の前部ダッシュボードに
装着され、TVチューナ51、DVDプレーヤー52、
AM/FMラジオ53、CDプレーヤー54、MDプレ
ーヤー55、テーププレーヤー56等の音声信号あるい
は音声・映像信号を発生する複数の外部装置と接続さ
れ、これらの装置から再生する装置を選択する。リアコ
ントロールユニット2は、後席の、例えばセンターアー
ムレスト等に装着され、後席に座る人が好む音楽を選択
するために設けられる。メインコントロールユニット1
で選択された装置はそれぞれフロントスピーカ5L、5
R、リアスピーカ6L、6Rまたはリアコントロールユ
ニット2に接続されるヘッドホン7L、7Rで音声信号
が再生され、映像信号は、フロントディスプレイ3、リ
アディスプレイ4L、4Rで再生される。ここで、各符
号の後ろに付けられているアルファベットでLは左側、
Rは右側を意味する。
【0013】図2はメインコントロールユニット1なら
びにリアコントロールユニット2の内部構成の概要を示
すものである。メインコントロールユニット1には、運
転者等車両の前席に座る人が操作するメインユニット操
作入力部12が設けられ、このメインユニット操作入力
部12で入力された操作情報がメインユニット操作制御
部10に送られる。外部装置制御/信号入力部14は、
図1に例示される外部装置から送られる信号ならびにメ
インユニット操作制御部10からの制御情報に基づき各
外部装置へ送出する制御信号のインターフェース部を備
え、また、メインユニット操作制御部10からの制御情報
に基づき、メインコントロールユニット1が選択した装
置の音声あるいは音声・映像信号を音声信号再生部18
ならびに映像信号再生部15に送出する。また、リアコ
ントロールユニット2のリアユニット操作入力部22に
よって後席の操作者が選択した装置の選択情報をメイン
ユニット操作制御部10を介して受け付け、リアコント
ロールユニットが選択した装置の音声あるいは音声・映
像信号を信号送出部(左)16あるいは信号送出部(右)1
7のいずれか、あるいは双方に送出する。映像信号再生
部15は、外部装置制御/信号入力部14から送られて
きた映像信号をメインユニット操作制御部10からの制
御信号に基づきフロントディスプレイ3で再生する。音
声信号再生部18は、同様に、外部装置制御/信号入力
部14から送られてきた音声信号をフロントスピーカ5
L、5Rで再生し、メインユニット操作制御部10から
の制御信号に応じて、リアスピーカ6L、6Rで再生す
る。
【0014】図5にリアコントロールユニット2の一例
を示す。このリアコントロールユニット2には、左右席
それぞれの人のために外部装置を選択するための外部装
置選択スイッチ部36L、36Rと、選択された外部装
置とその操作状況を表示する表示部32L、32Rと、
選択された外部装置の操作を行うための操作スイッチ3
8L、38Rと、ヘッドホン7L、7Rが接続されるヘ
ッドホンプラグホルダ30L、30R、ならびに外部装
置から再生される音量を調整するためのボリューム34
L、34Rとが、リアユニット操作入力部22を構成し
ている。
【0015】リアユニット操作入力部22の操作情報は
リアユニット操作制御部20に送られ、リアユニット操
作制御部20は操作情報をメインコントロールユニット
1のメインユニット操作制御部10に送出する。
【0016】信号受信部(左)23ならびに信号受信部
(右)24は、メインコントロールユニット1から送信
されてくる信号を受信し、映像再生部(左)25、音声
再生部(左)26、映像再生部(右)27、音声再生部
(右)28の各部に送出する。
【0017】前述のヘッドホンプラグホルダ(左)30
Lならびにヘッドホンプラグホルダ(右)30Rは、リ
アコントロールユニット2内部の基板45の上に設置さ
れ、それぞれのホルダの後方には、同じ基板45上に検
出スイッチ42L、42Rが取り付けられている(図4参
照)。検出スイッチ42Lの検出ボタン42aが、ヘッ
ドホンプラグホルダ(左)30Lに、検出スイッチ42Rの
検出ボタン42aが、ヘッドホンプラグホルダ(右)30
Rに対向するよう、それぞれ設置されている。ヘッドホ
ン7Lまたは7Rのヘッドホンプラグ40L、40Rのい
づれかがヘッドホンプラグホルダ30Lまたは30Rに差
し込まれると、ヘッドホンプラグ40Lあるいは40R
の先端部40aが検出スイッチ42Lまたは42Rの検
