JP2006103519A - 運搬車 - Google Patents

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Akira Sayama
亮 佐山
Hiroki Kimura
浩己 木村
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Abstract

【課題】 操作ハンドルの操作によってスムーズに前進及び後進走行、速度変更ができ、未熟練者でも楽に操作でき、操縦性が良好な運搬車を提供すること。
【解決手段】 主操作ハンドル14を前方に引くと、支軸22を支点として手前上方向に揺動し、主操作ハンドル14下端部の案内ローラー25が伝達レバー30内を転動しながら、この伝達レバー30が連結金具35と共にその下端を支点として上部が手前方向に揺動して、この連結金具35の下面開口端部が作用レバー31に押圧するので、作用レバー31はそり返り、歪み検出センサ37Aには圧縮力が及び歪み検出センサ37Bには引張力が発生する。従って、それらの検出出力を比較してその差に応じて、駆動回路によって駆動車輪8の駆動モータの速度制御及び回転方向制御が行なわれ、所定の速度で配膳車1は前進する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、キャスタ及び駆動車輪を備えた運搬車に関するものである。
この種の運搬車としての自走式配膳車を走行制御する技術が、例えば特許文献1に開示されている。
特開2002−308105号公報
しかし、従来の自走式配膳車における前進走行、後進走行及び停止の操作は押しボタンスイッチなど用いて手動で操作していた。また、特許文献1で開示する技術にあっては、速度変更は断続的な切替えとなり、スムーズな連続的変更は熟練を要するという問題があった。
そこで本発明は、操作ハンドルの操作によってスムーズに前進及び後進走行、速度変更ができ、未熟練者でも楽に操作でき、操縦性が良好な運搬車を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、遊動車輪及び駆動車輪を備えた運搬車において、管理者の操作により上部を支点として揺動する操作ハンドルと、この操作ハンドルの揺動に伴い作動する伝達部材と、この伝達部材の作動に伴い歪みが加わる作用部材と、この作用部材に加わる歪みを検出する歪み検出装置と、この歪み検出装置の検出値に応じて前記駆動車輪の駆動モータを制御する駆動回路とを設けたことを特徴とする運搬車。
また第2の発明は、第1の発明において、前記作用部材を前記伝達部材下部に固定される連結部材と、この連結部材に開設された開口内に上部が遊びを持って挿入されると共に下部が車体に固定される作用レバーとから構成し、この作用レバーの両面には前記歪み検出装置としての歪み検出センサをそれぞれ設けたことを特徴とする。
更に第3の発明は、前記操作ハンドルには管理者の手が夫々握れる操作部を備え、各操作部の操作によりいずれかに曲れるようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、操作ハンドルの操作によってスムーズに前進及び後進走行、速度変更ができ、未熟練者でも楽に操作でき、操縦性が良好な運搬車を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は運搬車である配膳車1の外観を示す正面図、図2は配膳車1の右側面図、図3は配膳車1の左側面図であり、病院などで使用される自走式の配膳車1は温蔵収納室と冷蔵収納室が設けられて各室内にトレーを載せるための棚部が上下に複数段形成された本体2と、この本体2を載置した台車5で構成されている。
前記本体2の温蔵収納室と冷蔵収納室には外枠内に透明ガラスが嵌められたいわゆる観音開きの開閉扉3が上下一対のヒンジ4にそれぞれ支持され、開閉可能となっている。また、前記本体2を載置した台車5下部には移動可能とするための走行用車輪であるキャスタ(遊動車輪)6が左右に一対ずつ設置されている。8は電動走行のための駆動車輪であり、各キャスタ6の中央部に配置され、図示していない正逆転可能な駆動モータと連結されて駆動を行う。また、9はペダルストッパーで、配膳車1の停止時は暴走を防止するためにこのペダルストッパー9をセットして安全確保ができる。
