JP2006086066A - 開閉装置 - Google Patents

開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006086066A
JP2006086066A JP2004271271A JP2004271271A JP2006086066A JP 2006086066 A JP2006086066 A JP 2006086066A JP 2004271271 A JP2004271271 A JP 2004271271A JP 2004271271 A JP2004271271 A JP 2004271271A JP 2006086066 A JP2006086066 A JP 2006086066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
link
leaf spring
closing
link mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004271271A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4484646B2 (ja
Inventor
Hiroshi Totori
洋 十鳥
Norio Suga
則雄 菅
Shinji Toba
慎司 鳥羽
Hideo Nojiri
秀夫 野尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004271271A priority Critical patent/JP4484646B2/ja
Publication of JP2006086066A publication Critical patent/JP2006086066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4484646B2 publication Critical patent/JP4484646B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

【課題】 投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に安定した速度で投入動作させると共に、拘束されない引き外し機能を有する開閉装置を比較的に安価に得る。
【解決手段】 操作軸41の操作で回転する板ばねレバー43とリンク機構を係合して上記リンク機構を回転させて投入ばね13に蓄勢すると共に、案内窓45で上記板ばねレバー43を変位させて上記板ばねレバー43と上記リンク機構を離脱させることにより、上記投入ばね13の放勢により可動接点を固定接点に安定した速度で投入動作させると共に、上記板ばねレバー43と上記リンク機構が離脱状態で固定接点から可動接点を引き外しする。
【選択図】図1

Description

この発明は、遮断器、開閉器等の開閉装置に関し、特に投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に安定した速度で投入動作させるものに係わる。
従来の開閉装置、例えば特許文献1の開閉装置では、駆動軸(出力歯車等)と操作リンク部(伝動歯車等)との切り離しが、駆動軸側の爪(係合歯)と操作機構側の爪(係合歯)とを切り離すクラッチ(押圧突起)を設けて、ばね蓄勢完了後に、これらの爪を切り離すことにより、駆動軸と操作機構リンク部を切り離して安定した操作速度で動作するように構成されていた。
特開平11−40010号
しかしながら、特許文献1のような構成では、爪の形状が複雑で加工が難しく、また高い精度も要求されるため、安価に構成する上での妨げとなっていた。またこれらの爪の配置スペースも必要なため操作機構を小さくする上での問題点となっていた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に安定した速度で投入動作させると共に、拘束されない引き外し機能を有する開閉装置を提供しようとするものである。
この発明に係わる開閉装置は、支持枠に回転自在に支承された操作軸、上記操作軸に固定保持された弾性レバー、上記操作軸の操作で回転する上記弾性レバーと係合して投入ばねに蓄勢し、上記投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に投入動作させるリンク機構、及び上記弾性レバーの回転に伴って上記弾性レバーを変位させ、上記弾性レバーと上記リンク機構を係合離脱させるリンク機構係合離脱手段を備え、上記操作軸の操作で回転する上記弾性レバーと上記リンク機構を係合して上記リンク機構を回転させて上記投入ばねに蓄勢すると共に、上記リンク機構係合離脱手段で上記弾性レバーを変位させて上記弾性レバーと上記リンク機構を離脱させることにより、上記投入ばねの放勢により上記可動接点を上記固定接点に安定した速度で投入動作させ得ると共に、上記弾性レバーと上記リンク機構が離脱状態で上記固定接点から上記可動接点を引き外しし得るようにしたものである。
また、支持枠に回転自在に支承された操作軸、上記操作軸に固定保持された板ばねレバー、上記操作軸の操作で回転する上記板ばねレバーと係合して投入ばねに蓄勢し、上記投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に投入動作させるリンク機構、及び上記板ばねレバーの回転に伴って上記板ばねレバーを変位させ、上記板ばねレバーと上記リンク機構を係合離脱させる上記支持枠に設けた案内窓を備え、上記操作軸の操作で回転する上記板ばねレバーと上記リンク機構を係合して上記リンク機構を回転させて上記投入ばねに蓄勢すると共に、上記案内窓で上記板ばねレバーを変位させて上記板ばねレバーと上記リンク機構を離脱させることにより、上記投入ばねの放勢により上記可動接点を上記固定接点に安定した速度で投入動作させ得ると共に、上記板ばねレバーと上記リンク機構が離脱状態で上記固定接点から上記可動接点を引き外しし得るようにしたものである。
さらに、支持枠に回転自在に支承された操作軸、上記操作軸に固定保持された板ばねレバー、上記操作軸の操作で回転する上記板ばねレバーと係合する上記操作軸に回転自在に装着された引き外しリンク、上記引き外しリンクの一端に回転自在に装着され投入ばねを外周に配したガイドリンク、上記ガイドリンクの長穴部に回転及び摺動自在に一端が連結されかつ第一の固定軸に回転自在に装着された投入リンク、上記ガイドリンクと上記投入リンクとの連結部に回転自在に一端が連結された連結リンク、上記連結リンクの他端に回転自在に一端が連結されかつ第二の固定軸に回転自在に装着された出力レバー、上記引き外しリンクと係合可能な引き外しラッチ、及び上記板ばねレバーの回転に伴って上記板ばねレバーを変位させ、上記板ばねレバーと上記引き外しリンクを係合離脱させる上記支持枠に設けた案内窓を備え、上記操作軸の操作で回転する上記板ばねレバーと上記引き外しリンクを係合して上記引き外しリンクを回転させて上記投入ばねに蓄勢すると共に、上記案内窓で上記板ばねレバーを変位させて上記板ばねレバーと上記引き外しリンクを離脱させることにより、上記投入ばねの放勢により上記可動接点を上記固定接点に安定した速度で投入動作させ得ると共に、上記板ばねレバーと上記引き外しリンクが離脱状態で上記固定接点から上記可動接点を引き外しし得るようにしたものである。
この発明の開閉装置によれば、操作軸の操作で回転する弾性レバーとリンク機構を係合して上記リンク機構を回転させて投入ばねに蓄勢すると共に、リンク機構係合離脱手段で上記弾性レバーを変位させて上記弾性レバーと上記リンク機構を離脱させることにより、上記投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に安定した速度で投入動作させることができと共に、上記弾性レバーと上記リンク機構が離脱状態で固定接点から可動接点を引き外しすることができる。
また、操作軸の操作で回転する板ばねレバーとリンク機構を係合して上記リンク機構を回転させて投入ばねに蓄勢すると共に、案内窓で上記板ばねレバーを変位させて上記板ばねレバーと上記リンク機構を離脱させることにより、上記投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に安定した速度で投入動作させることができと共に、上記板ばねレバーと上記リンク機構が離脱状態で固定接点から可動接点を引き外しすることができる。そのため、開閉装置を比較的に安価に提供することができる。
実施の形態1.