出ボタン42aを押し、ヘッドホンプラグ40Lまたは
40Rのいづれかが差し込まれたことを検出するように
なっている。
【0018】以下、本発明に係る車載用オーディオビジ
ュアル再生装置の動作を図3のタイミングチャートに基
づき説明する。
【0019】いま、メインコントロールユニット1が再
生する外部装置としてAM/FMラジオ53のFM放送
を選択しており、フロントスピーカー5L,5Rならび
にリアスピーカー6L、6RからFM放送の音声が再生
されている(時間t1に至る前の段階)。
【0020】ここで、後席左側に座っている人が、ヘッ
ドホン7Lのヘッドホンプラグ40をリアコントロール
ユニット2に設けられたヘッドホンプラグホルダ(左)3
0Lに差し込むと(時間t1)、ヘッドホンプラグホルダ
(左)30Lに設けられた検出スイッチ42の検出出力に
基づき、リアコントロールユニット2の電源が投入され
るとともに、検出スイッチ42の検出出力がリアユニッ
ト操作制御部20に送られる。この検出出力は、後席左
側のヘッドホンプラグがヘッドホンホルダ(左)30Lに
差し込まれたことを表わし、リアユニット操作制御部2
0は、この操作情報をメインユニット操作制御部10に
送る。
【0021】メインユニット操作制御部10は、リアユ
ニット操作制御部20からの操作情報に基づき、現在メイ
ンコントロールユニット1が選択している外部装置(A
M/FMラジオ53)からのFM放送の信号を信号送出
部(左)16に送出するよう外部装置制御/信号入力部1
4に指示し、メインコントロールユニット1が選択して
いるFM放送の信号が信号送出部(左)16からリアコン
トロールユニット2の信号受信部(左)23に送られ、音
声再生部(左)26、からヘッドホンプラグホルダ(左)3
0Lを通じて、ヘッドホン7Lへ受信中のFM放送の音
声が流される。
【0022】後席左側の人がCDプレーヤーの演奏を楽
しむため、リアコントロールユニット2の外部装置選択
スイッチ部36Lを操作してCDプレーヤー54を再生
する装置として選択すると(時間t2)、その操作情報が
リアユニット操作制御部20を介して、メインユニット
操作制御部10に送られ、メインユニット操作制御部10
は、外部装置制御/信号入力部14に後席左側の選択装
置としてCDプレーヤー54の選択を指示し、外部装置
制御/信号入力部14は、選択したCDプレーヤー54
から受信した信号を信号送出部(左)16に送り、ヘッド
ホン7LからCDプレーヤーの再生音が流される。
【0023】次に、後席右側に座っている人がヘッドホ
ン7Rのヘッドホンプラグ40をヘッドホンプラグホル
ダ30Rに差し込む(時間t3)と、既にリアコントロー
ルユニットの電源は投入されているので、ヘッドホンプ
ラグホルダ(右)30Rにヘッドホンプラグ40が差し込
まれたことが検出スイッチ42Rで検出され、その情報
がリアユニット操作制御部20を介して、メインユニッ
ト操作制御部10に送られる。
【0024】メインユニット操作制御部10は、リアユ
ニット操作制御部20からの操作情報に基づき、現在メイ
ンコントロールユニット1が選択している外部装置(A
M/FMラジオ53)からのFM放送の信号を信号送出
部(右)17に送出するよう外部装置制御/信号入力部1
4に指示し、メインコントロールユニット1が選択して
いるFM放送の信号が信号送出部(右)17からリアコン
トロールユニット2の信号受信部(右)24に送られ、音
声再生部(右)27、からヘッドホンプラグホルダ(右)3
0Rを通じて、ヘッドホン7Rへ受信中のFM放送の音
声が流される。
【0025】メインコントロールユニット1が運転者等
の前席に座る人による操作で、選択している外部装置が
AM/FMラジオ53からMDプレーヤー55に変更さ
れたとしても(時間t4)、リアコントロールユニット2
のために外部装置制御/信号入力部14が選択している
装置は影響されず、後席左側には時間t2で選択されたC
Dプレーヤー54が、後席右側には、時間t3で選択され
たAM/FMラジオ53のFM放送がそれぞれ引き続き
再生される。
【0026】次に、後席左側の人が外部装置選択スイッ
チ部36LによりMDプレーヤー55を選択すると(時
間t5)、外部装置制御/入力信号部14はMDプレーヤ
ー55からの信号を信号送出部(左)16に送出する。こ
