JP2006093513A - 光学式変位測長器における受光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定スケールと一体化した受光装置は、所定のピッチで配置した複数のフォトダイオードからなっており、高分解能の位置情報を得るため、配列ピッチを小さくすると、隣接するフォトダイオード間でリークするという問題があった。
【解決手段】メインスケールに配置したピッチPの光学格子に対向し、n型基板20に形成した、フォトダイオードとして機能するpウェル10の上に、遮光部と金属配線開口部19とをピッチPで配置した、光学格子と同じパターン形状の金属配線12を形成する。さらに、pウェル10と金属配線12とのコンタクト部16を遮光部に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学式変位測長器の受光装置に関するものであり、詳しくは、複数のフォトダイオードを配列形成したフォトダイオードアレイからなる受光装置に関する。特に、フォトダイオードからなる受光素子と、得られた信号を処理するための演算回路とを同一半導体基板上に設けた半導体装置とガラススケールと光源とからなる光学式エンコーダ方式を用いた高精度な相対位置測長器に関する。
従来から、レーザを用いたレーザ測長器、および光学式エンコーダを用いた光学式エンコーダ測長器が知られている。レーザ測長器は、レーザの波長を単位として測長するため、高い精度を得ることができる。また、レーザ測長器は、主に2点間の長さを測定する相対位置測長に用いられている。
光学式エンコーダ測長器は、一般に、位置検出用にガラス板、フィルムまたは金属薄板等から構成される移動可能なメインスケールと、このメインスケールに所定のピッチで設けられた光学格子と、このメインスケールに対して所定の距離をおいて対抗配置された固定スケールとに対して、その一方側に光源を、他方側に受光装置を配置して構成される。
光源からの光はコリメートされてメインスケールに照射される。メインスケールと固定スケールとにはそれぞれ光透過部と光不透過部とがあり、それらの重なり状態は両スケールの相対移動により変化する。その結果として得られる透過光量の変化を、受光装置を用いて電気信号として検出する。光学式エンコーダ測長器は、メインスケールの相対移動で検出する明暗の繰り返し数を数えることにより、2点間の長さを測定することができる。このような光学式エンコーダ測長器は多くの提案を見るところである(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に示した従来技術は、固定スケールと受光装置とを一体化して、小型化と低コスト化とを図る技術が記載されている。
図8は特許文献1に示した従来技術を示す図である。1はメインスケール、2は光源、3はコリメートレンズ、4は光学格子、4Aは光透過部、4Bは光不透過部、35は受光装置、36はp型層、37はn型基板である。Pはピッチである。
特許文献1に示した従来技術の光学式エンコーダ測長器は、メインスケール1と、メインスケール1に設けられた光透過部4Aと光不透過部4Bとの幅がそれぞれP/2である、ピッチPの光学格子4と、メインスケール1に平行光を照射するための光源2とコリメートレンズ3と、メインスケール1を透過した光を受光する受光装置35とから構成されている。
受光装置35は、メインスケール1の変位方向と垂直な方向に長手方向とする細長いストライプパターン形状としたn型基板37に形成した複数のp型層36を有している。このp型層36とn型基板37との間で構成するpn接合がフォトダイオードであり、受光素子として機能する。p型層36の幅は光学格子4の光透過部4Aの幅と同じP/2であり、メインスケール1の変位方向に沿ってP/4づつずらして配置するものである。
p型層36をピッチ3P/4で配置することで、メインスケール1のピッチPとの関係で互いに90°位相がすれた4相の出力信号が得られ、この出力信号を処理することにより、スケールの変位方向と変位量を検出することができる。
また、フォトダイオードアレイの応答性を向上させた提案も多くなされている(例えば、特許文献2参照。)。
