JP2006106379A - 液晶パネルによる多画面表示装置 - Google Patents

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【課題】 消費電力が小さくて軽量化および薄型化が容易に達成可能な液晶パネルを複数組み合わせて大画面の表示装置を形成する際に、持ち運びが容易であり、且つ、組立が簡便で見映えが良く、さらに任意の画面サイズに簡単に対応可能な液晶パネルによる多画面表示装置を提供することである。
【解決手段】 所定枚数の液晶パネルPを一体的に保持する保持部材を介して形成されるユニットパネルUPを複数組み合わせた構成の多画面表示装置1とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶パネルを複数組み合わせて大画面もしくは多画面の表示装置を構成する液晶パネルによる多画面表示装置に関するものである。
最近では、液晶パネルやプラズマディスプレイ等の各種の表示装置が開発されている。また、それぞれの表示装置において、軽量化、薄型化および表示画面の大型化が望まれている。
表示画面の大型化のためには、表示装置単体を大型とするか、単独では小型の表示装置を複数組み合わせて大型にするかの二通りの方法がある。しかし、消費電力が小さくて軽量化および薄型化が容易に達成可能な液晶パネル単独では、現時点において最大50インチ程度の画面サイズが限度となっている。
そのために、それ以上の大きさの画面サイズを求めるなら、複数の液晶パネルを組み合わせて大型画面とすることが必要となり、取り付け具の一方の側に二個以上の液晶表示パネルを取り付けて、前記取り付け具の両側に液晶表示パネルを取り付けることで、合計四個以上の液晶表示パネルを備えるとした表示装置が既に公開されている。(例えば、特許文献1参照)。
また、平面ディスプレイユニットを複数縦横に並べて取り付ける多画面の平面ディスプレイ取付構造も既に公開されている。(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−15553号公報(第1−7頁、第2図) 特開平10−207385号公報(第1−4頁、第2図)
単独では小型の表示装置を複数組み合わせて大型にする際には、持ち運びや輸送の簡便さのために、それぞれの小型の表示装置を個別に輸送することが好ましい。また、複数の表示装置を容易に組み合わせることができれば好適である。
さらに、所望される画面サイズが均一ではないので、任意の大きさの画面サイズに対応可能な組付構成とすることが必要となる。また、好ましくは、複数の小型の表示装置からなる多画面表示装置において、それぞれの画面にそれぞれ別の映像を表示するか、一個の映像を多画面一杯に表示するか、または、所定の中間サイズの映像に表示するかも任意に設定可能としたい。
本発明の目的は、消費電力が小さくて軽量化および薄型化が容易に達成可能な液晶パネルを複数組み合わせて大画面の表示装置を形成する際に、持ち運びが容易であり、且つ、組立が簡便で見映えが良く、さらに任意の画面サイズに簡単に対応可能な液晶パネルによる多画面表示装置を提供することである。
上記の目的を達成するために請求項1に係る発明は、所定枚数の液晶パネルを一体的に保持する保持部材を介してユニットパネルを形成し、さらに前記ユニットパネルを複数組み合わせて構成した液晶パネルによる多画面表示装置であることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項1に係る発明によれば、薄くて軽量であり、且つ消費電力の少ない液晶パネルを用いて任意の大きさの多画面表示装置を得ることができる。
請求項2に係る発明は、前記保持部材が、所定枚数の液晶パネルを縦一列に配列して、その側部を保持する左右一対の板状フレームを備えると共に、それぞれの板状フレームが前記液晶パネルの両側部に配設される複数の取付ネジ孔に対応する取付孔を備えており、前記取付ネジ孔を介して前記板状フレームを前記液晶パネルの両側部にネジ止めした構成としていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項2に係る発明によれば、所定枚数の液晶パネルをその側部を板状フレームを介して一体化することができる。
請求項3に係る発明は、複数の前記ユニットパネルを隙間なく設置可能な取付フレームを備えていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項3に係る発明によれば、任意の大きさの画面サイズとすることができると共に、それぞれのユニットパネルを隙間なく設置するので、見映えの良い液晶パネルによる多画面表示装置とすることができる。
