JP2006091620A - トナー供給装置および画像形成装置 - Google Patents

トナー供給装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006091620A
JP2006091620A JP2004278926A JP2004278926A JP2006091620A JP 2006091620 A JP2006091620 A JP 2006091620A JP 2004278926 A JP2004278926 A JP 2004278926A JP 2004278926 A JP2004278926 A JP 2004278926A JP 2006091620 A JP2006091620 A JP 2006091620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
image forming
cartridge
circulation
supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2004278926A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yukita
暁 弓気田
Junichi Hama
順一 浜
Tomio Onuki
富夫 大貫
Ryuji Hattori
龍治 服部
Shigemi Murata
重美 村田
Yoshiyuki Takashima
義行 高島
Teruaki Koizumi
輝昭 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2004278926A priority Critical patent/JP2006091620A/ja
Publication of JP2006091620A publication Critical patent/JP2006091620A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、トナーが収容されたトナーカートリッジから供出されるトナーを、トナーを用いて画像を現像する現像装置に供給するトナー供給装置、およびこのようなトナー供給装置が備えられた画像形成装置に関し、トナーカートリッジから供出されるトナーを効率的に貯蔵することのできるトナー供給装置、およびこのようなトナー供給装置に貯蔵されたトナーを用いて安定的に画像形成を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】筐体の内部空間内の所定の循環経路に沿ってトナーを単位時間当たりに循環させるトナー循環量W1と、循環経路から分岐して現像装置へと繋がる供給口へと向かう供給経路に沿ってトナーを単位時間当たりに搬送するトナー搬送量W2が
3.6≦W1/W2≦5.4
という関係を満たしている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、トナーが収容されたトナーカートリッジから供出されるトナーを、トナーを用いて画像を現像する現像装置に供給するトナー供給装置、およびこのようなトナー供給装置が備えられた画像形成装置に関する。
電子写真方式の複写機やプリンタあるいはファクシミリなどに用いられる画像形成装置では、感光体ドラム等に代表される潜像担持体を一様に帯電させ、画像の情報を担持した光をその潜像担持体に照射することによりその潜像担持体の表面に静電潜像を形成し、その静電潜像にトナーを付着させる現像装置を用いてその静電潜像を現像することにより潜像担持体の表面にトナー像を形成し、その形成されたトナー像を直接に、あるいは例えば中間転写体を介在させて、最終的に記録媒体上に転写して定着することによりその記録媒体上に定着トナー像からなる画像が形成される。
また、トナーは消耗品であるため、従来より、このような画像形成装置には、トナーが収容された、交換可能なトナーカートリッジが備えられており、トナーカートリッジに収容されたトナーが現像装置に供給されて空になると、例えば、トナーが収容された新しいトナーカートリッジへの交換を要求する旨の警告が表示される。ユーザは、トナーが空になったトナーカートリッジを、新しいトナーカートリッジに取り替えることによって、現像装置へのトナー供給が再開されて、再度、画像形成装置を使用できるようになる。このように構成された画像形成装置では、トナーカートリッジが空になった後は、新しいトナーカートリッジに交換するまでは画像形成装置を使用することができないこととなるため、画像形成装置の継続的な運転が妨げられるおそれがある。
このような問題点に対処した画像形成装置として、トナーカートリッジと現像装置との間に、トナーカートリッジから供出されるトナーを一時的に貯蔵して、貯蔵されたトナーを現像装置に供給するトナーリザーブタンクも備えた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このようなトナーリザーブタンクを備えた画像形成装置によれば、トナーカートリッジに収容されたトナーが空になった後の、新しいトナーカートリッジに取り替えるまでの間であっても、トナーリザーブタンクに貯蔵されたトナーを用いて画像形成装置を使用することができるため、画像形成装置を継続的に運転することができる。
