JP2006097971A - 放熱システムおよびスターリング冷却庫 - Google Patents

放熱システムおよびスターリング冷却庫 Download PDF

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Abstract

【課題】 冷媒配管中のキャビテーションが抑制された放熱システムおよびスターリング冷却庫を提供する。
【解決手段】 放熱システムは、スターリング冷凍機2における放熱部の周囲に設けられ、内部の冷媒を蒸発させる高温側蒸発器3Bと、蒸発した冷媒を受け入れ、該冷媒を凝縮して高温側蒸発器3B内に戻す第1循環回路30と、高温側蒸発器3B下部に接続された発露防止パイプ32および発露防止パイプ32に取付けられた循環ポンプ33を含み、高温側蒸発器3Bの外部に冷媒を導き、該冷媒を高温側蒸発器3B内に戻す第2循環回路31とを備え、高温側蒸発器3Bの出口近傍から循環ポンプ33の入口近傍に至るまでの発露防止パイプ32の配管抵抗による圧力損失量ΔPを一定の範囲内に低く抑えるように、高温側蒸発器3Bと循環ポンプ33との間に位置する発露防止パイプ32の断面積などが選定される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、放熱システムおよびスターリング冷却庫(Stirling Refrigerator/Freezer)に関し、特に、冷媒配管中のキャビテーションの発生が抑制された放熱システムおよびスターリング冷却庫に関する。
逆スターリングサイクルによる熱交換を冷却庫に適用したものとして、たとえば、特開2003−50073号公報(従来例1)に記載されたものなどが挙げられる。
従来例1においては、逆スターリングサイクルによる作動ガスの圧縮熱を外部に放熱するための高温部と、逆スターリングサイクルによる作動ガスの膨張熱を外部から吸熱するための低温部と、低温部に熱的に結合された低温側凝縮器および複数の低温側蒸発器をサーモサイフォンを構成するように連結した閉回路からなる低温側循環回路とを備え、低温部の冷熱を搬送する冷熱搬送媒体を低温側循環回路内に封入したことを特徴とするスターリング冷凍システムが開示されている。ここで、高温部における熱は、高温側熱交換サイクル(放熱システム)により放熱される。高温側熱交換サイクルは、配管により接続された高温側蒸発器と高温側凝縮器とを含み、サーモサイフォン原理により熱が搬送、放出される。
特開2003−50073号公報
しかしながら、上記のような放熱システムにおいては、以下のような問題があった。
上記放熱システムにおいて、上述したサーモサイフォン回路に加えて、循環ポンプを含み、高温側蒸発器から液化した冷媒が供給される強制循環回路(forced circulation circuit)が形成される場合がある。強制循環回路内を流れる冷媒の熱は、たとえば、冷却庫における発露防止に利用される。
ここで、強制循環回路の配管には高温側蒸発器から比較的高温の液化した冷媒が供給されるため、該配管内を流れる冷媒中に気泡が発生しやすい(キャビテーションがおこりやすい)状態になっている。キャビテーションがおこることにより、騒音が発生したり配管がダメージを受けたりする可能性があるという問題がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、冷媒配管中のキャビテーションが抑制された放熱システムおよびスターリング冷却庫を提供することにある。
本発明に係る放熱システムは、熱源の周囲に設けられ、内部の冷媒を蒸発させる蒸発器と、蒸発した冷媒を受け入れ、該冷媒を凝縮して蒸発器内に戻す第1循環回路と、蒸発器下部に接続された冷媒流路および該冷媒流路に取付けられた循環ポンプを含み、前記蒸発器の外部に冷媒を導き、該冷媒を蒸発器内に戻す第2循環回路とを備え、1つの局面では、蒸発器の出口近傍から循環ポンプの入口近傍に至るまでの冷媒流路の配管抵抗による圧力損失量ΔPと、第2循環回路における蒸発器の出口近傍と第2循環回路における循環ポンプの入口近傍との間の位置水頭差および冷媒流路の流路面積差による圧力差Pgと、第2循環回路における蒸発器の出口近傍に位置する冷媒流路内を流れる冷媒の温度T0と、第2循環回路における循環ポンプの入口近傍に位置する冷媒流路内を流れる冷媒の温度T1と、冷媒のアントワン(ANTOINE)定数A,B,Cとが、