請求項4に係る発明は、前記取付フレームを介して一体構成される表示装置が、前記取付フレームが係合する支持ブラケットを備える壁もしくはキャスター付き架台に着脱自在とされていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項4に係る発明によれば、壁掛け式の大画面の表示装置とすることができると共に、任意の場所に設置可能な移動式表示装置とすることもできる。
請求項5に係る発明は、前記液晶パネルに設ける取付ネジ孔および前記板状フレームの取付孔に面取り部を設け、皿ビスを用いて前記液晶パネルと前記板状フレームとをネジ止めすることで、前記液晶パネルの両側部に配設される前記板状フレームからネジ頭が突出しない構成としていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項5に係る発明によれば、側部に板状フレームがネジ止めされた形状であっても、隣り合うユニットパネル同士を密着して組付けることができる。
請求項6に係る発明は、前記液晶パネルが少なくともRGB信号およびVIDEO信号を入力可能な接続端子を備えていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項6に係る発明によれば、任意のテレビ画像またはビデオ画像を表示する液晶パネルによる多画面表示装置とすることができる。
請求項7に係る発明は、それぞれの液晶パネルに表示する映像を個別に制御可能であり、さらに複数の液晶パネルに所定の映像を拡大して表示可能とする制御装置を備えていることを特徴としている。
上記の構成を有する請求項7に係る発明によれば、複数の液晶パネルにそれぞれ別の映像を表示することも、所定枚数の大きさの多画面表示することも自由に設定し制御することができる。
本発明によれば、消費電力が小さくて軽量化および薄型化が容易に達成可能な液晶パネ
ルを組み合わせて大画面の表示装置とすることで、持ち運びが容易であり、且つ、組立が簡便で見映えが良く、さらに任意の画面サイズに簡単に対応可能な液晶パネルによる多画面表示装置を得ることができる。
消費電力が小さくて軽量化および薄型化が容易に達成可能な液晶パネルを複数組み合わせて大画面の表示装置を形成する際に、持ち運びが容易であり、且つ、組立が簡便で見映えが良く、さらに任意の画面サイズに簡単に対応可能な液晶パネルによる多画面表示装置を得るという目的を、所定枚数の液晶パネルを一体的に保持する保持部材を介して形成されるユニットパネルを複数組み合わせた構成の多画面表示装置とすることで実現した。
以下、本発明に係る液晶パネルによる多画面表示装置の実施例について、図1から図7に基づいて説明する。
本発明に係る多画面表示装置1は、液晶パネルPを複数枚組み合わせて一体のユニットパネルUPを形成し、さらにこのユニットパネルUPを複数セット組み合わせた構成とされている。また、ユニットパネルUPは、後述するように、パネル毎に壁あるいは架台に取り付けることが可能な構成としている。
図1には、ユニットパネルUPを複数組み合わせて構成される多画面表示装置1を示している。図中の実線に示すユニットパネルUP1は、6枚(2×3)の液晶パネルPを組み合わせて一体化したものである。また、該ユニットパネルUP1と、想像線で示すユニットパネルUP2と、UP3とで多画面表示装置1を構成している。
次に図2および図3により、液晶パネルPおよびユニットパネルUPについて詳細に説明する。
図2(a)には液晶パネルP単体の一例として、幅H1が約360mmで高さV1が約300mmの17インチの液晶パネルを示している。また、パネル部11と電装部12とを合わせた厚みT1は約40mmである。
パネル部11の外周には幅hが約11mmの枠部11Aを備えており、前記枠部11Aを除く中央部分が表示画面となっている。
また、パネル部11の後部には電装部12が設けられており、該電装部12には電力や信号入力のための接続端子が備えられている。入力される信号は少なくともRGB信号およびVIDEO信号がそれぞれ入力可能であり、さらに、必要に応じてS−VIDEO信号やDVI信号も入力可能とされている。
図2(b)には、ユニットパネルUPを構成するための保持部材13の構成例を示しており、液晶パネルPを横2個縦3個の計6個一体的に保持するものである。前記保持部材13は、上部材13a、下部材13b、側部材13c、後部材13dおよび側面保持部材14を備えており、これらの部材を介して複数の液晶パネルを一体的に組み付けることで、一体のユニットパネルUPを形成している。
この時に、まず縦一列の3個の液晶パネルを組み合わせて、その両側の側面部に側部材13cと側面保持部材14を装着してユニットパネルUPaを構成する。その後で次の縦一列の3個の液晶パネルを組み合わせて、別の側部材13cと側面保持部材14を装着してユニットパネルUPbを構成する。さらにこれらのユニットパネルUPaとUPbとを
