JP6456094B2 - ディスクブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車及び自動二輪車、バギー車、ゴルフカート等に用いられるディスクブレーキに関し、詳しくは、制動解除時にピストンを初期位置に戻す機構を備えたディスクブレーキに関する。
従来、ディスクブレーキでは、制動解除時に作用部側の摩擦パッドを初期位置に戻す機構を備え、摩擦パッドの引き摺り防止を図ったものがあった。この摩擦パッドを戻す機構としては、ピストンを押動するプッシュロッドを、制動解除時に強制的に初期位置に戻すスプリング部材をピストンの内部に配置したものや(例えば、特許文献1参照。)、作用部側と反作用部側の摩擦パッドの外端面に、ディスク軸方向に対して互いに離れる方向に付勢するパッドスプリングを懸架して制動解除時に摩擦パッドをディスクロータの側面から離間させるものがあった(例えば、特許文献2参照。)。
特開2014−85010 WO2012/086765
しかし、上述の特許文献1のものでは、スプリング部材がピストンの内側に配置されることから、組み付けに手間が掛かり、さらに、スプリング部材がディスク軸方向に配置されることから、ピストン及びシリンダ孔が長尺になり、キャリパボディが大型化していた。また、特許文献2のものでは、制動解除時にパッドスプリングで、摩擦パッドのみをディスクロータの側面から離間させるように付勢しているが、ピストンを初期位置に戻す構造を有していないことから、摩擦パッドを確実にディスクロータの側面から離間させることができなかった。
そこで本発明は、キャリパボディが大型化することを抑制しながら、摩擦パッドの引き摺りの防止と組み付け性の向上とを図ることができるディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のディスクブレーキは、ディスクロータの一側部に配設されるキャリパボディの作用部に、シリンダ孔に内挿され、摩擦パッドを押圧するピストンを備えたディスクブレーキにおいて、前記シリンダ孔の外周側の前記キャリパボディに、前記ピストンのディスクロータ側面に当接して、制動解除時に前記ピストンを初期位置に戻すピストン戻し部材を取り付けたことを特徴としている。
また、前記ピストン戻し部材は、前記シリンダ孔を挟んだシリンダ孔外周側の前記キャリパボディにそれぞれ係止される一対の係止部と、該係止部からシリンダ孔開口部側に延出する一対のスプリング部と、該一対のスプリング部の先端部を連結すると共に、前記シリンダ孔の開口部に架け渡される直線状のピストン戻し部とを備えたコ字状に形成されていると好ましい。
さらに、作用部側の前記摩擦パッドは、裏板の背面に板状のリテーナが取り付けられ、該リテーナに、前記ピストン戻し部に係合する係合片が形成されていると好適である。
また、前記キャリパボディの前記作用部に、ブレーキ操作子の操作により作動するカム機構と、該カム機構の作動により前記ピストンを押動するプッシュロッドとを有する機械式作動機構を備えていてもよい。
本発明のディスクブレーキによれば、制動解除時にピストン戻し部材によってピストンを初期位置に戻すことができ、摩擦パッドの引き摺りを防止することができる。さらに、ピストン戻し部材は、シリンダ孔外周側のキャリパボディに取り付けられることから、ピストン戻し部材の組み付けに手間が掛からないと共に、ピストン戻し部材を設けることによってシリンダ孔やピストンが長尺になることがなく、キャリパボディが大型化する虞がない。
また、ピストン戻し部材は、シリンダ孔を挟んだシリンダ孔外周側のキャリパボディにそれぞれ係止される一対の係止部と、係止部からシリンダ孔開口部側に延出する一対のスプリング部と、一対のスプリング部の先端部を連結すると共に、シリンダ孔の開口部に架け渡される直線状のピストン戻し部とを備えていることにより、制動時に、ピストンはピストン戻し部に当接した状態を維持したまま、スプリング部の付勢力に抗してディスクロータ側に移動し、摩擦パッドをディスクロータに摺接させ制動作用が行われる。また、制動解除時には、スプリング部が初期状態に復帰することに伴って、パッド戻し部がピストンを反ディスクロータ側に押圧して初期位置に戻すことから、摩擦パッドの引き摺りを防止できる。
さらに、作用部側の摩擦パッドは、裏板の背面に取り付けられたリテーナに、ピストン戻し部に係合する係合片が形成されていることにより、制動解除時にピストンと共に摩擦パッドを直接ディスクロータの側面から離間させることができ、摩擦パッドの引き摺りをより確実に防止することができる。
