JP2006102086A - 脈波情報表示装置、脈波情報表示装置を制御するプログラム、および脈波情報表示方法 - Google Patents

脈波情報表示装置、脈波情報表示装置を制御するプログラム、および脈波情報表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 AI値の変化を直感的に把握することができる脈波情報表示装置、脈波情報表示装置を制御するプログラム、および脈波情報表示方法を提供すること。
【解決手段】 測定された脈波データから抽出される1拍分の波形を、進行波の最大点に相当する第1の特徴点における振幅値に基づいて正規化する(ステップS204)。正規化された波形を表示部に描画し(ステップS208)、その波形の立ち上がり点の位置、進行波の最大点の位置および、反射波の最大点の位置をマーカー表示する(ステップS210,S212)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、脈波情報表示装置、脈波情報表示装置を制御するプログラム、および脈波情報表示方法に関し、特に、測定された脈波データから1拍分の波形を連続的に表示する脈波情報表示装置、脈波情報表示装置を制御するプログラム、および脈波情報表示方法に関する。
血圧は、心臓の収縮と拡張とによって生ずる血流が動脈血管の内壁に及ぼす圧力であって、心臓の収縮期に相当する血圧である収縮期血圧と、拡張期に相当する血圧である拡張期血圧とから構成されている。動脈内血圧のなす脈圧波は、心臓からの血液の駆出によって生ずる収縮期前方成分(駆出波)と主に動脈からの反射によって生ずる収縮期後方成分(反射波)との合成波である。
下記特許文献1および2には、測定された脈波データから、上記駆出波や反射波のピーク点などの特徴点を抽出する方法が開示されている。特許文献1では、4次微分波のゼロクロス点を用いて算出する方法が開示されており、特許文献2では、1次微分波のピークを用いて1拍分の波形を検出し、3次微分の極大点、ゼロクロス点、および元波形の極大点を用いて算出する方法が開示されている。
また、特許文献3には、測定された脈波データから特徴点を算出することにより、AI(Augmentation Index)などの特徴量を算出して表示する装置が開示されている。
AIは、公知の指標であって、主に中枢血管の動脈硬化に対応する脈波の反射強度と時相とを反映する特徴量を指標化したものである。AIは、特に循環器系疾患の早期発見のために有効な指標と言われており、血圧とは異なった挙動を示すことが知られている。
図11および図12に、1拍分の脈波波形の時間経過に従う血管内圧力の変化の具体例を示す。図11および図12を参照して、PA点は立ち上がり点を示し、P1点は駆出波ピーク点を示し、P2点は反射波ピーク点を示す。駆出波の振幅値(P1点の圧力値−PA点の圧力値)をa、反射波の振幅値(P2点の圧力値−PA点の圧力値)をbとすると、AI(%)=b/a×100として得られる。
一般的に、被験者の年齢が若い方が、図11に示されるようにb<aとなり、被験者の年齢が高い方が図12に示されるようにb>aとなる。これは、被験者の年齢が高くなるほど血管内壁の硬化(動脈硬化)が進行しているために、駆出波を血管壁で十分に吸収できずレベルの高い反射が短時間のうちに検出されることによる。このように、AI値は、心拍による駆出波と反射波とから得られる値であって、主に中枢血管の動脈硬化に対応する脈波の反射強度と時相とを反映する特徴量である。
また、他にも、アトコメディカル(Atcor Medical)社の脈波計測装置「シグモコア(SphygmoCor)」が販売されている(非特許文献1参照)。この製品では、測定された脈波データの解析結果が表示される。
特許第2620497号公報 米国特許第5265011号明細書 特開2004−195204号公報 アトコメディカル(Atcor Medical)社 ホームページ(更新日:2004年2月9日) [2004年9月13日検索] インターネット<URL:http://www.atcormedical.com/pdf/prodpx.pdf>
特許文献3および非特許文献1に開示された装置の表示画面において、脈波1拍分の波形が拡大して表示される。
しかしながら、これら文献の表示画面に表示される波形は、単に切出した波形を1拍ごとに表示するにすぎない。そうすると、表示される1拍分の波形の縦軸の単位は、絶対値である血管内圧力値となる。したがって、この場合、AI値の基準値である駆出波ピーク点の圧力値が変化すると、その高さが変動してしまうことになり、本来観察したいAI値の変化を反射波ピーク点の高さとして直感的に捉えることができない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、AI値の変化を直感的に把握することができる脈波情報表示装置、脈波情報表示装置を制御するプログラム、および脈波情報表示方法を提供することである。
この発明のある局面に従う脈波情報表示装置は、測定された脈波データを記憶するための記憶手段と、記憶された脈波データから1拍分の波形を抽出するための抽出手段と、抽出された1拍分の波形において、収縮期前方成分(進行波)の最大点に相当する第1の特徴点を特定するための第1の特定手段と、特定された第1の特徴点における振幅値に基づいて、1拍分の波形を正規化するための正規化手段と、正規化された1拍分の波形を描画するための信号を生成する描画手段と、描画手段からの出力に基づいて、対応する表示をするための表示手段とを備える。
「振幅値」とは、1拍分の波形を構成する各点における圧力値とその立ち上がり点(開始点)の圧力値との圧力差を表わす。
