JP2006105209A - ドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレーキケーブルの良好な接続作業性と、接続後におけるブレーキケーブルの外れ防止性の確保の両立化を図ること。
【解決手段】操作レバー30の遊端部30bにバックプレート10に向かって延出する掛止部32を設け、この掛止部32のバックプレート10側にケーブル収容溝を設けると共に、掛止部32の先端とバックプレート10との間に、インナケーブル51を強制的に弾性変形させた状態のときだけ、インナケーブル51の通過が可能な隙間40を形成した。
【選択図】図4

Description

本発明はドラムブレーキ装置に関し、より詳細には操作レバーに遠隔力伝達部材であるブレーキケーブルを接続するブレーキケーブル接続装置に関するものである。
操作レバーの遊端部において、ブレーキケーブルの軸方向と交差して延出する掛止部を有し、この掛止部のバックプレート側に形成したケーブル収容溝にブレーキケーブルのインナケーブルを収容すると共、掛止部の反ケーブル牽引方向側にブレーキケーブルのケーブルエンドを掛止したドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置が知られている。
この装置において、車両への組付け後にブレーキケーブルのストロークを調整する前の段階におけるケーブル外れ防止手段として、従来はコイルスプリングの両端を夫々バックプレートのケーブル引出し部と操作レバーの遊端部に取着して案内部材を形成し、インナケーブルの撓みを実質的に案内部材と操作レバー間の短い区間のみとすることで撓み量を小さくする構造としていた。
しかし、ブレーキケーブルを操作レバーに接続する作業において、案内部材としてのコイルスプリングを操作レバーの遊端部に取着する構造のため、繁雑な作業が必要で時間を費やした。また、操作レバーの形状が複雑になって材料費や加工費が嵩んだ。
米国特許5137120号明細書
解決しようとする問題点は、ブレーキケーブルの操作レバーへの接続に際し、繁雑な作業を必要とする点、およびそれによって部品コストや組付けコストが嵩む点である。
本発明は、ブレーキケーブルの操作レバーへの組付け作業において、組付け作業のし易さと組付け後のブレーキケーブルの外れ難さの両立を図るために、ケーブルエンドが掛止する操作レバーの掛止部をブレーキケーブルの軸方向と交差させて形成し、この掛止部のバックプレート側にケーブル収容溝を形成し、このケーブル収容溝にブレーキケーブルのインナケーブルを収容するときに、強制的に弾性変形したインナケーブルの通過を許容するように、操作レバーの掛止部とバックプレートとの間に隙間を形成したことを最も主要な特徴とする。
本願の第1発明に係るドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置は、バックプレート上に載置したブレーキシューに回動可能に枢支した操作レバーと、前記バックプレートを貫通して配索すると共に、前記操作レバーの遊端部に接続するブレーキケーブルとを具備し、前記操作レバーの遊端部に折曲形成した掛止部に、前記ブレーキケーブルを構成するインナケーブルの先端に固定したケーブルエンドを掛止させ、前記ブレーキケーブルを操作レバーに接続するブレーキケーブル接続装置において、前記操作レバーの掛止部はブレーキケーブルの軸方向と交差すると共に、バックプレート側に形成したケーブル収容溝を有し、このケーブル収容溝に前記ブレーキケーブルのインナケーブルを収容するときに、強制的に弾性変形したインナケーブルの通過を許容するよう、前記操作レバーの掛止部とバックプレートとの間に隙間を形成したことを特徴とするものである。
本願の第2発明に係るドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置は、前記した第1発明において、操作レバーの掛止部のケーブル収容溝が、バックプレート側に開口する導入溝と、この導入溝の奥で導入溝と交差する方向に延設した掛止溝とよりなり、全体として略L字形状に形成されていることを特徴とするものである。