ΔP≦Pg+10(A-B/(T0+C))−10(A-B/(T1+C))
の関係を満たすように蒸発器と循環ポンプとの間に位置する冷媒流路の断面積、長さ、形状、表面粗度および該冷媒流路を流れる冷媒の流量が選定される。
配管抵抗ΔPを低く抑えることで、循環ポンプの入口近傍における管内冷媒圧力を比較的高く保つことができる。この結果、循環ポンプ入口近傍における気泡の発生(キャビテーション)が抑制される。
上記放熱システムにおいて、他の局面では、
ΔP≦Pg+10(A-B/(T0+C))−10(A-B/(T1-Ts+C))
の関係を満たすように蒸発器と循環ポンプとの間に位置する冷媒流路の断面積、長さ、形状、表面粗度および該冷媒流路を流れる冷媒の流量が選定される。ただし、Tsは、冷媒流路内を流れる冷媒中に気泡を発生させるための過熱度である。
この局面においても、上記と同様の効果を奏する。また、冷媒中に気泡を発生させるための過熱度Tsを考慮してΔPの許容範囲を大きくすることで、キャビテーションの抑制効果が得られる範囲で、配管設計の自由度を高めることができる。
上記冷媒がH2Oを含む場合、冷媒流路内を流れる冷媒中に気泡を発生させるための過熱度Tsは0℃より大きく5℃以下である。
循環ポンプとして圧電ポンプが用いられてもよい。
圧電ポンプを用いた場合は、脈動が生じるため、ポンプ上流側で負圧になりやすく、キャビテーションが生じやすい。本発明により、この圧電ポンプ特有の問題が解決される。
本発明に係るスターリング冷却庫は、低温部と熱源としての高温部とを有するスターリング冷凍機と、上述した放熱システムとを備える。
上述した放熱システムにおいては、冷媒配管中のキャビテーションが抑制されている。したがって、騒音の発生などが抑制されたスターリング冷却庫が提供される。
本発明によれば、冷媒配管中のキャビテーションを抑制することができる。
以下に、本発明に基づく放熱システムおよびスターリング冷却庫の実施の形態について、図1から図4を用いて説明する。
なお、本願明細書において、「冷却庫」とは、「冷蔵庫」、「冷凍庫」および「冷凍冷蔵庫」の全てを含む概念である。
また、本実施の形態においては、「放熱システム」を「スターリング機関」の典型的な一例としてのスターリング冷凍機に適用した場合ついて説明するが、この「放熱システム」はスターリング冷凍機の高温部(放熱部)に対してのみ適用されるものではなく、任意の熱源に対して適用可能である。また、「スターリング機関」の用途は「冷凍機」に限定されるものではなく、たとえば、「スターリング機関」を「発電機」として用いることも可能である。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係るスターリング冷却庫を示す図である。
図1に示すスターリング冷却庫1は、冷却空間として冷凍空間と冷蔵空間との少なくとも一方を備える。スターリング冷凍機2(スターリング機関)は、ウォームヘッド(放熱部)とコールドヘッド(吸熱部)とを備える。
スターリング冷却庫1は、スターリング冷凍機2のウォームヘッドの冷却を行なう高温側熱搬送サイクルと、冷却庫内とスターリング冷凍機2のコールドヘッドとの熱交換を行なう低温側熱搬送サイクルとを備えている。
高温側熱搬送サイクルは、スターリング冷凍機2のウォームヘッドの周囲に接触して取り付けられた高温側蒸発器と、高温側導管および高温側戻り管からなる高温側冷媒通路により高温側蒸発器に接続された高温側凝縮器3とから構成された循環回路を有する。
