JP2003317976A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JP2003317976A
JP2003317976A JP2002158892A JP2002158892A JP2003317976A JP 2003317976 A JP2003317976 A JP 2003317976A JP 2002158892 A JP2002158892 A JP 2002158892A JP 2002158892 A JP2002158892 A JP 2002158892A JP 2003317976 A JP2003317976 A JP 2003317976A
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JP2002158892A
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Masahiro Kidokoro
正博 城所
Kazunari Morita
一成 森田
Tadashi Iwata
正 岩田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全性及び利便性を向上させる照明制御シス
テムを提供する。 【解決手段】 所定エリア内に人が存在するとそれを検
知して人体検知信号を出力するセンサユニット1と、人
体検知信号に基づき制御信号を出力する制御ユニット2
と、制御信号に基づき電路の開閉を行うリレーユニット
3と、電路の開閉に応じて点灯制御される照明装置4
と、を有する照明制御システムにおいて、制御ユニット
2は、起動時の所定時間にあっては、センサユニット1
の出力に依存しない初期モード制御信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定エリアに人が
存在するか否かに応じて、所定エリア付近の照明装置を
制御する照明制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の照明制御システムは、図7に示
すように、所定エリアに人が存在するとそれを検知して
人体検知信号を出力するセンサユニット1と、その人体
検知信号に基づき制御信号を出力する制御ユニット20
と、その制御信号に基づいて電路の開閉を行うリレーユ
ニット3と、この電路の開閉に応じて点灯制御される照
明装置4にて構成されるものが知られている。
【0003】そして、センサユニット1は、人が発する
熱を検出する熱線センサと、熱線センサにより検出した
熱の変化分が所定値に達すると信号(人体検知信号)を
出力する検知回路により構成されるものが多用されてい
る。また、照明装置4は、リレーユニット3の極性保持
型の電路を介して電灯線に接続されるとともに、制御ユ
ニット20も、この電灯線からの商用電源により動作電
源を取得するようになっている。また、制御ユニット2
0は、信号線で接続されたセンサユニット1及びリレー
ユニット3に電源を供給するようになっている。
【0004】このような照明制御システムは、夜間ある
いは所定エリアの照度が低い場合、所定のエリアへ人が
入ると、センサユニット1が人の存在を検知して制御ユ
ニット20を介して照明装置4を点灯するようになって
おり、夜間あるいは照度が低い場合など照明点灯用のス
イッチを操作する必要がない。また、通常、所定エリア
から人が出て行くとセンサユニット1は人が存在しない
ことを検知してから一定時間経過までは点灯状態が続く
ようにしている。したがって、このものは、人の動作に
おける安全性や利便性に優れる。
【0005】なお、この照明制御システムは、照明点灯
用の操作スイッチ21を制御ユニット20に接続するよ
うに設け、その制御操作によっても照明装置4の制御す
ることも可能である。この場合、退出時等においても無
駄な点灯時間を減少させられる。ただし、操作スイッチ
21は、センサユニット1からの制御内容との競合を回
避するために、人の存在を検知する所定エリア外に設置
するのが一般的となっている。
【0006】また、商用電源においては、雷発生時や使
用集中時等による電力供給事情により、短時間電力供給
が停止する、いわゆる瞬時停電とよばれる現象が存在す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な照明制御システムにおいては、瞬時停電が発生した場
合には、電力供給が途切れるため、照明装置4が一瞬消
灯するということがあった。しかしながら、このように
瞬時停電が発生した場合には、瞬時停電から電力供給が
再開され、電路に電圧が印加されると、照明装置4は、
電路の保有する極性保持機能により、瞬時停電前の状態
に戻るため、照明装置4が一瞬消灯するという動作は、
ごく一瞬のうちに完了してしまう。