特許文献2に示した従来技術は、メインスケール1を透過した光を受光する受光装置35の高速応答性に関する技術が記載されている。図9は、図8における受光装置35の平面図である。36はp型層、112は金属配線、116はコンタクト部である。
受光装置35は、n型基板上に複数のフォトダイオードを形成するように、幅がP/2であるp型層36と、幅がP/4である微細分離領域とを、ピッチ3P/4で複数配置して構成する。微細分離領域とは、p型層36同士が離間して配置する距離である。また、p型層36はメインスケールの変位方向と垂直な方向が長手方向とする細長いストライプパターン形状を有する。
受光素子の受光面積を大きくするため、p型層36の長手方向を長くするが、p型層36の端部だけに電極を設けると、長手方向の抵抗が大きくなるため応答性が低下する。しかし、図6に示すようなレイアウトは、このp型層36の長手方向の複数箇所で金属配線112と接続するためのコンタクト部116を設けている。このような構成とすることにより、長手方向の抵抗が小さくなり、高速応答性が劣化しないようにしている。
特許第2610624号公報(第3頁、図1) 特許第2690681号公報(第2頁−3頁、図1)
特許文献1に示した従来技術における光学式エンコーダ測長器の受光装置においては、図8に示す受光装置35は、メインスケール1に設けられた光学格子4のピッチPが20μmと十分に大きい場合であり、p型層36の幅P/2と微細分離領域の幅P/4とを不純物の熱拡散により形成することが可能である。しかし、光学式エンコーダ測長器の分解能をより高くするには、光学格子4のピッチPを小さくする必要がある。ただし、p型拡散層36の配列ピッチは固定スケールとして機能しているので、配列されたp型層36の微細分離領域の幅はP/4でなければならない。つまり、微細分離領域の幅P/4は、p型層36間のリーク電流が増加するため、製造プロセスで決められる、隣接するp型層36間の最小距離より小さい値をとることはできない。
また、フォトダイオードなどの受光素子と位置検出回路とアナログ回路調整回路とを同一のチップ内に配置される半導体装置においては、複数の演算回路を実行するために最適化された製造プロセスとデザインルールとに基づいて、受光装置を形成することが品質および信頼性の点においても重要である。したがって、このような複数の演算回路を有する半導体装置上に受光素子を形成する場合には、半導体装置を製造するデザインルールより狭いp型層36の幅P/2と微細分離領域の幅P/4とを不純物の熱拡散で形成することは困難である。
また、特許文献2に示した従来技術における光学式エンコーダ測長器においては、図9に示すフォトダイオードとして機能するp型層36と、その信号を取り出すための金属配線112とは、受光部であるp型層領域でコンタクト部116を設けている。そのため受光部を100%有効に使うことができない。応答性を改善しようとコンタクト部116を増加すると、受光面積が減少することになる。
したがって、本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解消した固定スケールと受光素子とを一体化した受光装置であって、既存の半導体装置製造プロセスに適合するとともに、光学式変位測長器における受光装置の小型化と高速応答性とを図る技術を提供する
ものである。
本発明は上記した目的を達成するため、以下に記載するような技術構成を採用するものである。
本発明の光学式変位測長器における受光装置は、上記目的を達成するために、以下のような構造を採用する。
第1導電型の半導体基板と、半導体基板に設け、細長いパターン形状を有する第2導電型の拡散層と、拡散層と半導体基板とで形成するpn接合は、受光素子として機能する受光装置において、
拡散層の表面に拡散層と同じ導電型であり不純物濃度の高い高濃度不純物層を設け、
受光素子は、高濃度不純物層および拡散層と半導体基板とのpn接合を有し、
拡散層の上部に予め定められた所定のピッチで配置する遮光手段を備え、
遮光手段で覆われている箇所で拡散層と遮光手段とをコンタクトすることを特徴とする。
第1導電型の半導体基板と、半導体基板に設け、細長いパターン形状を有する第2導電型の拡散層と、拡散層と半導体基板とで形成するpn接合は、受光素子として機能する受光装置において、
