JP2006086648A - しわ検出装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 接触式センサを用いることなく、記録材に発生したしわを精度良く検出する。
【解決手段】 フルレートキャリッジ13はリフレクタ133とリフレクタ134とを備える。このうち、リフレクタ133には回動部材136が設けられており、図示せぬ回動部材により回動させられるようになっている。そして、回動部材136を回動させずに照射位置で光源132を照射した場合に生成される第1の画像データと、回動部材136を回動させて非照射位置で光源132を照射した場合に生成される第2の画像データとを比較することで、用紙に紙しわが発生しているか否かを判断する。
【選択図】 図2
【解決手段】 フルレートキャリッジ13はリフレクタ133とリフレクタ134とを備える。このうち、リフレクタ133には回動部材136が設けられており、図示せぬ回動部材により回動させられるようになっている。そして、回動部材136を回動させずに照射位置で光源132を照射した場合に生成される第1の画像データと、回動部材136を回動させて非照射位置で光源132を照射した場合に生成される第2の画像データとを比較することで、用紙に紙しわが発生しているか否かを判断する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、記録材上のしわを検出するための技術に関する。
用紙等の記録材上に紙しわ(しわ)が発生すると、画像が形成されたときの外観を著しく損ねることとなる。そのため、紙しわの発生した用紙を特定し、これを除去する処理が求められるが、このような処理を人間の手作業に頼っていたのでは、作業者(ユーザ)にとっては煩雑極まりない。特に、大量の印刷を行うような場合であれば、人間によるこのような作業には限界がある。そのため、従来より紙しわを検出するためのさまざまな技術が提案されてきた。例えば、特許文献1に記載の技術においては、用紙の表面にアクチュエータを接触させながら走査することで用紙表面の変位を検出するピックアップセンサが設けられており、この変位量によって紙しわを特定している。
しかし、上述の特許文献1のような接触式のセンサを用いて紙しわを検出することには、いくつかの問題がある。
まず、接触式のセンサを用いて良好な検出精度を得るためには、センサが用紙表面に対して常に適当な接触圧で接している必要がある。しかし、用紙上にはトナー等の色材が形成されていたり、あるいは用紙厚が異なっていたりすることがあるので、センサが一定の接触圧で用紙表面と接し続けるのは極めて困難である。接触圧が小さすぎればセンサが用紙表面から離れてしまい、また接触圧が大きすぎれば用紙搬送時の負荷が増加して紙詰まりを引き起こしてしまう。
まず、接触式のセンサを用いて良好な検出精度を得るためには、センサが用紙表面に対して常に適当な接触圧で接している必要がある。しかし、用紙上にはトナー等の色材が形成されていたり、あるいは用紙厚が異なっていたりすることがあるので、センサが一定の接触圧で用紙表面と接し続けるのは極めて困難である。接触圧が小さすぎればセンサが用紙表面から離れてしまい、また接触圧が大きすぎれば用紙搬送時の負荷が増加して紙詰まりを引き起こしてしまう。
また、特許文献1のように用紙上の1点に接触しているセンサでは、搬送されている用紙全面の走査を行うことは不可能であるから、用紙上に発生している紙しわを検出し損ねることがある。
さらに、用紙表面は紙しわだけではなく、例えばカール等によっても変位が生じることがある。しかし、特許文献1のように用紙表面の変位を検出していたのでは、このような変位と紙しわに起因する変位とを区別することができないので、紙しわだけを分離することは困難である。
さらに、用紙表面は紙しわだけではなく、例えばカール等によっても変位が生じることがある。しかし、特許文献1のように用紙表面の変位を検出していたのでは、このような変位と紙しわに起因する変位とを区別することができないので、紙しわだけを分離することは困難である。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、接触式センサを用いることなく、記録材に発生したしわを精度良く検出するための技術を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、原稿に対し第1の光束を照射する第1の照射手段と、前記原稿に対し、前記第1の光束とは異なる方向から第2の光束を照射する第2の照射手段と、前記第1の照射手段および前記第2の照射手段を用いて前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合と、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに、前記第2の照射手段を用いて前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合とを切り替える切替制御手段と、前記原稿に照射された前記第1の光束の反射光または前記第2の光束の反射光を受光する受光手段と、前記受光手段の受光量に応じた画像データを生成する画像生成手段と、前記第1の光束および前記第2の光束の反射光の受光量に応じて生成された第1の画像データと、前記第2の光束の反射光の受光量に応じて生成された第2の画像データとを比較し、前記第2の画像データにおいて前記第1の画像データとの色差が決められた値以上となる画像領域が存在する場合には、前記原稿にしわが発生していることを示すしわ検出信号を出力するしわ検出手段とを備えるしわ検出装置を提供する。
