JP2006093948A - 共同受信用可変指向性アンテナ及び共同受信システム - Google Patents

共同受信用可変指向性アンテナ及び共同受信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 1台の可変指向性アンテナから、それぞれが異なる方向からの電波を受信した複数の受信信号を出力する。
【解決手段】 ケース2内にそれぞれ異なる方向に指向性を持つように4本のダイポールアンテナ4、6、8、10が配置されている。ケース2内に設けられた4つの分配器16a乃至16dが、アンテナ4、6、8、10の受信信号を同数に分配する。ケース2内に設けられた指向性調整部18a乃至18dに、各分配器16a乃至16dの分配出力が供給される。、指向性調整部18a乃至18dは、各分配出力の位相及びレベルを調整して、供給された分配出力の合成指向性をそれぞれ独立に調整する。ケース2に指向性調整部18a乃至18dに対応して設けられた端子44a乃至44dに、対応する指向性調整部18a乃至18dの出力信号が供給されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、共同受信に適した可変指向性アンテナ及びこれを用いた共同受信用システムに関する。
従来、可変指向性アンテナとしては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。この可変指向性アンテナでは、ケース内に、4組の八木形アンテナが設けられている。ケースを通る1つの仮想直線上に上記4組のうち2組の八木形アンテナが、それぞれ反対方向に指向性を持つように配置されている。上記の仮想直線と直交する別の仮想直線上にそれぞれ反対方向に指向性を持つように、残りの2組の八木形アンテナが配置されている。これら4組の八木形アンテナの受信信号の位相及びレベルを調整して、これら八木形アンテナの合成指向性を所望の方向に向ける。合成指向性を所望の方向に向けた各八木形アンテナの合成信号が、1本の伝送線路を介して1台の受信機に伝送される。
特開2001−36327号公報
上記の可変指向性アンテナでは、合成指向性は、1つの方向にしか向けることができない。ところで、家庭において、複数台の受信機が使用されることがある。この場合、各受信機においてそれぞれ異なる方向から到来する電波を同時に受信することが望まれることがある。しかし、上記の可変指向性アンテナを使用している場合、この可変指向性アンテナからの信号を各受信機に伝送すると、全ての受信機において同一の方向から到来する電波しか受信することができない。全ての受信機において、それぞれ異なる方向から到来する複数の電波のうちそれぞれの受信機が希望する電波を受信しようとすると、受信機ごとに可変指向性アンテナを設置しなければならず、構成が複雑になる。
本発明は、1台の可変指向性アンテナでありながら、それぞれ異なる方向からの電波を良好に受信した複数の受信信号を出力することができる共同受信用可変指向性アンテナ及びこのようなアンテナを使用した共同受信システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様の共同受信用可変指向性アンテナは、ケースを有している。このケースは、扁平なものが望ましい。このケース内にそれぞれ異なる方向に指向性を持つように複数の指向性アンテナが配置されている。指向性アンテナとしては、八木形アンテナやダイポールアンテナを使用することができる。前記ケース内に複数の分配器が設けられている。各分配器は、前記各指向性アンテナの受信信号を同数に分配する。前記ケース内に、各分配器における分配数と同数の指向性調整部が設けられている。各指向性調整部に前記各分配器の分配出力が供給されている。各指向性調整部は、供給された各分配出力の位相及びレベルを調整して、供給された分配出力の合成指向性をそれぞれ独立に調整する。合成指向性の方向は、任意に変更可能である。前記ケースに前記各指向性調整部に対応して複数の端子が設けられている。複数の端子には、対応する前記指向性調整部の出力信号が供給されている。