好ましくは、抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するための第2の特定手段と、正規化された1拍分の波形のうち、第1の特徴点に相当する位置と第2の特徴点に相当する位置とを、表示手段にマーカー表示するためのマーカー表示手段とをさらに備える。
また、脈波データを測定するための脈波測定手段をさらに備えることが望ましい。
また、抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するための第2の特定手段と、第1の特徴点における振幅値に対する第2の特徴点における振幅値の比率を、正規化された1拍分の波形と同時に表示手段に表示するための手段とをさらに備えることが望ましい。
また、ユーザの指示に基づく波形を、正規化された波形と重ねて表示手段に表示するための手段をさらに備えることが望ましい。
また、抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するための第2の特定手段と、正規化された波形のうち第2の特徴点に相当する点における値が、表示可能な上限値を越えたか否かを判断するための判断手段と、判断手段による判断結果に基づいて、第2の特徴点に相当する点における値が表示可能となるように上限値を更新するための更新手段とをさらに備えることが好ましい。
また、上記脈波情報表示装置において、特徴点を特定するために、次のように特徴点を抽出することが望ましい。
第1の特定手段は、1拍の脈波の4次微分波の極大点に基づいて第1の特徴点を抽出して特定する。
また、第1の特定手段は、1拍の脈波の4次微分波のゼロクロス点に基づいて第1の特徴点を抽出して特定する。
第2の特定手段は、1拍の脈波の4次微分波の極大点に基づいて第2の特徴点を抽出して特定する。
また、第2の特定手段は、1拍の脈波の4次微分波のゼロクロス点に基づいて第2の特徴点を抽出して特定する。
この発明の他の局面に従うプログラムは、脈波データを記憶するための記憶部と、記憶部に記憶された脈波データの演算処理を行なう演算処理部と、表示部とを備えた脈波情報表示装置を制御するプログラムであって、記憶部に記憶された脈波データから1拍分の波形を抽出するステップと、抽出された1拍分の波形において、収縮期前方成分の最大点に相当する第1の特徴点を特定するステップと、特定された第1の特徴点における振幅値に基づいて、1拍分の波形を正規化するステップと、正規化された1拍分の波形を表示部に表示するステップとを実行させる。
好ましくは、抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、正規化された1拍分の波形のうち、第1の特徴点に相当する位置と第2の特徴点に相当する位置とを、表示部にマーカー表示するステップとをさらに実行させる。
好ましくは、抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、第1の特徴点における振幅値に対する第2の特徴点における振幅値の比率を、正規化された1拍分の波形と同時に表示部に表示するステップとをさらに実行させる。
さらに好ましくは、抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、正規化された波形のうち第2の特徴点に相当する点における値が、表示可能な上限値を越えたか否かを判断するためのステップと、判断結果に基づいて、第2の特徴点に相当する点における値が表示可能となるように上限値を更新するステップとをさらに実行させる。
この発明の他の局面に従う脈波情報表示方法は、脈波データを記憶するための記憶部と、脈波データに基づく情報を表示する表示部とを備えた脈波情報表示装置における脈波情報表示方法であって、記憶部に記憶された脈波データから1拍分の波形を抽出するステップと、記憶された脈波データから1拍分の波形を抽出するステップと、抽出された1拍分の波形において、収縮期前方成分の最大点に相当する第1の特徴点を特定するステップと、特定された第1の特徴点における振幅値に基づいて、1拍分の波形を正規化するステップと、正規化された1拍分の波形を表示部に表示するステップとを備える。
本発明によると、収縮期前方成分の最大点に相当する第1の特徴点における振幅値に基づいて正規化された波形が表示されるため、直感的にAI値の変化を把握することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1に、本発明の実施の形態1における脈波計100の構成の具体例を示す。図1を参照して、脈波計100は、脈波を測定する脈波測定部1と脈波情報表示装置2とを備える。そして、脈波測定部1と脈波情報表示装置2とは、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの専用ケーブルや通信回線などを介して接続される。なお、その接続には、無線通信などの非接触の接続も含まれるものとする。
脈波情報表示装置2は、脈波計100を制御するためのデータやプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)24やRAM(Random Access Memory)25、脈波計100全体の制御を行なうCPU(Central Processing Unit)23を含む処理部20と、外部から操作可能に設けられて各種情報を入力するために操作される操作部21と、脈波測定結果などの各種情報を外部に出力するためのLED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示部22とを備える。
