JP2006084606A - レンズ調整装置 - Google Patents

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勝利 佐々木
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Abstract

【課題】ズームレンズ鏡筒での組み付け時のピント合わせを、円滑かつ高精度に行えるようにする。
【解決手段】レンズを保持する保持筒130を、光軸方向Lに軸心をもつ固定筒110に固定する前に、光軸方向における相対的な位置を調整する調整機構として、保持筒130と固定筒110との間に介在して回動により光軸方向の相対的な移動を生じさせるべく,保持筒130の雄ネジ132と,固定筒110の内周面110aに回動自在に支持された雌ネジリング180とからなる送りネジ機構と、雌ネジリング180を回動させて移動量を調整する脱着自在な操作部材190とを採用する。これにより、従来のように保持筒を直接指で掴んで前後させる場合に比べて、微調整が可能となり、高精度な位置決めを行うことができ、又、調整作業を円滑に行えるため、生産性が向上する。
【選択図】図3

Description

本発明は、レンズ鏡筒に組み込まれるレンズの光軸方向の位置合わせを行うレンズ調整装置に関し、特に、ズーム機能及びフォーカス機能を備えたズームレンズ鏡筒において、ズームトラッキング調整を行うのに適したレンズ調整装置に関する。
従来のプロジェクタには、画像情報に応じて光を変調する光学変調素子(例えば、液晶パネルあるいはデジタルマイクロミラーデバイス等)から射出された変調光に基づいて、スクリーン上に画像を投影する際に、画像の変倍及び合焦を行うための投影レンズ光学系としてのズームレンズ鏡筒が採用されている。
プロジェクタに搭載される従来のズームレンズ鏡筒としては、例えば、図11に示すように、プロジェクタにおいてレンズ鏡筒を位置決めする基準となる固定筒1、固定筒1に嵌合して固定される保持筒2、保持筒2内において回動自在に支持され光軸方向Lにおいてカム作用を及ぼすカム筒3、カム筒3の先端に螺合されたフォーカス調整(フォーカシング)用のレンズ群4、レンズ群4の後方においてカム筒3により光軸方向Lに往復動自在に支持されたズーム調整(ズーミング)用のレンズ群5,6等を備えたものが知られている。
このズームレンズ鏡筒においては、レンズ群4,5,6を組み付けた後に、初期調整として、望遠投影位置(テレ)〜広角投影位置(ワイド)までズーミングしたときに、投影画像のピントがずれないようにするために、保持筒2を固定筒1に締結ネジ等で固定する前に、ズームトラッキング調整を行う必要がある。このピントのずれは、ズームレンズ鏡筒のバックフォーカスが設定値からずれることに起因するものである。
そこで、このズームトラッキング調整では、例えば、レンズ群を望遠投影位置に位置付けてフォーカス調整を行った後、レンズ群を広角投影位置に位置付け、そして、投影画像のピントがボケる場合は、作業者が保持筒2を指で直接掴んで前後させて(光軸方向Lに移動させて)、固定筒1に対する保持筒2の嵌合代を適宜調整しつつピントを合わせて、バックフォーカスを所定の設定値に合わせる手法を採用していた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)
特開2001−194572号公報 特開2002−228910号公報
ところで、上記従来のズームレンズ鏡筒でのズームトラッキング調整においては、ピントを合わせるために、作業者が保持筒2を直接掴んで前後させて、固定筒1との嵌合代を調整していたため、調整作業に手間が掛かり、組み付けラインでの生産性が低下し、又、微調整が困難であった。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、レンズ光学系の組み付けにおいて、構造の簡略化、軽量化等を図りつつ、ピント合わせ等のためのレンズの調整を容易に、円滑に、かつ、高精度に行うことができるレンズ調整装置を提供することにある。
本発明のレンズ調整装置は、光軸方向に軸心をもつ固定筒と、レンズを保持すると共に固定筒に固定される保持筒と、保持筒を固定筒に固定する前に光軸方向における相対的な位置を調整する調整機構と、を備え、上記調整機構は、保持筒と固定筒との間に介在して回動により光軸方向の相対的な移動を生じさせる送りネジ機構と、送りネジ機構を回動させて移動量を調整する操作部材と、を有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、作業者が操作部材を適宜操作することで、送りネジ機構が回動して、取り付け位置の基準となる固定筒に対して、光軸方向における保持筒(レンズ)の位置を調整し、ピント合わせ等を行うことができる。すなわち、従来のように保持筒を直接指で掴んで前後させる場合に比べて、微調整が可能となり、高精度な位置決めを行うことができ、又、調整作業を円滑に行えるため、生産性が向上する。