の時、MDプレーヤー55はメインコントロールユニッ
ト1の再生装置として既に選択されている(時間t4)た
め、信号送出部(左)16に送出される信号は、時間t5の
時点で、メインコントロールユニット1のためにMDプ
レーヤー55が再生している信号と同じ物が信号送出部
(左)16からリアコントロールユニット2の信号受信部
(左)23で受信され、音声再生部(左)26により再生音
声としてヘッドホン7Lで再生される。
【0027】次に、後席左側の人が再生する装置として
MDプレーヤー55からDVDプレーヤー52を選択す
ると(時間t6)、外部装置選択スイッチ部36Lの操作
情報がリアユニット制御操作部20を介して、メインユ
ニット操作制御部10に送られ、外部装置制御/信号入
力部14で後席左側の選択装置としてDVDプレーヤー
52が選択され、その信号が信号送出部(左)16から信
号受信部(左)23に送られる。信号受信部(左)23が受
信した信号は、映像信号は映像再生部(左)25によりリ
アディスプレイ(左)4Lで再生され、音声信号は音声再
生部(左)26によりヘッドホン7Lでそれぞれ再生され
る。
【0028】後席右側の人が、外部装置選択スイッチ部
36Rを操作してMDプレーヤー55を選択すると(時
間t7)、その操作情報がリアユニット操作制御部20か
らメインユニット操作制御部10に送られ、外部装置制
御/信号入力部14が後席右側の選択装置としてMDプ
レーヤー55を選択し、その信号を信号送出部(右)17
から信号受信部(右)24に送る。なお、MDプレーヤー
55はメインコントロールユニット1の選択装置として
既に選択済みであるため、信号受信部(右)24に送られ
るMDプレーヤー55の信号は、時間t7時点でメインコ
ントロールユニット1が再生している信号と同じ信号で
ある。
【0029】信号受信部(右)24で受信されたMDプレ
ーヤー55の信号は、音声再生部(右)27によりヘッド
ホン7Rで再生される。
【0030】後席左側の人がヘッドホン7Lのヘッドホ
ンプラグ40Lをヘッドホンプラグホルダ30Lから抜
くと(時間t8)、ヘッドホンプラグ40Lの先端部40
aが検出スイッチ42Lの検出ボタン42aから離れる
ため、ヘッドホンプラグ40Lがヘッドホンプラグホル
ダ30Lから抜かれたことを検出スイッチ42Lが検出
し、その情報をリアユニット操作制御部20を介して、
メインユニット操作制御部10に送出する。このとき、
ヘッドホンプラグの一方が抜かれたことで、メインコン
トロールユニット1は、リアスピーカー6L、6Rによ
り、メインコントロールユニット1が選択している装置
(この場合は、MDプレーヤー55)の音声の再生を再開
する。
【0031】メインユニット操作制御部10は、後席左
側のヘッドホンプラグ40Lが抜かれたことに基づき、
外部装置制御/信号入力部14に後席左側への信号送出
の停止を指示し、外部装置制御/信号入力部14は信号
送出部(左)16への信号送出を停止する。
【0032】後席右側の人がヘッドホン7Rのヘッドホ
ンプラグ40Rをヘッドホンプラグ30Rから引き抜くと
(時間t9)、同様に検出スイッチ42Rがその操作を検
出し、外部制御装置/信号入力部14は、信号送出部
(右)17への信号を停止する。この時、既にヘッドホン
プラグホルダ30Lからヘッドホンプラグ40Lが抜かれ
ているため(時間t8)、リアユニット操作制御部20
は、リアコントロールユニット2の電源を切断する。
【0033】リアコントロールユニット2の装置選択が
なされていないときに、メインコントロールユニット1
の選択装置がMDプレーヤー55からCDプレーヤー54に
変更され(時間t10)、その後、後席右側のヘッドホン
7Rのヘッドホンプラグ40Rがヘッドホンプラグホル
ダ30Rに挿入されたことが検出スイッチ42Rにより
検出されると(時間t11)、リアコントロールユニット
2の電源が投入され、リアユニット操作制御部20から
メインユニット操作制御部10に後席右側のヘッドホン
プラグホルダ(右)30Rにヘッドホンプラグ40Rが挿入
されたことを通知し、メインユニット制御部10は、外
部装置制御/信号入力部14にメインコントロールユニ
ット1が選択している外部装置であるCDプレーヤー5
4の信号を信号送出部(右)17に送るよう指示を出し、
CDプレーヤー54の信号が信号送出部(右)17、信号
