JP2006093137A - イオン電流密度を向上させるアークチャンバを持つイオン注入装置 - Google Patents

イオン電流密度を向上させるアークチャンバを持つイオン注入装置 Download PDF

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Abstract

【課題】イオン電流密度を向上させるアークチャンバを持つイオン注入装置を提供する。
【解決手段】内部に一定空間を持つアークチャンバ100と、アークチャンバ100内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメント102と、アークチャンバ100内の他側に位置して熱電子の消耗を防止するリペラ108と、アークチャンバ100内に磁場を提供する電磁石と、を備え、アークチャンバ100のボディ140の内壁145の形態が外側に脹らんでいることを特徴とするイオン注入装置。これにより、熱電子がボディで消耗されずに電子損失を減らして、アークチャンバから放出される陽イオンのイオン電流密度を大きく向上させる。
【選択図】図4A

Description

本発明は、イオン注入装置のアークチャンバに係り、より詳細には、イオン電流密度を向上させるアークチャンバを持つイオン注入装置に関する。
一般的に、半導体素子の製造工程にはイオン注入工程が含まれる。前記イオン注入工程は、ホウ素(B)、インジウム(In)のようなP型不純物や、リン(P)、ヒ素(As)のようなN型不純物などをイオン状態に作った後、シリコンウェーハに侵入させる工程である。前記イオン注入工程は、前記シリコンウェーハに注入される不純物の濃度を容易に調節できるという点で多く利用されている。
前記イオン注入工程を行うイオン注入装置は、イオンソース、すなわち、陽イオンを放出させるアークチャンバを備える。前記アークチャンバ内には、フィラメントから放出される熱電子と中性状態の反応ガスとを強制衝突させて、前記反応ガスから電子を取って陽イオンを生成させて放出させる。
ところが、従来のイオン注入装置は、アークチャンバ内のフィラメントから放出された熱電子の相当数が、イオン化衝突前にアークチャンバのボディを通じて損失される。このように熱電子が損失されれば、アークチャンバから放出される陽イオンのイオン電流密度が大きく低下する。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、イオン電流密度を向上させるアークチャンバを持つイオン注入装置を提供するところにある。
前記技術的課題を達成するために、本発明の一例によるイオン注入装置は、内部に一定空間を持つアークチャンバを備える。前記アークチャンバ内の一側には、熱電子を放出するフィラメントが位置し、前記アークチャンバ内の他側には、前記熱電子の消耗を防止するリペラが位置する。
特に、本発明の一例によるイオン注入装置は、前記アークチャンバ内に磁場を提供する電磁石を備え、前記アークチャンバの少なくとも内壁の形態が外側に脹らんでいる。そして、前記フィラメントが配置されている部分では、リペラ方向と垂直な方向の前記アークチャンバの前記内壁の形態は垂直になっている。前記電磁石は、前記フィラメント及びリペラを備える前記アークチャンバの外部に設置されている。
本発明の他の例によるイオン注入装置は、内部に一定空間を持つアークチャンバと、前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、前記アークチャンバ内の他側に位置して前記熱電子の消耗を防止するリペラと、を備える。
特に、本発明の他の例によるイオン注入装置は、前記アークチャンバ内に磁場の磁気力線の分布を、外側に凸レンズ状の勾配を持つように提供する電磁石を備える。そして、前記アークチャンバの少なくとも内壁の形態が、前記フィラメントからリペラ方向に沿って前記凸レンズ状の勾配を持つ磁気力線と平行になっている。または、前記アークチャンバの少なくとも内壁の曲率を、前記フィラメント及びリペラを貫通する凸レンズ状の最外郭磁気力線の勾配に合わせるように構成する。
本発明のさらに他の例によるイオン注入装置は、内部に一定空間を持つアークチャンバと、前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、前記アークチャンバ内の他側に位置して前記熱電子の消耗を防止するために設置されたリペラと、を備える。
