JP2006091506A - 光学顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】 標本Sが培養液の彎曲液面の中心軸から外れた位置にあっても観察視野の中央で適正な顕微鏡観察ができる光学顕微鏡を提供すること。
【解決手段】 光学顕微鏡100には、屈折力可変レンズ20、屈折力変更機構30およびレンズ駆動機構40とが備えられ、マイクロプレートMは、標本Sを培養液とともに収容し、XY移動ステージ6上に載置されている。屈折力可変レンズ20は、屈折力変更機構30によりレンズパワー量を増減することができるとともに、レンズ駆動機構40によりX−Y方向に移動できる。XY移動ステージ6を移動させて標本Sの位置を変えたときには、屈折力可変レンズ20もXY移動ステージ6と同じように移動させることにより、屈折力可変レンズ20の光軸を培養液の彎曲液面の中心軸と一致させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学顕微鏡に関する。
培養液中の生物試料を顕微鏡観察する場合、表面張力のために培養液の液面が彎曲する現象が生じ、培養液表面が負のレンズ作用を引き起こす。透過照明光学系を備える位相差顕微鏡では、この液面彎曲の影響で、コンデンサレンズの瞳位置に置かれたリング状開口絞りの像が対物レンズの瞳面に置かれた位相リングの範囲から外れた位置に投影され、適正な像観察ができなくなる。従来、コンデンサレンズと培養液との間に正の屈折力を有するレンズ群を配置し、レンズ群の一部を光軸方向に移動させることにより、液面彎曲による負のレンズ作用を打ち消すように構成された顕微鏡光学系が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−5929号公報(第2頁、第2図)
上記特許文献1の顕微鏡光学系では、正の屈折力を有するレンズ群の光軸と彎曲した液面の中心軸とが一致している場合は、液面彎曲による負のレンズ作用を打ち消すことができる。しかし、観察したい生物試料の部位が彎曲した液面の中心軸から外れた位置にある場合は、生物試料をレンズ群の光軸と直交方向に動かすと、レンズ群の光軸と彎曲した液面の中心軸がずれるために、適正な顕微鏡観察ができないという問題がある。
(1)上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る光学顕微鏡は、照明光を試料へ導く透過照明光学系と、試料および水溶液を収容する容器を照明光学系の光軸と直交する2次元方向に移動させるステージと、ステージによる容器の移動に応じて2次元方向に移動し、水溶液の液面彎曲による照明光の屈折を補正するように屈折力を変える補正レンズ系と、試料の像を形成する対物レンズとを備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る光学顕微鏡は、請求項1の光学顕微鏡において、容器は、複数のウエルを有するウエルプレートであり、補正レンズ系は、補正レンズ系の光軸が対物レンズで観察するウエル中の水溶液の液面彎曲の中心と一致して2次元方向に移動することが好ましい。
(2)本発明の請求項3に係る光学顕微鏡は、請求項1または2の光学顕微鏡において、ステージを移動させるステージ移動装置と、ステージの移動量に応じて補正レンズ系を移動させる補正レンズ移動装置とを有することが好ましい。
本発明の請求項4に係る光学顕微鏡は、請求項1〜3のいずれかの光学顕微鏡において、補正レンズ系は、密閉容器内の液体の充填量により伸展性樹脂膜の曲率が変わり、屈折力が変わる屈折力可変レンズであることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る光学顕微鏡は、請求項1〜4のいずれかの光学顕微鏡において、透過照明光学系は、コンデンサレンズとリング状開口とを有し、対物レンズは、位相差対物レンズであることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る光学顕微鏡は、請求項5の光学顕微鏡において、対物レンズの瞳面を観察する観察光学系と、瞳面上の位相板に投影されるリング状開口の像の位置を検出する検出手段と、検出手段の検出結果に基づいて補正レンズ系の屈折力を変える屈折力変更手段とを備えることが好ましい。
