JP2006092239A - コンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

コンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006092239A
JP2006092239A JP2004276478A JP2004276478A JP2006092239A JP 2006092239 A JP2006092239 A JP 2006092239A JP 2004276478 A JP2004276478 A JP 2004276478A JP 2004276478 A JP2004276478 A JP 2004276478A JP 2006092239 A JP2006092239 A JP 2006092239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
buffer
advertisement
data
reproduction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004276478A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Fujimaki
貴宏 藤巻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004276478A priority Critical patent/JP2006092239A/ja
Publication of JP2006092239A publication Critical patent/JP2006092239A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/433Content storage operation, e.g. storage operation in response to a pause request, caching operations
    • H04N21/4331Caching operations, e.g. of an advertisement for later insertion during playback
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/44Processing of video elementary streams, e.g. splicing a video clip retrieved from local storage with an incoming video stream or rendering scenes according to encoded video stream scene graphs
    • H04N21/44004Processing of video elementary streams, e.g. splicing a video clip retrieved from local storage with an incoming video stream or rendering scenes according to encoded video stream scene graphs involving video buffer management, e.g. video decoder buffer or video display buffer
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/44Processing of video elementary streams, e.g. splicing a video clip retrieved from local storage with an incoming video stream or rendering scenes according to encoded video stream scene graphs
    • H04N21/44008Processing of video elementary streams, e.g. splicing a video clip retrieved from local storage with an incoming video stream or rendering scenes according to encoded video stream scene graphs involving operations for analysing video streams, e.g. detecting features or characteristics in the video stream
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/45Management operations performed by the client for facilitating the reception of or the interaction with the content or administrating data related to the end-user or to the client device itself, e.g. learning user preferences for recommending movies, resolving scheduling conflicts
    • H04N21/458Scheduling content for creating a personalised stream, e.g. by combining a locally stored advertisement with an incoming stream; Updating operations, e.g. for OS modules ; time-related management operations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/81Monomedia components thereof
    • H04N21/812Monomedia components thereof involving advertisement data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】 ストリーミング配信コンテンツの再生中断時のスムーズな広告情報の提供を実現する装置および方法を提供する。
【解決手段】 サーバから配信されるストリーミングコンテンツの再生を行なうクライアントにおいて、コンテンツ対応の広告データと広告再生制御情報をサーバから受信し、受信する広告データを、コンテンツバッファのバッファ状況、または、広告再生制御情報に従った制御の下に再生する。コンテンツバッファのデータ蓄積量を監視し、蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であると判定した場合や、許容バッファ量未満の状態に停滞している停滞時間が予め定めた閾値時間を越えると判定した場合に、コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得を中止して、広告データ格納バッファから広告データを取得して再生を行なう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに、詳細には、ネットワークを介したストリーミング配信データの再生中断発生時などの時間に広告データをクライアント端末に提示する構成としたコンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
インターネットあるいはイントラネットなどを利用したネットワーク通信が盛んになり、これらネットワークを介した様々なコンテンツの配信、例えば映画などの動画像データ、あるいは音楽データ配信が盛んに行われている。昨今では、ブロードバンド化により、大量のデータの高速配信が可能となり、コンテンツを受信しながらリアルタイムで再生を行なういわゆるストリーミング配信によるコンテンツ再生も可能となってきている。
ストリーミング配信を円滑に実行するためには、データ配信サーバからデータ再生を実行するクライアントに対するデータ転送が滞りなく行われることが必要である。すなわち、クライアントにおいて実行されるコンテンツ再生処理に遅れることなく十分なデータがネットワークを介して供給されることが必要となる。しかし、現行のインターネット、電話回線など通信ネットワークの構成によっては、十分なデータ転送速度が得られず、クライアント側の再生処理にデータ供給が間に合わず、結果としてクライアント側において再生データの中断が発生する場合がある。
このような再生データの中断が発生してしまうと、クライアント側で再生データの映像などを鑑賞しているユーザは、再生処理を再開するために十分なデータの受信が完了するまで、待機せざる得ない状態となる。
すでに開示されている従来技術として、ストリーミング再生処理とは異なるダウンロード型に対応した構成がいくつか提案されている。すなわち、一旦、データをクライアントのハードディスクに格納した後、データの再生を実行するデータファイル・ダウンロード処理を実行するシステムにおけるダウンロード時間としての待ち時間に対応した構成である。特許文献1には、このようなファイルのダウンロード待機時間に、クライアントの画面に広告やニュースデータなどをテキスト表示する構成を開示している。
また、特許文献2には、ファイルダウンロードの実行中にゲームや広告、アンケートなどのアプリケーションを並行して実行する構成を開示している。さらに、特許文献3もファイルダウンロードの実行中にクライアントの画面に広告を提示する構成を開示している。
