JP2006105295A - 管接続装置 - Google Patents

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Masatatsu Tsuji
昌辰 辻
Yorimichi Kubota
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Abstract

【課題】一方の管に対する他方の管の軸方向および半径方向の振動を吸収できるとともに、内圧による膨らみを抑えて膨らみによる破損を防止できる管接続装置を提供する。
【解決手段】一方の管11に、円筒形に成形した一方の肉厚部21を嵌着して固定し、他方の管12に、円筒形に成形した他方の肉厚部22を嵌着して固定する。一方の肉厚部21と他方の肉厚部22との間には、これらの相互に対向する端面の内径側21i,22iから外径側21o,22oへ、シート状山形断面に成形した円環状の山形部23を一体に形成する。山形部23の頂上部24の外径は、一方および他方の肉厚部21,22の外径とほぼ同一径に形成することで、内圧による山形部23の軸方向への膨らみを一方および他方の肉厚部21,22間に規制する。両方の肉厚部21,22および山形部23の外周面に沿って補強線材27を内装する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一方の管から他方の管にわたって嵌着される管接続装置に関する。
図3に示されるように、円筒状の一方の管1の外周から円筒状の他方の管2の外周にわたって円筒形のラバーホース3が嵌着され、このラバーホース3の一端部および他端部の外周面に巻回された締付バンド4,5によりラバーホース3が固定された配管構造が、油圧回路における油圧ポンプの吸込配管や、作動油タンクへのリターン配管などに用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図4に示されるように、一方の管1から他方の管2にわたって蛇腹形のラバーホース6が嵌着され、このラバーホース6の一端部および他端部の外周面に巻回された締付バンド4,5によりラバーホース6が固定された配管構造も知られている。
図5に示されるように、一方の管1から他方の管2にわたって中央部膨出形のラバーホース7が嵌着され、このラバーホース7の一端部および他端部の外周面に巻回された締付バンド4,5によりラバーホース7が固定された配管構造も知られている。
特開平9−137476号公報(第4頁、図2−3)
図3に示された配管構造は、一方の管1に対する他方の管2の半径方向の振動は、ラバーホース3の撓みにより吸収できるが、軸方向の振動は吸収しにくい。例えば、作動油の冷却器などは、コストを安くするために短いチューブが突出しているだけであるから、このチューブと接続する油圧配管を適切な接続位置まで延長して、それらを、振動吸収体として機能するラバーホース3などで接続しているが、円筒形のラバーホース3は、軸方向の振動に対しては柔軟性が少ないので、長時間稼動すれば、管1,2からラバーホース3が抜けたり、摩耗したりする問題がある。
図4に示された配管構造は、蛇腹形のラバーホース6によって、軸心の振れ、半径方向の振動は吸収可能であり、軸方向の振動も不十分ながら吸収可能ではあるが、2点鎖線で示されるように、内圧に対して膨らみが大きくなり、膨らみによる破損の問題が生ずる。
図5に示された配管構造は、中央部膨出形のラバーホース7によって、軸心の振れ、半径方向の振動は吸収可能であり、軸方向の振動も吸収できるが、2点鎖線で示されるように、内圧に対して膨らみが大きくなり、膨らみによる破損の問題が生ずる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、一方の管に対する他方の管の軸方向および半径方向の振動を吸収できるとともに、内圧による膨らみを抑えて膨らみによる破損を防止できる管接続装置を提供することを目的とするものである。
