JP2006097499A - 内燃機関用中空弁 - Google Patents

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【課題】 傘部側からステム側へ冷却媒体を適切に案内して、冷却性能の向上を図る内燃機関用中空弁を提供することを課題とする。
【解決手段】 傘部AからステムBまでに形成された中空部Eに冷却媒体Mを封入してなる内燃機関用中空弁1であって、冷却媒体Mを、傘部A側から少なくともステムB側に方向付ける案内部材7が、傘部A側の中空部Eに配設されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、吸排気弁として用いられる内燃機関用中空弁に関し、特に、傘部からステムまでに形成された中空部に冷却媒体を封入してなる内燃機関用中空弁に関する。
一般的に、エンジンの燃焼室で発生した熱の一部は、吸排気弁からバルブガイド、オイルシール、バルブリフターなどを介してシリンダヘッド側へ放熱される。しかし、この放熱が速やかに行われずにこれら吸排気弁の温度が過度に上昇すると、例えば燃焼状態が悪化し、ノッキングやプレイグニッションのような異常燃焼が誘発され、ひいては熱効率の低下や出力の低下が引き起こされる場合がある。
そこで、このような問題を解決すべく、冷却性能の向上を図った中空弁が、例えば特許文献1に開示されている。この中空弁は、軽量化を図るために傘部からステムにかけて形成された中空孔内に冷却媒体を封入して、該中空弁の開閉運動により上下に該冷却媒体を躍動飛散させて、傘部側からステム側への熱の伝達を促進させるものである。
特開平10−252424号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の中空弁では、この中空弁の上下動に伴う慣性力により冷却媒体はシェイクされて上方へ跳ね上がるが、概して内部に封入される冷却媒体は軽量であり、そのためその跳ね上がりは小さく、冷却媒体を介しての傘部側からステム側上部への十分な熱伝達は行われ難いという問題がある。また、封入されている冷却媒体が傘部側からステム側へ跳ね上がってもその方向は一定せず、例えば特定の部位に冷却媒体を到達させることは難しいという問題がある。
そこで、本発明は、上記問題を解消し、傘部側からステム側へ冷却媒体を適切に案内して、冷却性能の向上を図る内燃機関用中空弁を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一形態に係る内燃機関用中空弁は、傘部からステムまでに形成された中空部に冷却媒体を封入してなる内燃機関用中空弁であって、冷却媒体を傘部側から少なくともステム側に方向付ける案内部材が、傘部側の中空部に配設されていることを特徴とする。
また、案内部材はノズル形状を有することが好ましい。
さらに、ステム側から傘部側に戻る冷却媒体の通過する冷媒戻口部が、案内部材の外周側であり且つ中空部を形成する部材の内周側に配設されているのが好ましい。
さらに、案内部材は傘部側からステム側に向けられ、湾曲傾斜面を有する凸部とされているのが好ましい。
本発明の一形態によれば、冷却媒体を傘部側から少なくともステム側に方向付ける案内部材が、傘部側の中空部に配設されているので、傘部側からステム側へ冷却媒体が適切に案内されてステム側へ到達されることとなり、これにより冷却媒体を介して傘部側からステム側上部へ熱が確実に伝達され、ステム側上部からの放熱が迅速に行われて冷却性能の向上を図ることが可能になる。
また、案内部材はノズル形状を有するのであれば、冷却媒体のステム側への移動方向がさらに制御されると共に、より勢いを付けて移動されるので、さらにステム側上部に冷却媒体は到達させられ得るようになる。
さらに、ステム側から傘部側に戻る冷却媒体の通過する冷媒戻口部が、案内部材の外周側であり且つ中空部を形成する部材の内周側に配設されているのであれば、ステム側へ移動される冷却媒体と傘部側へ戻る冷却媒体とが互いに干渉することがなく、中空部内の冷却媒体の流れが円滑になり得る。
さらに、案内部材は傘部側からステム側に向けられ、湾曲傾斜面を有する凸部とされているのであれば、冷却媒体は、この湾曲傾斜面により長い助走区間を得ることが出来ると共に、傘部側からステム側へ方向付けられて案内され、ステム側上部へ到達させられ得るようになる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る内燃機関用中空弁の好ましい実施形態について詳細に説明する。