しかし、これら従来技術は、いずれもファイルダウンロード処理において発生するダウンロード待ち時間の有効活用についての構成を開示しているのみであり、ストリーミングデータの配信におけるデータ中断時の対応については開示していない。
特開2001?306434号公報 特開2002?189598号公報 特開2002?197343号公報
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、コンテンツを受信しながらリアルタイムで再生を行なういわゆるストリーミング配信によるコンテンツ再生において、データ配信遅れなどに起因する再生コンテンツの中断などの際に広告データをクライアント端末に提示する構成としたコンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
コンテンツのストリーミング再生処理を実行する情報処理装置であり、
ストリーミング配信コンテンツおよびコンテンツ対応の広告データおよび広告再生制御情報を含むデータを受信する通信部と、
前記ストリーミング配信コンテンツを格納するコンテンツ格納バッファと、
前記コンテンツ対応の広告データおよび広告再生制御情報を格納する広告データ格納バッファと、
前記コンテンツ格納バッファおよび広告データ格納バッファに対するデータ入出力制御を実行するバッファ制御部と、
前記バッファ制御部を介してバッファからの取得データを受領し、受領データの再生処理を実行する再生制御部とを有し、
前記バッファ制御部は、コンテンツバッファのバッファ状況、または、前記広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データの取得、および前記再生制御部への提供処理を実行する構成であり、
前記再生制御部は、
前記広告再生タイミングにおいて、前記バッファ制御部を介して取得する広告データの再生処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記バッファ制御部は、コンテンツバッファに蓄積された蓄積バッファ量が、予め定められた許容バッファ量以上であると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータ取得および再生制御部に対する提供処理を実行し、前記蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得および再生制御部に対する提供処理を中止し、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記バッファ制御部は、前記蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であり、さらに、許容バッファ量未満の状態に停滞している停滞時間が予め定めた閾値時間を越えると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得処理および再生制御部に対する提供処理を中止し、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記バッファ制御部は、前記再生制御部における広告データの再生処理期間に、ストリーミング配信コンテンツのコンテンツバッファに対する格納処理を継続して実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記バッファ制御部は、広告データに対応して設定された広告再生制御情報に従った広告再生タイミングの決定処理、および決定した広告再生タイミングに応じた広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行する構成であり、広告再生タイミングとして、
コンテンツ再生開始以前のオープニング時、
または、コンテンツ再生終了後のエンディング時、
または、コンテンツ再生中、規定時間間隔ごと、
少なくとも上記いずれかのタイミングを決定し、該決定タイミングにおいて、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
コンテンツ配信システムであり、
コンテンツのストリーミング配信を実行し、コンテンツ対応の広告データと広告再生制御情報をクライアントに提供する処理を実行するサーバと、
前記サーバから受信するコンテンツのストリーミング再生処理を実行するとともに、前記サーバから受信する広告データを、前記広告再生制御情報に従った制御の下に再生する処理を実行するクライアントと、
を有することを特徴とするコンテンツ配信システムにある。
さらに、本発明のコンテンツ配信システムの一実施態様において、前記クライアントは、前記コンテンツを格納するコンテンツ格納バッファと、前記広告データおよび広告再生制御情報を格納する広告データ格納バッファと、前記コンテンツ格納バッファおよび広告データ格納バッファに対するデータ入出力制御を実行するバッファ制御部と、前記バッファ制御部を介してバッファからの取得データを受領し、受領データの再生処理を実行する再生制御部とを有し、前記バッファ制御部は、コンテンツバッファのバッファ状況、または、前記広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データの取得、および前記再生制御部に提供処理を実行する構成であり、前記再生制御部は、前記広告再生タイミングにおいて、前記バッファ制御部を介して取得する広告データの再生処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明のコンテンツ配信システムの一実施態様において、前記クライアントは、広告データの再生処理の完了通知を前記サーバに対して実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
コンテンツのストリーミング再生処理をコンピュータ上で実行させるコンピュータ・プログラムであり、
ストリーミング配信コンテンツと、コンテンツ対応の広告データおよび広告再生制御情報を含むデータを受信するデータ受信ステップと、
前記ストリーミング配信コンテンツをコンテンツ格納バッファに格納するコンテンツ格納ステップと、
前記広告データおよび広告再生制御情報を広告データ格納バッファに格納する広告データ格納ステップと、
前記コンテンツ格納バッファおよび広告データ格納バッファに対するデータ入出力制御を実行するバッファ制御ステップと、
前記バッファからの取得データを再生制御部が受領し、再生処理を実行する再生制御ステップとを有し、
前記バッファ制御ステップは、
コンテンツバッファのバッファ状況、または、前記広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データを取得して前記再生制御部に提供する処理を実行するステップを含み、
前記再生制御ステップは、
前記広告再生タイミングにおいて、前記バッファから取得した広告データの再生処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
さらに、本発明のコンピュータ・プログラムの一実施態様において、前記バッファ制御ステップは、コンテンツバッファに蓄積された蓄積バッファ量が、予め定められた許容バッファ量以上であると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータ取得および再生制御部に対する提供処理を実行し、前記蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得および再生制御部に対する提供処理を中止し、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明のコンピュータ・プログラムの一実施態様において、前記バッファ制御ステップは、前記蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であり、さらに、許容バッファ量未満の状態に停滞している停滞時間が予め定めた閾値時間を越えると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得処理および再生制御部に対する提供処理を中止し、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行するステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明のコンピュータ・プログラムの一実施態様において、前記バッファ制御ステップは、前記再生制御部における広告データの再生処理期間に、ストリーミング配信コンテンツのコンテンツバッファに対する格納処理を継続して実行するステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明のコンピュータ・プログラムの一実施態様において、前記バッファ制御ステップは、広告データに対応して設定された広告再生制御情報に従った広告再生タイミングの決定処理、および決定した広告再生タイミングに応じた広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行するステップであり、広告再生タイミングとして、
コンテンツ再生開始以前のオープニング時、
または、コンテンツ再生終了後のエンディング時、
または、コンテンツ再生中、規定時間間隔ごと、
少なくとも上記いずれかのタイミングを決定し、該決定タイミングにおいて、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行するステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明の第4の側面は、
コンテンツのストリーミング再生処理を実行する情報処理方法であり、
ストリーミング配信コンテンツと、コンテンツ対応の広告データおよび広告再生制御情報を含むデータを通信部において受信するデータ受信ステップと、
