JP2006097856A - 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置 Download PDF

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Kazuhisa Kitamura
和久 北村
Shigeo Kamamoto
繁夫 鎌本
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伸二 安原
Yoshinobu Endo
好信 遠藤
Hiroyuki Miura
弘幸 三浦
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Abstract

【課題】プーリ式の動力伝達装置における動力伝達チェーンに関して、耐久性および伝動効率の向上を達成すること。
【解決手段】チェーンは、リンクと、互いに転がり摺動接触する第1および第2のピン3,4とをそれぞれ複数備え、隣り合うリンク同士が第1および第2のピン3,4によって互いに連結されている。第1および第2のピン3,4はそれぞれ、接触面12,14と、接触面12,14に対向する背面15,21とを含んでいる。背面15,21のそれぞれに、潤滑剤を保持するための凹部27,28が形成されている。凹部27,28は、直交方向Vに関する背面15,21の中央U,Qから直交方向Vに片寄せて配置されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置に関する。
自動車のプーリ式無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)等の動力伝達装置に用いられる無端状の動力伝達チェーンには、複数のリンクをチェーン進行方向に並べ、チェーン進行方向に隣接するリンク同士を一対のピンで連結したものがある(例えば、特許文献1参照)。上記一対のピンは、一対の端面のそれぞれが、プーリのテーパディスクに係合するようになっている。これにより、動力伝達チェーンとプーリとの間で動力の伝達が行われる。
このような動力伝達チェーンにおいて、上記各ピンの一対の端面のそれぞれに浸炭窒化層を形成し、その耐久性を高めているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−53337号公報 特開2002−147542号公報
ところで、プーリ式の動力伝達装置における動力伝達チェーンは、耐久性の向上とともに、伝動効率の向上が求められている。本発明は、これらの課題を解決することのできる動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置を提供することを目的とする。
通例、動力伝達装置に用いられる動力伝達チェーンは、グリース等の潤滑剤が充填されており、チェーン摺動部分の潤滑が行われるようになっているが、本願発明者は、潤滑剤の充填状態を最適化することが、耐久性と伝動効率の両方をより向上する上で極めて有効であるとの着想のもと、鋭意研究を行った。
その結果なされた本発明は、リンクと、互いの接触面同士が転がり摺動接触する第1および第2の動力伝達部材とをそれぞれ複数備え、隣り合うリンク同士が第1および第2の動力伝達部材によって互いに連結される動力伝達チェーンにおいて、第1および第2の動力伝達部材の少なくとも一方は、当該動力伝達部材の接触面に対向する背面に潤滑剤を保持するための凹部を含み、上記凹部は、チェーン進行方向およびチェーン幅方向の双方に直交する方向に関する背面の中央から上記直交する方向に片寄らせて配置された凹部を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、潤滑剤保持用の凹部を設けることで、動力伝達部材やリンク等に潤滑剤を十分に供給して、チェーン摺動部分の摺動抵抗を低減し、高い伝動効率を達成することができる。また、凹部を、チェーンの内周側または外周側に片寄らせて配置しているが、凹部をチェーンの内周側に片寄らせた場合、凹部に保持された潤滑剤が遠心力で外周側に分散するので、チェーン全体を潤滑することに効果的である。その結果、チェーンの摺動部分に潤滑剤を確実に供給でき、十分な耐久性を確保することができる。また、チェーンが例えばプーリに巻き掛けられ、動力伝達部材の一対の端部がプーリのシーブ面に係合する場合には、動力伝達部材はプーリに強圧で挟持され、チェーンの内周側に位置する部分が外周側に位置する部分より大きな張力を受ける傾向にあるが、凹部を動力伝達部材のうち負荷のより小さいチェーンの外周側に片寄らせて配置することで、十分な耐久性を確保することができる。