【0008】なお、照明される所定エリア付近におり、
瞬時停電の現象自体を知らない人(利用者)にとって
は、前述のような照明装置4が一瞬消灯するという動作
の原因を、瞬時停電によるものであることを把握するこ
とができない。そのため、利用者は、照明装置4が一瞬
消灯するという動作の原因が、照明制御システムにおけ
る、例えば接触不良や電球の玉切れ等の不具合に起因す
るのではないかと考え、操作スイッチ21を操作する場
合がある。しかし、瞬時停電後には、熱線センサから出
力される人体検知信号は、時間的又は電圧的に不安定で
あるため、制御ユニット20は、瞬時停電直後には再起
動処理を行い、センサユニット1や操作スイッチ21と
いった外部からの入力を遮断する場合が一般的である。
したがって、上記のように利用者により操作された制御
内容は、照明装置4の動作に即座に反映されないことに
なる。
【0009】本発明は、かかる事由に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、起動時の安全性及び利
便性をさらに向上させる照明制御システムを提供するこ
とを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の照
明制御システムは、所定エリア内に人が存在するとそれ
を検知して人体検知信号を出力するセンサユニットと、
人体検知信号に基づき制御信号を出力する制御ユニット
と、制御信号に基づき電路の開閉を行うリレーユニット
と、電路の開閉に応じて点灯制御される照明装置と、を
有する照明制御システムにおいて、前記制御ユニット
は、起動時の所定時間にあっては、センサユニットの出
力に依存しない初期モード制御信号を出力することを特
徴とする。
【0011】請求項2に係る発明の照明制御システム
は、請求項1の構成において、初期モード制御信号は、
リレーユニットが電路を連続的に閉とする信号としたも
のである。
【0012】請求項3に係る発明の照明制御システム
は、請求項1の構成において、初期モード制御信号は、
リレーユニットが電路を交互に閉及び開を繰り返す信号
としたものである。
【0013】請求項4に係る発明の照明制御システム
は、請求項1の構成において、初期モード制御信号は、
リレーユニットが電路を交互に開閉、または連続的に閉
とする信号を組み合わせた信号としたものである。
【0014】請求項5に係る発明の照明制御システム
は、請求項1乃至請求項4のいずれか構成において、照
明装置を複数設け、前記初期モード制御信号は、リレー
ユニットが特定の電路を開閉するようにしている。
【0015】請求項6に係る発明の照明制御システム
は、請求項1の構成において、照明制御システムは、照
明装置を操作するための操作スイッチを備え、制御ユニ
ットは、操作スイッチから出力される操作信号を処理す
るための通信回路を備えるとともに、その通信回路を介
して通信を行うことができない通信不能状態時には、通
信不能前における電路の状態を保持するための保持モー
ド制御信号を出力するようにしている。
【0016】請求項7に係る発明の照明制御システム
は、請求項1乃至請求項5のいずれか構成において、制
御ユニットは、通信不能状態から回復すると初期モード
制御信号を出力するようにしている。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0017】(実施の形態1)図1は実施形態にかかる
照明制御システムのシステム構成図であり、図2は照明
制御システムのブロック図、図3は照明制御システムの
通常時にかかるタイムチャートである。
【0018】図1に示す照明制御システムは、室内灯な
どの照明装置を、所定エリア内の人の在/不在を検知す
ることにより制御するものである。
【0019】この照明制御システムは、図2に示すよう
に、従来の技術で説明したものと同様に、センサユニッ
ト1と、制御ユニット2と、リレーユニット3と、照明
装置4とを基本構成要素とし、制御ユニット2に搭載さ
れるソフトウェアの処理プログラムが、先の従来の技術
の制御ユニット20と異なるものであるが、それ以外の
同一符号にて記されたものは同じ機能を有するものであ
る。
【0020】センサユニット1は、人体検知センサと検
知回路とを備えており、人体検知センサにより所定エリ
ア内の熱の変化分を検出し、検知回路にてその変化分が
設定された基準値を越えると、信号線で接続された制御
ユニット2に人体検知信号を出力する。つまり、人体検
知信号は、センサの所定エリア内に人が存在することを
示す”在”を示す信号となっている。なお、”不在”
は、後述する制御ユニット3の不在判定タイマで判断す
るようになっている。
【0021】制御ユニット2は、照明装置4を制御する
ためものであり、通信用のICや在/不在情報などを記
