JP2006093982A - 監視制御システムならびに監視制御装置およびそのセンサ動作制御方法 - Google Patents

監視制御システムならびに監視制御装置およびそのセンサ動作制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 負荷の制御を行う複数台のターミナルユニット(T/U)、1または複数台のスイッチユニットと、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して伝送ユニットに接続されて成り、前記伝送ユニットが、スイッチユニットおよびセンサからの入力に応答して、前記T/Uを介して照明機器を制御可能であり、かつセンサ入切用スイッチからの入力によって前記センサの機能を停止可能な監視制御システムにおいて、アドレス空間を有効に使用し、多くの制御端末を収容可能にする。
【解決手段】 センサGは常時動作とし、伝送ユニットCは、センサ入切用スイッチEからの入力によって、前記センサGの機能を停止する場合にはセンサGからの入力を無効とする。したがって、センサ検知結果は、従来通り、所定アドレスで送信されるけれども、その機能のON/OFFを制御するT/UAOは、伝送ユニットC内での仮想動作によって、センサGには不要にできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、照明機器の制御などの多くの負荷機器の制御に用いられる監視制御システムならびに監視制御装置およびそのセンサ動作制御方法に関する。
上記の照明機器の制御などの多くの負荷機器の制御を行う監視制御システムは、大略的に、実際に負荷機器の制御を行う複数台の制御端末と、ON/OFF操作などが行われる1または複数台の操作端末とが、共通の通信線を介して監視制御装置に接続されて構成される。そして、前記操作端末への操作に応答して、監視制御装置が該当負荷機器の制御端末をアドレス指定して制御信号を送信し、ターミナルユニットやリレーなどで構成されるその制御端末が負荷機器を制御することで、前記負荷機器を個別に制御したり、グループで制御したりする多様な制御が可能になっている。
そのような監視制御システムにおいて、たとえば照明監視制御システムにおける照度センサや人感センサなどの1または複数台のセンサが設けられ、センサ連動の制御が行われることもある。具体的には、前記照明監視制御システムでは、照度センサによって照度レベルが予め定める値以上であることが検知されると、点灯制御中の照明機器を減光させたり、人感センサによって人の存在が検知されたときに、消灯している照明機器を点灯させたりするというようなものである。
ところが、前述のように、元々負荷機器自体が数多く存在する上に、そのようなセンサを設けると、アドレス不足が生じるという問題がある。特に、前記照明監視制御システムを例にすると、照度センサや人感センサなどのセンサの検知結果に拘わらず、強制的に照明機器のON/OFF制御が可能なように、センサには制御端末と同様にターミナルユニットを設け、操作端末からの操作によって、監視制御装置がセンサの機能を停止させることがある。したがって、センサには、検知結果を監視制御装置へ送信するためのアドレスと、機能停止を制御するためのアドレスとの2つが必要になり、システム全体で予め定める範囲に制限されるアドレス空間内に、収容できる制御端末数が大きく減少してしまうという問題がある。
この点、特許文献1には、グループ制御する場合のグループアドレスと固有アドレスとの総数が所定値を超える場合と超えない場合とで、グループ制御情報の管理方法を変更することで、アドレス制限を行っている。具体的には、センサおよびそれによって制御される照明機器に同じグループアドレスを付与し、センサからの検知信号によって同じグループ内の照明機器は直接制御され、制限のあるグループ数でグループアドレスが付与できなかった照明機器は、センサとの対応関係を監視制御装置側で保持しておき、そのセンサの検知によって送信された架空グループアドレスを監視制御装置が受信し、対応する制御端末を固有アドレスで指定して個別に制御することで、所定数を超えるグループアドレスの設定を可能にしている。
特開2004−63161号公報
上述の従来技術では、グループアドレスを前記所定数に制限することで、グループアドレスと固有アドレスとの総数を所定値に制限している。しかしながら、各照明機器およびセンサには、それぞれ固有アドレスが付与されており、前述のような固有アドレスに対する問題が生じ、収容可能な制御端末数には変化はない。
本発明の目的は、アドレス空間を有効に使用し、多くの制御端末を収容することができる監視制御システムならびに監視制御装置およびそのセンサ動作制御方法を提供することである。