図8は、一部の構成を変えることにより、この発明が適用できる第1の開閉装置の操作機構の開極リセット状態を示す図である。図9はこの開閉装置の操作機構の投入ばね蓄勢完了直前、図10は同じく投入ばね蓄勢保持状態、図11は同じく投入保持の状態を示す図である。
図において、駆動軸(すなわち操作軸)10に引き外しリンク11が固定保持されており、引き外しリンク11の一端には、外周に投入ばね13を配したガイドリンク14が回転自在に連結している。さらに、ガイドリンク14の長穴部14aに投入リンク15を回転及び摺動自在に連結するとともに、投入リンク15を固定軸30に回転自在に装着する。ここで、引き外しリンク11とガイドリンク14と投入リンク15とで、第一の四節リンクを形成する。
また、ガイドリンク14と投入リンク15の連結部には、連結リンク17が投入リンク15の連結部と回転自在に連結している。この連結リンク17のもう一端は、出力レバー18と回転自在に連結している。さらに、出力レバー18は、固定軸31に回転自在に取り付けられている。
引き外しラッチ12は、投入動作後(図9〜図11)、引き外しリンク11の外縁部に設けた切欠部11aと係合し投入保持するように配置されており、図示しない付勢手段によって、時計方向に付勢している。投入ラッチ16は、投入ばね13の蓄勢状態を保持するため、投入リンク15の外縁部に設けた切欠部15bと係合するように配置されており、同じく図示しない付勢手段により時計方向に付勢されている。
また、開閉装置における開閉部の一例では、回転自在に支持された駆動シャフト3の一端に出力レバー18と当接する駆動レバー5を備え、駆動レバー5に対し反時計方向に付勢するように開放ばね7を配し、固定接点1と可動接点2との開離距離を規制するストッパ−6が駆動レバー5と当接するように配置されている。接圧ばね8は可動接点2とレバー4との間に配置され、固定接点1と可動接点2が当接する際に必要な接点間圧力を与えるようになっている。
さらに、開閉装置における開閉部の具体的な一例を図12に示す。操作軸41を操作して、操作機構21のリンク機構を操作して、出力レバー18を動作させ、ローラ22、駆動レバー5、駆動シャフト3、レバー4を介して、真空スイッチ23の固定接点に対して可動接点を接離する。なお、42は支持枠である操作機構の金属製メカフレーム、24はフェイスプレート、8は接圧ばね、25は固定側端子で真空スイッチ23の固定接点に接続されている。26は可動側端子で、可撓導体(図示せず)を介して真空スイッチ23の可動接点に接続されている。27は真空スイッチ23を収容する絶縁フレーム、28は絶縁カバーである。
次に、第1の開閉装置の操作機構の動作を説明する。図8は、開閉装置の開路状態で、投入ばね13を放勢した操作機構のリセット状態である。引き外しリンク11、ガイドリンク14、投入リンク15からなる第一の四節リンクは、駆動軸10を時計方向に回すことで引き外しリンク11が時計方向に回転されると、連動して動作するものである。図8では、ガイドリンク14の先端部(図示下端部)は、投入リンク15のU曲げ部15aの内壁面に接触するように構成されている。ここで、ガイドリンク14の両端の連結部を直線で結ぶ軸線は、投入リンク15の回転中心である固定軸30の軸心に対してL2だけ図示右上方向にずれている。そのため、駆動軸10を時計方向に回した際、投入リンク15が反時計方向に回転されることなしに、ガイドリンク14は投入リンク15のU曲げ部15aの内壁面を滑るように、図示右下方向へ投入リンク15に対してほぼ直線的に動く。投入リンク15と連結リンク17の連結部は、ガイドリンク14の長穴部14aに沿って動き、投入ばね13を圧縮していく。
図9は、投入ばね13の蓄勢途中(蓄勢がほぼ完了)の状態で、投入ばね13が最も縮められた状態(上死点)よりも僅かに駆動軸10を時計方向に回転した状態の図である。ガイドリンク14の両端の連結部を直線で結ぶ軸線が、駆動軸10の中心に対しL1だけ図示左下方向にずれることにより、引き外しリンク11は、投入ばね13のばね力によって時計方向に動く回転力をうけて回転動作する。このときに、引き外しリンク11の外周突起部11bと投入ばね13の端部が接触するため、引き外しリンク11と投入ばね13とガイドリンク14が一体となり、駆動軸10を回転中心として時計方向に回転動作が始まる。これにより、ガイドリンク14の長穴部14aが、それまで接触していた投入リンク15のU曲げ部15aから離れる。続いて、ガイドリンク14の両端の連結部を直線で結ぶ軸線と固定軸30の軸心とのずれからなる寸法L2が、次第に小さくなる。さらに、ガイドリンク14の両端の連結部を直線で結ぶ軸線が固定軸30の軸心を超えると、投入リンク15は固定軸30を回転中心に反時計方向に動き出す。
その後、図10に示すように、投入リンク15の外縁部に設けられた切欠き15bと投入ラッチ16が係合したばね蓄勢保持状態となる。この時、引き外しリンク11にも時計方向へ回転する力が働いているが、引き外しリンク11の一端11cがストッパー20と接触し、引き外しリンク11の時計方向への回転動作が規制される。そのため、引き外しリンク11とガイドリンク14と投入リンク15からなる四節リンクが、緊張状態を保ったまま保持される。
