JP2006108596A - 電極構造およびその形成方法、固体撮像素子、その製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 下層電極3a上に層間絶縁膜4を形成した後、酸化防止膜5を全面に形成する。下層電極3aと上層電極6aとの間に層間絶縁膜4と共に酸化防止膜5が形成されるため、上層電極6aを酸化して層間絶縁膜7を形成する工程において、上層電極6aと下層電極3aとの間のオーバーラップ部で層間絶縁膜4が酸化されることを防止することができる。
【選択図】 図1
Description
そこで、例えば特許文献1では、層間絶縁膜に熱酸化膜を用いず、SiN膜を用いている。
シリコン酸化膜よりも誘電率が高い絶縁膜(実施例として窒化珪素膜)を第2層転送電極の形成前に熱酸化するため、第2層転送電極上の層間絶縁膜を熱酸化で形成する場合には、第1層転送電極上に形成されたシリコン酸化膜より誘電率が高い絶縁膜は、2度の熱酸化工程に晒されるため、第1層転送電極と第2層電極間のオーバーラップ部分の層間絶縁膜の膜厚制御性も良好とは言えず、上下電極間の縮小化は依然困難である。
基板部上に、相互に所定間隔を隔てて複数の下層電極を一方向に並べて形成する下層電極形成工程と、該下層電極上に層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、
該下層電極が設けられていない基板部および該層間絶縁膜上にわたって酸化防止膜を形成する酸化防止膜形成工程と、該酸化防止膜上に、隣接する該下層電極の端部と一部重なり、かつ、相互に所定間隔を隔てて複数の上層電極を形成する上層電極形成工程とを有し、そのことにより上記目的が達成される。
2 SiN膜
3 ポリシリコン膜
3a 下層電極
4 層間絶縁膜
5 酸化防止膜
6a 下層電極
7 層間絶縁膜
10 転送ゲート部
Claims (27)
- 複数の電極の両端部を絶縁膜を介して順次オーバーラップさせた状態で該複数の電極を一方向に並べて配設された電極構造において、
前記絶縁膜は、
該下層電極上に設けられた層間絶縁膜と、
該下層電極が設けられていない基板部および該層間絶縁膜上にわたって設けられた、該層間絶縁膜に対する酸化防止膜とを有する電極構造。 - 複数の電極の両端部を絶縁膜を介して順次オーバーラップさせた状態で該複数の電極を一方向に並べて配設された電極構造において、
前記絶縁膜は、
該下層電極上に設けられた層間絶縁膜と、
該下層電極が設けられていない基板部および該層間絶縁膜上にわたって設けられた、該層間絶縁膜に対する酸化防止膜のみからなる電極構造。 - 前記酸化防止膜はSiN膜である請求項1または2に記載の電極構造。
- 前記酸化防止膜の膜厚は1nm以上10nm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の電極構造。
- 前記下層電極上の層間絶縁膜はSiO2膜である請求項1または2に記載の電極構造。
- 前記酸化防止膜上に層間絶縁膜を更に設けた請求項1に記載の電極構造。
- 前記酸化防止膜上の層間絶縁膜はHTO(ハイテンパラチュアオキサイト)である請求項6に記載の電極構造。
- 前記酸化防止膜上の層間絶縁膜の膜厚は2nm以上10nm以下である請求項6または7に記載の電極構造。
- 前記酸化防止膜上の層間絶縁膜は膜堆積法で堆積されて設けられている請求項1、5〜8のいずれかに記載の電極構造。
- 前記下層電極はポリシリコン膜であり、該下層電極上の層間絶縁膜は該ポリシリコン膜が酸化されて構成されている請求項1、2または5に記載の電極構造。
- 前記上層電極はポリシリコン膜であり、該ポリシリコン膜表面部が酸化されて層間絶縁膜が構成されている請求項1または2に記載の電極構造。
- 前記基板部表面のゲート絶縁膜を、前記上層電極および前記下層電極と該基板部との間のゲート絶縁膜として共用する請求項1または2に記載の電極構造。
- 前記酸化防止膜は、前記下層電極の形成後に生じる前記上層電極下のゲート絶縁膜の膜減り相当分の膜厚に設定されている請求項1〜4および12のいずれかに記載の電極構造。
- 複数の電極の両端部を順次オーバーラップさせた状態で該複数の電極を一方向に並べて配設した電極構造の形成方法において、
基板部上に、相互に所定間隔を隔てて複数の下層電極を一方向に並べて形成する下層電極形成工程と、
該下層電極上に層間絶縁膜を形成する層間絶縁膜形成工程と、
該下層電極が設けられていない基板部および該層間絶縁膜上にわたって酸化防止膜を形成する酸化防止膜形成工程と、
該酸化防止膜上に、隣接する該下層電極の端部と一部重なり、かつ、相互に所定間隔を隔てて複数の上層電極を形成する上層電極形成工程とを有する電極構造の形成方法。 - 前記酸化防止膜としてSiN膜を形成する請求項14に記載の電極構造の形成方法。
- 前記酸化防止膜を1nm以上10nm以下の膜厚に形成する請求項14または15に記載の電極構造の形成方法。
- 前記下層電極上の層間絶縁膜としてSiO2膜を形成する請求項14に記載の電極構造の形成方法。
- 前記酸化防止膜形成工程と前記上層電極形成工程との間に、前記酸化防止膜上に層間絶縁膜を更に形成する工程を有する請求項14に記載の電極構造の形成方法。
- 前記酸化防止膜上の層間絶縁膜としてHTO(ハイテンパラチュアオキサイト)を形成する請求項18に記載の電極構造の形成方法。
- 前記酸化防止膜上の層間絶縁膜を2nm以上10nm以下の膜厚に形成する請求項18または19に記載の電極構造の形成方法。
- 前記酸化防止膜上に層間絶縁膜を膜堆積法で堆積する請求項14、18〜20のいずれかに記載の電極構造の形成方法。
- 前記下層電極としてポリシリコン膜を形成し、該下層電極上の層間絶縁膜を、該ポリシリコン膜を酸化することにより形成する請求項14または17に記載の電極構造の形成方法。
- 前記上層電極としてポリシリコン膜を形成し、該ポリシリコン膜を酸化することにより該上層電極上に層間絶縁膜を形成する請求項14に記載の電極構造の形成方法。
- 前記基板部表面のゲート絶縁膜を、前記上層電極および前記下層電極と該基板部との間のゲート絶縁膜として共用する請求項14に記載の電極構造の形成方法。
- 前記酸化防止膜を、前記下層電極形成工程後の工程にて生じる前記上層電極下のゲート絶縁膜の膜減り相当分の膜厚に形成する請求項14〜16および24のいずれかに記載の電極構造の形成方法。
- 請求項1〜13の何れかに記載の電極構造を有する転送ゲート部が設けられた固体撮像素子。
- 請求項14〜25の何れかに記載の電極構造の形成方法を転送ゲート部の形成方法として用いた固体撮像素子の製造方法。
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JP2004296961A JP2006108596A (ja) | 2004-10-08 | 2004-10-08 | 電極構造およびその形成方法、固体撮像素子、その製造方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012077330A1 (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-14 | シャープ株式会社 | 半導体装置及びその製造方法、固体撮像装置及びその製造方法、並びに電子情報機器 |
JP2018147976A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | キヤノン株式会社 | 固体撮像装置及びその製造方法 |
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-
2004
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