また、本発明を、ピストンを強制的に戻す機構を備えていない機械式のディスクブレーキに適用することにより、機械式のディスクブレーキであっても、制動解除時にピストンを初期位置に戻すことができ、摩擦パッドの引き摺りを防止することができる。さらに、ピストン戻し部材の組み付けは、キャリパボディの作用部に機械式作動機構やピストンを組み付けた後に、シリンダ孔外周側のキャリパボディに係止部を係止させ、パッド戻し部をシリンダ孔の開口部に架け渡すだけで簡単に組み付けることができることから、組み付け性の向上を図ることができる。
図5のI−I断面図である。 図4のII−II断面図である。 図5のIII−III断面図である。 本発明の一形態例を示す機械式ディスクブレーキの一部断面側面図である。 同じく機械式ディスクブレーキの正面図である。 同じく機械式ディスクブレーキの平面図である。 本発明のピストンとピストン戻し部材と摩擦パッドの分解斜視図である。
図1乃至図7は本発明を機械式ディスクブレーキに適用した一形態例を示す図で、矢印Aは車両前進時に車輪と一体に回転するディスクロータの回転方向であり、以下で述べるディスク回入側及びディスク回出側とは車両前進時におけるものとする。
本形態例の機械式ディスクブレーキ1は、車体に固設されるブラケット2に摺動ピン3,3を介してキャリパボディ4がディスク軸方向に移動可能に支持されている。ブラケット2は板状に形成され、ディスク回入側とディスク回出側とに車体取付部2a,2aが形成されている。また、ブラケット2の略中央部には、作用部側の摩擦パッド5を収容する摩擦パッド収容凹部2bが形成され、該摩擦パッド収容凹部2bのディスク回入側とディスク回出側とに、反ディスクロータ側に突出する前記一対の摺動ピン3,3が突設されている。
キャリパボディ4は、前記ディスクロータ6の両側部に配設される作用部4a及び反作用部4bと、ディスクロータ6の外周を跨いでこれらを連結するブリッジ部4cとからなっており、作用部4aと反作用部4bとの間には一対の摩擦パッド5,5がディスクロータ6を挟んでディスク軸方向に移動可能に設けられている。
作用部4aには、ディスクロータ側に開口したシリンダ孔4dを備えたシリンダボディ4eが設けられ、該シリンダボディ4eのディスク回入側とディスク回出側とには支持腕4f,4fが突出している。支持腕4f,4fの先端部にはピン挿通部4g,4gが形成され、該ピン挿通部4g,4gに、ブラケット2から突出した摺動ピン3,3が挿入される。また、支持腕4f,4fのディスク半径方向内側には、制動解除時に、シリンダ孔4dに収容されたピストン7を初期位置に戻すピストン戻し部材8が取り付けられる取付部4h,4hがシリンダボディ4eを挟んで形成されている。さらに、作用部4aの反ディスクロータ側のディスク回出側には、ワイヤガイドアーム4iが突設されている。
シリンダボディ4eには、ディスクロータ側に開口した前記シリンダ孔4dが形成されると共に、該シリンダ孔4dの反ディスクロータ側に、ピストン7を押動する機械式作動機構9を収容する収容孔4jが形成されている。ピストン7は、有底円筒状に形成され、開口側をディスクロータ側に向けてシリンダ孔に挿入される。ピストン7は、シリンダ孔4dを摺動する円筒部7aと、円筒部7aの開口側先端部に形成され、シリンダ孔4dよりも大径の開口側大径部7bとを備え、円筒部7aの底面には、プッシュロッド10の一端部が当接する球状凹部7cが形成されている。さらに、開口側大径部7bのディスクロータ側面には、ピストン戻し部材8と当接する溝7d,7dが形成されている。また、ピストン7の円筒部7aの開口側とシリンダ孔の開口部側との間には、ダストシール11が取り付けられている。
収容孔4jは、シリンダ孔4dに連通するディスク軸方向のプッシュロッド挿通孔4kと、該プッシュロッド挿通孔4kよりも反ディスクロータ側に設けられ、シリンダ孔4dと直交する有底のカム軸孔4mとを備え、カム軸孔4mは、プッシュロッド挿通孔4kと作用部4aのディスク半径方向外側の外面とに開口している。