拡散層の表面に拡散層と同じ導電型であり不純物濃度の高い高濃度不純物層を設け、
受光素子は、高濃度不純物層および拡散層と半導体基板とのpn接合を有し、
拡散層の上部に予め定められた所定のピッチの整数倍で配置する遮光手段を備え、
遮光手段で覆われている箇所で拡散層と遮光手段とをコンタクトすることを特徴とする。
遮光手段は、電極配線を形成する金属膜からなることを特徴とする。
遮光手段は、金属膜と、金属膜と層間絶縁膜とを挟んで形成する少なくとも1つの層の遮光膜とからなることを特徴とする。
受光装置を複数設け、
複数の受光装置を細長いパターン形状の長手方向と垂直方向に配置するとともに、長手方向と平行方向に所定の距離をずらして配置して受光装置列を形成し、
受光装置列から位相の異なる信号を検出することを特徴とする。
本発明は上記した構成によって、以下に記載するような特徴を有するものである。
本発明の技術では半導体装置製造プロセスにおいて、寸法精度が最も良くでる金属配線を、受光素子の上に設けた固定スケールとすることにより、従来の受光素子を形成する不純物の熱拡散層を所定のピッチで配置して、固定スケールとして定める技術より、微細ピッチのメインスケールの光学格子を用いることが可能となる。
つまり、メインスケールの光透過部と光不透過部と、固定スケールの光透過部と光不透過部との重なり状態が、両スケールの相対移動により変化する。その結果として得られる透過光量の変化を微細ピッチで検出することが可能である。すなわち、メインスケールの変位量をより高分解能で測定することができる。
さらに、固定スケールの光不透過部として、受光素子の上に形成する金属配線に覆われ
ている複数箇所で、受光素子とのコンタクト部を設けて、受光素子からの信号を得る。つまり、従来技術のように、応答性を改善するために、受光部に金属配線とのコンタクト部を設けて受光面積を減らすことはない。
このように、本発明の光学式変位測長器における受光装置(以下、単に受光装置と称する)は、上記したような技術構成を採用していることから、上記した従来技術の問題点を解消し、受光素子上に金属膜を用いてメインスケールに設けられた光学格子と同じピッチPで遮光部を形成することで、デザインルールの最小拡散層幅と最小拡散層間隔とに制限されることなく、遮光膜に用いる金属膜のデザインルールにおける最小配線幅と最小配線間隔とで制限される寸法まで光学格子のピッチPを小さくし、高分解能の位置検出が可能となる。
さらに、半導体製造プロセスを変更することなく受光素子を形成できるので、同一チップ内に信号処理回路等の複数の演算回路を搭載することが可能である。
本発明の受光装置は、固定スケールと受光素子とを一体化して、高分解能化と1チップ化による小型化とを、半導体製造プロセスを変更することなく実現することができる。
以下の説明においては、メインスケールには光透過部と光不透過部との幅が、それぞれ、P/2である、ピッチPの光学格子が設けられているものとして説明する。
以下に、本発明の受光装置の構成を図面を参照して説明する。本発明の実施の形態では、受光素子としてはフォトダイオードを例にして説明する。このフォトダイオードは、n型の半導体基板にp型の層を設け、このpn接合が入射光に応じて光電変換を行うものである。本発明の実施の形態では、n型を第1導電型としp型を第2導電型とする。
図1は本発明の第1の実施の形態を示す受光装置の平面図であり、図2(a)、図2(b)はそれぞれ図1のA−A’断面、B−B’断面の断面図である。
図1において、10は第2導電型の拡散層であるpウェル、11は高濃度不純物層であるp層、12は金属配線、14は基板拡散層であるn層、15は基板電極、16はコンタクト部、19は金属配線開口部である。図1には図示しないが、これらは第1導電型の半導体基板であるn型基板20に設けている。lyはpウェル10の幅、kyは金属配線12の幅、kxは金属配線開口部19の長さ、kyはlyより広い幅を示す。Pはメインスケールに設けた光学格子のピッチである。