図10の状態から投入ラッチ16を反時計方向に動かすことで、投入リンク15と投入ラッチ16との係合が外れ、投入ばね13に蓄えられたばね力でL2の距離に比例した回転力が、投入リンク15に加わる。すると、投入リンク15と連結リンク17と出力レバー18からなる四節リンクの動作が進み、開閉装置の駆動レバー5を押し下げ、駆動シャフト3を支点として可動電極2が図示上方向に移動する。この一連の動作が進んで完了する直前付近から、ガイドリンク14の両端の連結部を直線で結ぶ軸線と駆動軸10の中心とのずれからなる寸法L1が次第に小さくなる。さらに、駆動軸10の軸心を超えると引き外しリンク11に加わる回転力は反転し、反時計方向に回転する回転力が加えられる。これにより、引き外しリンク11の一端11cとストッパー20との当接が離れて引き外しリンク11は反時計方向に回転を始めるが、この時には引き外しラッチ12が図示しない付勢手段により時計方向に回転している。
その後、図11に示すように、引き外しリンク11の切欠部11aと引き外しラッチ12とが係合して投入保持した状態となる。すなわち、開閉部の負荷力(接圧ばね8と開放ばね7のばね荷重の反力)を出力レバー18で受け止めて、投入リンク15と連結リンク17と出力レバー18からなる第二の四節リンクで投入ばね13に加わる力を減衰し、投入ばね13の初荷重で保持することが可能となる。さらに、投入ばね13の初荷重を投入リンク15とガイドリンク14と引き外しリンク11からなる第一の四節リンクで減衰しているので、引き外しリンク11の回転力は非常に小さく引き外しラッチ12に加わる荷重を小さくすることができる。
このように、構成では、2つの四節リンクで負荷力を減衰し各々の四節リンクで大きな減衰比を必要としないため、摩擦等の経時変化に対する影響が少ない開閉装置の操作機構を提供できる。すなわち、引き外しラッチに加わる荷重を投入ばねの初荷重とすることで引き外し動作力のばらつきが少さく、また、引き外し動作力は負荷力の変動に対しても影響しないため、操作機構の引き外し動作が安定する。
また、構成部品の数が多くて構成が複雑になると、その組立作業に多大の労力を要していたが、2つの四節リンクに共通する投入リンクを用いることで、開閉装置の操作機構を少ない部品数で得られる。
図13は、一部の構成を変えることにより、この発明が適用できる第2の開閉装置において、操作機構の投入ばね蓄勢途中の状態を示す図である。この第2の開閉装置は、第1の開閉装置の変形例として、操作機構に投入ラッチ16を組み込んでいないものである。
次に、動作について説明する。投入ばね13を蓄勢する過程は第1の開閉装置と同様で、第1の開閉装置の図10に相当する位置まで投入ばね13を蓄勢した状態である。ここで、投入ラッチ16がないため、投入リンク15bの切欠き部と係合することなく投入ばね蓄勢後即投入動作し、第1の開閉装置の図11に示した位置までリンクが動き、投入動作が完了する。
このように、第2の開閉装置では、投入ばねの蓄勢動作すなわち投入動作であり、例えば手動にて操作する場合には1つの動作(ワンアクション)での操作方式とすることができる。これに対して投入ラッチ16がある場合には投入ばね13を蓄勢する動作と投入ラッチ16と投入リンク15との係合を外す動作の2つの動作が必要であり、開閉装置の操作方法、用途に応じた操作機構を投入ラッチ16の有無だけで組み別けることができる。
図14は、第3の開閉装置において、投入ばねを放勢した操作機構のリセット状態を示す図である。この第3の開閉装置は、第1の開閉装置の変形例として、連結リンク17の穴部17aを長穴形状としているものである。この第3の開閉装置では、投入ばねを放勢したリセット状態(第1の開閉装置の図8に相当)から投入ばねの蓄勢保持の状態(第1の開閉装置の図10に相当)へと動作するとき、連結リンク17と出力レバー18の連結部が穴部17aの図示右端部17a’の位置まで動かないと、出力レバー18が回転しない。すなわち、連結リンク17の穴部17aを長穴形状とすることで、投入ばね13を蓄勢する間に出力レバー18が不要に回転することを抑制できる。また、図15は、連結リンク17の穴部17aの代替として、長穴形状の穴部18aを出力レバー18側に設けた場合の図であり、図14の場合と同様に出力レバー18の不要な回転を抑制することができる。
図16は、図14の変形例として、開閉装置の駆動シャフト3の一端を出力レバーの回転軸31の位置に配して取り付けることにより、直接駆動シャフト3に操作機構の回転駆動力を伝達する一例である。開閉装置の構成に応じて多彩な動力伝達方法を構成できる。ここでも、連結リンク17の穴部17aを長穴形状とすることで、投入ばね13を蓄勢する間に出力レバー18が不要に回転することを抑制できる。
このように、第3の開閉装置では、連結リンク17もしくは出力レバー18に長穴を設けることで、投入ばね13を蓄勢する間の出力レバー18の不要な回転を抑制できる。開閉装置を構成する上で寸法の関係上、開閉部と操作機構部との動力伝達方法が制約される場合などに開閉部に対して操作機構を配置する自由度が広がり、開閉装置を構成する上での利便性が向上する。
図1はこの発明の実施の形態1の開閉装置における開極リセット状態を示す図で、図8〜図11で示す第1の開閉装置の一部の構成を変えて、この発明を適用したものである。図1(a)は正面断面図で、開閉部を概念的に示しており、図8に対応する。図1(b)は開閉部を除いた(a)の側面断面図である。図1(c)は開閉部を除いた(a)の上面図である。なお、図中、上述した第1〜第3の開閉装置と同一符号は同一又は相当部分を示し、説明を一部省略する。以下同様とする。