組み合わせて、その上側に上部材13aを架け渡して装着し、下側に下部材13bを架け渡して装着することで、一体のユニットパネルUPを構成する。
図3には一体化されたユニットパネルUPの正面図を示している。保持部材13を構成するそれぞれの部材は板金を折り曲げ構成したものであり、薄い板金製であってもフレーム強度を備えるよう考慮されている。この時、上部材13aの折り曲げ幅ha、下部材13bの折り曲げ幅hb、側部材13cの折り曲げ幅hcを共に前述の枠部11Aの幅hと同等の寸法としている。
そのために、保持部材13を構成するいずれの部材も、その折り曲げ部分が液晶パネルPのパネル部11の表示画面範囲を狭めることがない。さらに、前記側面保持部材14も厚みの薄い板金製とすることで、隣接する液晶パネルPのパネル部間隔hdを最小に抑えるよう工夫されている。
前記保持部材13を構成する上部材13a、下部材13b、側部材13c、後部材13dおよび前記側面保持部材14は、いずれも薄い板金を折り曲げ構成した板状フレームであって、それぞれの板状フレームが前記液晶パネルPの枠部11Aの両側部に配設される複数の取付ネジ孔に対応する取付孔を備えており、前記取付ネジ孔を介して前記板状フレームを前記液晶パネルの両側部にネジ止めした構成としている。
また、前記液晶パネルに設ける取付ネジ孔および前記板状フレームの取付孔に面取り部を設け、皿ビスを用いて前記液晶パネルと前記板状フレームとをネジ止めすることで、前記液晶パネルの両側部に配設される前記板状フレームからネジ頭が突出しない構成としている。(図7参照)
図7に、ネジ頭が突出しない構成例を示す。枠部11aに板状フレーム14aを固着する際に、皿ビス18を用いると共に、前記枠部11aに設ける取付ネジ孔11bに面取り部11cを設け、さらに、板状フレーム14aの取付孔17にも面取り部17aを設けて、皿ビス18のネジ頭を完全に埋没させる構成としている。つまり、液晶パネルと板状フレームとを固着する際には、液晶パネルに設ける取付ネジ孔11bおよび前記板状フレームの取付孔17の両方に面取り部(11c、17a)を設けて、皿ビス18を前記面取り部に埋没させて、皿ビスのネジ頭が突出しない構成とすることができる。
そのために、薄い板金製の板状フレームである保持部材同士を密着させて、多数の液晶パネルを配設することができる。
上記のような構成とすることで、複数の液晶パネルPを組み合わせて構成したユニットパネルUPであっても、それぞれの液晶パネルを隙間なく密接して配置することができ、複数のパネル部により表示される画像を違和感なく視認することができる。
例えば、前記保持部材を1mm程度以下の薄い板金製とすることで、前述の幅H1が約360mmで高さV1が約300mmの17インチの液晶パネルを二列三段(2×3)の計6個組み合わせた例では、その全幅HAが720mm程度であり、全高さVAが約600mm程度とすることができ、複数の液晶パネルにより一つの画像を映写しても、その画像を違和感なく視認することができる。
また、前記ユニットパネルUPには、壁やキャスター付き架台に配設する支持ブラケットに係合する取付フレームが装着されており、該取付フレームを前記支持ブラケットに係合することで、ユニットパネルUPを支持ブラケットに固定することができる。また、前記取付フレームと前記支持ブラケットとの係合関係を解除することで、ユニットパネルUPを取り外すことができる。そのために、ユニットパネルUPを一体的に前記支持ブラケ
ットに対して着脱自在とすることができる。
次に、図4により取付フレームと支持ブラケットとの係合関係について説明する。
図4には壁掛け式の構成例を示しており、(a)は側面図であり、(b)は上部支持ブラケットを示す概略説明図であり、(c)は下部支持ブラケットを示す概略説明図である。
図4(a)に示す構成例は、壁に配設する支持ブラケット15、16にユニットパネルUPを着脱自在とする例であり、前記支持ブラケット15の形状例を図4(b)に、前記支持ブラケット16の形状例を図4(c)に示している。前記支持ブラケット15、16は共にカギ型に曲がった板金フレームであって、壁等の固定物に固着する固定部と、該固定部から所定距離離れた位置に立設してユニットパネルUPを引掛け可能な引掛け部とを備えている。
支持ブラケット15は、固定部15aと引掛け部15bを備え、支持ブラケット16は、固定部16aと引掛け部16bを備えている。引掛け部15b、16bは共に、分断部15c、16cをそれぞれ有しているが、これは、液晶パネルを二列三段(2×3)に配列する際の中央部に位置する側面保持部材14との干渉を避けるためである。前記固定部16aは前記固定部15aよりも小型であって、ネジ装着用のネジ孔19が一列に設けられているが、固定部16aよりも大型な前記固定部15aには複数列(図示例は二列)のネジ孔19を設けている。また、引掛け部16bの高さL2よりも、引掛け部15bの高さL1を高くしている。