本願の第3発明に係るドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置は、前記した第1または第2発明において、操作レバーの掛止部の先端部に、ケーブルエンドのバックプレート側への通過を阻止するケーブルエンド支持部が一体に設けられていることを特徴とするものである。
本願の第4発明に係るドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置は、前記した第1乃至第4発明の何れかにおいて、操作レバーの掛止部の先端とバックプレートとの間に形成した隙間が、インナケーブルの通過は許容するが、ケーブルエンドの通過は阻止する寸法であることを特徴とするものである。
本発明に係るドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置は、つぎの特有の効果を得ることができる。
<1>操作レバーの掛止部とバックプレートとの隙間を、インナケーブルの通過を許容するように形成しているため、インナケーブルをバックプレートの接近方向へ向けて強制的に屈曲させて、ケーブル収容溝方向に移動させるだけの操作で操作レバーの遊端部にブレーキケーブルを容易に接続することができ、例え未熟練作業者であってもブレーキケーブルの接続作業を簡単に行うことができる。
<2>一旦ケーブルエンドを操作レバーの掛止部に掛止すれば、インナケーブルに外力を加えて強制的に屈曲し、さらにその状態で平行移動しない限り操作レバーから外れることがないので、接続後におけるブレーキケーブルの外れ防止性の確保の両立が可能となる。
<3>操作レバーの掛止部のケーブル収容溝の形状を全体として略L字形に形成したり、操作レバーの掛止部の先端部にケーブルエンド支持部を一体に形成したりすることで、接続後におけるブレーキケーブルの外れ防止性がさらに高くなる。
<4>バックプレートを活用してブレーキケーブルの外れを防止する構造であるため、操作レバーの掛止部はブレーキケーブルの軸方向と交差するように折曲形成し、その掛止部のバックプレート側にケーブル収容溝を形成するだけの単純で簡単な形状であるため、曲げ加工を主体とするプレス加工により簡単且つ安価に製造できると共に、重量を大幅に軽減できて、配置スペースも小さくなる。
ブレーキケーブルの操作レバーへの組付け作業において、組付け作業のし易さと組付け後の外れ難さを両立させるという目的を、新たな部品を追加することなく、簡単な構造で実現した。
図1はリーディング・トレーリング形ドラムブレーキ装置を示し、図2は図1のII−II断面図を示す。
シューウェブ11a,12aとシューリム11b,12bとを夫々断面T字状に形成し、シューリム11b,12bの外周面にライニング11c,12cを添着して構成した各ブレーキシュー11,12は、車体の不動部(図示せず)に固定されるバックプレート10上にシューホールド機構13,14で以って可動的に装架している。
シューウェブ11a,12aの上方隣接端は、バックプレート10に固定したホイールシリンダ15に可動的かつホイールシリンダ15の作動力を伝達可能に係合している。
シューウェブ11a,12aの下方隣接端は、バックプレート10に固定したアンカー16で支承されている。
全体として板状を呈する操作レバー30を、右方のシューウェブ11aのバックプレート側に重ね合わせて配設し、その基部30aをシューウェブ11aの上方にピン19で以って回転可能に軸支している。操作レバー30のシューリム側に突設したストッパ31がシューリム11bの内周面に当接することで、操作レバー30の反ケーブル牽引方向(反時計回り方向)の回動を規制している。
また、操作レバー30の遊端部30bには後述するブレーキケーブル50を掛止する掛止部32を形成している。
前記ホイールシリンダ15に隣接して、左方のシューウェブ12aと右方の操作レバー30との間に、パーキングブレーキ機構の一部をなすシュー間隙調整ストラット20を掛け渡している。
両ブレーキシュー11,12間に、シューリターンスプリング21,22を張設し、両ブレーキシュー11,12を縮径方向に付勢し、シュー間隙調整ストラット20およびアンカー16に当接させて戻り位置を規制している。
