JP2006100484A - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006100484A JP2006100484A JP2004283340A JP2004283340A JP2006100484A JP 2006100484 A JP2006100484 A JP 2006100484A JP 2004283340 A JP2004283340 A JP 2004283340A JP 2004283340 A JP2004283340 A JP 2004283340A JP 2006100484 A JP2006100484 A JP 2006100484A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- unit
- tube
- negative pressure
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/02—Devices for feeding articles or materials to conveyors
- B65G47/04—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles
- B65G47/12—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles
- B65G47/14—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding
- B65G47/1407—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl
- B65G47/1442—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding articles from disorderly-arranged article piles or from loose assemblages of articles arranging or orientating the articles by mechanical or pneumatic means during feeding the articles being fed from a container, e.g. a bowl by means of movement of the bottom or a part of the wall of the container
- B65G47/145—Jigging or reciprocating movement
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
- H05K13/04—Mounting of components, e.g. of leadless components
- H05K13/0417—Feeding with belts or tapes
- H05K13/0421—Feeding with belts or tapes with treatment of the terminal leads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Abstract
【課題】 搬送通路内に残圧現象を生じた場合でも後続の部品から先頭の部品にかかる押圧負荷を低減して、先頭の部品の取り出しを良好に行うことができる部品供給装置を提供する。
【解決手段】 部品搬送チューブ402には、負圧作用に基づくエアの流れによって電子部品ECが自重に逆らって登り上がるように移動する登り部分402dが設けられているので、負圧作用を解除したときに部品搬送チューブ402を含む搬送通路内に残圧現象を生じた場合でも、自重が作用する登り部分402a内の電子部品ECからその前側の電子部品ECに加えられる押圧力を抑制して、後続の電子部品ECから先頭の電子部品ECにかかる押圧負荷を低減することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 部品搬送チューブ402には、負圧作用に基づくエアの流れによって電子部品ECが自重に逆らって登り上がるように移動する登り部分402dが設けられているので、負圧作用を解除したときに部品搬送チューブ402を含む搬送通路内に残圧現象を生じた場合でも、自重が作用する登り部分402a内の電子部品ECからその前側の電子部品ECに加えられる押圧力を抑制して、後続の電子部品ECから先頭の電子部品ECにかかる押圧負荷を低減することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、バルク状態にある所定形状の部品を所定向きに整列し整列後の部品を所定の取出位置に搬送する部品供給装置に関し、特に整列後部品を取出位置に搬送するための手段としてチューブを用い且つ搬送動力として負圧作用に基づくエアの流れを利用した部品供給装置に関する。
整列後部品を取出位置に搬送するための手段としてチューブを用い且つ搬送動力として負圧作用に基づくエアの流れを利用した部品供給装置を開示するものとして本出願人による特開2004−200491号公報が知られている。
同公報に開示された部品供給装置は、バルク状態にある所定形状の部品を所定向きで整列して出口から排出する機能を有する部品整列ユニットと、内部の部品通路に整列状態で供給された部品を停止させ先頭の部品を部品取出口を通じて外部に露出させる機能を有する部品取出ユニットとを備え、部品整列ユニットの出口と部品取出ユニットの部品通路後端とを部品搬送チューブによって接続している。部品取出ユニットには内部の部品通路を通じて部品搬送チューブ内に負圧を作用させるための吸気経路が設けられており、該吸気経路の端部には負圧発生源としてのエアシリンダが接続されている。
特開2004−200491号公報
搬送動力として負圧作用に基づくエアの流れを利用する場合、負圧作用を解除しても部品搬送チューブを含む搬送通路内が大気圧に戻らず、後側の部品が前側の部品を押したような状態のままとなる現象を生じる。この現象は残圧現象とも称されていて部品搬送チューブの通路形並びに部品サイズが小さくなるほど発生し易い。
この残圧現象が生じると後続の部品から先頭の部品に押圧負荷がかかって該先頭の部品が部品停止部位と2番目の部品との間に挟み込まれた状態となってしまうために、吸着ノズルによって部品取出口から先頭の部品を取り出すとき取出ミスを生じてしまう。
残圧現象による先頭部品の挟み込みを解消するために、先頭の部品を取り出すときに部品停止部位を前側に僅かに変位させる方法やこの方法と併せて後続の部品が動かないように保持する方法も試したが、前者の方法では部品停止部位を前側に変位させても該変位量以上に後続の部品が前進してしまうことから挟み込みを解消するには十分とは言えない。勿論、変位量をかなり大きくとれば挟み込みを解消できるが、部品取出位置(先頭の部品の位置)が大きく変わってしまうため実際上このような設計は行えない。また、後者の方法では後続の部品が保持力に逆らって前進してしまうことから挟み込みを解消するには十分とは言えない。