ユニットパネルUPを壁に設置する際に、支持ブラケットを少なくとも上下二段に設置する。この際に、同一形状の支持ブラケットを複数設置してもよいが、引掛け部の高さが高くネジ孔も複数列である大型な支持ブラケット15を上側に設置し、引掛け部の高さが低くネジ孔も一列である小型な支持ブラケット16を下側に設置すると、下記に示す効果を発揮し好適である。
大型な支持ブラケット15を上側に設置して、小型な支持ブラケット16を下側に設置する際に、ユニットパネルUPの荷重を主に上側の大型な支持ブラケット15が安定的に受ける構成とすることができる。また、支持ブラケットに取り付けていたユニットパネルUPを取り外す際に、前記ユニットパネルUPを少し持ち上げると、初めに下側の小型な支持ブラケット16との係合関係が解除される。この時には、上側の大型の支持ブラケット15との係合関係は維持されており、不安定とはならない。さらに、この状態でユニットパネルUPを上側に持ち上げて、支持ブラケット15との係合関係を解除することで、ユニットパネルUPを完全に取り外すことができる。
また、逆にユニットパネルを支持ブラケットに装着する際には、上記の取り外す動作とは逆方向の動作となり、少し傾けた状態で、最初に上側の支持ブラケットにユニットパネルUPをはめ込む。その後で、下側を壁方向に押し込んで、上下両方の支持ブラケットに載置するように下に降ろしてやればよい。
ユニットパネルUPには、保持部材13を構成する後部材13dが水平方向に複数配設されており、この後部材13dが前記支持ブラケット15、16の引掛け部15b、16bにそれぞれ係合する取付フレームとなる構成である。
前記後部材13dは4個装着されているが、そのいずれをも取付フレームとして使用可能である。本実施例では、支持ブラケットを上下二段の2個使用しているので、そのうち
の2個の後部材13dを取付フレームとしている。
断面コの字状の後部材13dを取付フレームとして、カギ型に曲がった支持ブラケット15、16の立設している引掛け部15b、16bに引掛ける(係合させる)構成としているので、ユニットパネルUPを確実に固定することができる。そのために、ユニットパネルUPを一旦支持ブラケットに設置すると、前記ユニットパネルUPを持ち上げる動作なしでは、その係合状態を解除することはできない。
支持ブラケットの固定部にそれぞれ設けられているネジ装着用のネジ孔19は、図示するように多数設けられているが、その全てのネジ孔をネジ止めする必要はなく、所定個数のネジ孔を用いてネジ固定すればよい。そのために、壁等に新たにネジ孔を設ける際にも適当な任意の位置に設ければよく、また、予め壁等に設けられたネジ孔を利用することも可能となり、支持ブラケットの取り付け作業を容易に行うことができる。
図3に示す2×3の17インチ液晶パネルからなるユニットパネルUPを設置するための前記支持ブラケット15、16の幅は、ユニットパネルUPの全幅HAよりも短い幅寸法としており、複数のユニットパネルUPを連続して配設可能としている。そのために、2×3の計6個の液晶パネルからなるユニットパネルUPを隙間なく密接して設置することができる。
図5には、17インチ液晶パネルPを2×3組み合わせたユニットパネルを4列一体的に配設した例を示している。すなわち、この例は、合計24個の17インチ液晶パネルを密着して配列した多画面表示装置であるが、この時の前記多画面表示装置の幅Hは2900mm程度でありその高さVは900mm程度である。また設置する壁からの厚みTを略55mm程度とすることができる。
上記のように、本発明によれば、壁に支持ブラケットとして、上部支持ブラケット15(15A、15B、15C、15D)と下部支持ブラケット16(16A、16B、16C、16D)をそれぞれ上下二段に取り付けるだけで、所定サイズの大きな多画面表示装置を設置することができる。
それぞれの液晶パネルPに何を表示させるかを制御する制御装置22と、パソコン21とを架台20に設置して、ケーブル23を介してそれぞれの液晶パネルPと電気的に接続している。また、前記制御装置22に、別に設置する複数の監視カメラやビデオ装置からの信号を入力し、どんな映像を表示するかをパソコン21が制御し調整する構成とすることができる。
図6には、2×3のユニットパネルを2セット合計12個の液晶パネルをキャスター付き架台30に配設した例を示している。
この例では、架台本体フレーム31に配設される上部支持ブラケット15と下部支持ブラケット16にそれぞれのユニットパネルUP1、UP2を装着する構成である。また、ビデオ装置や制御装置を備える制御手段32を前記架台本体フレーム31の下部に搭載して、多画面表示装置として一体化構成としている。