受信部(右)24を介して、音声再生部(右)27によりヘ
ッドホン7Rで再生される。このとき、リアコントロー
ルユニット2は、直前の電源切断前に後席右側のために
選択されていた外部装置であるMDプレーヤー55では
なく、ヘッドホン7Rのヘッドホンプラグ40Rがヘッ
ドホンプラグホルダ(右)30Rに挿入された時点で、メ
インコントロールユニット1が選択している装置(この
場合は、CDプレーヤー54)を選択する。
【0034】次に、メインコントロールユニット1が装
置の選択を無くし、再生を止めた後(時間t12)、後席
左側の人がヘッドホン7Lのヘッドホンプラグ40Lをヘ
ッドホンプラグホルダ(左)30Lに挿入すると(時間t1
3)、検出スイッチ42Lがその操作を検出し、リアユニ
ット操作制御部20を介して、その情報がメインユニッ
ト操作制御部10に送出される。
【0035】メインユニット操作制御部10は、外部装
置制御/信号入力部14に指示してメインコントロール
ユニット1が選択している外部装置の信号を後席左側に
送ろうとするが、この時点で、メインコントロールユニ
ット1は外部装置を選択していないため、後席左側への
装置は選択されず、後席左側の人により装置が選択され
るまでは、再生がなされない状態となる。
【0036】後席左側の人による装置選択前に、後席右
側の装置として、DVDプレーヤー52が外部装置選択
スイッチ部36Rにより選択されると(時間t14)、リア
制御操作部20からメインユニット操作制御部10に選
択情報が送出され、外部装置制御/信号入力部14がD
VDプレーヤー52からの信号を信号送出部(右)17か
ら信号受信部(右)24に送出し、映像信号が映像再生部
(右)28によりリアディスプレイ(右)4Rで再生され、
音声信号が音声再生部(右)27によりヘッドホン7Rで
再生される。
【0037】後席左側の人が、再生装置の選択がない状
態(時間t13)から、再生する装置としてDVDプレー
ヤー52を外部装置選択スイッチ部36Lから選択する
と(時間t15)、選択情報がリアユニット操作制御部2
0を介してメインユニット操作制御部10に送られ、外
部装置制御/信号入力部14が信号送出部(左)16にD
VDプレーヤー52からの信号を送出する。
【0038】この時、DVDプレーヤー52は、既に後
席右側により選択されているため、信号送出部(左)16
に送られるDVDプレーヤー52の信号は、既に外部装
置制御/信号入力部14から信号送出部(右)17に送ら
れている信号と同じ信号となり、信号受信部(左)23で
受信され、映像再生部(左)25ならびに音声再生部(左)
26でそれぞれ再生される映像信号ならびに音声信号
は、映像再生部(右)28ならびに音声再生部(右)27で
再生されている映像ならびに音声信号と同じ信号であ
る。
【0039】前述の例では、メインコントロールユニッ
ト1側に全ての装置を接続している場合について説明し
たが、例えば、DVDプレーヤー52などは、手元で再
生するディスクを交換したい場合等があり、そのため、
このDVDプレーヤー52を後席側に設置し、リアコン
トロールユニットに直接接続することも可能である。こ
の場合、左側ならびに右側のそれぞれに専用のDVDプ
レーヤー52を設置し、個別に操作することも可能であ
る。前述の場合でも、本発明では、後席左側あるいは右
側の座席の最初の装置選択は、メインコントロールユニ
ットが選択している装置を選択し、その後の操作で、リ
アコントロールユニットに接続されたDVDプレーヤー
を選択するようにすれば、DVDディスクがリアコント
ロールユニットの電源切断中に交換されたとしても、論
理矛盾を引き起こすことがなくなる。
【0040】また、リアスピーカー6L、6Rの再生を
ヘッドホンプラグホルダ30L、30Rへのヘッドホン
プラグ40L、40Rの挿脱状態に応じて自動的に制御
する方式を併せて説明しているが、当然のことながら、
リアスピーカーにおける再生は、リアユニット操作入力
部22にリアスピーカー6L、6Rの操作ボタンを設けて
制御することもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、複数の
信号発生装置と、これらの信号発生装置から再生する信
号発生装置を選択するメインコントロールユニットと、
後席側で再生する信号発生装置を選択するリアコントロ
