JP2011192918A - レーザシステムおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度が変化した場合でも、レーザ光の波長を容易に高調波生成素子で変換可能な波長範囲内にすることが可能なレーザシステムおよびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、レーザ光36を発振するDFBレーザ12と、DFBレーザ12の温度調節をするヒータ14と、レーザ光36をレーザ光36の高調波光38に変換する高調波生成素子20と、を有するレーザモジュール10と、レーザモジュール10の温度が所定の温度において、DFBレーザ12が発振したレーザ光36の波長が高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内になるように、DFBレーザ12を駆動する駆動電流26を制御し、レーザモジュール10の温度が所定の温度から変化した場合に、レーザ光36の波長が高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内になるように、ヒータ14に投入するヒータ電流28を制御する制御部40と、を具備するレーザシステムである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、レーザ光36を発振するDFBレーザ12と、DFBレーザ12の温度調節をするヒータ14と、レーザ光36をレーザ光36の高調波光38に変換する高調波生成素子20と、を有するレーザモジュール10と、レーザモジュール10の温度が所定の温度において、DFBレーザ12が発振したレーザ光36の波長が高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内になるように、DFBレーザ12を駆動する駆動電流26を制御し、レーザモジュール10の温度が所定の温度から変化した場合に、レーザ光36の波長が高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内になるように、ヒータ14に投入するヒータ電流28を制御する制御部40と、を具備するレーザシステムである。
【選択図】図1
Description
本発明は、レーザシステムおよびその製造方法に関し、特にレーザ光の高調波光を出射するレーザシステムおよびその製造方法に関する。
近年、レーザ光を出力するレーザシステムは、様々な分野で用いられている。特に、安価なレーザシステムには、半導体レーザが用いられている。しかしながら、半導体レーザには、発振が困難な波長帯の光(例えば、グリーン光)がある。そこで、DPSS(ダイオード励起固体レーザ)方式を用いて、半導体レーザでは発振が困難な波長帯の光を出射する方法が知られている。
DPSS方式では、レーザディスプレイ用途などで要求される、例えば50MHz程度の高速変調が困難である。そこで、半導体レーザが出射したレーザ光を非線形光学素子で高調波に変換して出射するレーザシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のレーザシステムにおいて、非線形光学素子における高調波への変換効率を高めようとすると、許容される波長範囲が狭くなってしまう。半導体レーザと非線形光学素子とは異なる波長温度係数を有する。また、半導体レーザと非線形光学素子とは個別素子ごとに波長特性にバラツキも有する。このため、温度が変化した場合に、レーザ光の波長が高効率で変換可能な範囲内となるように調整する波長調整は容易ではなかった。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、温度が変化した場合でも、レーザ光の波長を容易に高調波生成素子で変換可能な波長範囲内にすることが可能なレーザシステムおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、レーザ光を発振するレーザと、前記レーザの温度調節をするヒータと、前記レーザ光を前記レーザ光の高調波光に変換する高調波生成素子と、を有するレーザモジュールと、前記レーザモジュールの温度が所定の温度において、前記レーザが発振した前記レーザ光の波長が前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲内になるように、前記レーザを駆動する駆動電流を制御し、前記レーザモジュールの温度が前記所定の温度から変化した場合に、前記レーザ光の波長が前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲内になるように、前記ヒータに投入するヒータ電流を制御する制御部と、を具備することを特徴とするレーザシステムである。本発明によれば、レーザモジュールの温度が変化した場合でも、レーザ光の波長を高調波生成素子で変換可能な波長範囲内に容易に制御することができる。
上記構成において、前記ヒータに前記ヒータ電流を投入していない状態で、前記レーザモジュールの動作温度範囲において、前記レーザが発振する前記レーザ光の波長は前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲以下である構成とすることができる。この構成によれば、レーザモジュールの動作温度範囲の全範囲において、レーザ光の波長を高調波生成素子で変換可能な波長範囲内にできる。