憶するRAM、不在判定のためのタイマ、電灯線からの
商用電源により動作電源を供給する電源回路、後述する
処理プログラムを含むCPU等から構成される。この制
御ユニット2は、リレーユニット3における電路に割り
振られたアドレスを管理しており、電路を特定した制御
を行うことができるようになっている。また、センサユ
ニット1から取得される在/不在情報やリレーユニット
3における電路の状態も管理するようになっており、そ
れらに基づき各照明装置4、4、4、の制御が行われる
ようになっている。
【0022】そして、制御ユニット2は、センサユニッ
ト1から人体検知信号が入力されると、記憶している在
/不在情報を参照し、その情報が”不在”となっていた
場合は、その情報を”在”に更新するとともに、不在判
定タイマをリセットする。そして、制御対象であるリレ
ーユニット3の電路を閉にする制御信号を出力する。ま
た、不在判定タイマで計時する一定時間(在/不在判定
期間:例えば40秒)の間、人体検知信号の入力がない
場合、在/不在情報を”不在”に更新し、電路を開にす
る制御信号を出力する。
【0023】リレーユニット3は、電路の開閉を行うス
イッチ等により構成されるもので、制御ユニット2から
の制御信号に応じて電灯線と照明装置4とを結ぶ電路の
開閉を行うようになっている。そして、この電路の開閉
により、照明装置4の消灯・点灯が行われることにな
る。なお、リレーユニット3は、図1に示すように、制
御ユニット2と同一筐体内に構成するものに限定される
ものではなく、制御ユニット2とは別体にて収容され信
号線を介して接続されるよう構成されるものであっても
よい。
【0024】次に制御ユニット2の処理プログラムの動
作について、図を用いて説明する。
【0025】図3は、照明制御システムの通常時の動作
における電源投入後、一定時間が経過した場合のタイム
チャートを示しており、この状況での処理プログラムの
動作を通常モードと呼んでいる。さらに、詳しくは
(A)は、実際に人体検知センサの所定エリア内に人が
存在するかどうかを示し、(B)および(C)は、制御
ユニットで記憶される在/不在情報および電路の状態に
関する情報を示し、(D)は、実際の電路の状態を、そ
れぞれ示している。
【0026】図3(A)に示すように、人体検知センサ
の所定エリア内に人が存在しているときは、センサユニ
ット1から出力される人体検知信号により、図3(B)
に示すように、制御ユニット2の在/不在情報は”在”
を示す値が記憶される。また、この場合、図3(D)に
示すように、実際の電路の状態は”閉”状態であり、図
3(C)に示すように、制御ユニット2で記憶される電
路の状態も、”閉”を示す値が記憶される。
【0027】通常モードでは、実際に所定エリア内から
人が退出し、人体検知センサから”在”を示す人体検知
信号が、一定時間(在/不在判定期間)入力されなくな
ると、在/不在情報を”不在”に更新し、リレーユニッ
ト3の電路を”開”にする制御信号を出力する。これに
より、電路の状態が”開”になるとともに、制御ユニッ
ト2で記憶されるリレーの状態も”開”になる。逆に、
実際に所定エリアに人が侵入すると、人体検知センサか
ら”在”を示す人体検知信号が出力されため、在/不在
情報を”在”に更新するとともに、電路を”閉”にする
制御信号を出力する。これにより、電路の状態が”閉”
になるとともに、制御ユニット2で記憶される電路の状
態も”閉”になる。
【0028】このように通常モードでは、センサの所定
エリア内に人が存在しているときは照明装置が点灯し、
所定エリア内から人が退出ししばらくすると照明装置が
消灯するようになっている。通常時における通常モード
では、このような動作を繰り返すことになる。
【0029】次に、本発明の特徴をなす照明制御システ
ムの初期モードかかる動作について、図4に基づいて説
明する。
【0030】まず、この照明制御システムでは、設置時
などの電源投入後や、瞬時停電時の通電再開後、ソフト
ウェアリセット時などのリスタート後といった起動時に
おける所定の時間(例えば、50秒間)は、従来の処理
プログラムの動作と異なる動作を行うようにしている。
この起動時の所定の時間は、制御ユニット2は、センサ
ユニット1からの人体検出信号を無視(マスク)するよ
うになっている。この所定の時間における制御ユニット
2の処理プログラムの動作を初期モードと呼び、前述し
た通常モードと区別している。この初期モード期間中
は、センサユニット1から情報が取得できないため、在
/不在情報は不定となる。この初期モード期間中は、処
理プログラムがリレーユニット3の電路を連続的に”
閉”にする初期モード制御信号を出力するようになって
おり、照明装置4は強制的に点灯されるようになってい
る。そして、この所定時間経過後は、センサユニット1
からの人体検出信号により在/不在情報を取得し、その