上記構成において、操作部材は、送りネジ機構に対して、脱着自在に形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、調整作業が済んだ後は、操作部材を取り外すことができるため、例えば、この装置がレンズ鏡筒に適用される場合に、そのレンズ鏡筒の部品点数を削減でき、又、取り外した操作部材を他のレンズ鏡筒の調整作業に用いることができ、全体としてコストを低減することができる。
上記構成において、送りネジ機構は、保持筒の外周面に形成された雄ネジと、雄ネジに螺合する雌ネジを有すると共に固定筒の内周面に回動自在に支持された雌ネジリングと、を含み、操作部材は、雌ネジリングを回動させるように形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、保持筒の雄ネジ(例えば、多条の雄ネジ)に螺合しかつ固定筒に対して光軸方向の所定位置に回動自在に支持された(例えば、多条の雌ネジをもつ)雌ネジリングを、操作部材により回動させることで、固定筒に対して、保持筒(レンズ)を光軸方向の所望の位置(例えば、ピントの合う位置)に位置決めすることができる。このように、送りネジ機構を、固定筒の雄ネジと雌ネジリングとにより構成したことで、調整機構を簡略な構造にすることができ、装置を小型化、軽量化できる。
上記構成において、固定筒は、操作部材を径方向外側から挿通させると共に周方向の所定角度範囲を往復動自在に案内する案内長孔を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、固定筒の内周面に雌ネジリングを回動自在に挿入した後、固定筒の径方向外側から案内長孔を通して操作部材を雌ネジリングに取り付けることができるため、組み付け作業が簡単であり、又、操作部材の光軸方向への移動が案内長孔により規制されることで、雌ネジリングを光軸方向の所定位置に規制して回動させることができる。したがって、固定筒には、雌ネジリングが光軸方向へ移動するのを規制する構造を設ける必要がなく、固定筒(の内周面)の形状を簡素化(段差等のない面に)することができる。
また、上記構成において、送りネジ機構は、保持筒の外周面に形成された雄ネジ部と、雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有すると共に固定筒に対して周方向の所定角度範囲を往復動自在に支持された操作部材と、を含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、固定筒に支持された操作部材を所定の角度範囲で移動させると、操作部材の雌ネジ部(例えば、多条の雌ネジ部)が保持筒の雄ネジ部(例えば、多条の雄ネジ部)と螺合しているため、固定筒に対して、保持筒(レンズ)を光軸方向の所望の位置(例えば、ピントの合う位置)に位置決めすることができる。このように、調整機構を、固定筒の雄ネジ部と、この雄ネジ部に螺合する雌ネジ部をもち固定筒に可動に支持された操作部材とにより構成したことで、調整機構をさらに簡略な構造にして部品点数を削減でき、装置を小型化、軽量化できる。
上記構成において、操作部材は、固定筒及び雄ネジ部に対して脱着自在に形成されている、構成を採用することがきる。
この構成によれば、調整作業が済んだ後は、操作部材を取り外すことができるため、例えば、この装置がレンズ鏡筒に適用される場合に、そのレンズ鏡筒の部品点数を削減でき、又、取り外した操作部材を他のレンズ鏡筒の調整作業に用いることができ、全体としてコストを低減することができる。
上記構成において、固定筒は、操作部材を径方向外側から挿通させると共に周方向の所定角度範囲を往復動自在に案内する案内長孔を有し、操作部材は、固定筒の外周面に摺動自在に当接する当接部を有する、構成を採用することができる。
この構成によれば、操作部材を固定筒の径方向外側から案内長孔に通し、その雌ネジ部を保持筒の雄ネジ部に螺合させると共にその当接部を固定筒の外周面に摺動自在に当接させることで調整機構が組み付けられるため、組み付け作業が簡単であり、又、操作部材の光軸方向への移動を案内長孔により規制しつつ、操作部材を光軸方向の所定位置にて周方向にのみ移動させることができる。
尚、当接部は、固定筒の外周面に沿った円弧面をもつように形成されてもよい。この構成によれば、当接部の円弧面が固定筒の外周面に沿って(同一の曲率をもって)接触しているため、操作部材の倒れ等が防止される。これにより、操作部材を円滑にかつ確実に操作することができ、調整作業を容易にかつ高精度に行うことができる。