図において、駆動軸すなわち操作軸41は、開閉装置の操作機構を支持する支持枠42に回転自在に支承され、支持枠42の外部に取り付けたハンドル(図示せず)などで回転させることができる。板ばねレバー43はほぼU字形で向き合う両片が帯状ばねであり、その閉塞端部43aで操作軸41に固定保持され、操作軸41の回転と共に回転する。引き外しリンク44はU字形板ばねレバー43を内側に挟み込んだほぼU字形であり、操作軸41に回転自在に装着されており、その切欠部44a,外周突起部44bはそれぞれ第1の開閉装置の引き外しリンク11の切欠部11a,外周突起部11bに相当する。引き外しリンク44の一端部44c(切欠部44aと反対の端部)の両片には、内側の板ばねレバー43側にそれぞれ出た係合突起44dが設けられている。U字形板ばねレバー43の開放端部43bの両片には、係合突起44dと係合し得る係合孔43cがそれぞれ設けられており、開閉装置の接点の開極リセット時に、板ばねレバー43の係合孔43cと引き外しリンク44の係合突起44dは係合し得、板ばねレバー43の回転を引き外しリンク44に伝達できる。なお、U字形板ばねレバー43の開放端部43bの両片は、その両側端部が内側に折り曲げられた折曲部43dを設けている。
支持枠42には、U字形板ばねレバー43の両片間の幅(距離)を縮小し得る案内窓45が設けられており、板ばねレバー43の係合孔43cと引き外しリンク44の係合突起44dとの係合を、U字形板ばねレバー43の両片間の幅を縮小することにより解かせる(離脱させる)ことができる。案内窓45は支持枠42を穿って形成されており、図1(b)に示すように、案内窓45が下部の幅大部45aと上部の幅小部45bと中間部の傾斜部45cから成っている。案内窓45に設けたストッパー20(図3参照)は引き外しリンク44の時計方向の回転を阻止するものである。引き外しラッチ12は、支持枠42に回転自在に装着され、図示しない付勢手段によって、時計方向に付勢されている。投入ラッチ16は、支持枠42に回転自在に装着され、図示しない付勢手段によって、時計方向に付勢されている。固定軸30,固定軸31は支持枠42に回転自在に支承されている。
次に、開閉装置の操作機構の動作を説明する。第1の開閉装置(図8)では、駆動軸(操作軸)10を回転させると、それに固定保持されている引き外しリンク11も回転するが、図1の開閉装置では、操作軸41を回転させると、それに固定保持されている板ばねレバー43が回転し、その回転が板ばねレバー43と係合した引き外しリンク44に伝達されて、引き外しリンク44が回転する。
図1は開閉装置の開路状態で、投入ばね13を放勢した操作機構のリセット状態である。図2は板ばねレバー43と引き外しリンク44と案内窓45の位置関係を、投入ばね13の放勢状態から蓄勢保持状態で段階的に示す説明図である。図1の投入ばね13を放勢した操作機構のリセット状態[図2の(a)]では、板ばねレバー43の係合孔43cと引き外しリンク44の係合突起44dは係合しており、ハンドル等で操作軸41を時計方向に回転させると、板ばねレバー43も回転し、それに係合している引き外しリンク44も時計方向に回転し、投入ばね13が蓄勢される[図2の(b)]。投入ばね13が最も縮められた状態(上死点)をわずかに超えるまでは、係合孔43cと係合突起44dは係合しているが、投入ばね13が最も縮められた状態(上死点)を超えると、引き外しリンク44には投入ばね13の力により時計方向に回転するトルクが加えられるので、引き外しリンク44が自走(回転)し、ストッパー20に当接するまで回転する。
この自走する間に、板ばねレバー43の両片の折曲部43dを有する開放端部43bは、案内窓45の傾斜部45cと幅小部45bに接触案内され、回転が最終位置になるに従い、板ばねレバー43の両片の幅は徐々に縮小され、係合孔43cと係合突起44dの係合が外れだし[図2の(c)の蓄勢完了直前、投入ばね13の状態は図9に相当]、最終回転位置では係合が完全に外れる(離脱される)まで、板ばねレバー43の両片の幅は縮小されるようになっている[図2の(d)の蓄勢保持状態、投入ばね13の状態は図10に相当]。
上述した投入ばね13の放勢状態から蓄勢保持状態では、引き外しリンク44(引き外しリンク11に相当)、ガイドリンク14、投入リンク15からなる第一の四節リンクの動作は、図8〜図10での説明と同様である。次いで投入ラッチ16を反時計方向に動かすことにより、投入ばね13に蓄えられたばね力が、投入リンク15に加わる。すると、投入リンク15と連結リンク17と出力レバー18からなる四節リンクの動作が図11での説明と同様に進み、接点が閉じる。その後、図11で説明したように、引き外しリンク44の切欠部44aと引き外しラッチ12とが係合して投入保持した状態となる。
図3は実施の形態1の開閉装置における接点の投入保持状態(閉極状態)を示す図である。図3(a)は正面断面図で、開閉部を概念的に示しており、第1の開閉装置の図11に相当する。図3(b)は開閉部を除いた(a)の側面断面図である。図3(c)は開閉部を除いた(a)の上面図である。図4は板ばねレバー43と引き外しリンク44と案内窓45の位置関係を、閉極状態の場合に電気的引き外し(トリップ指令)が発生したときについて段階的に示す説明図である。
投入保持状態(閉極状態)では、板ばねレバー43の係合孔43cと引き外しリンク44の係合突起44dとの係合は解除(離脱)された状態で保持されている(図4(a)、図3の状態)。このとき電気的引き外し(トリップ指令)が発生すると、引き外しラッチ12が解かれ、引き外しリンク44が、板ばねレバー43と操作軸41と切り離された状態で、安定した速度で反時計方向に回転し、接点を開放する(図4(b)〜(d))。このように、投入保持状態では、板ばねレバー43の係合孔43cと引き外しリンク44の係合突起44dとの係合は解除(離脱)された状態で保持されているので、このとき電気的引き外し(トリップ指令)が発生しても、板ばねレバー43と操作軸41に関係なく、引き外しリンク44が、安定した速度で回転し、接点を開放することができる。なお、図4は閉極状態の場合に電気的引き外しが発生したときについて段階的に説明するものであるが、閉極状態のときに手動で引き外しラッチ12を解いた場合についても図4に示すものと同様に段階的に動作する。