情報に基づき制御を行う通常モードへ移行するようにな
っている。
【0031】このように、制御ユニット2は、起動時の
所定時間にあっては、センサユニット1の出力によらず
所定の初期モード制御信号を出力する初期モードを備え
るので、起動時の所定時間はセンサユニットの出力に関
係なく制御信号を出力するため、不安定なセンシングに
よる影響を受けずに照明装置が制御されることになり、
照明装置4の特定の動作を確認できるため、所定のエリ
ア内にいる人は、例えば瞬時停電が発生したことという
状況を把握できることにより、安全性及び利便性をさら
に向上させることができる。
【0032】また、初期モード制御信号を、リレーユニ
ット3が電路を連続的に閉とする信号としたことによ
り、起動時には照明装置4が点灯するため、瞬時停電後
などの起動時であっても照明が消灯したままということ
にならないため、周囲の状況を的確に判断できることに
なり、安全性及び利便性をさらに向上させることができ
る。そして、照明装置4を複数設け、初期モード制御信
号を、リレーユニット3が特定の電路を開閉するように
しているので、システム内の全ての照明装置を点灯させ
るのではなく必要な照明だけを点灯させるので、無駄が
なく安全性及び利便性をさらに向上させることができ
る。このように特定の照明装置4aを点灯することは、
夜間の瞬時停電時に玄関灯のみを点灯させる場合や、施
工時に仮設の照明装置のみを点灯させる場合などに特に
効果的である。
【0033】(実施の形態2)図5は、起動時における
照明制御システムの動作を示したものであり、実施の形
態1とは、制御ユニット2における処理プログラムの動
作が異なり、その他は実質的に同様のものである。すな
わち、この処理プログラムは、起動時の初期モードで
は、リレーユニット3が電路を所定回数だけ開閉した
後、所定時間の間連続して閉にするようになっている。
これにより、照明装置4は、所定回数点滅した後、所定
の時間点灯することになる。
【0034】この実施形態の照明制御システムも、起動
時の不安定なセンシングの影響を受けずに照明装置が制
御されることになり、照明が動作しないということがな
く、安全性及び利便性を向上させることができる上に、
照明装置4が通常時とは異なる動作により点灯するた
め、初期モードにあることが確認することができる。特
に、施工時などにおいて施工作業者が初期モードにある
ことが確認することができるため有効である。
【0035】(実施の形態3)本実施の形態は、実施の
形態1または実施の形態2とは、制御ユニット2に操作
スイッチ21が接続される形態であるか否かという点で
異なるものである。すなわち、この制御ユニット2は、
操作スイッチ21を接続するとともに操作スイッチ21
が出力する操作信号を処理するための通信回路22を備
える。この制御ユニット2に備える処理プログラムは、
この通信回路22を介して操作スイッチからの点灯を指
示する操作信号が入力されると、記憶している在/不在
情報を参照し、その情報が”不在”となっていた場合
は、その情報を”在”に更新するとともに、不在判定タ
イマをリセットする。その後、制御対象であるリレーユ
ニット3の電路を閉にする制御信号を出力する。また、
消灯を指示する操作信号が入力されると、在/不在情報
を”不在”に更新し、電路を開にする制御信号を出力す
る。
【0036】また、この処理プログラムは、定期的に通
信回路22に通信状態を確認する確認信号を送信する。
処理プログラムは、この確認信号に対する応答が返信さ
れない場合、通信回路22を介した通信を行えない通信
不能状態と判断する。この場合、処理プログラムは、通
信不能前の在/不在情報を維持する信号(保持モード制
御信号)を出力する。この保持モード制御信号は、通信
不能前における電路の状態を保持する信号となってい
る。なお、この保持モード制御信号は、状況によっては
処理プログラムが制御信号を出力しないなどのように実
現するものであってもよい。
【0037】また、処理プログラムは、通信不能状態に
おいても定期的に確認信号を出力するようになってお
り、再び確認信号に対する応答が返信されたことを確認
すると、初期モード制御信号を出力する。これにより、
通信不能状態から通信可能状態に移行した場合、制御ユ
ニット2は、起動時と同様に、初期モード制御信号を出
力することとなり、照明装置4は、例えば、所定時間点
滅するなどの動作を行うことになる。その後、在/不在
判定のための期間が終了すると、再びセンサユニット1
からの人体検出信号により在/不在情報を取得し、その
情報に基づき制御を行う通常モードへ移行するようにな
っている。
【0038】この実施形態の照明制御システムにおける
制御ユニット2の処理プログラムは、通信回路22を介
して通信を行うことができない通信不能状態に移行した