本発明の監視制御システムは、負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して監視制御装置に接続されて成り、前記監視制御装置が、操作端末およびセンサからの入力に応答して、前記制御端末を介して負荷を制御可能であり、かつ前記操作端末からの入力によって前記センサの機能を停止可能な監視制御システムにおいて、前記センサは常時動作とし、前記監視制御装置は、前記操作端末からの入力によって、前記センサの機能を停止する場合にはセンサからの入力を無効とすることを特徴とする。
上記の構成によれば、照明機器の制御などの負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して監視制御装置に接続されて成る監視制御システムにおいて、たとえば照度センサによって照度レベルが予め定める値以上であることが検知されると前記照明機器を減光させたり、人感センサによって人の存在が検知されたときに前記照明機器を点灯させたりするようなセンサ連動の制御が可能であり、かつ操作端末からの操作によって、センサ機能を停止させ、強制的に点滅を制御させたりするにあたって、センサは常時動作とし、監視制御装置は、操作端末からの入力によって、前記センサの機能を停止する場合にはセンサからの入力を無効とする。
したがって、センサ検知結果は、従来通り、所定アドレスで送信されるけれども、その機能のON/OFFを制御する制御端末は、監視制御装置内での前記制御端末に対応した仮想動作によって、センサには不要となり、予め定める範囲に制限されるアドレス空間を有効に使用し、多くの制御端末を収容することができる。
また、本発明の監視制御システムでは、前記センサは、複数の検知対象項目を有する複合センサであり、かつ予め定める検知対象項目で予め定める検知結果が得られると、残余の検知対象項目による検知機能を停止可能なセンサであり、前記検知機能を停止すると、前記監視制御装置へ検知機能停止中であることを表す信号を送信し、前記信号に応答して前記監視制御装置から出力される表示信号を受信し、前記検知機能停止中であることを表示する表示端末をさらに備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、たとえば前記照明機器の制御を行う監視制御システムにおいて、前記センサが、たとえば照度レベルが予め定める値以上であることが検知されると前記照明機器を減光させたりする照度センサとしての機能と、人の存在が検知されたときに前記照明機器を点灯させたりする人感センサとしての機能とのように、複数の検知対象項目を有する複合センサである場合、たとえば人感センサで人の存在が検知されていても、照度センサでの検知結果を優先して、照度レベルが予め定める値以上であることが検知されていると、照明機器の点灯を行わないような予め定める検知対象項目で予め定める検知結果が得られると、残余の検知対象項目による検知機能を停止することがある。そのような場合、人感センサで人の存在が検知されているべきときに、照明機器の点灯が行われないと、検知機能停止中であるために点灯が行われないのか、人感センサの故障で点灯が行われないのかが分からなくなってしまう。
そこで、前記複合センサが検知機能停止中であると、前記監視制御装置へ、そのことを表す信号を送信し、それに応答した表示信号によって前記検知機能停止中であることを表示する表示端末を設けることで、検知機能停止中であるために制御が行われないのか、センサの故障で制御が行われないのかを判定することができる。
さらにまた、本発明の監視制御装置は、負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して接続され、前記操作端末およびセンサからの入力に応答して、前記制御端末を介して負荷を制御可能であり、かつ前記操作端末からの入力によって前記センサの機能を停止させる監視制御装置において、前記操作端末からの入力によって、前記センサの機能を停止する場合には、センサからの入力を無効とすることを特徴とする。
上記の構成によれば、照明機器の制御などの負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して接続される監視制御装置において、たとえば照度センサによって照度レベルが予め定める値以上であることが検知されると前記照明機器を減光させたり、人感センサによって人の存在が検知されたときに前記照明機器を点灯させたりするようなセンサ連動の制御が可能であり、かつ操作端末からの操作によって、センサ機能を停止させ、強制的に点滅を制御させたりするにあたって、操作端末からの入力によって、前記センサの機能を停止する場合にはセンサからの入力を無効とする。