本発明は前記事情に鑑みて創作されたもので、その目的とするところは、部品搬送チューブを含む搬送通路内に残圧現象を生じた場合でも後続の部品から先頭の部品にかかる押圧負荷を低減して、先頭の部品の取り出しを良好に行うことができる部品供給装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、バルク状態にある所定形状の部品を所定向きに整列した後に部品搬送チューブを介し且つ負圧作用に基づくエアの流れを利用して所定の取出位置に搬送する部品供給装置であって、前記部品搬送チューブには負圧作用に基づくエアの流れによって部品が自重に逆らって登り上がるように移動する登り部分が設けられている、ことをその特徴とする。
この部品供給装置によれば、負圧作用に基づくエアの流れによって部品が自重に逆らって登り上がるように移動する登り部分が部品搬送チューブに設けられているので、負圧作用を解除したときに部品搬送チューブを含む搬送通路内に残圧現象を生じた場合でも、自重が作用する登り部分内の部品からその前側の部品に加えられる押圧力を抑制して、後続の部品から先頭の部品にかかる押圧負荷を低減することができる。
本発明によれば、搬送通路内に残圧現象を生じた場合でも後続の部品から先頭の部品にかかる押圧負荷を低減して、先頭の部品の取り出しを良好に行うことができる。
本発明の前記目的とそれ以外の目的と、構成特徴と、作用効果は、以下の説明と添付図面によって明らかとなる。
図1〜図8は本発明の一実施形態を示すもので、以下の説明では図1の左側を前、右側を後、手前側を左、奥側を右として表記する。
まず、部品供給装置の構成について説明する。
図1に示した部品供給装置は、フレーム1と、駆動ユニットU1と、部品貯蔵ユニットU2と、部品整列ユニットU3と、チューブ取付ユニットU4と、部品取出ユニットU5と、負圧発生ユニットU6とから構成されている。
図2に示すように、フレーム1は断面がL字形を成し、その縦面部分には、部品貯蔵ユニットU2を取り付けるための2つのネジ穴2と、部品整列ユニットU3を取り付けるための1つのネジ穴3と、チューブ取付ユニットU4を取り付けるための1つのネジ穴4と、部品取出ユニットU5を取り付けるための2つのネジ穴5と、負圧発生ユニットU6を取り付けるための2つのネジ穴6が設けられている。また、縦面部分の左側面には、部品搬送チューブ402を所定形態で配するための3つのチューブ押さえ7が設けられている。
図2に示すように、駆動ユニットU1は、フレーム1の縦面部分の右側面に固着された減速機付きモータ101と、縦面部分を貫通して縦面部分の左側面に突出したモータ101のシャフト(符号無し)に偏心状態で固着された円形のカム板102と、縦面部分の左側面に配された第1レバー103,第2レバー104及び第3レバー105とを備える。
第1レバー103は、カム板102を収容した縦長楕円形のカム孔101aを略中央に有し、その両側に横長楕円形の案内孔103bを有する。この第1レバー103は、2つの案内孔103bに鍔付きの支持軸106をそれぞれ挿入し各支持軸106の雄ネジ端(図示省略)をフレーム1の縦面部分に設けたネジ穴(図示省略)にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に配されている。また、第1レバー103の後端には第2レバー104に動力を伝達するためのローラ107が設けられ、第1レバー103の前端上側に延設された部位103cには部品取出ユニットU5に動力を伝達するためのローラ108が設けられ、第1レバー103の前端下側に延設された部位103dには負圧発生ユニットU6のロッド602を連結するための溝付き連結片103cが一体に形成されている。この第1レバー103は、モータ101によるカム板102の所定方向回転によって案内孔103bに沿った前後方向の移動を可能としている。
第2レバー104は全体がL字形を成し、部品整列ユニットU3に動力を伝達するためのローラ109が後側部位の端部に設けられている。この第2レバー104はその中央部分に設けられた孔(図示省略)に鍔付きの支持軸110をそれぞれ挿入し各支持軸106のネジ端(図示省略)をフレーム1の縦面部分に設けたネジ穴(図示省略)にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に配されており、第1レバー103の後側のローラ107によって前側部位を押圧されることにより図2中で時計回り方向の回転を可能とし、押圧解除により図2中で反時計回り方向の回転を可能としている。
第3レバー105は全体がL字形を成し、部品取出ユニットU5に動力を伝達するための係合溝105aが上側部位の端部に設けられている。この第3レバー105はその中央部分に設けられた孔(図示省略)をネジ111を挿入しそのネジ端(図示省略)をフレーム1の縦面部分に設けたネジ穴(図示省略)にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に配されている。また、第3レバー105の上側部位とフレーム1の縦面部分の左側面との間には第3レバー105を図2中で反時計回り方向に付勢するスプリング112が設けられている。この第3レバー105は第1レバー103の前側のローラ108によって下側部位を押圧されることによりスプリング112の付勢力に抗して図2中で時計回り方向の回転を可能とし、押圧解除によりスプリング112の付勢力によって図2中で反時計回り方向の回転を可能としている。因みに、第3レバー105の上側部位と第1レバー103の前側のローラ108との間には押圧タイミングを調整するための隙間が設けられているため、第3レバー105は第3レバー101が前進を開始してから所定時間経過後にその下側部位を押圧されることになる。
図3に示すように、部品貯蔵ユニットU2は、左板201と、右板202と、前側スペーサ203と、後側スペーサ204と、ネジ205と、蓋206と、ガイドシャフト207と、駆動リング208と、上側スプリング209と、下側スプリング210と、ディスク駆動レバー211と、ネジ212とを備える。
左板201及び右板202のうち少なくとも左板201は透明で、両板201,202の間には前側スペーサ203及び後側スペーサ204が配置されており、左板201及び右板202は複数個のネジ205を用いて前側スペーサ203及び後側スペーサ204に止着されている。傾斜底面を有する部品貯蔵室213はこの4つの部品によって囲まれた空間から成り、その上部には部品補給口214が形成され、その下部には出口215が形成されている。部品補給口214には前後にスライド可能な蓋206が設けられ、また、出口215の下側には後述する部品整列ユニットU3の上部を嵌め込むための凹部216が形成されている。また、左板201,右板202及び前側スペーサ203にはこれらを左右方向に貫通するネジ挿通孔217が形成され、左板201,右板202及び後側スペーサ204にも同様のネジ挿通孔217が形成されている。
また、右板202の下部前側或いは前側スペーサ203の下部にはコ字状の支持枠201aが一体に形成されており、この支持枠201aにはガイドシャフト207が縦向きに取り付けられている。駆動リング208は円筒状部材の外周に環状溝208aを設けて構成されており、中心孔をガイドシャフト207に嵌合されガイドシャフト207に沿った上下移動を可能としている。上側スプリング209は駆動リング208の上側に下側スプリング210は駆動リング208の下側にそれぞれガイドシャフト207を囲むようにして配置されている。因みに上側スプリング209と下側スプリング210の圧縮に要する力の関係は上側スプリング209<下側スプリング210である。