このように、最終回転位置[図2(d)]では、板ばねレバー43と引き外しリンク44は係合が安全に外れて、操作機構部と板ばねレバー43・操作軸41は切り離しが完了し、板ばねレバー43・操作軸41は操作機構の投入動作、引き外し動作に関係がなくなる。このため、操作軸41は、投入動作、引き外し動作に関係なく回転しないため、人力操作、機械的操作であっても操作軸41には、操作機構の動作が伝達されず、操作機構は安定した動作速度を確保することができる。このため、安定した速度で投入動作させると共に、拘束されない引き外し機能を有する開閉装置を比較的に少ない部品点数で安価に省スペースで実現できる。
例えば、この切り離し機構がない場合には、操作軸41を持っているときに、引き外し動作が起きたときには、引き外しの回転が操作軸41の回転に規制されるため、操作機構(リンク)の回転速度が遅くなったり、操作軸41をさらに強い力でもっているときには動作しない問題がある。また、操作軸41に操作ハンドルなどを取り付けるときは、このハンドルも操作機構の回転により同じ回転で動くので、ハンドルの回転により手を叩いたりする危険な問題もあるが、実施の形態1の切り離し機構を用いることにより、上記の問題を回避すると共に安価に省スペースの切り外し機構を構成することができる。
次に、図5は板ばねレバー43と引き外しリンク44と案内窓45の位置関係を、電気的引き外しで開極状態の場合に板ばねレバー43を戻す(リセットする)ときについて段階的に示す説明図である。電気的引き外しで開極状態の場合[図5(a)]、引き外しリンク44は図1に示す位置に来ているが、板ばねレバー43は、まだ図3に示す位置に残ったままである。そのため、ハンドル等で操作軸41を反時計方向に回転して、板ばねレバー43を反時計方向に回転させる。すると、図5(b)に示すように、引き外しリンク44の係合突起44dに板ばねレバー43の開放端部43bが接触するが、板ばねレバー43の開放端部43bに設けた折曲部43dで係合突起44dをスムーズにのり越え(図5(b))、さらに反時計方向に回転させて(図5(c))、板ばねレバー43の係合孔43cと引き外しリンク44の係合突起44dが係合して、リセット状態となる[図5(d)、図1]。このようにリセット状態に移行することができる。
図6は板ばねレバー43と引き外しリンク44と案内窓45の位置関係を、閉極状態で手動開極操作途中に、電気的引き外し(トリップ指令)が発生したときについて段階的に示す説明図である。閉極状態で手動開極操作初期時は、図6(a)で示すように、板ばねレバー43はその開放端部43bの両片の幅が案内窓45で縮小されて保持されており、引き外しリンク44とは係合が解除された状態であり、引き外しリンク44は最終位置近傍にとどまっている。この閉極状態で手動開極操作初期から、操作軸41を反時計方向に回転させると、板ばねレバー43も反時計方向に回転する。このとき、板ばねレバー43は、案内窓45に案内されて、その両片の幅を縮小したまま、引き外しリンク44の係合突起44dと係合せずに引き外しリンク44の位置を通り過ぎていく[図6(b)]。引き外しリンク44の位置を通り過ぎると、板ばねレバー43は、案内窓45との接触から開放され[図6(c)]、その両片の幅は元に戻り、さらに反時計方向に回転する[図6(d)]。
このとき、電気的引き外し(トリップ指令)が発生すると、引き外しラッチ12が解かれるので、引き外しリンク44は素早く反時計方向に回転しだす。すると、引き外しリンク44の係合突起44dと板ばねレバー43の開放端部43bの両片の折曲部43dとが引き外しリンク44の引き外し速度で衝突し[図6(e)]、板ばねレバー43の両片の幅が縮小するように弾かれるので、板ばねレバー43の両片の幅が縮小する[図6(f)]。板ばねレバー43の両片の幅が縮小した状態で、引き外しリンク44は板ばねレバー43の位置を通り過ぎて[図6(g)]、電気的引き外しを完了する[図6(h)]。
このように、閉極状態で手動開極操作途中に、たとえ、板ばねレバー43が引き外しリンク44より、先に反時計方向に進んでいても[図6(d)]、電気的引き外し指令が発生すれば、板ばねレバー43と引き外しリンク44が係合することなく、安定した速度で電気的引き外しを完了することができる。なお、板ばねレバー43の両片のばね定数は、電気的引き外し指令が発生したとき、引き外しリンク44の引き外し速度で、板ばねレバー43の両片を弾いたとき、板ばねレバー43の両片の幅が縮小し、板ばねレバー43と引き外しリンク44が係合しないように設定されている。
なお、板ばねレバー43は、結果として、弾性を有するレバーであれば良く、従って、弾性をほとんど有しない2枚の短尺帯状材を向かい合わせて、その間に圧縮ばねを介在させて、案内窓45で両短尺帯状材間の距離を変位させるようにしたものでも良い。
さらに、支持枠42に設けた案内窓45、すなわち、リンク機構係合離脱手段は、支持枠42に設ける必要はなく、弾性レバー(板ばねレバー)43の回転により弾性レバー43を変位させ、弾性レバー43とリンク機構を係合離脱させるガイドであれば良い。
実施の形態2.