具体的には、例えば前記第1の照射手段を回動させる駆動手段を備え、前記切替制御手段は、前記駆動手段によって前記第1の光束が進む方向を変化させることで、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合と、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合とを切り替える。
あるいは、前記第1の照射手段による前記第1の光束から前記原稿を遮蔽する遮蔽手段を備え、前記切替制御手段は、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記遮蔽手段に前記第1の光束から前記原稿を遮蔽させず、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記遮蔽手段に前記第1の光束から前記原稿を遮蔽させる。
またあるいは、前記第1の照射手段または前記第2の照射手段を前記原稿の副走査方向に移動させる移動手段を備え、前記切替制御手段は、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記移動手段に前記第1の照射手段および前記第2の照射手段を移動させ、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記移動手段に前記第1の照射手段を移動させずに前記第2の照射手段を移動させる。
このようなしわ検出装置によれば、原稿を光学的に読み取った画像データによってしわの検出を行うので、接触式センサを用いる必要がなく、また、第1の光束および第2の光束の反射光の受光量に応じて生成された第1の画像データと、第2の光束の反射光の受光量に応じて生成された第2の画像データとを比較することで、記録材に発生したしわを精度良く検出することができる。
具体的には、例えば前記第1の照射手段を回動させる駆動手段を備え、前記切替制御手段は、前記駆動手段によって前記第1の光束が進む方向を変化させることで、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合と、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合とを切り替える。
あるいは、前記第1の照射手段による前記第1の光束から前記原稿を遮蔽する遮蔽手段を備え、前記切替制御手段は、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記遮蔽手段に前記第1の光束から前記原稿を遮蔽させず、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記遮蔽手段に前記第1の光束から前記原稿を遮蔽させる。
またあるいは、前記第1の照射手段または前記第2の照射手段を前記原稿の副走査方向に移動させる移動手段を備え、前記切替制御手段は、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記移動手段に前記第1の照射手段および前記第2の照射手段を移動させ、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記移動手段に前記第1の照射手段を移動させずに前記第2の照射手段を移動させる。
このようなしわ検出装置によれば、原稿を光学的に読み取った画像データによってしわの検出を行うので、接触式センサを用いる必要がなく、また、第1の光束および第2の光束の反射光の受光量に応じて生成された第1の画像データと、第2の光束の反射光の受光量に応じて生成された第2の画像データとを比較することで、記録材に発生したしわを精度良く検出することができる。
なお、上述したようなしわ検出装置の機能は、画像形成装置に搭載されることも可能である。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の一実施形態に係るしわ検出装置100の構成を示した図である。同図に示されているように、しわ検出装置100は、プラテンガラス11と、プラテンカバー12と、フルレートキャリッジ13と、ハーフレートキャリッジ14と、レンズ15と、受光素子16と、制御部17と、UI(User Interface)18とを備える。なお、同図において、Pは用紙上に画像の形成された原稿を示している。しわ検出装置100はこの原稿Pを読み取り、原稿Pにおける紙しわの有無を検出するための装置である。