請求項1記載の発明は、円筒状の一方の管の外周に嵌着される円筒形の一方の肉厚部と、一方の管と対向して配置された円筒状の他方の管の外周に嵌着される円筒形の他方の肉厚部と、一方の肉厚部と他方の肉厚部との間でこれらの相互に対向する端面の内径側から外径側へシート状山形断面に成形された円環状の山形部と、少なくとも山形部の外周面に沿って設けられた補強線材とを具備した管接続装置であり、そして、シート状山形断面に成形された円環状の山形部により、一方の管に対する他方の管の軸方向および半径方向の振動を吸収可能であるとともに、補強線材により、内圧による山形部の半径方向への膨らみを抑えることが可能であり、また、山形部は、一方の肉厚部と他方の肉厚部との間でこれらの相互に対向する端面の内径側から外径側へ成形されたので、内圧による山形部の軸方向への膨らみに対しては、一方の肉厚部と他方の肉厚部の相互に対向する端面の外径側にて山形部の側面を係止することで、山形部のある限度以上の膨らみを防止することが可能であり、これらから、山形部の半径方向および軸方向への膨らみによる破損を防止することが可能である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の管接続装置における山形部が、連続的に複数形成され、これらの複数の山形部間が内圧による膨らみで密着可能に成形されたものであり、そして、複数の山形部が連続的に形成されているので、吸収可能な軸方向振動の振幅を大きく設定することが可能となり、また、複数の山形部間が内圧による膨らみで密着可能に成形されたことで、隣接する山形部どうしが軸方向の膨らみで密着することにより、相互に軸方向力を打消し合って、山形部の膨らみによる破損を防止することが可能である。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の管接続装置における山形部および補強線材が、螺旋状に形成されたものであり、そして、山形部を螺旋状に形成することで、螺旋状に形成された補強線材を山形部内に挿入加工することが容易になる。
請求項1記載の発明によれば、シート状山形断面に成形された円環状の山形部により、一方の管に対する他方の管の軸方向および半径方向の振動を吸収できるとともに、補強線材により、内圧による山形部の半径方向への膨らみを抑えることができ、また、山形部は、一方の肉厚部と他方の肉厚部との間でこれらの相互に対向する端面の内径側から外径側へ成形されたので、内圧による山形部の軸方向への膨らみに対しては、一方の肉厚部と他方の肉厚部の相互に対向する端面の外径側にて山形部の側面を係止することで、山形部のある限度以上の膨らみを防止することができ、これらから、山形部の半径方向および軸方向への膨らみによる破損を防止できる。
請求項2記載の発明によれば、複数の山形部が連続的に形成されているので、吸収可能な軸方向振動の振幅を大きく設定することができ、また、複数の山形部間が内圧による膨らみで密着可能に成形されたことで、隣接する山形部どうしが軸方向の膨らみで密着することにより、相互に軸方向力を打消し合って、山形部の膨らみによる破損を防止できる。
請求項3記載の発明によれば、山形部を螺旋状に形成することで、螺旋状に形成された補強線材を山形部内に容易に挿入加工できる。
以下、本発明を、図1および図2に示された一実施の形態を参照して詳細に説明する。
例えば、油圧回路における油圧ポンプの吸込口に接続されて内圧が負圧となる吸込配管や、コントロール弁から作動油タンクへの戻り油を導くリターン配管などにおいて、図1に示されるように、円筒状に形成された金属製の一方の管11の外周から、この一方の管11に対向して配置された円筒状に形成された金属製の他方の管12の外周にわたって、管接続装置13がホースまたは管継手として嵌着され、締付バンド14,15により固定されている。
この管接続装置13は、一方の管11に、ラバーにより円筒形に成形された一方の肉厚部21が嵌着され、この一方の肉厚部21の外周面に巻回された締付バンド14により一方の肉厚部21が一方の管11に固定され、同様に、他方の管12に、ラバーにより円筒形に成形された他方の肉厚部22が嵌着され、この他方の肉厚部22の外周面に巻回された締付バンド15により他方の肉厚部22が他方の管12に固定されている。
一方の肉厚部21と他方の肉厚部22との間には、これらの相互に対向する端面の内径側21i,22iから外径側21o,22oへ、ラバーによりシート状山形断面に成形された円環状の山形部23が一体に形成されている。この山形部23は、1つでも可能であるが、複数の山形部23が連続的に一体化されて、蛇腹状に形成されている。
これらの山形部23の頂上部24の外径は、一方および他方の肉厚部21,22の外径とほぼ同一径に形成することで、内圧による山形部23の軸方向への膨らみを一方および他方の肉厚部21,22間に規制できるようにする。
すなわち、一方の肉厚部21および他方の肉厚部22の相互に対向する端面の外径側21o,22oには、山形部23を係止可能な係止面25が形成されている。また、複数の山形部23間の中央部26は、内圧による山形部23の膨らみで相互に密着可能に成形されている。