ブレーキケーブル50は、インナケーブル51、このインナケーブル51の先端に固設したケーブルエンド52、およびアウタケーシング53等により構成されている。
アウタケーシング53内を摺動可能なインナケーブル51のブレーキ側は、バックプレート10に形成した隆起部10aで以って滑らかに案内され、ケーブルエンド52が操作レバー30の掛止部32に掛止する。
アウタケーシング53のブレーキ側は、その端部に固設したケーシングキャップ53aをバックプレート10に固設した挿入用ガイド10bに挿入して取着する。
つぎに、図2における操作レバー30の遊端部30bをアンカー側から見た状態を示す図3に基づいて、操作レバー30の遊端部30bの構造について説明する。
操作レバー30の遊端部30bのシューリム11bから離れた側には、断面形状がL字形を呈するようにバックプレート10に向かって略直角に折り曲げて掛止部32を一体に設けている。
この掛止部32には、インナケーブル51の先端に固設したケーブルエンド52を掛止できるようにバックプレート10に対向する先端部から折り曲げ部に向けてケーブル収容溝32aを形成している。このケーブル収容溝32aの溝幅はインナケーブル51の通過は許容するが、ケーブルエンド52の通過は阻止する寸法に形成する。
続いて、図2における操作レバー30とブレーキケーブル50の接続部を拡大した図4(A),(B)を基に操作レバー30の掛止部32とバックプレート10の関係について説明する。
本発明は、操作レバー30の掛止部32の先端とバックプレート10の間に形成する隙間40をインナケーブル51の線径より広く、且つケーブルエンド52におけるケーブル軸方向と直交する方向の最小外形寸法より狭く設定している。
さらに、バックプレート10にはケーブルエンド52の近傍のインナケーブル51を円滑に支承するようにブレーキドラム(図示せず)の底面に向かって隆起部10aを形成している。
すなわち、バックプレート10と操作レバー30との関連を、強制的に弾性変形させた状態のときだけインナケーブル51の通過を許容し、それ以外の状態のときは操作レバー30に掛止したケーブルエンド52およびインナケーブル51の通過を阻止するようにしたものである。
図4(A)に示すように、ケーブルエンド52とバックプレート10の隆起部10a間で、バックプレート10に向けて強制的に屈曲させた状態のときに、インナケーブル51が前記隙間40を通過可能に構成する。
つぎに、ブレーキケーブルの接続方法について説明する。
図2に示す挿入用ガイド10bを挿通したブレーキケーブル50のインナケーブル51を、図4(A)に示すようにバックプレート10内に挿入した後、バックプレート10に形成された隆起部10aに沿わせて滑らかに案内する。
ケーブルエンド52が操作レバー30の掛止部32を越えるのに十分な長さまでインナケーブル51を引き出し、操作レバー30とバックプレート10とブレーキシュー11とで画成する空間41にケーブルエンド52を収容しながら、隆起部10aとケーブルエンド52との間でインナケーブル51を手でバックプレート10側へ向けて強制的に屈曲し、このインナケーブル51を操作レバー30の掛止部32の先端とバックプレート10との間に形成された隙間40内に掛止部32の側方から挿入する。
インナケーブル51の屈曲範囲がバックプレート10に形成された隆起部10aからケーブルエンド52までの比較的長い距離を確保できるので、無理なくインナケーブル51を屈曲して、隙間40内に挿入することができる。
操作レバー30のケーブル収容溝32aの位置でインナケーブル51を屈曲状態から開放すると、インナケーブル51がその復元力によりバックプレート10から離れる方向に復元移動し、ケーブル収容溝32a内に収まる。
その後にインナケーブル51を軽く牽引することで、ケーブルエンド52が操作レバー30の掛止部32に掛止されて操作レバー30とブレーキケーブル50の接続が完了する。
図4(B)は操作レバー30にブレーキケーブル50の接続を終えた後の状態を示す。
接続完了後、二点鎖線で示すようにケーブルエンド52がバックプレート10側に万一移動してもインナケーブル51はケーブル収容溝32a内に留まるため、ブレーキケーブル50が操作レバー30から外れることはない。