高温側の循環回路内には水(H2O)などが冷媒として封入されている。高温側蒸発器において蒸発した冷媒は高温側導管を介して高温側凝縮器3に達する。高温側凝縮器3において外気との熱交換が行なわれることで冷媒が凝縮する。凝縮した冷媒は、高温側戻り管を介して高温側蒸発器に戻る。このように、冷媒の蒸発と凝縮とによる自然循環を利用して、ウォームヘッドで発生した熱を伝達することができるように、高温側凝縮器3を高温側蒸発器より上方に配置している。また、冷媒の沸点を調整するために、循環回路系内の圧力が調整されている。
低温側熱搬送サイクルは、スターリング冷凍機2のコールドヘッドの周囲に接触して取り付けられた低温側凝縮器と、低温側導管および低温側戻り管からなる低温側冷媒通路6により低温側凝縮器に接続された低温側蒸発器5とから構成された循環回路を有する。なお、図1においては、互いに分離した低温側戻り管および低温側導管を合わせて低温側冷媒通路6として表示している。
低温側の循環回路内には二酸化炭素や炭化水素などが冷媒として封入されている。低温側凝縮器において凝縮した冷媒は低温側導管を介して低温側蒸発器5に達する。低温側蒸発器5において冷媒が蒸発することで熱交換が行なわれる。熱交換の後、ガス化された冷媒は、低温側戻り管を介して低温側凝縮器に戻る。このように、冷媒の蒸発と凝縮とによる自然循環を利用して、コールドヘッドで発生した冷熱を伝達することができるように、低温側蒸発器5を低温側凝縮器より下方に配置している。また、冷媒の沸点を調整するために、循環回路系内の圧力が調整されている。
図1に示すように、スターリング冷凍機2は、冷却庫本体1A背面の上部に配置される。また、低温側熱搬送サイクルは冷却庫本体背面1B側に配置され、高温側熱搬送サイクルは冷却庫本体1Aの上部側に配置される。なお、低温側蒸発器5は、冷却庫本体背面1B側に設けられた冷気ダクト5Aに内設され、高温側凝縮器3は冷却庫本体1Aの上部に設けられたダクト3Aに内設される。
スターリング冷凍機2を作動させると、該冷凍機2のウォームヘッドで発生した熱が、高温側凝縮器3を介してダクト3A内の空気と熱交換される。このとき、送風ファン4により、ダクト3A内の暖かい空気がスターリング冷却庫1の庫外へ排出されるとともに、スターリング冷却庫1の庫外の空気が取り込まれ、熱交換が促進される。
一方、スターリング冷凍機2のコールドヘッドで発生した冷熱は、低温側蒸発器5を介して冷気ダクト5A内の空気と熱交換される。このとき、庫内冷却ファン7により、低温側蒸発器5で冷却された冷気が冷却庫内(冷却空間)に送風される。冷却空間からの暖かくなった気流は、冷気ダクト5Aを介して再び低温側蒸発器5に送られ、繰り返し冷却される。
上述した冷却サイクルの実施に伴い、冷却庫内(たとえば低温側蒸発器5周辺など)に着霜が生じる。これに対し、冷媒の流れを適宜調整することで、除霜を行なう。この除霜方法については、一般によく知られた技術を援用可能であるので、詳細な説明は行なわれない。
上述した除霜を実施することで、除霜水が発生する。除霜水は、冷気ダクト5Aからドレンパイプ8を介して、冷却庫本体底面1Cの下部に設置されたドレンパン9(蒸発皿)に導かれる。ドレンパン9の上部には、送風ファン10が設けられており、該送風ファン10によってドレンパン9内に溜まった除霜水表面近傍に気流が形成され、比較的乾いた空気が除霜水上に供給されるので、除霜水の蒸発が促進される。
図2は、スターリング冷凍機2の構造の一例を示した側断面図である。
図2に示すように、本実施の形態のスターリング冷凍機2は、ケーシング12と、該ケーシング12に組付けられたシリンダ13と、シリンダ13内で往復動するピストン14およびディスプレーサ15と、再生器16と、圧縮空間17Aと膨張空間17Bとを含む作動空間17と、放熱部18(ウォームヘッド)と、吸熱部19(コールドヘッド)と、ピストン駆動手段としてのリニアモータ23と、ピストンスプリング24と、ディスプレーサスプリング25と、ディスプレーサロッド26と、背圧空間27とを備える。