特に、本発明のさらに他の例によるイオン注入装置は、前記フィラメント及びリペラが設置された前記アークチャンバの外部に設置されて、前記アークチャンバ内に磁場の磁気力線の分布を、外側に凸レンズ状の勾配を持つように提供する電磁石を備える。そして、前記アークチャンバ内に位置し、前記フィラメント及びリペラを貫通する凸レンズ状の最外郭磁気力線の勾配に合わせて設置された前記アークチャンバのボディと同一材質の補形物を備えてなる。
また、本発明のさらに他の例によるイオン注入装置は、内部に一定空間を持つアークチャンバと、前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、前記アークチャンバ内の他側に位置して前記熱電子の消耗を防止するために負電圧が印加されるリペラと、を備える。
特に、本発明のさらに他の例によるイオン注入装置は、前記フィラメント及びリペラが設置された前記アークチャンバの外部に設置されて、前記アークチャンバ内に磁場を提供する電磁石を備える。そして、前記フィラメントで、リペラ方向からフィラメント方向に沿って、前記アークチャンバの少なくとも内壁の形態が外側に脹らむように設計されて、前記磁場による磁気力線が前記アークチャンバのボディと交差する領域で、前記アークチャンバのボディを通じた熱電子の損失を減らすことを特徴とする。
本発明のイオン注入装置は、磁気力線に沿ってアークチャンバの少なくとも内壁の形態を脹らむように構成しているため、熱電子がボディで消耗されずに電子損失を減らすことができる。これにより、本発明のイオン注入装置は、アークチャンバから放出される陽イオンのイオン電流密度を大きく向上させる。
さらに、本発明のアークチャンバを持つイオン注入装置は、アークチャンバの少なくとも内壁の形態を、フィラメントとリペラとを貫通する最外郭磁気力線によって脹らむように構成するために、熱電子がボディで損失されず、イオン電流密度を増加させるためにアークチャンバの大きさを拡張させうる拡張性に優れている。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。しかし、次に例示する本発明の実施形態は色々な他の形態に変形でき、本発明の範囲が後述する実施形態に限定されるものではない。本発明の実施形態は、当業者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。本発明のイオン注入装置を説明するために、まず一般的なイオン注入装置を説明する。一般的なイオン注入装置に適用される原理は、本発明のイオン注入装置にいずれも適用される。
図1は、一般的なイオン注入装置を説明するために示す概略図である。
具体的に、一般的なイオン注入装置は、内部に一定空間を持つアークチャンバ100を備える。前記アークチャンバ100の一側には、熱電子放出現象を利用して熱電子を放出できるフィラメント102が設置されている。前記フィラメント102は、タングステンで構成する。前記熱電子放出は、前記フィラメント102にフィラメント電源(FIlament Power Supply、F−P/S)及び電極103を利用して高電流を印加してジュール熱を発生させることによって行われる。
前記フィラメント102から放出された熱電子は、アークチャンバ100の下側に位置したガス注入口104を通じてアークチャンバ100内に注入された反応ガスをイオン化させるのに十分なエネルギーを得るように加速するために、アークチャンバ100のボディ106には、アーク電源(ARC Power Supply、A−P/S)を利用して強い正電圧、例えば、60ないし150Vを印加する。
前記フィラメント102の反対側には、前記フィラメント102から放出された熱電子がアークチャンバ100のボディ106で消滅されることを防止するために、負電圧、例えば、−5Vが印加されるリペラ108が設置されている。前記リペラ108は、フィラメント電源F−P/Sまたはアーク電源A−P/Sを利用して負電圧を印加する。前記フィラメント電源F−P/S及びアーク電源A−P/Sには、外部電源(External Power Supply、E−P/S)が連結されている。
前記アークチャンバ100の外部には、磁場を印加できる電磁石110が設置されている。前記電磁石110は、前記フィラメント102からリペラ108方向に強い磁場を印加できる。前記磁場は、熱電子を効率的に反応ガスと衝突させるために印加する。
以上のようなイオン注入装置は、フィラメント102から放出される熱電子と中性状態の反応ガスとを前記アークチャンバ100内で強制衝突させて、前記反応ガスから電子を取って陽イオンを生成させる。前記生成された陽イオンは、前記アークチャンバ100の上側に位置した抽出スリット112を通じて放出される。