レバー211は所定幅の一枚板の後部を90度捻って水平部分を形成したような形状を成しており、略中央部分をネジ212によって支持枠201aの下部に回転自在に取り付けられている。また、後部水平部分には溝211aが形成されていて、この溝211aはガイドシャフト207の下部に差し込まれ、その周囲部分は下側スプリング210の下端を支承している。つまり、図3中でディスク駆動レバー211の前側部位を下方に押し下げてこれを反時計回り方向に回転させると、レバー211の後側水平部分によって下側スプリング210及び駆動リング208がガイドシャフト207に沿って上昇し、この上昇に伴って上側スプリング209が圧縮される。レバー211の押し下げを解除すると、上側スプリング209の付勢力によって駆動リング208及び下側スプリング210が復帰し且つレバー211も復帰する。
この部品貯蔵ユニットU1は、2つのネジ挿通孔217にネジ218をそれぞれ挿入しフレーム1のネジ穴2にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に取り付けられている(図1参照)。因みに、取り付け後の部品貯蔵ユニットU1の上端高さはフレーム1の縦面部分の上端より低いか、或いは、フレーム1の縦面部分の上端とほぼ一致している。
図4(A)〜図4(D)に示すように、部品整列ユニットU3は、後側ブロック301と、前側ブロック302と、ディスク部材303と、操作部材304と、結合ネジ305とを備える。
後側ブロック301は、後述する第2ディスク部303cを回転可能に受容する円形凹部301bと、円形凹部301aの上部と連続する傾斜凹部301bと、円形凹部301bの中心に設けられた軸支穴301cと、後側ブロック301の前面に形成された部品通路用の溝301dと、前後方向に貫通したネジ挿通孔301eとを有する。部品通路用の溝301dの上部には円形凹部301aの外周に沿う湾曲部301d1が形成されていて、湾曲部301d1の上端は傾斜凹部301bに連通している。因みに部品通路用の溝301dの横断面は矩形状を成していて、その深さは円形凹部301aの深さと一致している。
前側ブロック302は、後述する第1ディスク部303bを回転可能に受容する円形凹部302aと、円形凹部302aの上部と連続する傾斜凹部302bと、円形凹部302aの中心に設けられ前後方向に貫通する軸支孔302cと、後側ブロック301のネジ挿通孔301eに対応する位置に形成されたネジ孔302dとを有する。前側ブロック302の下面には後述するチューブ取付ユニットU4の突起401bを嵌め込むための凹部302eが形成され、ネジ挿通孔302fが左右方向に貫通して形成されている。
ディスク部材303は、ディスクシャフト303aと、ディスクシャフト303aの後端部に設けられた第1ディスク部303bと、第1ディスク部303bの後面に一体または別体で設けられた第1ディスク部303bよりも小径の第2ディスク部303bとを有する。第1ディスク部303bの上部には撹拌用の凹部303b1が形成され、第2ディスク部303cの上部には平面または曲面から成る整列補助面303c1が形成されている。
操作部材304は、円筒状部材の前面に偏心ピン304aを設けて構成されている。偏心ピン304aは先に述べた部品貯蔵ユニット201の駆動リング208の環状溝208aに差し込まれるものであるので、その径は環状溝208aよりも僅かに小さい。
部品整列ユニットU3を組み立てるときには、ディスク部材303のディスクシャフト303aの後端突出部を後側ブロック301の軸支穴301cに挿入し且つ第2ディスク部303cを後側ブロック301の円形凹部301aに挿入し、また、ディスク部材303のディスクシャフト303aの前部を前側ブロック302の軸支孔302cに挿入し且つ第1ディスク部303bを前側ブロック302の円形凹部302aに挿入する。そして、後側ブロック301のネジ挿通孔301eに結合ネジ305を挿入してこれを前側ブロック302のネジ孔302dにねじ込む。これにより、後側ブロック301の平らな前面と前側ブロック302の平らな後面とが面接触して両ブロック301,302が結合される。図示を省略したが、後側ブロック301の前面と前側ブロック302の後面には位置決め用の凹部と凸部が少なくとも1組設けられており、両者を結合する際の相互位置決めはこの凹部及び凸部の嵌合によって適正に行われる。そして、前側ブロック302の軸支孔302cから突出するディスクシャフト303aの前端部に、操作部材304を嵌めてこれをネジ(図示省略)によって固定する。
組立後の部品整列ユニットU3は、後側ブロック301の傾斜凹部301bと前側ブロック302の傾斜凹部302bによって入口306が形成され、前側ブロック302の後面によって塞がれた部品通路用の溝301dによって電子部品ECが所定向きで自重移動可能な横断面矩形の部品通路307が形成され、この部品通路307の下端によって出口308が構成される。
この部品整列ユニットU3は、部品整列ユニットU3の上部を部品貯蔵ユニットU2の凹部216に嵌め込み、部品整列ユニットU3のネジ挿通孔302fにネジ308を挿入しフレーム1のネジ穴3にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に取り付けられている(図1参照)。取り付け状態にあっては、部品整列ユニットU3の入口306は部品貯蔵ユニットU2の出口215と合致する。
図5に示すように、チューブ取付ユニットU4は、ユニット本体401と、部品搬送チューブ402とを備える。ここでは部品搬送チューブ402がユニット本体401に取り付けられたものをチューブ取付ユニットU4としているが、ユニット本体401のみをチューブ取付ユニットU4とし、組立の過程でユニット本体401に部品搬送チューブ402を後付けするようにしてもよい。
ユニット本体401の左面には断面矩形で且つ所定曲率を有する湾曲溝401aが形成され、上面には部品供給ユニットU3の凹部302eに嵌め込むための凸部401bが形成されている。また、ユニット本体401には、ネジ挿通孔401cが左右方向に貫通して形成されている。部品搬送チューブ402は合成樹脂から成り、断面矩形の外形を有し、その内側に断面矩形の通路(符号無し)を有している。このチューブ402はその後部をユニット本体401の湾曲溝401aに差し込まれて接着されており、チューブ402の後端はユニット本体401の上面とほぼ一致している。
このチューブ取付ユニットU4は、チューブ取付ユニットU4の凸部401bを部品整列ユニットU3の凹部302eに嵌め込み、チューブ取付ユニットU4のネジ挿通孔401cにネジ403を挿入しフレーム1のネジ穴4にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に取り付けられている(図1参照)。取り付け状態にあってはチューブ取付ユニットU4の部品搬送チューブ402の通路後端が部品整列ユニットU3の出口308と合致する。
