JP2006084123A - グリル付きコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コンロ本体(3)の前面のグリル扉(21)と、グリル扉(21)の左右に隣接するアルミニウム製の矩形状の器具操作部とを具備し、前記グリル扉(21)と器具操作部の上端は略同一高さに設定されており、前記グリル扉(21)が閉じられた状態では、前記グリル扉(21)と器具操作部の前面相互が略面一になるグリル付きコンロに於いて、グリル庫入口から排出される熱気で器具操作部のグリル側の上端コーナ部が過熱される不都合を防止する。
【解決手段】 前記グリル扉(21)の裏面に対向する部位には、一端が前記器具操作部のグリル側端部に接触又は近接する水平桟(4)が設けられており、前記水平桟(4)は、前記グリル扉(21)の裏面上端から下方へ続く横長帯状の上部域に対向する所定縦幅の縦壁(401)と、該縦壁(401)の下辺から後方に延びる底壁(402)を備えていること。
【選択図】 図2

Description

本発明は、グリル付きコンロに関するものである。
高級志向の加熱調理用のコンロでは、そのコンロ本体の前面のコンロ操作部やグリル扉が樹脂パネルであると高級感を損なうことから、前記コンロ操作部やグリル扉をアルミニウム製とし、アルミニウムの持つ光沢により高級感を醸し出せるようにしており、かかるグリル付きコンロとして、既に、特願2004−171307号や特願2004−180506号のものを出願した。
前記先願のグリル付きコンロは、図1のものと実質的に同様の構成を有している。
このものは、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設された開口(K1)に落とし込み状態に装着される形式のものであり、コンロ本体(3)の上部にはガスバーナ(31)(32)(36)が配設されている。
コンロ本体(3)の前面略中央には、グリル扉(21)(窓ガラス(212)以外はアルミニウムで形成されている)が配設されていると共に、前記グリル扉(21)の右側にはアルミニウムで押し出し成形されたコンロ操作部(23)が位置している。そして、コンロ操作部(23)には、ガスバーナ(31)(32)(36)の点・消火と火力調整機能を兼備した操作摘み(24)(25)(28)が配設されている。尚、操作摘み(24)(25)(28)は、押し込み操作の繰り返しによってコンロ操作部(23)から突出した使用状態(同図のグリル用摘み(37)の状態)と、コンロ操作部(23)と面一になった不使用状態との2状態に変化する。
一方、グリル扉(21)の左側にはアルミニウムで押し出し成形されたグリル操作部(22)が位置していると共に、該グリル操作部(22)にはグリル用摘み(37)が設けられている。
図6に示すように、グリル扉(21)は、裏板(211)と協働して窓ガラス(212)の上縁部を挟持するアルミニウム製の上部プレート(213)を具備しており、上部プレート(213)の裏には鋼板製の遮熱板(214)がビス(b)で取り付けられている。
又、コンロ本体(3)には、グリル扉(21)の上端に略接する位置まで延びる庇(33)が連設されており、該庇(33)と前記遮熱板(214)の上下間には、グリル庫(27)側からグリル扉(21)の上部プレート(213)への熱伝達を抑制する為の断熱空間(34)が形成されている。
このものでは、グリル扉(21)の下部に突設された取っ手(H)を引張ると、グリル扉(21)の裏面に連設されたグリルパン(74)や焼網(26)が前方へ引き出され、これにより、グリル庫(27)が開放される。
特開2001−33045号公報
しかしながら、上記先行技術のものでは、使用者が調理の際に誤ってグリル扉(21)が完全に閉じられていない状態(以下、「半開き状態」という。)で調理すると、グリル庫入口(20)から排出される熱気が、グリル庫入口(20)の上部域(庇(33)の前縁(33a)近傍)を上昇しながら左右にも拡散する。即ち、図7に示すように、グリル庫入口(20)の上部の左右コーナ部から矢印(A1)(A2)で示す斜め上方に向かって熱気が拡散排出される。従って、グリル操作部(22)やコンロ操作部(23)のグリル側の上端コーナ部(224)(234)には、これに続く下方域に比べて多量の熱気が接触し、これにより、前記上端コーナ部(224)(234)が集中的に加熱される。特に、この種のガスコンロでは、高級感を醸し出すために、既述の如くグリル操作部(22)やコンロ操作部(23)が熱伝導率の高いアルミニウム材料で形成されていることから、前記上端コーナ部(224)(234)が高温になり易い。