CPU23は、ROM24にアクセスしてプログラムを読出してRAM25上に展開して実行し、脈波計100全体の制御を行なう。また、CPU23は、操作部21よりユーザからの操作信号を受取り、その操作信号に基づいて脈波計100全体の制御処理を行なう。また、CPU23は、脈波測定部1から取得した脈波データの情報などを表示部22に表示する制御を行なう。実施の形態1では、図1のような構成とすることにより、脈波情報表示装置2のCPU23は、脈波測定部1が測定した脈波データをリアルタイムで表示部22に表示することができる。
なお、脈波情報表示装置2は、一般的なPC(Personal Computer)などが該当し、図1に示される脈波情報表示装置2の構成は、一般的なPCの構成の具体例である。そのため、脈波情報表示装置2の構成は、図1に示される構成に限定されない。
脈波測定部1は、I/F11を介して脈波情報表示装置2からの制御信号を受取る。そして、I/F11で受取った制御信号は制御回路12へ送られ、制御回路12から加圧ポンプ13、負圧ポンプ14、あるいは切換弁15に送られる。
加圧ポンプ13は、押圧カフ(空気袋)16の内圧(以下、「カフ圧」という)を加圧するためのポンプであり、負圧ポンプ14は、カフ圧を減圧するためのポンプである。切換弁15は、これらの加圧ポンプ13と負圧ポンプ14とのいずれかを選択的にエア管(図示せず)に切換接続する。そして、制御回路12は、これらを制御する。
半導体圧力センサ17は、単結晶シリコンなどからなる半導体チップに一方向に所定間隔に配列された複数のセンサエレメントを含んで構成され、押圧カフ16の圧力によって測定中の被験者の手首などの測定部位に押圧される。その状態で、半導体圧力センサ17は撓骨動脈を介して被験者の脈波を検出する。半導体圧力センサ17において脈波を検出することで得られる電圧信号をアンプ18において増幅し、A/D変換器19に出力する。A/D変換器19は、アンプ18を介して半導体圧力センサ17から導出されたアナログ信号である電圧信号をデジタル情報に変換して、I/F11を介して脈波情報表示装置2に送出する。
I/F11を介して送出されたデジタル情報である脈波データは、たとえばRAM25に順次記憶され、CPU23は、記憶されたデジタル情報をリアルタイムで読み出して各種演算処理を実行する。
なお、図1において、脈波測定部1と脈波情報表示装置2とは、別個の装置であるものとしたが、これらは一体的に構成されてもかまわない。
また、実施の形態1における脈波情報表示装置2は、脈波測定部1が測定した脈波データをリアルタイムで解析して表示する場合を示すが、これに限られない。たとえば、脈波測定部1で測定された脈波データをRAM25や図示しないハードディスクなどに蓄えておき、後に表示することとしてもよい。さらに、図示しないメモリカードに脈波測定部1で測定された脈波データを格納しておき、脈波情報表示装置2に装着することにより、CPU23が、以下に説明するような表示のための演算処理を行なうこととしてもかまわない。
次に、図2に示すフローチャートを用いて、本実施の形態の脈波情報表示装置における脈波情報表示処理について説明する。図2のフローチャートに示される処理は、脈波情報表示装置2のCPU23が、ROM24にアクセスしてプログラムを読出してRAM25上に展開して実行することによって実現される。
図2を参照して、始めに、変数iを「0」に初期化する(ステップS(以下単に「S」ともいう)102)。本実施の形態において、変数iは脈波データから抽出される1拍分の波形の順番を表わすための記号である。CPU23は、脈波データを取得する(ステップS104)。本実施の形態においては、脈波測定部1のI/F11を介して取得したデジタル信号である脈波データを、RAM25から順次取得する。
そして、ROM24に格納されているプログラムを実行することで脈波データより得られる脈波波形をN次微分し(S106)、その微分結果に基づいて脈波波形を1拍ごとに区切る処理を行なう(S108)。
このステップS108における脈波区切処理は、具体的にはたとえば以下のようにして行なわれる。上記ステップS106において取得されたN次微分のうち、1次微分が正になるのを待つ。一次微分が正になると、その立ち上がりゼロクロス点を保持し、これを「仮立ち上がり点」とする。そして、1次微分の極大を待つ。1次微分の極大を検知すると、CPU23は、一拍が認識できたかを判断する。具体的には、脈波波形(元波形)の極大値を待ち、極大値を検知すると、直前の仮立ち上がり点(「PA点」ともいう)からその前の立ち上がり点(「PB点」ともいう)までの波形を参照する。そして、PA点からPB点までの間に脈波波形(元波形)の最大点(「PP点」ともいう)が存在し、PP点からPB点までの間でPB点が最小値であることを確認する。PB点が最小値であることが確認されれば、PA点を「立ち上がり点」として確定する。そして、PA点からPB点までを1拍分の波形とする。
次に、CPU23は、変数iを「1」インクリメントする(S114)。そして、ステップS108で区切られた1拍分の波形を変数i番目の波形とし、変数i番目の波形を切り出す(S116)。ステップS116において切出された変数i番目の波形より、所定の特徴点を抽出する(S118)。本実施の形態においては、変数i番目の波形の立ち上がり点(PA点),駆出波ピーク点(「P1点」ともいう),反射波ピーク点(「P2点」ともいう)を抽出する。
本実施の形態においては、たとえば1拍分の波形の4次微分波の極大点を用いることにより、P1点およびP2点を抽出する。具体的には、図13を参照して、以下のようにしてこれらの特徴点を抽出する。なお、図13は、特許文献1に記載された図の一部を示したものである。