特許第3058280号公報
近年、画像形成装置の小型化が進んでおり、これに伴って、上述した特許文献1に提案された画像形成装置に備えられたようなトナーリザーブタンクの容積も、従来のトナーリザーブタンクと比較して減少してきている。トナーリザーブタンクの容積が減少するにつれて、トナーリザーブタンクに充分な量のトナーを貯蔵することの困難さが高まり、貯蔵されたトナーを用いて画像形成可能な枚数の確保も困難となる。また、近年、画像形成装置の小型化と同時に高速化も進んでおり、これに伴って、トナーリザーブタンクに貯蔵されたトナーが従来よりも早く消費されることとなるため、小型化されたトナーリザーブタンクの少ないスペースにトナーを効率的に貯蔵する必要性がより一層高まっている。そして、トナーカートリッジからトナーが供給されなくなった後も安定的に画像形成を行えることが望まれる。
本発明は、上記事情に鑑み、トナーカートリッジから供出されるトナーを効率的に貯蔵することのできるトナー供給装置、およびこのようなトナー供給装置に貯蔵されたトナーを用いて安定的に画像形成を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明のトナー供給装置は、
トナーが収容された、そのトナーを供出するトナーカートリッジと、トナーを用いて画像を現像する現像装置との間に介在し、そのトナーカートリッジから供出されるトナーをその現像装置に供給するトナー供給装置において、
上記トナーカートリッジから供出されるトナーを一時的に貯蔵する内部空間と、上記現像装置へと繋がる供給口とを有する筐体と、
上記筐体の内部空間に貯蔵されたトナーを、その内部空間内の所定の循環経路に沿って単位時間当たりにトナー循環量W1で循環させる循環部と、
上記循環経路に沿って循環するトナーを、その循環経路から分岐して上記供給口へと向かう供給経路に沿って単位時間当たりにトナー搬送量W2で搬送するとともに、そのトナー搬送量W2と上記トナー循環量W1が
3.6≦W1/W2≦5.4
という関係を満たしている搬送部とを備えたことを特徴とする。
貯蔵量を増やすための項目としては、トナーカートリッジからの供給量、現像装置への供給量、循環量、搬送速度、容積他等々が考えられる。一方安定的な画像形成のためには、現像装置へのトナー供給量が安定している事が望まれる。これらパラメータは各々独立に存在しているのではなく、相互が影響しあう。それはこれらの値がトナー供給経路のトナー搬送効率を変化させる為である。今回これらのパラメータの中から、上記トナー循環量W1と上記トナー搬送量W2のみに着目した。
ここで、上記トナー循環量W1と上記トナー搬送量W2との比率は、上記内部空間に貯蔵されるトナーの貯蔵量に影響し、この貯蔵量が多くなるような比率が存在すると考えられる。一方、安定的な画像形成のためには、トナー循環量W1やトナー搬送量W2の変動に対してその貯蔵量が安定していることも必要であると考えられる。このような、貯蔵量が多量という要件と、貯蔵量が安定しているという要件の双方はトナー循環量W1やトナー搬送量W2を以下の値に限定することで実現できる。
3.6≦W1/W2≦5.4
従って、本発明のトナー供給装置によると、トナーカートリッジから供出されるトナーを効率的に貯蔵することができる。
また、上記目的を達成する本発明の画像形成装置は、
表面に静電潜像が形成される潜像担持体と、
トナーが収容された、そのトナーを供出するトナーカートリッジと、
上記潜像担持体上の静電潜像にトナーを付着させることによってその静電潜像を現像する現像装置と、
上記トナーカートリッジと上記現像装置との間に介在し、そのトナーカートリッジから供出されるトナーをその現像装置に供給するトナー供給装置であって、
上記トナーカートリッジから供出されるトナーを一時的に貯蔵する内部空間と、上記現像装置へと繋がる供給口とを有する筐体と、
上記筐体の内部空間に貯蔵されたトナーを、その内部空間内の所定の循環経路に沿って単位時間当たりにトナー循環量W1で循環させる循環部と、
上記循環経路に沿って循環するトナーを、その循環経路から分岐して上記供給口へと向かう供給経路に沿って単位時間当たりにトナー搬送量W2で搬送するとともに、そのトナー搬送量W2と上記トナー循環量W1が
3.6≦W1/W2≦5.4
という関係を満たしている搬送部とを備えたトナー供給装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の画像形成装置によると、本発明のトナー供給装置と同様に、トナーカートリッジから供出されるトナーがトナー供給装置に効率的に貯蔵されることとなるため、トナーカートリッジが空となってトナーカートリッジからトナー供給装置にトナーが供出されなくなった後であっても、トナー供給装置に貯蔵されたトナーを用いて安定的に画像形成を行うことができるとともに、画像形成可能な枚数が充分確保される。