殊に、本実施例ではインナケーブル51がバックプレート10の隆起部10aで支承されて湾曲しているため、直線状に戻ろうとする復元力が操作レバー30のケーブル収容溝32aの溝底方向に向けた偏倚力として作用するので、外力を加えない限り、ケーブルエンド52がバックプレート10側に移動することもない。
また、インナケーブル51が弛み、且つ外力が加わって隆起部10aから外れても、操作レバー30の掛止部32の先端とバックプレート10に形成された隙間40がケーブルエンド52の最小外径寸法より狭く設定してあるので、インナケーブル51を強制的に屈曲させない限りケーブルエンド52が掛止部32から外れ出ることはない。
このように図4(B)に実体として示すようにケーブルエンド52が一旦掛止部32に掛止されると、その後にインナケーブル51が緩んでもケーブルエンド52が掛止部32から外れるのを確実に阻止できる。
また、操作レバー30とブレーキケーブル50の接続を解除するときは、インナケーブル51を反ケーブル牽引方向に後退させた後、インナケーブル51を接続時と同じ方向に向けて強制的に屈曲させ、この状態で操作レバー30の掛止部32のケーブル収容溝32aから押し出して、バックプレート10との間に形成された隙間40をバックプレート10に沿って通過させるだけの操作で接続を解除できる。
以降に他の実施例について説明するが、その説明に際し既述した実施例と同一の部位は同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図5に操作レバー30の掛止部132のケーブル収容溝132aを略L字形状に形成した他の実施例を示す。
本実施例における操作レバー30の掛止部132に設けるケーブル収容溝132aは、バックプレート10側の先端部から折り曲げ部に向けて形成した導入溝132bと、この導入溝132bの奥で導入溝132bと交差する方向に延設した掛止溝132cとからなり、操作レバー30の掛止部132の先端とバックプレート10に形成された隙間40を経て導入溝132b内に案内したインナケーブル51を掛止溝132cに導入してインナケーブル51の先端に固設したケーブルエンド52を掛止したものである。
尚、本実施例では、図1に示した隆起部10aに、インナケーブル51を支持して横方向の移動を規制する収容溝を形成し、掛止溝132cに沿ったインナケーブル51の自由移動を規制する。
本実施例にあってはインナケーブル51のバックプレート10に向かう変位が、ケーブル収容溝132aに設けられた掛止溝132cによって規制されるので、前述した実施例の構造と相俟って、ブレーキケーブル50が操作レバー30から外れるのを防止する性能がより高くなる。
図6にブレーキケーブル50の外れ防止手段として、操作レバー30の掛止部232の先端部にその板材を折り返して、ケーブルエンド52の側面の通過を阻止できるケーブルエンド支持部232dを一体に設けた他の実施例を示す。
ケーブルエンド支持部232dはケーブル収容溝232aを間に挟んで操作レバー30の掛止部232の片側または両側に形成される。
本実施例のように操作レバー30の掛止部232に形成されたケーブルエンド支持部232dによっても、ケーブルエンド52の変位を規制できるから、ブレーキケーブル50が操作レバー30から外れるのを防止する効果がより高くなる。
図7は、上述した実施例の変形例を示す。
この変形例では、インナケーブル51にレバーリターンスプリング54を外装したブレーキケーブル150を適用し、また実施例1に示したインナケーブル51の支承手段であるバックプレート10の隆起部10aに替えて、アンカー16と共にバックプレート10に固設したリテーニングプレート17(図1に併記する)にケーブルガイド部17aを延出形成して適用している。
さらには、ブレーキの形式は上述したリーディング・トレーリング形に限定されるものではなく、デュオサーボ形等にも適用でき、ホイールシリンダ15を具備しないパーキングブレーキ専用のドラムブレーキにも適用できることが明らかである。
