JP2006100199A - 実装用コイン形電気化学素子 - Google Patents

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薫 村上
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Abstract

【課題】コイン形電気化学素子を位置精度よく、かつ確実に回路基板に固定することを目的とする。
【解決手段】コイン形電気化学素子1と表裏に導通する導電部12、13を2箇所に有する基板11とを、コイン形電気化学素子1の外装缶2と基板11の一方面の第一の導電部12とを導電性接着剤15で固定し、コイン形電気化学素子1の封口板3と基板11の一方面の第二の導電部13とをワイヤーボンド16により接続して、実装用コイン型電気化学素子とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、コイン形電池やコイン形コンデンサー等のコイン形電気化学素子を回路基板等への実装するのに適した実装用コイン形電気化学素子に関する。
コイン形電池等のコイン形電気化学素子は、外装部品として外装缶、封口板およびガスケットを有し、外装缶の開口部を折り曲げガスケットを封口板に圧接させることにより、内部に収納した電気化学要素を密閉している。ガスケットを介して互いに絶縁された外装缶と封口板は、一対の外部電極として使用される。この構造のコイン形電気化学素子1は、図7に示すように、外装缶2と封口板3に一対のリード端子21a、21bをスポット溶接し、図8に示すようにそれぞれのリード端子21a、21bの先端は、回路基板18の導電部18aにはんだ付けして固定される。
コイン形電気化学素子1の回路基板18への実装は、手作業によるはんだ付けのほかに、リフロー法による自動実装がある。リフロー法とは回路基板と電子部品の端子部にハンダクリームを供給しておき、高温雰囲気を通過させることではんだ付けを行い、端子接点の電気接触を確保する方法である。鉛を含むはんだでは最高温度が220℃〜240℃程度、鉛フリーはんだでは最高250℃〜260℃まで温度が上昇する。
上記のような構造では、リード端子21a、21bのはんだ付け部が、コイン形電気化学素子1の外側にあるため、回路基板上18での実装面積が大きくなるという欠点がある。この欠点を解決する方法として、特許文献1には、一方のリード端子をコイン形電気化学素子の下側に折り曲げることにより、実装面積を小さくしようとすることが提案されている。
特開2003−272587号公報
図6に示すように、外装缶2と封口板3に一対のリード端子21a、21bをスポット溶接し、図7に示すようにそれぞれのリード端子21a、21bの先端を回路基板14の導電部にはんだ付けして実装されるコイン形電気化学素子1は、その回路基板18への実装位置精度は、スポット溶接におけるリード端子21a、21bの取り付け精度に依存するところが大きい。コイン形電気化学素子1が直径4〜6mm程度の小径のものでは、微小部品であるリード端子21a、21bを精度よく外装缶2または封口板1にスポット溶接することが難しく、リード端子21a、21bの位置ズレが、そのままリード端子21a、21bのはんだ付け部と回路基板18の導電部18aとの位置ズレとなり、確実なはんだ付けによる固定ができなくなるという課題があった。
本発明は、従来のこのような欠点を解決するもので、位置精度よく、かつ確実に回路基板に固定することができる実装用コイン形電気化学素子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実装用電気化学素子は、一対の外部電極を兼ねる外装缶と封口板、およびガスケットを有する外装部品の内部に電気化学要素を収納したコイン形電気化学素子と、表裏に導通する導電部を2箇所に有する基板とを備え、前記一対の外部電極の第一の外部電極と前記基板の一方面の第一の導電部とが導電性接着剤で固定され、前記一対の外部電極の第二の外部電極と前記基板の一方面の第二の導電部とがリード
線により接続されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、従来の高い位置精度が要求されるリード端子の溶接工程がなく、リード端子の位置ズレの心配はない。また、リード線はコイン形電気化学素子の第二の外部電極と基板の一方面の導電部を接続する際の高い位置精度は要求されない。一方、回路基板との位置精度は基板の他方面側の2箇所の導電部との関係で確保される。
上記の構成に加えて、基板を非対称形とすることで、上方からモニターカメラで観察しながらの実装を行う際の位置判別が容易となり、位置精度高くなる。そのため基板の導電部と回路基板の導電部とのはんだ付けによる確実な固定が可能となる。また、基板の他方面に第一の導電部と第二の導電部とを分離する溝があると、回路基板とはんだ付けを行う際のはんだ流れによるショート防止が可能である。また、基板の一方面とコイン形電気化学素子とが絶縁物で覆われている場合には、リフロープロセスでの耐熱性向上も図れる。
以上のように、本発明の実装用コイン形電気化学素子は、基板をコイン形電気化学素子のリード端子の代わりとした構造とすることにより、回路基板へ位置精度よく確実な固定が可能とる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
図1および図2は、本発明の実施例の実装用コイン形電気化学素子の平面図と断面図である。また、図3は、この実装用コイン形電気化学素子に用いたコイン形電池1の断面図である。このコイン形電池1のサイズは直径4.8mm、厚さ1.4mmで、この電池の外部電極となる外装缶2と封口板3はそれぞれステンレス板をプレス成形して製作される。外装缶2の開口部は内側に折り曲げられ、カシメ封口によりガスケット4を封口板3に圧接させ、内部に発電要素を密閉する。ガスケット4はポリエーテルエーテルケトン樹脂からなるものを使用した。