本発明によれば、トナーカートリッジから供出されるトナーを効率的に貯蔵することのできるトナー供給装置、およびこのようなトナー供給装置に貯蔵されたトナーを用いて安定的に画像形成を行うことができる画像形成装置が提供される。
図1は、本発明の一実施形態が適用された画像形成装置の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、フルカラータンデム方式を採用した画像形成装置であって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(B)の4色のトナーそれぞれに対応した、4つのトナー像形成ユニットを用いて、中間転写ベルトの送りに同期させて各トナー像形成ユニットでそれぞれの色のトナー像を形成し、それらトナー像を中間媒体としての中間転写ベルト上に重ね合わせ(1次転写)、中間転写ベルト上に重ね合わせたカラートナー像を記録媒体である用紙に転写(2次転写)し、定着するものである。
図1に示す画像形成装置1は、4つのトナー像形成ユニット10Y,10M,10C,10K、および4つの1次転写ロール20Y,20M,20C,20Kを備えている。また、この画像形成装置1は、駆動ロール31、従動ロール32、テンションロール33、およびバックアップロール42に張架されて反時計回りの方向に循環移動する半導電性の中間転写ベルト30、2次転写を行う一括転写装置40、および未定着トナー像を用紙に定着させる定着装置50も備えている。
4つのトナー像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kは、中間転写ベルト30の循環移動方向に並んで配置されており、各トナー像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kには、本発明にいう潜像担持体の一例に相当する、時計回りの方向に回転する感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kが配備されている。各感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの表面は、中間転写ベルト30に接している。1次転写ロール20Y,20M,20C,20Kは、中間転写ベルト30を挟んで各感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kと対向する位置に配備されており、各感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kと中間転写ベルト30とが接する部分が1次転写位置である。
また、各トナー像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kの周囲には、現像装置12Y,12M,12C,12K、接触型帯電装置13Y,13M,13C,13K、およびクリーニング装置14Y,14M,14C,14Kが備えられている。現像装置12Y,12M,12C,12Kは、本発明にいう現像装置の一例に相当するものであり、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの周囲の、1次転写位置の上流側に配備されている。また、各現像装置12Y,12M,12C,12Kには、トナーを一時的に貯蔵するトナーリザーブタンク16Y,16M,16C,16Kを介してトナーを供給するトナーカートリッジ15Y,15M,15C,15Kが備えられている。このトナーリザーブタンク16Y,16M,16C,16Kは、本発明にいうトナー供給装置の一例に相当するものであり、トナーカートリッジ15Y,15M,15C,15Kは、本発明にいうトナーカートリッジの一例に相当するものである。接触型帯電装置13Y,13M,13C,13Kは、その現像装置12Y,12M,12C,12Kよりもさらに上流側に配備されている。さらに、クリーニング装置14Y,14M,14C,14Kは、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの周囲の、1次転写位置の下流側に配備されていて、1次転写位置において中間転写ベルト30に転写されず、感光体ドラム11Y,11M,11C,11K上に残留する残留トナーを、図示しない導電性ブラシおよびブレードでクリーニングする。
また、この画像形成装置1は、この画像形成装置1の本体に対して現像装置12Y,12M,12C,12Kの軸方向に引き出すことのできるマーキングユニット70も備えていて、マーキングユニット70には、各感光体ドラム11Y,11M,11C,11K、各現像装置12Y,12M,12C,12K、各接触型帯電装置13Y,13M,13C,13K、および各クリーニング装置14Y,14M,14C,14Kが装着されている。