又、上記グリル付きコンロでは、グリル庫入口(20)の上方の庇(33)は一枚の金属板で構成されて強度が不十分であることから、カウンタートップ(K)の開口(K1)にコンロ本体(3)を落とし込む設置工事時に、作業者が前記庇(33)の部分を持つと、これが変形する恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みて成されたもので、
『コンロ本体(3)の前面に開放するグリル庫入口(20)を開閉する為の矩形状のグリル扉(21)と、
前記コンロ本体(3)の前面であって、前記グリル扉(21)の横に隣接して配設されたアルミニウム製の矩形状の器具操作部とを具備し、
前記グリル扉(21)と器具操作部の上端は互いに略同一高さに設定されており、
前記グリル扉(21)が閉じられた状態では、前記グリル扉(21)と器具操作部の夫々の前面相互が略面一になるグリル付きコンロ』に於いて、グリル扉(21)の開放時にグリル庫入口から排出される熱気で器具操作部のグリル側の上端コーナ部が過熱される不都合を防止すると共に、グリル庫入口の上縁が設置作業時等に持ち上げられて変形する不都合を防止することをその課題とする。
[請求項1に係る発明]
前記課題を解決する為の請求項1に係る発明の技術的手段は、
『前記グリル扉(21)の裏面に対向する部位には、一端が前記器具操作部のグリル側端部に接触又は近接する水平桟(4)が設けられており、
前記水平桟(4)は、前記グリル扉(21)の裏面上端から下方へ続く横長帯状の上部域に対向する所定縦幅の縦壁(401)と、該縦壁(401)の下辺から後方に延びる底壁(402)を備えている』ことである。
上記技術的手段によれば、一端が器具操作部のグリル側端部に接近又は近接する水平桟(4)は、グリル扉(21)の裏面に対向する部位に位置していると共に、該グリル扉(21)の裏面上端から下方へ向かう横長帯状の上部域に対向する所定縦幅の縦壁(401)と、該縦壁(401)の下辺から後方に延びる底壁(402)を備えている。従って、グリル扉(21)が半開き状態で調理されると、グリル庫入口から排出される熱気は、前記底壁(402)から縦壁(401)に沿って上昇する。即ち、器具操作部の上端よりも前記縦壁(401)の上下寸法だけ下方から熱気が排出される。
従って、前記熱気が器具操作部のグリル側の上端コーナ部に集中的に接触しにくくなり、該上端コーナ部が局部的に加熱されにくくなる。
一方、図8に示すように、本発明によれば、コンロ操作部(23)等の器具操作部(X)の上端コーナ部(Xc)等よりも前記縦壁の上下寸法Lだけ下方の部位(P)に熱気が接触し易くなるが、下方の部位(P)の熱は、該部位(P)を中心とする180度の角度範囲に拡散するので、上端コーナ部(Xc)の熱が90度の角度範囲しか拡散しない既述先行技術のものに比べ、熱拡散の角度範囲が広くなって局部加熱されにくい。
又、前記水平桟(4)は、所定縦幅の縦壁(401)とその下辺から下方に延びる底壁(402)を有しているから、所定縦幅の縦壁(401)により、水平桟(4)の上下方向の変形強度が高くなる。従って、設置工事等の際に水平桟(4)部分が持ち上げられても変形する心配が少ない。
[請求項2に係る発明]
請求項1に係る発明に於いて、
『前記器具操作部は、前記グリル扉(21)の左右に隣接して各別に配設されたグリル操作部(22)及びコンロ操作部(23)である』ものでは、請求項1の発明と同様、水平桟(4)の作用により、グリル操作部(22)やコンロ操作部(23)のグリル側の上端コーナ部が局部的に加熱されにくくなる。
[請求項3に係る発明]
請求項1又は2に係る発明に於いて、