上記構成において、前記レーザの波長温度係数が前記高調波生成素子の波長温度係数よりも大きい場合において、前記所定の温度は、前記レーザモジュールの動作温度範囲での最高温度以上である構成とすることができる。この構成によれば、レーザモジュールの動作温度範囲の全範囲において、レーザ光の波長を高調波生成素子で変換可能な波長範囲内にできる。
上記構成において、前記レーザの波長温度係数が前記高調波生成素子の波長温度係数よりも小さい場合において、前記所定の温度は、前記レーザモジュールの動作温度範囲での最低温度以下である構成とすることができる。この構成によれば、レーザモジュールの動作温度範囲の全範囲において、レーザ光の波長を高調波生成素子で変換可能な波長範囲内にできる。
上記構成において、前記制御部は、前記レーザモジュールの温度が前記所定の温度から変化した場合に、前記レーザを駆動する駆動電流は固定にしたまま、前記ヒータに投入する前記ヒータ電流を制御する構成とすることができる。
上記構成において、前記レーザモジュールは、前記レーザが発振した前記レーザ光の強度を所定の大きさに調整する光強度調整部を有する構成とすることができる。この構成によれば、レーザの駆動電流の大きさを変えてレーザ光の波長を調整した場合であっても、レーザ光の強度を所定の大きさに調整できる。
上記構成において、前記レーザと前記光強度調整部とは同じチップ上に形成されて、それぞれ活性層を挟むようにクラッド層が設けられた構造をし、前記光強度調整部は、前記クラッド層間に順方向バイアスまたは逆方向バイアスが印加されることで前記レーザ光の強度を調整する構成とすることができる。
本発明は、レーザ光を発振するレーザと前記レーザの温度調節をするヒータと前記レーザ光を前記レーザ光の高調波光に変換する高調波生成素子とを有するレーザモジュールと、前記レーザを駆動する駆動電流と前記ヒータに投入するヒータ電流とを制御する制御部と、を有するレーザシステムであって、前記制御部は、前記レーザモジュールの温度が所定の温度から変化した場合に、前記レーザ光の波長が前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲内になるように、前記所定の温度からの前記レーザモジュールの温度変化量に応じた前記ヒータ電流値を、複数の前記レーザシステムそれぞれ同じ大きさで制御する前記レーザシステムの製造方法において、前記レーザモジュールの温度が前記所定の温度において、前記複数のレーザシステムそれぞれ個別に前記レーザを駆動する駆動電流値を変えて、前記レーザ光の波長を前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲内とする工程を有することを特徴とするレーザシステムの製造方法である。本発明によれば、レーザモジュールの温度変化に対するヒータ電流値を、複数のレーザシステムで共通に用いることができるため、レーザモジュールの温度が変化した場合でも、レーザ光の波長を高調波生成素子で変換可能な波長範囲内に容易に制御することができる。
上記構成において、前記レーザモジュールは、前記レーザが発振した前記レーザ光の強度を調整する光強度調整部を有し、前記制御部は、前記光強度調整部に印加する電圧値を制御する前記レーザシステムの製造方法において、前記複数のレーザシステムそれぞれ個別に前記光強度調整部に印加する電圧値を変えて、前記レーザ光の強度を前記複数のレーザシステムの間で同じ大きさにする工程を有する構成とすることができる。この構成によれば、レーザの駆動電流の大きさを変えてレーザ光の波長を調整した場合であっても、複数のレーザシステムの間でレーザ光の強度を同じ大きさにできる。
本発明によれば、レーザモジュールの温度が変化した場合でも、レーザ光の波長を高調波生成素子で変換可能な波長範囲内に容易に制御することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
図1は、実施例1に係るレーザシステムのブロック図である。図1のように、実施例1に係るレーザシステム100は、レーザモジュール10と、制御部40と、不揮発性メモリ41と、を有する。レーザモジュール10は、DFB(分布帰還型)レーザ12と、ヒータ14と、光強度調整部16と、半導体光増幅器(SOA)18と、高調波生成素子20と、温度センサ22と、レンズ24と、を有する。SOA18と高調波生成素子20とは、レンズ24を介して光結合しており、SOA18から出射されたレーザ光36は高調波生成素子20に入射する。不揮発性メモリ41には、DFBレーザ12に注入する駆動電流、レーザモジュール10の温度が変化した場合に、温度変化量に応じてヒータ14に投入するヒータ電流、光強度調整部16に印加する電圧に関するデータが記憶されている。