また、部品搬送チューブ402は、チューブ取付ユニットU4を取り付けた後または取り付ける前に3つのチューブ押さえ7を利用して図1に示す形態に引き回されその前端部を部品取出ユニットU5に取り付けられる。具体的には、図1に示すように、部品搬送チューブ402は、部品整列ユニットU3から部品取出ユニットU5に向かって、第1湾曲部分402a,第1水平部分402b,第2湾曲部分402c,前上がりの登り部分402d,第3湾曲部分402e及び第2水平部分402fを有する形態で配される。
尚、第1水平部分402b及び第2水平部分402fの水平は水平に近い状態も含まれる。また、第1湾曲部分402a,第2湾曲部分402c及び第3湾曲部分402eは電子部品ECが支障なく通過できる程度の曲率をその内側の通路部分に有するものであればよく、該曲率には特段の数値的な制限はない。さらに、前上がりの登り部分402dは図1に示すような前上がりに傾いた直線状部分から成るものの他、前上がりの湾曲状部分から成るものであってもよく、要は負圧作用に基づくエアの流れによって電子部品ECが自重に逆らって登り上がるような部分であればよい。さらに、図面にはチューブ押さえ7を3個用いて部品搬送チューブ402に所定形態が保たれるようにしてあるが、2個以下または4個以上のチューブ押さえ7を用いて部品搬送チューブ402の形態を保つようにしてもよい。
図6(A)〜図6(D)に示すように、部品取出ユニットU5は、ユニット本体501と、ストッパ502と、逃げ部材503と、スプリング504と、第1シャッター505と、第2シャッター506と、シャッターカバー507と、透明カバー508と、チューブ固定部材509と、第1継手510と、第2継手511とを備える。
ユニット本体501は、ストッパー502を配置するための凹部501aを上面右側に有し、逃げ部材503を配置するための凹部501bを凹部501aと隣接して有している。凹部501bの深さは凹部501aよりも大きく、両凹部501a,501bは連通している。また、ユニット本体501は、上面から見て90度角で湾曲した断面矩形の部品通路用溝501cを上面左側に有し、部品通路用溝501cの上端両側に該溝501cよりも深さ寸法が小さいエア通路用溝501dを有する。部品通路用溝501cとエア通路用溝501dは透明カバー508によって覆われることによりそれぞれ部品通路(以下部品通路501cと言う)とエア通路(以下エア通路501dと言う)となる。さらに、ユニット本体501の凹部501aの底面には吸気孔501eが形成され、エア通路501dの底面には吸気孔501fが形成されており、吸気孔501eの下端には第1継手510が取り付けられ、吸気孔501fの下端には第2継手511が取り付けられている。さらに、ユニット本体501の前部と後部には左右方向に貫通するネジ挿通孔501gがそれぞれ形成されている。
ストッパ502はユニット本体501の凹部501a内に配置され、その後部に設けられた支持軸(図示省略)を凹部501aの底面に形成された軸支穴(図示省略)に回転自在に支持されている。また、ストッパ502の左面と凹部501aの内面との間にはストッパ502を上面から見て時計回り方向に付勢するスプリング(図示省略)が設けられている。さらに、ストッパ部502の後部右側には、第1シャッター505の角部505aが当接可能な操作突起502aが設けられている。さらに、逃げ部材503の上面に形成された部品通路503の先端と向き合う部分には微細突起から成るストッパ部502bが形成されていて、このストッパ部502の厚み寸法及び幅寸法は部品通路503の深さ寸法及び幅寸法よりも小さく、部品通路503の深さ寸法の略中央に位置している。
逃げ部材503はユニット本体501の凹部501bにスプリング504を介して配置され、その上面を第1シャッター505に接している。また、逃げ部材503の上面にはユニット本体501の部品通路用溝501cと同じ断面形状を有し且つ部品通路用溝501cと連続する部品通路用溝503aが形成され、その上端両側には部品通路用溝503aよりも深さ寸法が小さく且つユニット本体501のエア通路用溝501dと連続するエア通路用溝503bが形成されている。部品通路用溝503aとエア通路用溝503bは第1シャッター505および第2シャッター506によって覆われることによりそれぞれ部品通路(以下部品通路503aと言う)とエア通路(以下エア通路503bと言う)となる。
第1シャッター505は、ストッパ502の操作突起502aを押圧可能な角部505aを右側に有し、部品通路503aの先端部を開放するためのスリット505bを前部に有する。また、第1シャッター505のスリット505bの後側にはスリット505bよりも幅の大きな抜き孔505cが形成され、この抜き孔505c内には、抜き孔505cと同一幅を有する第2シャッター506がスプリング506aによって前側に付勢された状態で取り付けられている。さらに、第1シャッター505には横長のガイド孔505dが2個設けられている。さらに、第1シャッター505の右側には第3レバー105の係合溝105aに係合可能なピン505eが設けられている。因みにスプリング付勢の第2シャッター506は、振動や取出不良等を原因として先頭の電子部品ECが立ち上がった状態となっても、第1シャッター505が復帰するときにこの電子部品ECにこれを傷付けるような力が働くことを解消するためのものである。
シャッターカバー507は矩形状の部品取出口507aを前端に有し、2つのネジ挿通孔(符号無し)を有する。このシャッターカバー507は各ネジ挿通孔に差し込んだネジ505fを第1シャッター505のガイド孔505dに差し込み、各ネジ505fをユニット本体501の上面に形成されたネジ穴(図示省略)にねじ込むことによってユニット本体501に取り付けられている。
透明カバー508はユニット本体510の上面の部品通路用溝501cとエア通路用溝501dを覆うためのもので、各ネジ挿通孔(符号無し)にネジ508aを差し込み、これをユニット本体501の上面に形成されたネジ穴(図示省略)にねじ込むことによってユニット本体501に取り付けられている。
チューブ固定部材509は部品搬送チューブ402の前端部を保持するための保持溝509aをその下面に有し、各ネジ挿通孔(符号無し)にネジ509bを差し込み、これをユニット本体501の上面に形成されたネジ穴(図示省略)にねじ込むことによってユニット本体501に取り付けられている。
この部品取出ユニットU5は、チューブ固定部材509を外した状態にある部品取出ユニットU5の各ネジ挿通孔501gにネジ510を挿入しフレーム1のネジ穴5にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に取り付けられている(図1参照)。部品取出ユニットU5を縦面部分の左側面に取り付けるときには、第1シャッター505のピン505eを第3レバー105の係合溝105aに係合させると共に、部品搬送チューブ402の前端部をチューブ固定部材509は保持溝509aに挿入し、チューブ固定部材509をユニット本体501に取り付ける。取り付け状態にあっては、部品搬送チューブ402の通路の前端は部品取出ユニットU5の部品通路503aの後端と合致する。因みに、取り付け後の部品取出ユニットU5の上端高さはフレーム1の縦面部分の上端より低いか、或いは、フレーム1の縦面部分の上端とほぼ一致している。
図7に示すように、負圧発生ユニットU6は、ユニット本体601と、ピストンロッド602と、ナット603と、第1吸気チューブ604と、第2吸気チューブ605とを備える。