まず、1拍分の波形が認識されると、PA点からPB点の間に存在する2次微分の極大値を得る。ここで得られる2次微分の極大値を、順にA点(以下「APG−A点」という)、C点(以下「APG−C点」という)、E点(以下「APG−E点」という)とする。そして、PA点からAPG−E点までの間に存在する4次微分の極大点をそれぞれ取得する。取得した4次微分の極大点を、P1点およびP2点の候補とする。
次に、PA点からPP点までの上昇脚の区間に存在する4次微分の極大点のうち、最大点をP1点として取得する。そして、PP点からAPG−E点までの下降脚の区間に存在する4次微分の極大点のうち、最大点をP2点として取得する。
なお、P1点およびP2点を抽出する方法としては、上記のような方法に限られず、たとえば上述の特許文献1および特許文献2に開示された方法を用いて抽出してもよい。
そして、ステップS118において抽出した特徴点から、AI値を算出する(S120)。
なお、本実施の形態において、AI値だけでなく、たとえば図11あるいは図12に示されるようなΔTp(反射波立ち上がり点の時間−PA点の時間)など、その他の値を特徴量としてさらに算出することとしてもよい。なお、上述のΔTpもAIと同様に公知の指標である。
次に、CPU23は、後に詳述する表示処理を実行する(S122)。その後、CPU23は、次の脈波データがあるか否かを判断する(S124)。次の脈波データが検出されると(S124でYES)、ステップS104〜S122の処理を繰り返す。一方、次の脈波データが検出されなければ(S124でNO)、この脈波情報表示処理を終了する。
なお、本発明の実施の形態1では、1拍分の波形を1拍ごとに表示することとしたが、たとえば、2拍ごとや3拍ごとに表示してもよい。また、所定の拍数ごとでなくても、継続的に1拍分の波形の表示を更新していくこととしてもよい。
また、特徴点を特定する処理とは、ステップS118に示したように1拍分の波形データから特徴点を抽出する処理だけではなく、脈波データに抽出済の特徴点のデータが含まれている場合には、これに基づいて特徴点を特定する処理を含むものとする。
ここで、本実施の形態において、脈波情報表示装置2の表示部22に表示される脈波情報の具体例を図3に示す。
図3を参照して、表示領域B1には、測定して得られた脈波データがリアルタイムで表示される。さらに、表示領域B2には、ステップS108で区切られた1拍分の波形が連続的に表示される。
表示領域B3にはステップS115において算出されたAI値の時間変化が示され、表示領域B4には脈拍数HRの時間変化が表示される。表示領域B5には表示領域B2に表示された1拍分の波形のAI値(%)が同時に表示される。また、表示領域B6には平均の脈拍数HRが表示される。表示領域B7には最高血圧SYSおよび最低血圧DIAが表示される。表示領域B8には測定日時が表示される。ここに表示される時間変化に従う情報は、図示しないクロックによる計測時間に関連付けながら測定された値をプロットすることにより表示される。
本実施の形態において、表示領域B5に、リアルタイムで1拍分の波形のAI値を表示することにより、血圧値だけでは分からない変化を知ることができる。とくに、手術時の異常高血圧の救急処置や、高血圧緊急症、急性心不全など、速効性の降圧剤の投与が必要な場合に、血圧値だけでは分からない降圧の効果を知ることができる。これにより、薬剤の過不足の判断の確度向上や、判断に要する時間の短縮などに効果がある。
また、表示領域B2には、リアルタイムで1拍分の波形が連続的に表示される。このように、表示領域B2に1拍分の波形が拡大して表示されるため、1拍ごとの波形の形状をより詳しく視認することができる。
なお、表示領域B2に、ユーザの指示に基づく基準波形を、上述の1拍分の波形と重ねて表示させることとしてもよい。この場合、基準波形を上述の1拍分の波形とはたとえば異なる色で表示することにより識別される。基準波形は、たとえば、連続的に表示される波形から、ユーザが操作部21を操作することによりある時点の波形を指定して登録されてもよい。また、ユーザが操作部21を操作することにより、ある時点からある時点までの平均波形が登録されてもよい。このように基準波形を重ねて表示することにより、より投薬前後の効果を視覚的に確認しやすくなる。
また、上述のΔTpを同時に表示させることとしてもよい。
ここで、表示領域B2に表示される1拍分の波形は、一般的に、図4に示すように横軸の単位を時間、縦軸の単位を圧力値(単位:mmHg)として表示される。図4には、縦軸に、80mmHg〜130mmHgの絶対値が示される。
図4(a)に示す波形の駆出波ピーク点Pa1の圧力値は125mmHg程度であり、その振幅値は約45mmHgである。また、図4(a)に示す波形のAI値は85%である。
一方、図4(b)に示す波形の駆出波ピーク点Pb1は105mmHg程度であり、その振幅値は約25mmHgである。また、図4(b)に示す波形のAI値は110%である。
このように、AI値は図4(b)に示す波形の方が高いにもかかわらず、図4(a)に示す駆出波ピーク点Pa1の振幅値の方が図4(b)に示す駆出波ピーク点Pb1の振幅値よりも高いために、図4(a)に示す反射波ピーク点Pa2の高さの方が図4(b)に示す反射波ピーク点Pb2よりも高く表示される。したがって、表示部22の表示領域B2に連続的に1拍分の波形が表示されても、視覚的にAI値の変化を捉えることができない。
そこで、AI値の基準(分母)である駆出波ピーク点の振幅値を一定にして表示した具体例を図5に示す。