n型基板20には、図示しない電源装置から基板電極15とn層14とを介して電源電圧が印加されている。これは、n型基板20の電位を固定するためのものである。このn型基板20の表面にメインスケールの変位方向と平行な方向、すなわち、図1では左右の方向に細長いパターン形状のp層であるpウェル10を形成する。ここで、p層11およびpウェル10をアノードとし、n型基板20をカソードとするフォトダイオードを構成することができる。このフォトダイオードは、pn接合界面が入射光に応じて光電変換をする。なお、p層11については後述する。
図1に示すように、金属配線12は、pウェル10の幅lyより広い幅kyで、pウェル10の上部を覆うように形成する。この金属配線12は、幅がP/2の金属配線開口部19を有しており、この金属配線開口部19をメインスケールに設けた光学格子のピッチPで設けている。つまり、金属配線12は、遮光手段として機能する。pウェル10の金属配線12で覆われている部分は遮光部であり、固定スケールの光不透過部と同じ機能となる。また、金属配線12による遮光部は、pウェル10と金属配線12とのコンタクト部16が形成されている。すなわち、pウェル10と金属配線12とにより、信号線と固
定スケールを一体化した受光装置を構成する。
図1には、コンタクト部16は遮光部に1つ形成するように記載したが、これ限定はされずに、コンタクト部は1つの遮光部に複数設けてもよい。このように、pウェル10と金属配線12とのコンタクト部16を各遮光部に形成することにより、各遮光部下のpウェル10が金属配線12により接続されるから、pウェル10の長手方向の抵抗を小さくすることができる。つまり、本発明の第1の実施の形態の構成を用いることで、受光素子の受光部の面積を減らすことなく、受光素子の応答性を改善することが可能である。
図1において、金属配線開口部19の長さkxは、半導体製造プロセスにおける最小金属配線幅をksとすると、kx=ky−ks以下であればよい。ただし、pウェル10の幅lyより大きく、pウェル10が全幅で受光できることが望ましい。pウェル10の幅lyは、メインスケールの光学格子のピッチPに制限されること無く、自由に設計することができる。
つまり、図1のように、n型基板20にpウェル10をメインスケールの変位方向と平行な方向に長手方向とする細長いパターン形状とすることと、金属配線12で固定スケールのパターンを形成することとにより、金属配線12で遮光手段を兼ねることができ、固定スケールと受光素子とを一体化する受光装置が可能である。
詳しくは、pウェルの最小幅をlsとし、Pウェル−Pウェル間の最小距離をrsとし、最小金属配線幅をksとし、最小金属配線間隔をktとすると、lsとrsとに制限はさないが、ksとktとのどちらか一方が、P/2と等しくなるピッチPのメインスケールまで、固定スケールと受光素子とを一体化した半導体装置の設計が可能である。
一般的に、半導体装置製造プロセスにおいて、lsとrsとに比べ、ksとktとの方が小さく、そして、より高精度の寸法制御が可能である。したがって、より小さいピッチPのメインスケールを使えるので、メインスケールの変位量をより高分解能で測定することができる。
図2(a)、図2(b)は本発明の受光装置のそれぞれ図1におけるA−A’断面、B−B’断面の断面図である。13はnウェル、20はn型基板、21はフィールド酸化膜、22は絶縁膜、24は保護膜である。図2では、n型基板20においてpウェル10を設けていない部分にnウェル13を設けている場合を例にして説明する。図1と同一の構成要素には同一の番号を付与している。
受光装置と位置検出回路とアナログ回路調整回路とを同一のチップ内に配置する半導体装置製造プロセスで製作する。n型基板20にpウェル10とnウェル13とを形成する。フィールド酸化膜21を形成した後、pウェル10に同じ導電型の高濃度不純物層であるp層11とnウェル13に基板拡散層であるn層14を形成する。次に絶縁膜22を形成後にコンタクト部16を開口して、金属配線12を形成する。最後に保護膜24を形成する。
図2(a)に示す受光装置において、受光素子であるフォトダイオードとして機能するのは、n型基板20とpウェル10とのpn接合部である。より正確には、先の説明の通り、n型基板20には基板拡散層であるn層14を介して電源電圧が印加されている。このため、nウェル13とpウェル10とのpn接合部もフォトダイオードとして機能するのである。