また、本発明は、リンクと、互いの接触面同士が転がり摺動接触する第1および第2の動力伝達部材とをそれぞれ複数備え、隣り合うリンク同士が第1および第2の動力伝達部材によって互いに連結される動力伝達チェーンにおいて、第1および第2の動力伝達部材の少なくとも一方は、当該動力伝達部材の接触面とこれに対向する背面との間の厚みが相対的に厚い厚肉部と、上記背面に設けられて潤滑剤を保持するための凹部とを含み、上記凹部は、厚肉部に設けられた凹部を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、潤滑剤保持用の凹部を設けることで、動力伝達部材やリンク等に潤滑剤を十分に供給して、チェーン摺動部分の摺動抵抗を低減し、高い伝動効率を達成することができる。また、十分な強度を有する厚肉部に凹部を設けているので、凹部を設けることによる、動力伝達部材の強度への影響を最小限にでき、十分な耐久性を確保することができる。
また、本発明において、上記凹部は、当該凹部が設けられている動力伝達部材の長手方向に沿って延びる溝を含む場合がある。この場合、凹部に潤滑剤を十分に保持させることができる。しかも、動力伝達部材を引き抜き加工により形成することで、凹部を容易に形成することができる。
また、本発明において、上記凹部は、分散配置された多数の窪みを含む場合がある。この場合、動力伝達部材のうち、凹部が設けられた領域において、潤滑剤をまんべんなく保持しておくことができ、潤滑剤が特定の場所に偏ることを防止できる。
また、本発明において、相対向する一対の円錐面状のシーブ面をそれぞれ有する第1および第2のプーリと、これらのプーリ間に巻き掛けられ、シーブ面に接触して動力を伝達する上記の動力伝達チェーンとを備える場合がある。この場合、伝動効率および耐久性に優れた動力伝達装置を実現することができる。
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る動力伝達チェーンを備える動力伝達装置としてのチェーン式無段変速機(以下では、単に無段変速機ともいう)の要部構成を模式的に示す斜視図である。図1を参照して、無段変速機100は、自動車等の車両に搭載されるものであり、第1のプーリとしての金属(構造用鋼等)製のドライブプーリ60と、第2のプーリとしての金属(構造用鋼等)製のドリブンプーリ70と、これらの両プーリ60,70間に巻き掛けられた無端状の動力伝達チェーン1(以下では、単にチェーンともいう)とを備えている。なお、図1中のチェーン1は、理解を容易にするために一部断面を示している。
図2は、図1のドライブプーリ60(ドリブンプーリ70)およびチェーン1の部分的な拡大断面図である。図1および図2を参照して、ドライブプーリ60は、車両の駆動源に動力伝達可能に連なる入力軸61に取り付けられるものであり、固定シーブ62と可動シーブ63とを備えている。固定シーブ62および可動シーブ63は、相対向する一対のシーブ面62a,63aをそれぞれ有している。シーブ面62a,63aは円錐面状の傾斜面を含む。これらシーブ面62a,63a間に溝が区画され、この溝によってチェーン1を強圧に挟んで保持するようになっている。
また、可動シーブ63には、溝幅を変更するための油圧アクチュエータ(図示せず)が接続されており、変速時に、入力軸61の軸方向(図2の左右方向)に可動シーブ63を移動させることにより、溝幅を変化させるようになっている。それにより、入力軸61の径方向(図2の上下方向)にチェーン1を移動させて、入力軸61(プーリ60)に対するチェーン1の巻き掛け半径R(第1のピン3に関する有効半径R)を変化できるようになっている。
