JP2006104838A - フリーアクセスフロアパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】 コスト低減のためにフリーアクセスフロアパネルの下板の厚さを薄くしても、そのパネルの上に大きな荷重がかかって下板の隅部が支持脚の支持台に接触したときに、その下板の隅部が局部的に変形することを防止することができるフリーアクセスフロアパネルを提供する。
【解決手段】 上板10aと下板10bにより構成され、内部に空間が形成された中空型のフリーアクセスフロアパネル30において、下板10bの四隅部に補強構造30aを設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築構造物の素材床面の上方に空間を隔てて第2の床部を設けた二重床構造を形成するフリーアクセスフロア構造の、その第2の床部に用いられるフリーアクセスフロアパネルに関するものである。
最近の建築物のオフィス等に用いられる室(部屋)内には、パソコン,プリンター,コピー機,ファクシミリ等の各種電子機器の、配線や機材等がオフィス等の床の上に放置されて乱雑になるのを防止するために、建築構造物のコンクリート床面の上方に空間を隔てて第2の床部を設けた二重床構造(フリーアクセスフロア構造)を形成し、このコンクリート床面と第2の床部の間の空間に上記配線や機材等を収納することができるように施工する場合が増えている。
このようなフリーアクセスフロア構造の、コンクリート床面より上方に設けられる第2の床部にはフリーアクセスフロアパネルが用いられ、このパネルとしては従来は、例えば図8ないし14に示すようなフリーアクセスフロアパネル10が用いられていた。
同パネル10について、図8はその上面図、図9は下面図、図10は側面図をそれぞれ示す。これらの図に示すように、フリーアクセスフロアパネル10は上板10aと下板10bにより構成されている。また、図9に示すように、下板10bには複数のすり鉢状の凹部10gが形成されており、凹部10gの底部が上板10aに接触し固着されることによってフリーアクセスフロアパネル10の強度向上が図られている。
また、図12に示すように、フリーアクセスフロアパネル10の外周部においては、下板10bを垂直方向に折り曲げることにより側板10cが形成され、側板10cの側端部は上板10aに接触し固着されている。従って、フリーアクセスフロアパネル10は、上板10aと下板10bとによって内部に空間10eが形成された中空型となっている。
図11に示すように、フリーアクセスフロアパネル10の上板10aの隅部には、円周方向四分の一の凹フランジ部10dが形成されている。この凹フランジ部10dは、図12に示すように、円周方向四分の一のテーパ部10fを介して、上板10aから1段下がって上板10aと平行になるように形成されている。
このようなフリーアクセスフロアパネル10は、図13に示すように、その凹フランジ部10dを支持脚13の高さ調整部15上部の支持面15aに、弾性材等を介して載置されて、支持されるようになっている。
図13において、高さ調整部15の軸線部にはネジ孔が形成され、このネジ孔が、支持脚13の立設棒部材18の周部に形成されたオスネジにネジ結合して、高さ調整部15を螺旋方向に回転させることにより、高さ調整部15のコンクリート床面14からの高さを調整することができるようになっている。
高さ調整部15のコンクリート床面14からの高さが所望の高さになった時点で、固定ネジ21を立設棒部材18に向って進むよう、高さ調整部15の側部に形成されたネジ孔に締め付けることにより、高さ調整部15を所望の高さに固定するようになっている。
図14に示すように、4枚のフリーアクセスフロアパネル10の各凹フランジ部10dが1箇所に寄せ集められて配置され、図13に示すように、1つの同じ高さ調整部15上部の支持面15aに載置されるようになっている。
そして、固定皿ボルト17のオスネジを高さ調整部15軸線部のネジ孔に締め付けて、凹フランジ部10dが皿頭部17aにより押えられて固定されることにより、4枚のフリーアクセスフロアパネル10の各凹フランジ部10dが、1つの同じ高さ調整部15に共に固定されて支持されるようになっている。