また、図2(b)に示すように、金属配線12を用いて遮光する領域に、pウェル10と金属配線12とのコンタクト部16を設けているので、コンタクト部16を設けるために、金属配線12の開口部の面積を減らす必要は無い。
図2(a),図2(b)において、pウェル10の全面に形成するp層11は、pウェル10より不純物濃度が高い。このため、そのシート抵抗は、pウェル10のシート抵抗と比較すると、オーダーで2桁程度小さい。このことは、光の入射により、任意のpn接合部で発生するキャリアがコンタクト部16に到達する経路において、高抵抗領域を移動する距離は、pn接合部からp層11までの深さ方向の距離で済む。p層11に到達したキャリアはコンタクト部16まで低抵抗領域を移動する。このように、pウェル10の全面にp層11を形成することで、フォトダイオードのシート抵抗を小さくする効果があり、従来技術に比して高速応答性を改善する。
本発明の受光装置の第1の実施の形態では、受光素子としてn型基板20にpウェル10を形成してフォトダイオードを構成したが、これに限定されない。もちろん、p型基板にnウェルを形成してフォトダイオードを構成してもかまわない。この場合、フォトダイオードのアノードとカソードとは、すでに説明した例とは逆になる。
また、図1では、pウェル10より小さくp層11を形成するように記載したが、これは、双方の位置関係を見やすくするためである。図1のような平面から見てpウェル10とp層11とは同じ大きさであってもかまわない。
さらにまた、n型基板20にはnウェル13を設ける場合を説明したが、これに限定はされず、nウェル13を設けなくてもかまわないことは言うまでもない。なお、その際に、n型基板20の不純物濃度の調整を行ってもよい。
[受光装置列の説明:図5、図6]
次に、図1における受光装置を用いて位相のずれた出力信号を得る方法を以下に説明する。メインスケールの変位方向を求めるために、位相の異なる出力信号が少なくとも一つ必要である。また、メインスケールの変位方向と平行に、ピッチPで配置された受光素子列を用いて、さらに高分解能で変位量を検出する方法が知られている。図5にその一例を示す。
図5は、受光素子を有する受光装置の配列を示したものである。329は非受光部、330は受光素子、331〜338は受光素子列である。受光素子330は、光を受けて光電変換を行う部分であるが、非受光部329は光電変換を行わない部分である。
図5に示すように、8つの受光素子列331〜338が、メインスケールの変位方向L−Rと垂直に並んで配置されている。
1つの受光素子列中には、横方向(メインスケールの変位方向L―Rと平行な方向)に、受光素子330が複数個並んでいる。その受光素子の配列ピッチはメインスケールに配置した光学格子のピッチPと同じである。受光素子330の幅と非受光部329の幅とは、光学格子の光透過部の幅P/2と光不透過部の幅P/2と同じである。一方、縦方向(メインスケールの変位方向L―Rと垂直な方向)に並んで配置する隣の受光素子列とは横方向にf=P/8ずらせて配置している。各受光素子列からの検出信号を2値化するだけで、分解能fの変位量を検出することができる。
図6は、図1における受光装置を、図5における8つの受光素子列に置き換えて配置し、受光装置列を構成したものである。10−1はある1つの受光装置を構成するpウェル、10−2はそれと異なる受光装置を構成するpウェルである。例えば、pウェル10−1の金属配線開口部19は、受光素子列331の受光素子330に相当し、pウェル10−2の金属配線開口部19は、受光素子列332の受光素子330に相当する。同様に、12−1はある1つの受光装置の非受光部329に相当する金属配線、12−2はそれと異なる受光装置の非受光部329に相当する金属配線である。
1つの受光素子を構成するpウェル10−1に設けた金属配線12−1の金属配線開口部19と異なる受光素子を構成するpウェル10−2に設けた金属配線12−2の金属配
線開口部19とは、横方向に距離fだけずらして形成する。金属配線開口部19を横方向に距離fだけずらすことにより、pウェル10−1とpウェル10−2とから得られる信号は、f/P位相の異なる信号となる。図6に示す受光装置列は、図を見やすくするため、受光装置を列として2つしか図示していないが、ずらした位相量から求まるn=P/f個の受光装置を縦方向に配置する。各受光装置からの検出信号を2値化するだけで、分解能fの変位量を検出することができる。