このように構成された共同受信用可変指向性アンテナでは、各指向性調整部において独自に各アンテナの合成指向性の方向を決定することができる。例えば1つの指向性調整部がA方向に指向性を向けると、別の指向性調整部は、Aとは異なるB方向に指向性を向けることができる。これら異なる方向に指向性を持つ合成出力が、各端子に供給されている。従って、各端子に接続された受信機は、それぞれ異なる方向から到来する電波を個別に受信することができる。1台の指向性調整部によって指向性の方向を調整し、この指向性調整部の出力を分配器によって複数の端子に分配した場合には、各端子に接続された受信機は、どれも同一の方向から到来する電波しか受信できない。しかし、この共同受信用可変指向性アンテナでは、各アンテナの受信信号を、複数の指向性調整部に分配し、各指向性調整部において独自に指向性の方向を調整し、対応する端子に合成受信信号を供給しているので、各端子に接続された受信機は、それぞれ所望の方向から到来する電波を受信することができる。
前記各端子は、異なる受信機に接続される。前記各受信機それぞれは、対応する前記端子を介して対応する指向性調整部に指向性可変制御信号を伝送し、前記対応する指向性調整部は、前記指向性可変制御信号に応じて合成指向性を変化させる。指向性可変制御信号は、各受信機が受信しようとする周波数帯(チャンネル)の最適な指向性に、可変指向性アンテナの指向性をするものである。このように構成すると、各受信機からそれぞれ所望の方向に合成指向性の方向を向けることができる。
このような共同受信用アンテナの各端子を、異なる受信機にそれぞれ接続することによって、共同受信システムを構成することができる。このシステムでは、上述したように、各受信機からの指向性可変制御信号によりそれぞれ所望の方向に合成指向性の方向を向けることができる。
以上のように、本発明による共同受信用可変指向性アンテナでは、1台の可変指向性アンテナでありながら、それぞれ異なる方向に指向性を向けた複数の受信信号を出力することができるので、これら受信信号が供給された受信機は、それぞれ異なる方向からの電波を受信することができる。
本発明の1実施形態の共同受信用可変指向性アンテナ1は、図2に示すようにケース2を有している。ケース2は、平面形状が概略八角形の扁平なものである。ケース2内に、複数、例えば4基の指向性アンテナ、例えばダイポールアンテナ4、6、8、10が配置されている。
ダイポールアンテナ4は、素子4a、4bからなり、ダイポールアンテナ6は、素子6a、6bからなる。同様に、ダイポールアンテナ8は、素子8a、8bからなり、ダイポールアンテナ10は、素子10a、10bからなる。これら素子4a、4b、6a、6b、8a、8b、10a、10bは、例えばプリント基板をエッチングすることによって構成されている。ダイポールアンテナ4、6、8、10が所定の周波数帯、例えばUHFテレビジョン放送帯の電波を受信するように、各素子4a、4b、6a、6b、8a、8b、10a、10bの長さが選択されている。
ダイポールアンテナ4の素子4a、4bは、ケース2の一辺に平行に配置されている。ダイポールアンテナ6の素子6a、6bは、素子4a、4bに平行に所定の間隔、例えばダイポールアンテナ4、6の受信中心波長の1/4よりも短い間隔、具体的には約1/8の間隔を隔てて配置されている。これら両ダイポールアンテナ4、6は、それらの長さ方向に対して垂直な方向に8の字指向性を示す。これら両ダイポールアンテナ4、6は、両者の間隔の中央がケース2の中心に位置するように配置されている。
ダイポールアンテナ8の素子8a、8bは、ダイポールアンテナ4、6と直交するように配置され、かつ素子4a、6aと内側端部付近で交差している。同様にダイポールアンテナ10の素子10a、10bは、ダイポールアンテナ8の素子8a、8bと所定の間隔、例えばダイポールアンテナ4、6の受信中心波長λの1/4よりも短い間隔、具体的には約1/8の間隔を隔てて平行に配置され、かつ素子4b、6bと内方側端部近傍で交差している。素子4a、4b、6a、6b、8a、8b、10a、10bの交差は、電気的に互いに影響を与えないように行われている。これら両ダイポールアンテナ8、10は、それらの長さ方向に対して垂直な方向に8の字指向性を示す。これら両ダイポールアンテナ8、10は、両者の間隔の中央がケース2の中心に位置するように配置されている。