本発明の請求項7に係る光学顕微鏡は、請求項6の光学顕微鏡において、検出手段は、対物レンズの瞳面の位相板に入射する照明光の光量を検出する光量センサであってもよい。
本発明の請求項8に係る光学顕微鏡は、請求項6の光学顕微鏡において、検出手段は、対物レンズの瞳面の位相板に入射する照明光を検出する撮像素子であってもよい。
(3)本発明の請求項9に係る光学顕微鏡は、請求項1〜8のいずれかの光学顕微鏡において、補正レンズ系は、光路上に挿脱可能であることが好ましい。
本発明によれば、容器を照明光の光軸と直交する2次元方向に移動しても、適正な顕微鏡観察ができる。
以下、本発明の実施の形態による光学顕微鏡について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態による光学顕微鏡の概略を示す全体構成図である。図2は、本発明の実施の形態による光学顕微鏡の主要部の構成を概略的に示す部分構成図である。図3は、図1のI−I矢視断面図である。
本実施の形態の光学顕微鏡100は、位相差顕微鏡であり、次の各光学素子を備える。すなわち、光学顕微鏡100は、光源装置1と、ミラー2と、フィールドレンズ3と、リング絞り4と、コンデンサレンズ5と、XY移動ステージ6と、対物レンズ7と、位相リング8と、結像レンズ9と、反射プリズム10と、リレーレンズ11と、反射プリズム12と、観察光結像レンズ13と、光路分割プリズム14と、接眼レンズ15とを備える。XY移動ステージ6上には、標本Sを培養液とともに収容する複数のウエルを有するマイクロプレートMが載置され、XY移動ステージ6は、ステージ駆動機構6aによりX−Y2次元方向に移動できる。さらに、光学顕微鏡100は、光路上に挿脱可能な瞳面投影レンズ16と、光量検出センサ17と、屈折力可変レンズ20と、屈折力変更機構30と、レンズ駆動機構40とを備える。
図2に示されるように、屈折力可変レンズ20は、コンデンサレンズ5の下方に配置され、正レンズ用チャンバ24内に設けられる高屈折率液体の正レンズ21と、負レンズ用チャンバ25内に設けられる低屈折率液体の負レンズ22と、伸展性樹脂膜23とを備える。例えば、高屈折率液体の屈折率は1.8程度、低屈折率液体の屈折率は1.3程度である。伸展性樹脂膜23としては、例えばシリコーン樹脂やラテックス樹脂が用いられる。屈折力可変レンズ20については後に詳細に説明する。
屈折力変更機構30は、固定部材37によって光学顕微鏡100の照明装置101に固設されており、シリンダ31と、シリンダ31内を往復運動するピストン32と、ピストン送り雄ネジ33と、パルスモータ34と、オイルリザーバ35と、フレキシブルチューブ36a,36bとを備える。ピストン32の一端には、ピストン用雌ネジ32bが設けられ、ピストン送り雄ネジ33がピストン用雌ネジ32bと螺合している。ピストン送り雄ネジ33は、カップリング33aによりパルスモータ34に接続されている。オイルリザーバ35は、伸縮性を有する、例えば蛇腹式の密閉容器である。
レンズ駆動機構40は、固定部材50によって照明装置101に固設されており、X軸送り雌ネジ41と、X軸送り雄ネジ42と、X軸駆動モータ43と、X軸可動台44と、X軸リニアガイド45と、Y軸送りネジ46と、Y軸駆動モータ47と、Y軸可動台48と、Y軸リニアガイド49とを備える。X軸送り雌ネジ41は、X軸送り雄ネジ42と螺合しており、X軸送り雄ネジ42は、カップリング42aを介してX軸駆動モータ43に接続されている。Y軸送りネジ46は、Y軸駆動モータ47に接続されている。X軸リニアガイド45は、Y軸可動台48と一体化されている。