図1は、本発明の一実施形態に係るしわ検出装置100の構成を示した図である。同図に示されているように、しわ検出装置100は、プラテンガラス11と、プラテンカバー12と、フルレートキャリッジ13と、ハーフレートキャリッジ14と、レンズ15と、受光素子16と、制御部17と、UI(User Interface)18とを備える。なお、同図において、Pは用紙上に画像の形成された原稿を示している。しわ検出装置100はこの原稿Pを読み取り、原稿Pにおける紙しわの有無を検出するための装置である。
プラテンガラス11は透明な板状部材であり、原稿Pが載置される。プラテンカバー12は原稿Pを被覆し、外部からの光の進入を制限する。
フルレートキャリッジ13は後述する光源132を備え、原稿Pに光を照射する。フルレートキャリッジ13は図示せぬ駆動手段により図中s方向に移動されることによって原稿P全面に光を照射する。なお、図中に示されたフルレートキャリッジ13の位置がホームポジション(走査開始位置)であり、13’で示された位置はエンドポジション(走査終了位置)である。
フルレートキャリッジ13は後述する光源132を備え、原稿Pに光を照射する。フルレートキャリッジ13は図示せぬ駆動手段により図中s方向に移動されることによって原稿P全面に光を照射する。なお、図中に示されたフルレートキャリッジ13の位置がホームポジション(走査開始位置)であり、13’で示された位置はエンドポジション(走査終了位置)である。
ここで、フルレートキャリッジ13のより詳細な構成を図2に示す。なお、同図に示された点線の矢印は、光源132からの放射光の行路(すなわち光路)の一部を例示したものである。
フルレートキャリッジ13は、ハウジング部材131と、光源132と、リフレクタ133,134と、ミラー135と、回動部材136とを備える。ハウジング部材131はフルレートキャリッジ13の各部を収容する筐体である。また、ハウジング部材131の内側には光を吸収する物質が塗布されている。光源132は例えばキセノン蛍光ランプであり、原稿Pを走査するために光を放射する。リフレクタ133,134は光源132からの光を反射し、原稿Pのある1点に光を照射する。リフレクタ133,134は、光源132からの光束が原稿Pのある1点に集光されるべく、その表面が放物線状に湾曲している。ミラー135は原稿Pからの反射光をさらに反射し、この光をハーフレートキャリッジ14へと導く。回動部材136は、図示せぬ駆動手段によりリフレクタ133を回動させる。
フルレートキャリッジ13は、ハウジング部材131と、光源132と、リフレクタ133,134と、ミラー135と、回動部材136とを備える。ハウジング部材131はフルレートキャリッジ13の各部を収容する筐体である。また、ハウジング部材131の内側には光を吸収する物質が塗布されている。光源132は例えばキセノン蛍光ランプであり、原稿Pを走査するために光を放射する。リフレクタ133,134は光源132からの光を反射し、原稿Pのある1点に光を照射する。リフレクタ133,134は、光源132からの光束が原稿Pのある1点に集光されるべく、その表面が放物線状に湾曲している。ミラー135は原稿Pからの反射光をさらに反射し、この光をハーフレートキャリッジ14へと導く。回動部材136は、図示せぬ駆動手段によりリフレクタ133を回動させる。
図3はリフレクタ133の回動する様子を示した図である。このように、回動部材136はリフレクタ133を図中A(点線)の位置からB(実線)の位置へと回動させる。なお、以下の説明においては、図中Aの位置を「照射位置」、図中Bの位置を「非照射位置」という。
リフレクタ133が照射位置にあるときに光源132が光を放射すると、この光はリフレクタ133,134によって反射され、原稿Pのある1点に照射される。一方、リフレクタ133が非照射位置にあるときに光源132が光を放射すると、リフレクタ134によって反射された光は原稿Pのある1点を照射するが、リフレクタ133によって反射された光は原稿Pを照射しない。
なお、以下の説明においては、原稿Pのある1点を照射する光のうち、リフレクタ133からの光を「第1の光束」、リフレクタ134からの光を「第2の光束」と総称し、これらを区別するものとする。
リフレクタ133が照射位置にあるときに光源132が光を放射すると、この光はリフレクタ133,134によって反射され、原稿Pのある1点に照射される。一方、リフレクタ133が非照射位置にあるときに光源132が光を放射すると、リフレクタ134によって反射された光は原稿Pのある1点を照射するが、リフレクタ133によって反射された光は原稿Pを照射しない。
なお、以下の説明においては、原稿Pのある1点を照射する光のうち、リフレクタ133からの光を「第1の光束」、リフレクタ134からの光を「第2の光束」と総称し、これらを区別するものとする。
ここで、再び図1を参照し、しわ検出装置100の各部の構成についての説明を続ける。
ハーフレートキャリッジ14はミラー141,142を備え、フルレートキャリッジ13からの光をレンズ15へと導く。また、ハーフレートキャリッジ14は図示せぬ駆動手段により、フルレートキャリッジ13の半分の速度でフルレートキャリッジ13と同じ図中s方向へと移動される。
レンズ15はミラー142と受光素子16とを結ぶ光路上に設けられており、原稿Pからの光を受光素子16に結像する。受光素子16は例えばCCD(Charge Coupled Device)であり、受光量に応じた画像信号を生成して制御部17に出力する。