これら各アンテナ4、6、8、10の受信信号は、それらの内方端部にそれぞれ設けた給電点から、ケース2の中央に設けた基板12上に形成された各回路に供給されている。
基板12上の回路は、図1に示すように、増幅器14a、14b、14c、14dを有している。これら増幅器14a、14b、14c、14dは、対応するアンテナ4、6、8、10の受信信号を増幅して、対応する分配器、例えば4分配器16a、16b、16c、16dに供給する。4分配器16aからの1分配出力a1、4分配器16bからの1分配出力a2、4分配器16cからの1分配出力a3、4分配器16dの1分配出力a4は、指向性調整部18aに供給されている。4分配器16a乃至16dの各分配出力b1乃至b4、c1乃至c4、d1乃至d4も、指向性調整部18b乃至18dに供給されている。
指向性調整部18aでは、各分配器16a乃至16dからの分配出力a1乃至a4は、対応する移相手段、例えば移相器20a、22a、24a、26aに供給される。これら移相器20a、22a、24a、26aは、入力された信号の位相を、制御部28aから供給される位相制御信号に基づいて制御するものである。
これら移相器20a、22a、24a、26aの出力信号は、レベル調整手段、例えば振幅調整器30a、32a、34a、36aに供給されている。振幅調整器30a、32a、34a、36aは、入力された信号の振幅を、制御部28aから供給される振幅制御信号に基づいて制御するものである。
これら振幅調整器30a、32a、34a、36aの出力信号は、合成手段、例えば合成器38aによって合成され、増幅手段、例えば増幅器40aを介して重畳分離回路42aを介してケース2に設けられた端子44aに供給される。
他の指向性調整部18b乃至18dも、指向性調整部18aと同一の構成であるので、指向性調整部18b乃至18dの各構成要素に、指向性調整部18aの対応する構成要素に付した符号の添え字をaからb、c、dに変えた符号を付して、その説明を省略する。また、端子44b乃至44dも、端子44aと同様にケース2に設けられている。
図3に示すように、各端子44a乃至44dは、伝送線路を介して例えば同一の家庭の異なる部屋に配置されている受信機、例えばテレビジョン受信機46a乃至46dに伝送線路、例えば同軸ケーブル48a乃至48dを介して接続されている。
指向性調整部18a乃至18dにおいて各ダイポールアンテナ4、6、8、10の合成指向性を任意の方向に調整できる点について説明する。指向性調整部18a乃至18dいずれにおいても同様であるので、指向性調整部18aを例として説明する。なお、ダイポールアンテナ4側からダイポールアンテナ6に向かって到来する電波を前側からの電波、ダイポールアンテナ6からダイポールアンテナ4側に向かって到来する電波を後側からの電波、ダイポールアンテナ8側からダイポールアンテナ10側に向かって到来する電波を左側からの電波、ダイポールアンテナ10側からダイポールアンテナ8側に向かって到来する電波を右側からの電波と称する。
後側からの電波が、ダイポールアンテナ4、6において受信されたとき、ダイポールアンテナ4に生じる受信信号は、ダイポールアンテナ6に生じる受信信号よりも位相が遅れている。これは、ダイポールアンテナ4、6が1/4λよりも狭い間隔をあけて配置されているからである。この遅れは、1/4λよりも少ない。従って、移相器20aにおいて、ダイポールアンテナ4の受信信号の位相をさらに遅らせて、移相器20aの出力側に1/4λ位相が遅れたダイポールアンテナ4の受信信号を生じさせて、ダイポールアンテナ6の受信信号と合成すると、その合成指向性は、後側ではなく前側を向く。