X軸可動台44は、X軸リニアガイド45に沿ってX方向に往復運動でき、Y軸可動台48は、Y軸リニアガイド49に沿ってY方向に往復運動できるように構成されている。X軸リニアガイド45とY軸可動台48とは一体化されているので、X軸送り雌ネジ41と、X軸送り雄ネジ42と、X軸駆動モータ43と、X軸可動台44と、X軸リニアガイド45とは、Y方向に往復運動可能である。すなわち、X軸可動台44は、X−Y2次元方向に往復運動できる。
屈折力可変レンズ20は、連結部材27に固設されており、連結部材27は、X軸送り雌ネジ41によってレンズ駆動機構40のX軸可動台44に連結されている。従って、屈折力可変レンズ20は、レンズ駆動機構40によってX−Y2次元方向に往復運動できるように構成されている。また、屈折力可変レンズ20の正レンズ用チャンバ24は、フレキシブルチューブ36aを介して屈折力変更機構30のシリンダ31と連結され、負レンズ用チャンバ25は、フレキシブルチューブ36bを介して屈折力変更機構30のオイルリザーバ35と連結されている。フレキシブルチューブ36a,36bは、可撓性を有するので、屈折力可変レンズ20のX−Y2次元運動に追随できる。
再び、図1を参照しながら、光学顕微鏡100の光学系を説明する。ランプ1aから射出される照明光は、コレクタレンズ1bにより平行光となり、ミラー2で+Z方向に導かれ、フィールドレンズ3によりリング状開口を有するリング絞り4上へランプ1aの像が結像される。リング絞り4を通過した照明光は、コンデンサレンズ5、屈折力可変レンズ20を通過してマイクロプレートMの培養液中の標本Sを照明する。
標本Sを透過した光(観察光)は、位相リング8を有する対物レンズ7と結像レンズ9を通過し、標本Sの拡大像が形成される。位相リング8は、リング絞り4のリング状開口と共役な後側焦点面に配置されている。投影レンズ駆動機構16aにより瞳面投影レンズ16を観察光の光路から退避させた場合、結像レンズ9を通過した観察光は、反射プリズム10、リレーレンズ11、反射プリズム12、観察光結像レンズ13を順次通過し、光路分割プリズム14により光路が分岐され、一方は接眼レンズ15へ導かれて標本Sの位相差顕微鏡像として観察され、他方は光量検出センサ17へ入射する。
投影レンズ駆動機構16aにより瞳面投影レンズ16を観察光の光路に挿入した場合、対物レンズ7の瞳像が光量検出センサ17の受光面に投影される。光量検出センサ17による光量検出については後述する。
次に、図2を参照しながら、屈折力可変レンズ20および屈折力変更機構30の詳細を説明する。屈折力可変レンズ20の正レンズ用チャンバ24と負レンズ用チャンバ25は、伸展性樹脂膜23を介して一体化され、それぞれ密閉状態を保っている。正レンズ用チャンバ24と負レンズ用チャンバ25の照明光透過領域には、それぞれ透明窓24a,25aが配置されている。
高屈折率液体は、正レンズ用チャンバ24、シリンダ31およびフレキシブルチューブ36aの内部に満たされており、ピストン32の往復運動により、正レンズ用チャンバ24内の容量を増減することができる。ピストン32の往復運動は、パルスモータ34がピストン送り雄ネジ33を回転させ、その回転に伴いピストン用雌ネジ32bがZ方向に駆動されることによって行われる。なお、シリンダ31とピストン32との摺動は、Oリング32aを介して行われるので、高屈折率液体の漏れを防止できる。
正レンズ用チャンバ24内の高屈折率液体の内圧が1気圧のときは、伸展性樹脂膜23の膜面は平面であり、パルスモータ34の送りパルス量は基準点にあり、ピストン32は原点位置にある。ピストン32を原点位置から+Z方向に運動させると、正レンズ用チャンバ24内の高屈折率液体の内圧が増加し、圧力増加に応じて伸展性樹脂膜23の曲率が大きくなり、正レンズ21の屈折力(パワー)が大きくなる。
