JP2006089118A - 雨樋の通い箱の梱包構造 - Google Patents

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Abstract


【課題】複数本の雨樋(竪樋、軒樋)が接触しないようにして擦傷をなくし、保護材が再使用できる雨樋の通い箱の梱包構造を提供することを目的とする。
【解決手段】端部保護材6の内面10には、6本1組からなる突状材5(各突状材に番号31、32、33、34、35、36を附す)が2組点対称に形成される。突状材31、32、33は、軒樋51のそれぞれの折曲部16に対応して設けられ、特に突状材31は前側壁12と凸部17に当接して設けられる。突状材34、35は、前耳縁14を雨樋1の内側の空間部55に向かって規制するように、軒樋51の前耳縁14近傍の前側壁12を挟んで設けられる。突状材36は軒樋51の後側壁13と後耳縁15に当接して設けられる。突状材はテーパー形状で、突状材の高さHは端部保護材6のフランジ9の長さSよりも長い(高い)。フランジ9の上面Mと下面Nは平行面である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、雨樋(竪樋、軒樋)の通い箱の梱包構造に関し、詳しくは、少ない資材で雨樋が傷つかないように梱包し、且つ、梱包材が再利用できる技術に関する。
従来、底壁の両端から前後の側壁が立設され、両側壁の上端に夫々中空の耳縁が形成された角形軒樋を梱包する場合に、上部開口を対向させた2本の軒樋を対として互いの上部開口内に相手側の軒樋の一方の側壁を挿入し、回りを発泡スチロール等の端部保護材にて保護して段ボール箱に梱包することは、例えば特許文献1にて公知である。しかしながら、このような軒樋の梱包構造に於いては、軒樋を積み重ねた場合に軒樋同士が互いに接触し磨耗し合うので輸送時に軒樋の表面に擦傷が生じてしまうという問題があった。
この問題を解決する為に、特許文献2では、上部開口を対向させた複数の軒樋を互いの上部開口内に相手側の軒樋の一方の側壁を挿入した状態で、筒状包装材内に取付けた保護材に側壁の先端部を当接させて、軒樋同士が互いに接触しないようにして軒樋を保護する保護材の構成が開示されている。
特開平1−83831号公報 特開平5−61093号公報
しかしながら、上記の軒樋の梱包構造の保護材に於いては、複数本の軒樋を同時に梱包出来るが、保護材は輸送後に不要になるので、嵩高の廃棄物になるとともにコスト高になるという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の問題点を解消するために、複数本の雨樋(竪樋、軒樋)を保護材で確実な固定を行い、輸送時に複数本の雨樋が接触しないようにして擦傷をなくすとともに、保護材が再使用できる雨樋の通い箱の梱包構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、複数本の雨樋を並列に組み合わせた状態で筒状に梱包する雨樋の通い箱の梱包構造であって、前記複数本の雨樋の両端面に、前記複数本の雨樋が相互接触するのを防止する突状材又は立壁材或いはその両方を配置した端部保護材が挿入されることを特徴としている。
この雨樋の通い箱の梱包構造であれば、前記複数本の雨樋の両端面に、前記複数本の雨樋が相互接触するのを防止する突状材又は立壁材或いはその両方を配置した端部保護材が挿入されるので、複数本の雨樋が接触しないようにできる。
請求項2の発明は、請求項1記載の雨樋の通い箱の梱包構造であって、前記端部保護材は前記突状材又は立壁材或いはその両方を立設する蓋と、この蓋の周囲に設けられるフランジとからなることを特徴としている。
この雨樋の通い箱の梱包構造であれば、端部保護材がフランジによって十分な強度と耐久性を持つことができるので複数本の雨樋の確実な固定ができる。
請求項3の発明は、請求項2記載の雨樋の通い箱の梱包構造であって、前記端部保護材の前記突状材と立壁材はテーパー状に形成され、前記フランジよりも高く(長く)設けられることを特徴としている。