図5を参照して、横軸の単位を図4と同様時間とし、縦軸の単位を駆出波ピーク点の振幅値を基準とした比率(%)として表示する。図5には、縦軸に、0%〜120%の比率が示される。図5(a)に示す波形は、図4(a)に対応する波形であり、図5(b)に示す波形は、図4(b)に対応する波形である。
図5(a)の駆出波ピーク点Pa1’および図5(b)の駆出波ピーク点Pb1’の高さは、それぞれ100%の位置に表わされる。この場合、図5(a)に示す反射波ピーク点Pa2’の高さは、(Pa2’点の振幅値/Pa1’点の振幅値×100)で表わされるため、AI値と同じ85%の位置に表わされる。図5(b)に示す反射波ピーク点Pb2’の高さは、(Pb2’点の振幅値/Pb1’点の振幅値×100)で表わされるため、AI値と同じ110%の位置に表わされる。
このように、1拍分の波形を駆出波ピーク点における振幅値を基準として正規化することで、AI値の上昇/下降が波形中の反射波ピーク点の上下動で図的に知ることができる。したがって、ユーザは、AI値の変化を、数値で見るよりもより直感的に把握することができる。また、圧力の絶対値に影響されないため、圧力波の反射の度合いを正確に把握することができる。
これらのことから、1拍分の波形を駆出波ピーク点の振幅値で正規化した波形を観察することにより、血圧の変化(=圧力の絶対値の変化)の影響を受けることなく、降圧剤による血管の変化を反射波ピーク点の変化として捉えることができる。したがって、このように正規化した波形を連続的に図示することは、降圧剤の効果を詳細に観察することにつながり、降圧剤の継続投与や薬剤変更の判断に役立つと考えられる。
そこで、本発明の実施の形態1においては、表示部22の表示領域B2に、図5に示したように、駆出波ピーク点の振幅値を基準として正規化した波形を順次表示する。
ここで、図2のステップS122における表示処理の流れについて、図6に示すフローチャートを用いて説明する。図6のフローチャートに示される処理もまた、脈波情報表示装置2のCPU23が、ROM24にアクセスしてプログラムを読出してRAM25上に展開して実行することによって実現される。
図6を参照して、はじめに、脈波情報表示装置2のCPU23は、i番目の波形を正規化する処理、すなわち、次式により波形f(x)を算出する処理を行なう(S204)。
f(x)=100×{g(x)−g(x)}/{g(x)−g(x)}
上記式において、“g(x)”は元波形を示し、“f(x)”は正規化後の波形を示す。また、“x”は立ち上がり点(PA)における時間を示し、“x”は駆出波ピーク点(P1)における時間を示す。
上記式を用いることにより、表示部22の表示領域B2における縦軸の単位を、「圧力値」から駆出波ピーク点P1の振幅値に基づいた「比率」に変換され、元波形g(x)は正規化される。このようにして正規化された波形f(x)の立ち上がり点を「PA’」、駆出波ピーク点を「P1’」、反射波ピーク点を「P2’」、波形終了点を「PB’」とする。
ステップS204でi番目の正規化後の波形f(x)が算出されると、前の波形、すなわち(i−1)番目の波形に関する描画をクリアする(S206)。
そして、表示部22の表示領域B2に、立ち上がり点PA’から終了点PB’までの波形f(x)を描画する処理を行なう(S208)。実施の形態1において、表示レンジは固定されており、CPU23は、正規化後の波形f(x)を、予め定められた縦軸の上限値(たとえば120%)に基づいて描画する。この上限値としては、たとえば、反射波ピーク点P2’の値が、通常越えることが想定されないような値を定めておいてもよいし、ユーザが操作部21を操作することにより定めてもよい。
なお、表示領域B2に表示される1拍分の波形は、少なくとも、立ち上がり点PA’点から切痕点(上述の「APG−E点」)に相当する点までを含んでいればよい。
次に、CPU23は、立ち上がり点PA’の高さ、すなわち0%の高さに水平にベースラインL0を描画する(S210)。さらに、駆出波ピーク点P1’からベースラインへ垂線L1を描画し、反射波ピーク点P2’からベースラインへ垂線L2を描画する(S212)。
なお、ステップS210およびS212において、直線を描画することにより立ち上がり点PA’,駆出波ピーク点P1’および反射波ピーク点P2’をマーカー表示することとしたが、このような表示方法に限らない。たとえば、各特徴点を矢印で示してもよいし、異なる色で識別することとしてもよい。
また、表示部22の表示領域B2の表示レンジにおける縦軸の下限値が0%である場合は、必ずしもベースラインL0を描画しなくてもよい。
そして、CPU23は、表示部22の表示領域B5に、図2のステップS120で算出したAI値をテキスト描画する(S214)。以上の処理が終了すると、図2のステップS124に進む。
ここで、上述のステップS208〜S212において、表示部22の表示領域B2に、波形f(x),ベースラインL0,垂線L1およびL2が表示された例を図7に示す。
このように、垂線L1およびL2を表示して、駆出波ピーク点P1’および反射波ピーク点P2’の位置を視認可能とすることにより、より、AI値が示す意味を詳細に知ることができる。AI値の性質として、圧力波の伝播速度が速いほど、AI値は高くなるという性質がある。また、末梢での反射が大きいほど、AI値は高くなるという性質がある。このことから、AI値が高い場合、駆出波ピーク点P1’と反射波ピーク点P2’との位置関係を知ることにより、伝播速度が速くて高いのか、末梢の反射が大きくて高いのかなどを目で見て把握することができる。したがって、治療に用いる降圧剤の性質と照らし合わせることにより、降圧剤の効果を詳しく把握することができ、降圧剤の継続投与や薬剤変更の判断に役立つと考えられる。
