JP2006106130A - レーザ光発生装置およびレーザ光発生方法 - Google Patents

レーザ光発生装置およびレーザ光発生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高調波レーザ光の出力を自動的に安定に維持できるとともに、その出力設定を滑らかに変化させることができるレーザ光発生装置およびレーザ光発生方法を提供する。
【解決手段】 基本波レーザ光GLを発生するレーザ発生部31と、基本波レーザ光GLの出力を監視する基本波監視部32と、基本波監視部32の検出信号MS1が入力され基本波レーザ光GLの出力が目標値と対応するようにレーザ発生部を制御する制御部34とを備え、基本波レーザ光GLの高調波レーザ光UVLを監視する高調波監視部26と、この高調波監視部26の検出信号MS2に基づいて、基本波監視部32の検出信号MS1を調整し、当該調整した検出信号MS1を制御部34へ出力する調整手段として微調量設定部33を備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、レーザ源から出射される基本波を基にしてより短波長のレーザ光を発生させるレーザ光発生装置およびレーザ光発生方法に関し、更に詳しくは、レーザ光出力の自動安定化と滑らかな出力調整を可能とするレーザ光発生装置およびレーザ光発生方法に関する。
従来より、短波長のレーザ光を発生するための方法として、例えば、レーザ光源からの出射光を基本波とし、これを外部光共振器で共振させ、その共振器内部に配置された波長変換素子により入力光(基本波)の半分の波長となる出力光を発生させる、光波の第2高調波発生(SHG;Second Harmonic generation)を利用する技術が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
例えば、図4に概略構成を示すように、可視光ないしは近赤外線を発生する固体レーザユニットでなるレーザ源2と、光共振器3と、この光共振器3の内部に配置された波長変換素子4とを備えた連続発振紫外線レーザ光発生装置1が知られている。この連続発振紫外線レーザ光発生装置1は、レーザ源2から光共振器3に入射される波長532nmの緑色レーザ光GLを、光共振器3内に配置された波長変換素子4によって波長266nmの紫外線レーザ光UVLに波長変換し、この波長変換した紫外線レーザ光UVLを光共振器3から取り出すようになっている。
光共振器3は、4つのミラーM1,M2,M3及びM4により構成され、電磁位置決め素子(VCM;Voice Coil Motor)5の駆動によりミラーM1を微小移動させて、共振器長を微小変化させる。これにより、温度変化等の緩やかな共振器長変化成分と、外部振動による比較的短い周期の外乱(反射ミラー振動)を吸収し、光共振状態が維持されるようになっている。
一般に、波長変換素子4で波長変換された紫外線レーザ光UVLを高い波長変換効率で得ると共に、変換出力を安定に維持するためには、これらミラーM1〜M4の幾何学的位置関係を精密に維持する必要があり、更に、ミラーM1〜M4の高い反射率や、変換効率の高い波長変換素子4などが求められる。波長変換効率は、一般に1%以下と低いため、VCM5によるミラーM1の位置制御を行うことで光の共振状態を作り出し、532nmのレーザパワーを数十倍に増幅している。これにより、波長変換素子4を通過するレーザ光GLの出力が増加するので、波長変換された紫外線レーザ光UVLの出力も増加することになる。
さて、この種の従来のレーザ光発生装置1において、レーザ源2を構成するレーザユニットには、APC(Auto Power Control)と呼ばれるレーザ出力安定化回路が設けられている。図5は、APC機能を備えた従来のレーザ源2の回路構成例を示している。
レーザ源2は、基準レーザである緑色レーザ光GLを出射するレーザ発生部6と、このレーザ発生部6から出射された緑色レーザ光GLの出力を監視するフォトセンサ7と、フォトセンサ7の出力信号を増幅するモニタ用アンプ8と、レーザ出力の目標値とフォトセンサ7による実測値とを比較し制御信号を生成する制御部9と、制御部9で生成された制御信号を増幅しレーザ発生部6へ入力する制御用アンプ10とを備えている。
