JP2006091453A - 走査光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体レーザの駆動用回路基板を走査光学装置の筐体やハウジングあるいは支持部材に露出して構成される走査光学装置において、回路基板上の可変抵抗への接触を防止しレーザ光量の変動を抑制することを目的とする。
【解決手段】 半導体レーザの駆動用回路基板上の可変抵抗の近傍には、可変抵抗より突出する高さの保護部材を構成することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、レーザビームプリンタ・複写機・レーザファクシミリ等の画像記録装置等に用いられる走査光学装置に関するものである。
従来のプリンタなどに用いられる走査光学装置で、半導体レーザとその駆動用回路基板からなる光源部が筐体や支持部材の外側に露出した状態で搭載される構成において、走査光学装置の調整/組立時や輸送時あるいは走査光学装置を画像形成装置への搭載時に、作業者の手・衣服や梱包材あるいは画像形成装置の構成部品などに回路基板を接触させ回路基板を損傷させたり、回路基板上の可変抵抗に接触し抵抗値そしてレーザ光量を変動させる懸念がある。
これらの問題に対して、接触などによる回路基板の損傷や可変抵抗値の変動防止の形態として、回路基板を含む光源部を走査光学装置の筐体や箱部材の内部に内蔵して上記問題を発生しない構成がある。(例えば、特許文献1参照)また、光源部が外部に露出した形態では走査光学装置の筐体に回路基板を保護する形状が構成されているものがある。(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−289423号公報 特開平5−134200号公報
しかしながら上記従来例によれば、
・光源部が走査光学装置の筐体やハウジングの内部に収納されるため、内部の温度上昇による半導体レーザや制御ドライバの性能劣化が懸念される。また、複数の発光点を有する半導体レーザの使用においては光源部を調整する方向が上方からとなり各発光点の間隔調整が困難/複雑化する。
・筐体に構成される回路基板の保護形状は、走査光学装置やこれを搭載する画像形成装置のスペースや配置による制約を受け小型化や設計自由度を制限する。
・保護形状部が振動源となり筐体の振動性能を劣化させ、画像品質を劣化させる懸念がある。
このために保護形状の補強や固定部位の追加など新たに保護形状部の振動対策が必要になる懸念がある。
・樹脂製の筐体に形成される保護部材は帯電しやすく半導体レーザを静電破壊させる可能性が高く、使用される保護部材の材質や配置を制約する。
本発明は、上記従来の技術の有する未解決の課題に鑑みてなされたものであって本出願に係る発明の目的は、半導体レーザの駆動用回路基板が走査光学装置の筐体やハウジングあるいは支持部材の外部に露出する構成において、省スペースで容易な構成で回路基板上の可変抵抗への接触を防止することにより、レーザ光量の変動の少ない画像性能と信頼性の高い走査光学装置を提供することである。
光源である半導体レーザと半導体レーザのレーザ光量調整用の可変抵抗を実装し、半導体レーザを制御駆動させるための回路基板、光源から出射される光束を偏向走査させる偏向手段と、偏向手段からの光束を感光体に結像させる結像手段で構成される走査光学装置において、回路基板の可変抵抗の近傍には、回路基板に垂直な方向に可変抵抗高さより突出する可変抵抗の保護部材が構成されることを特徴とする。
また、保護部材は回路基板上で電気的に接続されない電気素子或いは実装部品であることを特徴とする。
また、保護部材は回路基板上の接地部と導通する金属部材であることを特徴とする。
また、保護部材は回路基板上の電気素子の放熱機能を有することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、回路基板上に可変抵抗の近傍に保護部材を構成するので、低価格で容易な構成で可変抵抗に接触する可能性をきわめて少なくすることができ、信頼性を向上させる。
また、回路基板上に保護部材を構成するので、走査光学装置やこれを搭載する画像形成装置のスペースや配置による制約を受けず、また走査光学装置としての振動性能を変更することなく設計自由度を向上させる。