一方、ドリブンプーリ70は、図1および図2に示すように、駆動輪(図示せず)に動力伝達可能に連なる出力軸71に一体回転可能に取り付けられており、ドライブプーリ60と同様に、チェーン1を強圧で挟む溝を形成するための相対向する一対のシーブ面72a,73aをそれぞれ有する固定シーブ72および可動シーブ73を備えている。ドリブンプーリ70の可動シーブ73には、ドライブプーリ60の可動シーブ63と同様に油圧アクチュエータ(図示せず)が接続されており、変速時に、この可動シーブ73を移動させることにより溝幅を変化させるようになっている。それにより、チェーン1を移動させて、出力軸71(プーリ70)に対するチェーン1の巻き掛け半径Rを変化できるようになっている。
図3は、チェーン1の要部の断面平面図である。図4は、図3のII−II線に沿う断面図であり、チェーン直線部分を示している。
図3および図4を参照して、チェーン1は、リンク2と、互いに転がり摺動接触する第1および第2の動力伝達部材としての第1および第2のピン3,4とをそれぞれ複数備えている。なお、転がり摺動接触とは、転がり接触およびすべり接触の少なくとも一方を含む接触のことをいう。
各リンク2は板状に形成されており、チェーン進行方向Xの前後に並ぶ一対の端部としての前端部7および後端部8を含んでいる。これら前端部7および後端部8には、前貫通孔9および後貫通孔10がそれぞれ形成されている。
リンク2を用いて、第1〜第3の列51〜53が形成されている。具体的には、第1の列51、第2の列52および第3の列53はそれぞれ、チェーン幅方向Wに並ぶ複数のリンク2を含んでいる。第1〜第3の列51〜53のそれぞれにおいて、同一列のリンク2は、チェーン進行方向Xの位置が互いに同じとなるように揃えられている。第1〜第3の列51〜53は、チェーン進行方向Xに沿って並んで配置されている。
第1〜第3の列51〜53のリンク2はそれぞれ、対応する第1および第2のピン3,4を用いて、対応する第1〜第3の列51〜53のリンク2と相互に屈曲可能に連結されている。
具体的には、第1の列51のリンク2の前貫通孔9と、第2の列52のリンク2の後貫通孔10とは、チェーン幅方向Wに並んで互いに対応しており、これらの貫通孔9,10を挿通する第1および第2のピン3,4によって、第1および第2の列51,52のリンク2同士がチェーン進行方向Xに屈曲可能に連結されている。
同様に、第2の列52のリンク2の前貫通孔9と、第3の列53のリンク2の後貫通孔10とは、チェーン幅方向Wに並んで互いに対応しており、これらの貫通孔9,10を挿通する第1および第2のピン3,4によって、第2および第3の列52,53のリンク2同士がチェーン進行方向Xに屈曲可能に連結されている。
図3において、第1〜第3の列51〜53は、それぞれ1つしか図示されていないが、チェーン進行方向Xに沿って第1〜第3の列51〜53が繰り返すように配置されている。そして、チェーン進行方向Xに互いに隣接する2つの列のリンク2同士が、対応する第1および第2のピン3,4によって順次に連結され、無端状をなすチェーン1が形成されている。
第1のピン3は、チェーン幅方向Wに延びる棒状体である。第1のピン3の一対の端部15,16が、チェーン幅方向Wの一対の端部に配置されるリンク2からチェーン幅方向Wにそれぞれ突出している。第1のピン3の一対の端部15,16には、動力伝達面5,6がそれぞれ設けられている。
図2を参照して、動力伝達面5,6は、各プーリ60,70の対応するシーブ面62a,63a,72a,73aに摩擦接触(係合)するためのものである。第1のピン3は、上記対応するシーブ面62a,63a,72a,73a間に挟持され、これにより、第1のピン3と各プーリ60,70との間で動力が伝達される。第1のピン3は、その動力伝達面5,6によって直接動力伝達に寄与するため、例えば、軸受用鋼(SUJ2)等の高強度耐摩耗材料で形成されている。
再び図3および図4を参照して、第2のピン4(ストリップ、またはインターピースともいう)は、第1のピン3と同様の材料により形成された、チェーン幅方向Wに延びる棒状体である。第2のピン4は、上記各プーリのシーブ面に接触しないように、第1のピン3よりも短く形成されている。チェーン進行方向X関して、第2のピン4は、第1のピン3よりも薄肉に形成されている。
第1のピン3は、一のリンク2の前貫通孔9に遊嵌されてこのリンク2に対する相対移動(回転)が可能とされると共に、対応する他のリンク2の後貫通孔10に圧入固定(嵌合)されてこのリンク2に対する相対回転が規制されている。