制御部9は、レーザ光GLの出力設定値(目標値)が入力される目標値設定メモリ9Aと、フォトセンサ7およびモニタ用アンプ8を介して供給されるレーザ光GLの出力検出信号(電圧信号)MS1をデジタル信号に変換するA/D変換器9Bと、検出信号MS1に基づいてレーザ光GLのレーザ出力が出力設定値と対応するようにレーザ発生部6を駆動制御するための制御信号を生成する制御演算器9Cと、生成された制御信号を制御用アンプ10へ入力するためのD/A変換器又はPWM(Pulse Width Modulation)変換器9Dとを備えている。
図5において、制御部9の目標値設定メモリ9Aには、外部から例えばXp[mW]相当のレーザパワー値が指示、入力されたとする。レーザ発生部6から出力されるレーザ光GLの出力は、フォトセンサ7にて検出され、モニタ用アンプ8で増幅される。なお、モニタ用アンプ8の出力値(MS1)は、レーザ光GLの出力と対応(換算)がとれているものとする。
A/D変換器9Bに入力されたレーザ光GLの出力検出信号MS1は、制御演算器9Cにおいて出力設定値Xpと比較、演算され、それらの誤差成分がゼロとなるように制御信号を変換器9DにおいてD/A変換またはPWM変換し、制御用アンプ10を介して、レーザ発生部6へレーザパワーをフィードバック制御する。従って、最終的には、レーザ光GLは、出力設定値Xp[mW]に対応するレーザ出力に落ち着くことになる。
さて、従来のレーザ光発生装置1においては、レーザ源2から出射されるレーザ光GLの出力設定値Xpを規定のステップ(間隔)毎に可変としている。図6は、一般的なレーザ源2のレーザ出力可変間隔を示している。レーザ源2の出射可能なレーザ出力は、その最小出力(Pmin)から最大出力(Pmax)まで、階段状に調節できるようになっている。最小出力(Pmin)から最大出力(Pmax)までの可変ステップは、数十〜数百段階程度であり、出力可変間隔は、仕様により異なるものの、例えば4mWである。
図6を参照して、出力設定値XpをP(n)段階の位置に設定した場合、レーザー源2は、その上述したAPC機能により、緑色レーザー光GLの出力をapc(n)に一定に維持し続ける。
図7は、図6のレーザ光出力apc(n)部分の拡大図である。P(n)段階のレーザ出力apc(n)を得るために、レーザ源2の制御部9の目標値設定メモリ9Aに入力される出力設定値はXp(n)[mW]である。また、出力設定値Xpの出力可変間隔は、G2[mW]であり、レーザ源2のAPC機能による出力変動(安定性)はG1[mW]である。出力可変間隔G2と出力変動G1とを比べると、G1<G2という関係が一般的である。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献を以下に示す。
特開平10−20351号公報 特開2004−22704号公報
レーザ源2のレーザパワーを図6に示すP(n)段階の位置に固定して、紫外線レーザ光UVLを出力した場合を考える。レーザ源2としては、一定の出力apc(n)を出し続けることが望ましい。ところが、実際、波長変換された紫外線レーザ光UVLの出力は、時間の経過とともに変動する傾向にある。理由としては、温度変化等による反射ミラーM1〜M4のメカ的なズレ(アライメントズレの発生)や、反射ミラーM1〜M4の反射率低下、波長変換素子4の波長変換効率低下、供給レーザ源2の出力変化などがある。このため、従来のレーザ光発生装置1においては、レーザ源2の出力設定を変更して紫外線レーザパワーの低下を補う必要がある。
図8に一般的な紫外線レーザの出力変化を示す。紫外線レーザ光UVLの出力目標値をAとしたとき、レーザ源2の制御部9に設定される出力設定値は当初、Xp(n)である。時間の経過とともに紫外線レーザ光UVLの出力が目標値Aを下回り、それが許容範囲を超えるようになると、装置の稼働を停止させ、レーザ源2の出力設定値をXp(n)から一段上のXp(n+1)に変更した後、装置を再稼働させている。以降、同様にして、紫外線レーザ光UVLの出力が低下するごとに、装置を停止させ、レーザ源2の出力設定値をXp(n+1)からXp(n+2)、更にはXp(n+2)からXp(n+3)に変更した後再稼働させ、紫外線レーザ光UVLの出力を目標値Aに維持している。
なお、出力設定値Xp(n)〜Xp(n+3)は、P(n)〜Pmax 段階のレーザ出力にそれぞれ対応し、Pmax を超えるレーザ出力は、レーザ源2の劣化、暴走を引き起こすため、制御的に設定されないようになっている。