この雨樋の通い箱の梱包構造であれば、突状材と立壁材はテーパー状であるので、複数本の雨樋を所定の取付け場所に容易に挿入できる。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載の雨樋の通い箱の梱包構造であって、前記雨樋の通い箱を段積みする際に、前記フランジは互いに隣接する上下面が面接触するように形成されることを特徴としている。
この雨樋の通い箱の梱包構造であれば、前記フランジは互いに隣接する上下面が面接触することができるので、複数の雨樋の通い箱を安定して確実に段積することができる。
請求項1記載の発明によれば、複数本の雨樋が接触することがない。そのため、複数本の雨樋の擦傷をなくすことができる。
請求項2記載の発明によれば、端部保護材がフランジによって十分な強度と耐久性を持つことができて複数本の雨樋の確実な固定ができるので複数本の雨樋が接触しないようにできる。そのため、雨樋の擦傷をなくすことができる。また、端部保護材がフランジにより耐久性が向上するので端部保護材を再使用できる
請求項3記載の発明によれば、突状材と立壁材はテーパー状であるので、複数本の雨樋を所定の取付け場所に容易に挿入できるので、複数本の雨樋が接触せず、雨樋の擦傷をなくすことができる。
また、前記突状材と立壁材は前記フランジよりも高く(長く)設けられるので、挿入時に軒樋の端面がフランジに隠れてしまうことがなく、軒樋の端面を確実に目視確認しながら突状材や立壁材に容易に挿入することができ、雨樋を長手方向に安定して確実に固定することができるので、複数本の雨樋が接触せず雨樋の擦傷をなくすことができる。
請求項4記載の発明によれば、複数の雨樋の通い箱を安定して確実に段積することができるので、複数本の雨樋が接触せず雨樋の擦傷をなくすことができる。
<雨樋の通い箱の梱包構造の構成>
以下に、本発明の第1の実施形態を図1、図2(a)、(b)、図3に基づいて説明する。
<第1の実施形態>
図1に示すように、本発明の雨樋の通い箱の梱包構造は、複数本の雨樋1を並列に組み合わせた状態で筒状に包装材2で梱包する梱包構造であって、前記複数本の雨樋1の両側の端面4に、前記複数本の雨樋1が相互接触するのを防止する突状材5又は立壁材50或いはその両方(突状材5と立壁材50)を配置した端部保護材6が挿入されている。
本実施例では、上述のような複数本の雨樋1が梱包された通い箱の梱包構造の梱包体7が3段に段積されている。
図2(a)、(b)に示すように、前記端部保護材6は雨樋1としての軒樋51に対して、前記突状材5を立設する矩形(長方形)の蓋8が形成される。そして、この長方形の蓋8の周囲に蓋8と垂直にフランジ9が設けられ、フランジ9の上面Mと下面Nは平行である。
そして、前記突状材5とフランジ9は蓋8の内面10(梱包体7)方向に形成され、前記各突状材5の高さHは前記フランジの高さSよりも高く(長く)設けられる。
なお、前記端部保護材6の前記突状材5は先端細りのテーパー状(円錐台形)で、所定の直径に形成される。
ここで、雨樋1の断面形状は略U字状であり、底壁11の両端の折曲部16aと折曲部16bから前側壁12と後側壁13が立設される。前側壁12は、前側壁12の略中央部が折曲部16cとして略「く」の字状に折れ曲がって雨樋1の外側に突出するとともに、この折曲部16cには雨樋1の内側の空間部55に向かって凸部17(雨樋1の外側から見ると略矩形の凹溝)が形成されている。また、前側壁12の上端部18近傍には、略矩形状で中空の前耳縁14が前側壁12から隙間を隔てて空間部55側に形成される。
後側壁13の上端部19近傍には、略矩形状で中空の後耳縁15が後側壁13に当接して空間部55側に形成される。なお、前側壁12は後側壁13よりも丈高に形成される。
そして、このような断面形状からなる2本の軒樋51、51が、それぞれの前側壁12を他の軒樋51の前側壁12と後側壁13と底壁11とに囲まれた空間部55内に挿入する状態(2本の軒樋51、51は点対称状に向かい合った状態)に組合わされて、端部保護材6の突状材5を立設する蓋8に挿入される。