本発明の受光装置の異なる実施の形態を図面を用いて説明する。図3は、本発明の第2の実施の形態の受光装置の平面図であり、図4は図3のC−C’断面の断面図である。図3および図4において、18は遮光膜、29は遮光膜開口部である。hyは遮光膜18の幅、lyはpウェル10の幅、kyは金属配線12の幅、kxは金属配線開口部19の長さ、kyはlyより広い幅を示す。Pはメインスケールに設けた光学格子のピッチである。既に説明した同じ構成には同じ番号を付与している。なお、図1で示したn型基板20に電源電位を供給するための基板電極15およびn層14は省略してある。
n型基板20の表面に、メインスケールの変位方向と平行な方向、すなわち、図3では左右の方向に細長いパターン形状のp層であるpウェル10を形成する。ここで、n型基板20とpウェル10とのpn接合界面が入射光に応じて光電変換をするフォトダイオードとして機能する。
本発明の第2の実施の形態の受光装置と第1の実施の形態の受光装置とが大きく異なる部分は、遮光膜18である。遮光膜18を金属配線12の上部に設け、その開口部の位置を、メインスケールの変位方向と平行方向に、P/2ずらしている。
図3に示すように、金属配線12と遮光膜18とは、pウェル10の幅lyより広い幅kyとhyとで、それぞれ、pウェル10の上部に形成する。この金属配線12には、幅がPの金属配線開口部19を、メインスケールに設けた光学格子のピッチPを基準として、2倍のピッチ2Pで設けている。金属配線12と同様に、遮光膜18には幅がPの遮光膜開口部29をピッチ2Pで設けている。さらに、金属配線12の金属配線開口部19と遮光膜18の遮光膜開口部29とは、位置をP/2ずらして配置する。pウェル10の金属配線12と遮光膜18とにより覆われている部分は遮光部であり、固定スケールの光不透過部と同じ機能となる。
したがって、pウェル10には、遮光膜18の幅がPの遮光膜開口部29と、遮光膜開口部29の位置からP/2ずれた、金属配線12の幅がPの金属配線開口部19とを通過した光が到達する。つまり、実質的な開口部の幅はP/2となり、メインスケールに設けた光学格子の光透過部の幅と一致する。一方、実質的な遮光部の幅は3P/2となる。ただし、実質的な開口部のピッチは2Pと、メインスケールに設けた光学格子のピッチPの整数倍である。つまり、メインスケールを透過した同位相の光がpウェル10に入射する。
また、金属配線12による遮光部には、pウェル10と金属配線12とのコンタクト部16が形成されている。すなわち、pウェル10と金属配線12と遮光膜18とにより、信号線と固定スケールを一体化した受光装置を構成する。
このような構成とすることによって、本発明の第1の実施の形態と同様に、受光素子の受光部の面積を減らすことなく、受光素子の応答性を改善することが可能である。
さらに、金属配線12と遮光膜18とを重ねることによって、金属配線12あるいは遮光膜18のどちらかの最小加工寸法にピッチPが左右されることはない。したがって、これらの重なりを変えることによって、ピッチPを任意に選択することができる。
図3において、金属配線12の金属配線開口部19の長さkxは、金属配線12の幅kyから半導体製造プロセスにおける最小金属配線幅ksを引いた値、すなわち、ky−ks以下であればよい。同様に、遮光膜18の遮光膜開口部29の長さhxは、半導体製造プロセスにおける最小遮光膜幅をhsとすると、hy−hs以下であればよい。金属配線開口部19と遮光膜開口部29とは、pウェル10の幅lyより大きく、pウェル10が全幅で受光できることが望ましい。pウェルの幅lyは、メインスケールの光学格子のピッチPに制限されること無く、自由に設計することができる。
つまり、図3のようにn型基板20にpウェル10をメインスケールの変位方向と平行な方向に長手方向とする細長いパターン形状とすることと、金属配線12と遮光膜18とを遮光手段として利用し、固定スケールのパターンとして形成することとにより、固定スケールと受光素子とを一体化することが可能である。また、pウェルの最小幅lsと、Pウェル−Pウェル間の最小距離rsとに制限はされないので、最小金属配線間隔ktと、最小遮光膜間隔htとのどちらか一方が、メインスケールの光学格子のピッチPと等しくなるまで、固定スケールと受光素子とを一体化した半導体装置の設計が可能である。