具体的には、第1のピン3は、第1の列51のリンク2の前貫通孔9に遊嵌されて、第1の列51のリンク2に対する相対回転が可能とされると共に、第2の列52のリンク2の後貫通孔10に圧入固定されて、第2の列52のリンク2に対する相対回転が規制されている。同様に、第1のピン3は、第2の列52のリンク2の前貫通孔9に遊嵌されると共に、第3の列53のリンク2の後貫通孔10に圧入固定されている。
また、第2のピン4は、一のリンク2の前貫通孔9に圧入固定(嵌合)されてこのリンク2に対する相対回転が規制されると共に、対応する他のリンク2の後貫通孔10に遊嵌されてこのリンク2に対する相対移動(回転)が可能とされている。
具体的には、第2のピン4は、第1の列51のリンク2の前貫通孔9に圧入固定されて、第1の列51のリンク2に対する相対回転が規制されると共に、第2の列52のリンク2の後貫通孔10に遊嵌されて、第2の列52のリンク2に対する相対移動(回転)が可能とされている。同様に、第2のピン4は、第2の列52のリンク2の前貫通孔9に圧入固定されると共に、第3の列53のリンク2の後貫通孔10に遊嵌されている。
上記の構成により、チェーン進行方向Xに隣接するリンク2が相互に屈曲する際、第1のピン3は、隣り合う第2のピン4に対して転がり摺動接触する。
また、第1のピン3を基準とした、第1のピン3と隣り合う第2のピン4との接触線Tの軌跡が、概ねインボリュート曲線となるようにされている。
具体的には、第1のピン3の周面11(外周面)のうち、隣り合う第2のピン4と接触し得る接触面12が、断面インボリュート形状に形成されており、チェーン進行方向Xに凸湾曲するように膨出している。また、第2のピン4の周面13(外周面)のうち、対応する第1のピン3と接触し得る接触面14が、平坦面(断面直線形状)に形成されている。この平坦面は、チェーン進行方向Xと直交する平坦面を含んでいる。
第1のピン3の周面11は、接触面12に対向する背面15を有している。なお、以下では、チェーン直線部分における構成を説明するものとする。チェーン直線部分における第1のピン3を単品で示した断面側面図である図5(A)を参照して、この背面15は、チェーン幅方向W(図5(A)の紙面に垂直な方向)と平行に延びている。背面15は、平坦部16と、直交方向Vに関する平坦部16の両側方にそれぞれ配置される第1および第2の湾曲部17,18とを備えている。なお、直交方向Vとは、チェーン進行方向Xおよびチェーン幅方向Wの双方に直交する方向をいう。
平坦部16は、平坦面を含んでいる。この平坦面は、チェーン進行方向Xと直交する平面A(図5(A)において、紙面に直交する平面)に対して所定の角度Bを有している。この角度Bは、チェーン進行方向Xに対する第1のピン3の迎え角B(例えば、9.5°)である。すなわち、平坦部16は、平面Aに対して、図の反時計回り方向に9.5°傾いている。
第1の湾曲部17は、湾曲に形成された面を含んでいる。第1の湾曲部17は、周面11のうち、平坦部16のチェーン外周側(図5(A)の上側)の端部の位置(図5(A)のC点)から周面11の接線がチェーン進行方向Xと平行になる位置(図5(A)のD点)までの領域を含んでいる。
第2の湾曲部18は、湾曲に形成された面を含んでいる。第2の湾曲部18は、周面11のうち、平坦部16のチェーン内周側(図5(A)の下側)の端部の位置(図5(A)のE点)から周面11の接線がチェーン進行方向Xと平行になる位置(図5(A)のF点)までの領域を含んでいる。
また、第1のピン3は、接触面12と背面15との間の厚みが相対的に薄い薄肉部19と、接触面12と背面15との間の厚みが相対的に厚い厚肉部20(チェーン進行方向Xに膨出する膨出部)とを備えている。なお、本実施の形態において、第1のピン3に関する肉厚をいうときは、背面15の平坦部16に直交する方向Hの肉厚をいうものとする。
薄肉部19は、第1のピン3のチェーン外周側端部を含んでいる。背面15の平坦部16のチェーン外周側端部(C点)における、第1のピン3の肉厚は、所定の値Gとされており、薄肉部19の肉厚は、上記所定の値Gよりも小さくされている。薄肉部19の周面は、背面15の第1の湾曲部17を含んでいる。