図3に示すように、端部保護材6の蓋8の内面10には、6本1組からなる突状材5(各突状材に番号31、32、33、34、35、36を附す)が2組点対称に形成されており、この突状材5を介して軒樋51の端面4が蓋8の内面10まで挿入される。
突状材31、32、33は、軒樋51のそれぞれの折曲部16c、16a、16bに対応する位置に設けられ、特に突状材31は前側壁12と凸部17に当接して設けられる。突状材34、35は、前耳縁14を雨樋1の内側の空間部55に向かって規制するように、前耳縁14近傍の前側壁12を挟むとともに、突状材34が突状材35よりも前側壁12の上端部18近傍側に位置するように設けられる。突状材36は軒樋51の後側壁13と後耳縁15に当接して設けられる。
このように、複数の突状材5により軒樋51の要所を係止することにより軒樋51は位置規制される。
ここで、2本の軒樋51と矩形(長方形)の蓋8との位置関係は、2本の軒樋51の底壁11が蓋8の長辺に平行に、2本の軒樋51の後側壁13が蓋8の短辺に平行になるように配置される。
軒樋51の材質は、例えば、硬質ポリ塩化ビニルが使用される。蓋8、側壁9、突状材5の材質は、保管や輸送時の外力が掛かる状況で、突状材相互の位置関係が変わらない程度の剛性を有するものであればよく、例えば、合成樹脂等が使用される。
<第2の実施形態>
図4(a)、(b)、図5を用いて本発明の第2の実施形態を説明するが、図2(a)、(b)、図3に示す軒樋の通い箱の梱包構造と同構成部分については、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
図4(a)、(b)、図5に示すように、第1の実施例とは逆に、2本の軒樋51の後側壁13が他の軒樋51の前側壁12と後側壁13と底壁11とに囲まれた空間部55に挿入された状態で組み合される。
端部保護材6の内面10には、7本1組からなる突状材5(各突状材に番号31、32、33、34、35、36、37を附す)が2組点対称に形成される。
突状材36、37は、後耳縁15を雨樋1の内側の空間部55に向かって規制するように後耳縁15近傍の後側壁13を挟み、突状材36は後耳縁15に当接するとともに、突状材37が突状材36よりも後耳縁15の上端部19近傍に位置するように設けられる。
<第3の実施形態>
図6(a)、(b)、図7を用いて本発明の第3の実施形態を説明するが、図2(a)、(b)、図3に示す軒樋の通い箱の梱包構造と同構成部分については、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
図6(a)、(b)、図7に示すように、蓋8は矩形(正方形)であり、4本の軒樋51は、それぞれの前側壁12を他の軒樋51の前側壁12と後側壁13と底壁11とに囲まれた空間部55内に挿入する四つ巴状態(4本の軒樋51は、互いの向きが同じで90度毎位相がずれた状態)に組合わされる。
さらに詳しくは、4本の軒樋51と矩形(正方形)の蓋8との位置関係は、それぞれの軒樋51の底壁11と後側壁13とが交わる折曲部16bが、蓋8の各隅部22近傍に位置し、底壁11と後側壁13は蓋8の隅部22を形成するそれぞれの辺に沿って平行に配置される。
そして、蓋8の内面10には、6本1組からなる突状材5(各突状材に番号31、32、33、34、35、36を附す)が4組形成される。
突状材34、35は、前耳縁14を雨樋1の内側の空間部55に向かって規制するように前耳縁14近傍の前側壁12を挟むとともに、突状材34が突状材35よりも前側壁12の上端部18近傍側になるように設けられる。突状材36は軒樋51の後側壁13と後耳縁15に当接する。
<第4の実施形態>
図8(a)、(b)、図9を用いて本発明の第4の実施形態を説明するが、図2(a)に示す軒樋の通い箱の梱包構造と同構成部分については、図8(a)に同符号を付して重複した説明を省略する。
図8(a)、(b)、図9に示すように、端部保護材6の長方形の蓋8の内面10に、4本1組からなる突状材5(各突状材に番号39を附す)が2行4列配置され、この4本の突状材39に竪樋52の端面4が挿入される。
