JP2006099015A - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像装置内のトナーを円滑に循環させながらトナー量を一定に保持し、現像剤担持体へのトナー供給量を安定化する現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 現像装置21は、ケーシング5、カバー6、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8、現像ローラ11、規制ブレード12、及びトナー量を検知するTセンサ13を含む。Tセンサ13は、規制ブレード12を取り付けるステー17の内面に、検知面13aを現像ローラ11の表面に向けて配置されている。これにより、Tセンサ13をケーシング5の底面等に設けた場合のように検知箇所のトナーを澱ませる必要がなくなり、現像装置内でトナーが円滑に循環するため、現像ローラ11へのトナー供給量が安定化する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置及びそれに用いられる現像装置に関し、特に、現像装置内部のトナー量の調整方法に関するものである。
コピー機、プリンタ、FAX等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、主に粉末の現像剤(以下、トナーという)が使用され、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像をトナーによって可視化し、そのトナー像を記録媒体上に転写した後、定着処理を行うプロセスが一般的である。
図5は、現像装置21を用いた従来の画像形成装置(例えばプリンタ)100である。この画像形成装置100は、感光体ドラム41、帯電部42、画像書込部(レーザスキャンユニット)43、現像装置21、トナー貯留部44、転写部45、クリーニング部46、シート収容部51、搬送部52、定着部53、および排紙部54から構成されている。
感光体ドラム41は、例えばアルミドラムに感光層が積層されたものであり、帯電部42により、表面を帯電させるようになっている。そして、後述する画像書込部43からのレーザビームを受けた表面に、帯電を減衰させた静電潜像を形成する。なお、上記の感光層は、特に限定するものではないが、例えば耐久性に優れるアモルファスシリコン(a―Si)等が好ましい。
帯電部(帯電チャージャー)42は、放電(例えばコロナ放電)することで感光体ドラム41の表面を帯電させるものである。例えば帯電部42は、細いワイヤー等を有しており、これを電極として、高電圧を印加されることで放電するようになっている。画像書込部(LSU)43は、画像データに基づいて、光ビーム(例えばレーザビーム)を感光体ドラム41に照射させ、その感光体ドラム41に静電潜像を形成させるものである。なお、画像データは不図示のパーソナルコンピューター(PC)から送信されたものである。
現像装置21は、感光体ドラム41の静電潜像にトナーを付着させて、トナー像を形成させるものである。なお、現像装置21に収容されている現像剤としては、例えばトナーとキャリアとから構成される2成分現像剤やトナーのみから構成される1成分現像剤が挙げられる。また、現像装置21の詳細については後述する。
トナー貯留部(ホッパー)44は、現像装置21内部のトナーが不足するようになれば、その現像装置21にトナーを供給するとともに、トナーを貯留しておくものである。転写部45は、感光体ドラム41表面に形成されたトナー像を乱さずに搬送部52を搬送されてくるシートに移行させるものである。
クリーニング部46は、トナー像がシートに移行(転写)された後に、感光体ドラム41の表面に残ったトナー(残留トナー)を除去するものである。例えば、感光体ドラム41の長手方向に線接触するブレード材等が挙げられる。シート収容部51は、最終的に画像(トナー像)が印刷されるシート(用紙やOHP等)を収容するとともに、搬送部52にシートを送り出すものである。
搬送部52は、シート収容部51から排紙部54までのシートの通路であり、定着部53は、シートに転写されたトナー像を安定な永久像とするものであり、例えば熱や圧力等のエネルギーを付与することにより、粉体状態のトナー像を溶融させるものである。排紙部54は、定着部53を経たシート、すなわち永久像が印刷されたシートを収容するものである。
そして、予め入力された画像データに基づいて、LSU43が感光体ドラム41上にレーザビーム(光線)を発することで、その画像データに基づく静電潜像をその感光体ドラム41表面に形成させる。その後、現像装置21が、静電潜像にトナーを付着させるとともに(トナー像を形成させるとともに)、転写部45が、シートにそのトナー像を転写させる。次に、定着部53が、そのトナー像の転写されたシートに熱等を加え、永久像とさせるようになっている。