コイン形電池の発電要素としては、正極活物質6には五酸化ニオブに導電剤としてカーボンブラックおよび結着剤としてフッ素樹脂粉末を混合したもの、負極活物質5にはリチウムアルミニウム合金、セパレータ7にはポリフェニレンサルファイド製のものを用い、電解液にはLiN(CF3SO22を溶質としスルホランを溶媒とした非水電解液を用いた。
図4および図5は、コイン形電池を取り付ける基板11の平面図およびC−Dラインでの断面図である。図4における破線は、基板11の裏面の形状を示している。基板11は厚みが0.5mmで6mm×6mmの正方形が基準となっており、ひとつのコーナーをカットして非対称の形状をしている。このカットは基板の向きを指定したり判別する目印となる。基板の材質は、リフロー工程での高温に耐えられる絶縁物であれば特に指定されない。コイン形電池1が取り付けられる一方面(表面)および他方面(裏面)には、コイン形電池の正負両極と電気接続されるべき一対の導電部(第一の導電部12および第二の導電部13)が形成されており、スルーホール12c、13cを通して表面の導電部12a、13aと裏面の導電部12b、13bが電気的に接続されている。裏面側の導電部12b、13bは金属メッキなどで位置精度よく形成されている。表面側の導電部12a、13aと裏面側の導電部12b、13bとの接続は、基板の側面を通して接続することも可能である。導電部12、13はニッケル等の金属めっきが適当である。基板11の裏面に設けられた溝14は、実装用コイン形電気化学素子を回路基板にリフローはんだ付けを行う際にはんだが流れた場合にもショートしないように設けられたものである。
コイン形電池1は基板11の表面に図1(平面図)および図2(断面図)のように取り付けられる。コイン形電池1の一方の外部電極である外装缶2は導電性接着剤15によって基板11の表面に設けられた第一の導電部12aに電気的接続されるとともに、基板11に固定される。他方の外部電極である封口板3は、ワイヤーボンド16によって基板11の表面に設けられた第二の導電部13aと電気的に接続される。この状態において、コイン形電池1の出力は、基板11の裏面より取り出すことができる。また、図2の破線で図示するように基板11の表面およびコイン形電池1はエポキシ樹脂のような耐熱性樹脂によってモールドされて絶縁被覆される。こうして、実装用コイン形電気化学素子ができあがる。
このような実装用コイン形電気化学素子は、回路基板に実装され、リフロー法ではんだづけされる。図6は、実装用コイン形電気化学素子が、回路基板18にはんだづけされた状態を示す図である。実装用コイン形電気化学素子は、基板11の裏面の導電部12b、13bが精度よく形成されているので、回路基板18に対する基板11の位置を管理することによって、精度よく回路基板18に実装できる。このとき、基板11が非対称であると基板の向きが正しいかどうかなどがより確実に判断することができる。また、基板11の裏面に設けた導電部を絶縁する溝14は、リフロー工程ではんだが流れて導電部どうしでショートしてしまうことを防止するのに役立つ。さらに、実装用コイン形電気化学素子は周囲が樹脂モールドおよび基板で覆われており、リフロー工程でコイン形電気化学素子が高温に曝されることによる熱障害を防止することができる。
以上のように、本発明はコイン形電気化学素子を精度よく回路基板にリフロー実装することを可能ならしめるものであり、実装用コイン形電気化学素子としてきわめて有用である。
本発明の実装用コイン形電気化学素子の平面図 本発明の実装用コイン形電気化学素子の断面図 コイン形電池の一例を示す断面図 基板の平面図 基板の断面図 本発明の実装用コイン形電気化学素子が回路基板に実装された状態を示す図 従来の実装用コイン形電気化学素子の平面図 従来の実装用コイン形電気化学素子が回路基板に実装された状態を示す図
符号の説明
1 コイン形電池
2 外装缶
3 封口板
4 ガスケット
11 基板
12 第一の導電部
13 第二の導電部
14 溝
15 導電性接着剤
16 ワイヤーボンド
17 耐熱性樹脂

Claims (4)

  1. 一対の外部電極を兼ねる外装缶と封口板、およびガスケットを有する外装部品の内部に電気化学要素を収納したコイン形電気化学素子と、表裏に導通する導電部を2箇所に有する基板とを備え、
    前記一対の外部電極の第一の外部電極と前記基板の一方面の第一の導電部とが導電性接着剤で固定され、前記一対の外部電極の第二の外部電極と前記基板の一方面の第二の導電部とがリード線により接続されていることを特徴とする実装用コイン形電気化学素子。
  2. 基板が非対称形である請求項1記載の実装用コイン形電気化学素子。
  3. 基板の他方面に第一の導電部と第二の導電部とを分離する溝を有する請求項1記載の実装用コイン形電気化学素子。
  4. 基板の一方面とコイン形電気化学素子とが絶縁物で覆われている請求項1記載の実装用コイン形電気化学素子。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102015122213A1 (de) * 2015-12-18 2017-06-22 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Batterieanordnung

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CN106898722A (zh) * 2015-12-18 2017-06-27 保时捷股份公司 电池安排
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