図2及び図3は、一般的なイオン注入装置の磁場分布内で熱電子が移動する方向を説明するための図面である。
具体的に、図2及び図3で、図1と同じ参照番号は同じ部材を表す。図3は、図2の“III”部分の拡大図である。前記アークチャンバ100内の矢印は、陽イオンの移動方向を表し、参照番号130は、磁気力線を表す。
一般的に、アークチャンバ100内でフィラメント102から発生した熱電子(図3の135)は、電場ベクトルE及び磁場ベクトルBの分布によるローレンツ力(Lorentz force:F)を、下記(1)式のように受ける。この時、質量が非常に小さな熱電子135の場合、ローレンツ力による回転半径が非常に小さくて、結局磁気力線130に沿って運動するようになり、それを、電子の磁気的拘束という。
F=q(E+v×B) …(1)
ここで、vは、熱電子の速度ベクトルを表す。
ところが、前記電磁石110によってアークチャンバ100内に印加される磁場による磁気力線130の分布は、電磁石110の容積の限界によって、アークチャンバ100の外側に凸レンズ状の勾配を持つ。これにより、磁気力線130がアークチャンバ100のボディ106と交差する領域では、図3のように熱電子135の電子損失が発生する。すなわち、前記フィラメント102で発生した熱電子135が磁気力線130に沿って進行する途中で、正電圧が印加されるアークチャンバ100のボディ106で消耗されるようになる。
このような現象は、アークチャンバ100から発生するイオン電流密度を増加させるためにアークチャンバ100を大きくするほど、内部磁場勾配は脹らむために、さらに深刻に現れる。換言すれば、一般的なイオン注入装置のアークチャンバ100は、その体積を拡張するほどアークチャンバ100から発生するイオン電流密度が減少する。
図4A及び図4Bは、本発明によるアークチャンバを持つイオン注入装置を示す概略図であり、図5は、本発明によるアークチャンバを持つイオン注入装置の立体図であり、図6は、図4AのVI−VI線に沿う拡大図であり、イオン注入装置の磁場内で熱電子が移動する方向を説明するための図面である。
なお、図4A、図4B、図5、及び図6においては、図1と同じ参照番号は同じ部材を表す。また、各図において前記アークチャンバ100内の矢印は陽イオンの移動方向を表し、参照番号130は磁気力線を表す。
前述したように、アークチャンバ100内でフィラメント102から発生した熱電子(図6の135)は、ローレンツ力による回転半径が非常に小さくて結局磁気力線130に沿って運動する。
前記電磁石110によってアークチャンバ100内に印加される磁場分布は、図4A及び図4Bのように、電磁石110の容積の限界によってアークチャンバ100の外側に凸レンズ状の勾配を持つ。これにより、磁気力線130がアークチャンバ100のボディ106と交差する領域では、図3のように電子損失が発生する。
しかし、本発明のアークチャンバ100のボディ140、150は、磁場勾配を考慮して図3のアークチャンバ100のボディ106と異なって構成して、熱電子135の電子損失を減らす。すなわち、本発明は、磁気力線130とアークチャンバ100のボディ140、150との交差による熱電子の電子損失を減らすために、図4A、図4B及び図5のように、フィラメント102からリペラ108方向(または、リペラ108方向からフィラメント102方向)に沿ってアークチャンバ100のボディ140における少なくとも内壁145の形態を、アークチャンバ100の外側に脹らむように設計している。
すなわち、その一例としては、図4Aに示すように、アークチャンバ100のボディ140全体を外側に脹らむように設計して、ボディ140ごとアークチャンバ100の内壁145の形態を外側に脹らませたものである。
また、他の例は図4Bに示すように、図2のボディ106を拡張した大きさのボディ140内部に、前記ボディ140と同じ材質の補形物142を挿入してアークチャンバ100の内壁145を外側に脹らむ形態に設計したものである。
さらに、他の例は図5に示すように、ボディ140自体の内壁145を外側に脹らむように設計したものである。