ハーフレートキャリッジ14はミラー141,142を備え、フルレートキャリッジ13からの光をレンズ15へと導く。また、ハーフレートキャリッジ14は図示せぬ駆動手段により、フルレートキャリッジ13の半分の速度でフルレートキャリッジ13と同じ図中s方向へと移動される。
レンズ15はミラー142と受光素子16とを結ぶ光路上に設けられており、原稿Pからの光を受光素子16に結像する。受光素子16は例えばCCD(Charge Coupled Device)であり、受光量に応じた画像信号を生成して制御部17に出力する。
制御部17は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の各種メモリとを備えており、しわ検出装置100の各部の動作を制御する。また、制御部17は後述する画像処理やしわ検出処理を実行する。これらの処理に用いられるプログラムや各種の定数等は、制御部17内部のROMに記憶されている。
UI18は、液晶ディスプレイと、各種のボタンと、スピーカとを備え、ボタン操作によってユーザからの指示を受け付ける。また、UI18は、例えば液晶ディスプレイにメッセージを表示したり、スピーカから警告音を発したりすることによって、しわ検出装置100の動作に応じた情報をユーザに提供する。
UI18は、液晶ディスプレイと、各種のボタンと、スピーカとを備え、ボタン操作によってユーザからの指示を受け付ける。また、UI18は、例えば液晶ディスプレイにメッセージを表示したり、スピーカから警告音を発したりすることによって、しわ検出装置100の動作に応じた情報をユーザに提供する。
以上に示された構成のもと、しわ検出装置100はフルレートキャリッジ13を移動させながら原稿Pを走査し、原稿Pからの反射光に応じた画像信号を受光素子16によって生成する。そして、しわ検出装置100はこの画像信号を制御部17に供給し、画像処理を施すことによって画像データを生成する。その後、しわ検出装置100はしわ検出処理を実行し、原稿Pに紙しわが発生しているか否かを判断する。
つまり、図4に示されるように、しわ検出装置100は制御部17が各種プログラムを実行することによって、画像処理を実行する画像処理部171と、しわ検出処理を実行するしわ検出部172の機能とを実現する。以下においては、この画像処理部171としわ検出部172における具体的な動作について説明する。
つまり、図4に示されるように、しわ検出装置100は制御部17が各種プログラムを実行することによって、画像処理を実行する画像処理部171と、しわ検出処理を実行するしわ検出部172の機能とを実現する。以下においては、この画像処理部171としわ検出部172における具体的な動作について説明する。
図5は、しわ検出装置100の制御部17において実行される画像処理を示したフローチャートである。同図に沿って説明すると、はじめに制御部17は、リフレクタ133を照射位置にした状態でフルレートキャリッジ13を移動させて原稿Pの全面を走査することで、受光素子16に原稿Pを表す画像信号を生成させる。制御部17はこの画像信号に対して公知のAD変換や、必要に応じてガンマ変換やシェーディング補正等の信号処理を行い、アナログの画像信号からデジタルの画像データを生成する(ステップS11)。この画像データは、制御部17内部のRAMに一時記憶される。
なお、以下においては、このステップS11で生成される画像データを「第1画像データ」という。
なお、以下においては、このステップS11で生成される画像データを「第1画像データ」という。
次に、制御部17はリフレクタ133を非照射位置に回動させる(ステップS12)。そして、この状態でステップS11と同様の要領で画像データを生成し(ステップS13)、制御部17内部のRAMに一時記憶する。以下においては、このステップS13で生成される画像データを「第2画像データ」という。
以上の説明からわかるように、第1画像データと第2画像データとでは原稿Pを走査した光が異なっている。すなわち、第1画像データはリフレクタ133からの第1の光束とリフレクタ134からの第2の光束とが照射されて生成された画像データであり、第2画像データは第1の光束が照射されずに第2の光束のみが照射されて生成された画像データである。これらの画像データは同じサイズであり、その画素数はnピクセルであるとする。
以上の説明からわかるように、第1画像データと第2画像データとでは原稿Pを走査した光が異なっている。すなわち、第1画像データはリフレクタ133からの第1の光束とリフレクタ134からの第2の光束とが照射されて生成された画像データであり、第2画像データは第1の光束が照射されずに第2の光束のみが照射されて生成された画像データである。これらの画像データは同じサイズであり、その画素数はnピクセルであるとする。
なお、このように、第1画像データと第2画像データとでは原稿Pを走査するときの光量が異なるので、同じ原稿を走査していても第1画像データと第2画像データには定常的な誤差が生じている。しかし、ここではこの誤差は無視できる程度に微小なものであるとする(ただし、紙しわが発生している領域を除く)。