このように、従来のレーザ光発生装置1においては、紫外線レーザ光UVLの出力が許容以上に低下する毎に、装置の運転を停止させ、レーザ源2の出力設定を変更する作業が必要となる。特にこの種のレーザ光発生装置1においては、電源投入後安定したレーザ出力が得られるのに多大な時間を要するため、レーザ光発生装置1の稼働効率が非常に悪くなるという問題がある。
また、レーザ源2の出力設定値Xpは、粗い調整ピッチでしか変更できないので、紫外線レーザ光UVLの出力変化が図8に示したようにギザギザに変化し、滑らかに変化させることができない。このため、従来のレーザ光発生装置1では、紫外線レーザ光UVLの出力を目標値Aに安定に維持できないという問題がある。
本来的に、レーザ出力は、レーザ源2におけるレーザ発生部6(図5)を構成する素子の温度や位置、駆動電流などのパラメータを制御することにより、アナログ的に連続変化可能であるが、外部制御のし易さを理由にデジタル的な数値で出力設定値を指示するようにしている。その一方で、デジタル的な数値で指示する場合のビット精度の制約等があるために、レーザ出力設定が階段状で、かつその可変間隔G2を粗く設定せざるを得ないことが、紫外線レーザ光UVLのレーザ出力を滑らかに変化させることができない理由となっている。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、装置の運転を停止させることなく高調波レーザ光の出力を安定に維持できるとともに、その出力設定を滑らかに変化させることができるレーザ光発生装置およびレーザ光発生方法を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明のレーザ光発生装置は、基本波レーザ光を発生するレーザ発生部と、レーザ発生部から出射された基本波レーザ光の出力を監視する基本波監視手段と、基本波レーザ光の高調波を発生する波長変換素子を内部に有する光共振器と、基本波監視手段の検出信号が入力され基本波レーザ光の出力が目標値と対応するようにレーザ発生部を制御する制御手段とを備えたレーザ光発生装置において、光共振器から出射された高調波レーザ光の出力を監視する高調波監視手段と、この高調波監視手段の検出信号に基づいて、基本波監視手段の検出信号を調整し、当該調整した検出信号を制御手段へ出力する調整手段とを備えている。
上記構成において、制御手段は、基本波監視手段の検出信号が目標値となるようにレーザ発生部を制御する。そこで、本発明は、基本波監視手段の検出信号を調整し、この調整した検出信号を制御手段へ出力する調整手段を設けているので、制御手段は、調整手段により調整された検出信号を基にレーザ発生部の制御を行うことになる。これにより、レーザ発生部から発生する基本波の出力は、調整手段による上記検出信号の調整量に応じて可変となる。調整手段により調整される基本監視手段の検出信号の調整量は、高調波監視手段の検出信号に基づいて設定される。
従って、本発明のレーザ光発生装置によれば、高調波レーザ光のレーザ出力に基づいて基本波レーザ光の出力を微細に調整することができ、しかもその調整を自動的に行うことができるので、装置の稼働を停止させることなく、設定した出力で常に安定して高調波レーザ光を発生させることができるようになる。
本発明において、上記調整手段は、高調波監視手段の検出信号に基づいて、目標値を第1の設定可変間隔で設定する粗調量設定部と、高調波監視手段の検出信号に基づいて、上記第1の設定可変間隔よりも小さい第2の設定可変間隔で、基本波監視手段の検出信号の調整量を設定する微調量設定部とを有する。これにより、基本波出力およびその高調波出力を、目標値の設定可変間隔よりも細かな可変間隔で滑らかに変化させることが可能となる。
また、本発明のレーザ光発生方法は、基本波レーザ光を発生するレーザ発生部と、基本波レーザ光の高調波を発生する光共振器とを備え、レーザ発生部から出射された基本波レーザ光の出力を検出するステップと、基本波レーザ光の出力が目標値と対応するようにレーザ発生部を制御するステップとを有するレーザ光発生方法において、光共振器から出射された高調波レーザ光の出力を検出するステップと、この高調波レーザ光の出力に基づいて、基本波レーザ光の出力検出信号を調整し、当該調整した出力検出信号が目標値と対応するようにレーザ発生部を制御するステップとを有している。