厚肉部20は、薄肉部19よりもチェーン内周側の部分を含んでいる。具体的には、厚肉部20は、上記所定の値Gのk倍以上(好ましくは、kは1.05)の肉厚を有する部分である。厚肉部20の周面は、背面15の平坦部16の少なくとも一部を含んでいる。
第2のピン4を単品で示した断面側面図である図5(B)を参照して、第2のピン4の周面13は、その接触面14に対向する背面21を有している。この背面21は、チェーン幅方向Wと平行に延びている。背面21は、平坦部22と、直交方向Vに関する平坦部22の両側方にそれぞれ配置される第1および第2の湾曲部23,24とを備えている。
平坦部22は、チェーン進行方向Xと直交する平坦面を含んでいる。
第1の湾曲部23は、湾曲に形成された面を含んでいる。第1の湾曲部23は、第2のピン4の周面13のうち、平坦部22のチェーン外周側(図5(B)の上側)の端部の位置(図5(B)のL点)から周面13の接線がチェーン進行方向Xと平行になる位置(図5(B)のM点)までの領域を含んでいる。
第2の湾曲部24は、湾曲に形成された面を含んでいる。第2の湾曲部24は、第2のピン4の周面13のうち、平坦部22のチェーン内周側(図5(B)において下側)の端部の位置(図5(B)のN点)から周面13の接線がチェーン進行方向Xと平行になる位置(図5(B)のP点)までの領域を含んでいる。
また、第2のピン4は、接触面14と背面21との間の厚みが相対的に薄い薄肉部25と、接触面14と背面21との間の厚みが相対的に厚い厚肉部26とを備えている。なお、本実施の形態において、第2のピン4に関する肉厚をいうときは、背面21の平坦部22に直交する方向、すなわちチェーン進行方向Xの肉厚をいうものとする。
薄肉部25は、第2のピン4のチェーン外周側端部およびチェーン内周側端部のそれぞれの部分を含んでいる。背面21の平坦部22のチェーン外周側端部(L点)およびチェーン内周側端部(N点)のそれぞれにおける、第2のピン4の肉厚は、所定の値Sとされており、薄肉部25の肉厚は、上記所定の値Sよりも小さくされている。薄肉部25は、直交方向Vに関して、第2のピン4の中央から遠ざかるにつれて先細りになっている。
チェーン外周側端部の薄肉部25の周面は、背面21の第1の湾曲部23を含んでいる。また、チェーン内周側端部の薄肉部25の周面は、背面21の第2の湾曲部24を含んでいる。
厚肉部26は、薄肉部25によって直交方向Vに挟まれており、肉厚は、所定の値Sとされている。厚肉部26の周面は、背面21の平坦部22を含んでいる。
図5(A)および図5(B)を参照して、本実施の形態の特徴とするところは、第1および第2のピン3,4の厚肉部20,26における背面15,21のそれぞれに、潤滑剤を保持するための凹部27,28が形成されて、これら凹部27,28の配置が最適化されている点にある。
図5(A)を参照して、第1のピン3の凹部27は、厚肉部20における背面15の平坦部16に複数(例えば、2つ)形成されている。これら凹部27は、直交方向Vに関する背面15の平坦部16の中央Uよりも、当該直交方向Vに片寄らせて配置されている。一方の凹部27は、上記中央Uよりも直交方向Vの一方(チェーン外周側)に片寄らせて配置されている。他方の凹部27は、上記中央Uよりも直交方向Vの他方(チェーン内周側)に片寄らせて配置されている。
各凹部27は、第1のピン3の長手方向(チェーン幅方向W)に延びる溝を含んでいる。この溝は、断面形状が例えば半円形形状をなしており、第1のピン3を長手方向(チェーン幅方向W)に貫いている(図6(A)参照)。
図5(B)を参照して、第2のピン4の凹部28は、厚肉部26における背面21の平坦部22に複数(例えば、2つ)形成されている。これら凹部28は、直交方向Vに関する平坦部22の中央Qよりも当該直交方向Vに片寄らせて配置されている。一方の凹部28は、上記中央Qよりも直交方向Vの一方(チェーン外周側)に片寄らせて配置されている。他方の凹部28は、上記中央Qよりも直交方向Vの他方(チェーン内周側)に片寄らせて配置されている。
各凹部28は、第2のピン4の長手方向(チェーン幅方向W)に延びる溝を含んでいる。この溝は、断面形状が例えば半円形形状をなしており、第2のピン4を長手方向に貫いている(図6(B)参照)。