このような画像形成装置では、現像装置によりトナー像を継続して作成するためには、適宜トナーを現像装置に補給する必要があるが、特に、キャリアを含まない1成分現像剤を用いる現像装置では、安定したトナー像を形成するために装置内部のトナー量を一定に維持しておく必要がある。そのため、通常、現像装置には、特許文献1に開示されているような、装置内部のトナー量を測定する圧電素子等の検知センサが設けられており、その出力に基づいて現像装置内のトナー量を決定している。なお、ここでいうトナーとは、いわゆる着色剤を含有した樹脂トナー(トナー粒子)のみならず、外添剤や電荷制御剤等の内添剤を含有した現像剤を意味する。
図6は、現像装置21の概略斜視図であり、図7(a)は概略側面図、図7(b)は上方からの概略平面図である。なお、図6及び図7(b)は、便宜上、蓋部分(カバー部分)を除外して表現し、図7(b)では第1攪拌スクリュー7(後述)を重点的に表現している。図6、図7に示すように、現像装置21は、ケーシング(筐体)5、カバー(筐体)6、第1攪拌スクリュー(回転搬送部)7、第2攪拌スクリュー(回転搬送部)8、現像ローラ(現像剤担持体)11、規制ブレード(現像剤担持量規制部材)12、及びトナー量を検知するTセンサ(検知手段)13を含む構成である。
ケーシング5は、トナーを貯留するものであり、第1貯留室15と第2貯留室16とが、ケーシング5と一体形成された仕切り板9によって分けられることで形成される。そして、この第1貯留室15には第1攪拌スクリュー7、第2貯留室16には第2攪拌スクリュー8が配設されている。カバー6は、ケーシング5に収容されたトナー等が外部に漏れないように封止するものである。
第1攪拌スクリュー7は、第1貯留室15に貯留されているトナー等を攪拌させながらP方向へと搬送して、第2貯留室16に導くものであり、第2攪拌スクリュー8は、第2貯留室16に搬送されてきたトナー等を攪拌させながらQ方向へと搬送して、現像ローラ11に供給するものである。図7(b)に示すように、ケーシング5の長手方向の両端部においては仕切り板9は存在せず、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8間でのトナーの受け渡しが可能となっている。なお、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8は、それぞれ支軸(軸)7a、8aを中心とし、その周囲に螺旋羽7b、8bを設けた構成になっており、互いに平行な状態でケーシング5に回転可能に軸支されている。
現像ローラ11は、感光体ドラム41(図5参照)の回転に応じて回転することで、その感光体ドラム41の感光層にトナーを供給するものである。なお、現像ローラ11の内面には後述する規制ブレード12の先端に対向して永久磁石から成る磁界発生部材11aが固定されている。この磁界発生部材11aの磁力により現像ローラ11の表面にトナーを付着(担持)させてトナー薄層を形成する。現像ローラ11は、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8と平行な状態で、ケーシング5に回転可能に軸支されている。第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8、及び現像ローラ11は、図示しない駆動手段により回転駆動される。
規制ブレード12は、感光体ドラム41に供給するトナー量を規制するものであり、磁性体のSUS(ステンレス)が用いられる。具体的には、磁界発生部材11aにより現像ローラ11と規制ブレード12との間に磁界を発生させ、規制ブレード12と現像ローラ11との間隔だけでなく、磁界の強さによって現像ローラ11へのトナー付着量を厳密に規制している。これにより、数十ミクロンのトナー薄層の形成が可能となる。
Tセンサ13は、例えば圧電素子からなるセンサ(圧電センサ)で、トナー量(またはトナー濃度等)を検知するものである。そして、このTセンサ13は、第2攪拌スクリュー8に対面する第2貯留室16の底面に設けられている。
このTセンサ13の検知面は、第1貯留室15及び第2貯留室16に充分にトナーが貯留されているとき、そのトナー等によって一定の圧をかけられることで、トナー等が充分に貯留されているものと検知する。一方、充分なトナー量が第1貯留室15、第2貯留室16に貯留されていないとき、Tセンサ13は、トナー等によって一定以上の圧をかけられることはない。このとき、Tセンサ13は、トナー量が充分に足りていないと検知するようになっている。
しかしながら、このようなトナー供給量の制御を行った場合、現像装置内のトナー充填量は所定量で安定させることができるものの、環境条件や経時変化でトナーの流動性が変化し、回転搬送部によるトナーの搬送量にも影響する。そのため、現像ローラへのトナー供給が不安定となり、良好なトナー像の品質を維持できなくなるという問題点があった。
上述した特許文献1の現像装置においては、Tセンサ13の検知精度をより向上させるために、検知箇所のトナーを澱ませる必要がある。しかし、現像装置内のトナーを澱みなく循環させている状態でトナーの澱み部分(滞留)を発生させることは、攪拌スクリュー7、8でトナーを均一に攪拌し、トナーへの負荷をできる限り小さくするという目的に反する。