DFBレーザ12は、コルゲーションを有し単一波長のレーザ光36を発振するレーザであり、例えば1064nmの波長を有するレーザ光36を発振する。DFBレーザ12は、制御部40から駆動電流26が注入されることで動作し、レーザ光36を発振する。ヒータ14は、制御部40から投入されるヒータ電流28に基づいてDFBレーザ12の温度を調節する。光強度調整部16は、制御部40から印加される電圧30に基づいてDFBレーザ12から発振されたレーザ光36の強度を所定の大きさに調整する。SOA18は、制御部40から印加される電圧32に基づいて光強度調整部16で所定の大きさに強度調整されたレーザ光36の強度を変調する。光強度調整部16およびSOA18は、レーザ光36の強度を変化させるが、レーザ光36の波長は変化させない。DFBレーザ12と光強度調整部16とSOA18とは同一チップ上に形成されており、DFBレーザ12と光強度調整部16とSOA18それぞれの光軸が一致している。温度センサ22は、レーザモジュール10の温度をモニタし、制御部40に温度モニタ値34を出力する。
制御部40は、DFBレーザ12の駆動電流26と、ヒータ14に投入するヒータ電流28と、光強度調整部16に印加する電圧30と、SOA18に印加する電圧32とを制御する。
高調波生成素子20は、非線形光学素子であり、入射されたレーザ光36を高調波光38に変換する。高調波生成素子20は、例えばPPLN(Periodically Poled Lithium Niobate)であり、レーザ光36の第2高調波光である例えば532nmの波長を有する高調波光38を出射する。
図2は、レーザ光の波長と高調波生成素子の変換効率を説明する模式図である。図2のように、高調波生成素子20による基本波から高調波への変換を高変換効率で行おうとすると、許容される波長範囲は領域39のような狭い波長範囲となる。以下において、高変換効率で基本波から高調波に変換できる波長を高調波生成素子20の位相整合波長と称すことにする。
図3(a)および図3(b)は、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長について説明する模式図である。図3(a)はDFBレーザ12を駆動する駆動電流とDFBレーザ12で発振するレーザ光の波長との関係を示しており、図3(b)はヒータ14のヒータ電力とDFBレーザ12で発振するレーザ光の波長との関係を示している。図3(a)および図3(b)のように、DFBレーザ12の駆動電流およびヒータ14のヒータ電力の大きさが変化すると、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長が変化する。具体的には、DFBレーザ12の駆動電流およびヒータ14のヒータ電力が大きくなるに従い、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長は長波長側にシフトする。このように、DFBレーザ12は温度が変化すると発振波長が変化する。
高調波生成素子20の位相整合波長も温度の変化と共に変化する。DFBレーザ12のレーザ光の波長と高調波生成素子20の位相整合波長とは、温度変化に対して異なる変化率を有する。このため、レーザモジュール10の温度が変化すると、レーザ光の波長と位相整合波長とは異なる変化率で変化するが、DFBレーザ12の駆動電流またはヒータ14のヒータ電力の大きさを調整することで、レーザ光の波長を位相整合波長に一致させることができる。
図4は、DFBレーザ12と光強度調整部16とSOA18との断面模式図である。図4のように、n型GaAs基板50上に、n型Al0.35Ga0.65Asからなるn型クラッド層52が形成されている。基板50下には電極54が形成されている。n型クラッド層52上に、GaAsからなるベース層56内にInAsからなる量子ドット58を有する量子ドット活性層60が形成されている。量子ドット活性層60上にp型GaAsからなるp型層62が形成されている。p型層62上にp型InGaPからなるp型クラッド層64が形成されている。DFBレーザ12のp型層62とp型クラッド層64との間には出射するレーザ光の波長を決めるコルゲーション80が形成されている。基板50からp型クラッド層64までは、DFBレーザ12と光強度調整部16とSOA18とで共通である。
DFBレーザ12と光強度調整部16とSOA18とのp型クラッド層64上に、それぞれp+GaAsからなるコンタクト層66が形成されている。DFBレーザ12において、コンタクト層66上には電極68が形成されている。電極68上に酸化シリコンからなる絶縁膜70が形成されている。絶縁膜70上に例えばPtからなるヒータ14が形成されている。光強度調整部16において、コンタクト層66上に電極72が形成されている。SOA18において、コンタクト層66上に電極74が形成されている。制御部40は、ワイヤ76を介して電極68、72、74およびヒータ14に電圧を印加する。電極54は、一定電位に接続されている。例えば接地されている。
制御部40は、DFBレーザ12の電極68に正電圧を印加することにより、電極68と電極54との間に駆動電流を流す。これにより、量子ドット活性層60で誘導放出が生じ、活性層60付近にレーザ光36が伝搬する。また、制御部40は、ヒータ14にヒータ電流を流すことにより、DFBレーザ12の温度を制御する。さらに、制御部40は、電極72と電極54の間に逆方向バイアスを印加することにより、活性層60内のレーザ光36を一部吸収させて、レーザ光36の強度を調整する。光吸収量は逆方向バイアスの大きさにより変化する。あるいは、制御部40は、電極72と電極54の間に順方向バイアスを印加することにより、活性層60内のレーザ光36を増幅させて、レーザ光36の強度を調整する。光増幅量は順方向バイアスにより生じる電流量により変化する。したがって、電極72と電極54の間の逆方向バイアス値、あるいは順方向電流値を調整することで、活性層60内のレーザ光36の強度を所望の強度にすることができる。さらに、制御部40は、電極74と電極54との間に順方向バイアスを印加することにより、活性層60内のレーザ光36を増幅させる。電極74と電極54との間の電圧値を変化させることにより、SOA18の増幅率を変化させ、SOA18から出射するレーザ光36を強度変調することができる。