まず、本発明に係る内燃機関用中空弁(以下、中空弁という。)の第一の実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。なお、図1は第一の実施形態の中空弁1の一部断面側面図であり、図2は図1に示した中空弁1下部の断面拡大図である。
吸排気弁として使用され得る中空弁1は、弁本体2と、下部キャップ部5と、上部キャップ部6とを備えて構成されている。弁本体2は、傘状に拡径した拡径部3と、それになだらかに連続する筒状部4とからなり、弁本体2の中心軸線上には中空孔が穿設されている。なお、筒状部4の上端部外周側にはコッタ溝部4aが形成されている。そして、筒状部4の開端部に上部キャップ部6が接合されることにより中空弁1の上端部が封止されると共に、拡径部3の開端部に冷却媒体Mが投入されて後述する下部キャップ部5が接合されることにより中空弁1の下端部が封止されて、中空弁1内の傘部AからステムBまでに形成される中空部Eに冷却媒体Mが封入される。ここで、傘部Aとは下部キャップ部5から拡径部3の中空弁1の部分をいい、ステムBとは筒状部4から上部キャップ部6の中空弁1の部分をいうものとして用いる。また、中空部Eは、後述する第一中空部E1と第二中空部E2に分割される。なお、下部キャップ部5、上部キャップ部6の弁本体2への接合に際しては、レーザー溶接、ろう付け等の接合技術が用いられることが望ましい。
図2に詳述するように、下部キャップ部5は内部に第二中空部E2を有し、下部キャップ部5の上面に形成された案内ノズル7と冷媒戻し穴8を介して冷却媒体Mは第一中空部Eと第二中空部E2との間で出入り可能にされている。なお、第一中空部E1は、中空部Eから第二中空部E2を除いた空間とされている。複数の案内ノズル7は、各々が、第二中空部E2から第一中空部E1に、冷却媒体MをステムB側に向かって方向付ける案内部材であり、下部キャップ部5の上面5aの中央近辺に配設されている。但し、案内ノズル7はノズル形状を有している。一方、複数の冷媒戻し穴8は、各々が、案内ノズル7により案内されて移動され傘部A側へ戻ってくる冷却媒体Mを第二中空部E2に導き戻す冷媒戻口部であり、案内ノズル7の外周側であり且つ中空部Eを形成する弁本体2の内周側に配設されている。なお、案内ノズル7や冷媒戻し穴8はそれぞれ一つずつであっても良いが、案内ノズル7のノズル穴7a及び冷媒戻し穴8の形状は円形であることが好ましい。また、これらは傘部A側の中空部Eに配設されていれば良い。
なお、各案内ノズル7のノズル穴7aに至るに従って縮径する向きは、ステムB側である上部キャップ部6などに向かう方向とされている。しかし、この案内ノズル7の向きは実験により求めて任意に設計することが可能であり、例えば下部キャップ部5中央近辺の案内ノズル7をステムB側上方に向ける一方で、その周囲の案内ノズル7を弁本体2の拡径部3に向けるように設計することも可能である。こうすることで、熱応力の変化の激しい拡径部3を重点的に冷却することも可能になる。
第一中空部E1と第二中空部E2との間を移動可能にされている冷却媒体Mとしては、作動時、すなわち内燃機関の運転時における熱により液体となる、例えばNa(ナトリウム)が用いられ得る。その他、K(カリウム)など作動時の熱で溶融して液体となる金属が、熱伝導率の観点から用いられるのが好ましい。しかし、本発明では、内燃機関の運転時における熱により溶融しない、例えばAlN(窒化アルミニウム)などのセラミックスや金属の微粉末を冷却媒体Mとして用いても良い。但し、本第一の実施形態における冷却媒体Mの総量は、第二中空部E2に収容可能な量とされ、且つ冷却媒体Mの全てが第二中空部E2に収容されている状態で冷却媒体Mが第二中空部E2内で動くことを可能にする空間が第二中空部E2に形成される量とされている。
本第一の実施形態の中空弁1は、内燃機関運転時の開閉運動により上下に往復運動される。この往復運動により、第二中空部E2内の冷却媒体M1は案内ノズル7からステムB側へ移動、具体的には噴出され、弁本体2上部の内壁面や上部キャップ部6であるステムB上部へ至らされ、弁本体2の内壁面を伝うなどして冷却媒体Mは冷媒戻し穴8を介して第二中空部E2内へ収容される。すなわち、内燃機関運転時、冷却媒体Mは、概して、案内ノズル7から第一中空部E1へ移動されて後、冷媒戻し穴8を介して第二中空部E2へ戻るように対流されることになる。そして、この冷却媒体Mには、傘部A側にあるときや弁本体2内壁面を伝っている間に下部キャップ部5や弁本体2から熱が伝えられて、その後にこの冷却媒体MがステムB側上部へ到達されることで、ステムB側上部へ熱が速やかに伝達されて中空弁1からの外部への放熱が促進される。なお、弁本体2そのものによっても熱が傘部A側からステムB側へ伝達され得る。