また、保護部材が回路基板上の電気素子なので構成は容易で安価であり、また、電気素子は電気的に接続されないので、たとえ保護部材が接触して破損しても電気性能に影響与えることなく回路基板は正常に作動し信頼性を向上させる。
また、可変抵抗の金属製の保護部材が電気的に接地されているので、放射ノイズや静電気による性能不良や破壊を防止し信頼性を向上させる。
(実施例1)
本発明の特徴を最もよく表わす図画として、図1・図2に走査光学装置の外観斜視図(一部断面)、図3に光源装置の外観図とレーザ駆動用回路基板の詳細図を示す。
図1〜図2にて走査光学装置L1の構成を説明する。Eは半導体レーザA(不図示)とコリメータレンズCo(不図示)を搭載する光源装置、P1は半導体レーザAの駆動用回路基板、P2は半導体レーザAの駆動用制御IC、P3・P4は半導体レーザAの光量調整用可変抵抗、P5はコネクタ、P6・P7はジャンパスイッチ、P8・P9はジャンパポスト、Jは光源装置Eから出射されるレーザ光、Cyはシリンドリカルレンズ、Rは偏向走査装置、R10はポリゴンミラー、F10とF20は結像レンズ、Mは反射ミラー、Bは走査開始検出器Dにレーザ光を導く検出器用ミラー、Dは走査開始信号検出器、Hは筐体、Kはふた、NはふたKを筐体Hに固定するねじ、である。
上記構成における基本的な組立を説明すると、筐体Hの壁面に取付けられる光源装置E、光源装置Eから出射されるレーザ光Jの光軸上にはレーザ光束を線状に集光するシリンドリカルレンズCyと偏向走査装置Rが筐体Hの底面に配置される。さらに偏向走査装置Rと感光体Kの間のレーザ光Jの光路内には結像レンズF10とF20および反射ミラーMと走査開始信号検出器Dおよび検出器用ミラーが筐体Hの底面などに配置される。配置される各部品や装置はねじや固定具あるいは接着などにより筐体Hに固定され、ふたKはねじNにより筐体Hに締結され走査光学装置L1が構成される。
次に走査光学装置L1の基本的な動作を説明すると、光源装置Eから発生されたレーザ光JはシリンドリカルレンズCyを経て偏向走査装置RのポリゴンミラーR10に照射し走査偏向される。検出器Dの出力信号によって、光源装置Eの半導体レーザA(図3参照)が書き込み変調を開始する。その後レーザ光Jは結像レンズF10・F20を経て反射ミラーMによって反射され、感光体(不図示)表面に結像される。また、偏向走査されたレーザ光Jの一部分は検出器用ミラーBによって走査開始信号検出器Dへ導入され、走査開始信号感光体に結像されるレーザ光JはポリゴンミラーR10の回転による主走査方向および感光ドラムの回転による副走査方向に静電潜像を形成する。
図3に示す光源装置Eおよび半導体レーザAの駆動回路用基板Pにおいて、半導体レーザAの光量調整用の可変抵抗P3とP4はしゅう動子(不図示)や抵抗体(不図示)が外部に露出している構造であり、いわゆる密閉構造ではない廉価な構造である。駆動回路用基板P上に配置される可変抵抗P3とP4の上方には半導体レーザAの変調信号などを駆動用回路基板Pに伝送するハーネス用コネクタP5を、下方にはジャンパスイッチP7とP8が配置される。この時、可変抵抗P3、P4の高さH1に対して、相対的に高いH2とH3なる寸法のコネクタP5とジャンパスイッチP6,P7が可変抵抗P3,P4を挟みこむような構成となる。このジャンパスイッチP6,P7は電気的には導通されておらず、駆動回路用基板P上に実装されているだけである。ここでは可変抵抗P3,P4によって半導体レーザAの光量調整が終了した後、ジャンパスイッチP6,P7にそれぞれジャンパポストP8,P9を挿入して調整完了のマーキングとしている。この可変抵抗の保護部材としては、ジャンパスイッチに限定するものではなく、例えば、コンデンサ・抵抗やLEDランプあるいはコネクタなど回路基板上に実装可能な電気素子などでも可能である。また、可変抵抗も密閉構造や非密閉構造を問うものではない。
このような構成により、駆動用回路基板の実装面に垂直な寸法が可変抵抗より高いコネクタやジャンパスイッチを両側に配置することにより、組付け時に作業者や他の構成部材が可変抵抗に接触することを防止し半導体レーザの光量変動を防止するので、容易で安価な構成で信頼性を向上する。