また、以下においては、これらの画像データの各画素に1〜nの番号を付して区別する。以下の説明では、第1画像データの各画素をp11〜p1nと表記し、第2画像データの各画素をp21〜p2nと表記する。第1画像データと第2画像データにおいて、同一の番号が付された画素は画像データ上の同一の座標点に位置するものとする。
第1画像データと第2画像データを生成したら、続いて制御部17はこれらの画像データを用いてしわ検出処理を実行する(ステップS14)。
図6は、しわ検出装置100の制御部17において実行されるしわ検出処理を示したフローチャートである。同図に沿って説明すると、はじめに制御部17は、画像データの画素数をカウントするために用いられる変数iに初期値として「1」を代入する(ステップS141)。そして、制御部17は第1画像データの画素p1i(ここでは画素p11)と第2画像データの画素p2i(ここでは画素p21)とを比較し、この画素の色差ΔEiを算出する(ステップS142)。色差ΔEiの算出方法は任意であるが、例えば画像データがRGB色空間で表される各色8ビット(すなわち0〜255)の色値であれば、以下の数1を用いればよい。この数1においては、画素p1iのR,G,B各色の色値がR1i,G1i,B1iであり、画素p2iのR,G,B各色の色値がR2i,G2i,B2iであるとする。
(数1)
ΔEi={(R1i−R2i)2+(G1i−G2i)2+(B1i−B2i)2}1/2
図6は、しわ検出装置100の制御部17において実行されるしわ検出処理を示したフローチャートである。同図に沿って説明すると、はじめに制御部17は、画像データの画素数をカウントするために用いられる変数iに初期値として「1」を代入する(ステップS141)。そして、制御部17は第1画像データの画素p1i(ここでは画素p11)と第2画像データの画素p2i(ここでは画素p21)とを比較し、この画素の色差ΔEiを算出する(ステップS142)。色差ΔEiの算出方法は任意であるが、例えば画像データがRGB色空間で表される各色8ビット(すなわち0〜255)の色値であれば、以下の数1を用いればよい。この数1においては、画素p1iのR,G,B各色の色値がR1i,G1i,B1iであり、画素p2iのR,G,B各色の色値がR2i,G2i,B2iであるとする。
(数1)
ΔEi={(R1i−R2i)2+(G1i−G2i)2+(B1i−B2i)2}1/2
色差ΔEiを算出したら、制御部17はこの色差ΔEiが所定の閾値Thを上回るか否かを判断する(ステップS143)。色差ΔEiが閾値Thを上回れば(ステップS143;YES)、制御部17は画素p2iを「変異画素」であると判断し、これをRAMに一時記憶する(ステップS144)。一方、色差ΔEiが閾値Th以下であれば(ステップS143;NO)、制御部17はステップS144の処理をスキップする。
なお、上述の閾値Thの値は、実験的あるいは経験的に導かれる値である。具体的には、紙しわの発生している領域において第1画像データと第2画像データの間に生じる色差程度の値であればよい。
なお、上述の閾値Thの値は、実験的あるいは経験的に導かれる値である。具体的には、紙しわの発生している領域において第1画像データと第2画像データの間に生じる色差程度の値であればよい。
続いて制御部17は、色差ΔEiの算出と変異画素の判定がすべての画素について行われたか否かを判断する(ステップS145)。上述したように、第1画像データおよび第2画像データの画素数はnピクセルであるから、この判断は変数iがnに達したか否かで判断すればよい。色差ΔEiの算出と変異画素の判定がすべての画素について行われていなければ(ステップS145;NO)、制御部17は変数iの値を「1」だけ増加(インクリメント)し、ステップS142からの処理を繰り返す。
一方、色差ΔEiの算出と変異画素の判定がすべての画素について行われていれば(ステップS145;YES)、制御部17は原稿Pに紙しわが存在するか否かを判断する。具体的には、制御部17は、第2画像データ上において主走査方向(フルレートキャリッジ13の移動方向に直交する方向)にx個以上連続して変異画素と判定されている画像領域が存在するか否かを判断し(ステップS147)、このような画像領域が存在すれば、続いてこの画像領域において副走査方向(フルレートキャリッジ13の移動方向)にy個以上連続して変異画素と判定されている領域が存在するか否かを判断する(ステップS148)。これらの判断がいずれも肯定的となれば、制御部17はこの画像領域を紙しわの発生している領域であると判断し、しわ検出信号を出力する(ステップS149)。このしわ検出信号に基づき、制御部17はUI18を介してユーザに紙しわの検出を報知する。例えば、制御部17はUI18の液晶ディスプレイにメッセージを表示させたり、スピーカに警告音を発させたりする。
これらの動作が行われたら、制御部17は本処理を終了させる。なお、ステップS147,S148のいずれかにおいて否定的な判断がなされた場合には、制御部17はしわ検出信号を出力せずに本処理を終了させる。
これらの動作が行われたら、制御部17は本処理を終了させる。なお、ステップS147,S148のいずれかにおいて否定的な判断がなされた場合には、制御部17はしわ検出信号を出力せずに本処理を終了させる。