特に、本発明のアークチャンバ100のボディ140、150のうちフィラメント102からリペラ108方向(または、リペラ106方向からフィラメント102方向)のアークチャンバ100のボディ140や内壁145の形態を、フィラメント102及びリペラ108を貫通する磁気力線130の勾配によって平行に設計する。または、前記アークチャンバ100のボディ140や内壁145の曲率を、前記フィラメント102及びリペラ103を貫通する凸レンズ状の最外郭磁気力線の勾配に合わせて設計する。もちろん、前記フィラメント102からリペラ108方向と垂直な方向の前記アークチャンバ100のボディ150及び内壁145は、垂直に設計する。すなわち、フィラメント102及びリペラ108が設置されている部分の内壁は垂直になっている。
このように、フィラメント102からリペラ108方向のアークチャンバ100のボディ140や内壁145の形態を脹らむように設計すれば、図6に示すように、前記フィラメント102で発生した熱電子135が、磁気力線130に沿って進行してもアークチャンバ100のボディ140で消耗されず、熱電子135の電子損失を減らすことができる。
なお、図4A、図4B及び図5で、参照番号104は、前述したようにアークチャンバ100の下側に位置して中性状態の反応ガスが注入されるガス注入口であり、参照番号112は、前記アークチャンバ100の上側に位置して陽イオンを放出する抽出スリット112を表す。
図7及び図8は、それぞれ一般的なイオン注入装置と本発明のイオン注入装置との磁場分布及び熱電子進行方向を明確に比較するための比較図である。
具体的に、図7及び図8で、図1ないし図6と同じ参照番号は同じ部材を表す。図7の一般的なイオン注入装置では、磁気力線130がアークチャンバ100のボディ106と交差する領域で、熱電子135がボディ106で消耗される。それに対し、本発明のイオン注入装置は、磁気力線に沿ってアークチャンバ100のボディ140(または、図4B及び図5の内壁145)の形態を外側に脹らむように構成したので、熱電子135がアークチャンバ100のボディ140に水平に移動するようになるため、ボディ140で消耗されずに電子損失を減らしうる。
図9は、本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内の電場分布のシミュレーション結果を示す図面である。
具体的に、図9は、アークチャンバ100のボディに印加するボディ電圧が60Vであり、リペラ108に印加するリペラ電圧が−5Vである場合について、アークチャンバ内の電場分布をシミュレーションした結果である。アークチャンバの中心部では電位勾配がほとんどなく、大部分の電位降下は、リペラ108やフィラメント付近の電極103で発生することが分かる。そして、アークチャンバの内壁付近の電場ベクトルEは、ほとんどあらゆる領域でアークチャンバ内壁に垂直であることが分かる。これにより、アークチャンバ内壁の付近の熱電子の移動は、チャンバ内壁付近の磁場ベクトルBの分布によって左右されることが分かる。したがって、磁場ベクトルの分布がチャンバ内壁に平行するほど、アークチャンバのボディを通じた電子損失が減少することが予測できる。
図10及び図11は、それぞれ本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内のr方向とz方向とによる磁場ベクトルを示すグラフである。
具体的に、本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内の電磁石による磁場分布解析のために、電磁石のコイルの形状を円形と仮定してr−z座標系で二次元シミュレーションし、ガウスメーターを利用して実測したz方向の磁場ベクトル分布(Bz)と互いに比較した。アークチャンバの中心部からz方向の端部へ行くほどその誤差が若干ずつ大きくなることが分かる。r方向は、チャンバ中心部から抽出スリット側への方向を表す。図10及び図11で、Bz(exp)は実測結果であり、Bz(sIm)はシミュレーション結果である。
図12は、本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内の磁場分布を示すグラフである。
具体的に、本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内の電磁石110による磁場分布の解析のために、電磁石100のコイルの形状を円形と仮定し、二次元シミュレーションした。図12の右側図面160は、アークチャンバ100周辺の磁場を拡大して示す図面である。アークチャンバ100の直径を二倍に増やそうとする場合に、電子損失を最小化するためのアークチャンバのボディや内壁の曲率は、参照番号170で示すように、アークチャンバ100周辺の磁場分布から計算できる。図12で、参照番号180は、一般的なイオン注入装置の磁気力線を表す。