『前記コンロ本体(3)は、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設された開口(K1)に落とし込み状態に吊持される』ものでは、前述のように、水平桟(4)の縦壁の上下寸法Lだけ下方から熱気が排出されるから、排出される熱気がカウンタートップ(K)に接触するまでの上昇途中に外気で冷却されて温度低下する。従って、カウンタートップ(K)の過熱が抑制され、これにより、カウンタートップが熱的損傷を受け難くなる。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、器具操作部のグリル側領域が局部的に高温になる不都合がない。
器具操作部の裏側には、該操作部への電気配線や制御用の電子部品が接近して配設されているのが一般的であるが、請求項1に係る発明では前記のように器具操作部のグリル側領域が高温にならないから、前記電子部品等の熱的損傷を防止することができる。
又、設置工事等の際に水平桟(4)部分が持ち上げられても、該部分が変形する心配が少ない。
請求項2に係る発明では、器具操作部たるコンロ操作部(23)やグリル操作部(22)のグリル側端部の過熱防止が図れる。
請求項3に係る発明によれば、既述したように、カウンタートップ(K)の過熱が抑制され、該カウンタートップ(K)が熱的損傷を受け難くなる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係るグリル付きコンロは、既述先行技術と同様に、システムキッチンのカウンタートップに開設された開口に落とし込み状態に吊持されるドロップイン式のもの(図1参照)である。
コンロ本体(3)の天板(30)には五徳(311)(321)(361)とガスバーナ(31)(32)(36)が位置していると共に、コンロ本体(3)の前面略中央にはグリル装置(2)用の矩形状のグリル扉(21)が配設されている。又、天板(30)の後部には、後述のグリル庫(27)内に連通する排気口部(200)が形成されている。
前記グリル扉(21)の右側に位置する器具操作部たるコンロ操作部(23)には、既述したように、ガスバーナ(31)(32)(36)の点・消火と火力調整機能を兼備した操作摘み(24)(25)(28)が配設されていると共に、電源スイッチ(29)が配設されている。又、操作摘み(24)(25)(28)の下方には、コンロ部の種々の機能をセットする引出し式操作部(39)が設けられており、引出し式操作部(39)は、後述するグリル用の引出し式操作部(38)と同様にコンロ本体(3)に対して、引き出し・押し込み自在に装着されている。
グリル扉(21)の左側に位置する器具操作部たるグリル操作部(22)には、後述のグリル庫(27)内に設けられたグリル用バーナの点・消火と火力調整機能を兼備した操作摘み(37)が配設されている。又、グリル操作部(22)の下部に設けられたグリル用の引出し式操作部(38)は、不使用時にはコンロ本体(3)に対して押し込んだ収納状態にできるようになっており、図1に示すように、引出し式操作部(38)をコンロ本体(3)から引き出すと、該引出し式操作部(38)の内部に設けられたタッチパネル式操作部(380)が現れる。このタッチパネル式操作部(380)には、種々のスイッチ操作部が配設されている。
コンロ本体(3)は上方開放の矩形箱状に形成されており、その上部に突設された吊下げ枠(3a)の上端には、図2に示すように、係合フランジ(3b)が周設されており、コンロ本体(3)をカウンタートップ(K)に開設した開口(K1)に落とし込んだ状態で、係合フランジ(3b)を前記開口(K1)の開口周縁に係止して、コンロ本体(3)をカウンタートップ(K)に吊持させる構造になっている。そして、カウンタートップ(K)上に載置する天板(30)により前記コンロ本体(3)の上方域全体が覆われる。
コンロ本体(3)の前面には、前述のように、グリル装置(2)のグリル庫入口(20)を開閉するグリル扉(21)とその左右に隣接して設けられた矩形状のグリル操作部(22)やコンロ操作部(23)が位置しており、グリル扉(21)は、図2,図3に示す構造を有している。尚、グリル扉(21)が閉じられた状態では、該グリル扉(21)と左右のグリル操作部(22)及びコンロ操作部(23)の前面が互いに略面一になる。又、グリル扉(21)とグリル操作部(22)及びコンロ操作部(23)の上端は、互いに略同一高さに設定されている。