上記構成において、保持筒は、光軸方向に配列されて相対的に移動する少なくとも3つのレンズ群を保持する、構成を採用することができる。
この構成によれば、ズームレンズ鏡筒において、初期調整としてのズームトラッキング調整を行う際に、円滑で、高精度なピント合わせ等を行うことができる。
上記構成をなすレンズ調整装置によれば、光軸方向の基準位置となる固定筒に対して、レンズを保持する保持筒の光軸方向における相対的な位置を調整する調整機構として、送りネジ機構、操作部材等を採用したことにより、従来のように保持筒を直接指で掴んで前後させて調整する場合に比べて、微調整が可能となり、高精度な位置決めを行うことができ、又、調整作業を円滑に行えるため、生産性が向上する。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図5は、本発明に係るレンズ調整装置を採用したズームレンズ鏡筒の一実施形態を示すものである。尚、図1はズームレンズ鏡筒を含むプロジェクタのシステム図、図2はズームレンズ鏡筒の外観斜視図、図3はズームレンズ鏡筒の分解斜視図、図4はズームレンズ鏡筒の側面及び部分断面図、図5はズームレンズ鏡筒の光軸を含む部分断面図である。
プロジェクタPは、図1に示すように、照明光を発する照明光学系10、赤(R),緑(G),青(B)のフィルタから構成され所定の速度で回転するカラーホイール20、光を所定の方向に導くライトトンネル30、光を集光するコンデンサレンズ40、光を所定の方向に向けて反射する反射鏡50、反射鏡50により反射された光を画像情報に応じて変調する光変調ユニット60、変調光に基づく画像を変倍及び合焦してスクリーンSに投影する投影用のズームレンズ鏡筒100、種々の制御を司る制御ユニット(不図示)等により構成されている。
照明光学系10は、図1に示すように、照明光を発するランプ11、リフレクタ12、フィルタ13等により形成されている。
光変調ユニット60は、例えば、半導体上に超微細な鏡(マイクロミラー)が数十万個敷き詰められており、画像情報に応じその各々の鏡の傾斜角度が制御されることで、反射鏡50から反射されて入射する光を変調するデジタルマイクロミラーデバイス等の反射型光学変調素子である。
そして、このプロジェクタPにおいては、ランプ11から照射された照射光は、カラーホイール20、ライトトンネル30、コンデンサレンズ40を経て、反射鏡50に達し、反射鏡50にて反射された反射光は光変調ユニット60に入射する。さらに、光変調ユニット60により変調された変調光は、ズームレンズ鏡筒100を通って、変倍(ズーミング)及び合焦(フォーカシング)の調整がなされ、スクリーンS上に投影画像として表示される。
ズームレンズ鏡筒100は、図2ないし図5に示すように、プロジェクタPの筐体(シャーシ)に固定されるフランジ101、フランジ101に一体的に形成された固定筒110、固定筒110に対して締結ネジ120により固定された保持筒130、保持筒130において光軸方向Lに配列して保持された第1レンズ群140,第2レンズ群150,第3レンズ群160、第2レンズ群150及び第3レンズ群160を光軸方向Lに相対的に移動させるべく保持筒130に回動自在に支持されたカム筒170、調整機構の一部をなす雌ネジリング180及び操作部材190等により形成されている。
フランジ101は、図2及び図3に示すように、略矩形の外輪郭をなすと共にその中央に円形の開口を画定するように形成され、その前面に固定筒110を一体的に備えている。フランジ101は、プロジェクタPの筐体(シャーシ)に締結ネジ等により固定されて、プロジェクタPの光路上において、ズームレンズ鏡筒100を位置決めする基準となるものである。
固定筒110は、フランジ101と同様にズームレンズ鏡筒100をプロジェクタPの光路上の所定位置に位置決めするための基準となるものであり、図2ないし図4に示すように、光軸方向Lに軸心をもつ円筒状に形成されている。そして、固定筒110は、その一部において、周方向の所定角度範囲に亘って切り抜かれた案内長孔111、締結ネジ120を挿通させるべく光軸方向Lに若干長めに形成された3つの貫通孔112、内周面110aの一部に形成された3つのガイド凹部113等を備えている。
そして、固定筒110は、その内周面110aにおいて雌ネジリング180を回動自在に支持し、そのガイド凹部113により保持筒130の回転を規制しつつ、光軸方向Lにおいて移動可能に保持筒130を嵌合させるようになっている。
