JP2006103209A5 - - Google Patents

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Claims (15)

  1. 記録媒体に対して記録ヘッドを相対的に主走査させながら主走査方向とは異なる方向に並ぶ複数の吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する記録走査を行うインクジェット記録装置であって、
    前記記録ヘッドの主走査方向における走査範囲内の前記記録媒体に対する記録領域の外側に、前記記録ヘッドからのインクの吐出状態を良好に保つための予備吐出が可能な複数の予備吐出部と、
    先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに判定する判定手段と、
    の記録走査では前記判定手段によりインク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、当該記録の後に前記複数の予備吐出部のうち近傍に位置する前記予備吐出部において予備吐出を実施し、前記先の記録走査に続く記録走査では前記判定手段によりインク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記インク吐出間隔は、前記予備吐出部での予備吐出と記録走査において記録媒体に記録する最初のインク吐出との間隔であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記インク吐出間隔は時間または距離間隔であることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記判定手段は、記録走査の開始前にインク吐出間隔が所定値以内であるか判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記判定手段は、記録走査を行いつつ、インク吐出間隔が所定値以内であるか判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記所定値は、前記記録ヘッド内のインク特性が変化するまでの時間に応じて与えられ、一方の予備吐出部にインクを吐出してから他方の予備吐出部にインクを吐出するときのインク吐出間隔以下であり、かつ、当該両予備吐出部にインクを吐出するインク吐出間隔の2分の1以上となる関係にあることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記判定手段により、前記先の記録走査、および前記続く記録走査において前記インク吐出間隔が所定以内ではないと判定されたとき、前記制御手段は、次の記録走査において、前記記録ヘッドの走査速度を変更して前記先の記録走査、および前記続く記録走査において所定以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 記録媒体に対して記録ヘッドを相対的に主走査させながら主走査方向とは異なる方向に並ぶ複数の吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する記録走査を行うインクジェット記録装置であって、
    前記記録ヘッドの主走査方向における走査範囲内の前記記録媒体に対する記録領域の外側に、前記記録ヘッドからのインクの吐出状態を良好に保つための予備吐出が可能な複数の予備吐出部と、
    先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに判定する判定手段と、
    先の記録走査では前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、当該記録の後に前記予備吐出部において予備吐出を実施し、前記先の記録走査に続く記録走査では前記記録ヘッドを前記の記録走査よりも高速に移動させて前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. 前記の記録走査と前記続く記録走査を、同方向に走査させることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記の記録走査と前記続く記録走査を、異なる方向に走査させることを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記インク吐出間隔は、前記予備吐出部での予備吐出と記録走査において記録媒体に記録する最初のインク吐出との間隔であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記続く記録走査では、記録媒体に記録する最初の記録位置まで前記記録ヘッドを高速に移動させてから記録を行うことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  13. 前記続く記録走査では、予備吐出からのインク吐出間隔が前記所定値に相当する位置まで前記記録ヘッドを前記先の記録走査よりも高速に移動させて記録を行うことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  14. 記録媒体に対して記録ヘッドを相対的に主走査させながら主走査方向とは異なる方向に並ぶ複数の吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する記録走査を行い、前記記録ヘッドの主走査方向における走査範囲内の前記記録媒体に対する記録領域の外側に、前記記録ヘッドからのインクの吐出状態を良好に保つための予備吐出が可能な複数の予備吐出部を有するインクジェット記録装置による記録方法であって、
    前記記録ヘッドの主走査方向に対する記録走査において、先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの吐出口ごとに判定し、
    の記録走査では前記判定によりインク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、
    当該記録の後に前記複数の予備吐出部のうち近傍に位置する前記予備吐出部において予備吐出を実施し、
    前記先の記録走査に続く記録走査では前記判定手段によりインク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うよう制御することを特徴とする記録方法。
  15. 記録媒体に対して記録ヘッドを相対的に主走査させながら主走査方向とは異なる方向に並ぶ複数の吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録する記録走査を行い、前記記録ヘッドの主走査方向における走査範囲内の前記記録媒体に対する記録領域の外側に、前記記録ヘッドからのインクの吐出状態を良好に保つための予備吐出が可能な複数の予備吐出部を有するインクジェット記録装置による記録方法であって、
    前記記録ヘッドの主走査方向に対する記録走査において、先にインクの吐出を行ってから次にインクの吐出を行うインク吐出間隔が所定値以内であるかを、前記記録ヘッドの各吐出口ごとに判定し、
    先の記録走査では前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内と判定された吐出口を用いて記録を行い、
    当該記録の後に前記予備吐出部において予備吐出を実施し、
    前記先の記録走査に続く記録走査では前記記録ヘッドを前記の記録走査よりも高速に移動させて前記判定手段により前記インク吐出間隔が所定値以内ではないと判定された吐出口を用いて記録を行うよう制御することを特徴とする記録方法。
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