図2において、10は商用電源にコードを介して接続されるコンセント、11は温蔵収納室と冷蔵収納室を加熱・冷蔵のための操作パネル、12は漏電遮断器である。また、13は電動走行のための主走行操作部パネル、14は前記配膳車1を走行操作する主操作ハンドルで、後述するように左右上端部に対向するように内向きに突設された支軸が前記主走行操作部パネル13に開設された支持孔に挿入されて回動可能に支持されている。
図3において、15は電動走行のための副走行操作部パネル、16は副操作ハンドルである。この副操作ハンドル16は本体2の左側面に固定されている。17は走行スイッチであり、この走行スイッチ17の上側を押すと前進しスイッチの下側を押すと後進する。18は主走行操作か副走行操作(操作を行う場所)を優先選択する優先スイッチ、19はこの配膳車1の走行を強制的に停止させる場合に操作される非常停止スイッチを表す。前記優先スイッチ18には照明装置が設けられ、この優先スイッチ18を押圧操作すると照明装置が点灯し、操作を行う場所が副走行操作側であることが選択される。
次に、主操作ハンドル14の走行操作していない停止状態を表す側面図である図4及び図5において、円筒状パイプで構成された主操作ハンドル14は、水平部20と、この水平部20の両端部から立ち上がった両ハンドル部(操作部)21と、前記主走行操作部パネル13の両側面に開設された各支持孔に挿入される支軸22が対向するように内向きに突設され各ハンドル部21から上端から後方に伸びた支持部23と、前記水平部20の中央下部に軸部24と、この軸部24の下端には側部に案内ローラー25が設けられた支持板26とから構成される。
また、30は主操作ハンドル14に加えられた揺動運動を増幅する角筒状の伝達レバーで、この伝達レバー30の上面開口には前記支持板26及び前記案内ローラー25が挿入され、主操作ハンドル14が前後に揺動すると案内ローラー25が伝達レバー30内を転動しながら伝達レバー30を作動させる。
31は前記伝達レバー30によって増幅された力を変換する作用レバーで、本体2に固定されたベースブロック32に下端部が各取付孔34を介してビス33により固定される。そして、コの字形状を呈して少なくとも上面及び下面に開口が開設された連結部材である連結金具35を介して伝達レバー30と作用レバー31とは連結される。即ち、伝達レバー30の下端は連結金具35の上面開口を介して挿入されて下面開口端部まで延在した状態で連結金具35の側面にビス36により固定され、前記作用レバー31は連結金具35の下面開口を介して挿入されて上面開口端部まで延在した状態で上面開口及び下面開口内に遊びを持って挿入される(図6参照)。なお、前記作用レバー31と連結金具35とで、作用部材を構成する。
37A、37Bは前記連結金具35を避けた位置の前記作用レバー16の両面に取り付けた歪み検出センサで、制御線38を介して前記主走行操作部パネル13内のプリント基板上に設けられた駆動回路(図示せず)と接続されている。
図2に基づいて、電動走行のための主走行操作部パネル13について、詳述すると、41は挿入されたキーを回して自走電源のオン・オフを行うキースイッチ、42は点灯で走行可能を表示する走行可能ランプ、43は点灯でバッテリーの電圧低下や制御部の異常を表す走行不可ランプ、44は主走行操作か副走行操作を優先選択する優先スイッチ、45はこの配膳車1の走行を強制的に停止させる場合に操作される非常停止スイッチを表す。前記優先スイッチ44には照明装置が設けられ、この優先スイッチ44を押圧操作すると照明装置が点灯し、操作を行う場所が主走行操作側であることが選択される。
以上の構成により、配膳車1の走行操作について説明する。管理者は稼動に際し予め、コンセント10にAC電源コードを差し込みバッテリーの充電をしておき、充電が完了したことを確認後にAC電源コードを抜く。
続いて、主走行操作部パネル13のキースイッチ41をオンにする。そして、走行可能ランプ42と、優先スイッチ44が点灯しているのを確認する。ここで優先スイッチ44が点灯するまでは、制御部の自己診断を行っているので主操作ハンドル14には絶対触れてはならない。そして、この優先スイッチ44の点灯の確認後、管理者が主操作ハンドル14に手を添えて、図7の矢印方向に示すよう、前方に引っ張り上げるように引くと前進する。