以上のようにして、本実施形態のしわ検出装置100は原稿上の紙しわの存在の有無を判断している。ここで、上述の処理によって紙しわを検出できる理由について、図面を用いて説明する。
図7は、原稿Pの紙しわを示した断面図である。同図において、原稿Pのwで示される部分は紙しわを表している。また、図中の矢印L1はリフレクタ133からの第1の光束を示しており、矢印L2はリフレクタ134からの第2の光束を示している。
図7は、原稿Pの紙しわを示した断面図である。同図において、原稿Pのwで示される部分は紙しわを表している。また、図中の矢印L1はリフレクタ133からの第1の光束を示しており、矢印L2はリフレクタ134からの第2の光束を示している。
ここで、図7(a)は、リフレクタ133が照射位置にある場合にフルレートキャリッジ13が原稿Pを走査する様子を示しており、図7(b)は、リフレクタ133が非照射位置にある場合にフルレートキャリッジ13が原稿Pを走査する様子を示している。リフレクタ133が照射位置にあるときには、原稿Pの表面には第1の光束と第2の光束とが照射されており、矢印L1とL2の各方向から光が照射されている。ところが、リフレクタ133が非照射位置にあるときには、原稿Pの表面には第1の光束が照射されずに、第2の光束のみが照射される状態となる。すると、矢印L1方向からの光が存在しないために、紙しわwの左側に影shが生じる。この影shに相当する領域は原稿の読み取りが行えないので、結果的に第1画像データと第2画像データとでは、この領域に相当する画素領域で色値に差異が生じることとなる。上述のしわ検出処理においては、このような領域の存在の有無を判断しているのである。
このように、本実施形態のしわ検出装置100は、制御部17が回動部材136を回動させることで、原稿Pに第1の光束と第2の光束とを照射させる場合と第2の光束を照射させる場合とを切り替え、これによって生成された第1画像データと第2画像データとを比較することによって、紙しわを精度良く確実に検出することができる。本実施形態においては、フルレートキャリッジ13によって原稿の全面をくまなく走査するので、原稿全体について紙しわの検出を行うことが可能となる。また、このしわ検出装置100は用紙表面の凹凸を直接検知するものではないので、カール等による用紙表面の変位の影響を受けることもなく、また接触圧の変動による誤差等も生じ得ない。
(2)第2実施形態
続いて、上述の第1実施形態とは異なる本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態のしわ検出装置(第1実施形態のしわ検出装置100と区別するため、「しわ検出装置200」とする)においては、上述の第1実施形態との構成上の差異はフルレートキャリッジの構成のみである。また、この構成上の差異に伴い、しわ検出装置200の動作についても若干異なる点がある。以下においては、これらの相違点についての説明を中心に行う。なお、上述の第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
続いて、上述の第1実施形態とは異なる本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態のしわ検出装置(第1実施形態のしわ検出装置100と区別するため、「しわ検出装置200」とする)においては、上述の第1実施形態との構成上の差異はフルレートキャリッジの構成のみである。また、この構成上の差異に伴い、しわ検出装置200の動作についても若干異なる点がある。以下においては、これらの相違点についての説明を中心に行う。なお、上述の第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
図8は、しわ検出装置200のフルレートキャリッジ23を示した図である。本実施形態のフルレートキャリッジ23は、回動部材136に代えて遮蔽部材236を備えている点が第1実施形態のフルレートキャリッジ13と異なる。遮蔽部材236は、図示せぬ駆動手段により図8(a)の位置から図8(b)の位置へと移動される。ここでは、図8(a)に示される遮蔽部材236の位置を「照射位置」、図8(b)に示される遮蔽部材236のを「非照射位置」とする。
遮蔽部材236が果たす機能は第1実施形態の回動部材136と同様であり、要は「リフレクタ133からの第1の光束が原稿Pに到達するのを妨げる」ことである。すなわち、上述の第1画像データを生成する場合には、遮蔽部材236は照射位置にあり、一方上述の第2画像データを生成する場合には、遮蔽部材236は非照射位置へと移動する。
遮蔽部材236が果たす機能は第1実施形態の回動部材136と同様であり、要は「リフレクタ133からの第1の光束が原稿Pに到達するのを妨げる」ことである。すなわち、上述の第1画像データを生成する場合には、遮蔽部材236は照射位置にあり、一方上述の第2画像データを生成する場合には、遮蔽部材236は非照射位置へと移動する。