図2の例では、スターリング冷凍機2の外殻体(外壁)は、単一の容器で構成されず、背圧空間27側に位置するケーシング12(ベッセル部分)と、作動空間17側に位置する放熱部18、再生器16および吸熱部19の外壁部分とで主に構成される。ケーシング12は、背圧空間27を規定する。ケーシング12には、シリンダ13、リニアモータ23、ピストンスプリング24およびディスプレーサスプリング25をはじめとする種々の部品が組付けられる。上記外殻体の内部には、ヘリウムガスや水素ガス、窒素ガスなどの作動媒体が充填される。
シリンダ13は、略円筒状の形状を有し、内部にピストン14とディスプレーサ15とを往復動可能に受け入れる。シリンダ13内において、ピストン14とディスプレーサ15とは同軸上に間隔をあけて配置され、このピストン14およびディスプレーサ15によってシリンダ13内の作動空間17が圧縮空間17Aと膨張空間17Bとに区画される。より詳しくは、作動空間17は、ピストン14におけるディスプレーサ15側の端面よりもディスプレーサ15側に位置する空間であり、ピストン14とディスプレーサ15との間に圧縮空間17Aが形成され、ディスプレーサ15と吸熱部19との間に膨張空間17Bが形成される。圧縮空間17Aは主に放熱部18によって囲まれ、膨張空間17Bは主に吸熱部19によって囲まれている。
圧縮空間17Aと膨張空間17Bとの間には、チューブ18Aの内周面上に所定の隙間を有しながらフィルムが巻回されてなる再生器16が配設されており、この再生器16を介して圧縮空間17Aと膨張空間17Bとが連通する。それにより、スターリング冷凍機2内に閉回路が構成される。この閉回路内に封入された作動媒体が、ピストン14およびディスプレーサ15の動作に合わせて流動することにより、逆スターリングサイクルが実現される。
シリンダ13の外側に位置する背圧空間27にはリニアモータ23が配設される。リニアモータ23は、インナーヨーク20と、可動マグネット部21と、アウターヨーク22とを有し、このリニアモータ23によって、シリンダ13の軸方向にピストン14が駆動される。
ピストン14の一端は、板バネなどで構成されるピストンスプリング24と接続される。該ピストンスプリング24は、ピストン14に弾性力を付与する弾性力付与手段として機能する。該ピストンスプリング24に弾性力を付加することにより、シリンダ13内でピストン14をより安定して周期的に往復動させることが可能となる。ディスプレーサ15の一端は、ディスプレーサロッド26を介してディスプレーサスプリング25と接続される。ディスプレーサロッド26はピストン14を貫通して配設され、ディスプレーサスプリング25は板バネなどで構成される。該ディスプレーサスプリング25の周縁部と、ピストンスプリング24の周縁部は、リニアモータ23からピストン14の背圧空間27側(以下、後方と称する場合がある。)に延びる支持部材により支持される。
ピストン14に対しディスプレーサ15と反対側には、ケーシング12によって囲まれた背圧空間27が配設されている。背圧空間27は、ケーシング12内でピストン14の周囲に位置する外周領域と、ケーシング12内でピストン14よりもピストンスプリング24側(後方側)に位置する後方領域とを含む。この背圧空間27内にも、作動媒体が存在する。
放熱部18、吸熱部19の内周面上には、それぞれ熱交換器180(第1熱交換器)と熱交換器190(第2熱交換器)とが設けられる。熱交換器180,190は、それぞれ、圧縮空間17A,膨張空間17Bと放熱部18,吸熱部19との間の熱交換を行なう。
次に、スターリング冷凍機2の動作について説明する。
まず、リニアモータ23を作動させてピストン14を駆動する。リニアモータ23によって駆動されたピストン14は、ディスプレーサ15に接近し、圧縮空間17A内の作動媒体(作動ガス)を圧縮する。
ピストン14がディスプレーサ15に接近することにより、圧縮空間17A内の作動媒体の温度は上昇するが、放熱部18によってこの圧縮空間17A内に発生した熱が外部へと放出される。そのため、圧縮空間17A内の作動媒体の温度はほぼ等温に維持される。すなわち、本過程は、逆スターリングサイクルにおける等温圧縮過程に相当する。