ユニット本体601の内部には図示省略のエアシリンダ及びピストンが収容されていて、ピストンロッド602はピストンに連結されている。また、ユニット本体601はピストンが後方移動するとき吸気を行う第1吸気ポート601aとピストンが前方移動するときに吸気を行う第2吸気ポート601bが設けられており、第1吸気チューブ604は第1吸気ポート601aに接続され、第2吸気チューブ605は第2吸気ポート601bに接続されている。また、各吸気ポート601a,601bの内側には、各吸気ポート601a,601bからの排気を規制する逆止弁601cが設けられている。さらに、ユニット本体601の前部と後部にはネジ挿通孔601dがそれぞれ設けられている。さらに、ピストンロッド602は前端に大径部602aを有していてその後側に形成された雄ネジ部分にはナット603が螺合されている。
この負圧発生ユニットU6は、2つのネジ挿通孔601dにネジ606をそれぞれ挿入しフレーム1のネジ穴6にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に取り付けられている(図1参照)。負圧発生ユニットU6をフレーム1の縦面部分の左側面に取り付けるときには、駆動ユニットU1の第1レバー103の溝付き連結片103cの溝をピストンロッド602の大径部602aとナット603との間に挿入し、ナット603を回してナット603と大径部602aとの間に第1レバー103の連結片103aを挟持させると共に、第1吸気チューブ604を部品取出ユニットU5の第1継手510に接続し、第2吸気チューブ605を部品取出ユニットU5の第2継手511に接続する。
次に、前述の部品供給装置の動作について説明する。
まず、部品貯蔵ユニットU2の蓋206を開け、部品補給口214を通じて、所定形状の電子部品、例えば長さ>幅=高さの基準寸法の関係を有する電子部品ECを多数個貯蔵室213内に収納する。因みに、電子部品ECには、チップコンデンサやチップ抵抗器やチップインダクタ等のチップ部品の他、LCフィルター等の複合部品や、コンデンサアレイやインダクタアレイ等のアレイ部品や、他種の電子部品が含まれる。
部品収納後は駆動ユニットU1のモータ101によってカム板102を矢印方向に一定速度で回転させる。
図8は図1に示す状態からカム板102が時計回り方向に180度回転した状態を示すもので、第1レバー103はカム板102の外周面によってカム孔101aの内面を押圧されることによって案内孔103bに沿って前方に移動し、第2レバー104は第1レバー103の後端のローラ107によってその前側部位を押圧されることによって支持軸110を中心として時計回り方向に所定角度回転し、第3レバー105は第1レバー103の前端のローラ108によってその下側部位を押圧されることによって支持軸111を中心として時計回り方向に所定角度回転している。
図8に示す状態からカム板102がさらに180度時計回り方向に回転すると、第1レバー103はカム板102の外周面によってカム孔101aの内面を押圧されることによって案内孔103bに沿って後方に移動して図1の状態に復帰し、第2レバー104は部品貯蔵ユニットU2のレバー211の押し上げによって反時計回り方向に回転して図1の状態に復帰し、第3レバー105はスプリング112の付勢力によって反時計回り方向に回転して図1に状態に復帰する。
つまり、第1レバー103,第2レバー104及び第3レバー105はモータ101によるカム板102の回転に従って前記動作を繰り返し、この繰り返しのなかで後述する部品整列動作と部品搬送動作と部品取出動作が実現される。
第2レバー104が時計回り方向に回転する過程では、第2レバー104の後端のローラ109によって部品貯蔵ユニットU2のレバー211が下方に押圧されて反時計回り方向に回転し、レバー211の後部水平部分によって下側スプリング210及び駆動リング208が上側スプリング209の付勢力に抗して上昇し、駆動リング208の上昇によって部品整列ユニットU3の操作部材304及びディスク部材303が前から見て反時計回り方向に所定角度回転する。また、第2レバー104が反時計回り方向に回転する過程では、部品貯蔵ユニットU2のレバー211が上側スプリング209の付勢力によって時計回り方向に回転して復帰すると共に下側スプリング210及び駆動リング208が上側スプリング209の付勢力によって下降し、駆動リング208の下降によって部品整列ユニットU3の操作部材304及びディスク部材303が前から見て時計回り方向に所定角度回転して復帰する。
図4(D)に示すように部品整列ユニットU3の入口306には部品貯蔵ユニットU2の出口215を通じて貯蔵室213内の電子部品ECがバルク状態で取り込まれているので、前記のディスク部材303の回転及び復帰により、第1ディスク部303bの外周面及び凹部303b1によって電子部品ECが撹拌されて第2ディスク303cの整列補助面303c1上に自重落下すると共に、整列補助面303c1上に落下した電子部品ECが整列作用を受けて部品通路307の上端に長さ向きで取り込まれる。部品通路307の上端に長さ向きで取り込まれた電子部品ECは自重により部品通路307内を下方移動し、出口308を通じて部品搬送チューブ402の後端、具体的には部品搬送チューブ402の第1湾曲部分402a内に送り込まれる。
一方、第1レバー103が前進位置から後退して復帰する過程では、負圧発生ユニットU6のピストンロッド602が前進位置から後退して第1吸気ポート601a及び第1吸気チューブ604を通じて部品取出ユニットU5の第1継手510及び吸気孔501eに負圧が作用し、図6(C)に示すようにこの負圧作用によって部品搬送チューブ402の通路と部品取出ユニットU5の部品通路501c,503aとエア通路501d,503bの内部エアがストッパ502のストッパ部502bの上下左右の隙間を通じて吸気孔501eに引き込まれ、このエアの流れによって部品搬送チューブ402の第1湾曲部分402a内に送り込まれた電子部品ECが前方に移動し、部品通路501c,503a内に送り込まれる。この電子部品ECの前方移動は先頭の電子部品ECがストッパ部502bに当接したところで停止する。
先に述べたように、部品搬送チューブ402は、部品整列ユニットU3から部品取出ユニットU5に向かって、第1湾曲部分402a,第1水平部分402b,第2湾曲部分402c,前上がりの登り部分402d,第3湾曲部分402e及び第2水平部分402fを有する形態で配されているため、第1湾曲部分402a内に送り込まれている電子部品ECは、負圧作用に基づくエアの流れによって第1水平部分402bを水平に前方移動して第2湾曲部分402cに送られ、そして該第2湾曲部分402cから前上がりの登り部分402dを登り上がるように前方移動して第3湾曲部分402eに送られ、そして該第3湾曲部分402eから第2水平部分402fを水平に前方移動して部品通路501c,503a内に送られることになる。
また、第1レバー103が後退位置から前進する過程では、負圧発生ユニットU6のピストンロッド602が後退位置から前進して第2吸気ポート601b及び第2吸気チューブ605を通じて部品取出ユニットU5の第2継手511及び吸気孔501fに負圧が作用し、図6(D)に示すようにこの負圧作用によって部品取出ユニットU5のエア通路501d,503bの内部エアが吸気孔501fに引き込まれ、このエアの流れによって部品通路501c,503a内の電子部品ECが停止位置で動かないように保持される。