4本の突状材39は角度θ=90度の十文字状に配置され、それぞれの突状材39が雨樋1としての竪樋52の内面20に当接する。なお、図9では、この十文字(状)の4本の突状材39と蓋8のフランジ9との位置関係は、対向する突状材39を結ぶ線(直径L)が蓋8の隣接するフランジ9に平行又は直角になるように形成されているが、直径Lが蓋8のそれぞれのフランジ9に対して傾斜角度を持って配置しても構わない。
<第5の実施形態>
図10を用いて、本発明の第5の実施形態を説明するが、図3に示す軒樋の通い箱の梱包構造と同構成部分については、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
図10に示すように、蓋8の内面10には、突状材5(各突状材に番号34、35を附す)と立壁材50(各立壁材に番号41、42を附す)を1組として、2組の「突状材5と立壁材50」が点対称に形成される。
立壁材41は前側壁12に沿って設けられるとともに、一端が折曲部16cの凸部17に当接し、他端が16aに当接する。立壁材42は後側壁13に沿って設けられるとともに、一端が折曲部16b他端が後耳縁15と当接する。同時に、この状態で立壁材42が折曲部16cにも当接すればさらに好ましい。
ここで、突状材34、35はテーパー形状(円錐台形状)で立壁材41、42はテーパー形状(台形形状)であるので、2本の軒樋51を容易に挿入することができる。また、図示しないが、突状材34、35と同様に、立壁材41、42の高さHは端部保護材6のフランジ9の長さSよりも長く(高く)するとともに所定の厚さに形成される。
立壁材41、42の材質は、保管や輸送時の外力が掛かる状況で、突状材相互の位置関係が変わらない程度の剛性を有するものであればよく、例えば、突状材5と同じ合成樹脂等が使用される。
<第6の実施形態>
図11を用いて、本発明の第6の実施形態を説明するが、図5に示す軒樋の通い箱の梱包構造と同構成部分については、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
図11に示すように、蓋8の内面10には、突状材5(各突状材に番号34、35、37を附す)と立壁材50(各立壁材に番号41、42を附す)が2組点対称に形成される。
立壁材41は前側壁12に沿って設けられるとともに、折曲部16aと折曲部16cの凸部17に当接するように設けられる。立壁材42は後側壁13に沿って設けられるとともに、折曲部16bと後耳縁15に当接するように設けられる。突状材37は後耳縁15近傍の後側壁13を立壁材42とともに挟んで設けられる。
<第7の実施形態>
図12を用いて、本発明の第7の実施形態を説明するが、図7に示す軒樋の通い箱の梱包構造と同構成部分については、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。
蓋8の内面10には、突状材5(各突状材に番号31、33、35、36を附す)と立壁材50(立壁材43と附す)が4組形成される。
立壁材43は前側壁12に沿って当接し、その一端部が16aに当接するとともに、他端部が他の軒樋51の突状材35とともに他の軒樋51の前耳縁14を雨樋1の内側の空間部55に向かって規制するように他の軒樋51の前側壁12の上端部18近傍に設けられる。
<以下に、本発明の第8〜第11の実施形態を説明するが、図9に示す竪樋の通い箱の梱包構造と同構成部分については、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。>
<第8の実施形態>
図13に示すように、8本の竪樋52が2行4列に配列される。蓋8の内面10には、2本1組からなる立壁材50(立壁材に番号44を附す)が8組形成される。立壁材44は竪樋52に対して、竪樋52の内周58に内角度α(例えば略110度)で当接するように配置されるが、特に角度の制限はなく、2本の立壁材44間の所定の距離が保てればよい。また、立壁材44自身の傾き角度βは何度でも良い。
<第9の実施形態>
図14に示すように、8本の竪樋52が2行4列に配列される。蓋8の内面10には、90度に交叉する十文字形状からなる立壁材50(立壁材に番号45を附す)が8組形成される。立壁材45は竪樋52に対して、竪樋52の内周58に当接するように形成して配置される。