以上述べたように、本発明によれば、基本波レーザ光の出力を微細に調整することができ、しかもその調整を自動的に行うことができるので、装置の稼働率向上を図りながら、設定した出力で安定に高調波レーザ光を発生させることができるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明が適用された連続発振紫外線レーザ光発生装置(以下「レーザ光発生装置」という。)21の概略構成図である。このレーザ光発生装置21は、例えば、半導体デバイス等の表面観察用顕微鏡のレーザ光源に用いられる。
本実施の形態のレーザ光発生装置21は、基本波レーザ光を発生する固体レーザユニットでなるレーザ源22と、光共振器23と、この光共振器23の内部に配置され基本波レーザ光の高調波を発生する波長変換素子24とを備えている。このレーザ光発生装置21は、レーザ源22から光共振器23に入射される波長532nmの緑色レーザ光GLを波長変換素子24によって波長266nmの紫外線レーザ光UVLに波長変換し、この波長変換した紫外線レーザ光UVLを光共振器23から取り出すようになっている。
光共振器23は、4つのミラーM1,M2,M3及びM4により構成され、電磁位置決め素子VCMの駆動によりミラーM1を微小移動させて、共振器長を微小変化させる。これにより、温度変化等の緩やかな共振器長変化成分と、外部振動による比較的短い周期の外乱(反射ミラー振動)を吸収し、光共振状態が維持されるようになっている。
本実施の形態のレーザ光発生装置21には、光共振器23から出射される紫外線レーザ光UVLのレーザパワー(出力)を安定化させるためのAPCブロック25が設けられている。このAPCブロック25は、紫外線レーザ光UVLのレーザ出力を監視する高調波監視部26と、この高調波監視部26の検出信号が入力されるコントローラ27とで構成されている。
高調波監視部26は、本発明の「高調波監視手段」に対応し、光共振器23から出射される紫外線レーザ光UVLの一部を反射するミラー28と、ミラー28から反射された紫外線レーザ光を受光しその受光量に応じた電気信号を発生するフォトダイオード等の光電変換素子29と、光電変換素子29で発生した電気信号を増幅しコントローラ27へ供給するセンサ用アンプ30とで構成されている。
一方、コントローラ27は、APCブロック25の一構成要素であると同時に、レーザ光発生装置21全体の機能を管理、制御する装置中枢部位を構成している。このコントローラ27は、紫外線レーザ光UVLの出力設定値(目標値)が入力される目標値設定メモリ27Aと、高調波監視部26から供給される紫外線レーザ光UVLの出力検出信号(電圧信号)MS2をデジタル信号に変換するA/D変換器27Bと、検出信号MS2に基づいて紫外線レーザ光UVLが目標値となるようにレーザ源22を制御するための制御信号を生成する制御演算器27Cと、生成された制御信号をアナログ信号に変換するD/A変換器27Dとを備えている。
コントローラ27からレーザ源22へ供給される制御信号には、図1に示すように粗調信号SXpと、微調信号SVdaとが含まれている。これらの信号は、後述するように、レーザ源22へ供給されることにより基本波である緑色レーザ光GLの出力を変化させ、光共振器23から出射される紫外線レーザ光UVLの出力を制御する。
図2は、レーザ光発生装置21のレーザ源22を示す回路構成図である。
図2に示すように、レーザ源22は、基準レーザ(基本波レーザ光)である緑色レーザ光GLを出射するレーザ発生部31と、このレーザ発生部31から出射された緑色レーザ光GLの出力を監視する基本波監視部32と、コントローラ27からの微調信号SVdaに基づいて基本波監視部32の検出信号MS1を調整する微調量設定部33と、レーザ出力の目標値と微調量設定部33の出力とを比較し制御信号を生成する制御部34と、制御部34で生成された制御信号を増幅しレーザ発生部31へ入力する制御用アンプ35とで構成されている。
基本波監視部32は、本発明の「基本波監視手段」に対応し、レーザ発生部31から出射される緑色レーザ光GLの一部を反射するミラー36と、ミラー36から反射された緑色レーザ光を受光しその受光量に応じた電気信号を発生するフォトダイオード等の光電変換素子37と、光電変換素子37で発生した電気信号を増幅して得られる検出信号MS1を制御部34へ供給するセンサ用アンプ38とで構成されている。