第1レバー103のさらなる前方移動によって第3レバー105が時計回り方向に回転する過程では、第3レバー105の係合溝105aに係合されているピン505eが後方に押圧されて第1シャッター505が後退し、図6(D)に示すようにスリット505bがシャッターカバー507の部品取出口507aの下側に位置して部品通路503a内の少なくとも先頭の電子部品ECが部品取出口507aを通じて外部に露出すると共に、第1シャッター505による押圧を解かれたストッパ502がスプリングの付勢力によって上から見て時計回り方向に僅かに回転してストッパ部502bが逃げ部材503(先頭の電子部品EC)から僅かに離れる。
装置からの電子部品ECの取り出しはこのタイミングで実施され、具体的には図6(D)に示すように昇降可能な吸着ノズルSNを降下させて部品取出口507a及びスリット505bを通じて先頭の電子部品ECを吸着した後に吸着ノズルSNを上昇させることで外部に取り出される。
このように、図1〜図8に示した部品供給装置にあっては、部品搬送チューブ402が、部品整列ユニットU3から部品取出ユニットU5に向かって、第1湾曲部分402a,第1水平部分402b,第2湾曲部分402c,前上がりの登り部分402d,第3湾曲部分402e及び第2水平部分402fを有する形態で配されているため、第1湾曲部分402a内に送り込まれている電子部品ECは、負圧作用に基づくエアの流れによって第1水平部分402bを水平に前方移動して第2湾曲部分402cに送られ、そして該第2湾曲部分402cから前上がりの登り部分402dを登り上がるように前方移動して第3湾曲部分402eに送られ、そして該第3湾曲部分402eから第2水平部分402fを水平に前方移動して部品通路501c,503a内に送られることになる。
つまり、部品搬送チューブ402には、負圧作用に基づくエアの流れによって電子部品ECが自重に逆らって登り上がるように移動する登り部分402dが設けられているので、負圧作用を解除したときに部品搬送チューブ402を含む搬送通路内に残圧現象を生じた場合でも、自重が作用する登り部分402a内の電子部品ECからその前側の電子部品ECに加えられる押圧力を抑制して、後続の電子部品ECから先頭の電子部品ECにかかる押圧負荷を低減することができる。依って、部品搬送チューブ402を含む搬送通路内に残圧現象を生じた場合でも後続の電子部品ECから先頭の電子部品ECにかかる押圧負荷を低減して、吸着ノズルSNによる先頭の電子部品ECの取り出しを良好に行うことができる。
また、後続の電子部品ECから先頭の電子部品ECにかかる押圧負荷を低減できることから、部品取出口507aから吸着ノズルSNによって先頭の電子部品ECを取り出すときにストッパ部502bを先頭の電子部品ECから僅かに引き離す方法や後続の電子部品ECが動かないように保持する方法を的確に実施することができるので、吸着ノズルSNによる先頭の電子部品ECの取り出しをより良好に行うことができる。
さらに、部品搬送チューブ402の配置形態も相俟って、駆動ユニットU1,部品貯蔵ユニットU2,部品整列ユニットU3,チューブ取付ユニットU4,部品取出ユニットU5及び負圧発生ユニットU6がフレーム1の前後上下端から突出しないように該フレーム1に取り付けることができるので、モジュラーフィーダと称される部品供給装置の着脱のみを可能とした部品実装機への適用も十分に可能となるし、また、フレーム1の前後上下端から突出した部位が存しないために部品供給装置自体の取り付けスペースに制約がある場合でも対応が簡単に行えると共に作業者が手先等を突出した部位にぶつけて怪我をするようなことも未然に回避できる。
図9は前述の部品供給装置の変形例を示すもので、前述の部品供給装置とは、主として、エアシリンダを負圧発生源とした負圧発生ユニットU6の代わりに、電動真空ポンプを負圧発生源とした負圧発生ユニットU7を用いた点で異なる。
この負圧発生ユニットU7は、ユニット本体701と、ポート切替部702と、第1吸気チューブ703と、第2吸気チューブ704とを備える。ユニット本体701の内部には図示省略の電動真空ポンプが収納されており、ポート切替部702は第1吸気ポート702a及び第2吸気ポート702bと電動真空ポンプの吸気ポートとの選択的な接続切り替えを行う弁機構(図示省略)と該弁機構の切替操作を行う切替スイッチ702cを有している。ポート切替部702の第1吸気ポート702aには第1吸気チューブ703が接続され、第2吸気ポート601bには第2吸気チューブ605が接続されている。因みに、切替スイッチ702cは、駆動ユニットU1の第1レバー103に前端下側に延設された部位103d’に設けられたローラ109によって行われる。さらに、ユニット本体701の前部と後部にはネジ挿通孔(符号無し)がそれぞれ設けられている。
この負圧発生ユニットU7は、2つのネジ挿通孔にネジ705をそれぞれ挿入しフレーム1のネジ穴(図示省略)にねじ込むことによりフレーム1の縦面部分の左側面に取り付けられている。負圧発生ユニットU7をフレーム1の縦面部分の左側面に取り付けるときには、第1吸気チューブ703を部品取出ユニットU5の第1継手510に接続し、第2吸気チューブ704を部品取出ユニットU5の第2継手511に接続する。
この負圧発生ユニットU7を用いた部品供給装置における部品整列動作と部品搬送動作と部品取出動作は下記の点を除き前述の部品供給装置と同じである。
つまり、第1レバー103が前進位置から後退して復帰する過程では、負圧発生ユニットU7の切替スイッチ702cが第1レバー103のローラ109により切り替えられて第1吸気ポート702a及び第1吸気チューブ703を通じて部品取出ユニットU5の第1継手510及び吸気孔501eに負圧が作用し、図6(C)に示すようにこの負圧作用によって部品搬送チューブ402の通路と部品取出ユニットU5の部品通路501c,503aとエア通路501d,503bの内部エアがストッパ502のストッパ部502bの上下左右の隙間を通じて吸気孔501eに引き込まれ、このエアの流れによって部品搬送チューブ402の第1湾曲部分402a内に送り込まれた電子部品ECが前方に移動し、部品通路501c,503a内に送り込まれる。
また、第1レバー103が後退位置から前進する過程では、負圧発生ユニットU7の切替スイッチ702cが第1レバー103のローラ109により切り替えられて第2吸気ポート702b及び第2吸気チューブ704を通じて部品取出ユニットU5の第2継手511及び吸気孔501fに負圧が作用し、図6(D)に示すようにこの負圧作用によって部品取出ユニットU5のエア通路501d,503bの内部エアが吸気孔501fに引き込まれ、このエアの流れによって部品通路501c,503a内の電子部品ECが停止位置に保持される。
このように、図9に示した部品供給装置にあっては、電動真空ポンプを負圧発生源とした負圧発生ユニットU7を使用しているので、搬送対象となる電子部品ECの大きさや部品搬送チューブ402の通路形等の仕様に応じた負圧の大きさを、また、部品搬送チューブ402に前上がりの登り部分402dを設けた場合における電子部品ECの搬送に適した負圧の大きさを電気的に任意に設定できる利点がある。他の作用効果は図1〜図8に示した部品供給装置と同様である。