また、特許文献2には、現像装置内の現像ローラの近傍に、現像ローラと平行に張設された線状部材と、トナーにより線状部材に加えられる圧力を検知する圧力センサとを備え、圧力センサの検知結果に基づいてトナー量の調整を行う現像装置が開示されている。
しかしながら、特許文献2の方法では、圧力センサに加えて線状部材を別途設ける必要があるため、部品点数、組み立て工数が多くなって、現像装置及びそれを搭載する画像形成装置のコストアップにつながるという問題点があった。
特開平1−206378号公報 特開2000−112218号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、現像装置内のトナーを円滑に循環させながらトナー量を一定に保持し、現像剤担持体へのトナー供給量を安定化する現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、現像剤を貯留する筐体と、該筐体から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体表面に担持される現像剤量を規制する現像剤担持量規制部材と、前記筐体内の現像剤を攪拌搬送させる回転搬送部と、を備えた1成分現像剤を用いる現像装置において、前記筐体内の前記現像剤担持量規制部材の近傍に、現像剤の存在を検知する検知手段が設けられており、前記検知手段の検知結果に基づいて前記筐体内に貯留される現像剤量が調整されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記検知手段は、圧電素子であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記検知手段の検知面は、前記現像剤担持量規制部材を取り付ける部材の内面に沿って配置されることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置において、前記検知手段の検知面を清掃する清掃手段を設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の現像装置が搭載された画像形成装置であって、前記筐体内へ現像剤を補給する現像剤補給手段と、該現像剤補給手段の補給動作を制御する制御手段とが設けられており、前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に応じて前記現像剤補給手段からの現像剤の補給量を変化させることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、筐体内の現像剤担持量規制部材の近傍に設けられた検知手段の検知結果に基づいて筐体内に貯留されるトナー量を調整することにより、検知箇所のトナーを澱ませる必要がなくなり、現像装置内でトナーが円滑に循環するため、現像剤担持体へのトナー供給量が安定して駆動負荷も軽減される。また、規制部材近傍に滞留するトナーの量によりトナーの帯電量が変化するが、規制部材近傍のトナー滞留量を制御することによりトナー帯電量も一定に保持することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の現像装置において、検知手段を圧電素子とすることにより、トナーの存在をより正確に検知可能となり、現像剤担持体へのトナー供給量を一層安定化することができる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の現像装置において、検知手段の検知面を、現像剤担持量規制部材を取り付ける部材の内面に沿って配置することにより、現像剤担持量規制部材の側面に滞留するトナーを精度良く検知できる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の現像装置において、検知手段の検知面を清掃する清掃手段を設けたことにより、検知面に付着するトナーや異物を除去して検知手段の誤検知を防止する。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の現像装置が搭載された画像形成装置において、筐体内へ現像剤を補給する現像剤補給手段と、現像剤補給手段の補給動作を制御する制御手段とを設け、制御手段は、検知手段の検知結果に応じて現像剤補給手段からの現像剤の補給量を変化させることにより、現像剤担持体へのトナー供給量及びトナー帯電量を一定に保持して、現像装置により作成されるトナー像を高品質に維持する画像形成装置を提供する。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る現像装置の概略側面図である。従来例の図5〜図7と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。図1に示すように、Tセンサ13は、ケーシング5の規制ブレード取り付け部材(以下、ステーという)17の内面に、検知面13aを現像ローラ11の表面に向けて配置されている。