本発明の実施例1に係るブレーキケーブル接続装置を適用したドラムブレーキ装置の平面図 図1のII−II断面図 一部を破断したブレーキケーブルと操作レバーの遊端部との接続部の斜視図 (A)ブレーキケーブルの操作レバーへの接続作業の説明図 (B)ブレーキケーブルの操作レバーからの外れ防止作用の説明図 実施例2に係るブレーキケーブル接続装置の説明図 実施例3に係るブレーキケーブル接続装置の説明図 実施例の変形例に係るブレーキケーブル接続装置の断面図
符号の説明
10・・・・・・・・・・・・・バックプレート
10a・・・・・・・・・・・・隆起部
10b・・・・・・・・・・・・挿入用ガイド
11,12・・・・・・・・・・ブレーキシュー
11a,12a・・・・・・・・シューウェブ
11b,12b・・・・・・・・シューリム
11c,12c・・・・・・・・ライニング
13,14・・・・・・・・・・シューホールド機構
15・・・・・・・・・・・・・ホイールシリンダ
16・・・・・・・・・・・・・アンカー
17・・・・・・・・・・・・・リテーニングプレート
17a・・・・・・・・・・・・ケーブルガイド部
19・・・・・・・・・・・・・ピン
20・・・・・・・・・・・・・ストラット
21,22・・・・・・・・・・シューリターンスプリング
30・・・・・・・・・・・・・操作レバー
30a・・・・・・・・・・・・操作レバーの基部
30b・・・・・・・・・・・・操作レバーの遊端部
31・・・・・・・・・・・・・ストッパ
32,132,232・・・・・掛止部
32a,132a,232a・・ケーブル収容溝
132b・・・・・・・・・・・ケーブル収容溝の導入溝
132c・・・・・・・・・・・ケーブル収容溝の掛止溝
232d・・・・・・・・・・・ケーブルエンド支持部
40・・・・・・・・・・・・・隙間
41・・・・・・・・・・・・・空間
50,150・・・・・・・・・ブレーキケーブル
51・・・・・・・・・・・・・インナケーブル
52・・・・・・・・・・・・・ケーブルエンド
53・・・・・・・・・・・・・アウタケーシング
53a・・・・・・・・・・・・ケーシングキャップ
54・・・・・・・・・・・・・レバーリターンスプリング

Claims (4)

  1. バックプレート上に載置したブレーキシューに回動可能に枢支した操作レバーと、前記バックプレートを貫通して配索すると共に、前記操作レバーの遊端部に接続するブレーキケーブルとを具備し、前記操作レバーの遊端部に折曲形成した掛止部に、前記ブレーキケーブルを構成するインナケーブルの先端に固定したケーブルエンドを掛止させ、前記ブレーキケーブルを操作レバーに接続するドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置において、
    前記操作レバーの掛止部はブレーキケーブルの軸方向と交差すると共に、バックプレート側に形成したケーブル収容溝を有し、
    このケーブル収容溝に前記ブレーキケーブルのインナケーブルを収容するときに、強制的に弾性変形したインナケーブルの通過を許容するよう、前記操作レバーの掛止部とバックプレートとの間に隙間を形成したことを特徴とする、
    ドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置。
  2. 請求項1において、操作レバーの掛止部のケーブル収容溝が、バックプレート側に開口する導入溝と、この導入溝の奥で導入溝と交差する方向に延設した掛止溝とよりなり、全体として略L字形状に形成されていることを特徴とする、ドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置。
  3. 請求項1または請求項2において、操作レバーの掛止部の先端部に、ケーブルエンドのバックプレート側への通過を阻止するケーブルエンド支持部が一体に設けられていることを特徴とする、ドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置。
  4. 請求項1乃至請求項4の何れかにおいて、操作レバーの掛止部の先端とバックプレートとの間に形成した隙間が、インナケーブルの通過は許容するが、ケーブルエンドの通過は阻止する寸法であることを特徴とする、ドラムブレーキのブレーキケーブル接続装置。
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