グリル扉(21)は、裏板(211)と、横長長方形の窓ガラス(212)と、窓ガラス(212)の前面の上下部に各別に当接される上部プレート(213)と下部プレート(215)とを具備している。
裏板(211)の裏面には、前方(窓ガラス(212)方向)に窪んだ凹部(211b)が形成されており、凹部(211b)の底壁に開設された窓孔(211a)は窓ガラス(212)で前方から覆われている。尚、窓ガラス(212)の上辺は、裏板(211)の上端フランジ(211c)の下面に当接している。
前記窓ガラス(212)の前面上部に添設される横長長方形の上部プレート(213)は、縦板部(213a)とその上下中央部から後方に突出する水平裏板(213b)を備えており、縦板部(213a)の裏面であって水平裏板(213b)の下方域が窓ガラス(212)の上部前面に当接している。又、前記水平裏板(213b)は、裏板(211)の上端フランジ(211c)の上に重ねられており、水平裏板(213b)上には断面L字状の鋼板製の遮熱板(216)が載置されている。この遮熱板(216)の下端水平部(216a)と、上部プレート(213)の水平裏板(213b)と、裏板(211)の上端フランジ(211c)の重ね合わせ部は図示しない結合ビスで結合されている。
前記遮熱板(216)の垂直板(216b)の両側辺から前方に屈曲する舌片(216c)は、グリル扉(21)の上部プレート(213)の前記縦板部(213a)に当接しており、これにより、上部プレート(213)の上端に連設された後方フランジ(213c)の遮熱板(216)の垂直板(216b)を面一に仕上げている。
グリル装置(2)のグリル庫(27)の天井部は、下天井板(274)と上天井板(275)とから成る二重構造になっている。
上天井板(275)の前端部は下方に屈曲されて垂下フランジ(275a)が形成されている。
グリル庫入口(20)の周縁に沿って配設される額縁状の入口枠(276)は、金属板を抜き加工及び曲げ加工して矩形枠状に形成したもので、図2,図4に示すように、後方開放のコ字状断面を有する下辺部(276a)と、その両端から立上る左右一対の側辺部(276b)(276c)を備えている。この左右一対の側辺部(276b)(276c)には、小孔(S1)(S2)が各別に形成されている。入口枠(276)の上辺部(276d)(後方開放のコ字状断面を有する)の後端には左右全域に亘って帯状起立板(276e)が起立しており、この帯状起立板(276e)の左右両端近傍には、ネジ孔(276f)(276g)が形成されている。又、帯状起立板(276e)の両端には前方に屈曲した側部舌片(276h)(276i)が連設されている。
前記入口枠(276)の上部前面に重ねられる補強枠(271)は、断面L字状の上辺部(271a)と、その両端から下方に延びる左右一対の側辺部(271b)(271c)を具備している。両側辺部(271b)(271c)の上部にはネジ孔(271f)(271g)が形成されていると共に、下端部には、前記小孔(S1)(S2)(入口枠(276)の側辺部(276b)(276c)に開設されている。)に差し込む為の差込舌片(T1)(T2)が夫々突設されている。又、補強枠(271)の左右両側部は三角状のサイドプレート(271d)(271e)で覆われている。更に、補強枠(271)の上辺部(271a)の左右両端部には、既述入口枠(276)の帯状起立板(276e)に形成された左右両端のネジ孔(276f)(276g)に重ねられるネジ挿通孔(271h)(271i)を具備する取付片(271j)(271k)が起立している。
前記補強枠(271)の上辺部(271a)にネジ固定される水平桟(4)(グリル操作部(22)とコンロ操作部(23)の上部相互の間隔に適合する長さに設定されている)は、コ字状断面の主体部(40)を具備しており、この主体部(40)は、縦壁(401)とその上下辺部から後方へ屈曲する上壁(403)及び底壁(402)を備えている。上壁(403)は、図3に示すように、後述する上部飾り板(5)の前縁のヘミング部(52)が着座する段落ち部(403a)と、これの後方に続く上段部(403b)を備えている。