と判断された場合、リレーユニット3に対して保持モー
ド制御信号を出力する。この保持モード制御信号は、通
信不能前におけるリレーユニット3の電路の状態を保持
する信号となっているため、通信不能状態時において、
通信不能前の電路の状態を保持することができる。ま
た、通信不能状態から回復し通信可能状態に移行する
と、初期モード制御信号を出力する。これにより、照明
装置4において通常時とは異なる初期モードを示す点灯
が行われ、通信不能状態から通信可能状態に移行したこ
とを確認することができる。このような照明装置4にお
ける通常時とは異なる点灯動作は、作業者がシステムの
状態を知るための情報を提供することになる。したがっ
て、例えば、通信回路22の再検査や処理プログラムに
かかる再起動など、作業者の判断による迅速な対応が可
能となる。
【0039】また、初期モード制御信号を、通信不能前
における電路の状態を保持する信号としてもよい。この
場合、通信不能前の電路の状態を保持する保持モード制
御信号に引き続き、同様の信号となる通信不能前の電路
の状態を保持する初期モード制御信号が所定時間出力さ
れることになる。すなわち、通信可能状態への復帰時
に、通信不能状態における電路の状態、強いては、通信
不能前の電路の状態を保持するような初期モード制御信
号が出力されるため、通信不能状態から回復したことを
意識させずに通信可能状態に移行することができる。こ
のような初期モード制御信号は、作業者に通信可能状態
に移行したことを知らせる必要がない場合などに有効と
なる。
【0040】以上、実施の形態を説明したが、これらに
は種々の変形が可能である。例えば、起動時などにおい
て、処理プログラムは、照明制御システムのおける特定
の機能を提供することができないことを判断した場合、
初期モード制御信号を出力するなどの変更も可能であ
る。この場合も、施工時などにおいて施工作業者が初期
モードにあることが確認することができるため、安全性
及び利便性を向上させることができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1に係る発明の照明制御システム
は、制御ユニットは、起動時の所定時間にあっては、セ
ンサユニットの出力に依存しない初期モード制御信号を
出力するようにしたので、起動時等にあっても照明装置
が制御されるため、照明装置の特定の動作を確認できる
ことにより、安全性及び利便性をさらに向上させること
ができる。
【0042】請求項2に係る発明の照明制御システム
は、請求項1に記載の構成において、初期モード制御信
号は、リレーユニットが電路を連続的に閉とする信号と
したので、電源復旧後等に照明装置が点灯し照明が消灯
したままということにならないため、例えば瞬時停電直
後に照明が点灯することにより、周囲の状況を的確に判
断できる。
【0043】請求項3に係る発明の照明制御システム
は、請求項1に記載の構成において、初期モード制御信
号は、リレーユニットが電路を交互に閉及び開を繰り返
す信号としたので、電源復旧後等に照明装置が点滅し照
明装置が通常時と異なる動作であることを確認できるた
め、施工時などにおいて施工作業者により初期モードに
あることが確認することができる。
【0044】請求項4に係る発明の照明制御システム
は、請求項1に記載の構成において、初期モード制御信
号は、リレーユニットが電路を交互に開閉、または連続
的に閉とする信号を組み合わせた信号としたので、照明
装置が通常時と異なる動作であることを確認できるた
め、施工時などにおいて施工作業者により初期モードに
あることが確認することができる。
【0045】請求項5に係る発明の照明制御システム
は、請求項1乃至請求項4に記載の構成において、照明
装置を複数設け、初期モード制御信号は、リレーユニッ
トが特定の電路を開閉するようにしたので、システム内
の全ての照明装置を点灯させるのではなく必要な照明だ
けを動作させることができる。
【0046】請求項6に係る発明の照明制御システム
は、請求項1の構成において、照明制御システムは、照
明装置を操作するための操作スイッチを備え、制御ユニ
ットは、操作スイッチから出力される操作信号を処理す
るための通信回路を備えるとともに、その通信回路を介
して通信を行うことができない通信不能状態時には、通
信不能前における電路の状態を保持するための保持モー
ド制御信号を出力するようにしているので、通信不能状
態時には、通信不能前の電路の状態を保持することがで
きる。
【0047】請求項7に係る発明の照明制御システム
は、請求項1乃至請求項5のいずれか構成において、制
御ユニットは、通信不能状態から回復すると初期モード
制御信号を出力するようにしているので、通信不能状態
から回復すると照明装置が通常時と異なる点灯動作によ
り点灯することにより、通信不能状態から回復したこと
を確認できる。