なお、冷却媒体Mとして微粉末を用いる場合には、第一中空部E1や第二中空部E2内の不活性ガスや空気などである気体の流れに従っても、冷却媒体Mは中空弁1内を移動されることになる。
上記事項をまとめると、上述の如く、傘部AからステムBまでに形成された中空部E内に封入されている冷却媒体Mを、傘部A側から少なくともステムB側に方向付けて案内する案内ノズル7が傘部A側の中空部Eに配設されているので、冷却媒体Mは傘部A側からステムB側へ向けて勢い良く移動されてステムB側上部へ到達され、これにより冷却媒体Mを介して傘部A側からステムB側上方へ熱が確実に伝達されることになり、ステムB側上部からの放熱が迅速に行われて冷却性能の向上を図ることが可能になる。また、この案内ノズル7はノズル形状を有しているので、冷却媒体MのステムB側への移動方向が制御されて、所望の箇所に冷却媒体Mを到達させることが可能になる。
さらに、上述の如く、案内ノズル7により傘部A側からステムB側に飛散された冷却媒体Mが傘部A側に戻る過程で通過する冷媒戻し穴8が、案内ノズル7の外周側であり且つ中空部Eを形成する弁本体2の内周側に配設されているので、ステムB側へ移動される冷却媒体Mと傘部A側へ戻る冷却媒体Mとが互いに干渉することがないように中空部E内の流れが制御される。これにより中空部E内の冷却媒体Mの対流が円滑に行われ、冷却媒体Mに伝えられた熱がステムB側へ確実に伝達されて、冷却性能の向上を図ることが可能になる。
しかし、上記第一の実施形態において、冷却媒体Mは勢い良くステムB側へ移動され得るが、ステムB側の所望の箇所、具体的には弁本体2上部近傍の特定の部位又は領域に冷却媒体Mの狙いを定めて移動させて至らせるべく、案内ノズル7の形状をさらに調節することが望ましい。そこで、このようなことを可能にする案内ノズル7を備えた中空弁1を、本発明の第二の実施形態として、図3を用いて説明する。なお、図3は第二の実施形態の中空弁1下部の断面拡大図であり、説明の理解を容易にするため、上記第一の実施形態と同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明を避ける。
下部キャップ部5の上面5aの外周側に配設された案内ノズル7は、上記の如く、ノズル形状を有しているが、外周側の案内ノズル7ほど、その形状は拡径部3の流線型状に対応していて、案内ノズル7の先端であるノズル穴7aがよりステムB側に近づくように、案内ノズル7の全長が長くされている。このように案内ノズル7の全長が長いことにより照準が定められて、飛散される冷却媒体Mが所望の箇所に至らされることになる。更に、案内ノズル7の形状が拡径部3の流線型状に対応した形状とされているので、その内部の湾曲傾斜面を介して冷却媒体Mの助走区間が長く取れて的確に中空弁1の上下動に伴う力を冷却媒体Mに付与することができ、効率よく冷却媒体MをステムB上部に至らすことが可能になる。なお、案内ノズル7の全てを、このように所望の箇所に照準を合わせ、且つそこに冷却媒体Mを至らせる形状とすることも可能である。
次に、本発明に係る中空弁1の第三の実施形態を、図4を用いて同様に説明する。この中空弁1では、冷却媒体Mの中空部E内での流れを円滑にするべく、冷媒戻し穴8を介して、第一中空部E1へ移動された冷却媒体Mが的確に第二中空部E2に戻されるように、戻ってくる冷却媒体Mを第二中空部E2に誘導するガイド部9が冷媒戻し穴8の内周側に設けられている。このガイド部9は、冷却媒体Mを円滑に第二中空部E2に導くべく、拡径部3の流線型状に対応した形状とされている。なお、このガイド部9の長さは、案内ノズル7によってステムB側に至らされる冷却媒体Mが確実に超えることが出来る長さとされている。
次に、本発明に係る中空弁1の第四の実施形態を、図5を用いて同様に説明する。この中空弁1では、冷媒戻口部が、上記第一から上記第三の実施形態の如く中空弁1の軸線方向ではなく、径方向に穿設されていて、冷媒戻し穴8´とされている。また、案内部材はノズル形状を有さずに穴7´とされて、下部キャップ部5の上面5aに、傘部A側からステムB側に向けて穿設されている。これにより、穴7´を介してステムB側へ移動された冷却媒体Mは弁本体2の拡径部3にも噴出されて、拡径部3の冷却をも迅速に促すことが可能になる。また、この穴7´を介して送出された冷却媒体Mは下部キャップ部5の上面5aを介すると共に、径方向に開いた冷媒戻し穴8´を介して的確に第二中空部E2に収容されることになり、冷却媒体Mの流れが円滑にされる。
次に、本発明に係る中空弁の第五の実施形態を図6に基づいて説明する。なお、図6は第五の実施形態の中空弁1下部の断面拡大図であり、説明の理解を容易にするため、上記第二から上記第四の実施形態と同様に、上記第一の実施形態と同一の構成要素に対しては可能な限り同一の番号を付したものを用い、重複する説明を避ける。