1…フレーム、7…チューブ押さえ、U1…駆動ユニット、U2…部品貯蔵ユニット、U3…部品整列ユニット、308…出口、U4…チューブ取付ユニット、402…部品搬送チューブ、402a…第1湾曲部分、402b…第1水平部分、402c…第2湾曲部分、402d…登り部分、402e…第3湾曲部分、402f…第2水平部分、U5…部品取出ユニット、502…ストッパ部、501c,503a…部品通路、507a…部品取出口、U6,U7…負圧発生ユニット。
Claims (4)
- バルク状態にある所定形状の部品を所定向きに整列した後に部品搬送チューブを介し且つ負圧作用に基づくエアの流れを利用して所定の取出位置に搬送する部品供給装置であって、
前記部品搬送チューブには負圧作用に基づくエアの流れによって部品が自重に逆らって登り上がるように移動する登り部分が設けられている、
ことを特徴とする部品供給装置。 - 前記部品搬送チューブは、バルク状態にある所定形状の部品を所定向きで整列して自重により出口から排出する機能を有する部品整列ユニットの出口と、内部の部品通路に整列状態で供給された部品を停止させ先頭の部品を部品取出口を通じて外部に露出させる機能を有する部品取出ユニットの部品通路後端とを接続するものであり、
該部品搬送チューブは、部品整列ユニットから部品取出ユニットに向かって、第1湾曲部分,第1水平部分,第2湾曲部分,前上がりの登り部分,第3湾曲部分及び第2水平部分を有する形態で配されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。 - 部品搬送チューブは複数のチューブ押さえによってその形態が保たれている、
ことを特徴とする請求項2に記載の部品供給装置。 - 負圧作用を生じさせるための負圧発生源は電動真空ポンプから成る、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の部品供給装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004283340A JP2006100484A (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 部品供給装置 |
TW094132560A TW200618691A (en) | 2004-09-29 | 2005-09-20 | Component supply apparatus |
CNB200510105496XA CN100475019C (zh) | 2004-09-29 | 2005-09-28 | 零件供给装置 |
US11/239,955 US7331442B2 (en) | 2004-09-29 | 2005-09-29 | Chip components feeding apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004283340A JP2006100484A (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006100484A true JP2006100484A (ja) | 2006-04-13 |
Family
ID=36124444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004283340A Pending JP2006100484A (ja) | 2004-09-29 | 2004-09-29 | 部品供給装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7331442B2 (ja) |
JP (1) | JP2006100484A (ja) |
CN (1) | CN100475019C (ja) |
TW (1) | TW200618691A (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ITMI20080101A1 (it) | 2008-01-24 | 2009-07-25 | Dachi S R L | "apparato di caricamento in un impianto di trasporto di contenitori di materiale biologico" |
US7905319B2 (en) * | 2008-06-11 | 2011-03-15 | Sullivan John T | Venturi muffler |
CN102336334A (zh) * | 2011-05-28 | 2012-02-01 | 山东高森包装容器有限公司 | 光检机出口罐道行罐输送装置 |
US20140361031A1 (en) * | 2013-06-11 | 2014-12-11 | Parata Systems, Llc | Methods and apparatus for dispensing solid pharmaceutical articles using capacitive level sensors |
DE102013219473B4 (de) * | 2013-09-26 | 2019-07-11 | Asm Assembly Systems Gmbh & Co. Kg | Vorrichtung zum Transportieren von Bauelementen und Bauelement-Zuführvorrichtung zum Bereitstellen von Bauelementen in einem Bereitstellungsbereich |
DE102013219477B4 (de) * | 2013-09-26 | 2015-05-21 | Asm Assembly Systems Gmbh & Co. Kg | Bereitstellen von Bauelementen mittels Vibration und optisches Erfassen der Bauelemente von unten mittels einer integrierten Kamera |
JPWO2016016966A1 (ja) * | 2014-07-30 | 2017-06-15 | 川崎重工業株式会社 | 部品供給装置および方法 |
WO2016143597A1 (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-15 | 倉敷紡績株式会社 | 物品供給装置 |
KR101617240B1 (ko) * | 2016-01-22 | 2016-05-02 | (주)한아기계 | 자동 클립 조립 장치 |
CN105775681B (zh) * | 2016-03-29 | 2018-05-22 | 江苏宝之达食品有限公司 | 一种停歇式自动供料机 |
CN108903973B (zh) * | 2018-06-20 | 2021-02-02 | 深圳恒生医院 | 一种医用超声波探头用耦合剂补充装置 |
CN110621148B (zh) * | 2019-08-16 | 2020-11-24 | 南京乾兑电子科技有限公司 | 一种计算机集成系统电子元器件焊脚装置及其插接工艺 |