ピストン14がディスプレーサ15に接近した後にディスプレーサ15は吸熱部19側に移動する。他方、ピストン14によって圧縮空間17A内において圧縮された作動媒体は再生器16内に流入し、さらに膨張空間17Bへと流れ込む。その際、作動媒体の持つ熱が再生器16に蓄熱される。すなわち、本過程は、逆スターリングサイクルの等容冷却過程に相当する。
膨張空間17B内に流入した高圧の作動媒体は、ディスプレーサ15がピストン14側(ケーシング12の後端側)へ移動することにより膨張する。このようにディスプレーサ15が後方側へ移動するのに伴い、ディスプレーサスプリング25の中央部も後方側に突出するように変形する。
上記のように膨張空間17B内で作動媒体が膨張することにより、膨張空間17B内の作動媒体の温度は下降するが、吸熱部19によって外部の熱が膨張空間17B内へと伝熱されるため、膨張空間17B内はほぼ等温に保たれる。すなわち、本過程は、逆スターリングサイクルの等温膨張過程に相当する。
その後、ディスプレーサ15がピストン14から遠ざかる方向に移動し始める。それにより、膨張空間17B内の作動媒体は再生器16を通過して再び圧縮空間17A側へと戻る。その際に再生器16に蓄熱されていた熱が作動媒体に与えられるため、作動媒体は昇温する。すなわち、本過程は、逆スターリングサイクルの等容加熱過程に相当する。
この一連の過程(等温圧縮過程−等容冷却過程−等温膨張過程−等容加熱過程)が繰り返されることにより、逆スターリングサイクルが構成される。この結果、吸熱部19は徐々に低温になり、極低温を有するに至る。一方で、放熱部18は徐々に高温になる。上述したように、吸熱部19における冷熱は、低温側熱搬送サイクルを介して冷却庫内に供給され、放熱部18における熱は、高温側熱搬送サイクルを介して冷却庫外に放出される。
図3は、スターリング冷却庫1における高温側冷媒回路(放熱システム)の構成を示した図である。本実施の形態に係る放熱システムは、基本的な構成として、後述する第1と第2循環回路を有する。また、図4は、図3に示す放熱システムにおける第2循環回路を示す図である。
図3を参照して、スターリング冷凍機2の放熱部に取付けられた高温側蒸発器3B内の冷媒は、上方に位置するガス相3Cと下方に位置する液相3Dとに分かれている。上記放熱システムにおいては、上述したように、スターリング冷凍機2における放熱部において発生した熱を冷却庫外に放出するために、高温側蒸発器3Bと高温側凝縮器3とを含む自然循環回路(第1循環回路30)が形成されている。さらに、この放熱システムにおいては、循環ポンプ33を含み、液相3Dの冷媒を該蒸発器3Bの外部に導き、冷媒の熱を利用した後、該冷媒を該蒸発器3B内に戻す強制循環回路(第2循環回路31)が形成されている。冷媒の熱は、たとえば、発露防止のために用いられる。この場合、強制循環回路31は、図3に示すように、発露防止パイプ32を含むことになる。発露防止パイプ32は、図4に示すように、高温側蒸発器3B中の冷媒を高温側蒸発器3Bの下部から該蒸発器3Bの外部へと導き、スターリング冷却庫本体1A前面の全体にわたって循環させた後、高温側蒸発器3Bの上部から該蒸発器3B内へと戻す。なお、循環ポンプ33としては、水晶やニオブ酸リチウムなどの圧電素子を用いた圧電ポンプが用いられる。
ところで、高温側蒸発器3B内における冷媒にはスターリング冷凍機2における放熱部の熱が伝達されるため、発露防止パイプ32内を流れる冷媒は比較的高温であり、該冷媒は飽和液に近い状態となっていると考えられる。したがって、局所的な圧力変動によってもキャビテーションが発生し、これにより騒音が発生し、または、配管がダメージを受けることが懸念される。特に、高温側蒸発器3Bから循環ポンプ33に至るまでの発露防止パイプ32内を流れる冷媒については、この問題が顕著にあらわれると考えられる。また、圧電ポンプによる強制循環は、流れに脈動を生じさせるので、局所的な圧力変動を発生させやすい。