両方の肉厚部21,22および山形部23には、それらの外周面に沿って補強線材27が内装されている。この補強線材27は、強度的にワイヤが望ましいが、ワイヤでなくとも、内圧(正圧および負圧)に耐え得る強度を有するものであれば、例えば繊維系などを用いても良い。
山形部23および補強線材27は、リング状に形成しても良いが、螺旋状に形成することが、製作し易い点で、望ましい。
次に、この図1に示された実施の形態の作用を、図2に基づいて説明する。
シート状山形断面に成形された円環状の山形部23の伸縮により、一方の管11に対する他方の管12の軸方向の振動を吸収するとともに、山形部23の左右非対称変形により、一方の管11に対する他方の管12の半径方向の振動も吸収する。
さらに、管11,12内および山形部23内に作動油圧などの内圧が作用した場合は、補強線材27により、内圧による山形部23の半径方向への膨らみを抑える。
また、内圧による山形部23の軸方向への膨らみに対しては、一方の肉厚部21と他方の肉厚部22の相互に対向する端面の外径側に設けられた係止面25が、図2に示されるように山形部23の側面を係止する。
同時に、隣接する山形部23,23間の中央部26が、内圧による軸方向の膨らみで図2に示されるように密着すると、相互に軸方向力を打消し合って、それ以上の軸方向の膨らみは生じない。
次に、この図1および図2に示された実施の形態の効果を説明する。
シート状山形断面に成形された円環状の山形部23により、一方の管11に対する他方の管12の軸方向の振動を吸収できるとともに半径方向の振動も吸収できる。
さらに、補強線材27により、内圧による山形部23の半径方向への膨らみを抑えることができ、また、山形部23は、一方の肉厚部21と他方の肉厚部22との間でこれらの相互に対向する端面の内径側21i,22iから外径側21o,22oへ成形されたので、内圧による山形部23の軸方向への膨らみに対しては、一方の肉厚部21と他方の肉厚部22の相互に対向する端面の外径側21o,22oに設けられた係止面25にて山形部23の側面を係止することで、山形部23のある限度以上の膨らみを防止することができ、これらから、山形部23の半径方向および軸方向への膨らみによるパンクなどの破損を防止できる。
山形部23は1つでも上記のような効果を奏するが、複数の山形部23が連続的に形成されているので、吸収可能な軸方向振動の振幅を大きく設定することができ、また、複数の山形部23,23間の中央部26が内圧による膨らみで密着可能に成形されたことで、隣接する山形部23,23どうしが軸方向の膨らみで密着することにより、相互に軸方向力を打消し合って、それ以上の軸方向の膨らみを防止でき、山形部23の膨らみによるパンクなどの破損を防止できる。
山形部23の形状は、1山ごとに分離しても良いが、山形部23を螺旋状に形成することで、螺旋状に形成された補強線材27を山形部成形時に山形部23内に容易に挿入加工できる。
なお、本発明に係る管接続装置13は、ホースとしても、管継手としても、用いることができる。
本発明に係る管接続装置の一実施の形態を示す断面図である。 同上管接続装置の作用を示す断面図である。 従来のホースの第1例を示す断面図である。 従来のホースの第2例を示す断面図である。 従来のホースの第3例を示す断面図である。
符号の説明
11 一方の管
12 他方の管
21 一方の肉厚部
22 他方の肉厚部
21i,22i 内径側
21o,22o 外径側
23 山形部
27 補強線材

Claims (3)

  1. 円筒状の一方の管の外周に嵌着される円筒形の一方の肉厚部と、
    一方の管と対向して配置された円筒状の他方の管の外周に嵌着される円筒形の他方の肉厚部と、
    一方の肉厚部と他方の肉厚部との間でこれらの相互に対向する端面の内径側から外径側へシート状山形断面に成形された円環状の山形部と、
    少なくとも山形部の外周面に沿って設けられた補強線材と
    を具備したことを特徴とする管接続装置。
  2. 山形部は、複数が連続的に形成され、
    複数の山形部間が内圧による膨らみで密着可能に成形された
    ことを特徴とする請求項1記載の管接続装置。
  3. 山形部および補強線材は、螺旋状に形成された
    ことを特徴とする請求項2記載の管接続装置。
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WO2007116899A1 (ja) 2006-04-06 2007-10-18 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 医用情報処理装置

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