保持筒130は、図2ないし図5に示すように、略円筒状に形成されており、その後方側において円筒状の連結部131、連結部131の外周面131aに形成された雄ネジ132、周方向に等間隔にて光軸方向Lに伸長してそれぞれ3つずつ形成されたガイド長孔133a,133b、周方向の所定角度範囲に亘って切り抜かれた円弧状の長孔134、連結部131の外周面131aに形成されると共に固定筒110の凹部113にそれぞれ嵌合される3つの凸部135、凸部135にそれぞれ形成されて締結ネジ120をねじ込む3つのネジ穴135a等を備えている。
カム筒170は、図5に示すように、保持筒130の内周面に回動自在に支持されており、その内周面170aにおいて第2レンズ群150及び第3レンズ群160を摺動自在に支持すると共に、後述する(第2レンズ群150及び第3レンズ群160のそれぞれの)フォロワピン152,162に光軸方向Lへのカム作用を及ぼすカム溝171,172、長孔134を通して連結され保持筒130の外周面に回動自在に支持されたズーム駆動リング173等を備えている。
すなわち、ズーム駆動リング173を回動させると、カム筒170が一体的に回動して、カム溝171が第2レンズ群150にかつカム溝172が第3レンズ群160にそれぞれカム作用を及ぼして、第2レンズ群150及び第3レンズ群160を光軸方向Lにそれぞれ移動させて、望遠投影位置(テレ)〜広角投影位置(ワイド)までのズーミングを行う。
第1レンズ群140は、図2ないし図5に示すように、レンズG1を保持する略円筒状のレンズ枠141、レンズ枠141に形成されて後述するレンズ枠151の雌ネジ153に螺合する雄ネジ142、レンズ枠141の一部から後方に延出した連結片143、保持筒130の外周面に回動自在に支持されると共に連結片143に係合してレンズ枠141を回動させるフォーカス駆動リング144等を備えている。
すなわち、フォーカス駆動リング144を回動させると、連結片143を介してレンズ枠141が回動し、雄ネジ142と雌ネジ153との送り作用により、レンズ枠141(レンズG1)がレンズ枠151(レンズG2)に対して光軸方向Lに移動し、フォーカシング(ピント合わせ)を行う。
第2レンズ群150は、図5に示すように、レンズG2を保持する略円筒状のレンズ枠151、レンズ枠151から径方向外側に突出する3つのフォロワピン152、レンズ枠151の内周面に形成された雌ネジ153等を備えている。
そして、第2レンズ群150は、カム筒170の内周面170aに対して光軸方向Lに摺動自在に支持されると共に、そのフォロワピン152がガイド長孔133aにより光軸方向Lにのみ案内され(回転が規制され)つつカム溝171により光軸方向Lにカム作用を受けるようになっている。
第3レンズ群160は、図5に示すように、レンズG3を保持する略円筒状のレンズ枠161、レンズ枠161から径方向外側に突出する3つのフォロワピン162等を備えている。
そして、第3レンズ群160は、カム筒170の内周面170aに対して光軸方向Lに摺動自在に支持されると共に、そのフォロワピン162がガイド長孔133bにより光軸方向Lにのみ案内され(回転が規制され)つつカム溝172により光軸方向Lにカム作用を受けるようになっている。
雌ネジリング180は、図3ないし図5に示すように、保持筒130の雄ネジ132に螺合する雌ネジ181、後述する操作部材190の連結部191が脱着自在に連結される連結孔182等を備えている。
そして、雌ネジリング180は、保持筒130の雄ネジ132に雌ネジ181が螺合した状態で、その外周面180aが固定筒110の内周面110aに回動自在に支持されるようになっている。
すなわち、保持筒130の外周面131aに形成された雄ネジ132、固定筒110の内周面110aに回動自在に支持された雌ネジリング180等により、保持筒130と固定筒110との間に介在して回動により光軸方向Lへの相対的な移動を生じさせる送りネジ機構が構成されている。
操作部材190は、図2ないし図5に示すように、固定筒110の案内長孔111の光軸方向の少なくとも一方側の端面に摺動し得る外径寸法をなす円柱状に形成されており、その先端部には縮径した円柱状の連結部191が一体的に形成されている。
そして、操作部材190は、雌ネジリング180を回転させて調整作業を行う場合に、固定筒110の外側から案内長孔111を通して、雌ネジリング180の連結孔182に連結される。この連結状態において、操作部材190は、案内長孔111により、光軸方向Lへの移動が規制されつつ周方向(光軸L回り)の所定角度範囲に亘って移動させられるようになっている。すなわち、雌ネジリング180は、操作部材190を介して、光軸方向Lへの移動が規制されつつ固定筒110の内周面110aに回動自在に支持されることになる。
ここで、調整作業を行うべく、作業者が操作部材190を適宜回動させると、雌ネジリング180が回動し、取り付けの基準となる固定筒110に対して、保持筒130(レンズG1,G2,G3)が光軸方向Lに移動し、所望の位置(ピントが合った位置)に位置決めされる。一方、調整作業が済むと、操作部材190は、雌ネジリング180から取り外される。