図2を参照して、以上の概略構成を有する無段変速機100において、チェーン1は、その第1のピン3が各プーリ60,70に強圧で挟持され、チェーン1の内周側に位置する部分が外周側に位置する部分より大きな張力を受ける傾向にある。また、第1のピン3は、各プーリ60,70に挟持された際、弾性変形を生じるようになっている。具体的には、第1のピン3は、長手方向(チェーン幅方向W)の中央部分が一対の端部よりもチェーン進行方向X(図2の紙面に垂直な方向)に突き出るように弓形に湾曲する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1および第2のピン3,4に凹部27,28をそれぞれ設けることで、第1および第2のピン3,4やリンク2に潤滑剤を十分に供給して、チェーン摺動部分の摺動抵抗を低減し、高い伝動効率を達成することができる。
また、凹部27,28を、チェーン1の内周側および外周側にそれぞれ片寄らせて配置しているが、チェーン1の内周側の凹部27,28に関しては、凹部27,28に保持された潤滑剤が遠心力で外周側に分散していくので、チェーン1全体を効果的に潤滑できる。その結果、チェーン1の摺動部分に潤滑剤を確実に供給でき、十分な耐久性を確保することができる。
また、チェーン1の外周側の凹部27,28に関しては、第1および第2のピン3,4のうち、負荷のより小さいチェーン1の外周側部分に配置されている。これにより、第1および第2のピン3,4に凹部27,28をそれぞれ設けることによる強度への影響を最小限にして、十分な耐久性を確保することができる。
しかも、第1および第2のピン3,4のうち十分な強度を有する厚肉部20,26に凹部27,28をそれぞれ設けているので、凹部27,28を設けることによる、第1および第2のピン3,4の強度への影響を最小限にでき、より十分な耐久性を確保することができる。
特に、第1のピン3に関しては、各プーリ60,70に挟持されて第2のピン4よりも大きな負荷を生じて弾性変形するが、第1のピン3が圧縮変形される側(チェーン進行方向Xの後側である背面15側)に凹部27を設けているので、第1のピン3に凹部27を設けることによる第1のピン3の強度への影響を極めて少なくすることができる。
さらに、凹部27,28を第1および第2のピン3,4の長手方向に沿って延びるように形成しているので、凹部27,28に潤滑剤を十分に保持させることができる。しかも、第1および第2のピン3,4を引き抜き加工により形成することで、凹部27,28を容易に形成することができる。
また、第1のピン3を、対応するリンク2の前貫通孔9に遊嵌すると共に対応するリンク2の後貫通孔10に圧入固定し、第2のピン4を、対応するリンク2の前貫通孔9に圧入固定すると共に対応するリンク2の後貫通孔10に遊嵌している。これにより、第1のピン3の動力伝達面5,6が各プーリ60,70の対応するシーブ面62a,63a,72a,73aに接触する際、対応する第2のピン4が、上記第1のピン3に対して転がり摺動接触することにより、リンク2同士の屈曲が可能とされている。
この際、互いに接触する第1および第2のピン3,4間において、互いの転がり接触成分が多くてすべり接触成分が極めて少なく、するとその結果、第1のピン3が上記シーブ面62a,63a,72a,73aに対してほとんど回転しないこととなり、摩擦損失を低減して高い伝動効率を確保することができる。
また、隣り合う第1および第2のピン3,4の互いの接触線Tの軌跡が、概ねインボリュート形状を描くようにされていることで、第1のピン3が各プーリ60,70に順次噛み込まれる際に、チェーン1に弦振動的な運動が生じることをより抑制できる。その結果、チェーン1の駆動時の騒音をさらに低減することができる。
このようにして、静粛性、伝動効率および耐久性に優れた無段変速機100を、簡易な構成によって実現することができる。
図7は、本発明の他の実施の形態の要部の背面図であり、図7(A)は第1のピン3の背面を、図7(B)は第2のピン4の背面を、それぞれ示している。本実施の形態では、上記実施の形態と異なる点について説明し、同様の構成については図に同一の符号を付してその説明を省略する。
図7(A)および図7(B)を参照して、本実施の形態の特徴とするところは、第1のピン3に凹部27Aが設けられるとともに第2のピン4に凹部28Aが設けられている点にある。