本第五の実施形態の中空弁1は、弁本体2と、下部キャップ部5と、上部キャップ部6とを備えて構成されていて、下部キャップ部5の上面5aの中央部はステムB側へ突出した凸部5bとされている。すなわち、中空部Eの下部はこの凸部5bによって形成されている。凸部5bは、傘部A側からステムB側に向けられていて、傘部A側からステムB側に冷却媒体Mを方向付けて案内する湾曲傾斜面5cを有する案内部材とされていて、上面5aの外周側はほぼ平坦であり、内周側に至るに従って傾斜が急になり、中央部先端近傍で傾斜が緩やかになるように形成されている。これにより、冷却媒体Mは長い助走区間を得ることが出来ると共に、ステムB側に方向付けられ、冷却媒体MはステムB上部へ確実に至らされて冷却性能の向上を図ることが可能になる。また、凸部5bを設けることで下部キャップ部5の厚さが増し、内燃機関運転時の強い衝撃にも耐え得るようになる。さらに、同様に下部キャップ部5の中央付近の厚さが増すことにより、加熱及び冷却による熱応力の変化に対する耐性も増し、高出力化に対応した中空弁を提供することが可能になる。
また、上記第五の実施形態の中空弁1を改良し、これを本発明の第六の実施形態として図7に示すが、凸部5bの高さは、拡径部3と筒状部4の境界付近、すなわち傘部AとステムBの境界付近まで高くされると共に、凸部5bの湾曲傾斜面5cの曲率半径R1は拡径部3の曲率半径R2と同じにされている。これにより、冷却媒体Mは効率良く湾曲傾斜面5cによって付勢されるので、冷却媒体MのステムB側へ導かれる高さを高くでき、少ない量の冷却媒体Mで高い冷却性能を発揮することが可能になる。
なお、凸部5bは、複数設けるようにしても良く、それぞれの凸部5bの先端は異なる向き、具体的には下部キャップ部5中央近辺の凸部5bの先端をステムB側上方に向ける一方で、その周囲の凸部5bの先端を弁本体2の拡径部3に向けるように設計することも可能である。また、上記凸部5bは先端に向かって縮径するようにされているが、先端でエッジを形成するようなほぼ円錐形状としても良い。
以上、本発明に係る中空弁について、第一から第六の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されず、第一から第六の実施形態における特徴を組み合わせた中空弁1としても良い。また、上記中空弁1は弁本体2と、下部キャップ部5と、上部キャップ部6とを備えて構成されているとしたが、これらの一部又は全部を一体に成形しても良い。さらに、案内ノズル7、冷媒戻し穴8、ガイド部9、凸部5bを下部キャップ部5に設けることとしたが、これらを下部キャップ部5とは独立に作製しても良い。例えば、弁本体2に設けることとしても良い。
本発明に係る第一の実施形態の中空弁の一部断面側面図である。 図1に示した中空弁下部の断面拡大図である。 本発明に係る第二の実施形態の中空弁下部の断面拡大図である。 本発明に係る第三の実施形態の中空弁下部の断面拡大図である。 本発明に係る第四の実施形態の中空弁下部の断面拡大図である。 本発明に係る第五の実施形態の中空弁下部の断面拡大図である。 本発明に係る第六の実施形態の中空弁下部の断面拡大図である。
符号の説明
1 中空弁
2 弁本体
3 拡径部
4 筒状部
4a コッタ溝部
5 下部キャップ部
5a 上面
5b 凸部
5c 湾曲傾斜面
6 上部キャップ部
7 案内ノズル
7´ 穴
8、8´ 冷媒戻し穴
9 ガイド部
A 傘部
B ステム
E 中空部
E1 第一中空部
E2 第二中空部
M 冷却媒体

Claims (4)

  1. 傘部からステムまでに形成された中空部に冷却媒体を封入してなる内燃機関用中空弁であって、
    該冷却媒体を該傘部側から少なくとも該ステム側に方向付ける案内部材が、該傘部側の該中空部に配設されていることを特徴とする内燃機関用中空弁。
  2. 前記案内部材はノズル形状を有することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用中空弁。
  3. 前記ステム側から前記傘部側に戻る前記冷却媒体の通過する冷媒戻口部が、前記案内部材の外周側であり且つ前記中空部を形成する部材の内周側に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関用中空弁。
  4. 前記案内部材は前記傘部側から前記ステム側に向けられ、湾曲傾斜面を有する凸部とされていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用中空弁。
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