図13は、一般的なアークチャンバを持つイオン注入装置及び本発明によるアークチャンバを持つイオン注入装置の抽出スリットから放出されるイオン放出量のシミュレーション結果を示すグラフである。
具体的に、図13に示すように、本発明のアークチャンバを持つイオン注入装置のイオン放出量(Pと表示)は、一般的なイオン注入装置のイオン放出量(Cと表示)より優秀であることが分かる。数値的には、本発明のアークチャンバを持つイオン注入装置のイオン放出量Pは、一般的なイオン注入装置のイオン放出量Cより約46%程度さらに多く放出されることが分かる。図13で、菱形及び四角は、それぞれ全体シミュレーション時間が3000ns(ナノ秒)及び6000nsである場合である。
本発明は、イオン電流密度を向上させるアークチャンバを持つイオン注入装置の関連技術分野に好適に用いられる。
一般的なイオン注入装置を説明するために示す概略図である。 一般的なイオン注入装置の磁場分布内で熱電子が移動する方向を説明するための図面である。 一般的なイオン注入装置の磁場分布内で熱電子が移動する方向を説明するための図面である。 本発明によるアークチャンバを持つイオン注入装置を示す概略図である。 本発明によるアークチャンバを持つイオン注入装置を示す概略図である。 本発明によるアークチャンバを持つイオン注入装置の透視図である。 図4AのVI−VI線に沿う拡大図であり、イオン注入装置の磁場内で熱電子が移動する方向を説明するための図面である。 般的なイオン注入装置と本発明のイオン注入装置との磁場分布及び熱電子進行方向を明確に比較するための比較図である。 般的なイオン注入装置と本発明のイオン注入装置との磁場分布及び熱電子進行方向を明確に比較するための比較図である。 本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内の電場分布のシミュレーション結果を示す図面である。 本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内のr方向による磁場ベクトルを示すグラフである。 本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内のz方向による磁場ベクトルを示すグラフである。 本発明のイオン注入装置のアークチャンバ内の磁場分布を示すグラフである。 一般的なアークチャンバを持つイオン注入装置と本発明によるアークチャンバを持つイオン注入装置との、抽出スリットから放出されるイオン放出量のシミュレーション結果を示すグラフである。
符号の説明
100…アークチャンバ、
102…フィラメント、
103…電極、
104…ガス注入口、
106、140、150…ボディ、
108…リペラ、
110…電磁石、
112…抽出スリット、
130…磁気力線、
135…熱電子、
145…内壁。

Claims (14)

  1. 内部に一定空間を持つアークチャンバと、
    前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、
    前記アークチャンバ内の他側に位置して前記熱電子の消耗を防止するリペラと、
    前記アークチャンバ内に磁場を提供する電磁石と、を備え、
    前記アークチャンバの少なくとも内壁の形態が外側に脹らんでいることを特徴とするイオン注入装置。
  2. 前記フィラメントからリペラ方向と垂直な方向の前記アークチャンバの前記内壁の形態は垂直になっていることを特徴とする請求項1に記載のイオン注入装置。
  3. 前記電磁石は、前記フィラメント及びリペラを備える前記アークチャンバの外部に設置されていることを特徴とする請求項1に記載のイオン注入装置。
  4. 内部に一定空間を持つアークチャンバと、
    前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、
    前記アークチャンバ内の他側に位置して前記熱電子の消耗を防止するリペラと、
    前記アークチャンバ内に磁場の磁気力線の分布を、外側に凸レンズ状の勾配を持つように提供する電磁石と、を備え、
    前記アークチャンバの少なくとも内壁の形態が、前記フィラメントからリペラ方向に沿って前記凸レンズ状の勾配を持つ磁気力線と平行になっていることを特徴とするイオン注入装置。
  5. 前記フィラメントからリペラ方向と垂直な方向の前記アークチャンバの前記内壁の形態は垂直になっていることを特徴とする請求項4に記載のイオン注入装置。