前記ストリーミング配信コンテンツを、バッファ制御部の制御の下にコンテンツ格納バッファに格納するコンテンツ格納ステップと、
前記広告データおよび広告再生制御情報を、バッファ制御部の制御の下に広告データ格納バッファに格納する広告データ格納ステップと、
前記コンテンツ格納バッファおよび広告データ格納バッファに対するデータ入出力制御をバッファ制御部の制御の下に実行するバッファ制御ステップと、
前記バッファからの取得データを再生制御部が受領し、再生処理を実行する再生制御ステップとを有し、
前記バッファ制御ステップは、
コンテンツバッファのバッファ状況、または、前記広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データを取得して前記再生制御部に提供する処理を実行するステップを含み、
前記再生制御ステップは、
前記広告再生タイミングにおいて、前記バッファから取得した広告データの再生処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報処理方法にある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能なコンピュータシステムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記録媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータシステム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の構成によれば、サーバから配信されるストリーミングコンテンツの再生を行なうクライアントにおいて、コンテンツ対応の広告データと広告再生制御情報をサーバから受信し、受信する広告データを、コンテンツバッファのバッファ状況、または、広告再生制御情報に従った制御の下に再生する処理を実行する構成としたので、例えばコンテンツバッファのバッファデータ蓄積量が不足した際に、広告データの再生を行なう処理が可能となり、コンテンツ再生の中断時に、ユーザに対する無駄な待機状態を発生させることのないコンテンツ再生が可能となる。
本発明の構成では、サーバから配信されるストリーミングコンテンツの再生を行なうクライアントは、コンテンツを格納するコンテンツ格納バッファと、広告データおよび広告再生制御情報を格納する広告データ格納バッファを有し、コンテンツバッファのバッファ状況として、コンテンツバッファのデータ蓄積量を監視し、蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であると判定した場合や、許容バッファ量未満の状態に停滞している停滞時間が予め定めた閾値時間を越えると判定した場合は、コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得を中止して、広告データ格納バッファから広告データを取得して再生を行なう構成とし、広告再生期間もコンテンツデータのバッファリングを継続して実行する構成としたので、コンテンツのバッファリングが不十分な期間が発生してもユーザに対する広告情報提供を継続して実行可能であり、この期間にコンテンツのバッファを行なうことで、スムーズなコンテンツ再生処理の再開が可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明のコンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
図1は本発明のコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。コンテンツ配信システムは、コンテンツのストリーミング配信処理を実行するサーバ120と、サーバ120からネットワーク150を介してストリーミング配信コンテンツを受信し、受信したコンテンツの再生処理を実行するクライアント110とによって構成される。クライアント110とサーバ120は、インターネット等のネットワーク150を介して接続され、サーバ120からクライアント110に対してネットワーク150を介したデータのストリーミング配信が行われる。なお、図1にはクライアント110を1つのみ示してあるが、多数のクライアントがサーバ120の配信コンテンツを、ネットワーク150を介して受信することが可能である。
クライアント110は、サーバ120から配信されるストリーミング配信コンテンツデータ等のデータ受信処理、サーバ110に対するデータ取得要求などのデータ送信処理を行う通信部111、コンテンツ再生制御を行う再生制御部112、再生データの表示、さらに、ユーザの操作情報の入力を行なうユーザインタフェース113、サーバ110から配信されるストリーミング配信コンテンツを一時的に格納するコンテンツ格納バッファ115、サーバ110から配信される広告データを格納する広告データ格納バッファ116、コンテンツ格納バッファ115および広告データ格納バッファ116に対するデータ入出力制御を実行するバッファ制御部114を有する。
サーバ120は、クライアントに対するコンテンツ、広告データなど、各種データの送信、およびクライアントからの処理要求データの受信処理などを実行する通信部121、ストリーミング配信用のコンテンツデータを格納したコンテンツデータベース(DB)123、クライアント110に提供する広告データを格納した広告データベース(DB)124、コンテンツデータベース123および広告データベース124に対するデータ入出力制御を行うデータ(コンテンツ/広告)制御部122、さらに、どのコンテンツの配信時に、どの広告をクライアントに提供するかについてのコンテンツと広告との対応関係データを格納したコンテンツ−広告対応データベース(DB)125を有する。
クライアントは、ネットワーク150を介した通信の可能な情報処理装置、例えばPC(パーソナルコンピュータ)等によって構成される。サーバもPCと同様のハードウェア構成によって構成可能である。サーバおよびクライアントの具体的なハードウェア構成例については、後段において説明する。
図2にサーバ120の各データベース、すなわち、コンテンツデータベース123、広告データベース124、およびコンテンツ−広告対応データベース125各々の格納データ構成について説明する。
図2(A)は、コンテンツデータベース123の格納データ構成であり、コンテンツ識別情報としてのコンテンツIDと、コンテンツ実体データとが対応付けられて格納される。図2(B)は、広告データベース124の格納データ構成であり、広告識別情報としての広告IDと、広告実体データと、その広告データの制御情報を対応付けたデータから構成される。制御情報は、広告の再生タイミング情報を含み、例えばコンテンツのオープニング時に広告を再生する。あるいはエンディングに広告を再生する。あるいはコンテンツ再生中、一定時間毎に再生を実行するなどの広告の再生タイミング情報を含んでいる。なお、再生タイミング情報を持たない広告データも設定可能であり、このような広告データは、クライアント側のコンテンツ再生の中断時に随時、再生処理がなされることになる。
図2(C)は、コンテンツ−広告データベース125の格納構成データである。コンテンツ−広告データベース125は、コンテンツIDと広告IDとを対応付けたデータ構成を有し、どのコンテンツの再生時に、どの広告を提示するかの設定情報からなるデータである。
サーバ120は、クライアント110からのコンテンツ配信要求を受信すると、コンテンツ−広告データベース125に基づいて取得要求コンテンツに対応する広告IDを取得し、取得した広告IDに基づいて、広告データベース124から広告実体データと、制御情報を取得して、クライアント110に送信する。さらに、サーバ120は、コンテンツデータベース123から、取得要求のあったコンテンツの実体データを取得してストリーミング配信を開始する。
クライアント110は、サーバ120から受信する広告実体データと制御情報を広告データ格納バッファ116に格納し、また、サーバ120からストリーミング配信されるコンテンツをコンテンツ格納バッファ115に格納しながら、バッファ制御部114、再生制御部112の制御の下にユーザインタフェース113に提示するストリーミング再生処理を実行する。さらに、バッファ制御部114、再生制御部112の制御の下に、広告データ格納バッファ116に格納された広告再生制御情報に従って、広告データ格納バッファ116に格納された広告実体データの再生処理を実行する。
図3以下を参照して、サーバ120からクライアント110に対するコンテンツのストリーミング配信、および広告データの提供、再生処理の詳細について説明する。
図3は、サーバからクライアントに対するコンテンツおよび広告データと、広告データの再生制御情報の提供処理においてサーバの実行する処理シーケンスを説明するフローチャートである。フローの各ステップの処理について説明する。
ステップS101において、サーバは、クライアントからコンテンツの配信要求として、コンテンツIDを指定したコンテンツ・リクエストを受信する。このリクエストは、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に規定されたGetメソッドを適用したコンテンツ・リクエスト、すなわちコンテンツURL(Uniform Resource Locator)を指定したコンテンツ取得要求として実行される。なお、コンテンツURLは、コンテンツのIDとして利用可能である。すなわち、図2を参照して説明したコンテンツ識別情報としてのコンテンツIDにコンテンツURLを適用する構成としてもよい。
ステップS102において、コンテンツID(例えばコンテンツURL)をキーとして、コンテンツデータベース123からコンテンツの実体データを検索する。さらに、ステップS103において、コンテンツIDをキーとして、コンテンツ−広告対応データベース125から、指定コンテンツに対応してクライアントに提供すべき広告の広告IDを取得する。この広告IDについても広告の指定情報としての広告URLを適用可能である。