なお、実施の形態1において、表示処理のための特徴点算出アルゴリズムを、AI算出のためのアルゴリズムよりも簡略なアルゴリズムとしてもかまわない。したがって、図2に示したように、必ずしもAI算出処理(S120)の後に表示処理(S122)が行なわれる必要はなく、これらを並行して行なうこととしてもかまわない。
[実施の形態2]
次の本発明の実施の形態2における脈波計100について説明する。実施の形態2における脈波計100の構成および動作については実施の形態1と同様であるのでこれらについて説明を繰り返さない。
実施の形態1における脈波情報表示装置2では、予め定められた上限値に基づいて正規化後の波形を表示していた。すなわち、表示レンジの上限値は固定されていた。したがって、正規化後の波形が表示レンジの縦軸(以下「縦レンジ」という)の上限値を越えた場合には、越えた表示領域は表示されなくなってしまう。そのため、反射波ピーク点の位置(高さ)が長い間表示されないという事態が生じてしまう可能性もある。そうすると、駆出波ピーク点と反射波ピーク点との位置関係を視認することができなくなり、AI値を直感的に把握することが困難になる場合がある。
そこで、実施の形態2における脈波情報表示装置では、さらに、縦レンジ調整処理を行なう。
図8および図9に示すフローチャートを用いて、実施の形態2における脈波情報表示装置2のCPU23が実行する脈波情報表示処理について説明する。なお、図8に示す表示処理においてCPU23が実行する処理うち、実施の形態1で用いた図6と同様の処理については同じステップ番号を付してある。したがって、これらについての説明は繰り返さない。
図8を参照して、実施の形態2の表示処理では、上述のステップS204とステップS206との間に、縦レンジ調整処理(S205)が追加される。図9は、この縦レンジ調整処理の流れを示すフローチャートである。
図9を参照して、まず、CPU23は、変数iが「1」か否か、すなわち、1番目の波形か否かを判断する。はじめは変数iは「1」である(図2のステップS114参照)ので(S1101でYES)、カウント数Nを「0」に初期化して(S1102)ステップS1103に進む。
ステップS1101において、CPU23が、変数iが「1」でないと判断すると(S1101でNO)、そのままステップS1103に進む。
ステップS1103において、CPU23は、i番目の波形f(x)のうちの反射波ピーク点における値(比率(%))が、たとえばRAM25に記憶された縦レンジの上限値(比率(%))を越えているか否かを判断する。反射波ピーク点における値が、上限値を超えていないと判断した場合(S1103でNO)、ステップS1110に進む。なお、上限値の初期値は、図示しないハードディスクなどに記憶されており、この初期値がRAM25に転送されることにより縦レンジ調整処理が行なわれる。
一方、反射波ピーク点における値が、上限値を超えていると判断した場合(S1103でYES)、カウント数Nを「1」インクリメントする(S1104)。そして、CPU23は、その値をたとえばRAM25に記憶させる(S1105)。
そして、CPU23は、カウント数Nが「3」に達したか否か、すなわち、縦レンジをオーバーした回数が連続して3回検出されたか否かを判断する(S1106)。CPU23が、カウント数Nが「3」に達したと判断した場合(S1106でYES)、RAM25に記憶された過去3拍分の値のうちの最大値に10%足した値を、新たな縦レンジの上限値として更新する(S1108)。そして、ステップS1110に進む。
CPU23は、ステップS1110においてカウント数Nをリセットすると、図8に示すステップS206に進む。また、ステップS1106でカウント数Nが「3」に達していないと判断した場合、すなわち、まだ縦レンジオーバーが連続3回に達していない場合には(S1106でNO)、図8に示すステップS206に進む。
図8のステップS208’,S210’,S212’では、CPU23は、RAM25に記憶された上限値に基づいて描画処理を行なう。したがって、ステップS1108において縦レンジの上限値が更新されると、その上限値に基づいて以降の表示処理が行なわれる。
次に、本発明の実施の形態2において、縦レンジの上限値が調整される場合の具体的な表示例を図10に示し、図9のフローチャートを参照しながら説明する。なお、図10(a)〜(d)は、連続して切出される1拍分の波形の表示例であり、ここではa番目〜d番目の波形として説明する。
はじめ、RAM25に記憶された縦レンジの上限値は120%であると想定する。また、a番目の波形におけるAI値は85%であり、b番目の波形におけるAI値は125%であり、c番目の波形におけるAI値は140%であり、d番目の波形におけるAI値は123%であると想定する。したがって、この場合、図8のステップS204で算出される正規化後の波形f(x)における反射波ピーク点P2’の縦軸の値も、それぞれ、85%,125%,140%,123%となる。
図10(a)を参照して、a番目の波形の反射波ピーク点P2’の縦軸の値、すなわちAI値は85%であり、縦レンジの上限値120%以内である(S1103でNO)。したがって、ステップS208’〜S212’において、CPU23は、上限値120%以内の波形を描画するため、反射波ピーク点P2’の位置(高さ)を画面上で捉えることができる。
次に、図10(b)を参照して、b番目の波形の反射波ピーク点P2’の縦軸の値、すなわちAI値は125%であり、縦レンジの上限値120%を越えている(S1103でYES)。したがって、カウント数は「1」とされる(S1104)。カウント数がまだ「1」の場合は、縦レンジの上限値の調整は行なわれないので、ステップS208’において、上限値120%以内の波形が描画される。したがって、図10(b)に示した波形のうち点線部分は表示されないことになり、反射波ピーク点P2’の位置を視認することができない。