感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの表面は、接触型帯電装置13Y,13M,13C,13Kによって一様に帯電される。接触型帯電装置13Y,13M,13C,13Kにより一様に帯電した感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの表面には、図示しないレーザ光が照射されて感光体ドラム11Y,11M,11C,11K表面に静電潜像が形成される。現像装置12Y,12M,12C,12Kは、二成分現像方式を採用したものであり、この現像装置12Y,12M,12C,12Kには、磁性キャリアと、トナーカートリッジ15Y,15M,15C,15Kから供給されるトナーとからなる二成分現像剤が収容されている。また、現像装置12Y,12M,12C,12Kには現像ロール121Y,121M,121C,121Kが配備されている。現像ロール121Y,121M,121C,121Kの周面には、トナーが付着した磁性キャリアが層状となった現像剤層(いわゆる磁気層)が形成され、トナーは、この現像剤層から静電潜像を担持した感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの表面に供給される。静電潜像はトナーの供給を受けて現像されトナー像となる。
1次転写ロール20Y,20M,20C,20Kには、トナーの極性とは逆極性の転写バイアスが印加されており、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの表面に形成されたトナー像は、感光体ドラム表面から中間転写ベルト30表面に移行する。各トナー像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kで形成されたトナー像は、中間転写ベルト30上で1つに重なり合ったカラートナー像となる。
また、一括転写装置40は、中間転写ベルト30のトナー像担持面側に圧接配置された二次転写ロール41と、中間転写ベルト30の裏面側に配置されたバックアップロール42を備えており、これら2つのロール41,42で中間転写ベルト30を挟みこんでいる。これら2つのロール41,42間が二次転写位置になる。
さらに、図1に示す画像形成装置1には、用紙トレイ60が配備されており、用紙トレイ60に収容された用紙は、所定のタイミングで二次転写位置へと送り込まれる。二次転写位置では、中間転写ベルト30上で1つに重なり合ったカラートナー像が、送り込まれてきた用紙上に転写される。
また、この画像形成装置1には、カラートナー像が2次転写された用紙を搬送する搬送ベルト80が配備されており、搬送ベルト80で搬送された用紙が定着装置50へと送り込まれる。定着装置50は、加熱機構511を有する定着ロール51、および定着ロール51に対向するように設けられた圧力ロール52を備えている。互いに対向する定着ロール51と圧力ロール52との間には、2次転写位置を通過した用紙が搬送されてくる。用紙上のカラートナー像を構成するトナーは、定着ロール51の加熱機構511により溶融され用紙に定着される。
この図1に示す画像形成装置1は、トナーカートリッジ15Y,15M,15C,15Kから供出されるトナーが、トナーを一時的に貯蔵するトナーリザーブタンク16Y,16M,16C,16Kを介して現像装置12Y,12M,12C,12Kに供給されるものであるため、トナーカートリッジ15Y,15M,15C,15Kに収容されたトナーが空になった後の、トナーが収容された新しいトナーカートリッジに取り替えるまでの間であっても、トナーリザーブタンク16Y,16M,16C,16Kに貯蔵されたトナーを用いて画像形成装置を使用することができる。
ここで、この図1に示す画像形成装置1における、本発明の一実施形態としての特徴は、この画像形成装置1に備えられたトナーリザーブタンク16Y,16M,16C,16Kに関連があり、以下、このトナーリザーブタンク16Y,16M,16C,16Kについて詳しく説明する。
図2は、図1に示すトナーカートリッジおよびトナーリザーブタンクを前面斜め上から見た外観斜視図である。
この図2には、図1にも示す、トナーカートリッジ15Y,15M,15C,15Kおよびトナーリザーブタンク16Y,16M,16C,16Kが示されている。また、各トナーカートリッジ15Y,15M,15C,15Kには、各トナーカートリッジ15Y,15M,15C,15Kの内部に収容されたトナーを攪拌して搬送するための、図示しない搬送部材を駆動するためのカートリッジモータ151Y,151M,151C,151Kが備えられている。
図3は、図1に示すトナー像形成ユニット10Cに備えられたトナーカートリッジ、トナーリザーブタンク、および現像装置を前面から見た内部構成図である。
この図3には、図1にも示す、トナーカートリッジ15C、トナーリザーブタンク16C、および現像装置12Cが示されている。トナーカートリッジ15Cに収容されたトナーが、トナーカートリッジ15Cとトナーリザーブタンク16Cとの間に設けられてトナーリザーブタンク16Cへと繋がる、図示しないトナー供出路を介してトナーリザーブタンク16Cに供出されてトナーリザーブタンク16C内に一時的に貯蔵される。また、トナーリザーブタンク16C内に一時的に貯蔵されたトナーは、後述する循環経路および供給経路に沿って搬送され、トナーリザーブタンク16Cと現像装置12Cとの間に設けられて現像装置12Cへと繋がるトナー供給路122Cを介して現像装置12Cに供給される。