ステップS104において、広告IDをキーとして、広告データベース124から、クライアントに提供すべき広告の実体データとその制御情報を検索して抽出する。次に、ステップS105において、広告データベース124から取得した配信コンテンツ対応の広告の実体データと制御情報をクライアント110に送信する。さらに、ステップS106において、コンテンツデータベース123から取得したコンテンツのストリーミング配信を開始する。なお、コンテンツの配信は、例えばリアルタイム再生に適した通信プロトコルであるRTSP(Real Time Streaming Protocol)を適用した処理として実行される。
次に、図4以下を参照して、クライアント側の処理について説明する。まず、図4を参照し、クライアントのメイン処理について説明し、その後、図5以下を参照して、図4のフローに含まれるクライアントのサブ処理のそれぞれについての詳細を順次説明する。
図4のフローの各ステップについて説明する。ステップS201において、クライアント110は、サーバ120に対して、コンテンツIDを指定したコンテンツ・リクエストを送信する。このリクエストは、前述したように、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)に規定されたGetメソッドを適用したコンテンツ・リクエスト、すなわちコンテンツURL(Uniform Resource Locator)を指定したコンテンツ取得要求として実行される。
次に、クライアント110は、ステップS202において、サーバ120からコンテンツ対応の広告実体データと制御情報を受信し、これらを広告データ格納バッファ116に格納する。これらのデータは、サーバ120がクライアント110から指定されたコンテンツIDをキーとして、コンテンツ−広告対応データベース125から広告IDを取得し、取得した広告IDをキーとして広告データベース124から取得した広告の実体データとその制御情報である。
次にクライアント110は、ステップS203において、サーバ120から取得した広告制御情報が広告再生タイミングの制御値として"オープニング"の値を保持しているか否かを判定する。広告再生タイミングの制御値として"オープニング"の値を持つということは、クライアント110がサーバ120から受信し広告データ格納バッファ116に格納した広告データについての再生を、サーバ120からストリーミング配信されるコンテンツのオープニング時に実行するように、クライアント110において再生制御を行なう指示であることを意味する。この場合には、ステップS204に進み、コンテンツ再生のオープニングにおいて、広告を再生するサブ処理を実行する。このサブ処理については後段で詳細に説明する。
ステップS203において、クライアント110が、サーバ120から取得した広告制御情報に広告再生タイミングの制御値として"オープニング"の値を保持していないと判定した場合は、ステップS205に進み、広告制御情報が広告再生タイミングの制御値として"エンディング"の値を持つか否かを判定する。広告再生タイミングの制御値として"エンディング"の値を持つということは、クライアント110がサーバ120から受信し広告データ格納バッファ116に格納した広告データについての再生を、サーバ120からストリーミング配信されるコンテンツのエンディング時に実行するように再生制御を行なう指示であることを意味する。この場合には、ステップS206に進み、コンテンツ再生のエンディングにおいて、広告を再生するサブ処理を実行する。このサブ処理については後段で詳細に説明する。
ステップS205において、クライアント110が、サーバ120から取得した広告制御情報に広告再生タイミングの制御値として"エンディング"の値を保持していないと判定した場合は、ステップS207に進み、広告制御情報が広告再生タイミングの制御値として"一定時間T間隔"の値を持つか否かを判定する。広告再生タイミングの制御値として"一定時間T間隔"の値を持つということは、クライアント110がサーバ120から受信し広告データ格納バッファ116に格納した広告データについての再生を、サーバ120からストリーミング配信されるコンテンツの再生処理中、一定時間T間隔ごとに実行するように再生制御を行なう指示であることを意味する。この場合には、ステップS208に進み、コンテンツ再生処理中、一定時間T間隔ごとに広告を再生するサブ処理を実行する。このサブ処理については後段で詳細に説明する。
ステップS207において、クライアント110が、サーバ120から取得した広告制御情報が広告再生タイミングの制御値として"一定時間T間隔"の値を持たないと判定した場合は、ステップS209に進み、コンテンツ再生処理中、コンテンツ格納バッファ115の格納データ量が不十分となり、コンテンツの再生の中断が発生する場合に、随時、広告を再生するサブ処理を実行する。このサブ処理については後段で詳細に説明する。
次に、図4のフローにおけるステップS204の再生処理、すなわち、コンテンツ再生のオープニングにおいて、広告を再生するサブ処理の詳細について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
図5に示す処理フローは、クライアント110の再生制御部112が実行するコンテンツのストリーミング再生処理と、サーバ120から広告実体データとともに受信し、広告データ格納バッファ116に格納した制御情報に従って実行する広告データの再生制御処理を含む処理である。このサブ処理は、広告再生をコンテンツ再生のオープニングにおいて実行する処理である。
ステップS301において、クライアント110は、バッファ制御部114による制御、すなわち、サーバ120から受信した制御情報に従った制御により、コンテンツのストリーミング再生を開始する前に、すなわちオープニング時に広告データ格納バッファ116に格納した広告実体データを取得し、取得した広告データを再生する。この広告再生処理は、バッファ制御部114が、広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データの取得、および再生制御部112への提供処理を実行し、再生制御部112が、設定された広告再生タイミングに、バッファ制御部114を介して取得する広告データの再生処理を実行することによって行われる広告再生処理である。再生制御部112は、バッファ制御部114を介して広告データ格納バッファ116に格納した広告実体データを取得し、取得した広告データを、コンテンツ再生のオープニング時に再生する。
次に、ステップS302において、クライアント110はサーバ120に対して、広告の再生、視聴の完了を通知する。サーバ120は、この通知により、広告の再生を確認する。さらに、この通知の受領に応じて要求コンテンツの配信を開始する。クライアント110は、ステップS303〜S307において、コンテンツのストリーミング再生処理をコンテンツの再生完了まで、継続して実行する。具体的には、ステップS304において、サーバ120からコンテンツデータを格納したパケットを順次、受信し、ステップS305において、受信パケットからコンテンツを取得してコンテンツ格納バッファ115に格納し、ステップS306においてコンテンツをコンテンツ格納バッファ115から取り出して、再生処理を実行する。
なお、コンテンツは例えばMPEG形式の圧縮データとしてサーバ120から送信され、クライアントの再生制御部112では、MPEG復号等のデータ復号処理を実行して、復号データをユーザインタフェース113に出力する処理を実行する。すべてのコンテンツ再生が終了すると処理を終了する。
次に、図4のフローにおけるステップS206の再生処理、すなわち、コンテンツ再生のエンディングにおいて、広告を再生するサブ処理の詳細について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
図6に示す処理フローは、クライアント110の再生制御部112が実行するコンテンツのストリーミング再生処理と、サーバ120から広告実体データとともに受信し、広告データ格納バッファ116に格納した制御情報に従って実行する広告データの再生制御処理を含む処理である。このサブ処理は、広告再生をコンテンツ再生のエンディングにおいて実行する処理である。
ステップS401〜S405において、クライアント110は、コンテンツのストリーミング再生処理をコンテンツの再生完了まで、継続して実行する。具体的には、ステップS402において、サーバ120からコンテンツデータを格納したパケットを順次、受信し、ステップS403において、受信パケットからコンテンツを取得してコンテンツ格納バッファ115に格納し、ステップS404においてコンテンツをコンテンツ格納バッファ115から取り出して、再生処理を実行する。
なお、前述したように、コンテンツは例えばMPEG形式の圧縮データとしてサーバ120から送信され、クライアントの再生制御部112では、MPEG復号等のデータ復号処理を実行して、復号データをユーザインタフェース113に出力する処理を実行する。すべてのコンテンツ再生が終了すると、ステップS406に進み、クライアント110は、バッファ制御部114による制御、すなわち、サーバ120から受信した制御情報に従った制御により、コンテンツのストリーミング再生終了後、すなわちコンテンツ再生のエンディング時に広告データ格納バッファ116に格納した広告実体データを取得し、取得した広告データを再生する。
この広告再生処理は、バッファ制御部114が、広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データの取得、および再生制御部112への提供処理を実行し、再生制御部112が、設定された広告再生タイミングに、バッファ制御部114を介して取得する広告データの再生処理を実行することによって行われる広告再生処理である。再生制御部112は、バッファ制御部114を介して広告データ格納バッファ116に格納した広告実体データを取得し、取得した広告データを、コンテンツ再生のエンディング時に再生する処理を実行する。次に、ステップS407において、クライアント110はサーバ120に対して、広告の再生、視聴の完了を通知する。サーバ120は、この通知の受領によって、広告の再生を確認する。