また、可変抵抗の保護部材が回路基板上に実装される部品で、光学箱やふたなどの形状/スペースを制約しないので、走査光学装置の振動性能を劣化させず信頼性を向上させ、また小型化や材質など設計自由度を向上させる。
また、廉価な非密閉構造の可変抵抗の使用を可能にし、また密閉構造の可変抵抗で調整位置の固定用に行われる接着材塗布などの工程を不要にするので、走査光学装置の低コスト化を可能にする。
(実施例2)
図4に本発明の第2の実施例の走査光学装置の概観図、図5に光源装置と駆動回路基板を示す。
Sは半導体レーザAと駆動回路用基板Pを保持する保持部材、Gは駆動回路用基板P上の接地部パターン、P10は駆動回路用基板Pの組立用の工具穴、P11は駆動回路用基板Pを保持部材Sに固定するねじ穴、Tは金属製のプレート、T2とT3は可変抵抗用の調整穴、T4はプレートTに設けられる突起部、T5はねじN用のねじ穴、である。その他の構成と作用は第1の実施例の形態と同一なので同一の符号を付して、その説明は省略する。
図5において、プレートTの一端に設けられる突起部T4が駆動回路用基板Pの工具穴P10に係合し、ねじN1にて保持部材Sに駆動回路用基板Pと共にプレートTは共締めされる。この時、駆動回路用基板Pの接地部パターン部にプレートTは接触する状態になる。
このような構成により、保護部材が設計自由度の高い金属製プレートなので可変抵抗の上方を確実に覆い、かつ金属製プレートが接地されているので、放射ノイズや静電気による半導体素子の破壊や電気性能の劣化を防止し信頼性を向上させる。
(実施例3)
図6に本発明の第3の実施例の走査光学装置の光源装置を示す。
T6はプレートTの一端に延在して構成される放熱部である。その他の構成と作用は第2の実施例の形態と同一なので同一の符号を付して、その説明は省略する。
プレートTが駆動回路用基板Pに組みつけられた状態で、駆動用制御ICP2のパッケージの斜線部に示す範囲で接触する。
このような構成により、可変抵抗の保護部材が半導体レーザの制御用ICの放熱機能を有するので、昇温による制御ICの機能低下や光源装置部の昇温を抑制し、信頼性を向上させる。
第1の実施例の走査光学装置の外観斜視図。 第1の実施例の走査光学装置の外観斜視図。 第1の実施例の光源装置の外観図とレーザ駆動用回路基板の詳細図。 第2の実施例の走査光学装置の外観斜視図。 第2の実施例の光源装置の外観図とレーザ駆動用回路基板の詳細図。 第3の実施例の光源装置の外観図。
符号の説明
P3,P4 可変抵抗
P5 コネクタ
P6,P7 ジャンパスイッチ
T プレート
G 接地パターン

Claims (4)

  1. 光源である半導体レーザと該半導体レーザのレーザ光量調整用の可変抵抗を実装し、該半導体レーザを制御駆動させるための回路基板、前記光源から出射される光束を偏向走査させる偏向手段と、前記偏向手段からの光束を感光体に結像させる結像手段で構成される走査光学装置において、前記回路基板の前記可変抵抗の近傍には、前記回路基板に垂直な方向に前記可変抵抗高さより突出する前記可変抵抗の保護部材が構成されることを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記保護部材は前記回路基板上で電気的に接続されない電気素子或いは実装部品であることを特徴とする請求項第1記載の走査光学装置。
  3. 前記保護部材は前記回路基板上の接地部と接触する金属部材であることを特徴とする請求項1記載の走査光学装置。
  4. 前記保護部材は前記回路基板上の電気素子の放熱機能を有することを特徴とする請求項1〜3記載の走査光学装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009265503A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Canon Inc 光学走査装置
JP2012173667A (ja) * 2011-02-24 2012-09-10 Brother Ind Ltd 光走査装置の製造方法および光走査装置

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