この状態においては、フリーアクセスフロアパネル10の下板10bの隅部と、高さ調整部15に一体的に形成された支持台15bとの間には隙間があるが、フリーアクセスフロアパネル10(の上板10a)の上に大きな荷重がかかると、そのパネル10の中央部が下垂するようにパネル10全体が撓んで、その下板10bの隅部が支持台15bに接触するようになっている。
このときフリーアクセスフロアパネル10の上にかかった荷重は、最初は同パネル10の凹フランジ部10dを介して高さ調整部15の支持面15aにより支持されるが、荷重が大きくなって同パネル10が撓み、上記支持面15aだけでは支持しきれなくなると、支持台15bに接触した下板10bの隅部を介してその荷重の一部を支持台15bが支持するようになっている。
ところで、フリーアクセスフロアパネル10のコスト低減のための対策の1つとして、同パネル10の軽量化が考えられるが、その軽量化のために下板10bや側板10cの厚さを薄くすると、フリーアクセスフロアパネル10の上に大きな荷重がかかって、その下板10bの隅部が支持脚13の支持台15bに接触したときに、その下板10bの隅部が支持台15bの反力に押されて局部的に変形してしまうおそれがある。
そしてこのように下板10bの隅部が局部的に変形してしまうと、フリーアクセスフロアパネル10の上にかかった荷重の一部を支持台15bに効果的に伝達することができないので、支持台15bはその荷重の一部を効果的に支持することができなくなるという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、コスト低減のためにフリーアクセスフロアパネルの下板の厚さを薄くしても、そのパネルの上に大きな荷重がかかって下板の隅部が支持脚の支持台に接触したときに、その下板の隅部が局部的に変形することを防止することができるフリーアクセスフロアパネルを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明は、
上板と下板により構成され、内部に空間が形成された中空型のフリーアクセスフロアパネルにおいて、前記下板の四隅部に補強構造を設けたことを特徴とするものである。
このような構成のフリーアクセスフロアパネルによれば、フリーアクセスフロアパネルの下板の厚さを薄くした場合でも、下板の四隅部における強度を確保できるため、下板の隅部が局部的に変形することを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施の形態に係るフリーアクセスフロアパネル30について説明するために参照する図である。従来と同様の部分には同様の符号を付して説明し、従来と同様の構成についての重複する説明は省略するものとする。
図1は、フリーアクセスフロアパネル30の下板10bの隅部の拡大図である。同図に示されているように、下板10bの隅部には、上板10aの対角線と平行方向に伸びる、図2に示すような半円状の凹凸断面を有する2本の膨出部30a(補強構造、凹凸)が形成されている。
このように、下板10bの隅部に2本の膨出部30aを形成したため、下板10bに対してほぼ直角方向(図1の紙面に対して直角方向)、かつ、膨出部30aの長さ方向に対してほぼ直角方向の荷重が下板10bの隅部に加わっても、膨出部30aがその荷重に抵抗して大きな強度を発揮し、下板10bの隅部が局部的に変形するのを防止することができる。
このため、フリーアクセスフロアパネル30の上に大きな荷重がかかって、その下板10bの隅部が支持脚13の支持台15bに接触したとき、特に下板10bの隅部が支持台15bの縁部等の反力により局部的に押されたときでも、下板10bの隅部の膨出部30aはそのような荷重に抵抗して大きな強度を発揮することができる。
従って、下板10bの隅部がそのような荷重により局部的に変形するのを防止して、フリーアクセスフロアパネル30上にかかった荷重の一部を支持台15bに効果的に伝達することができるため、支持台15bは下板10bの隅部を介してその荷重の一部を効果的に支持することができる。
このため、フリーアクセスフロアパネル30の下板10bの厚さを薄くして、同パネル30の軽量化を図ることができるので、その軽量化によりフリーアクセスフロアパネル30のコストを低減させることが可能となる。
ところで、前記実施の形態においては、補強構造として、下板10bの隅部に2本の膨出部30aを形成した場合について説明したが、図3に示すように、その幅を広くした膨出部30bを1本だけ形成するようにしてもよく、或は図4に示すように、その幅は膨出部30aと同様、又は狭くした膨出部30cを3本以上形成するようにしてもよい。