次に、図4のフローにおけるステップS208の再生処理、すなわち、コンテンツ再生処理中、一定時間T間隔ごとに広告を再生するサブ処理の詳細について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。
図7に示す処理フローは、クライアント110の再生制御部112が実行するコンテンツのストリーミング再生処理と、サーバ120から広告実体データとともに受信し、広告データ格納バッファ116に格納した制御情報に従って実行する広告データの再生制御処理を含む処理である。このサブ処理は、広告再生をコンテンツ再生処理中、一定時間T間隔ごとに実行する処理である。
クライアント110は、ステップS501〜S507において、コンテンツのストリーミング再生処理を実行しながら、一定時間T間隔ごとに広告再生を行なう。具体的には、ステップS502において、サーバ120からコンテンツデータを格納したパケットを順次、受信し、ステップS503において、受信パケットからコンテンツを取得してコンテンツ格納バッファ115に格納し、ステップS504においてコンテンツをコンテンツ格納バッファ115から取り出して、再生処理を実行する。
ステップS505では、コンテンツ再生時間の開始時間からの経過時間、または、前回の広告再生時間からの経過時間が、予め広告再生間隔として設定された時間[Ta]に達したか否かを判定する。広告再生間隔として設定された時間[Ta]は、広告実体データとともにサーバ120から受信する制御情報に規定された時間間隔である。クライアント110の再生制御部112は、制御情報に規定された時間間隔[Ta]毎に、コンテンツ対応の広告を再生する処理を実行する。
ステップS505において、コンテンツ再生時間の開始時間からの経過時間、または、前回の広告再生時間からの経過時間が、予め広告再生間隔として設定された時間[Ta]に達したと判定した場合は、ステップS506に進み、広告データ格納バッファ116から広告実体データを取得し、取得した広告データを再生する。ステップS505において、コンテンツ再生時間の開始時間からの経過時間、または、前回の広告再生時間からの経過時間が、予め広告再生間隔として設定された時間[Ta]に達していないと判定した場合は、広告再生処理に移行することなく、コンテンツ再生を継続する。なお、ステップS506における広告再生時間は、サーバ120からの受信コンテンツの再生は中断し、バッファリングのみが継続して実行される。
全てのコンテンツ再生が終了すると、ステップS508に進み、クライアント110はサーバ120に対して、広告の再生、視聴の完了を通知する。サーバ120は、この通知の受領によって、広告が、制御情報に従って再生されたことを確認することができる。
次に、図4のフローにおけるステップS209の再生処理、すなわち、コンテンツ再生処理中、コンテンツ格納バッファ115の格納データが不十分となり、コンテンツの再生の中断が発生する場合に、随時、広告を再生するサブ処理の詳細について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
図8に示す処理フローは、クライアント110の再生制御部112が実行するコンテンツのストリーミング再生処理と、サーバ120から広告実体データとともに受信し、広告データ格納バッファ116に格納した制御情報に従って実行する広告データの再生制御処理を含む処理である。このサブ処理は、広告再生をコンテンツ再生処理中、コンテンツの再生の中断が発生する場合に、随時実行する処理である。
クライアント110は、ステップS601〜S606において、コンテンツのストリーミング再生処理を実行しながら、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量を検出し、検出バッファ量が予め定めた規定量未満になり、バッファ蓄積量が予め定めた規定量未満の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間より大きくなると判定した場合に、コンテンツ再生を中断し、コンテンツデータのバッファリングを継続しながら広告データ格納バッファに格納された広告データの再生処理を行なう処理シーケンスを示している。
具体的には、ステップS602において、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量以上か否かを判定する。コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量以上の場合は、ステップS605に進みコンテンツをコンテンツ格納バッファ115から取得して、再生制御部112の制御の下にコンテンツの再生処理を実行する。
ステップS602において、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量以上でないと判定した場合は、ステップS603に進み、バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間Tb以下か否かを検証する。バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間Tb以下であると判定した場合は、広告再生に切り替える処理を行なうことなく、コンテンツ再生を継続して実行する。
ステップS603の判定処理は、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量未満である場合において、さらに、バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間を計測し、停滞時間が予め定めた規定時間Tb以下である場合は、広告再生に切り替える処理を行なうことなく、コンテンツ再生を継続して実行するための判定処理である。なお、時間Tbは、クライアントにおいて任意に設定可能な時間データ、あるいはサーバ120から広告データとともに受信する制御情報に含まれる時間データのいずれかの設定とする。クライアントのバッファ制御部114は、バッファ蓄積量や、バッファに格納されるデータ推移に基づいてステップS604の判定処理を実行する。
ステップS603において、バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間Tbを越えると判定した場合は、ステップS604に進む。ステップS604では、広告データ格納バッファ116から広告実体データを取得し、取得した広告データを再生する。なお、ステップS604における広告再生期間は、サーバ120からの受信コンテンツの再生は中断し、バッファリングのみが継続して実行される。従ってコンテンツ格納バッファ115のバッファ蓄積量は増加することになる。
全てのコンテンツ再生が終了すると、ステップS607に進み、クライアント110はサーバ120に対して、広告の再生、視聴の完了を通知する。サーバ120は、この通知の受領によって、広告が、制御情報に従って再生されたことを確認することができる。
図8を参照して説明したクライアントの処理、すなわち、コンテンツ再生処理中に許容時間以上のコンテンツの再生中断が発生すると予測される場合に広告再生を随時実行する処理について、図9、図10を参照して説明する。
図9は、先に図1を参照して説明したクライアント110の構成要素と、各要素間のデータ転送および制御構成を示す図である。バッファ制御部114は、コンテンツ格納バッファ115に蓄積されるコンテンツのバッファ量を監視する。すなわち、図8のフローにおけるステップS602,S603の判定に必要となる情報をバッファ監視により取得する。具体的には、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量以上であるか否か、さらに、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量未満である場合において、バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間Tb以下であるか否かを判定するためにバッファ蓄積量、バッファ格納データの推移を監視する。
バッファ制御部114は、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量以上である場合には、コンテンツ格納バッファ115からコンテンツを取得して、再生制御部112に転送し、再生制御部112は、前述したMPEG復号等の所定の処理を実行し、コンテンツ再生処理を行なう。また、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量未満であっても、バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間Tb以下であるとバッファ制御部114が判定した場合は、広告再生に切り替える処理を行なうことなく、コンテンツ再生を継続して実行する。
一方、バッファ制御部114が、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量未満であり、バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間Tbを超えると判定した場合は、広告再生に切り替える処理を行なう。すなわち、コンテンツ格納バッファ115からのコンテンツ取得を中断し、広告データ格納バッファ116に格納されたコンテンツ対応の広告実データを取得して、再生制御部112に転送し、再生制御部112による広告再生処理が実行される。この広告再生期間においてもサーバ120からの受信コンテンツのバッファリングが継続して実行されるので、コンテンツ格納バッファ115のバッファ蓄積量は増加する。