一方、低屈折率液体は、負レンズ用チャンバ25、オイルリザーバ35およびフレキシブルチューブ36bの内部に満たされており、ピストン32が原点位置にあるときの内圧は1気圧に調整されている。ピストン32を原点位置から+Z方向に運動させると、低屈折率液体の負レンズ22は、伸展性樹脂膜23を介して正レンズ21側から圧力を受け、負レンズ用チャンバ25内の低屈折率液体が減少し、その減少分はオイルリザーバ35内に収容される。ピストン32を+Z位置から−Z方向に運動させると、伸展性樹脂膜23の弾性反発力などにより、正レンズ用チャンバ24内の高屈折率液体が減少し、正レンズ21のパワーが小さくなる。このとき、負レンズ用チャンバ25内の低屈折率液体は増加している。
正レンズ用チャンバ24内には高屈折率液体が充填され、負レンズ用チャンバ25内には低屈折率液体が充填されているため、正レンズ21のパワーの増加分は、負レンズ22のパワーの減少分より大きい。このように連続的にピストン32を+Z方向に運動させることにより、連続的に正のレンズパワーを増加させることができる。すなわち、屈折力可変レンズ20は、全体として零ないし正のレンズパワーをもつレンズとして機能する。このような正レンズ21と負レンズ22の組み合わせを用いると、伸展性樹脂膜23の境界面においては、正レンズ21から伸展性樹脂膜23へ加わる均一な圧力を負レンズ22が受けて平衡状態となり、伸展性樹脂膜23の曲面が安定した形状となる。
上述のような機能を有する屈折力可変レンズ20を照明光の光路に挿入したときの光路について図3を用いて説明する。図3の光路図では、屈折力可変レンズ20が正のレンズパワーをもち、培養液層Bが引き起こす負のレンズパワーを打ち消した状態を表わしている。リング絞り4を通過した照明光は、コンデンサレンズ5を通過したときに平行光束(L1で表示)となり、屈折力可変レンズ20を通過して培養液層Bに入射し、ウエルWの底面にある標本Sに入射する。標本Sを透過した観察光は、培養液層Bの負のレンズパワーによって平行光束(L2で表示)となり、対物レンズ7により、その瞳位置に配設された位相リング8の位相シフト用の位相膜8a上に結像する。
このような適切なレンズ補正がなされたときの光量検出センサ17の受光状態を図4を用いて説明する。図4(a)は、光量検出センサ17の概略構造を示す断面図であり、観察光は下側から入射する。図4(b)は、光量検出センサ17の受光状態を示す下面図である。図4(a)に示されるように、光量検出センサ17は、フォトセンサ部17a、透明基板17bおよびCr膜17cが一体に積層されたものである。Cr膜17cは、光を透過する輪帯状開口Aのパターンが形成されたマスクである。光量検出センサ17は、輪帯状開口Aが位相リング8と同心になるように配設される。
図4(b)を参照すると、正しいレンズ補正がなされたときには、輪帯状開口A上にリング絞り4の像R1が結像される。つまり、観察光が輪帯状開口A上で合焦し、フォトセンサ部17aの受光量は最大となる。一方、レンズ補正がなされていないか不十分であるときには、輪帯状開口Aの外側にリング絞り4の像R2が投影され、輪帯状開口Aから入射する光量は少なくなる。
上述したように、屈折力可変レンズ20を照明光の光路に挿入することにより、マイクロプレートMのウエルW中の培養液層Bが引き起こす負のレンズパワーを相殺することができる。この負のレンズパワーは、培養液の粘性、マイクロプレートMの材質や表面処理に依存する培養液とウエルWの内壁との濡れ性およびウエルWの内径寸法などによって変化する。従って、様々な種類の培養液やマイクロプレートMを用いて逐次顕微鏡観察を行うためには、培養液層Bの負のレンズパワーのパワー量に応じて屈折力可変レンズ20の正のレンズパワーを増減すればよい。
なお、対物レンズを変えた場合、光量検出センサ17の輪帯状開口Aの直径は、位相リング8の大きさに応じて変える必要がある。この場合は、透明基板17b上にCr膜17cを形成する代わりに、直径の異なる輪帯状開口をそれぞれ形成した複数の遮光板を用意し、例えばターレット方式で光量検出に適した遮光板をフォトセンサ部17aの前面に挿入するように構成すればよい。