すなわち、操作部材190は、雄ネジ132と雌ネジリング180とにより構成される送りネジ機構を回動させて、固定筒110に対する保持筒130の移動量を調整するものであり、この操作部材190と、送りネジ機構(雄ネジ132、雌ネジリング180)とにより、保持筒130を固定筒110に固定する前に光軸方向Lにおける両者の相対的な位置を調整する調整機構が構成されている。
このように、調整機構を、雄ネジ132、雌ネジリング180、操作部材190により構成したことで、調整機構を簡略化でき、それ故にこの調整機構を備えたレンズ調整装置、あるいは、このレンズ調整装置を備えたズームレンズ鏡筒を小型化、軽量化できる。
次に、上記ズームレンズ鏡筒100の組み付け及び初期調整作業(ズームトラッキング調整)について説明する。
先ず、図3に示すように、レンズ群140,150,160、カム筒170等が予め組み込まれた保持筒130、雌ネジリング180、プロジェクタPの筐体に固定された固定筒110、操作部材190、締結ネジ120等を用意する。
続いて、雌ネジリング180を、保持筒130の雄ネジ132に螺合させて取り付ける。そのとき、保持筒130を固定筒110に挿入した状態で、雌ネジリング180の連結孔182が固定筒110の案内長孔111に露出するように螺合させる。
続いて、3つの凸部135を対応するガイド凹部113にそれぞれ嵌合させるようにして、保持筒130を固定筒110に挿入する。このとき、保持筒130は固定筒110に対して光軸方向Lに移動可能に連結されており、又、雌ネジリング180は、保持筒130と固定筒110の内周面110aとの間に回動自在に支持されている。
続いて、操作部材190を、固定筒110の外側から案内長孔111を通して雌ネジリング180に近づけ、その連結部191を連結孔182に嵌め込んで連結する。
このように、固定筒110の内周面110aに雌ネジリング180を回動自在に挿入した後、固定筒110の径方向外側から案内長孔111を通して操作部材190を雌ネジリング180に取り付けることができるため、組み付け作業が簡単であり、又、操作部材190の光軸方向Lへの移動が案内長孔111により規制されることで、雌ネジリング180を光軸方向Lの所定位置にて回動させることができる。
したがって、固定筒110には、雌ネジリング180が光軸方向Lへ移動するのを規制する構造を設ける必要がなく、固定筒110(の内周面110a)の形状を簡素化(段差等のない面に)することができる。
この連結状態において、ズーム駆動リング173を操作してカム筒170を回転させ、第2レンズ群150(レンズG2)及び第3レンズ群160(レンズG3)を望遠投影位置(テレ)に位置付ける。続いて、フォーカス駆動リング144を操作して、第1レンズ群140を第2レンズ群150に対して相対的に移動させて、フォーカシング(ピント合わせ)を行う。
続いて、このピントが合った状態のまま、ズーム駆動リング173を操作してカム筒170を回転させ、第2レンズ群150(レンズG2)及び第3レンズ群160(レンズG3)を広角投影位置(ワイド)に位置付ける。
ここで、ズームトラッキングが所定の設定値からずれている場合は、ピントがボケるので、操作部材190を操作して雌ネジリング180を適宜回動させ、保持筒130を固定筒110に対して微調整しつつ光軸方向Lに相対的に移動させてピントを合わせる。
このように、作業者が操作部材190を適宜操作することで、光軸方向Lにおける保持筒130(レンズ)の位置を調整しピント合わせ等を行うことができるため、従来のように保持筒を直接指で掴んで前後させる場合に比べて、微調整が可能となり、それ故に高精度な位置決めを行うことができ、又、調整作業を円滑に行えるため、生産性が向上する。
再び、ズーム駆動リング173を操作してカム筒170を回転させ、第2レンズ群150(レンズG2)及び第3レンズ群160(レンズG3)を望遠投影位置(テレ)に位置付ける。そして、ピントがずれている場合は、再び前述同様に、フォーカス駆動リング144の操作によるフォーカシング、ズーム駆動リング173の操作による広角投影位置での操作部材190を用いたピント合わせ等を繰り返し、いずれの位置においてもピントが合った時点で、ズームトラッキング調整を終了する。そして、締結ネジ120をネジ穴135aに捩じ込んで、保持筒130を固定筒110に固定する。
以上の調整作業が終了すると、操作部材190を、雌ネジリング180から取り外し、次のズームレンズ鏡筒100を調整するために用いる。
このように、調整作業が済んだ後は、操作部材190を取り外すことができるため、一体的に組み込まれる場合に比べて、ズームレンズ鏡筒100の部品点数を削減でき、又、取り外した操作部材190を他のズームレンズ鏡筒100の調整作業に用いることができ、全体としてコストを低減することができる。