次に、図5のフローチャートおよび図6の模式図を用いて、制御部40の不揮発性メモリ41へのデータ記憶制御について説明する。なお、前述したように、DFBレーザ12と高調波生成素子20とは異なる波長温度係数を有するが、実施例1においては、図6のように、DFBレーザ12の波長温度係数が高調波生成素子20の波長温度係数よりも大きい場合を説明する。つまり、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長の方が高調波生成素子20の位相整合波長よりも、レーザモジュール10の温度変化に対する変化率が大きい場合を例に説明する。
まず、図5のように、制御部40は、レーザモジュール10の動作温度範囲42での最高温度にて、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長が高調波生成素子20の位相整合波長に一致するよう、DFBレーザ12の駆動電流を調整する(ステップS10)。ここで、レーザモジュール10の動作温度範囲42とは、DFBレーザ12や高調波生成素子20などの動作を保証する温度範囲のことをいう。図3(a)で説明したように、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長は駆動電流の大きさにより変化する。このため、駆動電流の大きさを調整する前はレーザ光の波長と位相整合波長とがズレていた場合でも(図6の一点鎖線)、駆動電流の大きさを調整することでレーザ光の波長を高調波生成素子20の位相整合波長に一致させることができる(図6の実線)。
次いで、制御部40は、ステップS10で調整したDFBレーザ12の駆動電流値を不揮発性メモリ41に記憶させる(ステップS12)。ここで、DFBレーザ12と高調波生成素子20とは個別素子ごとに波長特性にバラツキを有する。このため、例えば、図6の一点鎖線のときと同じ大きさの駆動電流を別のDFBレーザに注入した場合に、別のDFBレーザは図6の破線のような波長特性を有する場合がある。この場合、当該別のDFBレーザに対してステップS10で説明した工程を実行すると、注入する駆動電流の大きさは、図6の一点鎖線で示したDFBレーザの場合と異なることになる。つまり、複数のレーザシステム100において、DFBレーザ12に注入する駆動電流の大きさは異なり、その結果、不揮発性メモリ41に記憶されるDFBレーザ12の駆動電流値も異なる。
次いで、制御部40は、レーザ光の強度が所定の大きさになるよう、光強度調整部16に印加する電圧を調整する(ステップS14)。所定の大きさとは、複数のレーザシステム100において、光強度調整部16で強度調整された後のレーザ光の強度が同じ大きさとなることをいう。
次いで、制御部40は、ステップS14で調整した光強度調整部16の電圧値を不揮発性メモリ41に記憶させる(ステップS16)。ここで、複数のレーザシステム100において、ステップS10の工程でDFBレーザ12に注入する駆動電流の大きさがそれぞれ異なることから、DFBレーザ12が発振するレーザ光の強度もそれぞれ異なる。このため、光強度調整部16への印加電圧値もそれぞれ異なることになり、その結果、不揮発性メモリ41に記憶される光強度調整部16の電圧値も異なることになる。
なお、不揮発性メモリ41には、予め、レーザモジュール10の温度が変化した場合に、レーザ光の波長が位相整合波長に一致するよう、動作温度範囲42での最高温度からの温度変化量に応じたヒータ14のヒータ電流値が記憶されている。図3(b)で説明したように、ヒータ電力の大きさによりDFBレーザ12が発振するレーザ光の波長が変化する。このため、動作温度範囲42での最高温度からの温度変化量に応じてヒータ電流を増加させることで、レーザ光の波長を位相整合波長に一致させることができる。ここで、DFBレーザ12と高調波生成素子20とは個別素子ごとに波長特性にバラツキを有するが、ステップS10の工程を実行することで、図6のように、個別素子ごとの波長特性バラツキを吸収することができる。このため、動作温度範囲42での最高温度からの温度変化量に応じたヒータ電流値は、複数のレーザシステム100で共通の値を用いることができる。
次に、図7のフローチャートを用いて、制御部40によるレーザモジュール10の制御について説明する。まず、図7のように、制御部40は、不揮発性メモリ41に記憶された駆動電流値をDFBレーザ12に注入して、DFBレーザ12からレーザ光を発振させる(ステップS20)。次いで、制御部40は、不揮発性メモリ41に記憶された光強度調整部16の電圧値を光強度調整部16に印加して、DFBレーザ12で発振されたレーザ光の強度を調整する(ステップS22)。