水平桟(4)の主体部(40)の前面部に位置する縦壁(401)は、図3に示すように、グリル扉(21)の上部プレート(213)の裏面上端から下方へ続く横長長方形の上部域(R)に対向している。
図4に示すように、水平桟(4)を構成する主体部(40)(グリル操作部(22)とコンロ操作部(23)の相互間隔に一致する長さに設定されている)の底壁(402)の後端から垂下フランジ(41)が屈曲垂下しており、垂下フランジ(41)の左右両端部からは、前記補強枠(271)の側辺部(271b)(271c)の上部近傍のネジ孔(271f)(271g)に重ねられるネジ挿通孔(41a)(41b)を有する取付片(41c)(41d)が下向きに延長されている。そして、上記ネジ挿通孔(41a)(41b)とこれに対応する補強枠(271)のネジ孔(271f)(271g)の重ね合わせ部にビス(b2)(図2,図3参照)を螺入すると、水平桟(4)と補強枠(271)が結合される。
図2,4に示すように、水平桟(4)の主体部(40)の上壁(403)に対して上方から重ねられる上部飾り板(5)は、全体として横長の長方形に形成されていると共に、その前辺部は下側に折り返されてヘミング部(52)になっている。又、上部飾り板(5)の後部の左右中央部は所定幅に亘って下方に屈曲されて帯状垂下片(53)になっており、該帯状垂下片(53)の左右両端部には、既述補強枠(271)の左右両端の取付片(271j)(271k)に形成されたネジ挿通孔(271h)(271i)に重ねられるネジ孔(53a)(53b)が形成されている。従って、入口枠(276)上端の帯状起立板(276e)に形成された左右のネジ孔(276f)(276g)と、補強枠(271)の左右両端の取付片(271j)(271k)に形成されたネジ挿通孔(271h)(271i)と、更に、上部飾り板(5)の帯状垂下片(53)の左右両端のネジ孔(53a)(53b)を、後方から順次前方へ重ね合わせて該重ね合わせ部にビス(b1)(図2,図3参照)を螺入すると、入口枠(276)と補強枠(271)と上部飾り板(5)が結合される。
グリル扉(21)の下部に配設された下部プレート(215)の表面は、全域的にアルミパネル(A)で覆われていると共に、下部プレート(215)には前方に突出するハンドル(H)が取り付けられている。
グリル扉(21)の裏面下部には、金属棒を平面矩形状に屈曲したグリルパン支持枠(71)の前方起立辺(72)が固定金具(73)で固定されている。グリルパン支持枠(71)には、グリルパン(74)の周辺フランジ(740)が上方から係合していると共に、グリルパン(74)の上面の起立板(75)には焼網(26)が載置されている。尚、グリル庫(27)内には、食材を加熱する為の図示しないガスバーナが配設されている。
図5は、グリル扉(21)を除去した状態を表したグリル付きコンロの斜視図である。
アルミニウム製のグリル操作部(22)とコンロ操作部(23)の上面相互間には、既述した上部飾り板(5)が架設状態に配設されている。又、コンロ操作部(23)とグリル操作部(22)のグリル側端部には裏面支持枠(a)が添設され、これにより、グリル庫(27)の熱気がコンロ操作部(23)やグリル操作部(22)の背面側の電気部品室に侵入するのが防止されている。又、グリル庫入口(20)の上部には、上部飾り板(5)の前縁に沿って下方から当接する水平桟(4)が位置していると共に、水平桟(4)の左右両端はグリル操作部(22)とコンロ操作部(23)に接触(接近状態でも良い)している。これにより、図3に示すように、グリル扉(21)が半開きの状態にあるときには、グリル操作部(22)とコンロ操作部(23)の上端コーナ部(224)(234)(図7参照)よりも水平桟(4)の縦壁(401)の上下寸法Lだけ下方から熱気が排出されるようになっている。従って、この熱気が前記上端コーナ部(224)(234)に集中的に接触せず、該部分が局部的に高温に成る不都合が防止できる。