前側から電波が到来するとき、ダイポールアンテナ6の受信信号は、ダイポールアンテナ4の受信信号よりも位相が遅れている。これは、ダイポールアンテナ4、6が1/4λよりも狭い間隔をあけて配置されているからである。この遅れは、1/4λよりも少ない。従って、移相器22aにおいて、ダイポールアンテナ6の受信信号の位相をさらに遅らせて、移相器22aの出力側に1/4λ位相が遅れたダイポールアンテナ6の受信信号を生じさせて、ダイポールアンテナ4の受信信号と合成すると、その合成指向性は、前側ではなく後側を向く。
このように移相器20aまたは22aのいずれかにおいて位相調整することによって、ダイポールアンテナ4、6の合成指向性を前側または後側いずれかを向かせることができる。
同様にして、移相器24aまたは26aのいすれかにおいて位相調整することによって、ダイポールアンテナ8、10の合成指向性を右側または左側いずれかを向かせることができる。
例えばダイポールアンテナ4、6の合成指向性を前側に向け、ダイポールアンテナ8、10の合成指向性を右側に向けた状態において、ダイポールアンテナ4、6の合成信号及びダイポールアンテナ8、10の合成信号の振幅を共に1/2に減衰させて、合成すると、その合成指向性は、右側と前側との間の45度の方向を向く。また、ダイポールアンテナ4、6の合成信号の振幅をそのままとして、ダイポールアンテナ8、10の合成信号の振幅を約0.41に減衰させて合成すると、前側から右側に22.5度傾いた方向に合成指向性が向く。また、ダイポールアンテナ8、10の合成信号の振幅をそのままとして、ダイポールアンテナ4、6の合成信号の振幅を約0.41に減衰させて合成すると、前側から右側に62.5度傾いた方向に合成指向性が向く。このように例えばダイポールアンテナ4、6の合成指向性を前側に向け、ダイポールアンテナ8、10の合成指向性を右側に向けた状態において、振幅調整器30a、32a、34a、36aで振幅を適切に減衰させれば、前側及び右側において任意の方向に合成指向性を向けることができる。但し、ダイポールアンテナ4の受信信号が供給される振幅調整器30aと、ダイポールアンテナ6の受信信号が供給される振幅調整器32aとの減衰量は同じにし、ダイポールアンテナ8の受信信号が供給される振幅調整器34aとダイポールアンテナ10の受信信号が供給される振幅調整器36aとの減衰量は同じにする。
ダイポールアンテナ4、6の合成指向性を前側に向け、ダイポールアンテナ8、10の合成指向性を左側に向けて振幅調整器30a乃至36aを調整することによって、前側と左側との間で合成指向性を調整することができる。同様にダイポールアンテナ4、6の合成指向性を後側に向け、ダイポールアンテナ8、10の合成指向性を右側に向けて振幅調整器30a乃至36aを調整することによって、後側と右側との間で合成指向性を調整することができる。また、同様にダイポールアンテナ4、6の合成指向性を後側に向け、ダイポールアンテナ8、10の合成指向性を左側に向けて振幅調整器30a乃至36aを調整することによって、後側と左側との間で合成指向性を調整することができる。
振幅調整器30a乃至30dの減衰量を0から無限大まで連続的に変化させるように構成すれば、ダイポールアンテナ4、6、8、10の合成指向性を連続的に変更することができる。また、振幅調整器30a乃至30dの減衰量を段階的に変化させることによって、ダイポールアンテナ4、6、8、10の合成指向性を段階的に変化させることができる。
このような指向性調整部18a乃至18dをそれぞれ個別に設け、そのれらの出力を端子44a乃至44dに個別に出力し、TV受信機46a乃至46dにそれぞれ供給しているので、1台の共同受信用アンテナ1の使用で、各TV受信機46a乃至46dにおいてそれぞれ異なる方向から到来する電波を受信することができる。なお、例えばアメリカ合衆国等において、このように異なる方向からそれぞれテレビジョン放送信号が送信されている。各指向性調整部18a乃至18dでの合成指向性の調整を各TV受信機46a乃至46dにおいて行えるように、TV受信機46a乃至46dは同軸ケーブル48a乃至48dを介して指向性可変制御信号を対応する端子44a乃至44dに供給する。この指向性可変制御信号は対応する重畳分離回路42a乃至44dから対応する制御部28a乃至28dに供給される。指向性可変制御信号は、移相器を制御する移相制御信号と、振幅調整器を制御する振幅制御信号とからなり、各TV受信機が受信しようとするチャンネルの最適な指向性を生成するものである。