これに対し、本実施の形態に係る放熱システムにおいては、高温側蒸発器3Bの出口近傍から循環ポンプ33の入口近傍に至るまでの発露防止パイプ32の配管抵抗による圧力損失量ΔPが低く抑えられることで、循環ポンプの入口近傍における管内冷媒圧力が比較的高く保たれる。これにより、循環ポンプ入口近傍における気泡の発生(キャビテーション)が抑制される。
ΔPは、高温側蒸発器3Bと循環ポンプ33との間に位置する発露防止パイプ32の断面積、長さ、形状、表面粗度および発露防止パイプ32を流れる冷媒の流量により決定される。一般的には、発露防止パイプ32の断面積が大きく、該パイプの長さが短く、該パイプの形状が直線形状に近く、該パイプの内周面の表面粗度が低く、外パイプを流れる冷媒流量が小さいほど配管抵抗による圧力損失ΔPは低くなる傾向にある。
本実施の形態においては、高温側蒸発器3Bの出口近傍と循環ポンプ33の入口近傍との間の位置水頭差およびこれらの位置(高温側蒸発器3Bの出口近傍/循環ポンプ33の入口近傍)における発露防止パイプ32の流路面積差による圧力差Pgと、高温側蒸発器3Bの出口近傍に位置する発露防止パイプ32内を流れる冷媒の温度T0と、循環ポンプ33の入口近傍に位置する発露防止パイプ32内を流れる冷媒の温度T1と、冷媒のアントワン(ANTOINE)定数A,B,Cとが、
ΔP≦Pg+10(A-B/(T0+C))−10(A-B/(T1+C))・・・(1)
の関係を満たすように発露防止パイプ32の断面積などが選定される。
式(1)は、以下の手順で求められる。
ポンプ入口近傍で気泡の発生を抑制するためには、当該部分において、管内冷媒圧力が蒸気圧以上である、すなわち、
P1≦P1’・・・(I)
であることが好ましい。なお、
P1:ポンプ入口近傍を流れる冷媒温度T1に対応する蒸気圧
P1’:ポンプ入口近傍における管内冷媒圧力
である。
ここで、蒸発器出口近傍とポンプ入口近傍との位置関係から、
P1’=P0’+Pg−ΔP・・・(II)
が導かれる。なお、
P0’:蒸発器出口近傍における管内冷媒圧力
Pg:蒸発器出口近傍とポンプ入口近傍との水頭差(主に位置水頭差、流路面積が変動する場合は速度水頭差も含む)による圧力差
ΔP:配管抵抗による圧力損失量
である。
また、蒸発器出口近傍においては冷媒が液体状態であるので、当該部分においては、管内冷媒圧力が蒸気圧以上である、すなわち、
P0≦P0’・・・(III)
であると考えられる。なお、
P0:蒸発器出口近傍を流れる冷媒温度T0に対応する蒸気圧
である。
上記(II),(III)より、
P1’≧P0+Pg−ΔP・・・(IV)
となるので、
P1≦P0+Pg−ΔP・・・(V)
とすることにより、上記(I)の関係(P1≦P1’)が満たされる。
さらに、上記(V)に、一般によく知られたANTOINEの式
P0=10(A-B/(T0+C)),P1=10(A-B/(T1+C))
(A,B,C:ANTOINE定数)
を代入することにより上記式(1)が導かれる。
ここで、冷媒中に気泡を発生させるための過熱度Tsを考慮すると、ΔPの許容範囲を大きくすることができる。具体的には、式(1)における「T1」を「T1−Ts」に置き換えることができる。すなわち、
ΔP≦Pg+10(A-B/(T0+C))−10(A-B/(T1-Ts+C))・・・(2)
の関係を満たすように発露防止パイプ32の断面積などが選定されてもよい。
なお、上記式(1),(2)中の各パラメータは、以下のように特定可能である。
ΔPは、発露防止パイプ32の径、長さ、形状、表面粗度や該パイプを流れる冷媒流量から決定される。この値は、実際に配管を取り出して水理実験を行なうなどして確認することができる。
Pgは、高温側蒸発器3Bと循環ポンプ33との高さ方向における位置関係、および、高温側蒸発器3B出口近傍における発露防止パイプ32の流路面積と循環ポンプ33入口近傍における発露防止パイプ32の流路面積との関係から求められる。
T0,T1は、実際に放熱システムを作動させながら、各部位における冷媒温度の測定をすることにより求められる。