ここで、基本波監視部32は、図2のP−V3線図に示すように、検出する緑色レーザ光GLの出力Pが大きいほど検出信号MS1の信号電圧V3は小さくなり、検出する緑色レーザ光GLの出力Pが小さいほど検出信号MS1の信号電圧V3は大きくなる特性を有している。このような特性は、例えば、モニタ用アンプ38を差動増幅器で構成し、その反転入力端子に光電変換素子37の出力端子を接続し、非反転入力端子に参照用の基準電圧端子を接続する等の方法で実現することができる。
制御部34は、本発明の「制御手段」に対応し、緑色レーザ光GLの出力設定値(目標値)が入力される目標値設定メモリ34Aと、基本波監視部32から後述する微調量設定部33を介して供給されるレーザ光GLの出力検出信号(電圧信号)MS1をデジタル信号に変換するA/D変換器34Bと、検出信号MS1に基づいてレーザ光GLの出力が出力設定値と対応するようにレーザ発生部31を駆動制御するための制御信号を生成する制御演算器34Cと、生成された制御信号を制御用アンプ35へ入力するためのD/A変換器(又はPWM変換器)34Dとを備えている。
次に、本発明に係る微調量設定部33の構成について説明する。
微調量設定部33は、基本波監視部32の検出信号MS1が当該微調量設定部33を経由できるように、基本波監視部32と制御部34との間に設けられている。微調量設定部33は差動増幅器39でなり、その反転入力端子39aには、抵抗R1を介してコントローラ27(図1)の微調信号SVdaの信号電圧Vdaが入力され、非反転入力端子39bには、抵抗R2を介して基本波監視部32の検出信号MS1の信号電圧V3が入力されるようになっている。
従って、図2に示すように、差動増幅器39の出力端子には、
V4=V3−(R2/R1)×Vda ……(1)
の演算式で演算される電圧V4が出力されることになる。
また、この微調量設定部33には、基本波監視部32の検出信号MS1として、信号電圧V3を直接制御部9へ入力する「微調無効モード」と、信号電圧V3を微調信号SVdaで調整した信号電圧V4に変換し当該変換した信号電圧V4を制御部9へ入力する「微調制御モード」のうち、何れかを選択する切替スイッチ40が設けられている。この切替スイッチ40の切替操作は、コントローラ27からの切替信号SwのON/OFF制御によって行われるようになっており、切替スイッチ40がオフ端子40aに接続されている場合は「微調無効モード」、ON端子40bに接続されている場合は「微調設定モード」となっている。
さて、制御部34は、A/D変換器34Bに入力される検出信号MS1の電圧の大きさに基づいて、緑色レーザ光GLの出力を制御する。この緑色レーザ光GLの出力は、制御部34の目標値設定メモリ34Aに設定されている目標値と対応するようフィードバック制御される。そして、緑色レーザ光GLの出力は、基本的に、目標値設定メモリ34Aに設定される出力設定値の設定可変幅に相当する可変ピッチで調整されることになる。
そこで本実施の形態では、上述した構成の微調量設定部33を設けることによって、緑色レーザ光GLを出力設定値Xpの設定可変間隔よりも細かな設定可変間隔での出力調整が可能となっている。
すなわち、本発明に係る微調量設定部33は、基本波監視部32から出力される検出信号MS1の信号電圧をV3からV4に調整し、当該調整した信号電圧V4をV3の代わりに制御部34へ出力する。これにより、制御部34は、緑色レーザ光GLの出力が信号電圧V4に相当する出力であると判断し、これを基に目標値を参照してレーザ光GLの出力制御を行うことになるので、微調量設定部33における信号電圧V3からV4への調整量に応じた電圧分だけ、緑色レーザ光GLの出力を可変制御できるようになる。
従って、当該調整量の設定可変間隔(本発明の「第2の設定可変間隔」に相当)を、制御部34の出力設定値Xpの設定可変間隔G2(本発明の「第1の設定可変間隔」に相当)よりも細かなピッチに設定することによって、緑色レーザ光GLの出力制御がより細かく、滑らかに変化させることが可能となる。例えば、出力設定値Xpの設定可変間隔が4mWに対して、微調量設定部33における信号電圧V4の調整量を1mW〜0.01mW毎、あるいはそれ以上の微細間隔に設定することができる。
本実施の形態では、微調設定モードにおいて、上記(1)式で示したように、微調量設定部33により、検出信号MS1の信号電圧V3がV4に減少される方向に調整される。信号電圧V4への調整量は、微調信号SVdaの信号電圧Vdaによって決まり、Vdaが大きくなるほど、V3の減少量は大きくなる。その結果、制御部34には、実際のレーザ出力Pよりも小さな出力の検出信号MS1が入力されるので、当該検出信号MS1の信号電圧を大きくするべく、緑色レーザ光GLのレーザ出力は、目標値設定メモリ34Aの出力設定値から信号電圧の調整量(V3−V4)に相当する出力を差し引いた出力に、安定制御される。