次に、図10(c)を参照して、c番目の波形の反射波ピーク点P2’の縦軸の値、すなわちAI値は140%であり、縦レンジの上限値を越えている(S1103でYES)。したがって、カウント数は「2」とされる(S1104)。この場合も、カウント数が「3」に達していないので、ステップS208’において、上限値120%以内の波形が描画される。したがって、この場合も、図に示した波形のうち点線部分は表示されないことになり、反射波ピーク点P2’の位置を視認することができない。
次に、図10(d)を参照して、d番目の波形の反射波ピーク点P2’の縦軸の値、すなわちAI値は123%であり、縦レンジの上限値を越えている(S1103でYES)。したがって、カウント数は「3」となる(S1104)。ここで、カウント数が「3」に達したので(S1106でYES)、縦レンジの上限値を調整する処理を行なう(S1108)。具体的には、カウントされた3拍分の波形(b番目からd番目の波形)の最大値はc番目の140%であったので、これに10%を足した150%を、縦レンジの上限値として更新する。この場合、ステップS208’において、上限値150%以内の波形が描画されることになるため、反射波ピーク点P2’の位置(123%の位置)を視認することが可能になる。
このように、実施の形態2において、3回連続して縦レンジの上限値を越えた場合には、その上限値を更新する。これにより、長い期間反射波ピーク点の位置(高さ)が表示されなくなるという不都合を防止することができる。これにより、反射波ピーク点の位置が異様に高い被験者の場合でも、AI値も適切に捉えることができるようになる。
また、3回連続した場合にのみ調整することとしたので、ノイズ等により頻繁に縦レンジが調整されて、かえってAI値の変化が分かり難くなるという不都合を防止することができる。なお、本実施の形態において、3回連続して縦レンジを越えた場合に上限値を更新することとしたが、これに限られない。たとえば10回中2回越えた場合に更新することとしてもよいし、単に1回越えた場合に更新することとしてもかまわない。
また、実施の形態2においては、正規化後の波形における反射波ピーク点の値(比率)を用いて縦レンジを越えたか否かの判断を行なうこととしたが、単に正規化後の波形の最大点の値(比率)を用いて判断することとしてもよい。
また、正規化後の波形における反射波ピーク点の値は、通常AI値と等しくなるため、AI値を用いて判断することとしてもよい。この場合、縦レンジ調整処理は、元波形の正規化処理を行なう前に実行されることとしてもかまわない。
また、本発明の脈波情報表示装置が行なう、脈波情報の表示方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-ROM)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1および2における脈波情報表示装置の構成の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態1および2における脈波情報表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1および2における脈波情報表示装置の表示部に表示される脈波情報の例を示す図である。 1拍分の波形を絶対値を用いて表示した場合の具体例を示す図である。 1拍分の波形を比率を用いて表示した場合の具体例を示す図である。 本発明の実施の形態1における表示処理の流れを示すフローチャートである。 正規化された波形の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態2における表示処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における縦レンジ調整処理の流れを示すフローチャートである。 縦レンジの上限値が調整される場合の具体的な表示例を示す図である。 AI値を説明するための第1の図である。 AI値を説明するための第2の図である。 特徴点抽出処理について説明するための図である。
符号の説明
1 脈波測定部、2 脈波情報表示装置、11 I/F、12 制御回路、13 加圧ポンプ、14 負圧ポンプ、15 切換弁、16 押圧カフ、17 半導体圧力センサ、18 アンプ、19 A/D変換器、20 処理部、21 操作部、22 表示部、23 CPU、24 ROM、25 RAM、100 脈波計。

Claims (16)

  1. 測定された脈波データを記憶するための記憶手段と、
    前記記憶された脈波データから1拍分の波形を抽出するための抽出手段と、
    前記抽出された1拍分の波形において、収縮期前方成分の最大点に相当する第1の特徴点を特定するための第1の特定手段と、
    前記特定された第1の特徴点における振幅値に基づいて、前記1拍分の波形を正規化するための正規化手段と、
    前記正規化された1拍分の波形を描画するための信号を生成する描画手段と、
    前記描画手段からの出力に基づいて、対応する表示をするための表示手段とを備える、脈波情報表示装置。
  2. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するための第2の特定手段と、
    前記正規化された1拍分の波形のうち、前記第1の特徴点に相当する位置と前記第2の特徴点に相当する位置とを、前記表示手段にマーカー表示するためのマーカー表示手段とをさらに備える、請求項1に記載の脈波情報表示装置。