実施の形態1では、第1の開閉装置の一部の構成を変えてこの発明を適用したが、上述した第2の開閉装置、及び第3の開閉措置の一部の構成を同様に変えてこの発明を適用できることは言うまでもない。
また、投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に投入動作させるリンク機構は、投入動作させる過程でカム機構を介在させてもよい。
図7は実施の形態2の板ばねレバーと引き外しリンクの構成を説明する図である。実施の形態1では、板ばねレバー43の係合孔43cと引き外しリンク44の係合突起44dとで係合させているが、これを逆転させて、図7に示すように、板ばねレバー431に係合突起431cを設け、引き外しリンク441には係合孔441dを設けることにより、板ばねレバー431と引き外しリンク441を係合離脱させてもよい。このとき、引き外しリンク441の側端部で、板ばねレバー431の係合突起431cに接触する部分には、角欠部441eを設け、引き外しリンク441の側端部と板ばねレバー431の係合突起431cが接触したとき、板ばねレバー431がスムーズに引き外しリンク441を乗り越えられるようにするとよい。
この発明の実施の形態1の開閉装置における開極リセット状態を示す図である。 板ばねレバーと引き外しリンクと案内窓の位置関係を、投入ばねの放勢状態から蓄勢保持状態で段階的に示す説明図である。 実施の形態1の開閉装置における接点の投入保持状態(閉極状態)を示す図である。 板ばねレバーと引き外しリンクと案内窓の位置関係を、閉極状態の場合に電気的引き外しが発生したときについて段階的に示す説明図である。 板ばねレバーと引き外しリンクと案内窓の位置関係を、電気的引き外しで開極状態の場合に板ばねレバーを戻すときについて段階的に示す説明図である。 板ばねレバーと引き外しリンクと案内窓の位置関係を、閉極状態で手動開極操作途中に、電気的引き外しが発生したときについて段階的に示す説明図である。 実施の形態2の板ばねレバーと引き外しリンクの構成を説明する図である。
この発明が適用できる第1の開閉装置の操作機構における開極リセット状態を示す図である。 第1の開閉装置の操作機構における投入ばね蓄勢完了直前の状態を示す図である。 第1の開閉装置の操作機構における投入ばね蓄勢保持の状態を示す図である。 第1の開閉装置の操作機構における投入保持の状態を示す図である。 第1の開閉装置の開閉部の具体的な一例を示す断面図である。 この発明が適用できる第2の開閉装置の操作機構におけるばね蓄勢途中の状態を示す図である。 この発明が適用できる第3の開閉装置の操作機構における開極リセット状態を示す図である。 第3の開閉装置の操作機構における開極リセット状態の変形例を示す図である。 第3の開閉装置の操作機構における開極リセット状態の他の変形例を示す図である。
符号の説明
1 固定接点 2 可動接点
3 駆動シャフト 4 レバー
5 駆動レバー 6 ストッパー
7 開放ばね 8 接圧ばね
10 駆動軸 11 引き外しリンク
12 引き外しラッチ 13 投入ばね
14 ガイドリンク 15 投入リンク
16 投入ラッチ 17 連結リンク
18 出力レバー 20 ストッパー
21 操作機構 22 ローラ
23:真空スイッチ 24 フェイスプレート
25 固定側端子 26 可動側端子
27 絶縁フレーム 28 絶縁カバー
30〜31 固定軸
41 操作軸 42 支持枠
43 板ばねレバー 43a 閉塞端部
43b 開放端部 43c 係合孔
43d 折曲部
44 引き外しリンク 44a 切欠部
44b 外周突起部 44c 一端部
44d 係合突起
45 案内窓 45a 幅大部
45b 幅小部 45c 傾斜部
431 板ばねレバー 431c 係合突起
441 引き外しリンク 441d 係合孔
441e 角欠部。

Claims (10)

  1. 支持枠に回転自在に支承された操作軸、
    上記操作軸に固定保持された弾性レバー、
    上記操作軸の操作で回転する上記弾性レバーと係合して投入ばねに蓄勢し、上記投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に投入動作させるリンク機構、及び
    上記弾性レバーの回転に伴って上記弾性レバーを変位させ、上記弾性レバーと上記リンク機構を係合離脱させるリンク機構係合離脱手段を備え、
    上記操作軸の操作で回転する上記弾性レバーと上記リンク機構を係合して上記リンク機構を回転させて上記投入ばねに蓄勢すると共に、上記リンク機構係合離脱手段で上記弾性レバーを変位させて上記弾性レバーと上記リンク機構を離脱させることにより、
    上記投入ばねの放勢により上記可動接点を上記固定接点に安定した速度で投入動作させ得ると共に、上記弾性レバーと上記リンク機構が離脱状態で上記固定接点から上記可動接点を引き外しし得るようにした開閉装置。
  2. 支持枠に回転自在に支承された操作軸、
    上記操作軸に固定保持された弾性レバー、
    可動接点と固定接点を有する真空スイッチ、
    上記操作軸の操作で回転する上記弾性レバーと係合して投入ばねに蓄勢し、上記投入ばねの放勢により上記真空スイッチの可動接点を固定接点に投入動作させるリンク機構、及び
    上記弾性レバーの回転に伴って上記弾性レバーを変位させ、上記弾性レバーと上記リンク機構を係合離脱させるリンク機構係合離脱手段を備え、
    上記操作軸の操作で回転する上記弾性レバーと上記リンク機構を係合して上記リンク機構を回転させて上記投入ばねに蓄勢すると共に、上記リンク機構係合離脱手段で上記弾性レバーを変位させて上記弾性レバーと上記リンク機構を離脱させることにより、
    上記投入ばねの放勢により上記真空スイッチの可動接点を固定接点に安定した速度で投入動作させ得ると共に、上記弾性レバーと上記リンク機構が離脱状態で上記固定接点から上記可動接点を引き外しし得るようにした開閉装置。
  3. 上記リンク機構係合離脱手段は、上記弾性レバーの回転により上記弾性レバーを変位させ、上記弾性レバーと上記リンク機構を係合離脱させるガイドである請求項1又は請求項2記載の開閉装置。
  4. 支持枠に回転自在に支承された操作軸、
    上記操作軸に固定保持されたばねレバー、
    上記操作軸の操作で回転する上記ばねレバーと係合して投入ばねに蓄勢し、上記投入ばねの放勢により可動接点を固定接点に投入動作させるリンク機構、及び
    上記ばねレバーの回転に伴って上記ばねレバーを変位させ、上記ばねレバーと上記リンク機構を係合離脱させる上記支持枠に設けた案内窓を備え、
    上記操作軸の操作で回転する上記ばねレバーと上記リンク機構を係合して上記リンク機構を回転させて上記投入ばねに蓄勢すると共に、上記案内窓で上記ばねレバーを変位させて上記ばねレバーと上記リンク機構を離脱させることにより、
    上記投入ばねの放勢により上記可動接点を上記固定接点に安定した速度で投入動作させ得ると共に、上記ばねレバーと上記リンク機構が離脱状態で上記固定接点から上記可動接点を引き外しし得るようにした開閉装置。
  5. 上記ばねレバーは板ばねレバーである請求項4記載の開閉装置。
  6. 上記板ばねレバーと上記リンク機構との係合は、両者のいずれか一方に係合孔を設け、他方に上記係合孔に対応した位置に係合突起を設けたものである請求項5記載の開閉装置。
  7. 上記支持枠に設けた上記案内窓は、幅大部と幅小部とそれら間の傾斜部からなる窓であり、上記板ばねレバーは、ほぼU字形であり、その開放端部の両片が上記案内窓で案内されて、上記板ばねレバーの開放端部の両片間の幅が変化し、上記板ばねレバーと対向して配置された上記リンク機構との係合離脱をさせるようにした請求項5又は請求項6記載の開閉装置。