図7(A)を参照して、第1のピン3の凹部27Aは、直交方向Vおよびチェーン幅方向Wの少なくとも一方(本実施の形態では、チェーン幅方向W)に分散配置された多数の微小な窪みを含んでいる。
各窪みは、第1のピン3の背面15の平坦部16に、例えばレーザ加工やショットブラスト等の方法でディンプル加工を施すことにより形成される。窪みは、比較的小さなものを多数形成するのがよく、各窪みの大きさと深さは、例えば、大きさ(幅)50μm以下、深さ10μm以下に設定される。隣り合う窪み同士のチェーン幅方向Wの間隔は、概ね一定にされているが、不規則であってもよい。
なお、図7(B)に示すように、第2のピン4の凹部28Aについても、第1のピン3の凹部27Aと同様の構成を有している。
このように、本実施の形態によれば、第1および第2のピン3,4に凹部27A,28Aを設けているので、各ピン3,4のうち、凹部27A,28Aが設けられた領域において、潤滑剤をまんべんなく保持しておくことができ、潤滑剤が特定の場所に偏ることを防止できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、図1〜図6に示す実施の形態において、第1のピン3の凹部27の溝の数は、1つでもよいし3つ以上でもよい。第2のピン4の凹部28の溝の数についても同様である。
また、図7に示す実施の形態において、第1のピン3の凹部27Aの窪みは、直交方向Vに多数並ぶ窪みを含んでいてもよいし、チェーン幅方向Wおよび直交方向Vの双方に多数並ぶ窪みを含んでいてもよい。凹部27Aの周縁の形状は、円形であってもよいし、多角形形状であってもよい。第2のピン4の凹部28Aの窪みについても、同様である。
さらに、上記各実施の形態において、凹部を、第1のピン3の背面15の中央U上に追加して設けてもよい。同様に、凹部を、第2のピン4の背面21の中央Q上に追加して設けてもよい。
また、直交方向Vに関して、凹部は、第1のピン3の背面15の中央Uに対して何れか一方向にのみ片寄らせて配置されていてもよい。同様に、直交方向Vに関して、凹部は、第2のピン4の背面21の中央Qに対して何れか一方向にのみ片寄らせて配置されていてもよい。さらに、直交方向Vに関して、凹部を、各ピンの背面の平坦部の中央から片寄らせるようにしたが、各ピンの背面全体の中央に対して片寄らせるようにしてもよい。
また、凹部を、第1のピンの背面15の第1の湾曲部17に設けてもよいし、第2の湾曲部18に設けてもよい。同様に、凹部を、第2のピンの背面21の第1の湾曲部23に設けてもよいし、第2の湾曲部24に設けてもよい。
さらに、第1のピン3に凹部27と凹部27Aの両方を設けてもよい。同様に、第2のピン4に凹部28と凹部28Aの両方を設けてもよい。
また、第1のピン3に設けられる凹部は、第1のピン3の背面15を直交方向Vの上下に逆さまにして見たときに、背面15の形状(背面15の模様)が相異なるように配置されて、識別マークとしての機能を有することが好ましい。この場合、凹部の形状によって、直交方向Vに関する第1のピン3の向き(上下の向き)を判別することができ、チェーン1の組立時に、直交方向Vに関する第1のピン3の組み付け方向を間違えることを確実に防止できる。その結果、チェーン1に所望の(設計上の)性能を確実に発揮させることができる。
特に、第1のピン3に関して、接触面12の断面形状(インボリュート曲線の形状)が相異なるものを複数種類用いて更なる低騒音化を図る場合に、各種類のピンごとに凹部の形状(配置)を相異ならせ、凹部に識別マークとしての機能を持たせることが好ましい。これにより、第1のピン3の種類を確実に判別できる。その結果、第1のピン3のチェーン進行方向Xの配置を確実に最適化でき、騒音低減効果を確実に発揮することができる。
また、凹部を、第1および第2のピン3,4の何れか一方にのみ設けてもよい。
さらに、第1のピン3の接触面12の断面形状は、インボリュート曲線でなくてもよい。また、第2のピン4の接触面14の断面形状は、直線形状でなくてもよい。さらに、第1および第2のピン3,4は、対応するリンク2に圧入固定されていなくてもよいし、第2のピン4の一対の端部が各プーリ60,70に係合するようにしてもよい。また、リンク2の前貫通孔9と後貫通孔10の配置を入れ換えてもよい。