そのために、キャスター付き架台30にユニットパネルUP1、UP2が着脱自在であり、且つ、移動自在な構成となっている。さらに、遠隔地に搬送する際には、前記キャスター付き架台30と、前記ユニットパネルUP1、UP2とを別々に梱包し搬送して、所定の会場等にて、多画面表示装置に容易に組立可能である。
もちろん、ユニットパネルを構成する液晶パネルPの枚数は上記の2×3には限定されず、2×2あるいは3×3のユニットパネルを複数組み合わせた多画面表示装置とすることができる。
この構成の多画面表示装置であっても、それぞれの液晶パネルを密着して配列した多画面表示装置とすることができる。さらに、それぞれの液晶パネルに表示する映像を個別に制御可能であり、さらに複数の液晶パネルに所定の映像を拡大して表示可能となり、種々の要望に容易に対応可能となるので、多くのイベント会場等に有効な多画面表示装置を得ることができる。
上記したように、本発明によれば、所定枚数の液晶パネルを一体的に保持する保持部材を介して形成されるユニットパネルを複数組み合わせた構成としているので、消費電力が小さくて軽量化および薄型化が容易に達成可能な液晶パネルを複数組み合わせた大画面の表示装置を形成する際に、持ち運びが容易であり、且つ、組立が簡便で見映えが良く、さらに任意の画面サイズに簡単に対応可能な液晶パネルによる多画面表示装置を得ることができる。
本発明に係る多画面表示装置を示しており、ユニットパネルUPを複数組み合わせて構成される多画面表示装置1の概略正面図である。 液晶パネルおよびユニットパネルを示し、(a)は液晶パネルの斜視図であり、(b)はユニットパネルを構成する保持部材の組立構成例を示す全体斜視図である。 一体化されたユニットパネルUPの正面図である。 壁掛け式の構成例を示し、(a)は側面図であり、(b)には上部支持ブラケットを示し、(c)には下部支持ブラケットを示す概略説明図である。 液晶パネルPを2×3組み合わせたユニットパネルを4列一体的に配設した多画面表示装置を示している。 液晶パネルPを2×3組み合わせたユニットパネルを2列一体的に配設したキャスター付き架台式の多画面表示装置を示す概略正面図である。 板状フレームの取り付け構成例を示す断面図である。
符号の説明
1 多画面表示装置
11 パネル部
11b 取付ネジ孔
13 保持部材(板状フレーム)
13d 後部材(取付フレーム)
14 側面保持部材(板状フレーム)
15 支持ブラケット(上部)
16 支持ブラケット(下部)
17 取付孔
18 皿ビス
22 制御装置
30 キャスター付き架台
P 液晶パネル
UP ユニットパネル

Claims (7)

  1. 所定枚数の液晶パネルを一体的に保持する保持部材を介してユニットパネルを形成し、さらに前記ユニットパネルを複数組み合わせて構成することを特徴とする液晶パネルによる多画面表示装置。
  2. 前記保持部材が、所定枚数の液晶パネルを縦一列に配列して、その側部を保持する左右一対の板状フレームを備えると共に、それぞれの板状フレームが前記液晶パネルの両側部に配設される複数の取付ネジ孔に対応する取付孔を備えており、前記取付ネジ孔を介して前記板状フレームを前記液晶パネルの両側部にネジ止めした構成としていることを特徴とする請求項1に記載の液晶パネルによる多画面表示装置。
  3. 複数の前記ユニットパネルを隙間なく設置可能な取付フレームを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶パネルによる多画面表示装置。
  4. 前記取付フレームを介して一体構成される表示装置が、前記取付フレームが係合する支持ブラケットを備える壁もしくはキャスター付き架台に着脱自在とされていることを特徴とする請求項3に記載の液晶パネルによる多画面表示装置。
  5. 前記液晶パネルに設ける取付ネジ孔および前記板状フレームの取付孔に面取り部を設け、皿ビスを用いて前記液晶パネルと前記板状フレームとをネジ止めすることで、前記液晶パネルの両側部に配設される前記板状フレームからネジ頭が突出しない構成としていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の液晶パネルによる多画面表示装置。
  6. 前記液晶パネルが少なくともRGB信号およびVIDEO信号を入力可能な接続端子を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の液晶パネルによる多画面表示装置。
  7. それぞれの液晶パネルに表示する映像を個別に制御可能であり、さらに複数の液晶パネルに所定の映像を拡大して表示可能とする制御装置を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の液晶パネルによる多画面表示装置。

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