また、光量検出センサ17の代わりにCCD等の撮像素子を配置し、これに投影されたリング絞り4の画像と、予め記憶されているリング絞り4の画像とを比較演算し、その結果に基づいて屈折力可変レンズ20のパワーを調節してもよい。
一方、観察したい標本SがマイクロプレートMのウエルW中の周辺領域に存在する場合は、観察したい標本Sが照明光の光軸AX上に位置するようにXY移動ステージ6をX−Y2次元方向に移動させる必要がある。このとき、負のレンズパワーをもつ培養液層Bの中心軸は、照明光の光軸AXから外れた位置となる。従って、屈折力可変レンズ20を照明光の光路に挿入しただけでは正確な補正はできない。
正確な補正を行うためには、XY移動ステージ6の移動と連動して屈折力可変レンズ20を移動させればよい。つまり、XY移動ステージ6の移動方向と同じ方向へ、XY移動ステージ6の移動量と同じ距離だけ、レンズ駆動機構40により屈折力可変レンズ20を移動させればよい。
図5を参照しながら、屈折力可変レンズ20のレンズパワーの増減と屈折力可変レンズ20のX−Y2次元移動に関する制御について説明する。
図5は、本発明の実施の形態による光学顕微鏡の駆動制御を説明するための制御系のブロック図である。制御系の回路は、パルスモータ駆動回路51と、補正レンズXY軸モータ駆動回路52と、XY移動ステージ駆動回路53と、瞳面投影レンズ駆動回路54と、光量検出センサ駆動回路55と、A/D変換器56とを備える。制御CPU57は、パルスモータ駆動回路51と、補正レンズXY軸モータ駆動回路52と、XY移動ステージ駆動回路53と、瞳面投影レンズ駆動回路54とにそれぞれ電気的に接続され、これらを統括制御するとともに、A/D変換器56に接続され、光量のデジタルデータが入力される。また、制御CPU57には、入力手段としてジョイスティック58が接続されている。
パルスモータ駆動回路51は、パルスモータ34に接続され、正レンズ用チャンバ24内の高屈折率液体量の調節を行う。補正レンズXY軸モータ駆動回路52は、X軸駆動モータ43とY軸駆動モータ47に接続され、屈折力可変レンズ20のXY移動方向と移動距離の調節を行う。XY移動ステージ駆動回路53は、ステージ駆動機構6aに接続され、XY移動ステージ6のXY移動方向と移動距離の調節を行う。瞳面投影レンズ駆動回路54は、投影レンズ駆動機構16aに接続され、瞳面投影レンズ16の光路上への挿脱操作を行う。A/D変換器56は、光量検出センサ17から出力される光量のアナログ値をデジタル値に変換する。
図3と図6を参照しながら、制御系の作用を具体的に説明する。図6は、図3に対応する図であり、屈折力可変レンズ20が初期状態にあるときの光路図を示す。屈折力可変レンズ20が初期状態のときは、伸展性樹脂膜23が平面となっているので、屈折力可変レンズ20のパワーは零である。従って、初期状態では、リング絞り4の像は位相リング8の位相膜8a上に結像していない。このとき、制御CPU57からXY移動ステージ駆動回路53を経由してステージ駆動機構6aに信号が送出されることにより、XY移動ステージ6は、観察したい標本Sが収容されているウエルWの中心座標、すなわち初期位置に予め設定されている。なお、対物レンズ7の標本Sへの焦点調節動作は完了している。
瞳面投影レンズ駆動回路54からの信号により瞳面投影レンズ16が光路上へ挿入されると、対物レンズ7の瞳像が光量検出センサ17に投影され、光量検出センサ駆動回路55から光量のアナログ値が出力される。このアナログ値は、A/D変換器56によりデジタル変換され、制御CPU57へ入力される。
パルスモータ駆動回路51からパルスモータ34へ駆動信号が送出されると、屈折力可変レンズ20のパワーが零から正となり、正のレンズパワーが連続的に増加していき、光量検出センサ17で受光する光量が増加していく。光量検出センサ17で受光する光量が最大値をとったときのパルスモータ34の送りパルス量は、制御CPU57により記憶される。光量の最大値は、屈折力可変レンズ20の正のレンズパワーを増加させても光量検出センサ17の受光量が増加しない時点で認識できる。このような手順で、図3に示されるように、培養液の液面彎曲による負のレンズパワーを打ち消すことができ、コントラストの高い適正な顕微鏡観察ができる。