図4は、図1に示すトナー像形成ユニット10C,10Kに備えられたトナーリザーブタンクを上から見た内部構成図である。
図4に示すように、トナーリザーブタンク16C,16Kには、トナーカートリッジ15C,15Kから供出されるトナーを一時的に貯蔵する内部空間を有する筐体161C,161Kが備えられている。この筐体161C,161Kは、本発明にいう筐体の一例に相当するものであり、トナーカートリッジ15C,15Kへと繋がるトナー供出口162C,162K、および現像装置12C,12Kへと繋がるトナー供給口163C,163Kを有している。また、このトナーリザーブタンク16C,16Kには、筐体161C,161Kの内部空間に貯蔵されたトナーを、その内部空間内の循環経路Aに沿って循環させる、螺旋状に巻かれた針金等の金属線からなるアジテータ164C,165C,164K,165K、およびパドル166C,166Kと、循環経路Aに沿って循環するトナーを、循環経路Aから分岐してトナー供給口163C,163Kへと向かう供給経路Bに沿って搬送する、スパイラル形状の羽根を有するオーガ167C,167Kも備えられている。アジテータ164C,165Cは、トナーリザーブタンク16Cの内部空間に互いに平行に配設されて、アジテータ164K,165Kは、トナーリザーブタンク16Kの内部空間に互いに平行に配設されている。また、オーガ167Cは、アジテータ164C,165Cの間に平行に配設されて、オーガ167Kは、アジテータ164K,165kの間に平行に配設されている。このアジテータ164C,165C,164K,165Kは、本発明にいう循環部の一例に相当するものであり、オーガ167C,167Kは、本発明にいう搬送部の一例に相当するものである。さらに、このトナーリザーブタンク16C,16Kには、アジテータ164C,165C,164K,165K、パドル166C,166K、およびオーガ167C,167Kを一体で駆動するディスペンスモータ168C,168Kと、筐体161C,161Kの内部空間のうちトナー供出口162C,162Kの下あたりにおけるトナーの有無を検出する空検知センサ169C,169Kが、その筐体161C,161Kの側面に備えられている。
トナーカートリッジ15C,15Kに収容されたトナーがトナーカートリッジ15C,15Kから供出されると、供出されたトナーが、ディスペンスモータ168C,168Kによって駆動されたアジテータ164C,165C,164K,165K、およびパドル166C,166Kによって攪拌されながら、トナーリザーブタンク16C,16Kの内部空間内の循環経路Aに沿って循環される。また、ディスペンスモータ168C,168Kの駆動によってオーガ167C,167Kも駆動され、循環経路Aに沿って循環されるトナーの一部は、この循環経路Aから分岐してトナー供給口163C,163Kへと向かう供給経路Bに沿って搬送され、搬送されたトナーが、供給口163C,163Kから現像装置12C,12Kに供給される。また、本実施形態では、循環経路Aに沿って循環するトナーの単位時間当たりのトナー循環量W1と、供給経路Bに沿って搬送するトナーの単位時間当たりのトナー搬送量W2との比率「W1/W2」(以下、この比率を搬送力比率と称する)は、「4.5」に設定されている。
ここで、トナーカートリッジ15C,15Kに収容されたトナーが空になった後から、トナーリザーブタンク16C,16Kより現像装置12C,12Kに供給されるトナー供給量がトナーカートリッジ15C,15Kよりトナーリザーブタンク16C,16Kにトナーが供出される定常時の約70%のトナー供出量になるまでの間に、トナーリザーブタンク16C,16Kより現像装置12C,12Kに供給されるトナー供給量を空検知後トナー供給量と称し、図5を参照して、空検知後トナー供給量と搬送力比率との関係を説明する。
図5は、空検知後トナー供給量と搬送力比率との関係を示す図である。横軸は搬送力比率「W1/W2」を示し、縦軸は空検知後トナー供給量(g)を示す。
白三角は、図4に示すK色用のトナーリザーブタンク16Kにおける、空検知後トナー供給量と搬送力比率との関係を示すデータであり、実線曲線は、このデータをn次元(この図5に示す例では4次元)の多項式で近似した4次元多項式の曲線である。
また、黒四角は、図4に示すC色用のトナーリザーブタンク16Cにおける、空検知後トナー供給量と搬送力比率との関係を示すデータであり、破線曲線は、このデータをn次元(この図5に示す例では3次元)の多項式で近似した3次元多項式の曲線である。
K色用のトナーリザーブタンク16Kでは、この図5に示す実線曲線から、搬送力比率が「2.9〜3.6」の領域において空検知後トナー供給量が急激に増加して、搬送力比率が「3.6〜5.4」の領域において空検知後トナー供給量が「26g〜19g」前後で推移して、搬送力比率が「5.4〜6.3」の領域において空検知後トナー供給量が急激に減少する傾向を把握することができる。
一方、C色用のトナーリザーブタンク16Cでは、この図5に示す破線曲線から、搬送力比率が「2.9〜3.6」の領域において空検知後トナー供給量が急激に増加し、搬送力比率が「3.6〜4.9」の領域において空検知後トナー供給量が「15g〜16g」前後で推移する傾向を把握することができる。