図6ないし図10は、本発明に係るレンズ調整装置を備えたズームレンズ鏡筒の他の実施形態を示すものであり、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。尚、図6はズームレンズ鏡筒の外観斜視図、図7はズームレンズ鏡筒の分解斜視図、図8は操作部材を示す図、図9はズームレンズ鏡筒の側面及び部分断面図、図10はズームレンズ鏡筒の光軸を含む部分断面図である。
この実施形態に係るズームレンズ鏡筒100´は、図6ないし図10に示すように、フランジ101に一体的に形成された固定筒110、固定筒110に対して締結ネジ120により固定された保持筒130´、保持筒130´において光軸方向Lに配列して保持された第1レンズ群140,第2レンズ群150,第3レンズ群160、第2レンズ群150及び第3レンズ群160を光軸方向Lに相対的に移動させるべく保持筒130に回動自在に支持されたカム筒170、調整機構の一部をなす操作部材290等により形成されている。
保持筒130´は、図6ないし図10に示すように、略円筒状に形成されており、円筒状の連結部131、連結部131の外周面131aに円弧状に形成された雄ネジ部132´、ガイド長孔133a,133b、円弧状の長孔134、固定筒110のガイド凹部113にそれぞれ嵌合される3つの凸部135、締結ネジ120をねじ込む3つのネジ穴135a等を備えている。
操作部材290は、図6ないし図10に示すように、全体として略角柱状に形成されており、固定筒110の案内長孔111の光軸方向の少なくとも一方側の端面に摺動し得る幅寸法にて伸長して形成された挿入部291、挿入部291の端面に形成された雌ネジ部291a、挿入部291よりも幅広寸法に形成されて円弧状の当接面をもつ当接部292等を備えている。
当接部292は、固定筒110の外周面110bに摺動自在に当接するように、外周面110bの曲率と同一の曲率をもった円弧面に形成されている。
そして、操作部材290は、調整作業を行う場合に、その挿入部291が固定筒110の外側から案内長孔111を通して連結されて、その端面に形成された雌ネジ部291aが保持筒130´の雄ネジ部132´に螺合させられる。
この連結状態において、操作部材290は、案内長孔111により、光軸方向Lへの移動が規制されつつ周方向(光軸L回り)の所定角度範囲に亘って移動させられるようになっている。すなわち、操作部材190を操作するだけで、雌ネジ部291aと雄ネジ部132´との噛合関係により、保持筒130´(レンズG1,G2,G3)が固定筒110に対して光軸方向Lに移動させられるようになっている。尚、当接部292は、固定筒110に対する操作部材290の倒れ等を防止して、操作部材290の円滑な操作を補助するものである。一方、調整作業が済むと、操作部材290は、固定筒110及び雄ネジ部132´から取り外されるようになっている。
すなわち、操作部材290は、その雌ネジ部291aと保持筒130´の雄ネジ132´とにより構成される送りネジ機構を回動させて、取り付けの基準となる固定筒110に対する保持筒130´の移動量を調整するものであり、この操作部材290と、送りネジ機構(雄ネジ132´、雌ネジ部291a)とにより、保持筒130´を固定筒110に固定する前に光軸方向Lにおける両者の相対的な位置を調整する調整機構が構成されている。
このように、調整機構を、雄ネジ部132´、雌ネジ部291aをもつ操作部材290により構成したことで、調整機構をさらに簡略化でき、それ故にこの調整機構を備えたレンズ調整装置、あるいは、このレンズ調整装置を備えたズームレンズ鏡筒を、さらに小型化、軽量化できる。
次に、上記ズームレンズ鏡筒100´の組み付け及び初期調整作業(ズームトラッキング調整)について説明する。
先ず、図7に示すように、レンズ群140,150,160、カム筒170等が予め組み込まれた保持筒130´、プロジェクタPの筐体に固定された固定筒110、操作部材290、締結ネジ120等を用意する。
続いて、3つの凸部135を対応するガイド凹部113にそれぞれ嵌合させるようにして、保持筒130´を固定筒110に挿入する。このとき、保持筒130´は固定筒110に対して光軸方向Lに移動可能に連結されている。
続いて、操作部材290を固定筒110の外側から近づけて、その挿入部291を案内長孔111に通して固定筒110に可動に連結すると共に雌ネジ部291aを雄ネジ部132´に螺合させる。このとき、当接部292は、固定筒110の外周面110bに摺動自在に当接して、操作部材290の倒れ等を防止している。