次に、XY移動ステージ6を初期位置から移動させて、観察したい標本SがウエルW中の周辺領域に存在する場合の観察方法を説明する。ジョイスティック58から制御CPU57へXY移動ステージ6の移動信号が入力されると、XY移動ステージ駆動回路53からステージ駆動機構6aへ駆動信号が送出され、XY移動ステージ6が所望のXY位置へ移動する。同時に、補正レンズXY軸モータ駆動回路52からX軸駆動モータ43とY軸駆動モータ47へ駆動信号が送出され、屈折力可変レンズ20もXY移動ステージ6と同じXY位置へ移動する。これにより、ウエルの中心軸と屈折力可変レンズ20の光軸が一致するので、培養液の液面彎曲による負のレンズパワーを打ち消すことができ、観察視野の中央でコントラストの高い適正な顕微鏡観察ができる。
また、観察したい標本Sが別のウエルに存在する場合は、そのウエルの中心座標を照明光の光軸AXに一致させるように、制御CPU57からの指令またはジョイスティック58でXY移動ステージ6を移動させて、この位置をXY移動ステージ6の初期位置とし、上述した操作を繰り返すことで、観察視野の中央でコントラストの高い適正な顕微鏡観察ができる。なお、制御CPU57に予め各ウエルの中心座標を入力しておき、別のウエルに移動した場合には、自動で屈折力可変レンズ20の光軸をウエルの中心、すなわち液面彎曲の中心に一致させてもよい。
以上説明したように、本実施の形態の光学顕微鏡100は次の作用効果を奏する。
(1)XY移動ステージ6の移動と連動して屈折力可変レンズ20を移動させるので、標本Sが彎曲した液面の中心軸から外れた位置にあっても観察視野の中央で顕微鏡観察ができる。
(2)屈折力可変レンズ20のパワー量を培養液の液面彎曲による負のレンズパワーを打ち消すように増減することができるので、負のレンズパワーの大小にかかわらず屈折力の補正ができ、コントラストの高い適正な顕微鏡観察ができる。
(3)観察光の光路上に瞳面投影レンズ16と光量検出センサ17を配置して光量を検出することにより、最適な屈折力の補正を行うことができる。
なお、ウエルWの内径が十分大きく培養液の液面彎曲による負のレンズパワーの影響を受けない中央部分に標本Sがある場合は、本実施の形態で説明した屈折力可変レンズ20を用いなくとも適正な顕微鏡観察ができる。この場合は、屈折力可変レンズ20を光路上から退避させておけばよい。
本実施の形態では、光学顕微鏡100として位相差顕微鏡について説明したが、通常の透過観察を行う光学顕微鏡にも微分干渉顕微鏡にも本発明を適用することができる。また、本実施の形態では、XY移動ステージ6とは独立に、屈折力可変レンズ20をX軸駆動モータ43とY軸駆動モータ47により駆動するが、X軸駆動モータ43とY軸駆動モータ47を廃止し、ステージ駆動機構6aをXY移動ステージ6の移動と屈折力可変レンズ20の移動に共用とすれば、製品コストの低減と制御系のアルゴリズムの単純化を図ることができる。本発明は、その特徴を損なわない限り、以上説明した実施の形態に何ら限定されない。
本発明の実施の形態に係る光学顕微鏡の概略を示す全体構成図である。 本発明の実施の形態に係る光学顕微鏡の主要部の構成を概略的に示す部分構成図である。 本発明の実施の形態に係る光学顕微鏡の部分光路図であり、図1のI−I矢視断面図である。 図4(a)は、本発明の実施の形態に係る光学顕微鏡の光量検出センサ17の概略構造を示す断面図であり、図4(b)は、光量検出センサ17の受光状態を示す下面図である。 本発明の実施の形態に係る光学顕微鏡の制御系のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る光学顕微鏡の屈折力可変レンズ20が初期状態にあるときの部分光路図である。