A,B,C(ANTOINE定数)は、冷媒の種類により一義的に定まる。たとえば冷媒がH2Oであれば、A=8.07,B=1730.6,C=233.43程度(圧力の単位をmmHg、温度の単位を℃とした場合)である。
Tsについては、冷媒の種類および蒸発面の状態(平滑面と比べて粗面におけるTsは小さい。)などによって定まる。たとえば冷媒がH2Oであれば、Tsは0℃より大きく5℃以下程度である。
上記式(1),(2)を参照して、たとえば、
Pg=9.8kPa(=73.56mmHg=1m・H2O)
T1=40℃,T2=35℃,Ts=5℃である場合は、
式(1)によるとΔP≦86.6mmHg
式(2)によるとΔP≦97.0mmHgとなる。
上記条件下で、ΔP≦86.6mmHgを満たす(すなわち、上記式(1)を満たす)ような発露防止パイプ32の条件としては、一例として、表1に示すようなものが挙げられる。
Figure 2006097971
表1において、「断面積」とは発露防止パイプ32の流路面積であり、「高さ」とは高温側蒸発器3Bの出口(発露防止パイプ32の入口)近傍と循環ポンプ33入口近傍との高低差であり、「長さ」とは高温側蒸発器3Bの出口近傍から循環ポンプ33の入口近傍に至るまでの発露防止パイプ32の長さであり、「形状」とは配管抵抗に影響のある発露防止パイプ32の形状(たとえばベントなど)であり、「表面粗度」とは発露防止パイプ32の内周面の表面粗度であり、「流量」とは発露防止パイプ32を流れる冷媒の流量である。
上述した内容について要約すると、以下のようになる。
本実施の形態に係る放熱システムは、スターリング冷却庫に適用されるものであって、スターリング冷凍機2における放熱部18(熱源)の周囲に設けられ、内部の冷媒を蒸発させる高温側蒸発器3B(蒸発器)と、蒸発した冷媒を受け入れ、該冷媒を凝縮して高温側蒸発器3B内に戻す第1循環回路30と、高温側蒸発器3B下部に接続された発露防止パイプ32(冷媒流路)および発露防止パイプ32に取付けられた循環ポンプ33を含み、高温側蒸発器3Bの外部に冷媒を導き、該冷媒を高温側蒸発器3B内に戻す第2循環回路31とを備え、高温側蒸発器3Bの出口近傍から循環ポンプ33の入口近傍に至るまでの発露防止パイプ32の配管抵抗による圧力損失量ΔPを一定の範囲内に低く抑えるように、高温側蒸発器3Bと循環ポンプ33との間に位置する発露防止パイプ32の断面積、長さ、形状、表面粗度および発露防止パイプ32を流れる冷媒の流量が選定される。
配管抵抗ΔPを低く抑えることで、循環ポンプの入口近傍における管内冷媒圧力を比較的高く保つことができる。この結果、循環ポンプ入口近傍における気泡の発生(キャビテーション)が抑制される。
なお、上記冷媒がH2Oを含む場合、冷媒流路内を流れる冷媒中に気泡を発生させるための過熱度Tsは0℃より大きく5℃以下である。
循環ポンプとして圧電ポンプを用いた場合は、脈動が生じるため、ポンプ上流側で負圧になりやすく、キャビテーションが生じやすい。本実施の形態においては、この圧電ポンプ特有の問題が解決される。
以上の構成により、騒音の発生や冷媒配管損傷の発生などが抑制されたスターリング冷却庫が提供される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係るスターリング冷却庫を示した図である。 本発明の1つの実施の形態に係るスターリング冷却庫に備えられるスターリング冷凍機を示した側断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る放熱システムの基本構成を説明する図である。 図3に示す放熱システムにおける第2循環回路を示した図である。
符号の説明