このように、固定筒110の径方向外側から案内長孔111を通して操作部材290を取り付けることができるため、組み付け作業が簡単であり、又、操作部材290の光軸方向Lへの移動が案内長孔111により規制されかつ当接部292により倒れ等が防止されることで、操作部材290を円滑に操作することができる。
この連結状態において、ズーム駆動リング173を操作してカム筒170を回転させ、第2レンズ群150(レンズG2)及び第3レンズ群160(レンズG3)を望遠投影位置(テレ)に位置付ける。続いて、フォーカス駆動リング144を操作して、第1レンズ群140を第2レンズ群150に対して相対的に移動させて、フォーカシング(ピント合わせ)を行う。
続いて、このピントが合った状態のまま、ズーム駆動リング173を操作してカム筒170を回転させ、第2レンズ群150(レンズG2)及び第3レンズ群160(レンズG3)を広角投影位置(ワイド)に位置付ける。
ここで、ズームトラッキングが所定の設定値からずれている場合は、ピントがボケるので、操作部材290を操作して保持筒130´を回動させることで、保持筒130´を固定筒110に対して微調整しつつ光軸方向Lに相対的に移動させてピントを合わせる。
このように、作業者が操作部材290を適宜操作することで、光軸方向Lにおける保持筒130´(レンズ)の位置を調整しピント合わせ等を行うことができるため、従来のように保持筒を直接指で掴んで前後させる場合に比べて、微調整が可能となり、それ故に高精度な位置決めを行うことができ、又、調整作業を円滑に行えるため、生産性が向上する。
再び、ズーム駆動リング173を操作してカム筒170を回転させ、第2レンズ群150(レンズG2)及び第3レンズ群160(レンズG3)を望遠投影位置(テレ)に位置付ける。そして、ピントがずれている場合は、再び前述同様に、フォーカス駆動リング144の操作によるフォーカシング、ズーム駆動リング173の操作による広角投影位置での操作部材290を用いたピント合わせ等を繰り返し、いずれの位置においてもピントが合った時点で、ズームトラッキング調整を終了する。そして、締結ネジ120をネジ穴135aに捩じ込んで、保持筒130´を固定筒110に固定する。
以上の調整作業が終了すると、操作部材290を、固定筒110及び雄ネジ部132´から取り外し、次のズームレンズ鏡筒100´を調整するために用いる。
このように、調整作業が済んだ後は、操作部材290を取り外すことができるため、一体的に組み込まれる場合に比べて、ズームレンズ鏡筒100´の部品点数を削減でき、又、取り外した操作部材290を他のズームレンズ鏡筒100´の調整作業に用いることができ、全体としてコストを低減することができる。
上記実施形態においては、調整機構として、保持筒130,130´の外周面131aに形成された雄ネジ132,雄ネジ部132´、固定筒110の内周面110aに回動自在に支持された雌ネジリング180,操作部材290に一体的に形成された雌ネジ部291a、脱着自在な操作部材190,290等を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、保持筒と固定筒との間に相対的な移動を生じさせるものであれば、その他の構造をなす送りネジ機構及び操作部材を採用することができる。
上記実施形態においては、操作部材190,290を脱着自在に形成した場合を示したが、これに限定されるものではなく、収容空間が確保されれば一体的に組み付けられる操作部材を採用してもよい。
上記実施形態においては、ズームレンズ鏡筒100,100´が、3つのレンズ群140,150,160を備えると共に、全てのレンズ群140,150、160が相対的に移動可能な構成において、本発明に係るレンズ調整装置を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、二つあるいは四つ以上のレンズ群を備える構成、あるいは、少なくとも一つのレンズ群が移動不能に固定された構成において、本発明のレンズ調整装置を採用してもよい。
上記実施形態においては、本発明に係るレンズ調整装置を、プロジェクタPのズームレンズ鏡筒100,100´に採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、デジタルカメラ、銀塩フィルム式のカメラ等に搭載されるレンズ鏡筒を含め、その他の光学システムにおけるレンズ鏡筒にも、同様に採用することができる。
以上述べたように、本発明のレンズ調整装置は、ズームトラッキング調整等において、ピント合わせの調整作業を高精度にかつ円滑に行うことができるため、プロジェクタのズームレンズ鏡筒に有用であるのは勿論のこと、デジタルカメラ、銀塩フィルム式カメラ等のレンズ鏡筒、さらにはその他の光学システムにおいてレンズの位置調整が必要な場合にも有用である。