次いで、制御部40は、温度センサ22からの温度モニタ値により、レーザモジュール10の温度が動作温度範囲42での最高温度から変化しているか判断する。変化していると判断した場合、制御部40は、DFBレーザ12の駆動電流値は変化させずに、不揮発性メモリ41に記憶された、動作温度範囲42での最高温度からの温度変化量に応じたヒータ電流値をヒータ14に投入する(ステップS24)。これにより、図6のように、レーザ光の波長を高調波生成素子20の位相整合波長に一致させることができ、高調波生成素子20から高調波光を出射させることができる。また、レーザモジュール10の温度が変化した都度ステップS24を実行することで、レーザモジュール10の温度が変化した場合でも、レーザ光の波長を位相整合波長に一致させ続けることができ、高調波生成素子20から高調波光を出射させ続けることができる。
以上説明してきたように、実施例1によれば、図5のステップS10で説明したように、レーザモジュール10の動作温度範囲42での最高温度にて、DFBレーザ12の駆動電流を制御して、レーザ光の波長が高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内になるようにする。そして、図7のステップS24で説明したように、レーザモジュール10の温度が動作温度範囲42での最高温度から変化した場合に、DFBレーザ12の駆動電流は変化させず固定にしたまま、ヒータ14に投入するヒータ電流を制御して、レーザ光の波長が高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内になるようにする。これにより、レーザモジュール10の温度が変化した場合でも、レーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内とすることを容易に制御でき、高調波生成素子20から安定して高調波光を出射させることができる。
レーザモジュール10の温度が変化した場合に、DFBレーザ12の駆動電流は固定にしたまま、ヒータ14に投入するヒータ電流を制御してレーザ光の波長調整をすることで、レーザ光の強度は変化させずに済む。このため、レーザモジュール10の温度変化ごとに、光強度調整部16の制御を行う必要がないため制御が容易になる。
実施例1では、図5のステップS10および図6のように、レーザモジュール10の動作温度範囲42での最高温度にて、DFBレーザ12の駆動電流を制御し、レーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内としている。これにより、ヒータ14にヒータ電流が投入されていない状態で、レーザモジュール10の動作温度範囲42において、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲以下にすることができる。このため、レーザモジュール10の動作温度範囲42の全範囲において、ヒータ14のヒータ電流を増加させることでレーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内とすることができる。このことから、DFBレーザ12の波長温度係数が高調波生成素子20の波長温度係数より大きい場合は、レーザモジュール10の動作温度範囲42での最高温度以上において、DFBレーザ12の駆動電流を制御してレーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内とする場合が好ましい。
また、図5のステップS10、S12で説明したように、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長が高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内となるように、DFBレーザ12の駆動電流を調整すると、複数のレーザシステム100で、それぞれDFBレーザ12に注入する駆動電流の大きさが異なることになる。つまり、複数のレーザシステム100では、それぞれ個別にDFBレーザ12の駆動電流値を制御して、レーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内とする。このような制御を行うことで、図6のように、DFBレーザ12と高調波生成素子20の個別素子ごとに生じ得る波長特性バラツキを吸収できる。このため、図7のステップS24では、動作温度範囲42での最高温度からの温度変化量に応じて、ヒータ電流を複数のレーザシステム100それぞれで同じ大きさで制御して、レーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内とすることができる。このように、レーザモジュール10の温度変化に応じて投入するヒータ電流値は、複数のレーザシステム100で共通に用いることができるため、レーザ光の波長制御が容易となる。
図1のように、レーザモジュール10は、レーザ光の強度を変調するSOA18を備えている。SOA18はレーザ光の強度は変化させるが、波長は変化させないため、レーザ光の波長は高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内を維持したまま、レーザ光の強度を変調させることができる。