したがって、センサ検知結果は、従来通り、所定アドレスで送信されるけれども、その機能のON/OFFを制御する制御端末は、監視制御装置内での前記制御端末に対応した仮想動作によって、センサには不要となり、該センサは常時動作させたままでよく、予め定める範囲に制限されるアドレス空間を有効に使用し、多くの制御端末を収容することができる。
また、本発明のセンサ動作制御方法は、負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して接続され、前記操作端末およびセンサからの入力に応答して、前記制御端末を介して負荷を制御する監視制御装置におけるセンサ動作制御方法において、前記センサは、送信すべき事象の発生を検知すると、割込み信号および制御要求を前記監視制御装置に送信し、前記制御要求に応答して、前記監視制御装置は、予め操作端末からの入力によって、前記センサの動作停止が設定されている場合には前記センサへ動作禁止信号を送信し、前記センサの動作許可が設定されている場合には前記センサへ動作許可信号を送信し、前記動作許可信号に応答して、前記センサは、動作による割込み信号および負荷の制御要求を前記監視制御装置に送信し、前記負荷の制御要求に応答して、監視制御装置は、制御端末へ、該当負荷の制御信号を送信することを特徴とする。
上記の構成によれば、照明機器の制御などの負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して接続される監視制御装置において、たとえば照度センサによって照度レベルが予め定める値以上であることが検知されると前記照明機器を減光させたり、人感センサによって人の存在が検知されたときに前記照明機器を点灯させたりするようなセンサ連動の制御が可能な監視制御装置において、操作端末からの操作によって前記センサの動作を制御するにあたって、上記の手順で信号を送受信することで、センサ動作のON/OFFを制御する制御端末は、監視制御装置内での前記制御端末に対応した仮想動作によって、センサには不要となり、該センサは常時動作させたままでよく、予め定める範囲に制限されるアドレス空間を有効に使用し、多くの制御端末を収容することができる。
本発明の監視制御システムならびに監視制御装置およびそのセンサ動作制御方法は、以上のように、照明機器の制御などの負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して監視制御装置に接続されて成る監視制御システムならびにそれにおける監視制御装置およびそのセンサ動作制御方法において、たとえば照度センサによって照度レベルが予め定める値以上であることが検知されると前記照明機器を減光させたり、人感センサによって人の存在が検知されたときに前記照明機器を点灯させたりするようなセンサ連動の制御が可能であり、かつ操作端末からの操作によって、センサ機能を停止させ、強制的に点滅を制御させたりするにあたって、センサは常時動作とし、監視制御装置は、操作端末からの入力によって、前記センサの機能を停止する場合にはセンサからの入力を無効とする。
それゆえ、センサ検知結果は、従来通り、所定アドレスで送信されるけれども、その機能のON/OFFを制御する制御端末は、監視制御装置内での前記制御端末に対応した仮想動作によって、センサには不要となり、予め定める範囲に制限されるアドレス空間を有効に使用し、多くの制御端末を収容することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係る照明監視制御システムのブロック図である。本システムでは、各照明機器L1,L2,・・・(総称するときは、以下参照符号Lで示す)に対応したリレーR1,R2,・・・(総称するときは、以下参照符号Rで示す)と、前記各リレーRを個別に制御し、またはON/OFF状態などの負荷状態の監視や、センサ連動などのためのセンサ状態の監視などの少なくとも一つを行う制御端末である複数n台のターミナルユニット(T/U)A1〜An(総称するときは、以下参照符号Aで示す)と、操作者によって点滅操作などが行われるとともに、制御状態を表示する操作端末である1または複数台のスイッチユニットBと、センサGと、操作者によって操作され、前記センサCの動作をON/OFFするためのセンサ入切用スイッチEとが、共通の通信線Nを介して、監視制御装置である伝送ユニットCに接続されて構成されている。