  3. 前記脈波データを測定するための脈波測定手段をさらに備える、請求項1に記載の脈波情報表示装置。
  4. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するための第2の特定手段と、
    前記第1の特徴点における振幅値に対する前記第2の特徴点における振幅値の比率を、前記正規化された1拍分の波形と同時に前記表示手段に表示するための手段とをさらに備える、請求項1に記載の脈波情報表示装置。
  5. ユーザの指示に基づく波形を、前記正規化された波形と重ねて前記表示手段に表示するための手段をさらに備える、請求項1に記載の脈波情報表示装置。
  6. 前記マーカー表示手段は、さらに、前記正規化された波形のうち脈波立ち上がり点に相当する位置を、前記表示手段にマーカー表示する、請求項2に記載の脈波情報表示装置。
  7. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するための第2の特定手段と、
    前記正規化された波形のうち前記第2の特徴点に相当する点における値が、表示可能な上限値を越えたか否かを判断するための判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に基づいて、前記第2の特徴点に相当する点における値が表示可能となるように前記上限値を更新するための更新手段とをさらに備える、請求項1に記載の脈波情報表示装置。
  8. 前記更新手段は、所定回数、前記上限値を越えていた場合に、前記第2の特徴点に相当する点における値が前記所定回数中最大である値を用いて、前記上限値を更新する、請求項7に記載の脈波情報表示装置。
  9. 脈波データを記憶するための記憶部と、前記記憶部に記憶された脈波データの演算処理を行なう演算処理部と、表示部とを備えた脈波情報表示装置を制御するプログラムであって、
    前記記憶部に記憶された脈波データから1拍分の波形を抽出するステップと、
    前記抽出された1拍分の波形において、収縮期前方成分の最大点に相当する第1の特徴点を特定するステップと、
    前記特定された第1の特徴点における振幅値に基づいて、前記1拍分の波形を正規化するステップと、
    前記正規化された1拍分の波形を前記表示部に表示するステップとを実行させる、プログラム。
  10. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、
    前記正規化された1拍分の波形のうち、前記第1の特徴点に相当する位置と前記第2の特徴点に相当する位置とを、前記表示部にマーカー表示するステップとをさらに実行させる、請求項9に記載のプログラム。
  11. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、
    前記第1の特徴点における振幅値に対する前記第2の特徴点における振幅値の比率を、前記正規化された1拍分の波形と同時に前記表示部に表示するステップとをさらに実行させる、請求項9に記載のプログラム。
  12. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、
    前記正規化された波形のうち前記第2の特徴点に相当する点における値が、表示可能な上限値を越えたか否かを判断するためのステップと、
    判断結果に基づいて、前記第2の特徴点に相当する点における値が表示可能となるように前記上限値を更新するステップとをさらに実行させる、請求項9に記載のプログラム。
  13. 脈波データを記憶するための記憶部と、前記脈波データに基づく情報を表示する表示部とを備えた脈波情報表示装置における脈波情報表示方法であって、
    前記記憶部に記憶された脈波データから1拍分の波形を抽出するステップと、
    前記記憶された脈波データから1拍分の波形を抽出するステップと、
    前記抽出された1拍分の波形において、収縮期前方成分の最大点に相当する第1の特徴点を特定するステップと、
    前記特定された第1の特徴点における振幅値に基づいて、前記1拍分の波形を正規化するステップと、
    前記正規化された1拍分の波形を前記表示部に表示するステップとを備える、脈波情報表示方法。
  14. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、
    前記正規化された1拍分の波形のうち、前記第1の特徴点に相当する位置と前記第2の特徴点に相当する位置とを、前記表示部にマーカー表示するステップとをさらに備える、請求項13に記載の脈波情報表示方法。
  15. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、
    前記第1の特徴点における振幅値に対する前記第2の特徴点における振幅値の比率を、前記正規化された1拍分の波形と同時に前記表示部に表示するステップとをさらに備える、請求項13に記載の脈波情報表示方法。
  16. 前記抽出された1拍分の波形において、収縮期後方成分の最大点に相当する第2の特徴点を特定するステップと、
    前記正規化された波形のうち前記第2の特徴点に相当する点における値が、表示可能な上限値を越えたか否かを判断するためのステップと、
    判断結果に基づいて、前記第2の特徴点に相当する点における値が表示可能となるように前記上限値を更新するステップとをさらに備える、請求項13に記載の脈波情報表示方法。
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