機械式作動機構9は、カム軸12とプッシュロッド10とリターンスプリング13と作動レバー14とを備えている。カム軸12はカム溝12aを備え、カム軸孔4mに回動可能に配設される。プッシュロッド10は、プッシュロッド挿通孔4kに配設され、一端部をピストン7の球状凹部7cに、他端部をカム溝12aにそれぞれ当接させている。カム軸12の外端部12bは、カム軸孔4mから外方へ突出し、この外端部12bに作動レバー14がボルト15と座金16とを用いて取り付けられ、また、外端部12bの外周には、リターンスプリング13が設けられ、該リターンスプリング13によって作動レバー14は非作動方向に付勢されている。作動レバー14の先端側にはワイヤケーブル17が連結され、該ワイヤケーブル17は、ワイヤガイドアーム4iを通して車体前部方向に取り回され、ブレーキペダルやブレーキレバー等のブレーキ操作子(図示せず)に連結されている。また、キャリパボディ4の反作用部4bには、反力爪4nが設けられている。
摩擦パッド5,5は、ディスクロータ6の側面と摺接するライニング5a,5aを金属製の裏板5b,5bに固着して形成される。裏板5bのディスク半径方向外側には、ピン挿通孔5c,5cが形成され、該ピン挿通孔5c,5cにキャリパボディ4の作用部4aと反作用部4bとの間に懸架される一対のハンガーピン18,18をそれぞれ挿通することにより、摩擦パッド5,5がディスクロータ6の両側に吊持される。また、作用部側の摩擦パッド5の裏板5bの背面には、リテーナ19が取り付けられている。
ピストン戻し部材8は、取付部4h,4hに係止されるU字状の係止部8a,8aと、該係止部8a,8aからシリンダボディ4eの外面に沿って、シリンダ孔開口部側に延出するコイル状のスプリング部8b,8bと、該スプリング部8b,8bの先端同士を繋ぐと共に、シリンダ孔4dの開口部に架け渡されるピストン戻し部8cとを備えたコ字状に形成されている。
作用部側の摩擦パッド5の裏板5bの背面に取り付けられる前記リテーナ19は、一枚の板材で形成され、ディスク半径方向外側には、裏板5bに形成されたピン挿通孔5c,5cと同軸のピン孔19a,19aが形成されている。また、リテーナ19のディスク半径方向内側には、リテーナ19の一部をディスク半径方向外側に切り起こして形成され、前記ピストン戻し部8cのディスク半径方向外側に係合する第1係合片19b,19bと、該第1係合片19b,19bの間のリテーナ19の一部をディスク半径方向内側に切り起こして形成され、前記ピストン戻し部8cのディスク半径方向内側に係合する第2係合片19cとが形成されている。さらに、リテーナ19のディスク半径方向外端部には、第1爪片19d,19dが、ディスク半径方向内端部には、第2爪片19eがそれぞれ設けられ、これら第1爪片19d,19dと第2爪片19eとを摩擦パッド5の裏板5bに係合させることにより、リテーナ19が裏板5bに取り付けられる。
上述の機械式ディスクブレーキ1は、機械式作動機構9とピストン7とをそれぞれキャリパボディ4に組み付け、摩擦パッド5,5をハンガーピン18,18に挿通し、ディスクロータ6の両側部に配置した後に、ピストン戻し部材8がキャリパボディ4に組み付けられる。ピストン戻し部材8は、係止部8a,8aをキャリパボディ4の支持腕4f,4fに形成された取付部4h,4hにそれぞれ係止させ、シリンダ孔4dの開口部にピストン戻し部8cを架け渡すと共に、該ピストン戻し部8cに、リテーナ19の第1係合片19b,19b及び第2係合片19cとを係合させることにより、ピストン戻し部8cがキャリパボディ4に組み付けられ、ピストン戻し部8cは、ピストン7の開口側大径部7bに形成された溝7d,7dと対応する位置に配置される。
このように形成された機械式ディスクブレーキ1は、運転者の制動操作によって、ワイヤケーブル17が牽引されると、作動レバー14がリターンスプリング13の付勢力に抗して回動し、これに伴ってカム軸12が回転することによりプッシュロッド10がディスクロータ方向へ押動される。プッシュロッド10がピストン7をディスクロータ方向へ押動すると、ピストン7は溝7d,7dに、ピストン戻し部材8のピストン戻し部8cが挿入され、この状態を維持したまま、スプリング部8b,8bの付勢力に抗してディスクロータ側へ押動され、作用部側の摩擦パッド5をディスクロータ6の一側面に押圧する。さらにこの反力によって、キャリパボディ4が摺動ピン3,3に案内されながら、作用部方向へ移動し、反力爪4nが反作用部側の摩擦パッド5をディスクロータ6の他側面に押圧して制動作用が行われる。
また、制動作用が解除されると、リターンスプリング13の付勢力によって作動レバー14が初期位置に戻り、これに伴ってカム軸12が初期位置に戻る。これによりプッシュロッド10が反ディスクロータ側に移動すると共に、ピストン戻し部材8のスプリング部8b,8bの付勢力によってピストン戻し部8cがピストン7を反ディスクロータ側に押圧し、ピストン7は初期位置に復帰する。さらに、ピストン戻し部8cに、リテーナ19の第1係合片19b,19bと第2係合片19cとが係合していることにより、ピストン戻し部8cがリテーナ19を介して摩擦パッド5を反ディスクロータ側に押圧し、摩擦パッド5をディスクロータ6の側面から離間させる。