前記スイッチユニットBには、1または複数(図1では4つ)のスイッチS1〜S4が設けられており、各スイッチS1〜S4によって、各照明機器Lを個別に制御したり、グループで纏めて制御したり、複数のグループを設けてパターン制御したりするというような、多様な制御が可能になっている。そして、前記通信線Nには制御信号や監視信号が送信されるだけで、実際の電力線に接続されて照明機器Lの制御を行うのは前記リレーRであり、前記電力線の複雑な引回しをなくし、また施工後にグループ割の変更などの制御態様の変更が可能になっている。各リレーRは、前記T/UAからの、たとえば24Vの交流の制御信号に応答して、100Vや200Vの電灯線電力を制御して、各照明機器Lを駆動する。小容量で、小回路数であれば、前記リレーRに、T/UAの機能が内蔵されてもよい。
たとえば、スイッチS1によって負荷チャネル1のT/UA1の負荷ナンバー1の照明機器L1をON/OFF制御し、同様にスイッチS2によって負荷ナンバー2の照明機器L2をON/OFF制御し、スイッチS3によって負荷ナンバー3の照明機器L3をON/OFF制御し、スイッチS4によって負荷ナンバー4の照明機器L4をON/OFF制御するというような、従来のスイッチと同様の個別の負荷制御が可能であるだけでなく、スイッチS1によってT/UA1に接続された照明機器L1〜L4をON/OFF制御し、同様にスイッチS2によってT/UA2に接続された照明機器L5〜L8をON/OFF制御し、スイッチS3によってT/UA3に接続された照明機器L9〜L12をON/OFF制御するとともに、スイッチS4によって、総てのT/UA1〜Anに接続された照明機器L1〜Lxを一括してON/OFF制御するというようなことが可能になっている。
このため、伝送ユニットCには、各スイッチS1〜S4が操作されたとき、どのT/Uの、どのリレーを、どのように制御するのかを表す対応表が予め作成されてストアされており、各ユニットA,B,Cには、前記制御信号や監視信号をやり取りするために、それぞれアドレスが設定されている。スイッチユニットBには、各スイッチS1〜S4に近接して、制御状態や後述する異常表示を行うために、表示素子D1〜D4が設けられている。
前記センサGは、たとえば照度センサであり、その場合、該センサGによって照度レベルが予め定める値以上であることが検知されると、前記スイッチS1〜S4で点灯が選択されていても、伝送ユニットCによって、予め該センサGに対応付けられている照明機器を減光させたり、消灯させたりするセンサ連動制御が行われる。また、前記センサGが人感センサである場合、人の存在が検知されたときに、伝送ユニットCによって、予め該センサGに対応付けられている照明機器を点灯させ、非検知となってから所定時間が経過したら消灯させたりするセンサ連動制御が行われる。
一方、センサ入切用スイッチEを操作することで、後述するようにして前記センサGの機能を停止させることが可能となっている。これによって、明るくても照明機器をフル点灯させたり、人が居ても消灯させたりする強制的な制御が可能になっている。
図2は、伝送ユニットCの電気的構成を示すブロック図である。伝送ユニットCは、制御手段であるCPU1と、送受信手段である送受信回路2と、短絡検出/表示回路3と、メモリ4と、電源回路5と、電源監視回路6とを備えて構成される。
前記送受信回路2は、前記一対の信号線から成る通信線Nを介して、たとえば前記24Vの交流で、前記T/UA、スイッチユニットB、センサGおよびセンサ入切用スイッチEと通信を行う。前記CPU1は、マイクロコンピュータなどで実現され、予め定める周期で前記送受信回路2から通信線Nを介して、前記T/UAやスイッチユニットBなどを個別にアドレス指定して通信を行い、前記制御信号や監視信号をやり取りする。前記メモリ4は、プログラムなどを記憶しているとともに、必要に応じて書換えられる前記の各スイッチSに対応した制御態様が記憶されている。
前記短絡検出/表示回路3は、前記送受信回路2に関連して設けられ、前記通信線Nの一対の信号線間の短絡を検出し、短絡が発生した場合に表示を行う。また、前記送受信回路2は、T/UAやスイッチユニットBに予め定める周期で順にアクセスして、前記制御信号や監視信号を送信するけれども、それらからの返信信号は前記一対の信号線間に低抵抗を挿入することで得られる電流モードの信号であり、同じアドレスに設定されたT/Uが複数台ある場合には、前記返信信号に流れる電流が増加し、こうして重複接続を検知し、予め定めたアドレス空間内で、各端末には固有のアドレスしか設定できないようになっている。
前記電源回路5は、前記電力線からの電圧を整流・降圧し、5Vなどの予め定める低電圧に安定化させて前記CPU1へ供給するとともに、前記24Vなどの予め定める高電圧に安定化させて前記送受信回路2に供給する。前記送受信回路2は、この24Vの直流を、送信すべき信号に応じて極性を反転させて送信することで、前記24Vの交流での送信を行う。前記電源監視回路6は、この電源回路5への通電状態を監視し、停電後の制御回路1のリセットなどを行う。