これに伴い、本実施形態の画像処理においては、図9に示されているように、第1実施形態のステップS12の「リフレクタ133を非照射位置に移動させる」という処理を「遮蔽部材236を非照射位置に移動させる」という処理に置換する(ステップS22参照)。その他の処理については、図5,6に示された第1実施形態の処理に準じる。
このようなしわ検出装置200によっても、上述の第1実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
このようなしわ検出装置200によっても、上述の第1実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
(3)第3実施形態
続いて、上述の2つの実施形態とは異なる本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態のしわ検出装置(「しわ検出装置300」とする)においても、上述の2つの実施形態との構成上の差異はフルレートキャリッジの構成のみである。よって、以下においても、フルレートキャリッジの構成とその動作の説明を中心に行う。なお、上述の第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
続いて、上述の2つの実施形態とは異なる本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態のしわ検出装置(「しわ検出装置300」とする)においても、上述の2つの実施形態との構成上の差異はフルレートキャリッジの構成のみである。よって、以下においても、フルレートキャリッジの構成とその動作の説明を中心に行う。なお、上述の第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して説明する。
図10は、しわ検出装置300のフルレートキャリッジ33を示した図である。本実施形態のフルレートキャリッジ33は、キャリッジ33aとキャリッジ33bが接離可能な構成となっている点が第1実施形態のフルレートキャリッジ13と異なる。なお、本実施形態のリフレクタ133は固定されている点も第1実施形態と異なる。
このフルレートキャリッジ33は、第1画像データを生成する場合にはキャリッジ33aとキャリッジ33bが駆動手段により共に移動されて原稿Pを走査する一方、第2画像データを生成する場合には、キャリッジ33aはキャリッジ33bから切り離され、キャリッジ33bのみが駆動手段により矢印s方向に移動されて原稿Pを走査する。本実施形態においては、このようにしてリフレクタ133からの第1の光束が原稿Pに到達するのを妨げている。
このフルレートキャリッジ33は、第1画像データを生成する場合にはキャリッジ33aとキャリッジ33bが駆動手段により共に移動されて原稿Pを走査する一方、第2画像データを生成する場合には、キャリッジ33aはキャリッジ33bから切り離され、キャリッジ33bのみが駆動手段により矢印s方向に移動されて原稿Pを走査する。本実施形態においては、このようにしてリフレクタ133からの第1の光束が原稿Pに到達するのを妨げている。
これに伴い、本実施形態の画像処理においては、図11に示されているように、第1実施形態のステップS12の「リフレクタ133を非照射位置に移動させる」という処理を「キャリッジ33aをキャリッジ33bから切り離す」という処理に置換する(ステップS32参照)。その他の処理については、図5,6に示された第1実施形態の処理に準じる。
このようなしわ検出装置300によっても、上述の第1実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
このようなしわ検出装置300によっても、上述の第1実施形態と同様の効果を奏することが可能である。
(4)変形例
なお、本発明の適用は上述した実施形態の態様に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下にその例をいくつか示す。
まず、上述の実施形態においては、しわ検出装置にはプラテンとプラテンカバーとが備わっており、ユーザがプラテン上に原稿を載置して紙しわの検出を行うような態様であった。しかし、大量の原稿について紙しわの検出を行う場合であれば、このような態様ではユーザに多大な負担を強いることとなる。そこで、このしわ検出装置に原稿を収容して順次搬送させるいわゆるフィーダの機構を備えてもよい。このような場合には、さらに、紙しわの発生している原稿とそうでない原稿とを振り分けるいわゆるソータの機構を備えてもよい。
なお、本発明の適用は上述した実施形態の態様に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下にその例をいくつか示す。
まず、上述の実施形態においては、しわ検出装置にはプラテンとプラテンカバーとが備わっており、ユーザがプラテン上に原稿を載置して紙しわの検出を行うような態様であった。しかし、大量の原稿について紙しわの検出を行う場合であれば、このような態様ではユーザに多大な負担を強いることとなる。そこで、このしわ検出装置に原稿を収容して順次搬送させるいわゆるフィーダの機構を備えてもよい。このような場合には、さらに、紙しわの発生している原稿とそうでない原稿とを振り分けるいわゆるソータの機構を備えてもよい。