一般的に、半導体装置製造プロセスにおいてpウェルの最小幅ls、Pウェル−Pウェル間の最小距離rsより最小金属配線幅ks、最小金属配線間隔ktの方が小さく、そして、より高精度の寸法制御が可能である。したがって、より小さいピッチPのメインスケールを使えるので、メインスケールの変位量をより高分解能で測定することができる。
図4は本発明の受光装置の図3におけるC−C’断面の断面図である。23は層間絶縁膜である。既に説明した同一の構成には同一の番号を付与している。受光装置と位置検出回路とアナログ回路調整回路とを同一のチップ内に配置する半導体装置製造プロセスで製作する。
n型基板20にpウェル10と、pウェル10の表面には高濃度不純物層であるp層11を形成する。次に絶縁膜22を形成後にコンタクト部16を開口して、幅Pの開口部をピッチ2Pで設けたパターンの金属配線12を形成する。次に層間絶縁膜23を介して、幅Pの開口部をピッチ2Pで設けたパターンの遮光膜18を、金属配線膜12の金属配線開口部19からP/2ずらして形成する。最後に保護膜24を形成する。
受光素子において、フォトダイオードとして機能するのは基板20とpウェル10とのpn接合部と、図示していないがnウェルとpウェル10とのpn接合部である。また、本発明の第1の実施の形態と同様に、金属配線12を用いて遮光する領域に、pウェル10と金属配線12とのコンタクト部16を設けているので、コンタクト部16を設けるために、開口部の面積を減らす必要は無い。
本発明の第1の実施の形態と同様に、pウェル10の全面にp層11を形成することで、フォトダイオードのシート抵抗を小さくする効果があり、高速応答性を改善する。
本発明の受光装置の第2の実施の形態は、受光素子としてn型基板20にpウェル10を形成してフォトダイオードを構成する例を説明したが、第1の実施の形態と同様に、これに限定されない。
また、図3では、pウェル10より小さくp層11を形成するように記載したが、これは図を見やすくするためであって、これも第1の実施の形態の場合と同様である。
[受光装置列の説明:図3、図5:図7]
次に、図3における受光装置を用いて位相のずれた出力信号を得る方法を以下に説明する。図5は、先に説明したとおり、幅P/2の受光素子がピッチPで配列する受光素子列
が図示されているが、ピッチ2Pで配列する場合においても、同様である。
図7は図3における受光装置を、図5における8つの受光素子列に置き換えて配置し、受光装置列を構成したものである。本発明の受光装置の第1の実施の形態と同様に、10−1はある1つの受光装置を構成するpウェル、10−2はそれと異なる受光装置を構成するpウェルである。例えば、pウェル10−1の金属配線開口部19と遮光膜開口部29とからなる開口部分は、受光素子列331の受光素子330に相当し、pウェル10−2の金属配線開口部19と遮光膜開口部29とからなる開口部分は、受光素子列332の受光素子330に相当する。12−1はある1つの金属配線、12−2はそれと異なる金属配線である。18−1はある1つの遮光膜、18−2はそれと異なる遮光膜である。金属配線12−1と遮光膜18−1とで遮光される部分は、受光素子列331の非受光部329に相当し、金属配線12−2と遮光膜18−2とで遮光される部分は、受光素子列332の非受光部329に相当する。
1つの受光素子を構成するpウェル10−1に設けた金属配線12−1の金属配線開口部19と異なる受光素子を構成するpウェル10−2に設けた金属配線12−2の金属配線開口部19とは、横方向に距離fだけずらして形成する。同様に、遮光膜18−1の遮光膜開口部29と遮光膜18−2の遮光膜開口部29とは、横方向に距離fだけずらして形成する。
開口部を距離fだけずらすことによりpウェル10−1とpウェル10−2とから得られる信号は、f/P位相の異なる信号となる。図9においては図を見やすくするため、受光装置を2つしか図示していないが、ずらした位相量から求まるn=P/f個の受光装置を配置する。各受光装置からの検出信号を2値化するだけで、分解能fの変位量を検出することができる。