従って、搬送力比率が
3.6≦W1/W2≦5.4
という関係を満たしている領域では、空検知後トナー供給量を最大かつ安定的に得ることができると判明した。
本実施形態では、上述したように、搬送力比率が「4.5」に設定されている。この設定された搬送力比率「4.5」は、空検知後トナー供給量を最大かつ安定的に得ることができると判明した搬送力比率の領域「3.6〜5.4」に入っているため、リザーブタンクには多量のトナーが蓄積されることとなり、図4に示すK色用のトナーリザーブタンク16Kから現像装置12Kに供給される空検知後トナー供給量は「26.5g」となり、図4に示すC色用のトナーリザーブタンク16C現像装置12Cに供給される空検知後トナー供給量は「15g」となる。また、トナー循環量W1やトナー搬送量W2が変動した場合であっても、変動前に現像装置に供給されるトナー供給量と同程度のトナー供給量が常に確保されることとなる。従って、トナーカートリッジが空となってトナーカートリッジからトナーリザーブタンクにトナーが供出されなくなった後であっても、トナーリザーブタンクに効率的に貯蔵されたトナーを用いて安定的に画像形成を行うことができるとともに、画像形成可能な枚数が充分確保される。
上述した本実施形態では、本発明にいうトナー搬送量W2と、本発明にいうトナー循環量W1が
W1/W2=4.5
という関係を満たしている例について説明したが、この関係はこれに限られるものではなく、
3.6≦W1/W2≦5.4
という関係を満たしていればよい。
本発明の一実施形態が適用された画像形成装置の概略構成図である。 図1に示すトナーカートリッジおよびトナーリザーブタンクを前面斜め上から見た外観斜視図である。 図1に示すトナー像形成ユニット10Cに備えられたトナーカートリッジ、トナーリザーブタンク、および現像装置を前面から見た内部構成図である。 図1に示すトナー像形成ユニット10C,10Kに備えられたトナーリザーブタンクを上から見た内部構成図である。 空検知後トナー供給量と搬送力比率との関係を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10Y,10M,10C,10K トナー像形成ユニット
11Y,11M,11C,11K 感光体ドラム
12Y,12M,12C,12K 現像装置
121Y,121M,121C,121K 現像ロール
122C トナー供給路
13Y,13M,13C,13K 接触型帯電装置
14Y,14M,14C,14K クリーニング装置
15Y,15M,15C,15K トナーカートリッジ
151Y,151M,151C,151K カートリッジモータ
16Y,16M,16C,16K トナーリザーブタンク
161C,161K 筐体
162C,162K トナー供出口
163C,163K トナー供給口
164C,165C,164K,165K アジテータ
166C,166K パドル
167C,167K オーガ
168C,168K ディスペンスモータ
169C,169K 空検知センサ
20Y,20M,20C,20K 1次転写ロール
30 中間転写ベルト
31 駆動ロール
32 従動ロール
33 テンションロール
40 一括転写装置
41 二次転写ロール
42 バックアップロール
50 定着装置
51 定着ロール
511 加熱機構
52 圧力ロール
60 用紙トレイ
70 マーキングユニット
80 搬送ベルト

Claims (2)

  1. トナーが収容された、該トナーを供出するトナーカートリッジと、トナーを用いて画像を現像する現像装置との間に介在し、該トナーカートリッジから供出されるトナーを該現像装置に供給するトナー供給装置において、
    前記トナーカートリッジから供出されるトナーを一時的に貯蔵する内部空間と、前記現像装置へと繋がる供給口とを有する筐体と、
    前記筐体の内部空間に貯蔵されたトナーを、該内部空間内の所定の循環経路に沿って単位時間当たりにトナー循環量W1で循環させる循環部と、
    前記循環経路に沿って循環するトナーを、該循環経路から分岐して前記供給口へと向かう供給経路に沿って単位時間当たりにトナー搬送量W2で搬送するとともに、該トナー搬送量W2と前記トナー循環量W1が
    3.6≦W1/W2≦5.4
    という関係を満たしている搬送部とを備えたことを特徴とするトナー供給装置。
  2. 表面に静電潜像が形成される潜像担持体と、
    トナーが収容された、該トナーを供出するトナーカートリッジと、
    前記潜像担持体上の静電潜像にトナーを付着させることによって該静電潜像を現像する現像装置と、
    前記トナーカートリッジと前記現像装置との間に介在し、該トナーカートリッジから供出されるトナーを該現像装置に供給するトナー供給装置であって、
    前記トナーカートリッジから供出されるトナーを一時的に貯蔵する内部空間と、前記現像装置へと繋がる供給口とを有する筐体と、
    前記筐体の内部空間に貯蔵されたトナーを、該内部空間内の所定の循環経路に沿って単位時間当たりにトナー循環量W1で循環させる循環部と、