本実施の形態のレーザ光発生装置21は以上のように構成される。上記構成において、APCブロック25および微調量設定部33は本発明の「調整手段」に対応する。また、本発明の「粗調量設定部」は、コントローラ27の内部に組み込まれ、レーザ源22に対し粗調信号SXpを生成する部位に相当する。
次に、以上のように構成される本実施の形態のレーザ光発生装置21の一動作例について説明する。
図1において、コントローラ27の目標値設定メモリ27Aには、光共振器23から出射される紫外線レーザ光UVLの出力設定値(目標値)[mW]が設定されている。コントローラ27は、レーザ源22の制御部34に対して、設定されている紫外線レーザ光UVLのレーザ出力を得るのに必要な緑色レーザ光GLのレーザ出力設定値Xp[mW]を粗調信号SXpを介して目標値設定メモリ34Aに設定する。
なお、コントローラ27は、レーザ源22の微調量設定部33に対して、切替スイッチ40をオン端子40bに接続させる切替信号Swを供給することにより、レーザ源22の微調設定モードを選択しているが、電源投入時や使用途中での校正モード(キャリブレーションモード)実行時には、切替スイッチ40をオフ端子40aに接続させる切替信号Swを発信し、レーザ源22を微調無効モードに切り替え、これらの制御の実効性を確保している。
レーザ光発生装置21は、レーザ源22から光共振器23に入射される波長532nmの緑色レーザ光GLを、光共振器23内に配置された波長変換素子24によって、半分の波長266nmの紫外線レーザ光UVLに波長変換し、この波長変換した紫外線レーザ光UVLを光共振器23から出射させる。レーザ光発生装置21を微細構造物の表面観察用顕微鏡の光源に用いる本実施の形態においては、取り出された紫外線レーザ光UVLは、測定対象物表面に対する照射光として機能する。
レーザ光発生装置21の稼働時において、光共振器23から出射される紫外線レーザ光UVLの出力は、高調波監視部26からの検出信号MS2に基づいて、コントローラ27で管理される。コントローラ27は、紫外線レーザ光UVLの出力が目標値に安定して維持されているときは、微調信号SVdaの信号電圧Vdaを0としている。
一方、レーザ源22において、レーザ発生部31から出射される緑色レーザ光GLの出力は、基本波監視部32からの検出信号MS1に基づいて、制御部34で管理される。検出信号MS1の信号電圧V4は、差動増幅器39の作用で上記(1)式により算出される電圧値とされるが、微調信号電圧Vda=0の場合は、V4=V3となり、基本波監視部32で検出された実際の信号電圧が検出信号MS1として制御部34へ入力される。その結果、緑色レーザ光GLは、制御部34の目標値設定メモリ34Aに設定された設定値Xpに安定に維持される。
さて、紫外線レーザ光UVLの出力を小さくしたい場合、これに対応して緑色レーザ光GLのレーザ出力を小さくする必要がある。従来のレーザ光発生装置においては、緑色レーザ光GLの出力設定値の可変間隔に相当する可変幅でしかレーザ出力を調整することができなかった。
これに対して、本実施の形態のレーザ光発生装置21においては、コントローラ27からレーザ源22の微調量設定部33へ供給される微調信号SVdaの信号電圧Vdaを適度に印加することによって、緑色レーザ光GLの出力設定値を変更することなく、緑色レーザ光GLの出力減少が可能となる。
例えば、図3を参照して、緑色レーザ光GLの出力設定値Xp(n)に対応するレーザ出力をapc(n)とした場合、制御部34に入力される基本波監視部32の検出信号MS1がapc(m1)のレーザ出力に相当する電圧信号となるように、微調量設定部33に供給される微調電圧Vdaを設定する。これにより、制御部34は、基本波監視部32の検出信号MS1が出力apc(n)に相当する電圧値となるようにレーザ発生部31のフィードバック制御を行う。その結果、レーザ発生部31はレーザ出力を小さくし、これを受けて基本波監視部32の検出信号MS1の信号電圧が上昇し、最終的に、緑色レーザ光GLのレーザ出力は、P(n)段階から「da1」だけ微小量減少した出力apc(m1)に落ち着くことになる。