<第10の実施形態>
図15に示すように、8本の竪樋52が2行4列に配列される。蓋8の内面10には、中空の円錐台状の立壁材50(立壁材に番号46を附す)が8組形成される。立壁材46は竪樋52の内周58に当接するように形成される。
<第11の実施形態>
図16に示すように、8本の竪樋52が2行4列に配列される。蓋8の内面10には、各竪樋52が対向する間隙に立壁材50(立壁材に番号47を附す)が形成される。立壁材47は、2行の竪樋52間に4組、4列の竪樋52間に6組の合計8組形成される。
<雨樋の通い箱の梱包構造の作用>
上述のように、端部保護材6に複数本の雨樋1(軒樋51、竪樋52)を挿入しても、突状材5又は立壁材50或いは「突状材5及び立壁材50」によって複数本の雨樋1がそれぞれ位置ずれしないように固定されるので、お互いに接触することがなく雨樋1の変形や擦傷を防止できる。
また、突状材5(立壁材50)は先細りのテーパー形状であるので、2本の軒樋51を所定の取付け場所に容易に挿入できる。なお、雨樋1を突状材5(立壁材50)の根元まで挿入した状態では突状材5(立壁材50)と雨樋1との間隙は無くなくなるので、雨樋1はがたつくことがなく確実に固定できる。
さらに、端部保護材6のフランジ9によって蓋8の強度が増し、端部保護材6が十分な強度と耐久性を持つことができるので、複数本の雨樋1を積み重ねても雨樋1同士が確実に接触しないように保護できる。そのため、雨樋1の接触による変形や傷を防止できて擦傷をなくすことができる。端部保護材がフランジによって耐久性を持つので端部保護材が再使用できて、輸送時の通い箱として繰り返し使用することができる。
また、突状材5(立壁材50)の高さHは端部保護材6のフランジ9の長さSよりも長く(高い)形成されるので、挿入時に雨樋1の端面4がフランジ9に隠れてしまうことがないので、雨樋1の端面4を確実に目視確認しながら突状材5(立壁材50)に容易に挿入することができる。
さらに、突状材5を立設する矩形(長方形)の蓋8の周囲に蓋8と垂直にフランジ9が設けられるので、フランジ9の上面Mと下面Nは平行面であり互いに隣接する上下面が面接触することができる。そのため、雨樋1を端部保護材6に挿入して後に段ボール等の角筒の包装材2で梱包した梱包体7(通い箱)を水平に安定して積重ねることができるので、輸送時に梱包体7の擦れを防止ができて雨樋1の端面4の変形、傷を防止することができる。
なお、本発明の雨樋の梱包構造は、輸送時の通い箱としては基より一般的の保管時としても有効に用いることができる。
以上、本発明の実施形態を図面に基づいて説明したが、上記の実施例はいずれも本発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきでないということはいうまでもない。
軒樋51の形状は特に限定されず、前後の側壁が同じ高さであってもよい。また、軒樋51の段部、溝部、傾斜、補強材等は所定の範囲内で空間部55側にある程度突設する構造でもよい。軒樋の前後の側壁の上端に形成された中空の耳縁の形状は、側壁より内方に突出された内耳でも、外方に突出された外耳でも何れでもよく、現状に合わせて「突状材の位置や直径」あるいは「立壁材の位置や長さ」を調整すればよい。
組合わされる軒樋51の本数は、実施例のように4本の方が断面正方形の筒状包装材に方向性なしに収納出来るので、筒状包装材に対する収納効率がよくなり好ましいが、4本以上の組合せも可能である。
端部保護材6の突状材5は先端細りのテーパー状が円錐台形状でなくても構わない、場合によれば角錐台形状でも使用できる。実施例で、立壁材50は中空の円錐台形状のとしたが、中実の円錐台形状でもよい。
蓋、突状材、の材質は、突状材相互の位置関係が変わらない程度の剛性を有するものであれば特に限定されず、合成樹脂以外に、例えば、金属、木製等を使用してもよい。フランジの材質も同様に、合成樹脂以外に、例えば、金属、木製等を使用してもよい。