図3は、前記T/UAの電気的構成を示すブロック図である。T/UAは、CPU11と、送受信回路12と、表示LED13と、操作スイッチ14と、インタフェイス15と、電源回路16とを備えて構成される。
前記送受信回路12は、前記送受信回路2と同様に、前記通信線Nを介して、たとえば前記24Vの交流で、前記伝送ユニットCと通信を行う。前記CPU11は、マイクロコンピュータなどで実現され、アドレス指定されると、前記送受信回路12から通信線Nを介して、伝送ユニットCと通信を行い、前記制御信号や監視信号をやり取りする。前記表示LED13は、このT/UAの動作状態を表示するランプであり、たとえば正常と異常とが識別可能な表示を行う。
前記操作スイッチ14は、ディップスイッチなどから成り、このT/UAのアドレスを設定するためのものである。前記インタフェイス15は、前記リレーRと前記24Vの交流で通信を行い、制御信号や監視信号をやり取りする。前記電源回路16は、前記電力線からの電圧を整流・降圧し、5Vなどの予め定める低電圧に安定化させて前記CPU11へ供給するとともに、前記24Vなどの予め定める高電圧に安定化させて前記インタフェイス15に供給する。
図4(a)は、伝送ユニットCからT/UAおよびスイッチユニットBなどへ送信される信号波形図である。前記制御信号や監視信号となるこの信号は、信号送出開始を示すスタートパルス信号ST、信号モードを示すモードデータ信号MD、各T/UAおよびスイッチユニットBなどを呼出す8ビットのアドレスデータ信号AD、負荷を制御するための制御データ信号CD、誤り制御のためのチェックサムデータ信号CSならびにT/UAおよびスイッチユニットBなどからの返送待機信号WTから構成されている±24Vの交流の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるようになっている。
一方、各T/UAおよびスイッチユニットBなどでは、一対の信号線を介して伝送された上記の信号のアドレスデータ信号ADと自機に予め設定されているアドレスとを比較し、一致する場合にその信号の制御データ信号CDを取込むとともに、前記返送待機信号WTの期間に、スイッチ状態、監視データ、負荷動作確認データなどの監視データ信号を、前記一対の信号線間に低抵抗を接続して得られる電流モードの信号で返信する。このような動作を、予め定める周期毎にT/UA、スイッチユニットB、センサ入切用スイッチEおよびセンサGに対して順次行っており、スイッチユニットBおよびセンサ入切用スイッチEで何らかの操作が行われると、またT/UAで異常が検知されたり、センサGによって被検知対象の検知が行われるなどして、図4(b)で示すような割込み信号が発生すると、伝送ユニットCは、そのアドレスを検出して、監視信号を送信し、前記監視データ信号を返信させる。
上述のように構成される監視制御システムにおいて、注目すべきは、本発明では、前記センサGは常時動作とし、前記伝送ユニットCは、前記センサ入切用スイッチEからの入力によって、センサGの機能を停止する場合には、センサGからの入力を無効とすることでセンサ機能を停止することである。具体的には、先ず図5で示すように、センサ入切用スイッチEのスイッチS5の入切操作に対して、伝送ユニットC内ではセンサGの出力に対する仮想T/U動作を行っており、この伝送ユニットCが入切操作を受付けると、前記センサ入切用スイッチEには、センサGの入切を示す入切状態表示信号が送信され、表示素子D5で表示される。
次に、センサ入の場合には、図6および図7で示すように、センサGが被検知対象を検知すると、伝送ユニットCに対して、前記図4(b)で示すような割込みを発生し、伝送ユニットCは、前記制御信号や監視信号の送信を休止し、続く要求の監視状態となる。そして、センサGからセンサ制御要求を受信すると、伝送ユニットCはセンサGに動作許可信号を与える。この動作許可信号によってセンサGは動作割込みを発生し、伝送ユニットCは、続く要求の監視状態となる。続いて、被検知対象の検知によってセンサGから伝送ユニットCに対して、負荷の制御要求が送信されると、該伝送ユニットCは、T/Uを介して、センサGに対応する照明機器を制御する。
これに対して、センサ切の場合には、図8および図9で示すように、センサGが被検知対象を検知すると割込みを発生し、伝送ユニットCは、前記制御信号や監視信号の送信を休止し、続く要求の監視状態となる。そして、センサGからセンサ制御要求を受信すると、伝送ユニットCはセンサGに動作禁止信号を与える。この動作禁止信号によってセンサGは被検知対象を検知しているにも拘わらず、以後の動作は休止する。