本形態例は上述のように形成されていることにより、制動解除時にピストン戻し部材8によってピストン7と共に作用部側の摩擦パッド5を初期位置に戻すことができ、摩擦パッド5の引き摺りを確実に防止することができる。さらに、ピストン戻し部材8は、機械式作動機構9とピストン7と摩擦パッド5,5とをそれぞれキャリパボディ4に組み付けた後に、係止部8a,8aを、キャリパボディ4の支持腕4f,4fに形成された取付部4h,4hにそれぞれ係止させ、シリンダ孔4dの開口部にピストン戻し部8cを架け渡すと共に、該ピストン戻し部8cとリテーナ19の第1係合片19b,19b及び第2係合片19cとを係合させることにより組み付けられることから、ピストン戻し部材8の組み付けに手間が掛からず、組み付け性の向上を図ることができる。また、ピストン戻し部材8を設けることによりシリンダ孔4dやピストン7が長尺になることがなく、キャリパボディ4が大型化する虞がない。
尚、本発明は上述の形態例に限るものではなく、ピストンの構造は任意であり、ピストン戻し部を挿入する溝を備えていないものでもよい。さらに、作用部側の摩擦パッドに装着されるリテーナの形状や、リテーナに形成される係合片の形状は任意である。また、作用部側の摩擦パッドのリテーナに係合片が形成されていないものでもよく、さらに、作用部側の摩擦パッドにリテーナを設けていないものでもよい。また、機械式作動機構の構造は、ボールランプ式のものや、アジャスト機構を備えたもの等どのような構造のものでも差し支えない。さらに、本発明は、液圧式のディスクブレーキにも適用することができる。
1…機械式ディスクブレーキ、2…ブラケット、2a…車体取付部、2b…摩擦パッド収容凹部、3…摺動ピン、4…キャリパボディ、4a…作用部、4b…反作用部、4c…ブリッジ部、4d…シリンダ孔、4e…シリンダボディ、4f…支持腕、4g…ピン挿通部、4h…取付部、4i…ワイヤガイドアーム、4j…収容孔、4k…プッシュロッド挿通孔、4m…カム軸孔、4n…反力爪、5…摩擦パッド、5a…ライニング、5b…裏板、5c…ピン挿通孔、6…ディスクロータ、7…ピストン、7a…円筒部、7b…開口側大径部、7c…球状凹部、7d…溝、8…ピストン戻し部材、8a…係止部、8b…スプリング部、8c…ピストン戻し部、9…機械式作動機構、10…プッシュロッド、11…ダストシール、12…カム軸、12a…カム溝、12b…外端部、13…リターンスプリング、14…作動レバー、15…ボルト、16…座金、17…ワイヤケーブル、18…ハンガーピン、19…リテーナ、19a…ピン孔、19b…第1係合片、19c…第2係合片、19d…第1爪片、19e…第2爪片

Claims (3)

  1. ディスクロータの一側部に配設されるキャリパボディの作用部に、シリンダ孔に内挿され、摩擦パッドを押圧するピストンを備えたディスクブレーキにおいて、
    前記シリンダ孔の外周側の前記キャリパボディに、前記ピストンのディスクロータ側面に当接して、制動解除時に前記ピストンを初期位置に戻すピストン戻し部材取り付けられ、
    該ピストン戻し部材は、前記シリンダ孔を挟んだシリンダ孔外周側の前記キャリパボディにそれぞれ係止される一対の係止部と、該係止部からシリンダ孔開口部側に延出する一対のスプリング部と、該一対のスプリング部の先端部を連結すると共に、前記シリンダ孔の開口部に架け渡される直線状のピストン戻し部とを備えたコ字状に形成されている
    ことを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 作用部側の前記摩擦パッドは、裏板の背面に板状のリテーナが取り付けられ、該リテーナに、前記ピストン戻し部に係合する係合片が形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスクブレーキ。
  3. 前記キャリパボディの前記作用部に、ブレーキ操作子の操作により作動するカム機構と、該カム機構の作動により前記ピストンを押動するプッシュロッドとを有する機械式作動機構を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のディスクブレーキ。
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