以上のように、本実施の形態によれば、制御部34の目標値設定メモリ34Aに設定される緑色レーザ光GLの出力設定値は従来と同様に4mWピッチの可変間隔とする一方、微調信号SVdaの信号電圧Vdaを適度に調整することによって、緑色レーザ光GLのレーザ出力を1mW、0.1mWあるいはそれ以上の微小可変間隔で微調整可能となり、従来よりも細かく、図3における理想値に沿って滑らかにレーザ出力を変化させることができるようになる。
なお、上記の例において、緑色レーザ光GLの出力を4mW以上小さくする場合には、これを微調信号SVdaの信号電圧Vdaだけでレーザ出力を低下させることも勿論可能ではあるが、制御部34の目標値設定メモリ34Aに入力される粗調信号SXpの粗調機能を、微調信号SVdaの微調機能と組み合わせる実施例がより好適である。
次に、紫外線レーザ光UVLの出力を大きくしたい場合、これに対応して緑色レーザ光GLのレーザ出力を大きくする必要がある。従来のレーザ光発生装置においては、緑色レーザ光GLの出力設定値の可変間隔に相当する可変幅でしかレーザ出力を調整することができなかった。
これに対して本実施の形態では、上述のように微調信号SVdaによる緑色レーザ光GLのレーザ出力の微小減少が可能であるので、制御部34の目標値設定メモリ34Aに入力される粗調信号SXpをXp(n)からXp(n+1)へ一段階上昇させるとともに、微調信号SVdaを適宜調整し、当該レーザ出力をP(n+1)段階から「da2」だけ減少させた出力apc(m2)に変化させる。これにより、緑色レーザ光GLのレーザ出力をapc(n)からapc(m2)へ微小量増加させることができる。
ここで、本実施の形態において、微調量設定部33は、微調信号SVdaが供給されることにより、緑色レーザ光GLのレーザ出力を常に減少させる方向(図3において「da1」、「da2」の方向)に調整するようにしている。これは、微調量設定部33によって、レーザ発生部31に対して出力許容レベルを超える出力指令値を発信するおそれを排除するためであり、これによりレーザ発生部31の過大負荷による劣化、暴走を防止するフェイルセーフ機能を確保できる。なお、粗調信号SXpは、その最大出力(MaxP)が制限されているので、この粗調信号SXpによる粗調機能でレーザ発生部31の過大負荷が問題視されることはない。
一方、本実施の形態においても、従来と同様、経時変化による紫外線レーザ光UVLの出力低下が発生し得る。この場合、従来のレーザ光発生装置においては、その都度、装置の稼働を停止させ、緑色レーザ光GLの出力設定を高出力側に設定変更し、紫外線レーザ光UVLの出力低下を補っていた。
これに対して本実施の形態では、紫外線レーザ光UVLの出力を監視する高調波監視部26の出力に基づいて、コントローラ27は、微調信号SVda、粗調信号SXpを適宜レーザ源22へ供給することによって緑色レーザ光GLの出力設定を自動的に変更し、紫外線レーザ光UVLの出力を例えば目標値A(図8)に長期にわたり安定に維持することが可能となる。
より具体的に、紫外線レーザ光UVLのレーザ出力が微量低下した場合、コントローラ27は、レーザ源22に対し微調信号電圧Vda(>0)を既に供給している場合、当該微調信号電圧Vdaの電圧値を低減し緑色レーザ光GLの出力を増大させることにより、紫外線レーザ光UVLの出力低下を補うことができる。あるいは、上述したレーザ出力を大きくする場合の制御例のように、粗調信号SXpと微調信号SVdaを適宜組み合わせることにより、紫外線レーザ光UVLの出力低下を補うことができる。
したがって、本実施の形態によれば、装置の運転を停止させることなく、基本波レーザ光の出力設定を自動的に行うことができるので、高調波レーザ光の出力を長期にわたって安定化させることができるとともに、装置の稼働率の向上を図り、作業コストの削減は勿論、品質管理負担の低減効果をも得ることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施の形態では、基本波レーザ光を波長532nmの緑色レーザ光GLとし、高調波レーザ光を波長266nmの紫外線レーザ光UVLとして説明したが、基本波レーザ光および高調波レーザ光の波長は上記に限定されることなく、用いるレーザ源や必要とする高調波レーザ波長に応じて、適宜変更可能である。
また、以上の実施の形態では、高調波レーザ光を基本波レーザ光の第2高調波光として説明したが、これに代えて、高調波レーザ光を基本波レーザ光の第4高調波光あるいは更に高次の高調波光とすることも可能である。