適応する雨樋の材質は、特に限定されず、硬質ポリ塩化ビニル以外に、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネートのような合成樹脂、又は、鉄、ステンレススチール、銅、アルミニウムのような金属製、或いは、金属製芯材の両面に硬質ポリ塩化ビニルの被覆層を設けた材料等でも構わない。
筒状包装材は、外部からの衝撃が吸収出来て組合わされた雨樋の外側から巻装可能な材料であれば特に限定されず、例えば、紙もしくは合成樹脂製の段ボール等が用いられる。
本発明の第1の実施形態における、雨樋1の通い箱の梱包構造の斜視図である。 (a)、(b)本発明の第1の実施形態における、軒樋51と端部保護材6との合わせ面を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態における、軒樋51と突状材5の位置関係を示す正面図である。 (a)、(b)本発明の第2の実施形態における、軒樋51と端部保護材6との合わせ面を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態における、軒樋51と突状材5の位置関係を示す正面図である。 (a)、(b)本発明の第3の実施形態における、軒樋51と端部保護材6との合わせ面を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態における、軒樋51と突状材5の位置関係を示す正面図である。 (a)、(b)本発明の第4の実施形態における、竪樋52と端部保護材6との合わせ面を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態における、竪樋52と突状材5の位置関係を示す正面図である。 本発明の第5の実施形態における、軒樋51と「突状材5及び立壁材50」の位置関係を示す正面図である。 本発明の第6の実施形態における、軒樋51と「突状材5及び立壁材50」の位置関係を示す正面図である。 本発明の第7の実施形態における、軒樋51と「突状材5及び立壁材50」の位置関係を示す正面図である。 本発明の第8の実施形態における、竪樋52と立壁材50の位置関係を示す正面図である。 本発明の第9の実施形態における、竪樋52と立壁材50の位置関係を示す正面図である。 本発明の第10の実施形態における、竪樋52と立壁材50の位置関係を示す正面図である。 本発明の第11の実施形態における、竪樋52と立壁材50の位置関係を示す正面図である。
符号の説明
1 雨樋
2 包装材
4 端面
5 突状材
6 端部保護材
7 梱包体
8 蓋
9 フランジ
10 内面
11 底壁
12 前側壁
13 後側壁
14 前耳縁
15 後耳縁
16 折曲部
17 凸部
31 突状材
32 突状材
33 突状材
34 突状材
35 突状材
36 突状材
51 軒樋
55 空間部
H 高さ
S 長さ

Claims (4)

  1. 複数本の雨樋を並列に組み合わせた状態で筒状に梱包する雨樋の通い箱の梱包構造であって、前記複数本の雨樋の両端面に、前記複数本の雨樋を位置規制して相互接触するのを防止する突状材又は立壁材或いはその両方を配置した端部保護材が挿入されることを特徴とする雨樋の通い箱の梱包構造。
  2. 請求項1記載の雨樋の通い箱の梱包構造であって、前記端部保護部材は前記突状材又は立壁材或いはその両方を立設する蓋と、この蓋の周囲に設けられるフランジとからなることを特徴とする雨樋の通い箱の梱包構造。
  3. 請求項2記載の雨樋の通い箱の梱包構造であって、前記端部保護部材の前記蓋に立設される前記突状材と前記立壁材はテーパー状に形成され、前記フランジよりも高く(長く)設けられることを特徴とする雨樋の通い箱の梱包構造。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の雨樋の通い箱の梱包構造であって、前記雨樋の通い箱を段積みする際に、前記フランジは互いに隣接する上下面が面接触するように形成されることを特徴とする雨樋の通い箱の梱包構造。
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