【0048】請求項8に係る発明の照明制御システム
は、請求項7の構成において、初期モード制御信号は、
通信不能前における電路の状態を保持する信号としたの
で、通信不能状態から回復したことを意識させずに通信
可能状態に移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態にかかる照明制御システムのシステ
ム構成図である。
【図2】同上のブロック図である。
【図3】同上の通常モードにかかるタイムチャートであ
る。
【図4】同上の初期モードにかかるタイムチャートであ
る。
【図5】実施の形態2にかかる照明制御システムの初期
モードにかかるタイムチャートである。
【図6】実施の形態3にかかるブロック図である。
【図7】従来例の照明制御システムのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 センサユニット 2 制御ユニット 20 操作スイッチ 21 通信回路 3 リレーユニット 4 照明装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 正 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA11 AA28 AA33 AA49 AA50 AA83 AA85 BA02 BA25 CA01 CC18 CD03 CG06 CG15 CG18 CG31 CH22 CJ03 CJ22 CM05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定エリア内に人が存在するとそれを検
    知して人体検知信号を出力するセンサユニットと、人体
    検知信号に基づき制御信号を出力する制御ユニットと、
    制御信号に基づき電路の開閉を行うリレーユニットと、
    電路の開閉に応じて点灯制御される照明装置と、を有す
    る照明制御システムにおいて、 前記制御ユニットは、起動時の所定時間にあっては、セ
    ンサユニットの出力に依存しない初期モード制御信号を
    出力することを特徴とする照明制御システム。
  2. 【請求項2】 前記初期モード制御信号は、リレーユニ
    ットが電路を連続的に閉とする信号とした請求項1に記
    載の照明制御システム。
  3. 【請求項3】 前記初期モード制御信号は、リレーユニ
    ットが電路を交互に閉及び開を繰り返す信号とした請求
    項1に記載の照明制御システム。
  4. 【請求項4】 前記初期モード制御信号は、リレーユニ
    ットが電路を交互に開閉、または連続的に閉とする信号
    を組み合わせた信号とした請求項1に記載の照明制御シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記照明装置を複数設け、前記初期モー
    ド制御信号は、リレーユニットが特定の電路を開閉する
    ようにした請求項1乃至4に記載の照明制御システム。
  6. 【請求項6】 前記照明制御システムは、照明装置を操
    作するための操作スイッチを備え、前記制御ユニット
    は、操作スイッチから出力される操作信号を処理するた
    めの通信回路を備えるとともに、その通信回路を介して
    通信を行うことができない通信不能状態時には、通信不
    能前における電路の状態を保持するための保持モード制
    御信号を出力するようにした請求項1に記載の照明制御
    システム。
  7. 【請求項7】 前記制御ユニットは、通信不能状態から
    回復すると前記初期モード制御信号を出力するようにし
    た請求項1乃至6に記載の照明制御システム。
  8. 【請求項8】 前記初期モード信号は、通信不能前にお
    けるリレーユニットの電路の状態を保持する信号とした
    請求項7に記載の照明制御システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011519144A (ja) * 2008-04-28 2011-06-30 ジュニア, ロタール イー.エス. バディク 複数の設定が可能な照明およびエネルギー制御システムならびにモジュール
CN104768289A (zh) * 2015-03-20 2015-07-08 苏州首旗信息科技有限公司 一种自动感应调光控制系统
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CN106211505A (zh) * 2016-07-06 2016-12-07 太仓诚泽网络科技有限公司 一种舞台灯光场景定位智能调光控制系统及其调光方法

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