ールユニットとを備えた車載用オーディオビジュアル再
生装置において、リアコントロールユニットの電源投入
時にリアコントロールユニットが再生する信号発生装置
として、メインコントロールユニットが選択している信
号発生装置を選択する制御手段を設けたため、リアコン
トロールユニット側で直近の電源切断時に再生していた
信号発生装置を記憶しておく必要がなく、リアコントロ
ールユニットの構成を簡単にできるとともに、リアコン
トロールユニットは電源投入時にメインコントロールユ
ニットが選択している信号発生装置選択するように制御
されるので、ラストモード復帰の際の論理矛盾を引き起
こすことがないとの効果を有する。また、更に本発明
は、リアコントロールユニットに設けられたヘッドホン
接続端子へのヘッドホンの接続プラグの挿脱動作に基づ
き、リアコントロールユニットの電源供給をオン/オフ
させる様にしたため、リアコントロールユニットの電源
管理が容易にできるとの効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用オーディオビジュアル再生装置
のシステム構成の一例を示す図
【図2】本発明のメインコントロールユニット(フロン
ト)とリアコントロールユニットの内部構成概要を示す
【図3】メインコントロールユニット、リアコントロー
ルユニットの装置選択のタイムチャートの一例を示す図
【図4】ヘッドホンプラグホルダの構成の一例を示す図
【図5】リアコントロールユニットの構成の一例を示す
【符号の説明】
1 メインコントロールユニット 2 リアコントロールユニット 3 フロントディスプレイ 4L リアディスプレイ(左) 4R リアディスプレイ(右) 5L フロントスピーカー(左) 5R フロントスピーカー(右) 6L リアスピーカー(左) 6R リアスピーカー(右) 7L ヘッドホン(左) 7R ヘッドホン(右) 10 メインユニット操作制御部 12 メインユニット操作入力部 14 外部装置制御/信号入力部 15 映像信号再生部 16 信号送出部(左) 17 信号送出部(右) 18 音声信号再生部 20 リアユニット操作制御部 22 リアユニット操作入力部 23 信号受信部(左) 24 信号受信部(右) 25 映像信号再生部(左) 26 音声再生部(左) 27 音声再生部(右) 28 映像再生部(右) 30L ヘッドホンプラグホルダ(左) 30R ヘッドホンプラグホルダ(右) 36L、36R 外部装置選択スイッチ部 40L、40R ヘッドホンプラグ 42L、42R 検出スイッチ 45 基板 51 TVチューナ 52 DVDプレーヤー 53 AM/FMラジオ 54 CDプレーヤー 55 MDプレーヤー 56 テーププレーヤー
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月29日(1999.10.
29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号あるいは音声・映像信号を出力
    する複数の信号発生装置と、前記複数の信号発生装置か
    ら再生する信号発生装置を選択するメインコントロール
    ユニットと、後席で再生する信号発生装置を選択するリ
    アコントロールユニットとを少なくとも備える車載用オ
    ーディオビジュアル再生装置において、 前記リアコントロールユニットの電源をオンしたとき
    に、前記リアコントロールユニットが後席で再生する信
    号発生装置として、前記メインコントロールユニットが
    選択している信号発生装置を選択する制御手段を設けた
    ことを特徴とする車載用オーディオビジュアル再生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リアコントロールユニットに、少な
    くとも1つのヘッドホン接続端子を設け、前記ヘッドホ
    ンの接続プラグの前記接続端子への挿脱動作に基づき、
    前記リアコントロールユニットへの電源供給をオン/オ
    フさせる制御部を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の車載用オーディオビジュアル再生装置。
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