US11594094B2 (en) * | 2020-01-22 | 2023-02-28 | Parata Systems, Llc | Methods and apparatus for dispensing solid articles |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3163234A (en) * | 1963-08-14 | 1964-12-29 | Emanuel F Boyer | Onion harvester |
US4135684A (en) * | 1977-08-17 | 1979-01-23 | Walter Kidde & Company, Inc. | Single tube pneumatic banking system |
IT209597Z2 (it) * | 1985-10-24 | 1988-10-10 | Nuova Bianchi Spa | Distributore automatico di bicchieri e simili per macchine erogatrici di bevande in genere, particolarmente adatto per lo sfruttamento degli spazi inutilizzati o poco accessibili di mobiletti di sostegno e/o di armadi di contenimento delle macchine stesse. |
US5385434A (en) * | 1992-12-09 | 1995-01-31 | Molex Incorporated | Electrical connector delivery system |
CA2216652A1 (en) * | 1996-01-29 | 1997-07-31 | William L. Ramser | Ice transportation system and method |
US6261030B1 (en) * | 1998-11-05 | 2001-07-17 | Omega Design Corp. | Desiccant feeder system and apparatus |
JP3520008B2 (ja) * | 1999-12-24 | 2004-04-19 | 太陽誘電株式会社 | 電子部品供給装置 |
US6631826B2 (en) * | 2001-07-20 | 2003-10-14 | Parata Systems, Llc | Device to count and dispense articles |
CA2428556C (en) * | 2002-05-14 | 2010-01-26 | Parata Systems, Inc. | System and method for dispensing prescriptions |
JP2004200491A (ja) | 2002-12-19 | 2004-07-15 | Taiyo Yuden Co Ltd | 部品供給装置 |
US7051900B2 (en) * | 2004-09-27 | 2006-05-30 | Reeves Timothy A | Gas operated particle feed apparatus |
-
2004
- 2004-09-29 JP JP2004283340A patent/JP2006100484A/ja active Pending
-
2005
- 2005-09-20 TW TW094132560A patent/TW200618691A/zh not_active IP Right Cessation
- 2005-09-28 CN CNB200510105496XA patent/CN100475019C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2005-09-29 US US11/239,955 patent/US7331442B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7331442B2 (en) | 2008-02-19 |
CN1761389A (zh) | 2006-04-19 |
CN100475019C (zh) | 2009-04-01 |
TW200618691A (en) | 2006-06-01 |
US20060070848A1 (en) | 2006-04-06 |
TWI302076B (ja) | 2008-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006100484A (ja) | 部品供給装置 | |
US6443669B2 (en) | Electronic component feeding apparatus | |
KR101207937B1 (ko) | 자동나사조임장치 | |
US20020027059A1 (en) | Electronic component moving mechanism | |
US20090197721A1 (en) | Tensioner for endless transmission belt | |
CN102836933B (zh) | 拉头保持机构及拉头组装装置 | |
US6752291B2 (en) | Component feeding method, component feeding apparatus, and component feeding unit | |
JP3081400B2 (ja) | 電子部品自動装着装置 | |
JP3827957B2 (ja) | 電子部品搬送装置 | |
JPH10118857A (ja) | エンジン部品組付装置および組付方法とガスケット供給方法 | |
JP2000340966A (ja) | 車両用灯具のボディ・レンズ間ねじ締結方法およびねじ締結装置 | |
JP2004200491A (ja) | 部品供給装置 | |
JP3785325B2 (ja) | 電子部品の搬送方法及び搬送装置 | |
JP3425868B2 (ja) | 電子部品供給装置 | |
CN217049226U (zh) | 一种分盒组件及自动分盒落盒机构 | |
US5476253A (en) | Paper slip transport and stack unit | |
CN110371659A (zh) | 一种贴合机 | |
JP4171291B2 (ja) | 部品供給装置 | |
JP2001278437A (ja) | 部品供給装置 | |
KR20010112082A (ko) | 전자부품 공급 장치 | |
JP4578345B2 (ja) | ヒートシール装置 | |
KR200352103Y1 (ko) | 엑스레이필름 공급장치 | |
JP2002359495A (ja) | 部品供給方法と部品供給装置と部品供給ユニット | |
JP3284050B2 (ja) | チップ部品供給装置 | |
JPH0520000Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090514 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090914 |