本発明の第1の実施の形態では、ピッチPの取りうる最小値は、金属配線12の最小金属配線幅の2倍となるが、第2の実施の形態では、ピッチPと最小金属配線幅は等しくなる。したがって、第2の実施の形態では、第1の実施の形態に比して、より高分解能で変位を検出することが可能となる。
本発明の受光装置は、半導体基板に設けたフォトダイオードの上に金属配線を用いて固定スケールを一体化したものであり、半導体装置製造プロセスにおける金属配線の加工精度で固定スケールを形成するのであるから、メインスケールの変位量をより高分解能で測定することができる。したがって、高分解能の光学式変位測長器用の受光装置として好適である。
本発明の第1の実施の形態の受光装置の構成を説明する平面図である。 本発明の第1の実施の形態の受光装置を説明する断面図である。 本発明の第2の実施の形態の受光装置の構成を説明する平面図である。 本発明の第2の実施の形態の受光装置を説明する断面図である。 互いに異なる位相の複数の受光素子列の配列を説明する平面図である。 本発明の第1の実施の形態の受光装置を用いて位相の異なる信号を得るように配置した平面図である。 本発明の第2の実施の形態の受光装置を用いて位相の異なる信号を得るように配置した平面図である。 従来の光電式エンコーダの構成例を示す。 従来の固定スケールと受光素子とを一体化したフォトダイオードアレイの平面図である。
符号の説明
10 pウェル
11 p
12 金属配線
13 mウェル
14 n
15 基板電極
16 コンタクト部
18 遮光膜
19 金属配線開口部
20 n基板
21 フィールド酸化膜
22 絶縁膜
23 層間絶縁膜
24 保護膜
29 遮光膜開口部

Claims (5)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板に設け、細長いパターン形状を有する第2導電型の拡散層と、
    前記拡散層と前記半導体基板とで形成するpn接合は、受光素子として機能する受光装置において、
    前記拡散層の表面に前記拡散層と同じ導電型であり不純物濃度の高い高濃度不純物層を設け、
    前記受光素子は、前記高濃度不純物層および前記拡散層と前記半導体基板とのpn接合を有し、
    前記拡散層の上部に予め定められた所定のピッチで配置する遮光手段を備え、
    前記遮光手段で覆われている箇所で前記拡散層と前記遮光手段とをコンタクトすることを特徴とする受光装置。
  2. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板に設け、細長いパターン形状を有する第2導電型の拡散層と、
    前記拡散層と前記半導体基板とで形成するpn接合は、受光素子として機能する受光装置において、
    前記拡散層の表面に前記拡散層と同じ導電型であり不純物濃度の高い高濃度不純物層を設け、
    前記受光素子は、前記高濃度不純物層および前記拡散層と前記半導体基板とのpn接合を有し、
    前記拡散層の上部に予め定められた所定のピッチの整数倍で配置する遮光手段を備え、
    前記遮光手段で覆われている箇所で前記拡散層と前記遮光手段とをコンタクトすることを特徴とする受光装置。
  3. 前記遮光手段は、電極配線を形成する金属膜からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受光装置。
  4. 前記遮光手段は、前記金属膜と、前記金属膜と層間絶縁膜とを挟んで形成する少なくとも1つの層の遮光膜とからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受光装置。
  5. 前記受光装置を複数設け、
    複数の前記受光装置を前記細長いパターン形状の長手方向と垂直方向に配置するとともに、前記長手方向と平行方向に所定の距離をずらして配置して受光装置列を形成し、
    前記受光装置列から位相の異なる信号を検出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の受光装置。
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