次に、クライアントのコンテンツ格納バッファ115のバッファ蓄積量の推移について図10を参照して説明する。図10は、横軸に時間(t)、縦軸にコンテンツ格納バッファ115のバッファ蓄積量(Bcon)を示したバッファ蓄積の推移データである。
時間(t0)において、サーバからのコンテンツ受信、受信コンテンツのコンテンツ格納バッファ115に対する蓄積が開始され、時間(t1)において、コンテンツ再生が開始される。コンテンツ再生の開始に伴い、コンテンツ格納バッファ115のバッファ蓄積量(Bcon)が次第に減少し、時間(t2)において、広告再生条件を満たす状態としての判定ポイント[A]になったものとする。
すなわち、図8の処理フローのステップS602,S603の判定によって、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量未満であり、かつ、バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間Tbを超えると判定されたものとする。この場合、時間(t2)において、コンテンツ再生が中断され、広告再生が開始される。広告は、広告データ格納バッファ116に格納されたコンテンツ対応の予め定められた広告データであり、所定の再生時間を有し、その再生時間の経過後、時間(t3)において広告再生処理が終了する。
時間(t2)〜(t3)において、コンテンツデータはサーバ120からクライアント110に送信され続けており、バッファリング処理も継続して実行されるので、コンテンツ各のバッファ115のバッファ蓄積量は増加する。
時間(t3)において、広告再生処理が終了すると、バッファ制御部114は、コンテンツ格納バッファ115からコンテンツデータの取得を再開し、再生制御部112の再生制御の下にコンテンツ再生が再開される。さらに、時間(t4)において、コンテンツ格納バッファ115のバッファ量が予め定めた規定量未満であり、かつ、バッファ蓄積量が予め定めた規定量以下の状態に停滞している停滞時間が予め定めた時間Tbを超えるとの判定ポイントである[B]に至ると、コンテンツ再生が中断され、広告再生が開始される。
広告再生期間である時間(t4)〜(t5)において、コンテンツデータはサーバ120からクライアント110に送信され続けており、バッファリング処理も継続して実行されるので、コンテンツ各のバッファ115のバッファ蓄積量は増加する。時間(t5)において、広告再生処理が終了すると、バッファ制御部114は、コンテンツ格納バッファ115からコンテンツデータの取得を再開し、再生制御部112の再生制御の下にコンテンツ再生を再開する。
このような処理が、コンテンツ再生期間中、継続して実行され、コンテンツを視聴しているユーザは、コンテンツ再生の中断時には、コンテンツに対応して設定された広告データを視聴できることになる。
最後に、上述したコンテンツ再生および広告再生処理を実行する情報処理装置110のハードウェア構成例について、図11を参照して説明する。
CPU(Central Processing Unit)501は、OS(Operating System)、上述の実施例において説明したコンテンツ、広告データおよび制御情報の受信、バッファ格納処理、コンテンツおよび広告再生処理等、各処理の実行シーケンスを記述した各種コンピュータ・プログラムに従った処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)502は、CPU501が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)503は、CPU501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス504により相互に接続されている。
ホストバス504は、ブリッジ505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス506に接続されている。
キーボード508、ポインティングデバイス509は、ユーザにより操作される入力デバイスである。ディスプレイ510は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイメージで表示する。
HDD(Hard Disk Drive)511は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU501によって実行するプログラムや情報を記録または再生させる。
ドライブ512は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体521に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、インタフェース507、外部バス506、ブリッジ505、およびホストバス504を介して接続されているRAM503に供給する。
接続ポート514は、外部接続機器522を接続するポートであり、USB,IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート514は、インタフェース507、および外部バス506、ブリッジ505、ホストバス504等を介してCPU501等に接続されている。通信部515は、ネットワークに接続され、CPU501、またはHDD511等からの供給データの送信、データ受信を実行する。
なお、図11に示す情報処理装置のハードウェア構成例は、PCを適用して構成した装置の一例であり、本発明の情報処理装置は、図11に示す構成に限らず、上述した実施例において説明した処理を実行可能な構成であればよい。なお、図1に示すサーバ120のハードウェア構成としても図11に示す構成が適用可能である。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の構成によれば、サーバから配信されるストリーミングコンテンツの再生を行なうクライアントにおいて、コンテンツ対応の広告データと広告再生制御情報をサーバから受信し、受信する広告データを、コンテンツバッファのバッファ状況、または、広告再生制御情報に従った制御の下に再生する処理を実行する構成としたので、例えばコンテンツバッファのバッファデータ蓄積量が不足した際に、広告データの再生を行なう処理が可能となり、コンテンツ再生の中断時に、ユーザに対する無駄な待機状態を発生させることのないコンテンツ再生が可能となり、コンテンツのストリーミング配信、再生処理を実行する装置またはシステムに最適な構成が実現される。
本発明の構成では、サーバから配信されるストリーミングコンテンツの再生を行なうクライアントは、コンテンツを格納するコンテンツ格納バッファと、広告データおよび広告再生制御情報を格納する広告データ格納バッファを有し、コンテンツバッファのバッファ状況として、コンテンツバッファのデータ蓄積量を監視し、蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であると判定した場合や、許容バッファ量未満の状態に停滞している停滞時間が予め定めた閾値時間を越えると判定した場合は、コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得を中止して、広告データ格納バッファから広告データを取得して再生を行なう構成とし、広告再生期間もコンテンツデータのバッファリングを継続して実行する構成としたので、コンテンツのバッファリングが不十分な期間が発生してもユーザに対する広告情報提供を継続して実行可能であり、この期間にコンテンツのバッファを行なうことで、スムーズなコンテンツ再生処理の再開が可能となり、コンテンツのストリーミング配信、再生処理を実行する装置またはシステムに最適な構成が実現される。
本発明のコンテンツ配信システムの全体構成を示す図である。 コンテンツおよび広告データを提供するサーバのデータベースに格納されたデータ構成について説明する図である。 コンテンツおよび広告データを提供するサーバの処理について説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツおよび広告データを受信し、再生するクライアントの処理について説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツのオープニング時に広告データを再生するクライアントの処理について説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツのエンディング時に広告データを再生するクライアントの処理について説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ再生期間中、一定時間ごとに広告データを再生するクライアントの処理について説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ再生期間中、バッファ状況に応じて広告データを再生するクライアントの処理について説明するフローチャートを示す図である。 コンテンツ再生期間中、バッファ状況に応じて広告データを再生するクライアントの処理について説明する図である。 コンテンツ再生期間中、バッファ状況に応じて広告データを再生するクライアントの処理におけるバッファの蓄積データ量の時間推移について説明する図である。 コンテンツおよび広告データを受信し、再生するクライアントとしての情報処理装置のハードウェア構成例について説明する図である。
符号の説明
110 情報処理装置
111 通信部
112 再生制御部
113 ユーザインタフェース
114 バッファ制御部
115 広告データ格納バッファ
116 コンテンツ格納バッファ
120 サーバ
121 通信部
122 データ制御部
123 コンテンツデータベース
124 広告データベース
125 コンテンツ−広告対応データベース
501 CPU(Central processing Unit)
502 ROM(Read-Only-Memory)