本発明の第2の実施の形態は、指向性調整部の構成が異なる以外、第1の実施の形態と同様に構成されている。この実施の形態におけるダイポールアンテナ4、6、8、10と、分配器16a乃至16dと、1台の指向性調整部118aを図4に示す。他の3つの指向性調整部も、指向性調整部118aと同様に構成されている。
指向性調整部118aに供給される前に、各アンテナ4、6、8、10の受信信号は、バラン200、202、204、206を介してフィルタ手段、例えばハイパスフィルタ208、210、212、214に供給される。バラン200と202とは、同相の信号が入力されたとき、その出力に生じる信号が互いに逆相となるように構成されている。また、バラン204と206も、同相の信号が入力されたとき、その出力に生じる信号が互いに逆相となるように構成されている。ハイパスフィルタ208、210、212、214は、上記各受信信号から不要周波数帯成分を除去する。
各ハイパスフィルタ208、210、212、214の出力は、4分配器16a乃至16dにおいて4分配される。
これら4分配器16a乃至16dの分配信号a1乃至a4が指向調整部118aにおける増幅、非増幅切換回路240に供給される。増幅、非増幅切換回路240は、切換スイッチ216、218、220、222、増幅器224、226、228、230、切換スイッチ232、234、236、238によって構成されている。増幅、非増幅切換回路240から、上記各受信信号に対応する信号が増幅された状態、または非増幅の状態で出力される。各受信信号のC/N比が悪い状態では、各増幅器224、226、228、230によって各受信信号が増幅される。
増幅、非増幅切換回路240から出力されたダイポールアンテナ4、6の受信信号に相当する信号は、移相手段、例えば位相調整合成器242に供給される。この位相調整合成器242では、増幅、非増幅切換回路240からのダイポールアンテナ4の受信信号に相当する信号は、切換スイッチ244の切換によって、合成器246の一方の入力端子に供給されるか、或いは位相回路248の一端に供給される。同様に、増幅、非増幅切換回路240からのダイポールアンテナ6の受信信号に相当する信号は、切換スイッチ250の切換によって、合成器246の一方の入力端子に供給されるか、或いは位相回路248の他端に供給される。合成器246の他方の入力端子には、切換スイッチ252を介して位相回路248の一端または他端の信号が供給される。
切換スイッチ244、250、252は連動しており、切換スイッチ244が合成器246の一方の入力端子にダイポールアンテナ4の受信信号に相当する信号を供給しているとき、切換スイッチ250は、ダイポールアンテナ6の受信信号に相当する信号を位相回路248の他端に供給し、切換スイッチ252が位相回路248の一端の信号を合成器246の他方の入力端子に供給している。逆に、切換スイッチ250がダイポールアンテナ6の受信信号に相当する信号を合成器246の一方の入力端子に供給しているとき、切換スイッチ244はダイポールアンテナ4の受信信号に相当する信号を位相回路248の一端に供給し、切換スイッチ252が位相回路248の他端の信号を合成器246の他方の入力端子に供給している。位相回路248の位相量については、後述する。
同様に、増幅、非増幅切換回路240から出力されたダイポールアンテナ8、10の受信信号に相当する信号は、位相調整合成回路254に供給される。この位相調整合成回路254では、増幅、非増幅切換回路240からのダイポールアンテナ8の受信信号に相当する信号は、切換スイッチ256の切換によって、合成器258の一方の入力端子に供給されるか、或いは位相回路260の一端に供給される。同様に、増幅、非増幅切換回路240からのダイポールアンテナ10の受信信号に相当する信号は、切換スイッチ262の切換によって、合成器258の一方の入力端子に供給されるか、或いは位相回路260の他端に供給される。合成器258の他方の入力端子には、切換スイッチ264を介して位相回路260の一端または他端の信号が供給される。