    前記循環経路に沿って循環するトナーを、該循環経路から分岐して前記供給口へと向かう供給経路に沿って単位時間当たりにトナー搬送量W2で搬送するとともに、該トナー搬送量W2と前記トナー循環量W1が
    3.6≦W1/W2≦5.4
    という関係を満たしている搬送部とを備えたトナー供給装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2004278926A 2004-09-27 2004-09-27 トナー供給装置および画像形成装置 Withdrawn JP2006091620A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004278926A JP2006091620A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 トナー供給装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004278926A JP2006091620A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 トナー供給装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006091620A true JP2006091620A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36232657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004278926A Withdrawn JP2006091620A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 トナー供給装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006091620A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014092782A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Xerox Corp 印刷システムの画像形成面をクリーニングする装置および方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014092782A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Xerox Corp 印刷システムの画像形成面をクリーニングする装置および方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4684624B2 (ja) 画像形成装置
JP5381840B2 (ja) 画像形成装置の管理装置及び管理システム並びにプログラム
JP4827544B2 (ja) 画像形成装置
JP6440016B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2008176236A (ja) 画像形成装置の現像装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP2006227325A (ja) 画像形成装置
JP4617094B2 (ja) 画像形成装置
JP5588946B2 (ja) トナー補給装置、トナー容器及び画像形成装置
JP5049710B2 (ja) 画像形成装置及びこれに用いる現像装置
JP2010078669A (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2005148143A (ja) 画像形成装置
JP5476870B2 (ja) 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、現像剤交換方法
JP2008076423A (ja) 画像形成装置
JP2006091620A (ja) トナー供給装置および画像形成装置
JP2008076859A (ja) 画像形成装置
JP2018146751A (ja) 現像剤供給装置及び画像形成装置
JP2006201474A (ja) 現像装置およびそれを用いた画像形成装置
JP4590933B2 (ja) 画像形成装置及び回収ボックス
JP5171144B2 (ja) 画像形成装置
JP5719463B2 (ja) トナー容器及び画像形成装置
JP5655510B2 (ja) 画像形成装置
JP2006267170A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP7434775B2 (ja) 画像形成装置
JP4914516B2 (ja) 画像形成装置
JP2007322707A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071204