ここで、上述のようにセンサ入切状態を伝送ユニットC内の仮想センサ入切用T/Uの動作状態で判断すると、実際のリレー等の接点状態ではないので、電源断後に再投入した場合に、その状態を保持しておらず、センサ入切の動作状態が不定となってしまう可能性がある。そこで、伝送ユニットCでは、電源断時に、メモリ4の不揮発領域に、センサ入切の動作状態を記憶しておく。起動時は、その不揮発領域にバックアップしておいたデータを読出すことによって、前回のセンサ入切状態で動作を再開する。
具体的には、電源監視回路6が電源回路5からの電源電圧の低下を検出すると、電源が断するまでの間に、CPU1はセンサ入切状態をメモリ4の前記不揮発領域に記憶する。電源が再投入されると、CPU1は記憶したメモリ4からセンサ入切状態を読出す。
このように構成することによって、図1において仮想線で示すように、センサGの入切のために、従来、該センサG内に設けられていたT/UA0を、本発明では、伝送ユニットC内に仮想的に持たせることになる。したがって、予め定める範囲に制限されるアドレス空間を有効に使用し、多くのT/Uを収容することができる。具体的には、前記8ビットのアドレスデータ信号ADによって定義されるアドレス空間は、図10で示すように0〜255であり、このアドレス空間において、網掛けを施して示すセンサT/Uのアドレスを開放し、別途追加した照明機器制御用のT/Uに割当てることができる。
[実施の形態2]
図11は、本発明の実施の他の形態に係る照明監視制御システムにおける一部の構成を示すブロック図である。この図11は前述の図5に対応しており、センサ入切用スイッチEのスイッチ操作の流れを示している。全体構成は、前述の図1で示す構成に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。本システムで注目すべきは、センサG’が、前記照度センサとしての機能と人感センサとしての機能とのように、複数の検知対象項目を有する複合センサであり、さらにセンサ動作キャンセル用スイッチHが設けられていることである。
前記照度センサとしての機能と人感センサとしての機能とを併せ持つ場合、たとえば人感センサで人の存在が検知されていても、照度センサでの検知結果を優先して、照度レベルが予め定める値以上であることが検知されていると、照明機器の点灯を行わないような予め定める検知対象項目で予め定める検知結果が得られると、残余の検知対象項目による検知機能を停止することがある。そのような場合、人感センサで人の存在が検知されているべきときに、照明機器の点灯が行われないと、検知機能停止中であるために点灯が行われないのか、人感センサの故障で点灯が行われないのかが分からなくなってしまう。
そこで本実施の形態では、前記センサ動作キャンセル用スイッチHを設け、センサG’が検知機能停止中であると、該センサG’から前記伝送ユニットC’へ、そのことを表すセンサキャンセル状態通知信号を送信し、それに応答したセンサキャンセル状態表示信号によって、前記センサ動作キャンセル用スイッチHの表示素子D6が、前記検知機能停止中であることを表示する。これによって、検知機能停止中であるために制御が行われないのか、センサG’の故障で制御が行われないのかを判定することができる。
前記モードデータ信号MD内のフラグの開放などで、実質的にアドレス空間を拡大することが可能であれば、図12で示すように、T/U用のアドレス空間を独立させるようにしてもよい。この場合、センサ入切用スイッチは、伝送ユニットの仮想T/Uのために、前記T/U用のアドレス空間とは別途に設けたアドレスに割込みを発生し、それに応答して伝送ユニットは、内部でセンサ入切用の仮想T/Uの動作をして、前記T/U用のアドレス空間とは別途に設けたスイッチアドレスに状態を伝送し、表示させる。
ここで、前述のように伝送ユニットC,C’が仮想センサ入切用T/Uの動作を行う場合、センサ入切用スイッチEからの入力を有効にするか否かを判断するために、起動時に、伝送ユニットC,C’はセンサG,G’が接続されているか否かを判断することが好ましい。この場合、伝送ユニットC,C’は、上述のようにT/U用のアドレス空間とは別途に設けたアドレス空間のセンサT/U用のアドレスに対して状態監視を行えばよい。すなわち、伝送ユニットC,C’がセンサT/U用のアドレスに前記監視信号を送信すると、センサG,G’が接続されていれば何らかの返信があり、未接続の場合は無返信となり、それから伝送ユニットC,C’はセンサG,G’の存在を検知をすることができる。そして、センサG,G’が存在する場合のみ、上述のセンサ入切の仮想T/U動作は有効となる。
また、センサ入切用スイッチEから初回のセンサ入切操作が行われるまでは、センサ入切状態は不定となる。そこで、伝送ユニットC,C’は、初回のセンサ入切操作が行われるまではデフォルトとしてセンサ入にて動作することが好ましい。