  8. 上記支持枠に設けた上記案内窓は、幅大部と幅小部とそれら間の傾斜部からなる窓であり、上記板ばねレバーは、ほぼU字形で、その開放端部の両片はその側端部に折曲部を有し、上記板ばねレバーの両片の側端部が上記案内窓の傾斜部に接触したとき、上記板ばねレバーが上記案内窓にスムーズに案内されるようにした請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の開閉装置。
  9. 上記固定接点と上記可動接点が閉極状態で手動開極操作途中の場合に、上記板ばねレバーが上記引き外しリンクより、先に回転して進んでいるとき、電気的引き外し指令で、上記引き外しリンクが先に進んでいる上記板ばねレバーを弾いて、上記板ばねレバーと上記引き外しリンクが係合することなく、上記板ばねレバーと上記リンク機構が離脱状態で上記固定接点から上記可動接点を引き外しし得るようにした請求項5記載の開閉装置。
  10. 支持枠に回転自在に支承された操作軸、
    上記操作軸に固定保持された板ばねレバー、
    上記操作軸の操作で回転する上記板ばねレバーと係合する上記操作軸に回転自在に装着された引き外しリンク、
    上記引き外しリンクの一端に回転自在に装着され投入ばねを外周に配したガイドリンク、上記ガイドリンクの長穴部に回転及び摺動自在に一端が連結されかつ第一の固定軸に回転自在に装着された投入リンク、
    上記ガイドリンクと上記投入リンクとの連結部に回転自在に一端が連結された連結リンク、
    上記連結リンクの他端に回転自在に一端が連結されかつ第二の固定軸に回転自在に装着された出力レバー、
    上記引き外しリンクと係合可能な引き外しラッチ、及び
    上記板ばねレバーの回転に伴って上記板ばねレバーを変位させ、上記板ばねレバーと上記引き外しリンクを係合離脱させる上記支持枠に設けた案内窓を備え、
    上記操作軸の操作で回転する上記板ばねレバーと上記引き外しリンクを係合して上記引き外しリンクを回転させて上記投入ばねに蓄勢すると共に、上記案内窓で上記板ばねレバーを変位させて上記板ばねレバーと上記引き外しリンクを離脱させることにより、
    上記投入ばねの放勢により上記可動接点を上記固定接点に安定した速度で投入動作させ得ると共に、上記板ばねレバーと上記引き外しリンクが離脱状態で上記固定接点から上記可動接点を引き外しし得るようにした開閉装置。
JP2004271271A 2004-09-17 2004-09-17 開閉装置 Active JP4484646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004271271A JP4484646B2 (ja) 2004-09-17 2004-09-17 開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004271271A JP4484646B2 (ja) 2004-09-17 2004-09-17 開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006086066A true JP2006086066A (ja) 2006-03-30
JP4484646B2 JP4484646B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=36164369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004271271A Active JP4484646B2 (ja) 2004-09-17 2004-09-17 開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4484646B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170318A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Toshiba Corp 遮断器の操作機構
US7863534B2 (en) 2008-04-15 2011-01-04 General Electric Company Spring discharge mechanism for circuit breaker
CN102903547A (zh) * 2011-07-25 2013-01-30 Abb技术有限公司 用于开关仪器的驱动单元
CN102931002A (zh) * 2012-11-14 2013-02-13 博耳(无锡)电力成套有限公司 断路器储能装置
CN103165335A (zh) * 2013-03-27 2013-06-19 苏州长量电器有限公司 一种铰接接头连接的高压负荷开关
CN103165305A (zh) * 2013-03-01 2013-06-19 无锡飞世龙机电有限公司 一种新型解决机构无法手动合分闸的装置
CN103227074A (zh) * 2013-04-09 2013-07-31 苏州长量电器有限公司 一种可手动储能的高压负荷开关
CN103227065A (zh) * 2013-04-09 2013-07-31 苏州长量电器有限公司 一种高压负荷开关的控制电路
CN103247469A (zh) * 2013-03-27 2013-08-14 苏州长量电器有限公司 一种具有五防锁的高压负荷开关
CN103367063A (zh) * 2013-07-31 2013-10-23 无锡新宏泰电器科技股份有限公司 带操作机构塑壳断路器的位置锁装置
CN103413736A (zh) * 2013-08-13 2013-11-27 法泰电器(江苏)股份有限公司 自动重合闸操作机构
CN103456558A (zh) * 2013-09-17 2013-12-18 厦门兴厦控电气有限公司 一种真空断路器的操作机构
CN103456557A (zh) * 2013-09-13 2013-12-18 广东布瑞克开关有限公司 一种永磁断路器快速连接装置
CN103531413A (zh) * 2013-10-22 2014-01-22 无锡希恩电气有限公司 简易高压泄放开关
CN103887123A (zh) * 2014-03-11 2014-06-25 温州圣普电气有限公司 一种小型断路器的智能分、合闸装置
CN103928271A (zh) * 2014-04-30 2014-07-16 温州悦动智能电器有限公司 一种断路器的操作机构
CN103928272A (zh) * 2014-03-19 2014-07-16 浙江天正智能电器有限公司 一种利用电动斥力快速脱扣的断路器结构及断路器
EP2775499A1 (en) 2013-03-08 2014-09-10 Omron Corporation Switching device
CN104715943A (zh) * 2013-12-16 2015-06-17 西门子公司 一种用于储能装置的离合机构及其气体绝缘断路器
CN105070550A (zh) * 2015-07-20 2015-11-18 江苏华唐电器有限公司 固体绝缘柜操作机构
CN105390328A (zh) * 2015-12-14 2016-03-09 珠海康晋电气有限公司 一种压气式负荷开关
CN106952776A (zh) * 2017-04-28 2017-07-14 爱启(厦门)电气技术有限公司 一种互锁装置
CN109585233A (zh) * 2018-12-28 2019-04-05 浙江正泰电器股份有限公司 小型断路器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56120018A (en) * 1980-02-26 1981-09-21 Mitsubishi Electric Corp Operating mechanism for switch