また、本発明に係るしわ検出装置は、一般に複合機と呼ばれる画像形成装置や、スキャナと呼ばれる画像読取装置にもほぼ同等の構成を含んでいるものがある。そこで、画像形成装置が形成した画像に対して、この画像形成装置自体が上述のしわ検出処理を実行したり、あるいは画像読取装置がこのような紙しわ検出機能を兼ね備えたりすることも容易である。すなわち、上述のしわ検出装置の機能は、画像形成装置や画像読取装置に搭載することも可能である。
100,200,300…しわ検出装置、11…プラテンガラス、12…プラテンカバー、13,23,33…フルレートキャリッジ、14…ハーフレートキャリッジ、15…レンズ、16…受光素子(受光手段)、17…制御部(切替制御手段)、171…画像処理部(画像生成手段)、172…しわ検出部(しわ検出手段)、18…UI、131…ハウジング部材、132…光源、133…リフレクタ(第1の照射手段)、134…リフレクタ(第2の照射手段)、135…ミラー、136…回動部材(回動手段)、236…遮蔽部材(遮蔽手段)、33a,33b…キャリッジ。
Claims (5)
- 原稿に対し第1の光束を照射する第1の照射手段と、
前記原稿に対し、前記第1の光束とは異なる方向から第2の光束を照射する第2の照射手段と、
前記第1の照射手段および前記第2の照射手段を用いて前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合と、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに、前記第2の照射手段を用いて前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合とを切り替える切替制御手段と、
前記原稿に照射された前記第1の光束の反射光または前記第2の光束の反射光を受光する受光手段と、
前記受光手段の受光量に応じた画像データを生成する画像生成手段と、
前記第1の光束および前記第2の光束の反射光の受光量に応じて生成された第1の画像データと、前記第2の光束の反射光の受光量に応じて生成された第2の画像データとを比較し、前記第2の画像データにおいて前記第1の画像データとの色差が決められた値以上となる画像領域が存在する場合には、前記原稿にしわが発生していることを示すしわ検出信号を出力するしわ検出手段と
を備えるしわ検出装置。 - 前記第1の照射手段を回動させる回動手段を備え、
前記切替制御手段は、前記駆動手段によって前記第1の光束が進む方向を変化させることで、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合と、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合とを切り替える
請求項1記載のしわ検出装置。 - 前記第1の照射手段による前記第1の光束から前記原稿を遮蔽する遮蔽手段を備え、
前記切替制御手段は、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記遮蔽手段に前記第1の光束から前記原稿を遮蔽させず、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記遮蔽手段に前記第1の光束から前記原稿を遮蔽させる
請求項1記載のしわ検出装置。 - 前記第1の照射手段または前記第2の照射手段を前記原稿の副走査方向に移動させる移動手段を備え、
前記切替制御手段は、前記第1の光束および前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記移動手段に前記第1の照射手段および前記第2の照射手段を移動させ、前記第1の光束を前記原稿に照射させずに前記第2の光束を前記原稿に照射させる場合には、前記移動手段に前記第1の照射手段を移動させずに前記第2の照射手段を移動させる
請求項1記載のしわ検出装置。 - 請求項1記載のしわ検出装置を備える画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004267501A JP2006086648A (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | しわ検出装置および画像形成装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010166442A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Canon Electronics Inc | 画像読取装置及びそのしわ領域補正方法、プログラム |
JP2015173350A (ja) * | 2014-03-11 | 2015-10-01 | キヤノン株式会社 | 読取制御装置、および、読取制御方法 |
-
2004
- 2004-09-14 JP JP2004267501A patent/JP2006086648A/ja active Pending
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