又、前記水平桟(4)は、所定縦幅の縦壁(401)とその下辺から下方に延びる底壁(402)を有しているから、前記縦壁(401)により、水平桟(4)の上下方向の変形強度が高くなる。従って、設置工事等の際に水平桟(4)部分が持ち上げられても変形する心配が少ない。
更に、水平桟(4)の縦壁(401)の上下寸法Lだけ下方から熱気が排出されるから、排出される熱気がカウンタートップ(K)の前縁(K2)に接触するまでの上昇途中に外気で冷却されて温度低下する。従って、カウンタートップ(K)の過熱が抑制され、これにより、カウンタートップ(K)が熱的損傷を受け難くなる。
[その他]
1.上記実施の形態では、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設された開口(K1)に落とし込み状態に装着するドロップインコンロに本発明を適用したが、本発明はテーブルコンロに適用することもできる。この場合も既述実施の形態と同様に、グリル操作部(22)やコンロ操作部(23)のグリル側上端コーナ部が局部的に加熱される不都合が防止されると共に、コンロ移動時等にグリル入口(20)上部の水平桟(4)部分が持ち上げられても、該水平桟(4)が変形しにくいものとなる。
2.上記実施の形態では、コンロやグリルの熱源としてガスバーナを使用したが、これに代えて電気ヒータや電磁コイルを使用してもよい。
3.水平桟(4)を補強枠(271)と一体的に構成してもよい。即ち、一枚の金属ブランクを曲げることにより、補強枠(271)の上部に水平桟(4)を一体形成してもよい。
4.グリル操作部(22),コンロ操作部(23)及びカウンタートップ(K)の既述した過熱抑制や、既述したグリル庫入口(20)の上部の変形防止が図られる限り、水平桟(4)の底壁(402),縦壁(401)及び上壁(403)の寸法は任意に選択できる。
5.グリル扉(21)の左又は右の何れか一方に、コンロ操作部(23)とグリル操作部(22)を片寄せて配設してもよい。
本発明の実施の形態を説明するガスコンロの全体斜視図 グリル庫入口(20)部分の拡大断面図 グリル扉(21)の開放部の拡大断面図 水平桟(4),補強枠(271),入口枠(276),上部飾り板(5)の分解斜視図 図1のガスコンロにおいてグリル扉(21)を除去した状態の図 先行技術としてのガスコンロのグリル部の断面図 グリル扉(21)を開けた状態を示す先行技術のガスコンロの正面図 本発明の作用説明図
符号の説明
(3)・・・コンロ本体
(4)・・・水平桟
(20)・・・グリル庫入口
(21)・・・グリル扉
(22)・・・グリル操作部
(23)・・・コンロ操作部

Claims (3)

  1. コンロ本体(3)の前面に開放するグリル庫入口(20)を開閉する為の矩形状のグリル扉(21)と、
    前記コンロ本体(3)の前面であって、前記グリル扉(21)の横に隣接して配設されたアルミニウム製の矩形状の器具操作部とを具備し、
    前記グリル扉(21)と器具操作部の上端は互いに略同一高さに設定されており、
    前記グリル扉(21)が閉じられた状態では、前記グリル扉(21)と器具操作部の夫々の前面相互が略面一になるグリル付きコンロに於いて、
    前記グリル扉(21)の裏面に対向する部位には、一端が前記器具操作部のグリル側端部に接触又は近接する水平桟(4)が設けられており、
    前記水平桟(4)は、前記グリル扉(21)の裏面上端から下方へ続く横長帯状の上部域に対向する所定縦幅の縦壁(401)と、該縦壁(401)の下辺から後方に延びる底壁(402)を備えている、グリル付きコンロ。
  2. 請求項1に記載のグリル付きコンロに於いて、
    前記器具操作部は、前記グリル扉(21)の左右に隣接して各別に配設されたグリル操作部(22)及びコンロ操作部(23)である、グリル付きコンロ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のグリル付きコンロに於いて、
    前記コンロ本体(3)は、システムキッチンのカウンタートップ(K)に開設された開口(K1)に落とし込み状態に吊持される、グリル付きコンロ。
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