切換スイッチ256、262、264も連動しており、切換スイッチ256が合成器258の一方の入力端子に、ダイポールアンテナ8の受信信号に相当する信号を供給しているとき、切換スイッチ262はダイポールアンテナ10の受信信号に相当する信号を位相回路260の他端に供給し、切換スイッチ264は位相回路260の一端の信号を合成器258の他方の入力端子に供給している。逆に、切換スイッチ262がダイポールアンテナ10の受信信号に相当する信号を合成器258の一方の入力端子に供給しているとき、切換スイッチ256はダイポールアンテナ8の受信信号に相当する信号を位相回路260の一端に供給し、切換スイッチ264は位相回路260の他端の信号を合成器258の他方の入力端子に供給している。位相回路260の位相量についても、後述する。
位相調整回路242を使用することによってダイポールアンテナ4、6の合成指向性を、第1の実施の形態で言う前側及び後側のうち選択された方向に向けることができる。同様に、位相調整回路254を使用することによって、ダイポールアンテナ8、10の合成指向性を、第1の実施の形態で言う右側及び左側のうち選択された方向に向けることができる。
後側方向からダイポールアンテナ4、6に向かって電波が到来したと考える。後側から到来したUHF帯の電波は、ダイポールアンテナ4、6で受信され、バラン200、202に出力を生じる。しかし、前側のダイポールアンテナ4の受信信号によるバラン200の出力は、ダイポールアンテナ6の受信信号によるバラン202の出力よりも、両ダイポールアンテナ4、6の間隔(1/4λよりも小さい)に基づいて遅延量Dだけ遅延し、かつバラン200、202の構成の相違によって位相が反転している。即ち、バラン200の出力信号はバラン202の出力信号に対して−λ/2−Dの位相差を持っている。そこで、各切換スイッチ244、250、252を、バラン202の出力信号は、そのまま合成器246に供給されるが、バラン200の出力信号は位相回路248で予め定めた遅延量D1だけ遅延されて合成器246に供給されるように切り換えられる。これによって、バラン202の出力信号に対するバラン200の出力信号の位相差が−λ/2となるように、位相回路248の遅延量D1を選択してある。従って、後側から到来し、ダイポールアンテナ4、6で受信された受信信号は合成器246aの入力側において実質的に逆相となり、後側に指向性を持たない。これによって、ダイポールアンテナ4、6の合成指向性は前側を向く。
一方、前側から到来したUHF帯の電波が、ダイポールアンテナ4、6で受信された場合、ダイポールアンテナ6の受信信号に基づくバラン202の出力信号は、ダイポールアンテナ6の受信信号よりもDだけ遅延している。一方、バラン200の出力信号は、バラン200、202の構成の相違によってダイポールアンテナ6の受信信号と位相が反転している。従って、バラン200の出力信号はダイポールアンテナ6の受信信号に対して−λ/2の位相差があり、バラン202の出力信号は、ダイポールアンテナ16の受信信号に対して−Dの位相差がある。
ここで、切換スイッチ244、250、252を、バラン200の出力信号が位相回路248に供給され、位相回路248の出力が合成器246の他方の入力端子に供給され、バラン202の出力信号が合成器246の一方の入力端子に供給されるように切り換えると、バラン202の出力信号が位相回路248で遅延されて、合成器246に供給され、バラン200の出力信号が、そのまま合成器246に供給される。バラン200の信号が位相回路248で遅延量Dだけ遅延されるので、合成器246におけるバラン200の出力信号の位相は−λ/2−Dとなり、バラン202の出力信号の位相−Dとの間には−λ/2の位相差がある。その結果、ダイポールアンテナ4、6の合成指向性は、後側を向く。
このように位相調整合成回路242においては、前側に指向性を持たせる場合でも、後側に指向性を持たせる場合にも、同一の位相回路248を使用している。