また、前記実施の形態においては、補強構造として、下板10bの隅部の断面形状が半円状の凹凸を形成する、各々が独立した膨出部30aを形成した場合について説明したが、図5に示すように、断面において凹凸が交互に繰り返される波形形状の補強部30dを形成してもよい。
また、前記実施の形態においては、補強構造として、下板10bの隅部の断面形状を半円状の凹凸に変形させて膨出部30aを形成した場合について説明したが、下板10bの隅部の断面形状を変形させない平面のままで、その下板10bの隅部に適当な大きさと形状の板状の補強部材(図示せず)を固着するようにしてもよい。
また補強構造としては、図6に示すように、下板10bの隅部と上板10aの隅部との間に、コンクリート、プラスチック等の補強部材20を充填して設けたものであってもよい。
或は補強構造としては、上記のような補強部材20の代わりに、図7に示すように、下板10bの隅部と上板10aの隅部との間に、これらの上・下板10a,10bに対して垂直方向に伸びるようなリブや柱等の補強部材25を設けたものであってもよい。
なお、前記実施の形態においては、上板10aの四隅部を支持脚13の高さ調整部15により支持し、上板10aの上に大きな荷重がかかったときに下板10bの四隅部が支持台15bにより二次的に支持される場合について説明したが、当初から下板10bの四隅部のみを支持台15bにより支持するようにしたフリーアクセスフロア構造にも本発明は適用することができる。
本発明の一実施の形態に係るフリーアクセスフロアパネル30の下板10bの隅部の膨出部30aを示す拡大図である。 図1における膨出部30aのA−A線断面図である。 本発明の他の実施例に係る膨出部30bの断面図である。 本発明の他の実施例に係る膨出部30cの断面図である。 本発明の他の実施例に係る補強部30dの波形断面図である。 本発明の他の実施例に係る補強部材20の断面図である。 本発明の他の実施例に係る補強部材25の断面図である。 従来のフリーアクセスフロアパネル10の上面図である。 従来のフリーアクセスフロアパネル10の下面図である。 従来のフリーアクセスフロアパネル10の側面図である。 従来のフリーアクセスフロアパネル10の下板10bの隅部を示す拡大図である。 図11における凹フランジ部10dを含むフリーアクセスフロアパネル10の隅部のA−A線断面図である。 支持脚13の高さ調整部15の支持面15aに支持されたフリーアクセスフロアパネル10の凹フランジ部10dを示す断面図である。 4枚のフリーアクセスフロアパネル10及び固定皿ボルト17の皿頭部17aを示す上面図である。
符号の説明
10 フリーアクセスフロアパネル
10a 上板
10b 下板
10c 側板
10d 凹フランジ部
10e 空間
10f テーパ部
10g 凹部
13 支持脚
14 コンクリート床面
15 高さ調整部
15a 支持面
15b 支持台
17 固定皿ボルト
17a 皿頭部
18 立設棒部材
20,25 補強部材
30 フリーアクセスフロアパネル
30a,30b,30c 膨出部
30d 補強部

Claims (4)

  1. 上板と下板により構成され、内部に空間が形成された中空型のフリーアクセスフロアパネルにおいて、前記下板の四隅部に補強構造を設けたことを特徴とするフリーアクセスフロアパネル。
  2. 前記補強構造が前記下板の四隅部の断面に形成した凹凸形状であることを特徴とする請求項1に記載のフリーアクセスフロアパネル。
  3. 前記補強構造が板状部材であることを特徴とする請求項1に記載のフリーアクセスフロアパネル。
  4. 前記補強構造が充填部材であることを特徴とする請求項1に記載のフリーアクセスフロアパネル。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013072211A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Hitachi Metals Techno Ltd フロアパネル
JP2013072208A (ja) * 2011-09-27 2013-04-22 Hitachi Metals Techno Ltd フロアパネル

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