更に、以上の実施の形態では、基本波レーザ光および高調波レーザ光の出力を監視する監視手段として、フォトダイオードとモニタ用アンプの2段構成としたが、これに限らず、例えばフォトトランジスタ等の増幅機能をも兼ねた光電変換素子を用いるようにしてもよい。
更に又、レーザ源22における微調無効モードと微調設定モードの切替タイミングは上記の例に限られず、例えば、微調量設定部33による検出信号MS1の微量調整時にのみ微調設定モードを選択する等の実施例も適用可能である。
本発明の実施の形態によるレーザ光発生装置21の概略構成図である。 レーザ光発生装置21におけるレーザ源22の概略構成図である。 レーザ光発生装置21による基本波レーザ光GLの出力制御例を示す図である。 従来のレーザ光発生装置の概略構成図である。 従来のレーザ光発生装置におけるレーザ源の概略構成図である。 従来のレーザ源の出力制御例を示す図である。 図6における一部拡大図である。 従来のレーザ光発生装置による高調波レーザ光の出力制御例を示す図である。
符号の説明
21…レーザ光発生装置、22…レーザ源、23…光共振器、24…波長変換素子、25…APCブロック、26…高調波監視部、27…コントローラ、31…レーザ発生部、32…基本波監視部、33…微調量設定部、34…制御部、40…切替スイッチ、GL…緑色レーザ光(基本波レーザ光)、UVL…紫外線レーザ光(高調波レーザ光)。

Claims (8)

  1. 基本波レーザ光を発生するレーザ発生部と、前記レーザ発生部から出射された基本波レーザ光の出力を監視する基本波監視手段と、前記基本波レーザ光の高調波を発生する波長変換素子を内部に有する光共振器と、前記基本波監視手段の検出信号が入力され前記基本波レーザ光の出力が目標値と対応するように前記レーザ発生部を制御する制御手段とを備えたレーザ光発生装置において、
    前記光共振器から出射された高調波レーザ光の出力を監視する高調波監視手段と、
    この高調波監視手段の検出信号に基づいて、前記基本波監視手段の検出信号を調整し、当該調整した検出信号を前記制御手段へ出力する調整手段とを備えた
    ことを特徴とするレーザ光発生装置。
  2. 前記調整手段は、
    前記高調波監視手段の検出信号に基づいて、前記目標値を第1の設定可変間隔で設定する粗調量設定部と、
    前記高調波監視手段の検出信号に基づいて、前記第1の設定可変間隔よりも小さな第2の設定可変間隔で、前記基本波監視手段の検出信号の調整量を設定する微調量設定部とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ光発生装置。
  3. 前記微調量設定部は、前記基本波の出力が前記目標値よりも小さくなる方向に、前記基本波監視手段の検出信号を調整する
    ことを特徴とする請求項2に記載のレーザ光発生装置。
  4. 前記調整手段は、前記微調量設定部の機能を有効とするか否かを選択するための切換器を備えている
    ことを特徴とする請求項2に記載のレーザ光発生装置。
  5. 前記基本波レーザ光は可視光レーザであり、前記高調波レーザ光は紫外光レーザである
    ことを特徴とする請求項1に記載のレーザ光発生装置。
  6. 基本波レーザ光を発生するレーザ発生部と、前記基本波レーザ光の高調波を発生する光共振器とを備え、前記レーザ発生部から出射された基本波レーザ光の出力を検出するステップと、前記基本波レーザ光の出力が目標値と対応するように前記レーザ発生部を制御するステップとを有するレーザ光発生方法において、
    前記光共振器から出射された高調波レーザ光の出力を検出するステップと、
    この高調波レーザ光の出力に基づいて、前記基本波レーザ光の出力検出信号を調整し、当該調整した出力検出信号が前記目標値と対応するように前記レーザ発生部を制御するステップとを有する
    ことを特徴とするレーザ光発生方法。
  7. 前記基本波レーザ光の出力検出信号の調整は、前記目標値の設定可変間隔よりも小さな可変間隔で行われる
    ことを特徴とする請求項6に記載のレーザ光発生方法。
  8. 前記基本波レーザ光の出力検出信号の調整は、前記基本波レーザ光の出力が前記目標値よりも小さくなる方向に行われる
    ことを特徴とする請求項6に記載のレーザ光発生方法。

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