ダイポールアンテナ8、10の受信信号も、位相調整回路254において、同様に処理されて、図1における右側または左側を向く指向性に切り換えることができる。但し、位相回路260における遅延量は、位相回路248における遅延量と同じである。
合成器246、258から前側または後側に指向性を持つUHF帯の信号が出力されているとき、これら信号の指向性を適切に選択し、かつこれら信号を振幅調整手段、例えばレベル調整回路314によって適切に調整して合成すれば、前側方向を零度として任意の角度に指向性を向けることができる。
そのため、レベル調整回路314は、レベル調整手段、例えば可変減衰器316と318と、これら可変減衰器316、318の出力信号を合成する合成器320とを備えている。可変減衰器316、318は、減衰量を多段階、例えば0dB、7dB及び∞の3段階のうち選択されたものに調整可能に構成されている。
可変減衰器316は、合成器246に接続された入力側切換スイッチ322と合成器320に接続された出力側切換スイッチ324も有している。これら切換スイッチ322、324は連動するものである。連動スイッチ322、324を第1の状態に切り換えたとき、合成器246の信号がそのまま切換スイッチ324を介して合成器320に供給される。即ち、減衰量0の状態となる。連動切換スイッチ322、324を第2の状態に切り換えると、合成器246の信号が、7dB減衰器326によって減衰されて合成器320に供給される。即ち、減衰量7dBの状態となる。切換スイッチ322、324を第3の状態に切り換えたとき、切換スイッチ322、324は各アンテナのインピーダンスに等しいインピーダンスの整合用抵抗器328、330を介して接地される。このとき、合成器320には合成器246の出力信号は供給されず、無限大の減衰状態となる。
可変減衰器318も、可変減衰器316と同様に構成されている。同等部分には同一符号の末尾に添え字aを付して、その説明を省略する。
前側を0度、右側を90度、後側を180度、左側を270度とした場合、ダイポールアンテナ4、6、8、10の合成指向性の方向が0度から45度までの間には、可変減衰器316は減衰量が0であるが、67.5度から90度までは7dB、無限大と減衰量が増加し、112.5度から135度までは減衰量が7dB、0dBと減少し、157.5度から225度までは減衰量は0を維持する。247.5度から270度までは7dB、無限大と減衰量が増加し、292.5度から315度まで減衰量は7dB、0と減少し、337.5度では減衰量は0となる。
一方、可変減衰器318では、ダイポールアンテナ4、6、8、10の合成指向性の方向が0度から45度までは減衰量が無限大から7dB、0と減少し、67.5度から135度までは減衰量0を維持する。方位角157.5度から180度までは減衰量が7dB、無限大と増加し、202.5度から225度までは減衰量が7dB、0と減少する。247.5度から315度までは減衰量0を維持、337.5度では7dBの減衰量となる。このように一方の減衰量が0であるとき、他方の減衰量は増加または減少する。
なお、各切換スイッチの切換は、図示していない制御部からの制御信号によって行われる。その制御信号は、対応するTV受信機から伝送される。
合成器320の出力信号は、第1の実施形態における合成器38aの出力と同様に処理されて、端子44aに供給される。
第2の実施の形態の指向性調整部118aでは、各ダイポールアンテナ4、6、8、10に個別に移相器を設けずに、ダイポールアンテナ4、6に対して共通に位相回路242を設け、ダイポールアンテナ8、10に対して共通に位相回路254を設けているので、構成を簡略化することができる。また、振幅調整用の可変減衰器316は、合成されたダイポールアンテナ4、6の受信信号に対して共通に1つだけ設けられ、振幅調整用の可変減衰器318は、合成されたダイポールアンテナ8、10の受信信号に対して共通に1つだけ設けられているので、各ダイポールアンテナごとに振幅調整器を設ける必要が無く、構成を簡略化することができる。この共同受信用可変指向性アンテナでは、同一の構成の指向性調整部を複数設ける必要があるので、指向性調整部の構成を簡略化できる点は、重要である。