18は、Tセンサ13の検知面13aを清掃するプロペラ状のワイパー(清掃手段)であり、図示しないモータにより検知面13aを摺擦するように回転させ、検知面13aに付着するトナーや異物等を除去してTセンサ13の誤検知を防止する。なお、ワイパー18を回転駆動するモータは別個に設けても良いが、攪拌スクリュー7、8、及び現像ローラ11を駆動するモータと共通にしておけば、現像装置21の構成が簡素化できるため好ましい。
本発明においては、ケーシング5内のトナー量を検知するTセンサ13を、規制ブレード12の近傍に設けたことを特徴としている。これにより、Tセンサ13をケーシング5の底面等に設けた場合のように検知箇所のトナーを澱ませる必要がなくなり、現像装置内でトナーが円滑に循環するため、現像ローラ11へのトナー供給量が安定して現像ローラ11の駆動負荷も軽減される。
また、トナーは圧縮により帯電されるため、規制ブレード12近傍のトナー滞留量によりトナーの帯電量も変化するが、トナー滞留量を制御することによりトナー帯電量も一定に保持可能となり、ひいては現像装置21により感光体ドラム上に作成されるトナー像を高品質に維持することができる。
なお、ここではTセンサ13は、規制ブレード12が取り付けられるステー17に設けられているが、図2(a)、(b)のように、Tセンサ13を規制ブレード12近傍の他の位置に配置することもできる。しかし、規制ブレード12の側面に滞留するトナーを精度良く検知するためには、ステー17の内面に沿って検知面13aを配置する本実施形態の構成とすることが好ましい。
次に、図3を用いて、本発明の現像装置のトナー量が調整される仕組みについて説明する。図3は、本発明の現像装置における現像ローラ周辺の断面拡大図であり、ケーシング5、第1攪拌スクリュー7、第2攪拌スクリュー8等は記載を省略している。第2攪拌スクリュー8(図1参照)により現像ローラ11に供給されたトナーTは、現像ローラ11の回転により規制ブレード12のある位置まで搬送される。
搬送されたトナーTの一部は、規制ブレード12と現像ローラ11との隙間を通過して現像ローラ11の表面にトナー薄層を形成するが、他は規制ブレード12の側面をつたってケーシング5(図1参照)の内部を移動する。第2攪拌スクリュー8及び現像ローラ11は連続回転しているため、規制ブレード12付近へのトナー供給は継続して行われ、規制ブレード12の隙間を通過しなかったトナーTは、図3のように規制ブレード12の側面で滞留することとなる。
このトナーTの滞留が大きくなると、ステー17に設けられたTセンサの検知面13aに接触する。Tセンサ13は、検知信号を画像形成装置に設けられたCPU等の制御手段に送信し、制御手段はトナー貯留部44(図5参照)から現像装置21内へのトナー供給を停止させる。そして現像装置21内のトナー量が減少し、トナーTが検知面13aに接触しなくなると、制御手段はトナー貯留部44よりトナーの供給を再開する。
次に、本発明の現像装置を搭載した画像形成装置の動作について説明する。図4は、画像形成に伴う現像装置内のトナー量調整手順を示すフローチャートである。図1及び図5を参照しながら、図4のステップに従い現像装置内のトナー量調整操作について説明する。先ず、ユーザにより画像形成が開始されると(ステップS1)、現像装置21内のステー17に設けられたTセンサ13による現像装置21内のトナー量の検知も同時に開始される(ステップS2)。
トナーが検知されない場合はトナー貯留部44から現像装置21内へ所定量ずつトナーが供給される(ステップS3)。一方、ステップS2において検知面13aへの接触によりトナーが検知された場合は、規制ブレード12の側面でのトナーの滞留が大きくなっているため、Tセンサ13より画像形成装置本体の制御手段(図示せず)に検知信号が送信される。制御手段は、検知信号に基づいてトナー貯留部44に制御信号を送信し、現像装置21内へのトナー供給を停止する(ステップS4)。
その後、トナーの検知を継続して行い(ステップS5)、トナーが検知されない場合はステップS3と同様に所定量ずつトナーの供給を行う(ステップS6)。ステップS5においてトナーが検知された場合は、現像装置21内のトナー量が増加してトナーの滞留が大きくなっているため、制御手段はトナー貯留部44に制御信号を送信してトナーの供給を停止する(ステップS7)。
そして、画像形成が終了したか否かが判断され(ステップS8)、終了している場合はトナー量調整処理を終了する。一方、画像形成が継続して行われる場合は、ステップS2に戻り、以下同様の手順を繰り返す(ステップS2〜S7)。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記実施形態では、トナー貯留部44からのトナーの補給を断続させることにより現像装置21内のトナー量を調整しているが、Tセンサ13の検知結果に応じてトナー貯留部44からのトナーの補給量を適宜変化させるようにしても良い。