1 スターリング冷却庫、1A 冷却庫本体、1B 冷却庫本体背面、1C 冷却庫本体底面、2 スターリング冷凍機、3 高温側凝縮器、3A ダクト、3B 高温側蒸発器、3C ガス相、3D 液相、4 送風ファン、5 低温側蒸発器、5A 冷気ダクト、6 低温側冷媒通路、7 庫内冷却ファン、8 ドレンパイプ、9 ドレンパン、10 送風ファン、12 ケーシング、13 シリンダ、14 ピストン、15 ディスプレーサ、16 再生器、17 作動空間、17A 圧縮空間、17B 膨張空間、18 放熱部、18A チューブ、19 吸熱部、20 インナーヨーク、21 可動マグネット部、22 アウターヨーク、23 リニアモータ、24 ピストンスプリング、25 ディスプレーサスプリング、26 ディスプレーサロッド、27 背圧空間、30 第1循環回路、31 第2循環回路、32 発露防止パイプ、33 循環ポンプ、180,190 熱交換器。

Claims (3)

  1. 熱源の周囲に設けられ、内部の冷媒を蒸発させる蒸発器と、蒸発した前記冷媒を受け入れ、該冷媒を凝縮する凝縮機とを含み、凝縮された冷媒を前記蒸発器内に戻す第1循環回路と、
    前記蒸発器下部に接続された冷媒流路および該冷媒流路に設けられた循環ポンプを含み、前記蒸発器の外部に前記冷媒を導き、該冷媒を前記蒸発器内に戻す第2循環回路とを備え、
    前記蒸発器の出口近傍から前記循環ポンプの入口近傍に至るまでの前記冷媒流路の配管抵抗による圧力損失量ΔPと、
    前記第2循環回路における前記蒸発器の出口近傍と前記第2循環回路における前記循環ポンプの入口近傍との間の位置水頭差および前記冷媒流路の流路面積差による圧力差Pgと、
    前記第2循環回路における前記蒸発器の出口近傍に位置する前記冷媒流路内を流れる前記冷媒の温度T0と、
    前記第2循環回路における前記循環ポンプの入口近傍に位置する前記冷媒流路内を流れる前記冷媒の温度T1と、
    前記冷媒のアントワン(ANTOINE)定数A,B,Cとが、
    ΔP≦Pg+10(A-B/(T0+C))−10(A-B/(T1+C))
    の関係を満たすように前記蒸発器と前記循環ポンプとの間に位置する前記冷媒流路の断面積、長さ、形状、表面粗度および該冷媒流路を流れる冷媒の流量が選定された放熱システム。
  2. 熱源の周囲に設けられ、内部の冷媒を蒸発させる蒸発器と、蒸発した前記冷媒を受け入れ、該冷媒を凝縮する凝縮機とを含み、凝縮された冷媒を前記蒸発器内に戻す第1循環回路と、
    前記蒸発器下部に接続された冷媒流路および該冷媒流路に設けられた循環ポンプを含み、前記蒸発器の外部に前記冷媒を導き、該冷媒を前記蒸発器内に戻す第2循環回路とを備え、
    前記蒸発器の出口近傍から前記循環ポンプの入口近傍に至るまでの前記冷媒流路の配管抵抗による圧力損失量ΔPと、
    前記第2循環回路における前記蒸発器の出口近傍と前記第2循環回路における前記循環ポンプの入口近傍との間の位置水頭差および前記冷媒流路の流路面積差による圧力差Pgと、
    前記第2循環回路における前記蒸発器の出口近傍に位置する前記冷媒流路内を流れる前記冷媒の温度T0と、
    前記第2循環回路における前記循環ポンプの入口近傍に位置する前記冷媒流路内を流れる前記冷媒の温度T1と、
    前記冷媒のアントワン(ANTOINE)定数A,B,Cと、
    前記冷媒流路内を流れる前記冷媒中に気泡を発生させるための過熱度Tsとが、
    ΔP≦Pg+10(A-B/(T0+C))−10(A-B/(T1-Ts+C))
    の関係を満たすように前記蒸発器と前記循環ポンプとの間に位置する前記冷媒流路の断面積、長さ、形状、表面粗度および該冷媒流路を流れる冷媒の流量が選定された放熱システム。
  3. 低温部と前記熱源としての高温部とを有するスターリング冷凍機と、
    請求項1または請求項2に記載の放熱システムとを備えたスターリング冷却庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106492731A (zh) * 2016-12-23 2017-03-15 马鞍山科英合成材料有限公司 一种用于制备封闭异氰酸酯的生产设备

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