符号の説明
1:光源装置
4:リング絞り
5:コンデンサレンズ
6:XY移動ステージ
7:対物レンズ
8:位相リング
13:観察光結像レンズ
14:光路分割プリズム
16:瞳面投影レンズ
17:光量検出センサ
20:屈折力可変レンズ
21:正レンズ
22:負レンズ
23:伸展性樹脂膜
24:正レンズ用チャンバ
25:負レンズ用チャンバ
30:屈折力変更機構
31:シリンダ
32:ピストン
34:パルスモータ
35:オイルリザーバ
40:レンズ駆動機構
43:X軸駆動モータ
44:X軸可動台
47:Y軸駆動モータ
48:Y軸可動台
51:パルスモータ駆動回路
52:補正レンズXY軸モータ駆動回路
53:XY移動ステージ駆動回路
54:瞳面投影レンズ駆動回路
55:光量検出センサ駆動回路
56:A/D変換器
57:制御CPU
100:光学顕微鏡
101:照明装置
A:輪帯状開口
B:培養液
M:マイクロプレート
R1,R2:リング絞り像
S:標本
W:ウエル

Claims (9)

  1. 照明光を試料へ導く透過照明光学系と、
    前記試料および水溶液を収容する容器を前記照明光学系の光軸と直交する2次元方向に移動させるステージと、
    前記ステージによる前記容器の移動に応じて前記2次元方向に移動し、前記水溶液の液面彎曲による前記照明光の屈折を補正するように屈折力を変える補正レンズ系と、
    前記試料の像を形成する対物レンズとを備えることを特徴とする光学顕微鏡。
  2. 請求項1に記載の光学顕微鏡において、
    前記容器は、複数のウエルを有するウエルプレートであり、
    前記補正レンズ系は、前記補正レンズ系の光軸が前記対物レンズで観察するウエル中の水溶液の液面彎曲の中心と一致して2次元方向に移動することを特徴とする光学顕微鏡。
  3. 請求項1または2に記載の光学顕微鏡において、
    前記ステージを移動させるステージ移動装置と、
    前記ステージの移動量に応じて前記補正レンズ系を移動させる補正レンズ移動装置とを有することを特徴とする光学顕微鏡。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学顕微鏡において、
    前記補正レンズ系は、密閉容器内の液体の充填量により伸展性樹脂膜の曲率が変わり、屈折力が変わる屈折力可変レンズであることを特徴とする光学顕微鏡。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学顕微鏡において、
    前記透過照明光学系は、コンデンサレンズとリング状開口とを有し、
    前記対物レンズは、位相差対物レンズであることを特徴とする光学顕微鏡。
  6. 請求項5に記載の光学顕微鏡において、
    前記対物レンズの瞳面を観察する観察光学系と、
    前記瞳面上の位相板に投影される前記リング状開口の像の位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて前記補正レンズ系の屈折力を変える屈折力変更手段とを備えることを特徴とする光学顕微鏡。
  7. 請求項6に記載の光学顕微鏡において、
    前記検出手段は、前記対物レンズの瞳面の位相板に入射する前記照明光の光量を検出する光量センサであることを特徴とする光学顕微鏡。
  8. 請求項6に記載の光学顕微鏡において、
    前記検出手段は、前記対物レンズの瞳面の位相板に入射する前記照明光を検出する撮像素子であることを特徴とする光学顕微鏡。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の光学顕微鏡において、
    前記補正レンズ系は、光路上に挿脱可能であることを特徴とする光学顕微鏡。
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