また、ここではTセンサ13として圧電センサを用いているが、本発明の現像装置21に用いられるTセンサ13は、圧電センサに限定されるものではなく、例えば、感圧ポリマーや感圧ダイオード、薄膜型圧力センサ、透磁率センサ等の、他のタイプの圧力センサを用いることもできる。或いは、発光部及び受光部を備えた光学式のセンサであっても構わない。また、検知面13aを清掃するワイパー18も、プロペラ状でなく他の形状のものでも良く、さらに他の方式の清掃手段を用いることもできる。
本発明は、現像剤を貯留する筐体と、該筐体から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体表面に担持される現像剤量を規制する現像剤担持量規制部材と、筐体内の現像剤を攪拌搬送させる回転搬送部と、を備えた1成分現像剤を用いる現像装置において、筐体内の現像剤担持量規制部材の近傍に、現像剤の存在を検知する検知手段が設けられており、検知手段の検知結果に基づいて筐体内に貯留される現像剤量が調整されることとする。
これにより、検知手段を筐体の底面等に設けた場合のように検知箇所のトナーを澱ませる必要がなくなり、現像装置内でトナーが円滑に循環するため、現像剤担持体へのトナー供給量が安定して駆動負荷も軽減される。また、トナーは圧縮により帯電されるため、規制部材近傍のトナーの滞留量によりトナーの帯電量が変化するが、トナー滞留量を制御することによりトナー帯電量も一定に保持することができ、均一なトナー薄層の形成が可能となる。
また、検知手段として圧電素子を用いたので、トナーの検知がより正確なものとなり、検知手段の検知面を、現像剤担持量規制部材を取り付けるステーの内面に沿って配置したので、規制部材の側面に滞留するトナーをより精度良く検知可能となる。
また、検知手段の検知面を清掃する清掃手段を設けたので、検知面へのトナーや異物の付着を防止し、検知手段の誤検知を防止することができる。
また、本発明の現像装置を画像形成装置に搭載し、現像装置の筐体内へ現像剤を補給する現像剤補給手段と、現像剤補給手段の補給動作を制御する制御手段とを設け、検知手段の検知結果に応じて現像剤補給手段からの現像剤の補給量を変化させることとしたので、現像剤担持体へのトナー供給量及びトナー帯電量を一定に保持して現像剤担持体上に均一なトナー薄層を形成することができ、現像装置により作成されるトナー像を高品質に維持して高品位な画像形成が連続して行える画像形成装置を提供する。
は、本発明の一実施形態に係る現像装置の側面断面図である。 は、Tセンサの他の配置例を示す側面断面図である。 は、本発明の現像装置における現像ローラ周辺の部分拡大図である。 は、画像形成に伴う現像装置内のトナー量調整手順を示すフローチャートである。 は、従来の画像形成装置の全体構成を示す概略図である。 は、従来の現像装置の概略斜視図である。 は、従来の現像装置の概略側面図(図7(a))及び上方からの概略平面図(図7(b))である。
符号の説明
5 ケーシング(筐体)
6 カバー(筐体)
7 第1攪拌スクリュー(回転搬送部)
7a 支軸(回転搬送部)
8 第2攪拌スクリュー(回転搬送部)
8a 支軸(回転搬送部)
9 仕切り板
11 現像ローラ(現像剤担持体)
12 規制ブレード(現像剤担持量規制部材)
13 Tセンサ(検知手段)
13a 検知面
17 ステー
18 ワイパー(清掃手段)
21 現像装置
44 トナー貯留部(現像剤補給手段)
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 現像剤を貯留する筐体と、該筐体から供給された現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤担持体表面に担持される現像剤量を規制する現像剤担持量規制部材と、前記筐体内の現像剤を攪拌搬送する回転搬送部と、を備えた1成分現像剤を用いる現像装置において、
    前記筐体内の前記現像剤担持量規制部材の近傍に、現像剤の存在を検知する検知手段が設けられており、前記検知手段の検知結果に基づいて前記筐体内に貯留される現像剤量が調整されることを特徴とする現像装置。
  2. 前記検知手段は、圧電素子であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記検知手段の検知面は、前記現像剤担持量規制部材を取り付ける部材の内面に沿って配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記検知手段の検知面を清掃する清掃手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の現像装置が搭載された画像形成装置であって、
    前記筐体内へ現像剤を補給する現像剤補給手段と、該現像剤補給手段の補給動作を制御する制御手段とが設けられており、前記制御手段は、前記検知手段の検知結果に応じて前記現像剤補給手段からの現像剤の補給量を変化させることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008096592A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置

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