503 RAM(Random Access Memory)
504 ホストバス
505 ブリッジ
506 外部バス
507 インタフェース
508 キーボード
509 ポインティングデバイス
510 ディスプレイ
511 HDD(Hard Disk Drive)
512 ドライブ
514 接続ポート
515 通信部
521 リムーバブル記録媒体
522 外部接続機器

Claims (14)

  1. コンテンツのストリーミング再生処理を実行する情報処理装置であり、
    ストリーミング配信コンテンツおよびコンテンツ対応の広告データおよび広告再生制御情報を含むデータを受信する通信部と、
    前記ストリーミング配信コンテンツを格納するコンテンツ格納バッファと、
    前記コンテンツ対応の広告データおよび広告再生制御情報を格納する広告データ格納バッファと、
    前記コンテンツ格納バッファおよび広告データ格納バッファに対するデータ入出力制御を実行するバッファ制御部と、
    前記バッファ制御部を介してバッファからの取得データを受領し、受領データの再生処理を実行する再生制御部とを有し、
    前記バッファ制御部は、コンテンツバッファのバッファ状況、または、前記広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データの取得、および前記再生制御部への提供処理を実行する構成であり、
    前記再生制御部は、
    前記広告再生タイミングにおいて、前記バッファ制御部を介して取得する広告データの再生処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記バッファ制御部は、
    コンテンツバッファに蓄積された蓄積バッファ量が、予め定められた許容バッファ量以上であると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータ取得および再生制御部に対する提供処理を実行し、
    前記蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得および再生制御部に対する提供処理を中止し、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記バッファ制御部は、
    前記蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であり、さらに、許容バッファ量未満の状態に停滞している停滞時間が予め定めた閾値時間を越えると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得処理および再生制御部に対する提供処理を中止し、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行する構成であることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記バッファ制御部は、
    前記再生制御部における広告データの再生処理期間に、ストリーミング配信コンテンツのコンテンツバッファに対する格納処理を継続して実行する構成であることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記バッファ制御部は、
    広告データに対応して設定された広告再生制御情報に従った広告再生タイミングの決定処理、および決定した広告再生タイミングに応じた広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行する構成であり、広告再生タイミングとして、
    コンテンツ再生開始以前のオープニング時、
    または、コンテンツ再生終了後のエンディング時、
    または、コンテンツ再生中、規定時間間隔ごと、
    少なくとも上記いずれかのタイミングを決定し、該決定タイミングにおいて、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. コンテンツ配信システムであり、
    コンテンツのストリーミング配信を実行し、コンテンツ対応の広告データと広告再生制御情報をクライアントに提供する処理を実行するサーバと、
    前記サーバから受信するコンテンツのストリーミング再生処理を実行するとともに、前記サーバから受信する広告データを、コンテンツバッファのバッファ状況、または前記広告再生制御情報に従った制御の下に再生する処理を実行するクライアントと、
    を有することを特徴とするコンテンツ配信システム。
  7. 前記クライアントは、
    前記コンテンツを格納するコンテンツ格納バッファと、
    前記広告データおよび広告再生制御情報を格納する広告データ格納バッファと、
    前記コンテンツ格納バッファおよび広告データ格納バッファに対するデータ入出力制御を実行するバッファ制御部と、
    前記バッファ制御部を介してバッファからの取得データを受領し、受領データの再生処理を実行する再生制御部とを有し、
    前記バッファ制御部は、コンテンツバッファのバッファ状況、または、前記広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データの取得、および前記再生制御部に提供処理を実行する構成であり、
    前記再生制御部は、
    前記広告再生タイミングにおいて、前記バッファ制御部を介して取得する広告データの再生処理を実行する構成であることを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ配信システム。
  8. 前記クライアントは、
    広告データの再生処理の完了通知を前記サーバに対して実行する構成であることを特徴とする請求項6に記載のコンテンツ配信システム。
  9. コンテンツのストリーミング再生処理をコンピュータ上で実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    ストリーミング配信コンテンツと、コンテンツ対応の広告データおよび広告再生制御情報を含むデータを受信するデータ受信ステップと、
    前記ストリーミング配信コンテンツをコンテンツ格納バッファに格納するコンテンツ格納ステップと、
    前記広告データおよび広告再生制御情報を広告データ格納バッファに格納する広告データ格納ステップと、
    前記コンテンツ格納バッファおよび広告データ格納バッファに対するデータ入出力制御を実行するバッファ制御ステップと、
    前記バッファからの取得データを再生制御部が受領し、再生処理を実行する再生制御ステップとを有し、
    前記バッファ制御ステップは、
    コンテンツバッファのバッファ状況、または、前記広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データを取得して前記再生制御部に提供する処理を実行するステップを含み、
    前記再生制御ステップは、
    前記広告再生タイミングにおいて、前記バッファから取得した広告データの再生処理を実行するステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  10. 前記バッファ制御ステップは、
    コンテンツバッファに蓄積された蓄積バッファ量が、予め定められた許容バッファ量以上であると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータ取得および再生制御部に対する提供処理を実行し、
    前記蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得および再生制御部に対する提供処理を中止し、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行するステップであることを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ・プログラム。
  11. 前記バッファ制御ステップは、
    前記蓄積バッファ量が許容バッファ量未満であり、さらに、許容バッファ量未満の状態に停滞している停滞時間が予め定めた閾値時間を越えると判定した場合は、前記コンテンツ格納バッファからのコンテンツデータの取得処理および再生制御部に対する提供処理を中止し、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行するステップを含むことを特徴とする請求項10に記載のコンピュータ・プログラム。
  12. 前記バッファ制御ステップは、
    前記再生制御部における広告データの再生処理期間に、ストリーミング配信コンテンツのコンテンツバッファに対する格納処理を継続して実行するステップを含むことを特徴とする請求項9乃至11いずれかに記載のコンピュータ・プログラム。
  13. 前記バッファ制御ステップは、
    広告データに対応して設定された広告再生制御情報に従った広告再生タイミングの決定処理、および決定した広告再生タイミングに応じた広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行するステップであり、広告再生タイミングとして、
    コンテンツ再生開始以前のオープニング時、
    または、コンテンツ再生終了後のエンディング時、
    または、コンテンツ再生中、規定時間間隔ごと、
    少なくとも上記いずれかのタイミングを決定し、該決定タイミングにおいて、前記広告データ格納バッファからの広告データの取得および再生制御部に対する提供処理を実行するステップを含むことを特徴とする請求項9に記載のコンピュータ・プログラム。
  14. コンテンツのストリーミング再生処理を実行する情報処理方法であり、
    ストリーミング配信コンテンツと、コンテンツ対応の広告データおよび広告再生制御情報を含むデータを通信部において受信するデータ受信ステップと、