  6. 前記電磁石は、前記フィラメント及びリペラを備える前記アークチャンバの外部に設置されていることを特徴とする請求項4に記載のイオン注入装置。
  7. 内部に一定空間を持つアークチャンバと、
    前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、
    前記アークチャンバ内の他側に位置して、前記熱電子の消耗を防止するために設置されたリペラと、
    前記フィラメント及びリペラが設置された前記アークチャンバの外部に設置されて、前記アークチャンバ内に磁場の磁気力線の分布を、外側に凸レンズ状の勾配を持つように提供する電磁石と、を備え、
    前記アークチャンバの少なくとも内壁の曲率を、前記フィラメント及びリペラを貫通する凸レンズ状の最外郭磁気力線の勾配に合わせるように構成することを特徴とするイオン注入装置。
  8. 前記フィラメントからリペラ方向と垂直な方向の前記アークチャンバの前記内壁の形態は垂直になっていることを特徴とする請求項7に記載のイオン注入装置。
  9. 内部に一定空間を持つアークチャンバと、
    前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、
    前記アークチャンバ内の他側に位置して前記熱電子の消耗を防止するために設置されたリペラと、
    前記フィラメント及びリペラが設置された前記アークチャンバの外部に設置されて、前記アークチャンバ内に磁場の磁気力線の分布を、外側に凸レンズ状の勾配を持つように提供する電磁石と、を備え、
    前記フィラメント部分で、リペラ方向に沿って、前記アークチャンバの少なくとも内壁の形態が脹らむように構成して、前記磁気力線がアークチャンバのボディと交差する領域で、前記アークチャンバのボディを通じた熱電子損失を減らすことを特徴とするイオン注入装置。
  10. 前記フィラメントからリペラ方向と垂直な方向の前記アークチャンバの前記内壁の形態は垂直になっていることを特徴とする請求項9に記載のイオン注入装置。
  11. 内部に一定空間を持つアークチャンバと、
    前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、
    前記アークチャンバ内の他側に位置して前記熱電子の消耗を防止するために設置されたリペラと、
    前記フィラメント及びリペラが設置された前記アークチャンバの外部に設置されて、前記アークチャンバ内に磁場の磁気力線の分布を、外側に凸レンズ状の勾配を持つように提供する電磁石と、
    前記アークチャンバ内に位置し、前記フィラメント及びリペラを貫通する凸レンズ状の最外郭磁気力線の勾配に合わせて設置された前記アークチャンバのボディと同一材質の補形物と、を備えてなることを特徴とするイオン注入装置。
  12. 前記フィラメントからリペラ方向と垂直な方向の前記アークチャンバの前記内壁の形態は垂直になっていることを特徴とする請求項11に記載のイオン注入装置。
  13. 内部に一定空間を持つアークチャンバと、
    前記アークチャンバ内の一側に位置して熱電子を放出するフィラメントと、
    前記アークチャンバ内の他側に位置して前記熱電子の消耗を防止するために負電圧が印加されるリペラと、
    前記フィラメント及びリペラが設置された前記アークチャンバの外部に設置されて、前記アークチャンバ内に磁場を提供する電磁石と、
    前記アークチャンバの下側に位置して、前記アークチャンバに反応ガスを注入できるガス注入口と、
    前記アークチャンバの上側に位置して、前記反応ガスのイオン化によるイオンを放出する抽出スリットと、を備え、
    前記フィラメントから放出された熱電子が前記反応ガスをイオン化させるのに十分なエネルギーを得るように加速するために、前記アークチャンバのボディには正電圧を印加し、
    前記フィラメントで、リペラ方向からフィラメント方向に沿って、前記アークチャンバの少なくとも内壁の形態が外側に脹らむように設計されて、前記磁場による磁気力線が前記アークチャンバのボディと交差する領域で、前記アークチャンバのボディを通じた熱電子の損失を減らすことを特徴とするイオン注入装置。
  14. 前記フィラメントからリペラ方向と垂直な方向の前記アークチャンバの前記内壁の形態は垂直になっていることを特徴とする請求項13に記載のイオン注入装置。
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