また、図1のように、レーザモジュール10は、レーザ光の強度を所定の大きさに調整する光強度調整部16を備えている。前述したように、複数のレーザシステム100では、それぞれ個別にDFBレーザ12を駆動する駆動電流の大きさを変えて、レーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内にしている。このため、複数のレーザシステム100それぞれの間で、DFBレーザ12が発振するレーザ光の強度が異なってしまう。そこで、レーザシステム100は光強度調整部16を備え、複数のレーザシステム100それぞれ個別に光強度調整部16に印加する電圧を制御することで、レーザ光の強度が複数のレーザシステム100それぞれの間で同じ大きさになるようにする。これにより、複数のレーザシステム100において、SOA18に印加する電圧を同じ大きさで制御することが可能になり、SOA18の制御が容易となる。
図4のように、DFBレーザ12と光強度調整部16とSOA18とは同じチップ上に形成され、それぞれ活性層を挟むようにクラッド層が設けられた構造をしている。活性層とクラッド層とは、DFBレーザ12と光強度調整部16とSOA18とで共通である。これにより、DFBレーザ12と光強度調整部16との間および光強度調整部16とSOA18との間のレーザ光の損失を抑制できる。また、SOA18はクラッド層間に順方向バイアスが印加されることでレーザ光の強度を変調し、光強度調整部16はクラッド層間に順方向バイアスあるいは逆方向バイアスが印加されることでレーザ光の強度を調整している。
実施例1では、DFBレーザ12の波長温度係数が高調波生成素子20の波長温度係数よりも大きい場合を例に説明したが、DFBレーザ12の波長温度係数が高調波生成素子20の波長温度係数よりも小さい場合でもよい。この場合は、図8のように、レーザモジュール10の動作温度範囲42での最低温度以下にて、DFBレーザ12の駆動電流を制御して、レーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内とする場合が好ましい。これにより、ヒータ14にヒータ電流が投入されていない状態で、レーザモジュール10の動作温度範囲42において、DFBレーザ12が発振するレーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲以下にすることができる。よって、レーザモジュール10の動作温度範囲42の全範囲において、ヒータ14のヒータ電流を増加させることでレーザ光の波長を高調波生成素子20で変換可能な波長範囲内にできる。
実施例1では、レーザは量子ドットDFBレーザである場合を例に示したが、これに限られるわけではない。例えば、量子井戸DFBレーザなどの場合でもよいし、DFBレーザ以外の例えばファブリペロ型レーザである場合でもよい。また、SOA18と高調波生成素子20とはレンズ24を介して光結合している場合を例に示したが、SOA18と高調波生成素子20とが直接結合している場合でもよい。
また、実施例1では、高調波生成素子20が、レーザ光36をレーザ光36の第2高調波に変換する例を説明したが、高調波生成素子20はレーザ光36のより高次な高調波光に変換してもよい。また、レーザ光36が1064nmであり、高調波光38が532nmのグリーン光の場合を例に説明したが、高調波光38は他の波長の光でもよい。またレーザ光36はその他の波長を有してもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 レーザモジュール
12 DFBレーザ
14 ヒータ
16 光強度調整部
18 SOA
20 高調波生成素子
22 温度センサ
24 レンズ
26 駆動電流
28 ヒータ電流
30 電圧
32 電圧
34 温度モニタ値
36 レーザ光
38 高調波光
39 領域
40 制御部
41 不揮発性メモリ
42 動作温度範囲
50 基板
52 n型クラッド層
54 電極
56 ベース層
58 量子ドット
60 活性層
62 p型層
64 p型クラッド層
66 コンタクト層
68 電極
70 絶縁膜
72 電極
74 電極
76 ワイヤ
80 コルゲーション
100 レーザシステム
12 DFBレーザ
14 ヒータ
16 光強度調整部
18 SOA
20 高調波生成素子
22 温度センサ
24 レンズ
26 駆動電流
28 ヒータ電流
30 電圧
32 電圧
34 温度モニタ値
36 レーザ光
38 高調波光
39 領域
40 制御部
41 不揮発性メモリ
42 動作温度範囲
50 基板
52 n型クラッド層
54 電極
56 ベース層
58 量子ドット
60 活性層
62 p型層
64 p型クラッド層
66 コンタクト層
68 電極
70 絶縁膜
72 電極
74 電極
76 ワイヤ
80 コルゲーション
100 レーザシステム
Claims (9)
- レーザ光を発振するレーザと、前記レーザの温度調節をするヒータと、前記レーザ光を前記レーザ光の高調波光に変換する高調波生成素子と、を有するレーザモジュールと、
前記レーザモジュールの温度が所定の温度において、前記レーザが発振した前記レーザ光の波長が前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲内になるように、前記レーザを駆動する駆動電流を制御し、前記レーザモジュールの温度が前記所定の温度から変化した場合に、前記レーザ光の波長が前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲内になるように、前記ヒータに投入するヒータ電流を制御する制御部と、を具備することを特徴とするレーザシステム。 - 前記ヒータに前記ヒータ電流を投入していない状態で、前記レーザモジュールの動作温度範囲において、前記レーザが発振する前記レーザ光の波長は前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲以下であることを特徴とする請求項1記載のレーザシステム。