    前記ストリーミング配信コンテンツを、バッファ制御部の制御の下にコンテンツ格納バッファに格納するコンテンツ格納ステップと、
    前記広告データおよび広告再生制御情報を、バッファ制御部の制御の下に広告データ格納バッファに格納する広告データ格納ステップと、
    前記コンテンツ格納バッファおよび広告データ格納バッファに対するデータ入出力制御をバッファ制御部の制御の下に実行するバッファ制御ステップと、
    前記バッファからの取得データを再生制御部が受領し、再生処理を実行する再生制御ステップとを有し、
    前記バッファ制御ステップは、
    コンテンツバッファのバッファ状況、または、前記広告再生制御情報に基づいて広告再生タイミングを決定し、決定した広告再生タイミングに応じて広告データ格納バッファから広告データを取得して前記再生制御部に提供する処理を実行するステップを含み、
    前記再生制御ステップは、
    前記広告再生タイミングにおいて、前記バッファから取得した広告データの再生処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報処理方法。
JP2004276478A 2004-09-24 2004-09-24 コンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Pending JP2006092239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276478A JP2006092239A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 コンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004276478A JP2006092239A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 コンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006092239A true JP2006092239A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36233140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004276478A Pending JP2006092239A (ja) 2004-09-24 2004-09-24 コンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006092239A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324817A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 移動通信端末、移動通信方法、及び、プログラム
WO2013028328A1 (en) * 2011-08-23 2013-02-28 General Instrument Corporation Content streaming in communication system
JP2013524721A (ja) * 2010-04-15 2013-06-17 オパンガ ネットワークス インコーポレイテッド 余剰ネットワーク容量を使用するプログレッシブダウンロードのためのシステムおよび方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359833A (ja) * 2001-03-27 2002-12-13 Hitachi Ltd データ通信システムおよび送信装置、通信端末
JP3491759B1 (ja) * 2003-03-31 2004-01-26 コナミ株式会社 家庭用ゲーム装置、家庭用ゲーム機の制御方法及びプログラム
JP2004159057A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 再生情報配信システム及び再生情報配信方法
JP2004178314A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Victor Co Of Japan Ltd コンテンツ情報転送システム
JP2004248150A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Kyocera Corp 動画像配信システム、配信サーバ、携帯端末及び動画像配信方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002359833A (ja) * 2001-03-27 2002-12-13 Hitachi Ltd データ通信システムおよび送信装置、通信端末
JP2004159057A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 再生情報配信システム及び再生情報配信方法
JP2004178314A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Victor Co Of Japan Ltd コンテンツ情報転送システム
JP2004248150A (ja) * 2003-02-17 2004-09-02 Kyocera Corp 動画像配信システム、配信サーバ、携帯端末及び動画像配信方法
JP3491759B1 (ja) * 2003-03-31 2004-01-26 コナミ株式会社 家庭用ゲーム装置、家庭用ゲーム機の制御方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007324817A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 移動通信端末、移動通信方法、及び、プログラム
JP2013524721A (ja) * 2010-04-15 2013-06-17 オパンガ ネットワークス インコーポレイテッド 余剰ネットワーク容量を使用するプログレッシブダウンロードのためのシステムおよび方法
WO2013028328A1 (en) * 2011-08-23 2013-02-28 General Instrument Corporation Content streaming in communication system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105814900B (zh) 用于在自适应流播环境中管理相邻频道的系统和方法
US7720985B2 (en) Content receiving apparatus and content receiving method
JP4281798B2 (ja) コンテンツ再生システム、電子機器、再生制御方法、およびプログラム
US8290349B2 (en) Playback apparatus, method, and program
JP4944484B2 (ja) 再生装置、再生方法及びプログラム
WO2013008867A1 (ja) 送信装置、送信装置の制御方法、制御プログラム、及び記録媒体
JP2012514276A (ja) リアルタイム又はほぼリアルタイムのストリーミング
EP2061241A1 (en) Method and device for playing video data of high bit rate format by player suitable to play video data of low bit rate format
JP2006314075A (ja) コンテンツ共有装置及びコンテンツ共有方法
KR20160039888A (ko) 클라우드 스트리밍 서비스 시스템, 최적 gpu를 이용한 클라우드 스트리밍 서비스 방법 및 이를 위한 장치
WO2018192183A1 (zh) 无线传屏中视频文件的处理方法及装置
JP5282383B2 (ja) コンテンツ再生装置、コンテンツ再生方法、プログラム、およびコンテンツ再生システム
CN113424553A (zh) 用于响应于用户选择而推进交互式媒体项目的重放的技术
JP2011091709A (ja) ネットワーク機器
JP2007267270A (ja) コンテンツ再生システム、再生装置、再生方法、及び、プログラム
JP5440839B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP2008270908A (ja) 情報処理装置、その制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2006092239A (ja) コンテンツ配信システム、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
KR20100113758A (ko) 콘텐츠 다운로드 제어 장치 및 방법
JP2007074356A (ja) ホームネットワークシステム
JP6294527B2 (ja) 送信装置、送信方法、再生装置、及び再生方法
JP2006191186A (ja) コンテンツの再生システム、再生装置、再生方法、及び配信サーバ
JP2003348125A (ja) 情報配信システム、情報処理置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4595247B2 (ja) データ再生方法、データ再生制御プログラムおよびデータ再生装置
JP5589654B2 (ja) 映像音声再生装置、および映像音声再生方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100601