本発明の実施の一形態に係る照明監視制御システムのブロック図である。 前記照明監視制御システムにおける伝送ユニットの電気的構成を示すブロック図である。 前記照明監視制御システムにおけるターミナルユニットの電気的構成を示すブロック図である。 伝送ユニットとターミナルユニットおよびスイッチユニットなどとの間で送受信される信号の波形図である。 図1で示す照明監視制御システムにおけるセンサ入切用スイッチのスイッチ操作に対する動作を説明するための図である。 図1で示す照明監視制御システムにおけるセンサ入の場合のセンサ動作を説明するための図である。 図1で示す照明監視制御システムにおけるセンサ入の場合のセンサ動作を説明するための図である。 図1で示す照明監視制御システムにおけるセンサ切の場合のセンサ動作を説明するための図である。 図1で示す照明監視制御システムにおけるセンサ切の場合のセンサ動作を説明するための図である。 図1で示す照明監視制御システムにおけるアドレス空間を説明するための図である。 本発明の実施の他の形態に係る照明監視制御システムにおけるセンサ入切用スイッチの操作に対する動作を説明するための図である。 本発明の実施のさらに他の形態のアドレス空間を説明するための図である。
符号の説明
1,11 CPU
2,12 送受信回路
3 短絡検出/表示回路
4 メモリ
5,16 電源回路
6 電源監視回路
13 表示LED
14 操作スイッチ
15 インタフェイス
A0〜An ターミナルユニット(T/U)
B スイッチユニット
C,C’ 伝送ユニット
D1〜D6 表示素子
E センサ入切用スイッチ
G,G’ センサ
H センサ動作キャンセル用スイッチ
L1〜Lx 照明機器
N 通信線
R1〜Rx リレー
S1〜S5 スイッチ

Claims (4)

  1. 負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して監視制御装置に接続されて成り、前記監視制御装置が、操作端末およびセンサからの入力に応答して、前記制御端末を介して負荷を制御可能であり、かつ前記操作端末からの入力によって前記センサの機能を停止可能な監視制御システムにおいて、
    前記センサは常時動作とし、前記監視制御装置は、前記操作端末からの入力によって、前記センサの機能を停止する場合にはセンサからの入力を無効とすることを特徴とする監視制御システム。
  2. 前記センサは、複数の検知対象項目を有する複合センサであり、かつ予め定める検知対象項目で予め定める検知結果が得られると、残余の検知対象項目による検知機能を停止可能なセンサであり、前記検知機能を停止すると、前記監視制御装置へ検知機能停止中であることを表す信号を送信し、
    前記信号に応答して前記監視制御装置から出力される表示信号を受信し、前記検知機能停止中であることを表示する表示端末をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の監視制御システム。
  3. 負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して接続され、前記操作端末およびセンサからの入力に応答して、前記制御端末を介して負荷を制御可能であり、かつ前記操作端末からの入力によって前記センサの機能を停止させる監視制御装置において、
    前記操作端末からの入力によって、前記センサの機能を停止する場合には、センサからの入力を無効とすることを特徴とする監視制御装置。
  4. 負荷の制御を行う複数台の制御端末と、1または複数台の操作端末と、1または複数台のセンサとが共通の通信線を介して接続され、前記操作端末およびセンサからの入力に応答して、前記制御端末を介して負荷を制御する監視制御装置におけるセンサ動作制御方法において、
    前記センサは、送信すべき事象の発生を検知すると、割込み信号および制御要求を前記監視制御装置に送信し、
    前記制御要求に応答して、前記監視制御装置は、予め操作端末からの入力によって、前記センサの動作停止が設定されている場合には前記センサへ動作禁止信号を送信し、前記センサの動作許可が設定されている場合には前記センサへ動作許可信号を送信し、
    前記動作許可信号に応答して、前記センサは、動作による割込み信号および負荷の制御要求を前記監視制御装置に送信し、
    前記負荷の制御要求に応答して、監視制御装置は、制御端末へ、該当負荷の制御信号を送信することを特徴とする監視制御装置におけるセンサ動作制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013090308A (ja) * 2011-10-24 2013-05-13 Panasonic Corp 機器制御システム

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