即ち、主操作ハンドル14を前方に引くと、この支軸22を支点としてこの主操作ハンドル14が手前上方向に揺動し、主操作ハンドル14下端部の案内ローラー25が伝達レバー30内を転動しながら、この伝達レバー30が連結金具35と共にその下端を支点として上部が手前方向に揺動して、この連結金具35の下面開口端部が作用レバー31に押圧するので、このときの作用レバー31は伝達レバー30からの変位に倣ってそり返り、歪み検出センサ37Aには圧縮力が及び歪み検出センサ37Bには引張力が発生する。従って、それらの検出出力(検出値)を比較してその差に応じて、前記駆動回路によって駆動車輪8の駆動モータの速度制御及び回転方向制御が行なわれ、所定の速度で配膳車1は前進する。
また、図8に示すように、後進するときは前記の逆操作であり、主操作ハンドル14を後方に押し下げるように押すと後進する。主操作ハンドル14を後方に押し下げると、この支軸22を支点としてこの主操作ハンドル14が後方下方向に揺動し、伝達レバー30が連結金具35と共にその下端を支点として上部が後方方向に揺動して、この連結金具35の下面開口端部が作用レバー31に押圧するので、このときの作用レバー31は伝達レバー30からの変位に倣ってそり返り、歪み検出センサ37Aには引張力が及び歪み検出センサ37Bには圧縮力が発生する。従って、それらの検出出力(検出値)を比較してその差に応じて、前記駆動回路によって駆動車輪8の駆動モータの速度制御及び回転方向制御が行なわれ、所定の速度で配膳車1は後進する。
また、図4に示すように主操作ハンドル14への力を解放すると、歪み検出センサ37A及び37Bの出力の差が無くなり、配膳車1は停止する。
なお、以上で主走行操作側の説明を行ったが、続いて副走行操作側の説明をおこなう。先ず、主操作側のキースイッチ41をオンにし、次に副走行操作部パネル15にある優先スイッチ18を押し、優先スイッチ18を点灯させる。この際は制御部(図示せず)の自己診断を行っているので、優先スイッチ18と走行スイッチ17を同時に押してはならない。次に走行スイッチ17の上側を押すと、配膳車1は前進し、下側を押すと後進する。走行スイッチ33を押し続けると走行するが、離すと停止する。
また、惰性で止まらない時は、押していた走行スイッチ17の逆側をちょい押しすると止まる。走行は主走行操作部パネル13の優先スイッチ44及び副走行操作部パネル15の優先スイッチ18のそれぞれを個別に操作することで、主走行操作側あるいは副走行操作側のどちらか一方を任意に使い分けることが可能である。
安全装置として走行中に異常が発生した際は、非常停止スイッチ45又は非常停止スイッチ19を操作することで、直ちに走行停止することが可能である。
なお、管理者は前記主操作ハンドル14の両手を用いて両ハンドル部(操作部)21を握って、曲りたい方向に押したり、引いたりすることにより配膳車1をそのように曲げることができる。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
配膳車の一部破断せる正面図である。 配膳車の右側面図である。 配膳車の左側面図である。 主操作ハンドルなどの側面図である。 主操作ハンドルと伝達レバーなどの拡大図である。 伝達レバーと作用レバーの拡大図である。 主操作ハンドルなどの前進位置の側面図である。 主操作ハンドルなどの後進位置の側面図である。
符号の説明
1 配膳車
8 駆動車輪
13 主走行操作部パネル
14 主操作ハンドル
30 伝達レバー
31 作用レバー
35 連結金具
37A、37B 歪み検出センサ

Claims (3)

  1. 遊動車輪及び駆動車輪を備えた運搬車において、管理者の操作により上部を支点として揺動する操作ハンドルと、この操作ハンドルの揺動に伴い作動する伝達部材と、この伝達部材の作動に伴い歪みが加わる作用部材と、この作用部材に加わる歪みを検出する歪み検出装置と、この歪み検出装置の検出値に応じて前記駆動車輪の駆動モータを制御する駆動回路とを設けたことを特徴とする運搬車。
  2. 前記作用部材を前記伝達部材下部に固定される連結部材と、この連結部材に開設された開口内に上部が遊びを持って挿入されると共に下部が車体に固定される作用レバーとから構成し、この作用レバーの両面には前記歪み検出装置としての歪み検出センサをそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の運搬車。
  3. 前記操作ハンドルには管理者の手が夫々握れる操作部を備え、各操作部の操作によりいずれかに曲れるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の運搬車。
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