JPH02197033A (ja) * 1989-01-26 1990-08-03 Meidensha Corp 開閉器の操作装置
JP2003059375A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Mitsubishi Electric Corp 開閉機器の操作装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56120018A (en) * 1980-02-26 1981-09-21 Mitsubishi Electric Corp Operating mechanism for switch
JPH02197033A (ja) * 1989-01-26 1990-08-03 Meidensha Corp 開閉器の操作装置
JP2003059375A (ja) * 2001-08-20 2003-02-28 Mitsubishi Electric Corp 開閉機器の操作装置

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170318A (ja) * 2008-01-17 2009-07-30 Toshiba Corp 遮断器の操作機構
US7863534B2 (en) 2008-04-15 2011-01-04 General Electric Company Spring discharge mechanism for circuit breaker
CN102903547A (zh) * 2011-07-25 2013-01-30 Abb技术有限公司 用于开关仪器的驱动单元
CN102931002A (zh) * 2012-11-14 2013-02-13 博耳(无锡)电力成套有限公司 断路器储能装置
CN103165305A (zh) * 2013-03-01 2013-06-19 无锡飞世龙机电有限公司 一种新型解决机构无法手动合分闸的装置
EP2775499A1 (en) 2013-03-08 2014-09-10 Omron Corporation Switching device
CN103165335A (zh) * 2013-03-27 2013-06-19 苏州长量电器有限公司 一种铰接接头连接的高压负荷开关
CN103247469A (zh) * 2013-03-27 2013-08-14 苏州长量电器有限公司 一种具有五防锁的高压负荷开关
CN103227074A (zh) * 2013-04-09 2013-07-31 苏州长量电器有限公司 一种可手动储能的高压负荷开关
CN103227065A (zh) * 2013-04-09 2013-07-31 苏州长量电器有限公司 一种高压负荷开关的控制电路
CN103367063A (zh) * 2013-07-31 2013-10-23 无锡新宏泰电器科技股份有限公司 带操作机构塑壳断路器的位置锁装置
CN103413736A (zh) * 2013-08-13 2013-11-27 法泰电器(江苏)股份有限公司 自动重合闸操作机构
CN103456557A (zh) * 2013-09-13 2013-12-18 广东布瑞克开关有限公司 一种永磁断路器快速连接装置
CN103456558A (zh) * 2013-09-17 2013-12-18 厦门兴厦控电气有限公司 一种真空断路器的操作机构
CN103531413A (zh) * 2013-10-22 2014-01-22 无锡希恩电气有限公司 简易高压泄放开关
CN104715943A (zh) * 2013-12-16 2015-06-17 西门子公司 一种用于储能装置的离合机构及其气体绝缘断路器
CN103887123A (zh) * 2014-03-11 2014-06-25 温州圣普电气有限公司 一种小型断路器的智能分、合闸装置
CN103928272A (zh) * 2014-03-19 2014-07-16 浙江天正智能电器有限公司 一种利用电动斥力快速脱扣的断路器结构及断路器
CN103928271A (zh) * 2014-04-30 2014-07-16 温州悦动智能电器有限公司 一种断路器的操作机构
CN105070550A (zh) * 2015-07-20 2015-11-18 江苏华唐电器有限公司 固体绝缘柜操作机构
CN105390328A (zh) * 2015-12-14 2016-03-09 珠海康晋电气有限公司 一种压气式负荷开关
CN106952776A (zh) * 2017-04-28 2017-07-14 爱启(厦门)电气技术有限公司 一种互锁装置
CN106952776B (zh) * 2017-04-28 2018-10-26 爱启(厦门)电气技术有限公司 一种互锁装置
CN109585233A (zh) * 2018-12-28 2019-04-05 浙江正泰电器股份有限公司 小型断路器
CN109585233B (zh) * 2018-12-28 2024-05-14 浙江正泰电器股份有限公司 小型断路器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4484646B2 (ja) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4484646B2 (ja) 開閉装置
JP5769791B2 (ja) ラッチ装置
JP3839317B2 (ja) 電気開閉装置の駆動機構
JP2007317590A (ja) 回路遮断器の外部操作ハンドル装置
JP2009505333A (ja) 遮断器
CN1051604A (zh) 带卡片操作的锁机构的门锁装置
JP2013060787A (ja) スイッチ駆動機構
CA2667500A1 (en) Electrical switch
JP4063528B2 (ja) スイッチの接触機構
RU2398305C2 (ru) Механизм блокировки с подвижным шпинделем
US6089890A (en) Card release device
JP2005197168A (ja) 開閉器の手動操作装置
JP5054662B2 (ja) 回路遮断器
JP4611177B2 (ja) トリガースイッチ
JP4604584B2 (ja) 開閉装置の操作機構及びそれを用いた開閉装置
KR101704432B1 (ko) 회로차단기의 투입스프링 차징 장치
JP4632943B2 (ja) 開閉操作装置
JP6270541B2 (ja) 開閉器操作機構
JP6011178B2 (ja) 回路遮断器の投入操作機構
KR101775376B1 (ko) 회로차단기의 투입스프링 차징 장치
JP2014029096A (ja) 引戸開放アシスト装置および引戸
CN216213087U (zh) 一种储能脱扣装置和旋转开关
JPH112068A (ja) 電動サッシ
JP4312030B2 (ja) 動作変換機構、駆動装置、ラッチ装置及び家具
JP2000340090A (ja) 回路遮断器の電気操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100218

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100323

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4484646

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140402

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250