上記の2つの実施形態では、UHF帯の電波を受信するアンテナを使用したが、これに限ったものではなく、VHF帯の電波を受信するアンテナを使用することもできる。或いは、UHF帯の電波を受信するアンテナに加えて、VHF帯の電波を受信する複数のアンテナを追加し、これらのアンテナの受信信号も分配器によって分配し、各分配出力を複数の指向性調整部に供給して、各指向性調整部においてそれぞれ合成指向性の方向を調整し、各指向性調整部の出力信号をそれぞれ出力することもできる。第2の実施の形態では、増幅、非増幅切換回路240は、各分配器16a乃至16dそれぞれの1つの分配出力と、指向性調整部118aの各切換スイッチ244、250、256、262との間に設けたが、これに限ったものではなく、例えば各ハイパスフィルタ208、210、212、214と各分配器16a、16b、16c、16dの入力側との間に設けることもできる。この場合、増幅、非増幅切換回路240は1台だけ設置することになる。
本発明の第1の実施形態の共同受信用可変指向性アンテナのブロック図である。 図1の共同受信用可変指向性アンテナの概略平面図である。 図1の共同受信用可変指向性アンテナの使用状態を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態の共同受信用可変指向性アンテナの要部のブロック図である。
符号の説明
1 共同受信用可変指向性アンテナ
2 ケース
4、6、8、10 ダイポールアンテナ(可変指向性アンテナ)
16a乃至16d 分配器
18a乃至18d 指向性調整部
44a乃至44d 端子

Claims (3)

  1. ケースと、
    このケース内にそれぞれ異なる方向に指向性を持つように配置された複数の指向性アンテナと、
    前記ケース内に設けられ、前記各指向性アンテナの受信信号を同数に分配する複数の分配器と、
    前記ケース内に設けられ、それぞれに前記各分配器の分配出力が供給され、供給された各分配出力の位相及びレベルを調整して、供給された分配出力の合成指向性をそれぞれ独立に調整する、前記各分配器の分配数と同数に設けられた指向性調整部と、
    前記ケースに前記各指向性調整部に対応して設けられ、対応する前記指向性調整部の出力信号が供給されている複数の端子とを、
    具備する共同受信用可変指向性アンテナ。
  2. 請求項1記載の共同受信用可変指向性アンテナにおいて、前記各端子は、異なる受信機に接続され、前記各受信機それぞれは、対応する前記端子を介して対応する指向性調整部に指向性可変制御信号を伝送し、前記対応する指向性調整部は、前記指向性可変制御信号に応じて合成指向性を変化させる共同受信用可変指向性アンテナ。
  3. 複数の出力端子を有する共同受信用可変指向性アンテナと、
    前記各出力端子に対応して設けられ、対応する前記出力端子に接続された複数の受信機とを、
    具備し、前記共同受信用可変指向性アンテナは、
    ケースと、
    このケース内にそれぞれ異なる方向に指向性を持つように配置された複数の指向性アンテナと、
    前記ケース内に設けられ、前記各指向性アンテナの受信信号を同数に分配する複数の分配器と、
    前記ケース内に設けられ、それぞれに前記各分配器の分配出力が供給され、供給された各分配出力の位相及びレベルを調整して、供給された分配出力の合成指向性をそれぞれ独立に調整する、前記各分配器の分配数と同数の指向性調整部と、
    を、具備し、前記各出力端子は、前記ケースに前記各指向性調整部に対応して設けられ、対応する前記指向性調整部の出力信号が供給され、
    前記各受信機は、対応する前記出力端子を介して対応する前記指向性調整部に指向性可変制御信号を伝送し、前記対応する指向性調整部は、前記指向性可変制御信号に応じて合成指向性を変化させる
    共同受信システム。
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