- 前記レーザの波長温度係数が前記高調波生成素子の波長温度係数よりも大きい場合において、前記所定の温度は、前記レーザモジュールの動作温度範囲での最高温度以上であることを特徴とする請求項1または2記載のレーザシステム。
- 前記レーザの波長温度係数が前記高調波生成素子の波長温度係数よりも小さい場合において、前記所定の温度は、前記レーザモジュールの動作温度範囲での最低温度以下であることを特徴とする請求項1または2記載のレーザシステム。
- 前記制御部は、前記レーザモジュールの温度が前記所定の温度から変化した場合に、前記レーザを駆動する駆動電流は固定にしたまま、前記ヒータに投入する前記ヒータ電流を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載のレーザシステム。
- 前記レーザモジュールは、前記レーザが発振した前記レーザ光の強度を所定の大きさに調整する光強度調整部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載のレーザシステム。
- 前記レーザと前記光強度調整部とは同じチップ上に形成されて、それぞれ活性層を挟むようにクラッド層が設けられた構造をし、
前記光強度調整部は、前記クラッド層間に順方向バイアスまたは逆方向バイアスが印加されることで前記レーザ光の強度を調整することを特徴とする請求項6記載のレーザシステム。 - レーザ光を発振するレーザと前記レーザの温度調節をするヒータと前記レーザ光を前記レーザ光の高調波光に変換する高調波生成素子とを有するレーザモジュールと、前記レーザを駆動する駆動電流と前記ヒータに投入するヒータ電流とを制御する制御部と、を有するレーザシステムであって、前記制御部は、前記レーザモジュールの温度が所定の温度から変化した場合に、前記レーザ光の波長が前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲内になるように、前記所定の温度からの温度変化量に応じて、前記ヒータ電流を複数の前記レーザシステムそれぞれ同じ大きさで制御する前記レーザシステムの製造方法において、
前記レーザモジュールの温度が前記所定の温度において、前記複数のレーザシステムそれぞれ個別に前記レーザを駆動する駆動電流を制御して、前記レーザ光の波長を前記高調波生成素子で変換可能な波長範囲内とする工程を有することを特徴とするレーザシステムの製造方法。 - 前記レーザモジュールは、前記レーザが発振した前記レーザ光の強度を調整する光強度調整部を有し、前記制御部は、前記光強度調整部に印加する電圧を制御する前記レーザシステムの製造方法において、
前記複数のレーザシステムそれぞれ個別に前記光強度調整部に印加する電圧を制御して、前記レーザ光の強度を前記複数のレーザシステムの間で同じ大きさにする工程を有することを特徴とする請求項8記載のレーザシステムの製造方法。
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JP2006286993A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Eudyna Devices Inc | レーザモジュール、その制御方法、その制御のための制御データの生成方法およびその制御データ |
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JP2007194416A (ja) * | 2006-01-19 | 2007-08-02 | Canon Inc | 光波長変換光源 |
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2010
- 2010-03-16 JP JP2010059591A patent/JP2011192918A/ja active Pending
-
2011
- 2011-03-04 WO PCT/JP2011/055015 patent/WO2011114906A1/ja active Application Filing
- 2011-03-15 TW TW100108732A patent/TW201143236A/zh unknown
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JP2020109800A (ja) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | 三菱電機株式会社 | 半導体レーザー装置 |
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TW201143236A (en) | 2011-12-01 |
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