本発明に係るレンズ調整装置を採用したズームレンズ鏡筒を備えたプロジェクタのシステム図である。 本発明に係るレンズ調整装置を備えたズームレンズ鏡筒の一実施形態を示す外観斜視図である。 図2に示すズームレンズ鏡筒の分解斜視図である。 図2に示すズームレンズ鏡筒の側面及び部分断面図である。 図2に示すズームレンズ鏡筒の部分断面図である。 本発明に係るレンズ調整装置を備えたズームレンズ鏡筒の他の実施形態を示す外観斜視図である。 図6に示すズームレンズ鏡筒の分解斜視図である。 図6に示すレンズ調整装置に含まれる操作部材を示すものであり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は端面図である。 図6に示すズームレンズ鏡筒の側面及び部分断面図である。 図6に示すズームレンズ鏡筒の部分断面図である。 従来のズームレンズ鏡筒を示す部分断面図である。
符号の説明
L 光軸方向
P プロジェクタ
S スクリーン
G1,G2,G3 レンズ
100,100´ ズームレンズ鏡筒
101 フランジ
110 固定筒
110a 内周面
100b 外周面
111 案内長孔
112 貫通孔
113 ガイド凹部
120 締結ネジ
130 固定筒
131 連結部
131a 外周面
132 雄ネジ(送りネジ機構、調整機構)
132´ 雄ネジ部(送りネジ機構、調整機構)
133a,133b ガイド長孔
134 長孔
135 凸部
135a ネジ穴
140 第1レンズ群
141 レンズ枠
142 雄ネジ
144 フォーカス駆動リング
150 第2レンズ群
151 レンズ枠
152 フォロワピン
153 雌ネジ
160 第3レンズ群
161 レンズ枠
162 フォロワピン
170 カム筒
171,172 カム溝
173 ズーム駆動リング
180 雌ネジリング(送りネジ機構、調整機構)
181 雌ネジ
182 連結孔
190 操作部材(調整機構)
191 連結部
290 操作部材(調整機構)
291 挿入部
291a 雌ネジ部(送りネジ機構)
292 当接部

Claims (8)

  1. 光軸方向に軸心をもつ固定筒と、レンズを保持すると共に前記固定筒に固定される保持筒と、前記保持筒を前記固定筒に固定する前に光軸方向における相対的な位置を調整する調整機構と、を備え、
    前記調整機構は、前記保持筒と前記固定筒との間に介在して回動により光軸方向の相対的な移動を生じさせる送りネジ機構と、前記送りネジ機構を回動させて移動量を調整する操作部材と、を有する、
    ことを特徴とするレンズ調整装置。
  2. 前記操作部材は、前記送りネジ機構に対して、脱着自在に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ調整装置。
  3. 前記送りネジ機構は、前記保持筒の外周面に形成された雄ネジと、前記雄ネジに螺合する雌ネジを有すると共に前記固定筒の内周面に回動自在に支持された雌ネジリングと、を含み、
    前記操作部材は、前記雌ネジリングを回動させるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ調整装置。
  4. 前記固定筒は、前記操作部材を径方向外側から挿通させると共に周方向の所定角度範囲を往復動自在に案内する案内長孔を有する、
    ことを特徴とする請求項3記載のレンズ調整装置。
  5. 前記送りネジ機構は、前記保持筒の外周面に形成された雄ネジ部と、前記雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を有すると共に前記固定筒に対して周方向の所定角度範囲を往復動自在に支持された前記操作部材と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1記載のレンズ調整装置。
  6. 前記操作部材は、前記固定筒及び雄ネジ部に対して脱着自在に形成されている、
    ことを特徴とする請求項5記載のレンズ調整装置。
  7. 前記固定筒は、前記操作部材を径方向外側から挿通させると共に周方向の所定角度範囲を往復動自在に案内する案内長孔を有し、
    前記操作部材は、前記固定筒の外周面に摺動自在に当接する当接部を有する、
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のレンズ調整装置。
  8. 前記保持筒は、光軸方向に配列されて相対的に移動する少なくとも3つのレンズ群を保持する、
    ことを特徴とする請求項1ないし7いずれかに記載のレンズ調整装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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