さらに、第1のピン3の一対の端部17,18のそれぞれの近傍に、動力伝達面5,6と同様の動力伝達面を有する部材を配置し、第1のピン3と当該動力伝達面を有する部材とを含む動力伝達ブロックを設け、これを第1の動力伝達部材としてもよい。
また、各リンク2の前貫通孔9および後貫通孔10間に配置される柱部に、互いの貫通孔9,10同士を連通する連通溝(スリット)を形成して1つの孔としてもよい。これにより、上記各貫通孔9,10の周縁部の応力集中をより緩和することができる。
さらに、ドライブプーリ60およびドリブンプーリ70の双方の溝幅が変動する態様に限定されるものではなく、何れか一方の溝幅のみが変動し、他方が変動しない固定幅にした態様であっても良い。また、上記では溝幅が連続的(無段階)に変動する態様について説明したが、段階的に変動したり、固定式(無変速)である等の他の動力伝達装置に適用しても良い。
本発明の一実施の形態に係る動力伝達チェーンを備える動力伝達装置としてのチェーン式無段変速機の要部構成を模式的に示す斜視図である。 図1のドライブプーリ(ドリブンプーリ)およびチェーンの部分的な拡大断面図である。 チェーンの要部の断面平面図である。 図3のII−II線に沿う断面図であり、チェーン直線部分を示している。 (A)は第1のピンを単品で示した断面側面図であり、(B)は第2のピンを単品で示した断面側面図である。 (A)は第1のピンの背面図であり、(B)は第2のピンの背面図である。 本発明の他の実施の形態の要部の背面図であり、(A)は第1のピンの背面を、(B)は第2のピンの背面を、それぞれ示している。
符号の説明
1 チェーン(動力伝達チェーン)
2 リンク
3 第1のピン(第1の動力伝達部材)
4 第2のピン(第2の動力伝達部材)
12 (第1のピンの)接触面
14 (第2のピンの)接触面
15 (第1のピンの)背面
20 (第1のピンの)厚肉部
21 (第2のピンの)背面
26 (第2のピンの)厚肉部
27,27A (第1のピンの)凹部
28,28A (第2のピンの)凹部
60 ドライブプーリ(第1のプーリ)
62a,63a シーブ面
70 ドリブンプーリ(第2のプーリ)
72a,73a シーブ面
100 無段変速機(動力伝達装置)
Q (第2のピンの背面の)中央
U (第1のピンの背面の)中央
V 直交方向(チェーン進行方向およびチェーン幅方向の双方に直交する方向)
W チェーン幅方向
X チェーン進行方向

Claims (5)

  1. リンクと、互いの接触面同士が転がり摺動接触する第1および第2の動力伝達部材とをそれぞれ複数備え、隣り合うリンク同士が第1および第2の動力伝達部材によって互いに連結される動力伝達チェーンにおいて、
    第1および第2の動力伝達部材の少なくとも一方は、当該動力伝達部材の接触面に対向する背面に潤滑剤を保持するための凹部を含み、
    上記凹部は、チェーン進行方向およびチェーン幅方向の双方に直交する方向に関する背面の中央から上記直交する方向に片寄らせて配置された凹部を含むことを特徴とする動力伝達チェーン。
  2. リンクと、互いの接触面同士が転がり摺動接触する第1および第2の動力伝達部材とをそれぞれ複数備え、隣り合うリンク同士が第1および第2の動力伝達部材によって互いに連結される動力伝達チェーンにおいて、
    第1および第2の動力伝達部材の少なくとも一方は、当該動力伝達部材の接触面とこれに対向する背面との間の厚みが相対的に厚い厚肉部と、上記背面に設けられて潤滑剤を保持するための凹部とを含み、上記凹部は、厚肉部に設けられた凹部を含むことを特徴とする動力伝達チェーン。
  3. 請求項1または2において、上記凹部は、当該凹部が設けられている動力伝達部材の長手方向に沿って延びる溝を含むことを特徴とする動力伝達チェーン。
  4. 請求項1,2または3において、上記凹部は、分散配置された多数の窪みを含むことを特徴とする動力伝達チェーン。
  5. 相対向する一対の円錐面状のシーブ面をそれぞれ有する第1および第2のプーリと、これらのプーリ間に巻き掛けられ、シーブ面に接触して動力を伝達する請求項1,2,3または4記載の動力伝達チェーンとを備えることを特徴とする動力伝達装置。
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